最上の空陸両用 17
695 :最上さん:2012/02/29(水) 23:11:02
◆===
エイラ「あ、あの二人森に墜落したのか!?」
ミーナ「…いえ、森の下で戦闘を開始したわ。
はー、まったくもう…どうする美緒、危険行為扱いでふたりを止める?」
坂本「面白い、やらせよう」
ミーナ「そういうと思ったわ。まあ樹にぶつかって墜落するくらいなら大した怪我にはならないだろうし」
リーネ「そ、そういう問題なんでしょうか。
そもそもストライカーで木々の間を飛ぶなんて出来るんですか?」
ミーナ「一応、過去の記録映像でも木々の間を縫って飛行できる事は証明されているわ。
普通はやらないけど」
坂本「だが、これだけでは必ずしもいい手とは言えないな。
<俺>としてはストライカーの特性である、低空での運動性能を活かすつもりなのかもしれんが
障害物に影響を受けるのは彼我ともに同じだからな。
力量差は明白な以上、なんらかの追加要素がなければ逆転は難しいと思うが」
===◆
バルクホルン「あの馬鹿者、挑発に乗って森の中に突っ込んでいくなんて、
これではこちらから姿が見えないではないか」
ペリーヌ「余所見をする余裕があって!?」どがががっ
バルクホルン「むっ」ひょい
バルクホルン「やるな、だが、だいぶ近づいてきたぞ…!」
696 :最上さん:2012/02/29(水) 23:12:32
◆===
シャーリー「ペリーヌとバルクホルン、だいぶ距離が縮まってきたな」
エイラ「この分だと、次にメガネが急降下攻撃を仕掛けたタイミングで優位が逆転するかな」
リーネ「それってどういう事になるんでしょうか」
シャーリー「次、ペリーヌが攻撃を仕掛けたら、ペリーヌが再度上昇を始めてもバルクホルンに上を取られるって事」
宮藤「それにしても、空戦って基本的には縦にぐるぐる回るか横にぐるぐる回るかなんですね」
シャーリー「あはは、それは単純にまとめすぎだけど…ま、確かにそういえばそうだな」
ルッキーニ「おっちゃん達はどうしてるんだろ」
坂本「まだ森の下で戦闘中だ」
===◆
俺「想像以上にキツイ」
エーリカ「遮蔽物を使ってくるのか…」
俺「お互いに、泥沼って感じかな」
エーリカ「退屈はしないけどね」
俺「まあ、それもそろそろ終わりにする…さて」
俺『ペリーヌさん、鳥かごを閉めに来てくれ』
697 :最上さん:2012/02/29(水) 23:14:36
ペリーヌ「!」
ペリーヌ『了解、目印をくださいまし』
ペリーヌ「…さて、追いかけっこはぎりぎりで私の勝ち逃げですわね」きゅるきゅる
ペリーヌ「これでオシマイです、バルクホルン大尉!」どひゅん!
バルクホルン「来るか!」
ペリーヌ「ええーい!」どがががっ
バルクホルン「甘いわあ!」ひょいっ
ペリーヌ「ちっ…」
バルクホルン「ふ…ふはは、次は私が上だぞ、ペリーヌ!」ばひゅーん!
バルクホルン「遅れを取ったとはいえ、このFw190の上昇力ならば…!」
バルクホルン「?」
バルクホルン「ペリーヌが、追ってこない、だと…?」
バルクホルン「…そうか、やはりそうくるか。
ペリーヌ・クロステルマン、そして<俺>め…。
だが、まだだぞ。すべては、この後だ!」
698 :最上さん:2012/02/29(水) 23:17:10
◆===
リーネ「ペリーヌさん、一目散に地上に向けて降下してます」
ミーナ「そう、やっぱり…」
===◆
エーリカ「終わりにする、ねえ。
さて、どうするつもり?」
俺「まともにやっても、あなたたちには勝てない」
エーリカ「?」
俺「だから、昨日はふたりで必死こいて考えたもんです。
どうすればいいかってね。
その回答が、これ」すっ…
エーリカ「拳銃…?
やだあ、まさか人の目のないトコで暗殺とかじゃないよねえ」
俺「お命頂戴…て、ごめん、今はのってあげられないなー。
ちなみに、これはいわゆる信号拳銃ってヤツでね、海軍パイロットの俺に支給されてるものなんだがね。
そしてこれは、こう使う」すすっ
エーリカ「銃口を真上に…?」
俺「名前の通り、信号弾を発射するための銃なんだ。
救難要請だとか、時には夜間の照明弾打ち上げとかにも使える。
そして、今こういう状況で使う時は…!」ばんっ
699 :最上さん:2012/02/29(水) 23:18:36
◆===
宮藤「森から煙が!」
リーネ「火事!?」
サーニャ「いえ、これは…発煙弾。信号銃です」
坂本「そうか、それが狙いか。だが…!」
===◆
俺「今、ペリーヌさんはバルクホルンさんを振りきって全速で降下してきてる。
発煙弾は10数秒間、空中で煙を吐き続ける。目印になる煙をね」
エーリカ「……」
俺「お互い、邪魔な樹を避けながら戦っているところに、頭上から障害物に影響されないペリーヌさんの射撃がくる。
この森…窮屈な鳥かごの中で、横から上から串刺しにするって寸法さ」
エーリカ「へえ」
俺「バルクホルンさんが気づいて追いかけてくるまでの、たった数十秒ではあるけれど、2対1だ。
鳥かごに閉じ込めた天使を、二人がかりで殺させてもらう。
これが、俺達の作戦の最終段階だ!」すちゃ
俺「取らせてもらうぜ、エーリカ・ハルトマン」
700 :最上さん:2012/02/29(水) 23:21:04
俺「……」
エーリカ「……。
うまくいくかな?」
俺「いくさ」
エーリカ「さあ、どうだろ。
朝から思ったけど、<俺>って挑発が下手くそだよね」
俺「へえ、そうかな」
エーリカ「今だってそうだよ。
急にそんなぺらぺらしゃべりだすのだって、時間稼ぎだってバレバレだしね」
俺「む…!」
エーリカ「発煙弾は風に流されるし、上からは森の様子はよくわからない。
ペリーヌはわたしたちを見つけられるかな?」
俺「見つけられるさ」
エーリカ「今この状況で私を撃たないのは、撃って避けられて逃げられるのが恐いからだよね。
慎重なのか、それとも自分一人だけで私を倒しきるだけの自信がないのかな。
でも銃口を向けておけば、とりあえずわたしを釘付けにできるから」
俺「……」
エーリカ「でもね…シュトゥルム!」
701 :最上さん:2012/02/29(水) 23:23:00
俺「やはり来たか……が、無駄だ!」
俺「残念だけど、読んでるんだ!
なにせ、この作戦は最初からシュトゥルム封じを前提にした作戦なんだからな!」
俺「あのムチャクチャな機動性でも、ここまで障害物の多い場所では動きようがないはず!
さあ、上か!下か!
たとえどっちに逃げようが、狙い撃って…」
ビシッ
俺「ッ!?」
(撃たれた…!?)
(いや、ちがう。この衝撃は…)
ビシッ ばしっ
びし!
ビシ
ビシばちばしビシビシばちん!
(視界を覆う、この”みどりいろ”は…ッ!?)
俺「づっ!
こ、これは…木の葉だと!?」
俺(回避ではない)
俺(突撃でもない)
俺(まさか、あのシュトゥルム、あの”反撃”は…)
俺「周囲の樹から葉を根こそぎ巻き上げているってのかあ!?」
702 :最上さん:2012/02/29(水) 23:27:46
びゅごぅ!
ビシばちばしビシビシばちん!
俺「うあっ、ちくしょう!
目が…視界が、木の葉で」
俺「くそ、この期に及んでそれでもか、エーリカ・ハルトマン!」
(でも、落ち着け<俺>、落ち着くんだ。向こうだって”これ”をやりながらは動けないはず)
(なら、さっきと同じ位置にいる…俺の、目の前に)
俺「なら、そこをめくらめっぽう撃てば当たるに決まってるだろうがあああ!!」どががががっ
どががががっ
ビシばちばしビシビシばちん!
どががっ
ビシばちばしビシ
がががっ
ぱすっ
俺「え」
(あたま)
ぱす、ぱすぱすっ
俺「うた」
(こし、たぶん右脚…)
703 :最上さん:2012/02/29(水) 23:29:44
俺「れた」
俺「うたれた?」ぐらっ
(ちからが、ぬけてく) (おちる)
俺「く…、そん、な」ひゅー
どさ
俺「ぐえ」
俺「墜落したか」
俺「…負けたか」
エーリカ「<俺>、大丈夫?」
俺「あーあ、ハルトマンさん、そこか」
俺「……」そよそよ
エーリカ「…<俺>、あのさ」
俺「風が気持ちいいな。
空も真っ青できれーだわ」
ペリーヌ『…<俺>さん、どうしましたの<俺>さん!』
俺『ああ、ペリーヌさん、俺、ごめん…俺。やられて
…え?』
(そら?) (なんで、森の下で空がこんなに開けて見える) (それは)
704 :最上さん:2012/02/29(水) 23:30:57
俺『空だ!』
ペリーヌ『え!?』
俺『森のなかで、一箇所だけ木の葉が吹き飛ばされて空が見える場所があるんだよ!
そこに俺たちがいる!』
ペリーヌ『了解…て、まさか』
ペリーヌ「この下…?」
俺「見えた!どんぴしゃ!」
エーリカ「え?」
ペリーヌ「な、<俺>さん、墜落して…まさか!」
エーリカ「ちょ、ちょっと待って、私は」
俺「撃てええっ、ペリーヌ・クロステルマン!!!」
ペリーヌ「言われなくたってええ!」どががががっ
エーリカ「うわわわ、ちょ、ちょっとまって!」ひょい
ペリーヌ「問答無用ですわ!」どががががっ
705 :最上さん:2012/02/29(水) 23:32:51
ペリーヌ「<俺>さんのカタキ、当たりなさい!」
エーリカ「だ、だからちょっとまてー!」くいっ
ペリーヌ「逃げ切れるつもりですの!?
障害物に阻まれて動きを封じられたあなたくらい、私一人だって…!」
エーリカ「だからまてって言ってるだろー!」ぴた
エーリカ「い、行き止まり…」
ペリーヌ「森の上から撃つ以上、あなただろうと追い込む事は簡単ですわ。
さすがのあなたも、これでおしまいですわね」じゃきっ
バルクホルン「終わるのは貴様だ、ペリーヌ・クロステルマン!!」ばひゅん!
ペリーヌ「なっバルクホルン大尉!?」
バルクホルン「くらえええっ」どるるるるるっ
びびしばしっ
ペリーヌ「きゃあ!」
706 :最上さん:2012/02/29(水) 23:34:38
◆===
ミーナ「勝負あり、ね」
坂本「ああ…」
シャーリー「森の下で何が起こったのかはよくわからないけど、
どうやら<俺>たちは競り負けたみたいだな」
ミーナ「それじゃあ、4人を呼び戻しましょう」
坂本「<俺>は墜落しているからサポートが必要だな。行ってくる」
シャーリー「私も行くよ、少佐」
===◆
俺「……」そよそよ
俺「そうか、結局は」
俺「ははは、はっははは…」
俺「いてて」
俺「無様な」
707 :最上さん:2012/02/29(水) 23:36:03
戦闘演習終了、滑走路
………
……
…
シャーリー「たっだいまあ」ぶぉろろん
坂本「宮藤、<俺>を診てやってくれ」
宮藤「はい。
<俺>さん、こっちにどうぞ」
俺「いや、俺は大丈夫だから…」
宮藤「ダメですよ!
葉っぱで切ったのかしりませんけど、体中に擦り傷切り傷があるんですから」ぐいぐい
俺「わわわー」ずりずり
ペリーヌ「…はぁ」
坂本「ペリーヌ、見させてもらったぞ。
見事な戦いぶりだったな」
ペリーヌ「少佐…あ、ありがとうございます!」
エイラ「…まあ、確かにアイツもメガネも結構頑張ったよな…なあ、サーニャ?」
サーニャ「うん、そうね」
エイラ「だ、だよな!」
708 :最上さん:2012/02/29(水) 23:37:19
宮藤「もう、ダメですよ<俺>さん。
いつもムチャするんですから、もう」ぽわわわ
俺「世話をかけるね、宮藤…」
宮藤「えへへ、大丈夫ですよ。
…元気ないですね、<俺>さん」ぽわわわ
俺「…まぁ、さすがにね。
結構頑張ったつもりなんだけど、結局はあのザマだからさ。
ペリーヌさんや坂本少佐にも合わす顔がないな」
シャーリー「いや、立派な戦いぶりだったと思うぞ」
ルッキーニ「そーだよおっちゃん!
ペリーヌだってそう思うでしょ?」
ペリーヌ「え…ええ。
あの、そうですわ、<俺>さん」
俺「ペリーヌさん」
ペリーヌ「残念ですけど、これがわたくしたちの実力という事、なんでしょうね…」
俺「……」
ミーナ「あの、ふたりともちょっといいかしら。
みんなにも伝えたい事があるので聞いてちょうだい」
709 :最上さん:2012/02/29(水) 23:38:48
バルクホルン「……」
エーリカ「たっだいまー」
坂本「3人とも、帰りが遅かったがいったい何をしていたんだ?」
ミーナ「ごめんなさい、少佐。 ええと<俺>さん?」
俺「は、はい」
ミーナ「ええと、さっきの戦闘の件なんだけど、実は<俺>さんとハルトマン中尉は相打ちだったのよ」
俺「え?」
エーリカ「私がシュトゥルムで葉っぱを巻きあげてぶつけてやった後にね。
こっちもそっちの姿が見えないからってむちゃくちゃに撃ってる間にやられたよ」
ペリーヌ「じゃ、じゃあわたくしがハルトマン中尉を追い回していた時には、すでに…?」
エーリカ「そういう事。
こっちも追い込まれてたし、ペリーヌがいきなり鬼気迫った感じで攻めてきたから言いたくても言えなくてさ」
バルクホルン「もしペリーヌがそれに気づいて私と正対していたら、勝負はまた変わっていた可能性も
まあ、否定はできんな」
坂本「ま、そのあたりは訓練ではつきもののトラブルだから仕方ないとは言え、差っ引いた上で…」
俺「ハルトマンさんを」
ペリーヌ「落とした…」
710 :最上さん:2012/02/29(水) 23:39:28
俺「……」ぼー
ペリーヌ「……」ぼー
シャーリー「固まったぞ」
ミーナ「やっぱり、ショックだったかしら」
坂本「まあ、ひょっとしたらバルクホルンも倒せていたかもしれん、という事を考えれば無理も無いが」
バルクホルン「お前がちゃんとすぐに申告せんからだぞ、エーリカ」
エーリカ「しようとしたよー。
トゥルーデだって、あの時のペリーヌに追われたらそんな風に言えないと思う」
リーネ「あの、ふたりとも、その…そんなに気を落とさないでください」
俺「…ぺ、ペリーヌさん」
ペリーヌ「な、なんですの?」
エイラ「あ、動いた」
俺「や、った…よね?」
ペリーヌ「」こくこく
俺「……」じー
俺「…む」ぶわっ
711 :最上さん:2012/02/29(水) 23:41:16
エイラ「うわ、こいつ泣き出したぞ」
俺「うわわ、ちが…これは、その…
あーもう」ぼたぼた
シャーリー「<俺>って意外と涙もろいのな。
まあ男のナミダとかそういうの、嫌いじゃないけどさ」
ペリーヌ「ああもう、泥まみれの顔で泣くからすごいまだら模様ですわ。
もー、このハンカチでお拭きなさいな」
俺「あはは、ありがとう」ごしごし
坂本「うむうむ、まさしく名勝負だったな」
俺「あー、恥ずかしいなあ。
なんか気持ちと関係なしに涙だけぶわっと出ちゃうんですよう」ごしごし
エーリカ「今回は結構いいとこ持ってかれちゃったな、ねートゥルーデ」
バルクホルン「まあ、二人とも生存するつもりだったのは確かだからな。
まったく、どこかの誰かがやられるから」
エーリカ「ぐえー」
坂本「…では、改めて今回の結果を伝える」
俺「…!」
712 :最上さん:2012/02/29(水) 23:42:16
坂本「撃墜スコア2対1、バルクホルン・ハルトマン組の勝利だ」
ぱちぱちぱち
坂本「では休憩後に反省会を行う、解散!」
俺「…やれやれ、勝てなかったのは残念だけど」
ペリーヌ「ハルトマンさんを討ち取れただけでも、立派な成果というところかしら」
宮藤「そうですよね。
世界で一番のウィッチに勝つなんてすごいです」
エーリカ「実際、けっこう楽しかったよ」
エイラ「ま、負けたヤツにいうのもヘンだけど…おめでとよ。
その、結構がんばったんじゃないか、うん」
俺「あはは…エイラにもヒントをもらったからな、ありがとうな」
エイラ「お、おう」(かああっ
ペリーヌ「あの、<俺>さん。
その…ありがとうございます」さっ…
俺「手を…ああ、握手か。
いやあ、俺こそ。ありがとう、ペリーヌさん」すっ
きゅっ
どきん
713 :最上さん:2012/02/29(水) 23:45:17
俺「へへ」てれてれ
ペリーヌ「……」にこにこ
(手、あったかいな)
(こっちも泥まみれだけど、この子も汗まみれだな。大変だったんだろうな)
(ちょっと骨ばってるかな、いっぱい食べたほうがいいかも、ちょっと心配)
[ どきん ]
俺「ん?」 [ どきん ][ どきん ][ どきん ]
(ちょ、なにこれ) .┌────┐
(やわらかくて) │ どきん │
シャーリー「あれ、<俺>のやつまた固まっ┌───┴┬───┘
│ どきん │(あったかくて)
バルクホルン「疲れているのではないか? └────┘
さすがに私┌────┐
.│ どきん │(汗で額に張り付く前髪が艶かしくて)
ルッキーニ「ねーねー、お.└────┘お風呂!」
┌────┐(体温があがって)
エーリカ「いーね│ どきん │擦ったり汚れた.┌────┐になったり大変だよ」
└────┘ │ どきん │(風に流れる髪がきれいで)
宮藤「あ、┌────┐ルトマンさんも怪我して└── ┬────┐
じゃ.│ どきん │る前にちょっと診させてもらっ │ どきん │
└────┘ (華奢な身体が恐ろしくて) .└────┘
ペリーヌ「…えと、あの<俺>さん、その、そろそろ手を…?」
┌────┐ (ゆれる瞳が愛しくて)
エイラ「おーい、なにやってん│ どきん │ ┌────┐
(心臓が高鳴って) .└────┘ │ どきん │ (て、愛しくてとかちょ、おい…)
.└────┘
714 :最上さん:2012/02/29(水) 23:46:02
俺「ちょま、な、これは…えええええっ」
715 :最上さん 〆パート:2012/02/29(水) 23:47:06
――――
副長「おわりましたな」
艦長「終わったね」
副長「まあ、結果的にはカールスラント組の勝利という事で、赤票に払い戻しをするよう指示します」
艦長「うん」
副長「…ところで、これから主計に行くので、よろしければ艦長のお持ちの票も処理してまいりますが。
票の色は赤ですよね」
艦長「いや、私は…」ぴら
{副長「青票…」
艦長「冒険はしない主義だが、分の悪い賭けは嫌いではない。
実際、大穴ではなく対抗程度に考えていたからね」
副長「やれやれ、艦長まで青票とは…艦長だけでも勝ちならば、まだ集る事もできましたのに」
艦長「なんだ、君も青か」
副長「存外、行けるかとも思ったんですがねえ」
艦長「やれやれ、だな」
おわり
716 :名無しの俺:2012/02/29(水) 23:50:51
というわけで今日はここまでです
誰得と言われれば俺得ということで。
なんというか、時間の有るときにゆっくり読んでくれる感じでお願いします
ちなみに、おまけのページでざっと解説を入れますので
そっちも一緒に読んでもらえれば、なおありがたいかと
まあ、最上さんに割ける時間を勘案しつつ、てけとーに楽しんでやってください
ではまた
717 :名無しの俺:2012/02/29(水) 23:52:36 ID:3Q55SoDs
乙ん
どきんが「ピー」とか「バキューン」の代わりに思えたのは気のせいだと信じたい
ハートにずっきゅーん的な意味ではそれほど間違ってない
どうでもいいけど、どひゅーんだのばびゅーんだの
文章としてパッと見とてつもなく頭が悪く見えるね
718 :名無しの俺:2012/02/29(水) 23:52:42 ID:K1WEjBUI
乙!
719 :名無しの俺:2012/02/29(水) 23:58:41 ID:NTRoxBEo
乙
エーリカに当てるとはやるな
「まぁこの話のスジならやられるわなあ」的な予定調和な雰囲気を回避できてると受け止めていいのかしらん
なにせ作中でこれでもかというほど『弱い』事を強調している以上、
勝ちはなくとも一人でも…という段階においてもそれなりの説得力は必要だよな、とかいうわけでもないけど。
最上さんは少なくともイヤボーン系のキャラクターじゃないから、勝とうと思ったらそれなりに理屈建てて
ちゃんと作戦練って準備して、それでも全部うまくいくわけないじゃないということですな
っていうかさ、やっぱりエースを落とすってのはホントはとても難しい事なのよさ
みたいな雰囲気を感じ取ってもらえれば、まぁそこそこうまく行ったかな、という感じ
最終更新:2013年01月30日 14:19