解離性(転換性)障害(hysterical neurosis)
- 転換型(欲求不満が身体症状に転換される)と、解離型(人格が統合できずに解離する)にわ分けられる。女性に多い。
- 心的外傷体験に対する退行に起因する症状が見られる。
- 転換型では、運動症状(失立失歩、失声、痙攣、チック)、感覚症状(らせん状視野狭窄、知覚障害)、嘔吐などを示す
- 解離型では、健忘、昏迷、もうろう状態、解離性同一性障害(多重人格)、遁走、失神、Ganser症候群などが見られる
- 解離
- 不安、恐怖、悲しみなどの強い情動体験や心的外傷体験を「箱詰め」にして、意識の連続性から隔離すること。
最終更新:2009年10月27日 21:57