☆第三期冒頭、
宝具『
アズュール』が悠二の首の紐にかけてなく、右手の中指にはめてある。
☆ゾフィーからシャナへの手紙の中で上海会戦の敗北が書かれていた。
☆佐藤が東京の外界宿に出向く電車は満員電車で、原作には「混まないわけがなかった」とさえ表現されているが、どういうわけかアニメではガラガラである。
☆
御崎市に“祭礼の蛇”坂井悠二が襲来した時に佐藤宅に集合せずに、携帯電話で連絡を取り合っていた。
☆レベッカの回想の中で、レベッカと貴婦人姿のヴィルヘルミナが一緒に砂漠を旅していて、襲撃してきた“
燐子”を討滅していた。
☆センターヒルの
外界宿チューリヒ総本部への来訪が開戦直後に変わっている。
☆フェコルーが襲撃してきたのが“天目一個”だとはっきり認識している。
☆フェコルーの『
マグネシア』を“天目一個”が
自在法無効という特性ではなく、『
贄殿遮那』で切り裂いて侵入してきている。
☆ウアルに関する部分がやや変更されている。具体的には、シャナと遭遇した際に本体を見せていたり、埴輪鎧のほかに自身の分身を作りだしたり、『
真紅』や『
飛焔』によってウアル配下の“
徒”が吹き飛ばされる描写がなかったり、
自在法『
ビト』を埴輪鎧の制御にしか使っていない、など。
☆プルソンが『
星黎殿』付近に降下する
フレイムヘイズたちを目撃している。
☆ゾフィーが偵察のためにデカラビアの胴体部分と交戦することなく、最初の一撃でデカラビアを討滅している。
☆『
詣道』の崩壊によって露出した
両界の狭間から色付く影が這い上がってきていない。
☆『詣道』から出る直前、シャナ以外の三人はそれぞれ別の色付く影の鳥に乗せられていたはずが、三人とも同じ一羽の上に乗っており、また人の姿を取って送り出すことはせずに『
神門』を抜け出てきている。
☆フェコルーが『
三柱臣』に、戦況報告や『星黎殿』と『
天道宮』を繋げる通路のことを語らずに消滅している。
☆ハボリム率いる“燐子”砲兵の位置が真東から西へ変更されている。また『
ジクムントの門』展開に際しアニメでは討ち手らが壁面に手を当てているが、原作では床面とある。
☆『引潮』作戦時の塔をめぐる戦いにおいて、本来ザムエルは塔の内部にいて、『
車両要塞』を展開しているため守備兵を配置していないはずのところを、かわりにレベッカとカムシンが陣取っており、ザムエルも塔の頂に堂々と立っている。
☆中国南西部の決戦で、ゾフィーとカムシンとレベッカが別行動を取らずに『天道宮』に入っている。
☆フィレスが『
ノーメンクラタ』を使用しての『
大命詩篇』の改変の完了が中国南西部の決戦終結後になっている。
☆香港国際空港でシャナが自身の計画をゾフィーたちに話し、考える時間を与えている。なお同時期に坂井貫太郎が香港に滞在しており、気付かずにシャナたちとすれ違っている。
☆『天道宮』が香港郊外に停泊している。
☆第16話は一部を除くほぼすべてがアニメオリジナルの話で、内容的には原作20巻から21巻に至るまでの経緯となっている。
☆御崎市決戦の序盤、
オセがシャナの『
断罪』で重傷を負っていない。
☆『
真宰社』が倒壊しかけた直後に吉田一美がラミーに「遺言」を託していない。
☆逃走中の[
百鬼夜行]のタクシー型の“燐子”が『
ダイモーン』に襲われた際に、パラが吉田一美に防護の自在法を使用していない。
☆[百鬼夜行]の『
無何有鏡』への旅立ちが
リャナンシーより先に描かれている。
☆
ドゥーグが新世界へ旅立つ姿はわずかに映ったのみであった。
☆シャナと悠二の最後の激突の中で、
竜尾が『
贄殿遮那』の斬撃ではなく超特大の『
断罪』によって消し飛んでいる。また、
シャナの秘密の小箱が登場せず、その中の失われた手紙も復元されなかった。
☆シャナと悠二が新世界へ旅立った直後に『
天梯』が崩壊し、その後の様子が描写された。
【コメント】
☆ドラマや映画は必ずしも時系列順に構成されるわけじゃないからフィレスの『大命詩篇』の改変完了が必ずしも中国南西部の決戦終結後とは言えないんじゃない?。少なくともそれより前に秘密基地で『
朧天震』を感じている描写があったから順序的には問題ないと思う。そうでないと『大命詩篇』の改変完了から[
百鬼夜行]の探索、
パラの『
イーストエッジ外信』侵入までが慌ただしすぎるでしょ。
☆原作との相違点の中の「☆ブリギッドの名前がブリギッ「ト」になっている。」の行を削除した。恐らくケアレスミス。放送時は「ト」だったかもしれないが、DVD第6話では「ド」に修正されている。台詞でも「ド」と発音しているし、本屋で無料配布されたガイドブックでも「ド」になっている。
☆原作との相違点の中の「天山山脈でロフォカレを捕獲したのが
ミカロユス・キュイの『
パラシオスの小路』ではなく、フリーダーの
幻術になっている。」の行を削除。フリーダーが自在法を使っているとは一言も言っていない。ミカロユスが一緒にいることに言及しなかっただけ。誤解を招く演出であることは認めるが。
☆まんたんWebで渡部監督が
インタビューに答えている。監督曰く、原作のダイジェスト版を目指したとのこと。諸処の省略・改変は、その方針の下になされたのだろう。
☆ドゥーグは実は新世界に移動する徒の中に小さいが姿が写っている。私もニコニコでの中継のコメントで初めて気づいたのだけど。