adult Still disease
- 16歳以上で発症のStill disease
- 若年成人の原因不明の発熱で発症し、サーモンピンクの皮疹(リウマトイド疹)が見つかれば、adult Still diseaseを疑う鍵となる。
- 血中フェリチン上昇
診断基準
除外項目を鑑別し、大項目2個以上を含み総項目数5個以上でadult Still diseaseと診断。
- 大項目
1.発熱(39℃以上の熱が1週間以上続く(弛張熱spiking fever))
2.関節痛(1週間以上続く)
3.定型的皮疹(体幹・四肢近位部にサーモンピンク様皮疹)、Kobner現象
4.80%以上のneutrophil↑を含むWBC↑(10000/μL以上)
- 小項目
1.咽頭痛
2.リンパ節腫脹、あるいはsplenomegaly
3.肝機能障害
4.RF(-), 抗核抗体(-)
- 除外項目
infection(sepseis, IE), malignancy(特にmalignant lymphoma), collagen disease(PN, MRA)
最終更新:2009年10月25日 19:11