250 【少しの別れ・・再会】1 ◆rGX6UX5xik 2008/06/27(日) 12:47:50

前に書いたことがあるけど。以前に一回、僕らにも別れの危機があった。
その発端になったことについてはあえて触れないがその時の話・・。
「何でこんなことになっちゃったんだろう?・・菜月のこと・・
もう愛してないの?」その頃の菜月は泣いてばかりいた。
今思い出しても可哀想でたまらない。
そして僕が菜月の部屋を出て行く前の晩。
「お風呂・・久しぶりに一緒に入ろう。」湯船に浸かり無言の二人。
「どうしても・・だよね?」
「うん。どうしてもだよ。・・決めたことじゃない?」
「一ヶ月だよね?」「うん。一ヶ月。」「そしたらまた元通り?」
「・・うん。たぶん。」
「そっかあ。たぶんかあ。さびしいなあ。」
湯船の湯を両手ですくい顔を洗う仕草の菜月。
たぶん涙を洗い流していたのだと思う。
その当時の僕は菜月を愛していればいるだけ少しの間でも
離れてみる必要があると思っていた。
その日は菜月を抱かないで寝た。抱いてしまえば決心が鈍るような
気がしていた。
翌朝、僕は家を出る。菜月はまだベッドの中で寝ていた。
いつも通りの可愛い寝顔。顔を近づけキスをする。やわらかな唇。
外に出る。カギをかける。そして少し迷った。
カギを郵便受けから中に入れるか?持って出ることにした。
なぜかわからないけど、カギを失ってしまったら、
もう終わりのような気がした。
もしも僕が置いて行ったカギを見つけたら菜月はどう思うだろう?
僕と同じように「もう終わり」だと感じるのではないか?
菜月の家から僕の家まで「雨が降っていても傘のいらない程度」
の距離。 一ヶ月離れて暮らす僕と菜月の約束。
お互いに電話もメールもしない。お互いに相手の家の前を通らない。
僕の荷物は菜月の部屋に置いて行く。
一ヶ月に再び会い今後のことを話し合う。
その日から菜月のいない生活が始まった。


252 【少しの別れ・・再会】2 ◆rGX6UX5xik 2008/06/28(日) 21:12:06

それからの間が、地獄のように辛かった。
一日中、考えるのは菜月のことばかり。
メールの文章を作っては消す。それの繰り返し。
センター問い合わせを10分おきにする。それの繰り返し。
繰り返し。おまけに夜は熟睡が出来ない。
菜月のことを考えて勃起したまんまになったり。
翌日は菜月を失う不安に襲われものすごく落ち込んだり。
「菜月は今、どうしているだろう?
僕と同じように落ち込んでいるんだろうなあ。菜月・・。
菜月。菜月。」
時間が経過するのがすごく遅い。
まだ菜月と連絡をとらなくなって5日だ。
さらに2日が経った頃の僕。鏡を見てびっくりした。
頬がこけて別人のようになっている。そりゃそうだ。
食欲も無く、何をする気力も無い。こんな風になるよな。
「菜月はどうしているのか?」菜月と話がしたい。菜月に会いたい。
いつまでこんな日が続くのだろう?
菜月と会わないようになってちょうど二週間が経過した日。
メールがきた。菜月からだ。携帯を持つ手が奮える。


255【少しの別れ・・そして再会】3 ◆rGX6UX5xik New! 2008/07/07(日) 12:16:59

菜月からのメールは文章ではなかった。小さな赤いハートがひとつ。
それだけだった。慌てて返信をする僕。もちろん小さな赤いハートだ。
二つにして返す。そして菜月からの返信はハートが三つになって帰ってくる・・。
涙で携帯の画面が見えなくなってくる。もう我慢出来ない。菜月に会いたい。
菜月を抱きしめたい・・。
もう十回以上も返信を繰り返しただろうか?
画面が赤い小さなハートでいっぱいだ。
そして菜月からきたメールには「会いたいよ」の5文字のみが・・。
僕はサンダルを穿くと玄関を飛び出す。
ゆっくりと歩いても5分とかからない距離を全力で走る。


257 抜いたら負けかなと思っている ◆rGX6UX5xik 2008/07/09(日) 14:53:22

【少しの別れ・・再会】4走る・・。走る・・。目一杯だ。菜月の部屋。
いや・・懐かしの我が家を目指して・・。頭がクラクラする。
肌身離さず持っていたカギを握りしめて走り続ける。
確か・・トラック競技で一番辛いのが400メートル種目。
わかるような気がした・・。
菜月の部屋の前。
「はあ。はあ。い・・息をと・・整え・・くっ・・苦しい・・。」
奮える手でベルを鳴らす。
中から「はい。開いてますよ。」ドアを開く。
そして・・目の前に菜月。菜月がいた。
「保。・・来てくれると思ってた・・。」相変わらず可愛い。
目にいっぱい涙をためている。「なっ・なっ・・菜月。」まだ息が苦しい。
まずさっきの「会いたいよ。」への返事。「僕も会いたかった。」
無言で僕を見つめている菜月。大きな瞳。
そして笑顔になり・・たまっていた涙がひとすじ・・流れる。
「うわあ~ん。会いたかったよ。
菜月・・さびしくて・・さびしくて・・保・・ひっく・・ひっく・・。」
赤ちゃんのように、顔をくしゃくしゃにして泣く菜月を僕は抱きしめる。
「ひっく。ひっく。ひっく。」それでもしゃくりあげるように菜月は泣きつづける。
「お風呂・・。」「お風呂?」
「うん。入ろうと思ったら・・
保が一緒にいたら・・うれしいのになあって思って・・ひっく・・
我慢出来なくなって・・ひっく。」
菜月の髪を撫でる。柔らかな髪質。いい香りがする。
そして僕は久しぶりに菜月の口にキスをする。すこし・・
イヤすごく塩辛い。
思い切り抱きしめる。・・やわらかい・・あたたかい・・安心。
「・・保。やだよ。もう離れないでよ。菜月と一緒にいてよ。」
永いキスが終わり・・最初の言葉。
「ごめんね。もう菜月から離れたりしないよ。」「本当に?」
「ウソはつかないよ。」「菜月のこと・・愛してる?」
「うん。愛してる。世界で一番だよ。」「宇宙で一番がいいなあ。」
何度も交わしたフレーズ。やっといつもの僕たちに戻った。
「お風呂沸かしたんだけど・・。一緒に入る?」もちろんだ。
「うん。入ろう。」
僕らは風呂に入るとなると話が早い。
「脱がしてあげるよ。」僕は汚いTシャツとジャージ姿だった。

Tシャツは自分で脱ぐ。ジャージがトランクスとともに一気に下ろされる。
久しぶりに菜月の目の前におちんちんを露出させている。
まずい・・最近面倒くさくて昨日の夜は風呂に入っていない。
「ごめん。昨日は風呂に入ってないんだ。」
「いいよ。保のおちんちんの匂い。菜月は大好きだよ。」
えへへ。なんかおっきくなってきたよ。」菜月の「えへへ」が出た。
「そりゃあそうだよ。久しぶりだもん。」
「えっ?保はひとりでおちんちんいじったりしなかったの?」
「うん。そんな気にならなかった・・。」
待てよ。「保は・・いじったりしなかったの?」
ってことは菜月はいじったってことだよね。
僕は聞いてみる。「菜月はオナピーとかしてたの?・・ひょっとして・・。」


260 抜いたら【少しの別れ・・再会】5 ◆rGX6UX5xik New! 2008/07/18(日) 09:15:47

「嫁入り前の生娘に「オナピーした?」なんて聞かないでしょ?普通。」
菜月は「生娘」の意味を知らないらしい。
「でもね。正直に言うとねえ・・。」
「正直に言うと?」
「保がいなくて寂しくてねえ・・菜月はちょっとだけ・・おま・・やっぱ・・やめとく。」
まあいい。あとで盛り上がった時に「ちょっとだけ・・おま」
の続きは聞くことにする。「おちんちん。なんか久しぶりだなあ。」
タマタマを左手で下から持ち上げる。右手で亀頭の裏を撫でる。
そしていたずらっぽい顔で僕の顔を見上げる。
「舐めちゃお。」「舐めるのはいいけど・・お風呂・・。」久しぶりの感覚。
15日ぶりくらいかな?・・違う・・菜月と離れる前からえっちは少しご無沙汰で・・
「うっ。」なんか少し懐かしい感覚。いきなり菜月にしゃぶられてしまった。
菜月の可愛い口を亀頭が出入りする。気持ちいい・・。
昼下がりの室内には菜月の唇と僕のおちんちんがかもし出す音だけが響く。
早漏の僕は久しぶりの刺激に「な・・菜月なんか出そうだよ。」
「え~。ダメだよ。今日は菜月も気持ちよくなりたいよ。かんじゃおう。」
軽くおちんちんをかむ菜月。そしてまた、いたずらっぽい顔で僕を見上げる。
「出ちゃったらヤダからお風呂に行こうよ。」
菜月は部屋にタオルを取りに戻る。僕はそのまま風呂場に。
歩くたびに久々に勃起したおちんちんの先が頷きを繰り返す。
湯船に浸かっていると全裸の菜月が登場。
股間を右手で押さえている。
菜月が風呂場に入ってくるだけでチーズの香りがする。
「なんか・・久しぶりだと恥ずかしいよね?」
「えっ?」「保の前で丸裸ん坊だから・・。」
「こっちおいで・・。一緒に入ろう。」
「うん。その前におしっこ。」
「自称生娘」の菜月は僕の目の前で排水溝に向かいおしっこを始める。
柔らかな恥毛の奥から一筋に伸びる小便。僕は見つめてしまう。
「おしっこは恥ずかしくないの?」浴槽に頬杖をつきながら菜月に尋ねる。
「お風呂でのおしっこはあんまし恥ずかしくないよ。
おトイレでしてるおしっこやウンチは恥ずかしいけど。」
菜月の小便の勢いが雫に変わる。
菜月は立ち上がり股間にシャワーの湯をかける。

267 【少しの別れ再会】6 ◆rGX6UX5xik 2008/08/05(日) 14:56:19

「おちんちん。洗ったげるよ。」
湯船の中で立ち上がり、菜月に股間を突き出す。すでに八分咲きのおちんちん。
シャワーの湯をかける菜月。
洗顔フォームを泡立てる菜月。
「やっぱり保と一緒にお風呂入るほうが全然楽しいよ。」
それは僕だって同じだ。
菜月と離れている間は風呂自体が面倒だった。
「おっきくなってるけど・・皮被ってるよ。」
「うん。剥いて・・。」右手の親指と人差し指でやさしく皮を剥く菜月。
石鹸の泡を亀頭に付けてカリの部分を洗う。
亀頭の裏側の一番気持ちのいい部分を左手の手のひらで撫でる。
「これ好きなんだよね?保。」
「うん。すごい好き。」「気持ちいい?」
答えるかわりに菜月の乳房を手のひらで包む。
大きさはそんなでもないけど形はいいんだ。
「やっぱり保に触ってもらうほうが全然いい。」
菜月は隠し事の出来ないタイプ。自分で触っていたのを認める発言だ。
完全な脱皮をした僕のおちんちんにシャワーの湯がかけられる。
そしてタマタマを下から持ち上げられる。そしておちんちん本体に口での奉仕。
そして亀頭の裏側に舌の感触。そして菜月は頭を前後させる。
ゆっくり。ゆっくり。これが効く。すごく。菜月はおちんちん
を味わうように・・なおもゆっくり。
カリの部分に菜月のやわらかな上唇があたり・・
裏側に舌が這う.。うっ・・たまら・・ない。き・・気持ち良すぎる。
「菜月。もう我慢出来ないよ。出ちゃいそうだよ。」
慌てておちんちんから口を離す菜月。
「出ちゃいそうなの?・・菜月のフェラ・・そんなにいかった?」
菜月の口から「フェラ」の言葉が出たのがなぜかすごく刺激的だ。


282【少しの別れ・・再会】7 ◆rGX6UX5xik New! 2008/08/29(日) 15:46:39

「おちんちんの先っちょが『ピクンピクン』ってなってる・・。」
「うん。もうガマンできないよ。」「お部屋行く?」
「うん。行く。」身体を拭くのももどかしい。
歩いただけで「大放出」してしまいそうだ。
「普通に入れて・・。」やっとたどり着いたベッドに仰向けに寝る菜月
の足を高く抱えあげる。すべすべの真っ白な菜月の脚。
付け根近くにうっすらと生えた陰毛。そしてワレメ。
帰ってきたんだ。ここに。そして上空を見上げたままのおちんちんを手
で押さえながら挿入する。
「大丈夫だよ。出ちゃっても・・。もっかいすればいいんだから。」
そんなことは出来ない。
「夏の暑い日に、もう少しで生ビールが飲めるというのにガマン
出来ずに生ぬるい水道水を飲むようなもの」じゃないか。
「おっ。」気持ちいい。菜月のおまんちょ全体がピタッと
おちんちんに絡む。・・あっ・・たまらない・・。
またこんな時が絶対にくると信じておちんちんをいじらないでいた。
そして少しずつ腰を動かし始める。
「なんか・・久しぶり・・なんか・・おっきい・・
なんか・・あっ・・あっ。・・いっ。・・気持ちいい。
すごい・・すごい・・すごいよ。」


283 【少しの別れ・・再会】8 ◆rGX6UX5xik New! 2008/08/29(日) 16:26:28

「保。キスして。・・・キスしたままでパンパンってして・・・。」
思いきり菜月を抱きしめ、そしてやさしくキス。
やわらかな唇、いい匂いがする。
僕は腰の動きを速める。快調に菜月のおまんちょを出入りする
僕のおちんちん・・・。
永く続いていたキスが一段落すると、菜月の口から歓喜の叫びが再びもれる。
「保・・。たもつ~。気持ちよくて・・変に・・変になりそうだよ。
あんあんあん。あん」
「大放出の危機的状況」を乗り越えた僕には多少の余裕があった。
菜月の身体から一度離れると
菜月をうつぶせにする。そしておしりを抱え、よつんばいの状態に。
満面に「喜びの液体」を湛えた菜月の可愛い部分にさっきと
違う方向からゆっくり挿入する。
すごくしまりのいいおまんちょ。白くすべすべの背中。
手を伸ばせば形のいいおっぱいが2つ、下を向き実っている。
ゆっくり腰を動かしながら両方の乳首をそれぞれの中指で撫でまわす。
しばらく静かだった菜月が再び雄叫びをあげる。
「やっ。・・ああん。あんあんあん。菜月・・
いきそうだよ。あんあん。保。保。保。」
ついにラストスパート。あとは腰を振り続けるのみ。
全速力だ。きしむベッド。「パンパン」の音が激しくなる。
少しタマが痛い。
なおも腰を振る。腰を振る。腰を振る。
高まる射精感。気持ちいい。どんどん・・・どんどん押し寄せてくる。
今僕らはセックスしている。一番好きな人と、一番大切な人と・・・。
絶頂だ・・・。
「気持ちいい。」僕は菜月の中に全てを放出する。


284 【少しの別れ再会】9 ◆rGX6UX5xik 2008/08/29(日) 17:04:57

「保。・・・すごいよかった。」僕の腕枕上の菜月。
「うん。僕も。」「・・・保。さっきも言ったけど・・・菜月さあ・・
保と離れるのもういやだよ。」
何故か恥ずかしそうな菜月。
「うん。僕も菜月から離れたくない。今回は本当に辛かった。
もう絶対に菜月を離さない。」
「本当に?」「うん。絶対。100%だよ。」
「菜月も約束する。保から一生離れない。」また少し鳴き声の菜月。
抱きしめる。あったかい。抱きしめる。
やわらかい。今、僕の腕の中に菜月の全てがある。

「保。」「うん?」「菜月と離れていた間におちんちんしごかなかった
のって本当?」「うん。本当だよ。」
「何で?」「ううん。何でだろうね?なんかそんな気になれなかったよ。」
「菜月は・・・?」「何が?」「・・・ひょっとして?」
「えっちなこと聞こうとしてるでしょ?」
「うんしてる。」「菜月はちょっとだけだよ。
時々だけど・・・保のことを思い出して・・・
おっぱいの先っちょをさわったり・・・。」
「こんな風に?」菜月の両乳首を親指で撫でる。
「保のえっち・・・。」「おまんちょは?」
「・・・下はほんのちょっとだけだよ。・・・さびしかったんだもん。
僕は菜月のおまんちょに手を伸ばし、ワレメを右手の中指で撫でた。
「またあ。・・・何かもっかいしたくなっちゃたよ。」
「何回でもしよう。ずっと一緒なんだから。」
結局その日は4回も愛し合った。
因みに菜月と出会ってからセックスの間が開いたのはこの時の
2週間+アルファが最高。
この後は「女の子の日」を除き、3日と開けずにセックスしている。

今回のエピソードが菜月と出会ってから僕が菜月にした一番ひどいこと。
今後、僕は一生菜月を手離さないことを再度誓った。
そしてみなさんもご存じの通り、
「その後、僕らは結婚しました。」
最終更新:2008年08月29日 21:39