260 :鮪だった・・・[]:2010/10/18(月) 18:02:42.48 ID:uROz58Bu0
タイミングがあわず前々スレ>>98から

いままでのお話

  • 俺が規律指導の名目で501にやってきた
  • エセ外人だった
  • 計測っぽいことした
  • 話が一向に進まない


261 :鮪 >>259イチャラブのイの字もない俺ガイル[]:2010/10/18(月) 18:06:31.96 ID:uROz58Bu0

坂本「と、いうわけで午後からは模擬戦形式の飛行訓練だ」

坂本「夜間哨戒のエイラとサーニャを抜いたメンバー全員で、二人一組になってペイント弾で撃ち合い、最後まで残っていた組の勝利」

坂本「なお、ビリには1週間便所掃除をやってもらうことになる。質問はあるか?」

俺「固有魔法の使用は許されているのかね?」

坂本「基本的にシールドと怪我に繋がるような魔法は禁止、それ以外は負担のない程度なら許可する。コンビネーションは無線で各自取ればいい」

ミーナ「それと、今回の訓練には俺少佐の能力を見定めるという目的もあります。ですから、手は抜かないように」

俺「ふむ、了解したよヴィルケ中佐」

坂本「ペアは好きに組めばいい。 では、他に質問がないようなら編成を決めよう」


262 :鮪[]:2010/10/18(月) 18:11:49.88 ID:uROz58Bu0
芳佳「リーネちゃん組もう!」
リーネ「うん♪」

ルッキーニ「シャーリー!」ダイブ
シャーリー「ルッキーニ!」キャッチ

エーリカ「ん~、じゃあ私は俺少佐とでも・・・」

バルクホルン「いやハルトマン、お前はこっちだ」

エーリカ「えぇ~?」

バルクホルン「俺少佐の実力を確かめておきたい。お前もそうだろう?」

エーリカ「ん~、そうゆうことなら、わかった」

ペリーヌ「し、少佐! 私と一緒に・・・」

俺「うむ。Ms.クロステルマンだったか、よろしく頼むよ」

ペリーヌ「え? あ、いえ、私は坂本少佐と・・・」

少佐「では私はミーナと組もう。ペリーヌ、少佐の言うことをよく聞くんだぞ」

ミーナ「それと、少佐は二人になったんだから、ちゃんと名前で呼ばないとダメよペリーヌさん?」

ペリーヌ(がーんですわ・・・)


264 :鮪[]:2010/10/18(月) 18:17:06.57 ID:uROz58Bu0
ペリーヌ「よ、よろしくお願いしますわ・・・」

俺「HAHAHA、元気がないぞMs.クロステルマン! どうかしたかね?」

ペリーヌ「いえ、別に・・・(正直、距離感を図りかねますわ・・・)」

俺「そうかね? それと、先程の『少佐』の事なのだが、確かに少佐が二人というのもややこしい話だ」

俺「よって私のことはリバーシクールとでも呼んでくれればいい。前はそう呼ばれていたし、長ければクールとでも呼べばいいさ」

ペリーヌ「はあ・・・では、クール少佐?」

俺「少佐とつけては意味がないだろう?」

ペリーヌ「クール・・・いえ、やっぱり俺少佐。でお願いしますわ」

シャーリー「なんだなんだ、なかなか《いかす》名前じゃないか」

俺「なんなら皆もそう呼んでくれたまえ」

坂本「おしゃべりはそこまで、準備ができたら所定の位置につき、空砲が鳴ったらスタートだ」



坂本「大丈夫なようだな。よし、初めッ!!」パーン


265 :鮪[]:2010/10/18(月) 18:22:00.13 ID:uROz58Bu0

俺&ペリーヌペア


俺「さて、Ms.クロステルマン。先に私の能力を伝えておこう」

ペリーヌ「大体のことは聞いていますわ。超高速回避が可能で反面射撃はからっきしだとか」

俺「それで合っている。君の固有魔法は攻撃系だったね」

ペリーヌ「ええ、ですから訓練では使えませんし、貴方の魔法、増幅でしたっけ? それも無意味ですわ」

俺「了解した。そこで作戦があるのだが・・・」



坂本&ミーナペア


ミーナ「さてと、まずは状況把握ね」

坂本「そうだな、三次元空間把握で警戒を頼む。最も警戒すべきは・・・」

ミーナ「俺少佐ね。その間、美緒は周囲を警戒してて」

坂本「わかった。もし動きがないようならば俺少佐に軽く挨拶することにしよう」


267 :鮪[]:2010/10/18(月) 18:26:59.72 ID:uROz58Bu0

バルクホルン&エーリカペア


バルクホルン「ミーナ達は観戦に回るようだな」

エーリカ「私たちもそうする?」

バルクホルン「そうだな、牽制しつつ旋回、穴があれば突くぞ。警戒は怠るなよ」

エーリカ「トイレ掃除はやだもんね~」

バルクホルン「お前は少しは部屋の掃除をしろ!」


シャーリー&ルッキーニペア


ルッキーニ「どうするの? やっぱりおっちゃん狙い?」

シャーリー「いや、あの回避運動に敵だらけの中で突っ込むのはつらいな」

シャーリー「どうせしばらくすりゃバルクホルンが痺れを切らす。そこを狙うぞ!」

ルッキーニ「アイサー♪」



268 :鮪[]:2010/10/18(月) 18:32:03.39 ID:uROz58Bu0

芳佳&リーネペア


芳佳「みんな最初は流石に近づいてこないね」

リーネ「いつもは私たちが真っ先に狙われてるけど、多分、俺少佐が気になるからじゃないかな?」

芳佳「でも私たちは、その隙をついてペリーヌさんを狙おう」

芳佳「ふたりでなら一機くらい落とせるだろうし、そうすれば残った俺少佐に狙いが向かうと思う」

リーネ「うん、芳佳ちゃんの飛行速度なら俺少佐の攻撃は当たらないと思うよ」

芳佳「後ろは頼んだよリーネちゃん!」

リーネ「まかせて芳佳ちゃん!」



ペリーヌ「! 宮藤さんが一直線にこちらに向かってきますわ!!」

俺「後方ではMs.ビショップが低速で追飛行しながら構えているな」

ペリーヌ「ええ・・・では、手筈通りにいきますわよ俺少佐!」

俺「クールな私に任せておきたまえ! HAHAHAHA!!」

ペリーヌ「せいぜい『裏返し』にならないようお願いしますわ!」ビュン


270 :鮪[]:2010/10/18(月) 18:36:55.02 ID:uROz58Bu0
芳佳(ペリーヌさんが迎え撃つように前進してきた!)

リーネ(俺少佐は同じく前進しながら上昇・・・ペリーヌさんが芳佳ちゃんとすれ違って挟み撃ちかな?)

リーネ「大丈夫・・・芳佳ちゃんが抜かれたら、私が撃つ!!」

  位置関係
     鮪
    彡
       =犬   淫==      リーネ

芳佳「ペリーヌさん! 勝負です!!」
ペリーヌ「受けて立ちましてよ! 宮藤さん!!」
リーネ(俺少佐はまだ構えてない・・・ならペリーヌさんに集中できる)
俺(もう少し・・・あと少し・・・)

芳佳「やああああああああああ!!」ダダダダダダ

ペリーヌ「はっ!」パラタタタ

俺(2・・・1・・・今だ!!)クンッ
ペリーヌ「きゃっ!?」ガクッ!

芳佳(!? 急速でペリーヌさんが下降した!? これが俺少佐の魔法!!)

芳佳(後ろに回られたけど、後ろにはリーネちゃんがいる!)

芳佳(反応できない速さじゃない・・・こっちも挟み撃ちにできる!)

リーネ「そうだよ芳佳ちゃん、それにこの距離なら外さない」チャキッ


271 :鮪[]:2010/10/18(月) 18:41:59.87 ID:uROz58Bu0

リーネ(この角度、位置、そして基本速度なら、あの急旋回にも対応できる!)

リーネ「ごめんなさいペリーヌさん!」ドンッ ドンッ
俺「残念、そっちじゃあない」

 リーネの放ったペイント弾が、的確にペリーヌへと迫る。
 それは必中の一撃。
 続く二撃目はもしもの保険。
 そして三射四射のためにとスコープから視線を外した時、やっと気付く。

リーネ「え!?」
芳佳「ええぇぇぇえええええ!!??」グィン

 リーネとペリーヌのちょうど直線に、芳佳が割り込んだのだ。
 弾き出された銃弾は当然それを避けることなく、

――ベチャ、ベチャッ

 芳佳のストライカーへとまさに必中し――

ペリーヌ「そして、そうこうしてるうちに貴方の前に私がたどり着く、と」

リーネ「ぁ・・・」

ペリーヌ「せいぜい綺麗にお願いしますわね」タンッ


272 :鮪[]:2010/10/18(月) 18:46:26.21 ID:uROz58Bu0

シャーリー「・・・ひゅぅ」

バルクホルン「今、何が起きたんだ?」

エーリカ「宮藤が突然Uターンしたように見えたけど」

坂本「・・・俺少佐が宮藤のユニットの、出力比率を変えたということか?」

ミーナ「それで間違いなさそうよ。そうして宮藤さんの推進力を偏らせて、無理やりターンさせた・・・」

坂本「敵に回るとやっかいだな・・・」

ミーナ「でも、味方にすれば確かに心強いわね」

ルッキーニ「ペリーヌと芳佳、むしー♪」


290 :鮪[]:2010/10/18(月) 19:40:21.48 ID:KMkXseOAO
ペリーヌ「ふう・・・お疲れ様でしたわ」

俺「ううむ、結構いけたと思うんだがね。やはりエース達には敵わないか、HAHAHAHA」

坂本「いやいや、謙遜しなくていい。今回、私は見てるだけだったが少佐の腕には驚いた!」

バルクホルン「くそぅ、あの電光さえなければ・・・!」

ルッキーニ「まだクラクラする~」フラフラ

シャーリー「いやぁ参ったな。あの時って、タイミングはどうやって合わせたんだ?」

ミーナ「多分・・・無線かしら? 少し会話が変だった時があったんじゃないかしら」

ハルトマン「・・・あ~、あの時か。してやられた」

ペリーヌ「最初、何かと思いました・・・次からはもっとわかりやすくお願いしますわ」

俺「HAHAHA!! 分かりやすかったら意味がないだろう!!」

芳佳「最初に降りて見てましたけど、目で追うのがやっとでした!」

リーネ「しかも銃もほとんど使ってないなんて・・・」

俺「何、御覧の通り本当に当たらないだけだよ! HAHAHAHAHA!!!」


291 :鮪[]:2010/10/18(月) 19:42:15.00 ID:KMkXseOAO
ミーナ(単純な戦法、だけど、あの魔法の機動と特性が意識をそっちに持って行かせなかった・・・)

ミーナ(なるほど、たしかに『応用の効く能力』ってところね・・・)

ミーナ(でも乱用はできそうもない・・・か)

ミーナ(ペリーヌさんに魔法を使っていた時の俺少佐はほとんど無防備。実戦では使いどころが鍵ね)

坂本「じゃあ宮藤、リーネ、あとでトイレ掃除を頼むぞ」

宮藤「はーい」

リーネ「・・・はい」グスン

俺「手が空いたら手伝おうかね?」

バルクホルン「結構です!」


292 :鮪[]:2010/10/18(月) 19:43:41.01 ID:KMkXseOAO
ここまで

いつもどおりgdgdしてすまない
次はサーニャ出てくるから許して




芳佳「クールとでも呼べばいいさ」キリッ

リーネ「よ、芳佳ちゃん・・・」




投下はここで終わっている……
最終更新:2013年01月28日 14:14