ヴィブロス(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2024/02/12 Mon 15:20:05
更新日:2025/08/27 Wed 18:48:16
所要時間:だいたい 31 分くらいで読めちゃうよ~♪


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BoC’z we\n CΛ2 Lil♡V UMA STARS Vivlos Voyage étincelant Éclat d'été ω あざとい いざ征かん!マリンロード お前も家族だ お嬢様 つぶあん派 やきうのお馬さん アルストロメリアの夢 ウマの大魔神 ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー ケツデカ コスモピュエラ コミュ力お化け コミュ力チート シスコン ジュ・テーム☆バカンス! セレブ願望 ツインテール ティアラ路線 ディアブロス デカ尻 デザートエンジェルに魅せられ デラックス☆ファウンテン トレっち トレセン学園中等部 トレーナーは家族 ドバイ ドバイターフ ハイソ・メンタリティ! マイラー マリンブルー・マジック♡ ラクダ ヴィブロス ヴィブロス・ネオ ヴ姉妹 三女 中学生 伊藤彩沙 佐々木主浩 内田博幸 去年までランドセル 友道康夫 天来のリトルシスター 家族愛 小悪魔系 小悪魔系ウマ娘 差しウマ 意外とナイスバディ 新しい攻撃 末っ子 栗東寮 甘えんぼチートデー 甘え上手 発育良すぎ 福永祐一 秋華賞 純粋無垢 背中からランドセルの匂いがする 長期ファン稼ぎ勢 飛び級疑惑 ヴィブロスヴィブロス


ドバイに行って、私もキラキラするの~♪
ね、ね、いっしょに行こ?



ヴィブロス(Vivlos)とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
CV:伊藤彩沙

モチーフ元である競走馬『ヴィブロス』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:天性の甘え上手、夢は遥かな海を越えて
生年月日:4月9日
身長:156cm
体重:低め安定
スリーサイズ:B81・W51・H86
靴のサイズ:左22.5cm、右22.0cm
学年:中等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:寒さに強い、野球、セレブな空想遊び
苦手なこと:騒音、掃除
耳のこと:甘えたい時、ついついパタパタ揺れちゃう
尻尾のこと:セレブ御用達のコンディショナー使用
家族のこと:家族が揃ったときは必ずパパのハンバーグ
マイルール:新しいタオルはまずほっぺに当てる
スマホ壁紙:ドバイで撮った家族写真
出走前は…:鏡の前でときめきチェック☆
ヒミツ:①おねがい♡のバリエーションが20個くらいある / ②姉たちより背が伸びた時用の甘え方をイメトレしている
自己紹介:ヴィブロスだよ!いつか絶対、キラキラのドバイで、セレブなレースをしちゃうんだ♪いっしょに行こっ!もう決めちゃったもん♪

◆概要

ヴィルシーナやシュヴァルグランと同じく、『大魔神』佐々木主浩投手を馬主とし、秋華賞やドバイターフなどで大活躍を見せた競走馬「ヴィブロス」がモチーフのウマ娘
三姉妹の中で一足早くに登場していたシュヴァルグランのセリフ等で存在自体は示唆されていた中、
2023年10月から放映開始されたアニメ第3期のOP映像内で姉のヴィルシーナと共に姿を現し、
後の2023年11月16日に放送された同アニメ第7話において名前が明かされるとともに公式サイトのキャラ一覧にも追加される形で正式登場と相成った。
公式サイトのキャラ紹介の並びもヴィルシーナと共にシュヴァルグランのすぐ後ろにいることから、実装自体は早期に決まっていたのではないかとと予測する者も多い。

あざとくカワイイ小悪魔系お嬢様なウマ娘。
三姉妹の末っ子ということも併せて非常に甘え上手でもあり、両親と姉2人のことがとにかく大好き。
良くも悪くも裏表なく好き好きアピールを前面に押し出してくるヴィブロスのことを両親とヴィルシーナもとても可愛がっており関係は良好そのもの。
唯一次女であるシュヴァルグランだけは、気弱な性格が災いしてヴィブロスに遠慮しがち、つい素っ気ない態度を取ってしまうこともあるものの、
決して嫌っているというわけではないため、仲自体は他の家族と同様に悪くはないのも確か。
シュヴァルのことは「シュヴァち」、トレーナーのことを「トレっち」など、気に入った他者に独特の呼び方をするのも特徴。

史実競走馬のソレを反映してか、ウマ娘の彼女も華奢で小柄な体型で女の子らしくスタイルの維持を気にしていることを含め小食。
そのため上述のプロフィールを見てわかるようにウエストサイズは51cm*1とウマ娘全体で見てもかなりほっそりしている。
それでいながらバスト81cm、ヒップは86cmもあるため、良い意味でアンバランスというかご立派である。

そんなヴィブロスの掲げる最も大きな夢が「ドバイのレースを勝ってキラキラ輝きたい」というもの。
幼少期に家族と共に旅行で訪れたドバイの光景に心の底から憧れ、いつか自分もセレブのように暮らしたいと願うようになり、
その上で自分で調べていく内にドバイのウマ娘たちのレースのことを知り、全てが煌めいているあの場所で走ってみたい、
ドバイのレースに勝ってキラキラ輝きたいという夢を本気で叶えたいと心の底から願っている。

甘えたがりでおねだり上手な面が強いことから、家族や姉からは当初「子供の一時の憧れ」みたいに捉えられてしまっているものの、
ヴィブロス自身はその夢に対して何よりも本気であり、育成シナリオではその理解者となったトレーナーと共に奮闘する姿が描かれている。

ただ、全てを自分の夢に優先させるようなワガママっ子というわけでもなく、
先んじてトゥインクルシリーズのレースを駆け、ヴィルシーナやシュヴァルグランがそれぞれ味わってきた栄光と苦難も間近で見ていたことから、
姉たちの強さを心から尊敬し、掴めなかった栄光を自分が成し遂げたいといった家族想いな面も持ち合わせている。

◆アニメ版での活躍

Season3

上述のように姉のヴィルシーナと共にアニメで初登場。
当初はOP映像に私服姿で1カット映っていただけだが、外見やアクセサリーの色彩・特徴が明快なことから、
第7話で正式に名が明かされる前から「映っていた2人はヴィルシーナとヴィブロス」と正解を導き出す視聴者が数多く見られた。

第7話での初登場時にはシュヴァルのジャパンカップ3着の健闘を称えている。
尚、その際自身の秋華賞勝利のことをヴィルシーナから褒められた際に、
「ジェンティルさんにやられっぱなしで、ずーっと2着ばっかだったお姉ちゃんとは違うかな~♪」などと発言しており、
後述する育成シナリオでの言動と比較すると、ややお調子者な面が強調されている。

◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:E マイル:A 中距離:A 長距離:G
脚質 逃げ:G 先行:D 差し:A 追込:C
2024年1月19日に☆3「Voyage étincelant」として実装。アニメでの正式登場が前年11月半ばであるため、僅か2ヶ月弱というこれまたかなりのスピード実装となった。
代表レースである秋華賞やドバイターフとは時期のズレた意外なタイミングにプレイヤー諸氏は驚きを隠せ……なかったというわけでもなく、
直前のライブイベントのグッズ数から1月中にヴィブロスが実装されると予想を立てていたプレイヤーはかなり多かった*2
後の2025年8月14日には新衣装として☆3「Éclat d'été」が実装されている。

距離適性ではマイルと中距離を得意としている。
短距離適性はEのため、ギリギリ因子で補正してスプリンターとして活躍させることも可能なレベルで、スキルも距離縛りは少ないので概ね活用できる。
脚質適性については差し以外だと一番高い追込でもCであり、各種スキルを考慮しても基本的には差し一択。

[Voyage(ヴォヤージュ) étincelant(エタンスラン)]

アクセントでいろんな飾りつけてるの!
細かいとこまでよく見てね~♪

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Voyage_étincelant]ヴィブロス」勝負服
© Cygames・JRA

馬主である佐々木氏の勝負服「水色白袖青二本輪青鋸歯型」がベース。
シュヴァルグランと同じく、佐々木氏の所属球団繋がりでか彼女も全体的なデザインは水兵風、というかセーラー服
快活なヴィブロスの性格を反映してか、シュヴァルの勝負服と比較するとかなり攻めた意匠になっており、
丈の短いセーラー衣装とお腹周りのピッチリインナーが実にセクシー。
胸元のリボンには錨を模したアクセサリー、右胸のベルト飾りには「Vivlos」のイニシャルが刻まれている。

衣装名の「Voyage(ヴォヤージュ)」は航海・旅路・船旅、「étincelant(エタンスラン)」は煌めく・輝くといった意味合いを持つフランス語。
繋げて意訳するなら「キラキラの旅路」といったところで、ドバイという憧れの舞台を目指すヴィブロスの在り方を率直に示す衣装名となる。
また、姉のシュヴァルの勝負服も「Grand itinéraire=偉大な旅路」といった意味合いのため、そちらにもかけていると思われる。

成長率はスピード・パワー・賢さにそれぞれ+10%。

所持スキル
自信家や天来のリトルシスターの事も踏まえると、メインとなる差しのマイル及び中距離といったところ。
更に至高のダウンヒラーの有効発動タイミングも考えるなら、やはり秋華賞ベースの中距離が一番強いか。

通常スキル:
垂れウマ回避、恐れぬ心、下り坂巧者、(覚醒Lv2)鋭い眼光、(覚醒Lv4)自信家

レアスキル
(覚醒Lv3)至高のダウンヒラー(下り坂で速度が上がる)
天来のリトルシスター(下り坂で速度が上がりさらに加速力がわずかに上がる/マイル・中距離)

(覚醒Lv5)大胆不敵(レース後半に中団にいると速度が上がり、さらに加速力がちょっと上がる/差し)
ハイソ・メンタリティ!(レース後半に中団にいるとしばらくの間速度が上がり、さらに加速力がちょっと上がる/差し)


ふっふ~ん♪


あれも! これも! ぜーんぶほしい!


あこがれだけじゃ、終わらせないもんね!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Voyage_étincelant]ヴィブロス」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「デラックス☆ファウンテン」。
発動条件と効果は「レース終盤の最終直線に入ったとき中団にいると残り300mを切ってから速度が少し上がる、レースを冷静に運べていたならすごく上がる」というもの。
基本的には終盤すごく固有として扱えるが、レースを冷静に運ぶ=掛かりが発生しないかどうかはどれだけ賢さを上げても最終的には運任せで、位置取り条件も広いが後ろすぎたり前すぎて出ないことがあり、やや安定感は欠ける。
一方、最終直線開始時は条件のみを確認し、残り300mで発動するというのが強み。
東京・新潟・阪神レース場は1600mだと終盤がほぼ直線になるため、最終直線で発動する固有だと無駄が出やすくなるが、300mなら安定して効果を得られる。

発動演出では憧れのドバイの夜空の下で煌めくヴィブロスの姿が見れる。
ヴィブロスよりも跨っていたラクダの方に目が行きがち。

セレブになるんだもん! とーぜんっ!

[Éclat(エクラ) d'été(ディティ)]

やっぱキラキラアクセは欠かせないっ♪

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Éclat d'été]ヴィブロス」勝負服
© Cygames・JRA

ストーリーイベント「サマーデイズ『キミ』グラフィティ」で初披露した新衣装。
薄紫と薄桃をベースカラーにフリルとキラキラアクセサリーをふんだんにあしらったとっても可愛らしい水着衣装となっている。
髪型も通常衣装の大きなツインテールから、リボンで軽く結んだストレートベースに変わっているのもチャームポイント。

この衣装自体は後述する同ストーリーに合わせて実装された配布SSRサポカのイラストにも採用されているが、
別衣装のキャラガチャ自体は同じく登場していたサトノクラウンの☆3「晴島花麗」とシュヴァルグランの☆3「夏凪ネイビードロップ」が追加実装されていた。
しかし、ストーリー内で完全な不意打ち同然にヴィブロスもこの衣装の3Dキャラモデルを先んじて披露。
「もしかして…?」と大多数のトレーナーが予測した通り、クラウンとシュヴァルのガチャが終了した直後に育成実装と相成った。
経緯としては2024年年末の正月ストーリーイベント「画竜、暁風を呼ぶ」で登場したマルゼンスキーの新衣装である☆3「祝ひ寿ぐ神速天女」とほぼ同じ流れを汲んでいると言える。
そしてタイミング的に4.5thハーフアニバーサリー前における最後のガチャという、誰もがジュエルを温存したいタイミングでの登場にヴィブロスファンから「人の心無いんか?」という嘆きが上がったのは言うまでもないだろう。

こちらの成長率はスピード、根性、賢さにそれぞれ+10%ずつとなっている。

所持スキル
通常衣装と比較するとより得意とする、差しと中距離で活かせるスキルに特化した構成となっている。
特に中盤力を大きく補強できる千里の道を自前で取得できるのは強みであり、
進化スキルの「いざ征かん!マリンロード」は速度上昇効果が強化された上に、京都レース場限定で賢さが高いと更に上乗せされるという強力なスキル。

通常スキル:
地道に重ねて、勝利に向かって、勇気の一歩、(覚醒Lv2)光明、(覚醒Lv4)思い切り

レアスキル
(覚醒Lv3)才気煥発(ラストスパートの最中に速度が上がる/中距離)
デザートエンジェルに魅せられ(ラストスパートの最中に速度がすごく上がる/中距離)

(覚醒Lv5)千里の道(レース中盤に中団にいるとしばらくの間速度が少し上がる/差し)
いざ征かん!マリンロード(レース中盤に中団にいるとしばらくの間速度が上がる、京都レース場で賢さが十二分に高いと効果が上がる/差し)



こっちだよ~☆って、わぁ!?


あれ乗りたい! 乗りたい! 乗りたいっ!


…えへへ、


ありがとっ♪

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Éclat d'été]ヴィブロス」固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「ジュ・テーム☆バカンス!」。
効果は「レース後半の第3コーナーで中団にいると速度が少し上がる。2000mのレースでそこが上り坂なら効果と時間が増える」というもの。
発動条件は第3コーナー時点で中団にいればいいという緩さだが、その分効果量は固有スキルとしては控えめな部類。
その代わり、「2000mのレースで発動時点で上り坂」というかなり尖った条件下でのみ、効果量と持続時間が共に強化され一転して強力な固有スキルへと化ける。

上述した進化スキルの一つである「いざ征かん!マリンロード」の強化条件も合わせて、
わかりやすく京都2000m、つまりはヴィブロスの史実代表レースである秋華賞に特化した性能と言えよう。

発動演出でトレーナーと共にビーチでバカンスを楽しんでいた矢先に沖合に停泊している豪華客船を発見。
すかさずヴィブロスは怒涛のおねだり攻撃を展開。結局トレーナーの方が折れたようで満面の笑みで豪華客船を楽しみながら笑顔でお礼を述べてくるというこれまた彼女らしい内容となっている。
育成ガチャの実装タイミングといい、2つの意味でトレーナー諸氏の財布が心配になる。

このままリゾートまでレッツゴー☆

固有二つ名は「小悪魔系ウマ娘」。
取得条件は「1番人気で重賞を6勝以上し、秋華賞、エリザベス女王杯(シニア級)、ヴィクトリアマイルを勝利し、ファン数が320000人以上になる」。
秋華賞とヴィクトリアマイルは目標レースに含まれるため、エリザベス女王杯の取りこぼしにだけは注意したい。
重賞6勝以上の目標を見据えつつ、その他G1レースを順当に勝ち進めればファン数についても問題ないため、取得難易度はそこまでではない。
ただし、ヴィクトリアマイルについては後述する育成シナリオ内の仕様と両立する場合は注意が必要となる。

サポートカード

2023年12月20日に放映中だったアニメ3期と連動する形で共通のRと共にSSR【会心のウイニングスマイル】
2024年4月17日にはウマ箱3の購入特典としてSSR【とっておきのレヴェランス】
2024年5月30日にストーリーイベント『拝啓、波真珠の私より』との連動ガチャでSSR【アルストロメリアの夢】
2025年7月31日にストーリーイベント『サマーデイズ『キミ』グラフィティ』のミッション達成報酬としてSSR【極上スマイルはっし〜ん♪】がそれぞれ実装されている。

SSR【会心のウイニングスマイル】

得意トレーニングは根性。
友情ボーナス、やる気効果アップ、トレーニング効果アップを一通り備えており、
完凸させると固有効果も含めてスキルPt、パワー、根性の3つにボーナスも付く。

位置取り押し上げ、差し切り体勢、十万バリキといった差し向けのスキルを多く備えている他、
連続イベントを完走させることで、「迅速果断」と「潜伏態勢」のどちらかを選択式で取得もできる。
ヒントレベルアップとヒント発生率アップも持っているため、差しウマ育成時に幅広いスキルを取りに行けるのが強み。

SSR【とっておきのレヴェランス】

得意トレーニングはスピード。
購入特典の如く性能はガチャ産やイベント配布サポカよりも控えめだが、最初から完凸の状態で入手できる。
イベントを完走すると「リラックス(「小休憩」上位スキル)」のヒントを入手可能。

SSR【アルストロメリアの夢】

こちらも得意トレーニングはスピード。
完凸させると素の性能でトレーニング効果+20%という破格の効果を持つ*3
それだけに留まらず友情ボーナス+30%、固有効果と併せてスピードボーナス+2、パワーボーナスとスキルPtボーナスが+1ずつ付き、総合的なトレーニング性能は実装時点の環境においてはスピサポ全体で見ても間違いなくトップクラス。
しかもそれだけに留まらず、SSR【迫る熱に押されて】キタサンブラックや、SSR【血脈の胎動】ドゥラメンテと並び、得意率100というこれまたぶっ飛んだ数値を持つ上、レースボーナスとファン数ボーナスも備え、ヒントレベルも3と高め。
取得可能スキルも一応差し寄りではあるが序盤巧者、垂れウマ回避、ウマ好みなどに加え、連続イベント完走後のレアスキルも尻尾の滝登りと汎用系のものが数多く揃っているため、距離や脚質を問わず幅広く活用できる。
ダメ押しに連続イベントの2回目では幸運体質が付与されるため、運は絡むものの育成中の突発的なバステ対策にも強いなど至れり尽くせり。

総合してどこを取っても隙の無い非常に強力な1枚に仕上がっており、実装後は瞬く間にスピードサポカとしてトップ級の評価を得ることになった。これほどの高性能になったということは血は争えないということだろうか?
実装時は新シナリオの更新がもうすぐというタイミングだったというのに、これほどの高性能サポカをお出ししてくるという容赦の無さを嘆かれてもいた。*4。当時は新たなトップtier候補であったSSR【血脈の胎動】ドゥラメンテの実装から半年も経っていなかったというのもある。
また、主力であるトレーニング効果の解禁は3凸からとなるため、完凸とそれ以外とでは天と地ほどの差が生じてしまうのも難点。

当時の基準ではSSR【大望は飛んでいく】エルコンドルパサーやSSR【血脈の胎動】ドゥラメンテといった、その時点でのその他トップ級スピードサポカとの差は決して大きなものではなかったため、「持っていないと対人環境で勝負にならなくなる」という程では無く、このサポカをヴィブロス自身に使えないのもそれほど大きな問題になっていなかった。
どちらにしたってそれらの強力サポカを完凸で所持しているのが前提だったというのも十分にハードルが高い話ではあるが…

その後の第8シナリオ「収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭」では育成の方針次第でスピードサポカ1枚編成も選択肢に入るようになってきたため、上述したSSRエルコンドルパサーとSSRドゥラメンテのそれぞれの強みを両方兼ね備えたこのサポカをメインに据えるという場面も増えてきてたりもした。*5
尤も、ある程度高めのスピード成長率補正を持つウマ娘の育成でのみ可能なかなりハードルの高い育成方針でもあるため、そこまで主流だったのかと問われるとそれも微妙だったりもしたが。

このサポカが実装された2024年は、後の7月末には逃げ特化型のSSR【波間のオフショット】スマートファルコン、8月末の3.5thハーフアニバーサリーでは後方脚質及び中距離向けながらもほぼ汎用枠に近い立場のSSR【Devilish Whispers】スティルインラブ、9月末には先行特化型のSSR【咆哮のアポヤンド】ナリタブライアンといった強力なスピードサポカが次から次へと実装され、最早インフレに歯止めが効かないレベルの激戦状態が常態化しつつある。

そしてこのサポカの登場から約9ヶ月後の2025年2月24日の4thアニバにおいて、SSRスピード【世界を変える眼差し】アーモンドアイが実装。
トレーニング効果+20%に加え、スキルPtボーナス+2、得意率120、レースボーナス+15%、更に掟破りのレアスキル2個取得可能等々、アニバ実装のサポカらしくこれまで全てのスピードサポカを大きく上回る怪物的性能を引っ提げてきたのである。
結果、4thアニバ以降の環境においてはSSR【アルストロメリアの夢】でさえ、理想を最大限突き詰めたトップ級のサポカを並べての編成の場合は候補からあぶれてしまうという状態になっていたりする。*6

とはいえそれは飽くまでもそれら全てのサポカを完凸で入手出来ているという理想を最大限突き詰めた場合の話であるため、これまで過去に名を連ねてきた数々の上位級スピードサポカたちと同様に【アルストロメリアの夢】の性能自体が単体で見て非常に強力なのことに何も変わりはないのも確かなため、これを完凸で自前所持しているプレイヤーにとっては未だに十分選択肢に入る1枚なのは間違いないだろう。

SSR【極上スマイルはっし〜ん♪】

得意トレーニングはパワー。
友情ボーナス、やる気効果アップ、パワーボーナス+2などを備えており、配布報酬サポカとしてはそこそこといったところ。

連続イベントを完走することでマイル用のレアスキル「破竹の勢い」を取得できる。

個別ストーリー

休日中にトレーナーが街中で出会った高級車から降りてきた元気いっぱいのウマ娘、ヴィブロス。
自分の姿を一目見るなり、自身をトレセン学園のトレーナーと見抜きぐいぐい迫ってきたかと思いきや、

今からいっしょに、お買い物しませんか?

え?

大丈夫、おねだりしないから! 1人じゃなくて、誰かといっしょがいいの。
ほんとはママといっしょのはずだったんだけど、お仕事でー。
お願い、寂しいの……ねえ、いいでしょ? ねえねえ?

え、えーと……

駄目って言わないんだね? じゃあいいってことだよね! 決まりっ♪ こっちこっち~!

…などという調子であれよあれよという間に彼女のショッピングに連れ回されることになってしまう。
それもただの買い物ではなく、セレブ御用達の高級店巡り。
新人の自分には手の届かない別世界をヴィブロスは全力で楽しんでいたようで、気づけばあっという間に時刻は夕方。

学園正門前で今日1日のことを振り返っている最中、姿を現したのが彼女の姉であるヴィルシーナ。
トリプルティアラ路線での入着からヴィクトリアマイル連覇など、確かな実力を示している強豪。
その妹がヴィブロスだったのかとトレーナーが更なる興味を示し始めていた矢先──。

それでね、トレーナーさん。私……決めたよ!
あなたと──ドバイに行く~♪

唐突過ぎるヴィブロスの衝撃宣言、つまるところ新人である自分を逆スカウトしてきていたのだ。
呆れるヴィルシーナを横目に困惑のまま何故と問うても、ヴィブロスは「いい人だから」とあっけらかんと答えるのみ。
いきなりすぎてその申し出を二つ返事で了承などできなかったトレーナーに対して、
ヴィブロスは「自分のことをよくわかってないなら、次の模擬レースを見に来て欲しい」と誘いをかける。

そしてあっという間に数週間、トレーナーはヴィブロスの誘い通りに彼女が出走する模擬レースの観戦にやってくる。
自身のことをトレっちなどと呼んできてますます距離感を縮めてくるヴィブロスへの困惑をやはり隠せない中、
トレーナーは彼女の語っていた夢であるドバイ──国際G1レースも開催されるハイレベルなレース大国であるそこを目指す理由を知りたいと思うようにもなっていた。

そんなことを考えつつ始まった模擬レースでもヴィブロスは正に独壇場といった様相で圧勝。
新人の視点からでもその実力と才能は十分すぎるものだとトレーナーも感心していた。

その勢いのまま駆け寄ってくるヴィブロスを褒め称え、「なら自分のトレーナーになってくれるよね?」と攻め攻めな彼女を宥めもしながら、
何故ドバイのレースを目指しているのかを問うものの、返ってきたのは「ちょーキラキラで、ちょーセレブで、最高だから♪」という一言。
一見すれば軽いノリにも見えてしまうが、それでもトレーナーはヴィブロスがドバイのレースに心から憧れているということだけは十分に理解できた。

ごめん、持ち帰って考えさせて!

ええっ!? なんでぇ~~~~!?

驚愕と不満で憤慨するヴィブロスを背にトレーナーは駆け出す。
ドバイのレースを目指すという夢そのものは素晴らしいものだし、一トレーナーとして教え子をそんな栄光の舞台に導けるのだとしたらそれは何にも代え難いものとなる。
だが夢だけを語る訳にもいかない。ヴィブロスの持つその夢を現実のものとして導くにはどうするべきかという明確なビジョンを描かなければならない。

それが自分にできるかを判断するべくトレーナはヴィブロスとその周囲の戦績や適性について調査にのめり込んでいたが、
数日後、恐る恐るといった様子で、そのヴィブロスがトレーナー室へとやってきていた。
「ごめんなさいっ」といきなり頭を下げて来て混乱するトレーナーを前に、ヴィブロスは己の過去を語り始める。

周囲から言われるくらいに「おねだり上手」だったし、両親も2人の姉も自分のことをいっぱい甘やかしてくれて大切にしてくれた。
だから自分も家族のことが大好きだったし、玩具もお菓子も友達も、欲しいものはなんでも手にできていた幸せいっぱいの人生を送ってきていた。
が、そんな自分がはじめて実らなかったのがドバイへの気持ち。
幼少期に家族と共に目にした全てがキラキラ輝いていた別世界、その別天地で自分もセレブに暮らしたいと思ったこと。

子供らしいその憧れは叶うことなく、その悔しさをバネに今度は自分自身でドバイのことを調べ始める。
その先で更に出会ったのがドバイのレース。それは幼少期に見たドバイの光景と同じく、いやそれ以上に全てが輝いて見える最高の世界だった。
だから自分もそんなドバイのレースで走ってみたい、勝利を掴んでキラキラ輝いてみたいという本気の夢が生まれたのだという。

本気じゃないって思ってる。確かに、子どもっぽい夢に聞こえるかもだけど……ふざけてないよ。
ほんとの本気で、キラキラのドバイのレースを走りたいの!
その夢のためにがんばりたい。がんばれるって思ってる。
真面目なお姉ちゃんたちと比べたら、変なのはわかってるよ。
でも……。それが私の、夢なんだもん。
……トレーナーさんは、こんなの夢じゃないって思う?

普段見てきた元気いっぱいの姿とは違う、どこか不安げに視線で問うてくるヴィブロス。
話を聞き終えた上でトレーナーは「自分が突然去ったのは、自分の夢が真剣じゃないと思われたから」とヴィブロスが感じているのだと確信。
すぐさまその誤解を解いた上で、ヴィブロスが本気でドバイを目指す場合のビジョンを考えていたのだと説明。
今日までに目にしてきた中で、ヴィブロスの才能は十分に見出せており、ドバイを目指すのだって決して夢物語じゃないというのも理解している。
あとはそこに至るまでに、彼女と2人肩を並べてどう積み上げていくか、それだけなのである。

君がダメなわけがない

……!

君ならドバイを目指せる

……それって……。トレーナーさん、私……期待しちゃうよ?
私をドバイに連れていくイメージが、見えたってことだよね? じゃあ……

君のトレーナーになるよ!

……っっ。
ほんとだ、私……全然ダメじゃないね。だってトレーナーさんがいいって、ちゃんとわかったんだもん。

とまあ、多少のすれ違いこそあったものの、両者の間で専属契約が成立。
華奢なヴィブロスの食事改善への取り組みやら、本格的に夢に向かって走り始めた妹のことを激励に来たヴィルシーナやシュヴァルなどにも支えられつつ、
トレーナーとヴィブロスの長い道のりが幕を開けることになった。

育成シナリオ

そんな流れで始まる育成シナリオ。
ただ他の海外G1勝利ウマ娘がそうであったように、シナリオ内で実装されていない海外レースを走るという流れには至らないため、
主題となるのは「ドバイに至るまでに国内でどう実績を積み上げるか」と「ヴィルシーナやシュヴァルグランとの家族関係」の2つ。

特に前者については個別ストーリー第4話でも言及されているのだが、
「お姉ちゃんが掴めなかった栄光を自分が掴んで見せる」という決意の元、トリプルティアラ路線へ挑戦していくことになる。

…しかし、ウマ娘という存在に待ち構える運命とは残酷なもので、
クラシック期に入る直前、突如としてヴィブロスの体に異変が起きる。

そのまま走り続ければ致命的なダメージを負う可能性もあり、長期休養すら選択肢に入るものの、
自身の夢と同じくらい、大好きなお姉ちゃんのためにというヴィブロスの決意は固く、
その思いを汲んだトレーナーもまた、ヴィブロスの身体ケアに全力を注ぎつつ、その先のレースに挑んでいくことに。

こんな調子でなかなかシリアスな空気になったりするものの、システム的には特に固有のバッドコンディションがついたりといったことは無いためそこは安心。
また、後に実装された際にトンデモ強化が施されたゴリウーが立ちはだかってきた姉と違って史実同期のネームドウマ娘が強力なライバルとして登場といった要素も無いため、
ステータスを十分に上げてモブロックなどの突発的な事故などが起きたりしない限りは、トリプルティアラの栄冠を掴むのはそう難しくない筈。

秋華賞終了後はヴィブロスの更なる体調の悪化と向き合いつつ、
その先の目標をどうするかという流れの下、ヴィクトリアマイルやジャパンカップといったG1レースにおいて、
ヴィルシーナやシュヴァルグランとの姉妹対決へ挑んでいく。

トリプルティアラを見事達成すると隠しイベントが発生し、選択肢次第でその後のヴィクトリアマイルに登場するヴィルシーナが超強化。
全ステータスB+~A+に加え、「優位形成」「鍔迫り合い」「姉御肌」と手堅いレアスキルを3つ取得済という、
正にヴィクトリアマイル2連覇ウマ娘として相応しい圧倒的な実力でこちらを叩き潰してくる。
こちらに勝利するとスキルptが増量して「キレる脚」ヒントLv3を入手可能なので、ガチ育成なら狙っていきたい。

またトリプルティアラに加えて阪神JF、エリザベス女王杯、ヴィクトリアマイルといった牝馬G1レースで一定以上の勝利を挙げると、
シニア期12月後半のラストにも隠しイベント「Let's Gorgeous Party♪」が発生。
こちらはファインモーションニシノフラワースイープトウショウといった名だたる牝馬ウマ娘たちが一堂に会するという体のイベントとなっており、大きなボーナスはないが「差し切り体勢」ヒントLv1を入手可能。

他にもランダムイベントで「溢れる情熱」、秋華賞勝利時に「進出開始」と、総じて差し系の有用スキルヒントが手に入るイベントが豊富で、見かけの所持スキル以上に手札が充実する。
加えて、さすがヴィブロスと言うべきか、確定で「愛嬌◯」を獲得するランダムイベント「♡甘えんぼチートデー♡」なんてのもある。
ちなみに内容は、不定期に甘えたがりが全く抑えられなくなる「甘えんぼチートデー」(※家族内での呼称)に入ったヴィブロスを諸事情から任されたトレーナーが、世間体を考慮して耐えるも敗北する内容。

特殊実況は秋華賞で勝利することで聞くことができる。
その他の条件は無く、目標レースであり特に障害になる要素はないため、聞くのは苦労しない。

+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
ヴィブロスです! 姉の届かなかった夢、
今妹ヴィブロスが叶えて最後の一冠を手にしました!

元ネタ:2016年秋華賞 関西テレビ・川島壮雄アナウンサー

◆関連キャラクター

  • 両親
8回までにリードできなければ負けと言わしめた絶対的守護神 『大魔神』佐々木
*7

育成シナリオ初っ端から早速登場し、「家族」を強調したシナリオ故に類を見ないほど出番が多い、ヴィブロス達三姉妹の両親。
豪放磊落な愛妻家の現役野球選手な父親に、重賞勝利経験こそないもののアイドル的な人気を誇るウマ娘な母親。
家族仲は良好そのものであり、上述したように甘え上手な末っ子のヴィブロスのことは特に溺愛している。
そんなヴィブロスが見初めたトレーナーに対しても会った当初から非常に好意的であり、
グッドエンド内では実家の客室をトレーナーの部屋に改築してしまおうかというヴィブロスの提案に乗り気だったリと、完全に家族の一員と見なしている節も。

父親の方の元ネタは言うまでもなく、これまで幾度となく述べてきた元横浜ベイスターズのスター選手である『大魔神』こと佐々木主浩投手。
母親の方は史実における三頭の母馬であるハルーワスウィートに加え、佐々木の妻は清水香織・榎本加奈子といずれもアイドルであったことも意識しているかもしれない。

なお、父親は現役という設定だが、佐々木は馬主になる前に現役を退いており、指導者への転身などもしていない上、ヴィブロスが走っている頃に至っては引退から10年くらい経っている。
また性格に関しても「実際の当時の佐々木はむしろあんなピッチングを毎回のように披露しているわりに気の弱い方だった」という証言が多く、
当時の一般イメージ(あるいはみずしな孝之先生の本人公認ギャグマンガにおける佐々木)に寄せていると言える。

この描写から、ウマ娘の日常ギャグ系二次創作で野球ネタを組み込む際にはなぜか三姉妹に佐々木orササキ様がインストールされてしまうのが一時お約束のネタになっていた。
サトノダイヤモンドがセガサミーOB*8を連れてくるネタと言い、なぜか横浜とのつながりが多い作品である

三姉妹の長女であり、ヴィクトリアマイル二連覇やトリプルティアラ路線連続2着入賞等を果たしている実力者。

自由奔放且つ軽いノリでいることが多いヴィブロスのことを戒めることもあるが、
今でも一緒にデートしたりお風呂に入ってたりと、何だかんだ両親と同じで過干渉且つ駄々甘お姉ちゃん。

しかし、心の奥底にあるティアラ路線において最大のライバルたるジェンティルドンナに敗れ続けていた悔しさは今でも根深いもので、
ヴィブロスもそんな姉の本気と苦難を間近で見ていたからこそ、姉と同じ路線でその栄光を掴み取りたいという原動力にも繋がっている。

史実では4歳離れておりヴィブロスのデビュー前に引退しているため、姉妹対決が実現するチャンスはなかった。

三姉妹の次女。ヴィブロスは「お姉ちゃん」ではなく「シュヴァち」という割と特徴的なあだ名で呼んでいる。
才能溢れる姉妹に挟まれたことに端を発するコンプレックスで自分に自信が持てず、
レースの世界でもキタサンブラックやドゥラメンテといった実力者揃いの同期たちに萎縮してしまいながらも、
「偉大なウマ娘になりたい」という目標達成に向けて闘志を燃やすウマ娘。

妹ながら自分とは正反対の性格で、常に押しの強いヴィブロスにたじたじになってしまうことが悩みどころだが、
決して嫌っているというわけではなく、姉妹仲自体は良好。
むしろ、年齢に限らず誰に対しても遠慮がちなシュヴァルが、ヴィブロス相手の時は珍しく名前で呼び捨てにしていたり、
時には少しぶっきらぼうに思える言動で接したりと、姉妹ということもあって気心が知れていることが窺える描写も。

上述の通り、シュヴァルはヴィルシーナのみならず、ヴィブロスにも内心コンプレックスを抱いているのだが、
ヴィブロスにとってはシュヴァルもまた、ヴィルシーナと同じ大好きで尊敬するお姉ちゃんであることには間違いなく、
そんな妹に熱を注ぎ込まれたシュヴァルも、ジャパンカップという大舞台でヴィブロスとの勝負に挑むことになる。

ヴィルシーナの因縁の相手である規格外のパワーを持つ貴婦人。

ヴィブロスにとっては大好きなお姉ちゃんを何度も打ちのめしていることから快く思っていない……なんてことはなく、その天性のおねだり上手はジェンティル相手にも例外なく発揮されたりする。

ジェンティルの育成シナリオにおけるとあるイベントでは、ヴィブロスとヴィルシーナがショッピングにやってきていたところでばったり遭遇。ヴィブロスと共に同じ有名ブランドの新作バッグのデザイン談議について華を咲かせるなんてシーンがあったりする。そしてその光景に脳破壊されるヴィルシーナ…
後、ヴィブロスとのやり取りを経た上で、「自分は生まれた時から親族ですら競争相手」「故に欲しいものは全て己の力で掴み取るのが常識だったため、あのように姉から施しを受けるなんてことは一度も無かった」等と、自身とヴィルシーナ、ヴィブロス姉妹の家族の在り方の違いを興味深く比較していたりもした。

史実においては全姉ヴィルシーナの同期にして牝馬三冠路線における因縁深き相手なのは有名だが、ヴィブロス自身とは直接的な接点はない。
ただ、ウマ娘のヴィブロスの憧れであるドバイのレースをジェンティルもまた制しているという共通点がある。*9
+ メインストーリー第2部の活躍 ※ネタバレを含みます
メインストーリー第2部の最終レース「秋華に集う女傑たち」でジェンティルやアーモンドアイと共にライバルウマ娘として出走しており、史実ではありえなかったジェンティルとの直接対決が実現している。
メインストーリー第2部の主役のウマ娘(ラインクラフト、シーザリオ、フサイチパンドラ)がいずれも福永祐一つながりという事もあり、主役候補を棚上げされた為に参戦。
当然、「秋華に集う女傑たち」へ育成したヴィブロスは出走不可能。

サトノグループというセレブガチ勢。本物のセレブに憧れるヴィブロスが、羨望のまなざしでいつも接する。
加えて、サトノダイヤモンド*10は同期で実装時点唯一のネームドウマ娘であり、
サトノクラウン同伴かどうかでサトノダイヤモンドへの呼び方が変化するヴィブロスのギャルらしい一面も。
史実同様両者とはシニア級宝塚記念で対戦する。

ヴィブロスにSNS映えを教えた先輩であり、
ヴィブロスのファン感謝祭で感謝祭イベントでもトップクラスの謎競技『俺の私の妹選手権』で対決する。

ヴィブロスに『甘やかされる秘訣』を台詞テキストの文字数制限に引っ掛かる文量のヲタク語りで伝授し、
場合によっては潜在能力を引き出してくれる(要するに切れ者イベント)謎のヲタクウマ娘。

史実では年代が違うが、ドバイと香港レースに出走した先輩にあたる。

寮におけるルームメイト。
トリプルティアラ路線で入着を果たした母の想いを繋いでいきたいと堅実な努力を重ねる真面目なウマ娘。

ヴィブロスは彼女のことを「メッちゃん先輩」というあだ名で呼んでいる他、
何かと突飛な思い付きで行動することの多い自身の行動の抑え役・調節役として付き合ってくれる彼女のことを非常に慕っている。
メサイアの方もあだ名で呼ばれること含めてヴィブロスの天真爛漫さに振り回されがちなものの、
その明るさが周囲の人たちを惹きつけ前向きにさせる力があることにも気づいており、それは自身には無いヴィブロスの持つ魅力であるとも認めている。
そういった点から何だかんだヴィブロスとの付き合いも良く、お互いの関係性は良好。

史実においては直接的な繋がりは無いが、どちらも秋華賞を勝利した競走馬繋がり。
更に言えば「ティアラにあと一歩届かなかった大切な家族の想いを継いでいる」という共通点もある。

武豊と、学生時代の福永祐一が、隣の家同士だった…という鞍上の住環境もあるのか。
またヴィブロス号と同世代の馬の中には、エアメサイア号の代表産駒な重賞馬「エアスピネル」がいた。その逆もまた然り。

◆余談

ウマ娘において姉妹として登場したのはビワハヤヒデナリタブライアン姉妹、メジロラモーヌメジロアルダン姉妹に次いで3組目。
上記の姉妹はウマ娘同士の掛け合いから学年を推定すると何故か同学年になる*11という特徴があるが、ヴィブロスも例に漏れずシュヴァルグランと同学年の可能性が高い*12
ただしヴィルシーナとは学年が違う*13ので、同時に初の姉妹で学年が違う姉妹ウマ娘でもある。
なお、ィルシーナ、シュァルグラン、ィブロスと三姉妹全員の名前に「ヴ」が入っているため、「ヴ姉妹」とか「ヴヴヴ三姉妹」と略されることも。革命機かな?






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最終更新:2025年08月27日 18:48

*1 ハルウララやアグネスデジタルなどと同値

*2 グッズ数が同じ他のウマ娘は全て育成実装済だったため。同じような予想は嘗てカツラギエースの実装直前にもされていたことがある。

*3 固有効果を合計して+20%のサポカは今までも複数あったが、固有抜きでこの数値はヴィブロスが初。

*4 特に新シナリオ更新時はその特効となる友人サポカの新規実装がほぼ確実なため、そちらに向けての温存とどちらを取るか頭を悩ませるプレイヤーの声が多く挙がっていた。そして実際に後の同年6月下旬に発表された新シナリオと連動して、SSR秋川理事長とSSRニシノフラワーという非常に強力なサポカが発表されている。

*5 エルだと得意率の低さに悩まされ、ドゥラだとスキルPtボーナスが無いのが響き、1枚編成だとそれぞれの弱点をカバーできないのが響いてくる形に。

*6 スピードとパワーを伸ばす性能だけなら【世界を変える眼差し】や【Devilish Whispers】と同等なのだが、トップ級のサポカに重視されるスキルPt稼ぎ能力で大きく差をつけられてしまっているのが痛い。

*7 元ネタは『パワフルプロ野球2024-2025』。球史歴代のレジェンドと対決するモードで佐々木が相手に選ばれた際の実況

*8 宮崎敏郎。ドラフト指名まではセガサミー社会人野球でプレイしていた

*9 ヴィブロスはドバイターフ、ジェンティルはドバイシーマクラシックという違いはあるが。

*10 史実のヴィブロスの6代母Balladeが、サトノダイヤモンドの母父母父母と同一。

*11 オグリに敬語で接するハヤヒデとエアグルーヴがタメとして接するブライアンは高2、ルドルフ達とクラスメイトのラモーヌとヘリオス達が目上として接するアルダンは高3の可能性が高い。なお後者に関しては妹のアルダンの方が先に誕生日が来るという矛盾まで抱えている。一応「高等部は高専のように四年制なのでは」とか「大学課程に内部進学できるのでは」といった推測もあるが、現状描写が無いので微妙なところ。

*12 推定中1のシュヴァルの妹なので同じく中1しか枠がない。なおフラワーやスイープと違いヴィブロスが飛び級という描写は存在しない。

*13 ヴィルシーナはタルマエやカワカミと同じクラス。カワカミはキングの後輩ではない発言から同級生の中3という説が有力。