149 【菜月7-1】 ◆rGX6UX5xik 2006/08/01(日) 13:36:31

2月。ソフトボール部のキャプテンが発表される日の朝。
菜月と手をつないで学校に向かっていた。「今日キャプテンが決まるんだ。楽しみ~。」
菜月は口ではそう言うが、憂欝そうだ。菜月はここ2~3日すごく元気が無い。
大きな道路に出る。僕達はつないだ手を離す。
そこにソフトボール部の2年生が二人通る。菜月が二人に対し
「おはよう。今日も寒いねえ。」挨拶をした。
二人は菜月を完全に無視して通り過ぎて行く。
菜月は下を向き悲しそうな顔をしたが、僕には何も言わない。
僕の想像では「ソフトボール部のキャプテン候補は菜月ともう一人。
他の2年生は転校生の菜月より、もう一人をキャプテンにさせたい。
だから何かいじわるをされている。」たぶんそんなところだ。
菜月はキャプテンになんかなるより、みんなと仲良くやりたいハズ。
「菜月。」「ん?」「なにか辛いことがあったら話してくれよ。」
「ありがとう。大丈夫だよ。」
菜月は口では、そう言うが目に涙を、いっぱいためていた。
放課後。菜月の部屋で僕はシチューを作っていた。菜月はソフトボール部の集会。
その場で時期キャプテンが言い渡される。


157 【菜月7-2】 ◆rGX6UX5xik 2006/08/01(日) 22:58:43

「ただいま。」菜月が帰って来た。元気がない。
キャプテンはダメだったか?仕方ない。今夜は慰めてやろう。
「おかえり。寒かったなあ。」僕は菜月のほっぺたに両手をやり
「うわあ。冷たいなあ。お風呂にお湯溜めるからあったまりな。」「うん。」
菜月は台所に目をやる。「今日は寒いから菜月の好きなシチューを作った。
鍋を使わせてもらったよ。
お風呂あがったら一緒に食べよう。」
「うん。」菜月を見ると目に涙をいっぱいためている。
そのひとすじが頬をつたった瞬間。「うわぁ~ん。」菜月は大泣きした。
僕は菜月を胸で受けとめた。こんな時は何を聞いてもダメだ。
思い切り泣かせてやろう。僕にできるのは、その間、抱きしめていてやることだけだ。
子供のように声をあげて泣く菜月。僕は彼女の頭を撫でてやる。
普段は大柄に見える菜月。こうやって抱きしめていると僕とくらべて小さい。
そしてやわらかい。

「ひくひく」言いながら泣いていた菜月が少しおとなしくなってきた。
菜月は泣き顔のまま僕の顔を見上げた。可愛い。親指で涙をぬぐってやり、
口にキスした。少し塩辛い。菜月の僕を抱きしめる力が強くなる。


158 【菜月7-3】◆rGX6UX5xik 2006/08/01(日) 23:01:09

「保。」「うん?」「お願い・・抱いてほしい。」菜月はまだ泣き顔だ。
「うん。しよう。」
制服の菜月をベッドに寝かせる。ブラウス、スカートを脱がせる。
ブラジャーをはずすとパンツ一枚。
今日はゆっくり気持ちよくさせてやろう。
菜月の口に永いキスをしながら、
両方の胸をゆっくり揉む。うなじを舐めながら、乳首を愛撫。
「保。大好きだよ。」「菜月。大好きだよ。」「愛してる?」
「もちろんだよ。愛してるよ。」「ずっと一緒?」
「うん。ずっと一緒にいる。離れたりしないよ。」「よかった。」
僕は菜月の胸を揉みながら、パンツを脱がせる。
ゆっくりワレメに舌を這わせると
「あ~。保。気持ちいいよ~。・・もっと・・もっとして・・。」
僕は菜月の両乳首を中指で転がしながら、舌先でワレメの奥に入っていく。
「・・あ~・・保~。ダメ~ダメ~。」菜月は絶叫した。
「入れるよ。ちょっと待って・・」僕は制服のズボンを下ろし・・。
「あ~。保?まだ服着てる。私だけ裸。恥ずかしいよ。全部脱いでよ。」
菜月の言うとおり僕はパンツ一枚になった。「パンツは私が脱がせてあげるよ。」


159 【菜月7-4】 ◆rGX6UX5xik 2006/08/01(日) 23:03:36

菜月がトランクスをゆっくり下ろす。勃起したペニスが顔を出す。
えへへ。おっきくなってるよ。」
トランクスを完全に脱がすと菜月は右手で睾丸を下から持ち上げる。
「タマタマちゃんも硬くなってる。」左手で数回サオをしごくと口でくわえ、
頭をゆっくり前後させる。前後させる。
睾丸を両手でゆっくり揉む。僕が快感で声をあげそうになると・・。
菜月はペニスから口を離す。唇が離れる時に糸を引いた。
「保。・・入れて」ベッドに横たわる菜月の足を広げ中心のワレメに
ゆっくりペニスを押し入れる。
僕は腰を動かし始める。「保のおちんちん・・あったかいよ。
保・・キスして・・ぎゅ~して。」
僕は菜月の口にキスをしながら抱きしめる。腰の動きを少し速める。
菜月の舌はいつも甘い。菜月の身体はいつもあったかで、やわらかい。
「保。愛してる。」「菜月愛してるよ。」僕は腰の動きをさらに速める。
速める。「あん。あん。あん。・・保・・いくよ。いく~。」菜月はいった。
僕は菜月からペニスを抜き菜月のお腹に射精した。

風呂の中。二人浴槽に浸かっている。いつもの元気な菜月だ。


160 【菜月7-5】◆rGX6UX5xik 2006/08/01(日) 23:06:58

「えへへ。お風呂あがったらシチュー食べようね。楽しみだなあ。」
可愛い菜月の笑顔が戻った。
「私ね。ソフトボール部のキャプテンになったよ。部長先生に指名されたんだ。」
「そっか。よかったな~。」
「ありがとう。・・でね。私・・みんなの前で挨拶したの。・・みんな黙って聞いてた。
私の挨拶が終わったら一年生の子たちは拍手してくれたんだけど
二年生は誰も拍手しないの。」
菜月は涙声だ。「帰りに二年生全員に言われたの『あんたが転校して来なければ、
由美子がキャプテンになるハズだった。私たちは協力しない。一人でやりな。』って。」
菜月は完全に泣きだしてしまった。
「私は自分なりにみんなと仲良くしようと努力してたのに。
どうしていいかわからないよ。」
聞いていて涙が出てきた。僕には、菜月を抱きしめてやるしか出来ない。
僕達は浴室で抱き合い、キスをし、再び愛し合った。
浴槽にふたり。「明日からもう一度頑張って見るよ。」
菜月は少し元気になった。「保も一緒に泣いてくれたし。」
「僕は泣いてないよ。」「私が辛くても・・涙も出ないの?」
「・・泣きました。」またいつもの展開だ。
最終更新:2006年12月29日 23:35