登録日:2025/08/16 Sat 10:02:31
更新日:2025/08/29 Fri 21:42:14
所要時間:天才のあたしなら約 25 分くらいでよゆ~で読めちゃうし~
画像出典:メインストーリー第2部 後編「種を貴方に、希望は巡る」ティザーPV
© Cygames・JRA
◆プロフィール
キャッチコピー:飛び出せ!無限の希望とマシュマロハート♡
生年月日:2月27日
身長:165cm
体重:いーかんじ♡
スリーサイズ:B92・W61・H86
靴のサイズ:左右ともに24.0cm
学年:中等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:だいたいぜ~んぶ♡(早着替え、口笛)
苦手なこと:キツすぎちゃうのはイヤ
耳のこと:ガチのおねだりのときは極限まで垂らす
尻尾のこと:寝ているときの荒ぶり方が恐れられている
家族のこと:家族全員、旅行前日は眠れないタイプ
ヒミツ:①人自称くじ引き強者。(底から引くのがコ・ツ♡)
自己紹介:フサイチパンドラちゃんで~す♡あたしまーじ天才だし、手かかんないよ♡だ~か~ら~、根性系とかナシ方向でよろ♡
◆概要
かの大物種牡馬
サンデーサイレンスの最終年産駒の一角にして、数奇な運命の果てにエリザベス女王杯を勝利しサンデー産駒全世代G1勝利記録を達成。
そして何より、母馬となってから後にかの伝説の九冠馬こと
アーモンドアイを輩出したことで有名な競走馬「フサイチパンドラ」がモチーフの
ウマ娘。
2024年9月20日に追加された
メインストーリー第2部中編の終盤において何の前触れもなくサプライズ同然に登場し、トレーナーの多くに衝撃を与えた。
また、90年代~00年代においてメディア露出を積極的に行い、競馬ファン以外でも名が知られていた馬主である故・関口房郎氏の所有馬、いわゆるフサイチ軍団の中では初めてのウマ娘化となる。
◆キャラクター像
一人称は「あたし」。
金髪ツインのドリルへアーと
甘えん坊な雰囲気を漂わせる紅色の両眼が特徴的。
イヤーカバーは右が赤で左が黄色と左右非対称になっているが、これは史実の
馬主である関口房朗氏の勝負服カラー「赤、袖黄一本輪、黄鋸歯形」の赤(史実メンコの顔部分色)と黄色(史実耳カバー色)をそれぞれ持ってきたものだろう。
また、中等部でありながらこれまた
B92・H86という普通ならあり得ないレベルの超ナイスバディの持ち主。
その如何にもなギャルっぽい見た目通りというかなんというか、
性格は超が3つくらい付いてもおかしくないレベルでゆるっゆる。
項目冒頭のセリフにもあるように自らを「
天才」と称するが、確かに大抵のことは何であろうと努力なしに相応のレベルでスマートにこなせてしまうなど、その自認に違わないあらゆる方面での才能を秘めている。
が、それと同時に「なんでもそれなりのレベルでこなせる」という裏返しで「
何でもそこそこに留まってしまう」というのが大きな弱点でもある。サポカイベントで言及されている一例として、学園のテストでもノー勉で常に80点台を叩き出しているが、一度も満点もしくはそれに近い点数を取ったことはないというのがわかりやすいか。
さらに非常に裕福な家庭で、両親からこれ以上ないくらいの愛情を注がれて……悪く言えばとてつもなく甘やかされながら育ち今に至っていることも挙げられる。
その結果として、己の才能である程度の段階までこなせたらそこを境にパタリと前に進むことを辞めてしまうため、苦しい思いをしながら本気で何かに打ち込むという経験が皆無になっている。
そんな行いもパンドラの中では「頑張った」と認識しており、物事に対する熱意自体がないわけではない。
ただ周囲大多数と比べて「頑張った」のハードルが非常に低いため、端から見てるとやる気が無いようにしか見えないという問題を生む。
さらに「一定の成功を収められる才能」と「『天才の自分がこれだけ頑張ったのだから』という認識」が組み合わさって、いざ問題に引っ掛かった際に「この自分がこれだけやってダメならしょうがない」という逃げ道を生んでしまい、その経験をバネに反省や成長に繋げるのも難しい。
メタ的にも、ウマ娘たちには様々なベクトルで不真面目と言わざるを得ないキャラクターは多数いるが、そんな彼女たちでさえレースに対してはリスペクトし真摯に取り組む者が殆どなので、「明らかに舐めた態度」として描かれるのは稀。
これらのような点から、とにかくアスリートにはあまりにも不向きな性格面の弱点の数々をどうしていくかが、後述する育成シナリオやメインストーリーでの当初の課題となる。
総括すると、勝利と栄光のために才能に胡坐をかかず努力や敗北は必然と考える者が大多数のトレセン学園の生徒としては異色極まるキャラ造形といえる。
プライベートな方面では、その元来の明るさと社交性の高さから接点の薄い他者にもグイグイアタックしていき、甘え上手な面も活用しつつ最終的に相手に折れさせる
小悪魔的な側面も持つ。これもこれで遠慮を知らなすぎるという裏返しの難点もあるわけだが……。
ワガママを一切躊躇わない反面、
(気が向けば)進んで人助けをするような根っからの善性の持ち主でもあり、良くも悪くも無垢な子供(中学生)と言える。
また趣味の一つとして『プリファイ』の大ファンだったことも公言しており、
カワカミプリンセスとは『プリファイ』好き繋がりですぐに意気投合してみせるほど。
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 |
芝:A |
ダート:E |
距離 |
短距離:G |
マイル:B |
中距離:A |
長距離:G |
脚質 |
逃げ:C |
先行:A |
差し:B |
追込:F |
2025年7月22日に☆3「Assorted Cuteness♡」として実装。
同日にはメインストーリー第2部後編の更新も事前に告知されており、同じようなタイミングで実装されていたラインクラフトやシーザリオと同様にここに合わせてパンドラも育成実装されるだろうと予測するトレーナーが大多数であった。
適性はわかりやすく先行・中距離に特化している。
史実では条件戦での勝利や阪神JFなどの重賞での好走を反映してかマイルも次点のBと高め。
残りの短距離と長距離は共に最低適性のため、素直にマイルや中距離で活かすのが無難。
[Assorted Cuteness♡]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Assorted Cuteness♡]フサイチパンドラ」勝負服
馬主である関口房朗氏が所有する競走馬の騎手勝負服「赤、袖黄一本輪、黄鋸歯形」がベース。
赤と黄色をベースカラーにフリルやその他装飾をふんだんにあしらったへそ出しスタイルのセクシー且つキュートなデザイン。
全体的な意匠は上述したパンドラの趣味であるプリファイの元ネタのアレもイメージさせる。
モデル馬の右後足の白を再現した右の白いブーツや、スカートの右前、左後ろのリボンの上からそれぞれ備え付けられた「FP」のイニシャルアクセントなんかも特徴的。
この勝負服のデザインもまた天才たるパンドラ自身のセンスとインスピレーションによって1から描き起こされたもので、
「フサイチパンドラには勝ちしか似合わないって思われるようなキラキラの勝負服」をイメージしたとのこと。
成長率はスタミナ、根性、賢さに+10%となっている。
所持スキル
得意とする先行や中距離で活かせるスキルが豊富に揃ったラインナップ。
特に先行型として終盤の加速スキルとして有用な鍔迫り合いを自前で備えているのが大きい。
また、進化スキルである「ラブミー☆パレード」と「ぜーったい譲って♡」は2200m限定の強化や発動タイミングの変化条件がつくため、
やはり史実勝利レースであるエリザベス女王杯を見据えているといえる。ついでに宝塚記念でも。
通常スキル:
テンポアップ、真っ向勝負、正面突破、(覚醒Lv2)右回り〇、(覚醒Lv4)直滑降
レアスキル:
(覚醒Lv3)キラーチューン(レース中盤に前の方だと速度が上がる/中距離)
┗ラブミー☆パレード(レース中盤に前の方だと速度がすごく上がる、2200mのレースならものすごく上がる/中距離)
(覚醒Lv5)鍔迫り合い(レース終盤始めの方で前方にいると加速力が上がる/先行)
┗ぜーったい譲って♡(終盤始めの方で前方にいると加速力がすごく上がる、2200mのレースなら持久力を少し使い終盤始めの方早めにすごく上がる/先行・中距離)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Assorted Cuteness♡]フサイチパンドラ」固有スキル発動」
固有スキルは「ホップステップ・ゲッチュ♡」。
効果は「レース前半のコーナーで好位置にいると速度が上がる、2200mのレースなら上げ続ける」というもの。
効果自体はレース前半コーナーでの速度アップとシンプルなものだが、
こちらも進化スキルと同様に2200mレース限定で持続時間が強化されるため、前半から中盤にかけての速度と有利を稼ぎやすくなる。
これまで述べてきたように固有、進化共に2200mでのレースで最大限効力が発揮できるコンセプトであることに加え、
通常スキルに直滑降や右回り〇があることも踏まえると、やはりエリザベス女王杯で特に有力なウマ娘となりうるが、
同じ2200mの右回りコースということで宝塚記念でも高めの評価を得ていたりもする。
発動演出でポップでふわふわなメルヘン空間において、バブル装飾の一つが弾けると同時にパンドラが駆け出していく姿が実に可愛らしい。
固有二つ名は「希望の贈り物」。
取得条件は「すべてのレースをやる気「絶好調」で出走し続け、エリザベス女王杯を二連覇し、カワカミプリンセスに2回以上勝利する」。
キャラ固有目標型のレースでならエリザベス女王杯は必然的に2度走る上に難易度も高くないが問題は残り2つ。
やる気絶好調での出走は今まで同条件だったウマ娘たちと同様に、レース出走直前のターンでやる気ダウンイベントを起こされるとアウトのため常に運の要素が付き纏う。
更にカワカミプリンセスに2回以上勝利するというのも、1つはクラシック期のエリザベス女王杯で稼げるだろうが、もう1勝はこれまた強力なライバル補正がかかったオークスか秋華賞での勝利が必然的に必要となるため、やはり一筋縄ではいかない。
条件はクラシック級エリザベス女王杯に出走し、スイープトウショウとカワカミプリンセスに勝利すること。
ウマ娘ごとのストーリーが存在するシナリオでは問題ないが、それ以外では上記条件を満たさないと流れないので注意。
去年の女王スイープトウショウを、そして
同期のライバルカワカミプリンセスを破り
ティアラを戴いたのはフサイチパンドラ!
元ネタ:第31回エリザベス女王杯 馬場鉄志
……お気づきの方もおられるかと思うが、実際のレースで言及されたのはカワカミプリンセス(とスイープトウショウ)の方であり、フサイチパンドラには言及されていなかった。
だがウマ娘で降着を再現するのは無理なのでこういう形になったと思われる。
サポートカード
こちらも2025年7月22日に共通のRと共にメインストーリー第2部後編の完結報酬としてSSR【ゼッタイ☆天才伝説】が追加されている。
SSR【ゼッタイ☆天才伝説】
得意トレーニングはスピード。
友情ボーナスややる気効果アップは盛っているが、トレーニング効果アップや各種ボーナスなどは皆無のため、やはり配布報酬のサポカらしく全体的な性能は控えめの部類。
先行向けのスキルを備えている他、連続イベントを完走すると「勇迅円刃」(先行コーナー◎上位)のレアスキルを取得できる。
個別ストーリー
とある日の模擬レースでの一幕、トレーナーが偶然にも目にしたフサイチパンドラという一人のウマ娘。
あからさまに本気ではない、軽く流している程度の走りの時点で周囲のウマ娘たちとはまるで違う圧倒的な走り。
すぐさま側にいた別のトレーナーから声を掛けられるほどの逸材――まさに天才と呼ぶ他ないウマ娘だとあっという間に魅せられていたのだが、
すぐ横で同じように彼女を見守っていた別のベテラントレーナーの反応は芳しくなかった。
わはっ☆ あたし、ヤバっ! こんなに本気出しちゃったの、いつぶり!?
直後、声をかけた中堅トレーナーの勧めでパンドラがもう一度走ってみせるとベテラントレーナーの懸念は正に的中。
新人の身であるトレーナーの視点からでも、最初に目にした走りと殆ど変わっていないとしか思えないのだが、
パンドラの中ではこれが「本気で走っている」の認識に入るらしい。
困惑する中堅トレーナーの説得も空しく、お互いの認識のズレからパンドラもスカウトに消極的になってしまう。
いくら頼んでも発破をかけてもまるで響かないふわふわメンタル…さながらマシュマロみたいなウマ娘だというのが最終的なイメージになっていた。
ねー、キミもトレーナーだよね? だったら、あたしのこと……。
と思いきや、何とその件のフサイチパンドラ当人がいきなりこちらへ歩み寄ってきたかと思いきや、自身をスカウトしないかとあま~い声色でおねだりするかの如く申し出てくるではないか。
危うく丸め込まれそうになるもののベテラントレーナーの一声で正気に戻り、その上で尚も食い下がってくるパンドラと一先ず詳しい話をしてみることに。
才能があるのは確かだがアスリートとしては内面に色々問題がありすぎるのは明白。その辺りをきちんと見定めないことにはいくら自分が経験皆無の新人とはいえ安易に契約成立というわけにはいかないだろうというのが率直なところだった。
…ところがどっこい、何故かそのままトレーナー室で真剣に話し合いを、なんて流れにはならず
どういうわけかトレーナーは次の日曜日、パンドラと共に遊園地でアトラクションを楽しんだり、ショッピングモールでお揃いコーデを試されたりと
あっちこっち連れ回されるハメになっていた。
こちらが断ろうとする隙さえ与えず押しの強さと甘い言動でひたすらにこちらを吞み込んで彼女のペースに持っていかれてしまうの繰り返し。
散々遊び回った先の夕刻、パンドラ自身も語ってくれたのだが、親族友人問わずに幼い頃からいつもこんな感じで、自分がお願いすれば大体の言うことは何でも聞いてくれたとのこと。
その上でトレーナーはフサイチパンドラというウマ娘のことを「徹底的に甘やかされて育てられたウマ娘」「才能は間違いなく持っているが砂糖のドロ沼の中に埋もれている」「どうにか掘り起こそうとしても失敗すればこちらが呑み込まれて終わる」といった具合に認識することに。
率直に言ってしまえばかなり扱い辛いタイプということで間違いないだろう。
だがトレーナーの脳裏に過るのは初めてパンドラと会った日に目にしたあの圧倒的な走り。
例えアスリートとして問題だらけとしても、あれほどの才能を埋もれさせたままにしてしまうのは一トレーナーとしてはどうしても看過できないことでもある。
となれば、自身がパンドラの誘惑にどうにか耐えながら、砂糖の奥深くに埋もれている才能を何とかして掘り起こすしかない。
さあ、レースしましょうっ、パンドラさん! 姫たる私と、華麗に殴り合いですわ!
で、その一環でトレーナーがまず試してみたのが同期にして同じく才能ある実力者であるカワカミプリンセスとの模擬レース。
才能任せなだけではどうにもならない強敵、という一種の壁を体感させることで少しは意識に変化が出るのではないか? というもの。
狙い通り、同じ才女でありながら努力も怠らない根性溢れるカワカミの走りを前にパンドラは敗北を喫するのだが…
直後にあっけらかんとこんなことを言い放つパンドラ。トレーナーの目論見は見事失敗。
が、それでも諦めきれないトレーナーそのまま契約成立の条件として「カワカミプリンセスへの勝利」を提示。
パンドラの方も色々考えた上で「ならトレーナーが自分をカワカミに勝てるようにしてほしい」と申し出る流れに。
仮契約に近い形でパンドラのトレーニングの面倒を見ることになったトレーナー。
とにかく周囲大多数と比較して「頑張ったのラインがとてつもなく低い」パンドラをその気にさせるため、ありとあらゆる手段を講じることに。
時にご褒美で釣ったり、時にパンドラの苦手なもので追い込んだり、はたまた食事の中に栄養面を考慮してこっそり気づかれないようにパンドラの苦手なものを仕込んでバレないように食べさせたり…やってることはトレーナーというよりも手のかかる子供の成長を見守る父親のようでもあった。
ただ、それでも双方の努力の甲斐もあり、当初よりも見違えてタイムも良くなったパンドラと喜びを嚙みしめ合いながら、迎えたカワカミとの再戦。
トレーナーの下で磨かれたパンドラの才能は、カワカミをも驚かせるほどに強力なものとなっていたが、それでもカワカミは怯むことなく前回と同じド根性を以て今のパンドラを上回るラストスパートで更に上を行って見せる。
以前と同じ負けパターン……事実、パンドラはまたしてもこれだけ頑張ったのだからと諦めモードに入りかけていたが…
トレーナーの渾身の声援と共に放たれる勝利のご褒美。
字面だけ見れば締まらない話かもしれないが、それでもフサイチパンドラというウマ娘に本気を出させるには効果覿面だったのも事実。
扱い方をある程度覚えたトレーナーの飴と鞭によってパンドラはやる気を再燃させて猛スパート。遂にカワカミプリンセスを抜き去り見事に勝利を飾ってみせた。
ってわけで勝ったから、契約だよね、契約! 約束したし☆
レース終了後、勝利の喜びを噛み占めているパンドラの申し出を今度はトレーナーも快く了承。
めでたく正式な担当契約が結ばれることになった。
そしてその日の夜、月明かりの下でパンドラは改めてトレーナーに対して「自身の夢」を語る。
その内容は「たくさんGⅠを勝って、大勢の人々の前でライブパフォーマンをして、カワイくアピールして大歓声を浴びている」というもの。
これまた言葉面だけ見れば、幼い子供が語るような具体性に欠けるふわふわした内容だったかもしれない。
それでもトレーナーはそれを馬鹿にしたりはしない。
パンドラの秘めた才能は何度も言うように間違いなく本物で、磨いていけばGⅠ勝利も夢じゃない実力者になれる筈。
パンドラの語る夢、圧倒的な勝利から多くの人々から喝采を浴びるようなキラキラの光景にいつか必ず自分が導いて見せるとトレーナーは心に誓うのであった。
育成シナリオ
正式契約後も相変わらず自由奔放なパンドラに手を焼かされつつも、彼女の夢に向かって共に歩んでいく育成シナリオ。
デビュー戦から阪神JFから始まるトリプルティアラ路線の王道を突き進んでいくことになる。
…が、オークスや秋華賞で立ちはだかるカワカミプリンセスという強力なライバルの台頭や、
どんなに才能に溢れた天才ウマ娘だろうといつかは「終わり」がやってくるという焦り、
何より、天才の筈の自分がこんなにも頑張っているのに、未だ遠い夢の光景――
「傍から見れば」順風満帆に成功の道を歩み、相応の評価も受けるようになっていたパンドラ。
だが、その評価は「一流ウマ娘のうちの1人」程度にすぎず、夢見たような「頂点」ではなかった。
様々な要因が積もり積もった先、秋華賞の終了直後で遂にそれが爆発してしまう。
今度こそ本当に(客観的に見ても)、レース後には失神してしまうほど頑張ったのに、それでも頂点には程遠いのだと世間の声が証明しており……
自分は天才なんかじゃない、全然ふつーのウマ娘だった。
と思い知ったパンドラの心は完全に折れてしまい、トレーナーに引退を宣言。
それでも尚、パンドラの持つ才能を信じているトレーナーの説得によって、もう少しだけ頑張ってみると撤回するも、
根本的な解決には程遠いことは誰の目にも明らかであり、パンドラのやる気は見る影もなく激減していた。
だがその矢先、運命的な何かで結ばれたとあるウマ娘……
自分とは違う「本物の天才」を目にした瞬間、パンドラの中に新たな「夢」が芽生えることになる。
隠しイベントとして育成シナリオ内でGⅠレースを合計10勝以上すると、シニア期終了時に「海が映すあなたの未来」が発生。
スピードとパワーが+25ずつの上、探求心と比類なき、2つのスキルも取得できるなどなかなかに強力。
目標レース内で走るGⅠレースは合計7戦のため、追加で3つのレース任意出走する必要がある上、
上述のようにオークスと秋華賞ではライバル補正が大幅に上乗せされたカワカミプリンセスが立ちはだかる為、
達成のためにはなかなかに骨が折れるものの、最新シナリオでのインフレも加味すれば十分に狙っていける範囲だろう。
メインストーリー
これまでもこれからも、キラッキラに輝いちゃうウマ娘♪
上述のようにウマ娘内で初登場したのはメインストーリー第2部中編の終盤からだが、この時は本当に顔見せ程度。
ラインクラフトに対して憧れの眼差しを向けていた一方で、自身が挑んだ桜花賞では惨敗を喫することになり、物凄く落胆する内心がモノローグで語られたりしていた。
そしてそれからしばらくの後追加された同ストーリーの後編において冒頭から唐突に登場。
チーム<アスケラ>メンバーたちの「誰!?」というツッコミもお構いなしにさも当然のように姿を現す。
…直後に元のチームメンバーに引き戻された上で事の経緯が語られるのだが、
こちらの世界線でも育成シナリオと同様の様相で、才能任せの走りだけでもデビューから6戦2勝、掲示板外も1度だけとなかなか順調な滑り出しで、パンドラ自身もノリにノって絶好調、このままトリプルティアラ達成もよゆーよゆーといった調子だったのだが、中編で断片的に語られていたように桜花賞では14着と見事に惨敗。
元チームのトレーナーもちゃんとした指導ができなかった自分にも責任があると前置きした上で、ここでも育成シナリオと同様に「何事も才能任せで本気になれなかった精神面の未熟さ」が原因であるとパンドラに指摘した上でどう反省・改善すべきかを考えていこうとするも、その挫折に向き合えなかったパンドラは思わず逃げ出してしまう。
そして駆け出していた先で偶然ばったり出会うことになったのが丁度お昼寝タイム中だったチーム<アスケラ>のラインクラフトだった。
というのもパンドラ自身、あの桜花賞と同日行われていた阪神ウマ娘ステークスで見事復活勝利したクラフトの姿を目にしており、自分もあんな風に勝ちたいという思いを抱いていたことが判明。
だというのにあの惨敗だったものだから、余計に小っ恥ずかしくなってしまったとのこと。
ただ、「後に繋がる何かを残したい」とずっと願い続けていたラインクラフトにとって、パンドラのその言葉は「自分に憧れてそれに続きたいと思ってくれた」ということを意味しており、そのことに心からの感謝を述べた上で手作りの花ティアラをプレゼントするほど。
クラフトのそんな思いと優しさに触れたことで彼女のようになりたい、彼女と一緒に走りたいという気持ちが一気に膨らみ、パンドラはチーム<アスケラ>への移籍を決定したのである。
元はチーム内でも一番の末っ子だったクラフトからしてみれば初めてできた後輩ということもあり戸惑い気味ではあったものの、シーザリオからのアドバイスも受けながらパンドラと殆どマンツーマンといった形で共にトレーニングを重ねていき、パンドラもまたクラフトのことを「くーちゃんセンパイ」と呼び慕いつつ、自分につきっきりで親身になってくれるクラフトにますます懐いていく。
そしてその中でパンドラは自分なんかよりもずっと頑張り屋で努力も重ねていた筈のクラフトがヴィクトリアマイルで敗れたことへの困惑や、クラフトが語ってくれた、パンドラの次なる自身の目標であるオークス=トリプルティアラ路線への嘗ての憧れなどを耳にしたことで、
「自分がオークスで勝てば、またくーちゃんセンパイの目はキラキラに輝いてくれるはず」という思いの下で挑むものの、ライバルであるカワカミプリンセスの圧倒的な走りの前に惜しくも2着で敗れてしまう。
勝って、っ…………勝つ、とこ。見て、ほしかったのに――!
わたしの想いも背負って、走ってくれて。ありがとう……。
嘗ての桜花賞とは違う、自分のためだけじゃない、尊敬する誰かのために勝ちたかった、それでも勝てなかった。
初めて「敗北」を真正面から受け止めたパンドラの瞳には大粒の涙が止め処なく零れており、
そんなパンドラの悔しさや自分のための思っての気持ち、全てを静かに受け入れた上でクラフトはその背を抱き止めていた。
一所泣き終わって落ち着きを取り戻したパンドラは、クラフトもあの日の阪神ウマ娘ステークスの直前までは自分と同じであったことを知り、
その上で自分は秋華賞で、クラフトはスプリンターズステークスで、今度こそ勝って見せるとリベンジを決意。
何があっても諦めずに進んでいくことと誓い合うことで両者の仲はますます深まっていくのだが……
(すぐ。……すぐ、みんな、全部。……ぜーんぶ、元どおりになるって、さぁ)
スプリンターズステークスを間近に控えた夏の終わり、何の前触れもなくラインクラフトは昏睡状態に陥る。
いつものようにぽかぽかとお昼寝してるだけのようにも見えたクラフトは、
どれだけ周囲が呼びかけても、病院であらゆる検査を行っても原因不明――目を覚ますことが無かった。
世間に走る衝撃、毎日のように病室へとやってくる彼女と親しかったウマ娘たちの心配。
だが、それだけの異常事態に陥ってもフサイチパンドラは首を下げることはなかった。
あの日、クラフトと共に「何があっても諦めない」と誓い合ったから。
だから自分は走り続ける。くーちゃんセンパイから託されたものを繋いで見せる、そう信じて。
パンドラの真剣そのものな決意にトレーナーも心を動かされ、それはやがて周囲のウマ娘たちにも波及していく。
その果てに挑むことになる運命の一戦、エリザベス女王杯の舞台でパンドラは遂に――。
センパイから継いだものに、あたしの想いも乗っけてさ。
◆関連キャラクター
日向ぼっこ大好きなぽかぽかティアラ好きウマ娘。
育成シナリオ・メインストーリーの双方において、パンドラにとっては「くーちゃんセンパイ」と呼び慕う自身の憧れの1人。
クラフトにとってもまた自分に憧れてくれた、後に続く誰かに思いを残していきたいという目標に連なることもあってか好意的であり非常に仲良し。
経緯の違いこそあれど、それまで才能任せで本気になれなかったパンドラの心に火を灯す重要なキーパーソンとなっている。
なおセンパイと呼んでいるが、本人も指摘している通りパンドラとは同級生で「学年は同期でもレース歴でセンパイ」という意味になっている。
史実では主戦が
福永祐一騎手だった鞍上繋がりで、血統という意味では繋がりは薄い。
いずれも父が米国産、血統にサンデーサイレンス・ノーザンテーストが含まれる程度の共通点はあるが、この条件だと普遍的過ぎて特別な要素にならない様子。
華麗で優雅で勇ましいプリンセスを目指して驀進し続ける熱血パワフルウマ娘。
パンドラからクラフトとは異なり「カワカミ先輩」と呼ばれているが、こちらは「レースは同期でも学年が先輩」のパターン。
なのでパンドラはカワカミに対してはかなり砕けてはいるが敬語を使って会話している。
また、プリファイのファンとして意気投合しており、育成実装以前に追加されたバースデートークやサポカイベントでもプリファイ仲間として仲睦まじい姿を見せている。
一方で、パンドラ自身のレースが描かれる育成シナリオやメインストーリーにおいては、当然ながらカワカミ自身も全盛期真っ只中。
今までカワカミは同期が誰もいない世代だったため描けなかった「圧倒的強者のライバル」として描かれ、その力でパンドラの前に立ち塞がる。
史実では牝馬戦線の同期であり、フサイチパンドラが最終的に勝者となった2006年エリザベス女王杯で、1着から降着となった「本来の勝ち馬」がカワカミプリンセスであった。
両者にとって最も有名なレースと言えるであろうこの一件は、パンドラ登場の遥か前となるカワカミ側の育成シナリオでも翻案して大きな挫折ポイントとして描かれていた。
同時代のウマ娘の中でも屈指の才能を持つ天才にして、超が9つくらい付く負けず嫌いな優等生ウマ娘。
パンドラが一目見た瞬間から「運命的な何か」を感じ取りゾッコンになってしまった真の天才。
天才でありながら驕らずストイックで負けん気の塊であるアイとは正反対と言え、
同時に追加された1コマも、トレーニング後にこちらを見つめて「口ではまだやれると言いつつやめたそうにするパンドラ」「何も言わないが『もっとやりたい』と目で物を言うアイ」と対比するようなものになっている。
育成シナリオでは彼女との出会いがパンドラにとっての大きな転機となり、まるで母親のように何かにつけてアイのことを気遣おうとする一方で、
自分なんかとは違う本物の天才の筈なのに、それで尚努力を怠らない姿に感化されることになる。
一方のアイも自分を気遣ってくれるパンドラのことは悪しようには思っていないし、
何よりもパンドラにも間違いなく才能がある、本気のパンドラとも全力で競い合ってみたいと熱意を燃やしており、双方の関係は良好。
ちなみに学年内の課題について会話するシーンがあり、諸々の関係を考えるとどうやら同学年であるようだ。
ただ別の場面ではしっかり者のアイがパンドラを諌めるなんて場面もあり、どっちが親なのかわからないなんて流れになったりも。
まあ今までも
子に餌付けされる
親とかいたので……。
史実ではご存じの通りの親子繋がり。
メインストーリー第2部後編で判明した寮のルームメイト。
それ以前からラインクラフトの育成シナリオ内でハートの同室は「私より相当寝ぼすけ」という形で言及自体はされていた。
その言葉通り、普段はハートがパンドラを起こすのがしょっちゅうらしいのだが、甘えたがりのパンドラと頼れるお姉さん気質のハートといった形で仲自体はこれまた良好のようだ。
史実では同じサンデーサイレンス産駒で、07年のエリザベス女王杯などで対戦経験もあるが、ウマ娘としてはやはり「後年に三冠牝馬を輩出した母馬」という繋がりの方が大きいか。あとマシュマロハート♡
メインストーリー第2部後編でチーム<アスケラ>に移籍する前にパンドラが所属していたチームのメンバーたち。
彼女たちにとっても当初のパンドラの奔放さと本気になれない精神面の弱さには手を焼いていたようで、<アスケラ>への移籍後に敗北を真正面から受け止めて尚諦めずに前へと進むようになったパンドラの姿は驚きであると同時にとても好ましいものだったようだ。寮長…
史実では福永祐一騎手に乗り替わる前は史実の5人の主戦である角田晃一騎手が務めていたことによる繋がりから。
チーム<アスケラ>への移籍もこれを反映したもので間違いないだろう。
またフジキセキとフサイチパンドラで、サンデーサイレンス産駒最初のG1馬(フジ)と最後の牝馬G1馬(パンドラ)なんて繋がりもあるだろうか。
なおこの中だと一番G1を勝利しているのはヒシミラクルだったりする。やっぱりお前普通じゃないって。
両者共、史実では白井寿昭厩舎にいた繋がりがある。
更にスペシャルウィークとは史実でサンデーサイレンス産駒という共通点がある。
3人揃ったホーム会話等の追加は無かったが、パンドラの育成イベントでちょっとだけ出番がある。
◆余談
「運命的な何か」"ではない"ということ。
メインストーリー第2部後編の終盤でパンドラ自身の口から語られるのだが、
パンドラはクラフトに対して「よく言われてる運命的なナニカみたいなものは感じなかった」とのこと。
このフレーズはアニメやアプリなどウマ娘内の様々な場面で用いられているフレーズとして有名だが、
主に「史実での血縁関係」を主とした、史実において何かしら深い関係にあったウマ娘同士を表現するものとしての使用が殆どである。
実際に育成シナリオ内ではパンドラはアーモンドアイにそれを感じたことでゾッコンになっていたのだが、逆にメインストーリー内でははっきりとそれとは違うと口にしており、ウマ娘全体を通してもこれは異例だったりする。
同時に運命的な何かを感じたウマ娘同士でのふわっとした事例の表現ではなく、「ウマ娘世界においても周囲に認知されている一般的なフレーズ」ということにもなる。
初の母子実名実装
ウマ娘はプロジェクト開始当初から父子の実名実装は複数いて、その後も祖母(母母)と子の例はあったが、フサイチパンドラが実装された後2025年2月22日にアーモンドアイが発表されたことでこの二人が初の母子実名実装となった。
これはそもそも牝馬の場合は子供を産める数に限りがあるので母子共に優秀な戦績を残した例が少ないと言うのもあるが、ウマ娘では
エアグルーヴ、
アドマイヤベガ、
ダイイチルビー、
エアメサイアのように名前は出てこないが育成ストーリー中で母親の戦績について言及されたり、母親ウマ娘本人が登場したりでキャラクター設定の根幹にも関わっていることが多く、このような状態で母子を実名実装するのは同じモチーフのウマ娘が母とトレセン学園の生徒で合わせて2人いるような状態になってしまい、ユーザーに混乱を招いてしまうからではと推測されている。
そのためフサイチパンドラが登場した際はアーモンドアイは実装されないのではないかという声もあったが、
「実装されているウマ娘は(セントライトからデアリングタクトまで)既に40年以上も世代に開きがあるのになにを今更」と言う声もあったからか実装されすんなり受け入れられた。
追記・修正も天才のあたしならよゆ~っしょ~♪
- 最初は甘えん坊ギャルだが途中から母性発揮し始めてママになる子 -- 名無しさん (2025-08-16 18:45:28)
- 正直アモアイの母ってイメージしかなかった馬が凄い面白い娘になったな -- 名無しさん (2025-08-16 23:31:26)
- ちなみに今のマスターズチャレンジもこの特殊実況の条件を満たしている -- 名無しさん (2025-08-17 23:16:07)
- 実在する馬を「オリジナル版」というのはやめなよ -- 名無しさん (2025-08-18 20:29:01)
- ↑表現の見落としならごめんだけど、項目内でそんな話の記述あるか? -- 名無しさん (2025-08-18 20:31:56)
- ↑すみません、「オリジナル版より先に立った項目」というタグが載せられていたので削除したうえでコメントさせていただきました。言い方が悪かったです。 -- 名無しさん (2025-08-18 20:34:00)
- ↑ああそういうことですか。まあ人によっては確かにあまりよろしくない見え方をするってのはわかるし個人的には別に異論はないですが。 -- 名無しさん (2025-08-18 20:36:28)
- 金髪で胸がでかくて天才で蠱惑的…某爆弾ゲーでも似たようなキャラを見たような -- 名無しさん (2025-08-19 17:48:32)
- メインストーリーシナリオだと、最初は精神的にかなり幼い分、後半の成長が凄まじい。成長した理由は少し痛ましいが。 -- 名無しさん (2025-08-20 23:20:38)
- ↑加えてチームアスケラに所属することにはなるが、ラインクラフト以外との接点は薄い。 -- 名無しさん (2025-08-20 23:21:37)
- ↑4 「フサイチパンドラ(競走馬)」を先に立てれば、このようなタグ消しは起こらなかったと…だがもう遅い… -- 「オリジナル版より先に立った項目」のタグを追加したかった者 (2025-08-21 22:37:02)
- 性格が真逆なせいかアーモンドアイとの絡みが史実を見ないと分かり辛くなっている -- 名無しさん (2025-08-23 00:38:33)
- 妙に羽振りがいいお父さんの元ネタについては…触れないほうがいいか! -- 名無しさん (2025-08-28 00:39:22)
- ライスとグラスが騎手つながりで運命的な何かを感じたりしているので、クラフトに感じてないって言われたときは驚いた -- 名無しさん (2025-08-29 21:42:14)
最終更新:2025年08月29日 21:42