第3話前半「海と洞窟とよっぱらいと」






830 :氷男:2011/01/24(月) 00:39:47 ID:KytLODqo

さて、一時と言ったが早めに投下でもします
そろそろ人も寝付きに入る頃だぜ……

前回

俺「夜間哨戒です」
サーニャ「おっと敵だ」
俺「ほぅら凍れ」
サーニャ「EFB、ネウロイは死ぬ」
俺「戦闘終了」
サーニャ「おい、手が凍ってんぞ。なにしてんだ」
俺「ひ・み・つ」
サーニャ「うぜ」
俺「帰還しました」
ってところまででした

相変わらず戦闘は緊迫感なし、衝撃もなしの平坦な文章でお届けしております
見てくれている人感謝。今回もまったりのびのびとしたものでいきます。
壁にやさしいSSをお届けいたします。



831 :名無しの俺:2011/01/24(月) 00:40:37 ID:EknJn3yo
   ひ・み・つに不覚にもイラ☆っときたwww


832 :氷男、許してくれ:2011/01/24(月) 00:42:30 ID:KytLODqo

第3話「海と洞窟とよっぱらいと」



~朝、食堂~

芳佳「う~ん、朝はやっぱりお味噌汁に限るよね!」

リーネ「扶桑の料理って私も好きだな~」

芳佳「私はブリタニアの朝食も大好きだけどね。そういえば俺さんって夜間哨戒の方に移ったから朝は会えないね~」

リーネ「まぁでも仕方ないと思うよ。最近はネウロイの活動も活発化してるし、夜間は飛べる人少ないからね。
     それに俺さんは今は上官にあたるからすんなり回したんだと思うよ」

芳佳「そうなんだ~。私はそういうの全然わかんないな~。でも夜に飛ぶ乗って難しいんだよ!」




そんな他愛のない話をしているとその話題の中心となっていた男が顔を出す。

すこしばかり走ってきたかのようにわずかに頬が赤い。


俺「おはよう、芳佳、リーネ」

芳佳・リーネ「おはようございます!」

芳佳「あれ、俺さん夜間哨戒してたんですよね?」

俺「そうだが……どうかしたのか?」

芳佳「えっと、眠らなくて大丈夫なんですか?なんか走ってきたっぽいですし」

俺「ん、大丈夫だよ。二日くらいはまったく眠らなくても鍛えてるからな」

リーネ「だ、だめですよ!体壊します」



833 :氷男:2011/01/24(月) 00:45:03 ID:KytLODqo


俺「これでも18歳ですから。で、二人は朝食つくってくれてるのか?」

リーネ「はい!扶桑の朝食を。今食べますか?」

俺「いや、風呂いってからにするよ。そういえば、味噌汁って普段芳佳が作ってるのか?」

芳佳「そうですけど、どうかしましたか?」

俺「いつもうまいんでどうやったらこんなに作れるのかと思っててな」

芳佳「ふっふっふ!よく聞いてくれました!実はこの味噌汁の味噌!私の実家のお手前味噌なんですよ!」

リーネ「お手前味噌ってなぁに?」

俺「自分の家だけで作る秘伝の味噌みたいなもんだと思うぞ(それから転じて自画自賛という意味に……)」

リーネ「そうなんですか……。味噌まで作るなんて扶桑の人はすごいな~」

芳佳「一つの家に一つの味があるって言うからね」

俺「うーん、それって教えてもらえないのか?」




834 :名無しの俺:2011/01/24(月) 00:45:36 ID:A7hYS6KM
   相変わらずお前らのあらすじは適当だなwww


835 :氷男、あらすじなんてお飾りです。えらい(ry:2011/01/24(月) 00:47:01 ID:KytLODqo



芳佳「はい!もちろんです!食べてみてどんな材料がどんな分量で入っているか当てるならかまいませんが……」

リーネ「それはさすがに無理だね……」




俺「うーむ、神のみぞしるってやつだな。味噌汁だけに」




芳佳「……」




リーネ「……」




俺「……ごめん」


芳佳「今日はずいぶんと冷えますね~。あれ、俺さん魔法でも使いましたか?」

俺「あ、ちょっとだけ口のほうからでちゃったかな」

リーネ「ちゃんとお口チャックしていてくださいね」

俺「……本当にすみません。ちょっとお風呂で頭冷やしてくる」





芳佳「俺さん!」

俺「ん?」

芳佳「きっと坂本さんなら笑ってくれますから!」

俺「慰めになってない……」




837 :氷男、ふふふ、下半身裸で待っておこう:2011/01/24(月) 00:49:25 ID:KytLODqo


俺は惨めにもその冷め切った場をあとにし、冷えた体を温めにシャワーではなくお風呂に向かった。

つい最近設営班の変態的な努力により露天風呂が完成したようだ。

退院する直前に出来上がったようなので、その当時のことを知らないが、なんでも大変な出来事があったらしい。


そんな考えをしまいこみ、ガラリと脱衣所の扉を開ける。ノックもせずに。すればよかった。




ミーナ「……」

俺「……」




気まずい。なんてタイミングの悪さだろうか。もしかしたら今日は厄日かもしれん。

でも一応ズボンもワイシャツも着てるし大丈夫だよな。ワイシャツは前開いてるけど。




ミーナ「は、はやくでていってちょうだい!///」

俺「本当にすみませんでした!!」

バタン



俺は早々に顔色を変えず扉をしめ、脱兎した。叫ばれたら俺の命と尊厳はない。

とりあえずあとで謝ることにしよう……。



838 :名無しの俺:2011/01/24(月) 00:51:01 ID:A7hYS6KM
   ラッキースケベのお通りだー!


839 :氷男:2011/01/24(月) 00:52:02 ID:KytLODqo



~昼、談話室~




俺「はぁ。海ですか」

ミーナ「ええ、そうよ。どうかした?」

俺「いえ、自分は水着とか持っていませんから、軽装でいいですか?」

ミーナ「ええ、かまわないわ。みんなはもうすでに準備をしているから早くしてね」



俺「了解です。あと昨夜の報告ですが……ネウロイがわずかにですが改良されている兆しがあります」

ミーナ「改良……もう少し具体的におねがい」

俺「今回の敵は装甲がとても硬いようでした。サーニャのフリーガーハマーもあまり効かなかったみたいで」

ミーナ「あれは美緒の烈風斬につぐ火力よ……それがあまり聞かないなんてきついわね」

俺「はい……。昼に出現するネウロイには気をつけておいてください。どんなものがでるやら……」

ミーナ「昼のほうがネウロイの出現条件にあってるものね。俺さんはそのネウロイを倒せるの?」

俺「ええ、武装も新しくしましたから。……俺は昼夜、天候問わず出撃するつもりなので、お願いします」




840 :氷男:2011/01/24(月) 00:53:21 ID:KytLODqo



ミーナ「はぁ……体調を崩さないようにね」

俺「はい。あと……さっきはすみませんでした。まさか朝から入っているとは思わなくて」

ミーナ「もういいわ。私じゃなくても裁きをくだしてくれる人もいるもの。次から気をつけてね?」

俺「は、はい。本当にすみませんでした(裁き……?)」



その後本当に裁きが下った。人の手によって。主にトゥルーデによって。

一発殴られたあと、ダブルリストロックによって腕を一本持って行かれかけた。



以後気をつけよう……。





841 :氷男:2011/01/24(月) 00:54:36 ID:KytLODqo



~海辺~




今日は快晴だ。太陽が燦燦と燃え輝いている。そして浜辺にいる水着を来た少女たちも輝いている。

しかし余計な者がひとり、男がいるのが難点ということか。



シャーリー「おれー!泳がないのかー!」

俺「水着がないんでな。今日は勘弁だ」

ルッキーニ「いいじゃん、およごーよー!」

俺「許しておくれ、ルッキーニ。今左腕が痛いから泳げないんだ」



エーリカ「誰かさんのせいでねーにしし」

トゥルーデ「み、ミーナが俺が覗きをしたっていうからだな!」

ミーナ「ごめんなさいね、ちょっとした冗談よ、ふふっ」

俺「冗談で腕一本持って行かれそうになったんですが……」


もっさん「そう硬いこというな、俺!よかったじゃないか、バルクホルンと戯れられて。わっはっは!」

トゥルーデ「し、少佐!」


リーネ「坂本少佐、準備できましたー!」

もっさん「そうか。俺も水中訓練どうだ?」

俺「遠慮しておきますよ。また今度でお願いします」

もっさん「わかった。みんな、あまりハメを外しすぎるなよ」

全員「はーい!」




842 :氷男:2011/01/24(月) 00:57:44 ID:KytLODqo


ペリーヌ「……」

俺「ペリーヌ、どうした?元気が無いようだが」

ペリーヌ「な、なんでもありませんわ。俺さんは訓練もなくてうらやましいですわね」

俺「無理しないようにな」

ペリーヌ「ええ、わかっていますわ(見抜かれたのかしら……。)」





エイラ「うーん、なにもやることナイナ」

サーニャ「そうね……眠いわ……」

俺「サーニャ、大丈夫か?夜間哨戒後は眠いだろうしな」

サーニャ「あ、大丈夫です。俺さんの方もあまり無理しませんように」

エイラ「コイツはそんなにへぼくないと思うゾ。俺はおよがないのカ?」




俺「この服装だと水を吸うからめんどくさくてな。二人はどうなんだ?」

サーニャ「私たちは雪国のほうの出身なので、こういう海で遊ぶ機会はないものですから」

エイラ「つまりこうやってぼーっとしておくのが一番ということダナ」

俺「水際であそべばいいんじゃないか。せっかく水着でもきてんだから」



エイラ「私たちはここでぼーっとしてるサ。それより俺は大尉のところにいかなくていいのカ?」

俺「なんでトゥルーデのところに?」

エイラ「普通あれダロ、恋人同士は水際でぱちゃぱちゃやるとか浜辺で追いかけあうとかするんじゃないノカ?」

俺「俺がそんなの似合うわけ無いだろ」

サーニャ「それもそうですね。そういえば俺さんはバルクホルン大尉と旧知の仲なんですよね?」

俺「そうだが……どうした?」




843 :氷男、第3話前半:2011/01/24(月) 01:01:20 ID:KytLODqo



サーニャ「いえ、どんな出会い方なのかなと少しだけ思ったんです」


俺「う~ん、特に変なこともなかったぞ。俺が軍にはいってから結構経ってからにダイナモ作戦に狩りだされてな」

俺「その時殿を任務として行動したわけだ。で、ある時にウィッチが撃墜されたところを見てな。それがトゥルーデだったってわけ」

エイラ「それから病院に運んだんダロ?」

俺「俺が病院まで運んだわけじゃないがな。そしてすぐにダイナモ作戦も終りを告げ、その後に休暇を得て見に行ったんだよ」




エーリカ「そこからラブストーリーが始まった……」

サーニャ「ハルトマンさん?どこから……」

俺「エーリカか。始まる、とは言えないだろ。いきなりダンベルを投げてきたんだぞ?」


エイラ「おまえなにかしたんダロ?俺は失礼なところあるからナ~」

トゥルーデ「私が着替えているところに俺がノックもせずはいってきたんだろう。そりゃ投げたくもなる」

エイラ「大尉まできたのカ。で、その後は?」





844 :氷男、ここらへんは関係ない話もあるので飛ばしても大丈夫です:2011/01/24(月) 01:04:33 ID:KytLODqo




俺「鎖骨に当たって折れた。それからあーだこーだわめくから大変だったんだよ……」

エーリカ「あ、昔のトゥルーデだから精神的に参ってて、おまえごときに助けられたことが恥ずかしいわー的な感じね」

俺「あれでおまえなんか出て行け、とかさっさと目の前から失せろとか言われたな~」

トゥルーデ「し、仕方ないだろう、気が動転してたんだ!」



エーリカ「その時には私もいたからわかるけど、三回目に来てからは仲良くなったよね~」

サーニャ「そうなんですか?」

エーリカ「私は二回目来訪のときはいなかったからね。なにがあったの?」

俺「あー、なんだっけ……。本でも読んであげたっけ?」

トゥルーデ「違うだろう。私が怪我しているからなんでもしてやろうって俺が言ったんだろう」



エイラ「ほー。コレハ……」

サーニャ「なんでも?」

エーリカ「御飯食べさせたり、本読んであげたり、りんごを剥いて食べさせたり、リハビリに付き合ったり……」

トゥルーデ「うわー!!///それ以上いうな、ハルトマン!」




845 :名無しの俺:2011/01/24(月) 01:04:36 ID:Rwf2YxnM
   氷さんきてるじゃないですかー!!



846 :氷男:2011/01/24(月) 01:06:33 ID:KytLODqo




俺「昔の俺からは考えられなかったよな」

サーニャ「昔の俺さんて怖かったんですか?」

エーリカ「んー、生きる気力がほとんどなかったって感じかな。たしかに少し怖かったけど」

俺「まぁ初めて人助けみたいなのしたから浮かれてたんだよ」

エイラ「その結果こうなってるんだからいいじゃないカ」




エーリカ「そうえいばハンナが来た時一悶着あったよね~」

俺「おいおい、それだけは言うな……。俺はあいつが苦手なんだ……」

トゥルーデ「私もだ……。はぁ……」

サーニャ「えっと聞いてもいいですか?」

俺「アフリカの星、ハンナ・マルセイユ。トゥルーデやエーリカと同じ部隊だったウィッチなんだが……」

エーリカ「俺とトゥルーデを見た後、いきなり腕に抱きついてからかったんだよ」

俺「おまえ、私の世話係にならないかってな。冗談100%でな」

エイラ「そりゃ光栄じゃないカ。あのアフリカの星に冗談でも言われるナンテ」




俺「よせ。それからトゥルーデと喧嘩し始めて大変だったんだからな。俺にとっちゃトラブルメーカーなんだ」

エーリカ「だよね~。その時のトゥルーデの慌てっぷりはすごかったよね」

トゥルーデ「ハルトマン!余計なことをいうな!」

エーリカ「だって本当じゃ~ん。ふざけるな、とか必死で言ってたよね」



847 :氷男、やっとカテキョのほうが一段落ついたもので:2011/01/24(月) 01:07:45 ID:KytLODqo



俺「覚えてないな。止めようとしてぼこぼこにされたからな」

トゥルーデ「くっ!お、おれだって悪いだろう!でれでれしおって!」

俺「してないって。俺はいや、別にいいですって返したぞ!」

エーリカ「あーもう、喧嘩はやめなよー」

俺「あ、すみません」

トゥルーデ「まったく……。で、その後俺は姿を消した、というわけだ」




エイラ「フーン……。それから大尉は俺をさがしたってわけダナ」

トゥルーデ「礼を言うつもりでな」



エーリカ「私も探してた理由は知らないけど。礼だけであそこまでさがすのはちょっとね」

トゥルーデ「べ、別にたいしたことはしてないだろう!」

エーリカ「へ~、軍の記録を漁ったり、病院で情報を聞いたりしまくったよね」

俺「どんだけ探したんだよ……。まぁ俺の情報は……俺に関するものは……」

サーニャ「俺さん?」

俺「いや、なんでもない。俺の情報なんてこの世の中にあるのは微々たるもんだ」





848 :氷男:2011/01/24(月) 01:09:30 ID:KytLODqo




エイラ「それでもこうやってめぐり会ってるんだから世の中捨てたもんじゃないダロ」

俺「だな。世の中は意外となんとかなるもんだ」







エイラ「そう、思わないカ?サーニャ」

サーニャ「……!そうね、エイラ。うん、きっと……」

俺「?」



なにやら変な締めくくりで話が終わってしまった。うーん、よくわからんが、サーニャにもあるのだろう。

そういえばさっきからルッキーニの姿が見当たらない……。いつの間にか三人娘と少佐・隊長の訓練も終わってるし。

ん?シャーリーやミーナ中佐、坂本少佐がなにかを探してるな……。




俺「しゃーーりーー!どうしたんだ?」

シャーリー「あ、おい、ルッキーニみなかったか?」

エイラ「いやみなかったゾ」

ミーナ「さっきからルッキーニさんがみつからないの。魚をとりに行くってところまではシャーリーさんも知っているのだけれど……」

トゥルーデ「それからみつからないか……。よし、さがそう。少尉が行くだいたいの場所はわかるか?」

シャーリー「ここには見当たらないからあっちの岩壁のほうかもしれない」





坂本「よし、ならいくぞ。エイラとサーニャはなにかあったときのためにここにいてくれ」


エイラ「わかったゾ」サーニャ「わかりました」




849 :氷男:2011/01/24(月) 01:12:34 ID:KytLODqo




ついつい過去話をしてしまった……。

こういう過去話はまだ明るいからいいんだが……暗い方の話を聞かれなくてよかったよかった。



いつもの元気なルッキーニのことだ。きっとなにか面白いところを見つけたに違いない。

だが、やはり心配だ。子供だし、仲間だしな。



急いで見つけ出さいないと……。そういやあの三人娘もいないということは……一緒か?




俺「少佐、訓練してた三人は?」

坂本「訓練が終わったから自由にしたんだが、どこいったかまではしらん」

俺「姿が見えないところを見ると、おそらくルッキーニと三人は一緒だ」

シャーリー「ならまだ少し安全か……」

ミーナ「そうともいえないわね……」

俺「俺もそう思う……あの三人はまだ頼れる部分がすくない……」

トゥルーデ「なんにせよ、急いで見つけるぞ!」








850 :氷男:2011/01/24(月) 01:16:57 ID:KytLODqo

はい、とりあえず第三話前半部終了
ちょっとこのラッシュに紛れてしまえば大丈夫かと思い投下
いたって平易な話で進めてるが、この後第3話後半→マルセイユ回?→最終作戦という感じで行きたいと思います



読んでくれた方支援してくれかたありがとう!
次回は第3話の後半ですが、これは9話に俺を入れている感じにします
次回もよろしくお願いいたしまする




851 :名無しの俺:2011/01/24(月) 01:19:51 ID:4LnJzn7E
   乙乙*
   次も待ってるぜ*

852 :名無しの俺:2011/01/24(月) 01:19:54 ID:3BLnqkn6
   支援しようと思ったら終わってた...

   乙!

853 :名無しの俺:2011/01/24(月) 01:22:23 ID:44Ej3WuI
   乙!






347 :氷男:2011/01/28(金) 00:22:26 ID:jDRi8lKI


第3話後半

~洞窟入口~


俺「ここか?」

シャーリー「そうかもしれないな……」

坂本「中に続いているみたいだ。いくぞ」





~洞窟内部~




ミーナ「どう?」

トゥルーデ「ちょっと前に誰かが歩いている。この奥に入っていったんだろう」

シャーリー「どっちにいったんだ?」





洞窟内部にはいったはいい。そして四人の手がかりとなるやもしれない跡もあったのもいい。

だが、目の前にある二つの入口があるのが憎たらしい。



もっさん「二手に分かれるか?」

ミーナ「分かれるのは危険だわ。右からいきましょう」

俺「俺は左のような気がする」

トゥルーデ「みんなを困らせるな。ほら、いくぞ」グイグイ


349 :名無しの俺:2011/01/28(金) 00:23:58 ID:n/j4OhtE
   お前が来るって言ってたから寝ずにまってたんだぜの支援


350 :氷男、ストパンで一番はトゥルーデだろうが!:2011/01/28(金) 00:24:09 ID:jDRi8lKI



エーリカ「まったく手間かけさせるな~」

俺「それをエーリカが言うか……。そういや先日もジークフリート線を超えたらしいじゃないか」

エーリカ「超えちゃうものは仕方ないんだって」



シャーリー「でもこういうのって探検みたいで楽しいな~」

トゥルーデ「遊びじゃないんだぞ。それにハルトマン、帰ったら掃除しろ」

エーリカ「え~、めんどくさいよ~」




俺「それよりここってなんなんだ?」

もっさん「人工の洞窟のようだが……」

ミーナ「私たちが基地にしているところは、元々は古代のウィッチの遺跡だったからこの洞窟もその一部じゃないかしら」


俺「遺跡ですか……。ってことは罠があるな」

ミーナ「罠?」

俺「こういうところは侵入者に対する魔法の罠がある。なにかを隠してる場合とかにトラップをかけたりするんですよ」

トゥルーデ「いかん、宮藤が心配だ!み、みみ、宮藤が変な液体で水着が破れていたりしたら!?大変だ!」

坂本「落ち着け、バルクホルン」




どんどん歩みを進め、洞窟の奥へと入っていく。下の石床が水跡を作っている。

ひっそりとした人工の洞窟はなにも答えないが、古代の罠は答えてくれるようだ。




変なものがある。大きな大きな壺なんだが……嫌な予感がする。



351 :氷男>349どんだけ紳士なんだよ……。胸熱:2011/01/28(金) 00:27:26 ID:jDRi8lKI



ミーナ「ずいぶん立派なつぼね~」

もっさん「我々の大先輩の業か……素晴らしいな」

ミーナ「本当ね~」

俺「ちょっと年寄りくさいと思いますけど……」

ミーナ「なにか言ったかしら?俺大尉」ニコ

俺「い、いえ、なんでもありません!これって上から壺が落ちてくるとかいうベタな罠だったりして……」




トゥルーデ「さすがにベタだな」

シャーリー「カタブツでも思いつきそうなものだな」

トゥルーデ「なんだと!?どうせそんなくだらんトラップを考えるのはリベリアンくらいだ」

シャーリー「創造力豊かといってほしいね」

トゥルーデ「豊かなのはその胸と大陸だけだろう。後は大したことない」

シャーリー「なんだとー!」



俺「(この充満する香り……酒?)」

エーリカ「はぁ~そんなのどうでもいいじゃん」


ガコンッ……



エーリカ「はへ!?」


352 :氷男、この話実はボツ話:2011/01/28(金) 00:30:23 ID:jDRi8lKI



エーリカが退屈そうな表情で壁にぐんにゃりともたれる。マイペースなエーリカだがこれにはさすがに驚いたらしい。

ガコン、という音をたてエーリカが体を預けた場所がへこむ。いや、なにか作動した。

頭上からの攻撃。壺の落下。俺とエーリカ以外なぜか壺の落下範疇にいるため、このままでは下敷きになって……




坂本「危ない!ミーナ!」ドン

トゥルーデ「シャーリー!」ドン

ミーナ「きゃっ!」

シャーリー「うわっ!」




ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン……




ビチャビチャッビチャビチャ……





ミーナ「美緒!!!!!」

シャーリー「バルクホルン!!」おい!!」

エーリカ「あわわわわわわわ……」




落下してくる壺に対し、坂本はミーナを、バルクホルンはシャーリーを突き飛ばし範囲から外した。

代わりに坂本・バルクホルンの両名が壺の下敷き……ではない。壺の中に閉じこめられてしまっている。

そしてまた両名と壺が接触したと同時になにかが飛び散った。真っ赤な……いや赤色?赤黒いな……これは……。




エーリカはこの事態を起こしてしまった張本人のためか、手を口に加えて青ざめ、かたかたと怯えている。



かわいい。


353 :氷男、そういえばこのあとって予約とかあったかな?:2011/01/28(金) 00:32:44 ID:jDRi8lKI




シャーリー「俺!壺を壊してくれ!」


俺「はぁぁぁっ!せいっ!」フォン…ドン…




パリィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!




ミーナ「美緒っ!大丈夫なの!?美緒」

俺「トゥルーデ!大丈夫か!?」




焦りながら二人を心配し応答を呼びかける……。しかし返事はない。

さっき見た限りじゃおそらく無傷のはずなんだが……。


シャーリー「ちょっとまってくれ……これって」スンスン

ミーナ「え?どうしたの……?」クンクン



漂った気体、もとの赤色の液体、をくんかくんかとシャーリーは嗅覚を研ぎ澄まし嗅ぐ。


354 :氷男:2011/01/28(金) 00:35:55 ID:jDRi8lKI


俺「これはワインだ。言っておくが血なんかじゃないぞ?」

エーリカ「ほんとだ。これワインだよ。おれー、先にいってよね……」

ミーナ「美緒!本当に大丈夫?」






坂本「WASSHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOI!!!」








ミーナ「きゃっぁ!!」



坂本「ぐかかっ……」



ミーナ「えっと美緒?いえ、少佐?本当に大丈夫?」



俺「だめだ、早く何とかしないと……」





突然目を覚まし、神輿でも担ぐかのような意気をもって奇声をあげる。


洞窟内になんども反響し響き渡たった後、奇妙な洞窟にお似合いの雰囲気が瞬く間に出来上がった。

さすが少佐。


355 :氷男、今更ですが9話の橋の話です:2011/01/28(金) 00:38:21 ID:jDRi8lKI



坂本「もちろん……ら~いじょうぶらっ!!」


ミーナ「んぐっ!?!」


坂本「あむ.........ん.....ちゅ.......んく.......んぅあむぅ...........」


ミーナ「~~~~~~~~~っ!?」






シャーリー「し、少佐?」

俺「(お~、イエス!)」



坂本「ぷぁっ……」

ミーナ「……」ドサッ



いったい何を思ったか近くにいたミーナに唇と唇を唐突に合わせる。マウスツーマウスじゃない。人工呼吸でもない。


キス、口づけ、接吻、ちゅっちゅ。

キスをされたミーナは行為が終わった後、なぜか失神。顔を真赤に染めて倒れた。なぜ?



俺「少佐……?酔ってるのか?」

坂本「酔っておらん!!」

エーリカ「そういう人に限って酔ってるよね……」






最終更新:2013年01月29日 13:47