俺「ヘルマ!」

俺は勢いよくヘルマの部屋(元俺との共同部屋)のドアを開けた

ヘルマ「………」

ヘルマは壁の近くで枕を抱えながら体育座りをしていた

ヘルマは俺と視線を合わせない

俺「…………」

俺は部屋に置いてある椅子に腰掛けた

しばらく沈黙が流れた

俺「…いきなり来てゴメン…これ俺のひとりごと」

ヘルマ「…………」

俺「言い訳に聞こえるかもしれないけど…昨日の事件のこと……俺は友に無理やり風呂場まで連れて行かれたんだ…まぁ、友が全て悪いって訳じゃないけど……これ俺のひとりごと」

ヘルマ「…………」

俺は独り言のように喋っている

しかし、まだヘルマは口を開こうとしない

俺「あの事件について怒っているなら謝りたい……本当にゴメン……これ俺のひとりごと」

その時、ヘルマは事件以来はじめて俺の近くで口を開いた

ヘルマ「…私は別に怒っていないであります……これは私のひとりごとであります…」

ヘルマの声を久しぶりに聞いた

なぜだか、とても嬉しかった

俺「…じゃあ何で口をきいてくれないんだ?……これ俺のひとりごと」

ヘルマ「…ショックだったのであります…俺ちゅう…俺さんがあんな事をするとは思わなかったのであります…これは私のひとりごとであります…」

俺中尉殿と言わず、俺さんと言ってくれて嬉しかった

俺「…ごめん…本当に反省している……これ俺のひとりごと」

ヘルマ「…大丈夫であります……どんな事が起きても、私は俺さんのこと信頼しているであります……これは私のひとりごとであります…」

その瞬間、俺は気持ちを抑えきれず、ヘルマに抱きついた

ヘルマ「わ、わ!俺さん!何するでありますか!?////////」アセアセ

俺「…ありがとう……ヘルマ……これはひとりごとじゃない…」

俺は物凄く嬉しかった

あんな事件が起きても、俺を信頼していてくれたこと…

ヘルマ「……は、はやく離れてください!恥ずかしいであります!///////」アセアセ

俺「……もうしばらくこのままでいさせてくれ…………」

ヘルマ「……俺さん?…泣いているのでありますか?…」

俺「…泣いてない…グスッ……」

俺は感極まって泣いてしまった

ヘルマ「……俺さん…」

俺「…ヘルマ…これからもよろしくな…グスッ…」

ヘルマ「もちろんであります!」

俺はヘルマとの関係を改善することができた

それと同時に俺はヘルマに恋していることを確信した

俺はヘルマとずっと一緒に居たい…

そして、これからはヘルマに好きになってもらえよう努力しよう

俺は新たなスタートを切った気がした

俺「ところでヘルマ、今日から俺はここで寝ていいのか?」

ヘルマ「…もちろんです…/////」

この部屋で生活する許可もでた




― 2,3日後 ―

坂本「では、訓練をはじめる!今日からは俺中尉と友少尉も参加する。2人とも、努力するように!」

俺・友「了解!」

俺たちは坂本少佐にむかって敬礼をする

ミーナ「俺中尉と友少尉のストライカーユニットは取り寄せてあります。あとは武装なんですが、2人の好みで決めちゃってください」

俺(そんな軽い気持ちで武器決めていいのか?……)

俺たちは格納庫に並べてある武器を一通り見る

俺「どれにしよう?……」

俺は悩んだ末、MG-42と思われる物を手に取った

俺「ミーナ中佐、俺はこれでいきます」

ミーナ「了解しました。友少尉は……えっ!?」

俺「お、おまえ……」

俺とミーナさんは友が手にしている武装を見て、物凄く驚いた

俺たちだけではなく、ほかのみんなも…

坂本「すごいじゃないか!はっはっはっ!」

宮藤「す、すご~い!!」

リーネ「すごい……」

ペリーヌ「な、なんですのあれは……」

お決まりの3人と坂本少佐は友の武装に関心を示していた

シャーリー「あんなの無理だろ……」

ルッキーニ「友すご~い!!」

バルクホルン「私でもあんな武装はなかなかできないぞ……」

エーリカ「あんなの無理だよね~ ヘルマできる?」

ヘルマ「できるはずないですよ…ハルトマン中尉…」

陽気な2人組とカールスラント3人組もだだ驚くだけであった

エイラ「…サーニャ、あんなのできるか?…」

サーニャ「…あの武器を2つも持つなんて無理……」

友「へへ~ん!すごいだろ!」

友は自慢げに武装を見せびらかす

友の武装は……

フリーガーハマーを2丁持ち、さらに30mm機関砲を2丁ずつ左右の足に装備し、50mm機関砲を背中に背負っている

極めつけに30mm機関砲の砲弾をタスキ掛けしている

ミーナ「と、友少尉…大丈夫なの?……」

友「ぜんぜん問題なし!むしろ、まだまだいけるぜっ!!」

俺「ミーナ中佐、こいつは昔から頭は最弱だったけど力は最強でしたから気にしないで下さい」

友「いやぁ~ 俺、そんなに褒めるなよぉ~頭が最弱なんて照れるじゃないか~」

友は嬉しそうな顔をしている

ミーナ(…本当に頭、弱いわね……)

宮藤(…おばかさん?…)

リーネ(…かわいそう…)

ペリーヌ(ばかですわね…)

坂本「はっはっはっ!」

ルッキーニ「ねぇ、シャーリー、友の頭がどうしたの?」

ルッキーニはきょとんとした表情でシャーリーに尋ねる

シャーリー「ルッキーニ……なにも言うな…」

シャーリーは複雑な表情をする

バルクホルン(ふぅむ……こんど力くらべでもしてみるか…)

ハルトマン(…おかしな人だな……でも、おもしろそう…)

ヘルマ(俺さんと正反対ですね…)

エイラ「ばかダナ…」

サーニャ「エイラ…(でも…おばかさんかも…)」

友以外の全員が複雑な目線を友にぶつけてくる

友「おや?みんなどうしたんだ?」

俺「……お前は本当に頭が良いってみんなが褒めてるんだよ…」

友「マジで!?うひょーーっ!!」

俺(ふっ……本当にバカだな…)

ミーナ「そ、それより訓練を……」

坂本「そうだったな、ではまず模擬戦を行う!最初は、力ためしに友少尉と宮藤!」

坂本は友と宮藤を見て、模擬戦の対戦を伝えた

宮藤「は、はい!」

友「よろしく~宮藤」

宮藤「よ、よろしくお願いします!友少尉!」

友「あぁ、少尉つけなくていいよ」

宮藤「わかりました!友さん!」

友「それでよし!あと、みんなも少尉つけなくていいし、俺のことも中尉つけて呼ばなくてもいいと思うぞ~」

俺「俺もそうしてくれると気持ちが楽になるから」

俺と友はみんなに階級をつけて呼ばなくてもいいと笑顔で伝えた

正直、階級めんどくさいからな…

ミーナ「わかりました、俺さんと友さん」

ミーナをはじめ、全員が階級を付けずに俺たちを呼ぶことを快諾した

坂本「では改めて、俺と宮藤は模擬戦の準備にかかれ!」

ー続くー
最終更新:2013年02月02日 12:32