エアグルーヴ(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/10/06 Tue 22:50:30
更新日:2025/04/23 Wed 00:12:41
所要時間:約 21 分で読めるようだな。


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Air Groove EMPRESS GAME Ring Ring ダイアリー 「ギャルを信じてやってください」 お姉さん たわけ たわ兄 ねんどろいど ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー エや下 エアグルーヴ エアグルーヴのやる気が下がった エア軍団 エンプレスロード エンプレス・プライド ガソリンタンク クエルクス・キウィーリス クラシックディスタンス グル姉 ティアラ路線 トレセン学園高等部 フリージア ブレイズ・オブ・プライド ベロちゃん リギル レグルス 先行バ 初期実装組 副会長 女帝 女帝君臨 壮麗なる幕開け 尊厳破壊滑り台被害者の会 巨乳 差しウマ 我が心の女帝陛下 才色兼備 東京徒弐偉 栗東寮 武豊 激しく、美しく、燃えさかれ。 生徒会 生徒会長補佐 苦労人 薫風、永遠なる瞬間を 赤木剛憲(ウマ娘 プリティーダービー) 青木瑠璃子


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第2部前編「ヒカリ射し、芽吹くとき!」
© Cygames・JRA

鍛え、育て、そして先導する!
敬愛する母の如く


エアグルーヴ(Air Groove)とは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物。
CV:青木瑠璃子

モチーフ元である競走馬『エアグルーヴ』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール


キャッチコピー:冷徹なる“女帝”才色兼備のキャリアレディ
誕生日:4月6日
身長:165cm
体重:見事な仕上がり
スリーサイズ:B90・W57・H86
靴のサイズ:左右ともに24.5cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:花を育てること
苦手なこと:いきなり光るもの、いきなり動くもの
耳のこと:花の世話をする時は優しくかすかに垂れる
尻尾のこと:母親と同じテールオイルを使っている
家族のこと:母の誕生会は、1年かけ緻密に計画している
マイルール:好き嫌いはしない。珍味、失敗作も食べきる
スマホ壁紙:母が"女王"の名を戴冠した瞬間の写真
出走前は…:アイシャドウを塗り直し、気合いを入れる

ヒミツ:①虫嫌いだがテントウムシだけは好き / ②リラックスしたい時にはショパンのCDを聴く
自己紹介:エアグルーヴだ。信念を曲げなければ理想は必ず芽吹く。それを示すため私が"女帝"として皆の指針となろう

キャラクターソング:EMPRESS GAME
担当トレーナーの呼び方:トレーナー、貴様

「ハートに火をつけて」

その強さと美しさに 嫉妬した魔女は
いくつもの罠を仕掛け 次々と刺客を送り込んで
少女を苦しめた。

勝ち気な少女は 心を燃え上がらせて
まるで楽しむかのように
困難をひとつずつ 克服していくのだった。

2018年 URA「名ウマ娘の肖像」エアグルーヴより

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第4弾「たおやかなる時代」篇
© Cygames・JRA

女帝君臨

壮麗なる幕開け

ウマ娘 プリティーダービー】CM
GENERATIONS」第4弾「たおやかなる時代」篇より

オークスと天皇賞(秋)を制し、牡馬とも互角以上に渡り合った強さから「女帝」と称された名牝『エアグルーヴ』がモチーフのウマ娘
グレーがかったショートヘアのウマ娘。目元のアイシャドウが特徴的だが、これは母親とお揃いらしい。
モチーフが牝馬だったためか、モデル馬が着用していたのと同じ色な黄色のリボンと金のチェーンの耳飾りは左耳についている。

自分にも、トレーナーも含む他人にも厳しい言動が目立つが、それは後輩を想ってのもので、
敢えて厳しく接し、そして自分自身にも厳しくあることで、後輩の成長を促し、その模範たらんとしている。
その立ち振る舞いは、レースで偉業を成し遂げ、後進の育成にも携わった母を理想の姿として尊敬しているところから来ているが、
その厳しさ故に、ナリタブライアンからは「将来的に尻に敷くタイプ」と言われる始末。

またトレセン学園の生徒会副会長を務めており、生徒会長のシンボリルドルフや同じく副会長のナリタブライアンと並んでいることが多い。
しかしルドルフのダジャレ好きに振り回され、仕事をサボりがちなブライアンに手を焼き、用もないのに生徒会室に入り浸るテイオーをつまみ出し、
学園のあちこちで問題行動を起こしまくるゴルシを追い回すなど苦労は尽きない。
そんな生徒会の激務もこなしつつ、自身のトレーニングや後輩への指導も手を抜かないその姿は多くのウマ娘の尊敬の的となっている。

一方、生徒会が関係ない場面ではテイオーとゲームに興じたり、後輩だが友人のサイレンススズカの天然っぷりに頭を痛めたりと、
親しい人とのやり取りでは、口調こそさほど変わらないが、年相応な面や苦労性な面も覗かせる。
また、割とイロモノ揃いのトレセン学園故に、何かしらやらかしたウマ娘を𠮟りつけるのも専らエアグルーヴの担当になっており、
さらには上述の通り「先頭民族」なスズカやら頻繁にラーメンに誘ってくるファインモーションなど天然な友人に悩まされるなど、結構な苦労人ポジションである。

大層な花好きでもあり、学園の一角にある花壇の世話をしたり、母の日には栽培した花を寮生に配ったりもしている。
花壇の世話は彼女の趣味であることもあり、丁寧に手入れされているが、その最中に花にも叱咤激励を飛ばしており、目撃したスズカに困惑されている。
苦手なものは虫*1と強い光*2ファインモーションの姉

彼女特有のストレス発散法は花を愛でること。…ではなくなんと部屋の掃除
生徒会室のフローリングのあらゆる隙間にたまった埃を取り除いたり、ルドルフからの頼みもあったがとっ散らかったトレーナーの部屋にまで押しかけるほど。
ルドルフ曰く、「目に見えて(働いた)成果が分かりやすいからストレス発散になるのだろう」とのことらしい。
それも異様な熱の入れようで、声をかけようとしたトレーナーをルドルフが制止しようとするほど。
掃除中の記憶が飛んだり独り言を口走ったりしており、果てには掃除を手伝おうとしたトレーナーと連れてきただけのルドルフを巻き込んで掃除を続行していた。


◆アニメでの活躍

作画の都合か、他媒体に比べメカクレ寄りになっている。

Season1

ハナさん率いるトレセン学園最強チーム「リギル」のメンバー。アニメ版でも生徒会副会長を務めている。
学園感謝祭では「リギル」の出し物である執事喫茶にてシンボリルドルフ、テイエムオペラオーフジキセキとともに接客をしていた。
第6話では宝塚記念に出走し3着。第7話では前年の天皇賞(秋)でサイレンススズカを破っていることが明かされる。

Season2

直接的な出番はないが、第2話の後ろの方でカメラのフラッシュを間近で焚かれ悶えていた。

うまよん

トウカイテイオー、シンボリルドルフ、フジキセキ、ヒシアマゾンと共に8月分主題歌を担当。
  • 第2話「出来立て!トレセン学園案内VTR」
業務の一環で新入生勧誘の為のトレセン学園の紹介ビデオを製作することになったのだが、毎回テイオーが画面に映り込んでいた事から取り直しになってしまった。
その他第1話で居残りテストの監察教師の仕事では…?12話であめ玉を口に含んでるかの審判も行った。

うまゆる

  • 第12話「鎖威拒宇血夷武(さいきょうちーむ)!波羅離螺(ぱらりら)!」
トニービン産駒で結成された「東京徒弐偉(とうきょうトニイ)」の総長として登場。
ブライアンズタイム産駒で結成されたウオッカ達「無頼暗(ブライアン)」・サンデーサイレンス産駒で結成されたダイワスカーレット達「讃弟夷(サンデー)」と一触即発となるも、駿川たづなに強制的に解散させられた。

◆アプリでの活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:C マイル:B 中距離:A 長距離:E
脚質 逃げ:D 先行:A 差し:A 追込:G
初期から☆2『エンプレスロード』として実装されており、2021年5月28日には新衣装の☆3『クエルクス・キウィーリス』が実装されている。
中距離の先行・差しを得意とするが、マイルはもちろん短距離も因子継承で容易にA適性を目指せるため幅広い活躍が可能。
またリリース初期はデフォルトで短距離適性B以上を持つウマ娘が少なく*3タイキシャトルマルゼンスキーはもっと頭数の足りないダートに回りがちになる。
後にカレンチャンやフジキセキ、ヒシアケボノが追加されたが☆3での入手だったため、
最大3人必要となるチームレースの短距離枠に適性を補ったエアグルーヴがいることが今でも非常に多い。

[エンプレスロード]

"女帝"たらねばと、身が引き締まるな。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[エンプレスロード]エアグルーヴ」勝負服
© Cygames・JRA

「エア」冠名で知られるラッキーフィールドの勝負服「青一本輪青袖」がベースのセーラー服調。左肩には紺色の羽根の装飾と白いマントがついている。

成長補正はスピードに+10%、パワーに+20%。

所持スキル
傾向としては先行、中距離に寄ったスキル構成だが、覚醒スキルの一つが距離・脚質を問わないレーンの魔術師のため、
距離適性の改造次第では比較的幅広く採用が検討できるかもしれない。
また、幻惑のかく乱が進化すると効果が全く別物の女帝の権謀になるのも特徴。

追込向けのデバフスキルが充実していることから、アプリ稼働初期のチャンピオンズミーティングでは、中・長距離レースが主だったことと、誰でも所持している*4ゴールドシップが多く見られたことから、
長距離適性を魔改造によって補い、「追込ためらい」「追込焦り」を持たせたエアグルーヴをゴールドシップメタとして採用するトレーナーも多かったが、
現在ではゴールドシップ自体が少なくなり、メタを張る対象も水着マルゼンやクリスマスオグリ等に移行したことで、(ゴルシメタとしての)エアグルーヴの採用も減少していった。

通常スキル:
臨機応変、テンポアップ、かく乱、(覚醒Lv2)追込ためらい、(覚醒Lv4)追込焦り

レアスキル
(覚醒Lv3)幻惑のかく乱(レース終盤に前の方にいると後方の視野が少し狭くなる/先行)
女帝の権謀(レース終盤に前の方にいると速度がものすごく上がる/先行)

(覚醒Lv5)レーンの魔術師(レース終盤にコース取りがうまくなる)
水月鏡花(レース終盤にコース取りがうまくなりわずかに前に出る)



これが…女帝の力だっ!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[エンプレスロード]エアグルーヴ 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは『エンプレス・プライド(☆2)』→『ブレイズ・オブ・プライド(☆3以降)』。
「最終コーナーで後ろから追い抜くと女帝たる走りで(少し)速度が上がる」というもの。先行でも発動しなくはないが、差しの方が発動は安定するか。

☆3以降の演出は手から青い炎を出し薙ぎ払うというものになっている。JRAのポスター・ヒーロー列伝及び名馬の肖像のキャッチコピーがどちらも炎や火を連想させるものだからだろうか。*5
一部では裏百八式・大蛇薙に見えるとの声も。台詞も「これが…草薙の拳だっ!」に似てるし…。

聞こえるかこの歓声…これが…理想というものだ!

[クエルクス・キウィーリス]

多くのウマ娘たちの憧れる衣装…
こうして着ると、さもありなんとわかる。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[クエルクス・キウィーリス]エアグルーヴ」勝負服
© Cygames・JRA

ストーリーイベント「花咲く乙女のJunePride」に合わせて新規実装された新衣装。

純白のウエディングドレスがモチーフに胸元に紫のバラ*6があしらわれており、
メジロドーベルから「ベールガールを任せてほしい」と言われるほどにはバッチリウエディングドレスしている。
レースがめっちゃヒラヒラしているが、誤って自分が踏んでしまう、あるいは競争相手に踏まれてしまう危険はないのかとツッコんではいけない
一方でボトムスをスカートではなくパンツとしたいわゆる「パンツスタイル」のウェディングドレスとなっており、きっちりレースに出場しても通用するものとなっている。
ちなみに名称はアルファベットに戻すと「QUERCUS CIVILIS」、ラテン語で「市民のシェーヌ」の意で、シェーヌとは樫の木を指し、転じて「樫の冠」という意味になる。
現実ではローマ帝国において兵士を救った者に大変な栄誉として樫の枝で編まれた冠が与えられたとされる。
加えて、現実ではローマ皇帝の称号の一つとして「プリーンケプス・キーウィターティス(Prīnceps Cīvitātis 、『市民の第一人者』の意)」があり、
また、史実のエアグルーヴ号は優駿牝馬(オークス)を一番人気で制していることから転じて、エアグルーヴの異名である「女帝」を指しているとする考察もある。

こちらはスピード、パワー、根性に+10%の成長補正がかかる。

所持スキル
先行向けなのはそのままに、覚醒スキルの一つが姉御肌になっていることからこちらはマイル向け。
デバフスキルが一新され速度、加速スキルがより充実しているため、攻めっ気が増しているともいえる。

通常スキル:
コーナー加速○、負けん気、先行コーナー○、(覚醒Lv2)先行のコツ○、(覚醒Lv4)ペースアップ

レアスキル
(覚醒Lv3)姉御肌(追い抜こうとすると速度が上がる/マイル)
女帝の矜持(追い抜こうとするとしばらくの間速度が上がる/マイル)

(覚醒Lv5)曲線のソムリエ(華麗なコーナーワークで加速力が上がる)
上弦のソムリエール(コーナーで加速力が上がりさらにわずかに前に出る)



ふっ…行く手は眩い。


華麗なる未来を…見せてやる。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[クエルクス・キウィーリス]エアグルーヴ 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「薫風、永遠なる瞬間を」。
効果は「レース中盤で前の方から仕掛け始める時に速度が上がる」というもの。
中盤前方という発動条件を考えると、やはりエアグルーヴの得意とする先行でなら発動は容易だろう。

陽光差し込む煌びやかなテラスで衣装をばっちり決め、ブーケを片手にこちらに手を差し伸べてくる発動演出がキマりすぎており、完全に結婚式前の花嫁そのものである。

また、勝負服イベントではルドルフの勝負服と写真を撮ることになるのだが、そこにテイオーが乱入。両親と子供にしか見えない構図になったりもする。

鳴らせ、勝利の鐘の音を!

固有二つ名は共通して『女帝』。
取得条件は「育成でオークスを勝利したウマ娘から想いを継承し、オークス、天皇賞(秋)を勝利し、ファン数が320000人以上になる」。
史実再現を求められ、前者は史実での母・ダイナカールの戦績を反映したものと思われる。
壁になりそうなのはファン数32万人。クラシック路線と比較するとトリプルティアラ路線は獲得できるファン数がやや少ないため、
中距離であればクラシック・シニア級の両方で出走できるジャパンカップや安田記念への出走に、ファン数ボーナスの高いサポートカードを編成して育成することが必要になってくる。
あるいは、長距離適性を上げて有馬記念に出走するのも選択肢の一つ。

またオークスに挑めるのは中距離適性を持ち、かつ育成目標に日本ダービーがないウマ娘に限られる。もちろんエアグルーヴは継承ウマ娘には使用できない。
狙い目はダイワスカーレットヒシアマゾンのような(URA・アオハルシナリオにて)目標レースでトリプルティアラ路線を進むウマ娘や、
マヤノトップガンメジロマックイーンメイショウドトウといった、クラシック級後半~シニア級まで出走レースを自由に選べるウマ娘が適任か。
クラシック三冠やトリプルティアラ路線のどちらにも進まないサイレンススズカやアグネスデジタルも候補に入る。

サポートカード

汎用RのほかSR【副会長の一刺し】が初期から実装されているほか、2022年7月11日にはSSR【理想へ向かう青嵐】が、11月28日にはSSR【Are you merry?】が実装。
2023年7月31日には期間限定イベント「夏の陽は、青く凪ぐ」の報酬SSR【Seaside Bloom】が実装された。

SR【副会長の一刺し】

得意練習は根性。
根性サポートカードというと軽視されがちだったが、ゴールドシップを中心とした追込ウマ娘に対するデバフや、
チャンピオンミーティングにおける逃げウマ娘に必須と言っても差し支えない「地固め」のスキルを所持しており、
また完凸すればトレーニング効果10%を得られるのもあって、根性カードの中ではそれなりに高い地位を得ている。

SSR【理想へ向かう青嵐】

得意練習はパワー。
固有ボーナスが「絆ゲージが80以上の時、パワーボーナスとスキルPtボーナス」と、絆ゲージが条件のサポート効果。
所持スキルがほぼ一新されており、「地固め」が没収。
「鋭い眼光」「恐れぬ心」「静かな呼吸」「差し直線〇」など差しスキルが追加されたほか、追込へのデバフは続投。
高い得意率とやる気効果が売りだが、トレーニング効果が0で友情ボーナスもやや控えめ。
固有ボーナスを発動させるためには絆ゲージが重要になってくるのだが、上限解放の有無に関わらず15からのスタートになる。
連続イベントを完走すると確定でレアスキル「潜伏態勢(「静かな呼吸」上位スキル)」のヒントを入手可能。

SSR【Are you merry?】

得意練習は賢さ。
今回は追込へのデバフが削除。代わりに「位置取り押し上げ」「上昇気流」などマイル・差し向けのスキルのほか、
「根幹距離〇」「冬ウマ娘〇」など汎用緑スキルが新規追加されている。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、スピードボーナスとスキルPtボーナス」というもので、
完凸すれば最大でスピード+2、賢さ+1、スキルpt+1とボーナスも多めな上、最低限のレースボーナス・ファン数ボーナスも所持しており、得意率も65と高め。
連続イベントを進めるとレアスキル「迅速果断(「位置取り押し上げ」上位スキル)」のヒントを確定で入手可能。

SSR【Seaside Bloom】

得意練習はスピード。これにより、サポートカードの全ステータス網羅にリーチがかかった。
今回は「先行コーナー〇」「攻めの姿勢」「真っ向勝負」などの先行向けのスキルで統一されている。
固有ボーナスは「 絆ゲージが80以上の時、トレーニング効果アップ 」というもので固有発動時には+10%される。性能としては配布SSRの宿命かそんなに高くない。
連続イベントを進めるとレアスキル「スピードスター(「抜け出し準備」上位スキル)」のヒントを確定で入手可能。

育成シナリオ


自身のトレーニングと生徒会の活動、後輩への指導の3足の草鞋を履くエアグルーヴと、それを支えるトレーナーのストーリー。

実はエアグルーヴには元々専属トレーナーがついていたのだが*7、彼女のスタンスとトレーナーの方針が合わず対立。
生徒会の活動や後輩への指導を無駄なことと断じ、独断で生徒会を辞めさせようとしたことが決定的となり、エアグルーヴの方から専属契約を破棄。
かくして専属トレーナー不在となったエアグルーヴはスカウトの条件として「トレーニングのみに気を配れ、それ以外への行動への口出しは厳禁」という条件を提示。
トレーナー(プレイヤー)がそれを了承したため、彼/彼女と専属トレーナー契約を結ぶことになった。

「女帝」として。あらゆるウマ娘の理想として、皆にとっての指針となるために。
目指すはトリプルティアラ。特に敬愛する母の制覇した「オークス」に並々ならぬ想いを抱く。
高い理想と多忙を極める彼女の隣に立つべく、トレーナーも奮闘する。



特有の育成イベントとして、「体力回復」か「体力が減るが、やる気とステータスが上がる」を選択するイベントがいくつかある。
やる気管理が大事な育成においては便利なイベント。

またランダムで発生するやる気の下がるイベントに、エアグルーヴがルドルフのダジャレに気づかなかったことに己を悔いる、というものがある。
トレーナーからは「エアグルーヴのやる気が下がった」略して「エや下」とも呼ばれ、創作ネタとなり世間一般に知られることになったこのイベントだが、
ルドルフのダジャレのせいでやる気が下がった」というのは誤解。強ち間違いではないのだが
前述した通り、「ルドルフのダジャレに気付けなかった自分に失望しやる気が下がる」というものである。
使用する際は使いどころに注意しよう。

…「シブヤノオト」に出演した時にルドルフがダジャレを披露した後ろでエアグルーヴのやる気が下がっていた?
……今日はいい天気だな。

特殊実況はシニア級の天皇賞(秋)に設定されている。
育成最終目標であり、1着を求められる関係でスキップしない限りは聞くことができる。

+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
エアグルーヴ! これは恐ろしいウマ娘です!
女帝が並み居る強豪を蹴散らしました!

(元ネタ:1997年天皇賞(秋) フジテレビ・三宅正治アナ)


またアプリ版におけるエイシンフラッシュの育成シナリオでは、彼女と対戦経験のある馬の実装数が少ないため、
その馬との血縁関係のあるウマ娘が実質的な代役としてライバル登場するという措置が取られている。
ブエナビスタの代役にスペシャルウィーク、ヒルノダムールの代役にマンハッタンカフェ、といった具合である。
で、エアグルーヴも息子ルーラーシップの代役として登場しているのだが……このエアグルーヴ、まさかの「ゲート難」持ちである。
実際のルーラーシップの強烈な出遅れ癖の再現を試みたであろうこの演出は、エアグルーヴ本人の性格との不一致も相まってプレイヤーの笑いを誘った。

◆関連キャラクター

言わずと知れた生徒会長
時に忠実な右腕として、またある時はお目付け役として手腕を振るう。何かとテイオーに甘いルドルフに苦言を呈することも。

史実では時代も離れていたり、牡馬と牝馬というのもあり接点は皆無。
しかし方や「皇帝」、方や「女帝」と似通った異名を持つ2頭であったことからこのような関係になったのだろうか。

ライバルであり、また気の置けない友人。
エアグルーヴの方が1つ年上なのだが、基本的に目上の人には敬語+さん付けをするスズカがエアグルーヴには同年代のような接し方をしており、
対するエアグルーヴの方もそれを咎めるでもなく、相手と同じく対等な友人として接している。
アプリ版では走る事に夢中になりすぎてその他がおろそかになったり、無茶をつけてくるスズカのストッパー的な役割も果たしていて、
特に「先頭民族」っぷりが前面に出ている時のスズカとの接し方は、完全に子を嗜める母親、あるいは妹を嗜める姉のそれである。安定の苦労人ポジ
育成シナリオではシニア級宝塚記念と天皇賞(秋)で対決することになる。

史実では97年の天皇賞(秋)と98年の宝塚記念で対戦しており、前者をエアグルーヴが、後者をサイレンススズカが勝利している。
両馬共に主戦騎手が武豊だったことも有名だが、上記のレースではどちらもエアグルーヴに騎乗していた。

1つ年下のメジロ家のお嬢様。
メンタル的に難を持つドーベルには憧れの対象となっており、メイクデビューの時はわざわざ札幌レース場まで応援に駆け付けたほど。
そんなドーベルをエアグルーヴも目にかけている様子。
2021年11月下旬に育成実装された際には偉大な先輩としてアドバイスを送っていたり、シニア級では越えるべき強大な壁としてドーベルの前に立ちはだかることになる。
「理想とは、いずれ超えるためにあるのだ」

史実でも1歳違いのライバルであり、4度対戦。
最初の3度はいずれもエアグルーヴが先着していたが、最後の対戦となった98年エリザベス女王杯はメジロドーベルが制している。

寮のルームメイト。
天真爛漫なファインに何かと振り回されがちであり、ファインのラーメン攻めに苦言を呈している。
またファインの実家とは関わりを避けたがっている*8様子。

2021年12月中旬に実装されたファインの育成シナリオにも登場し、札幌記念や育成最終目標の1つであるエリザベス女王杯で対決することになる。
ファインの姉からは「我が心の"女帝陛下"」と呼ばれているなど一方的に気に入られているが、彼女の方はというと全力で逃げ出すほど苦手。

史実では同じ伊藤雄二厩舎の後輩。そして因縁深いピルサドスキーの半妹でもある。

カイチョーことルドルフに憧れるやんちゃな後輩。
本来であれば将来有望なテイオーを先輩として教え導くはずなのだが、カイチョーへの憧れが強すぎて関係者でもないのに生徒会室に入り浸りな上、
エアグルーヴ目線ではルドルフの仕事の妨げになっていることもあるため、どうしても厳しく当たってしまいがち。
テイオーもテイオーで自分をルドルフから引き剥がそうとするエアグルーヴにブーブー言ったりしており、一見仲が悪そうに見えるが、
あくまでルドルフが絡むと衝突しがちというだけで、彼女がいないところではチェス等のゲームに興じたりと割と気安い先輩・後輩関係を築いている。

シラオキ様を信奉する騒がしいウマ娘。
あまり育成シナリオでは関わらないが、サイレンススズカが主役であるメインストーリー5章では共にメインキャラとして登場。
スズカと話している際に、プールトレーニングから水着姿のまま図書室に現れて会話に乱入してきたフクキタルに「早く服を着ろ」とツッコんだり、
ライバルの偵察」の名目でスズカの応援に来たことをしれっとフクキタルにバラされ、頬を赤らめて取り繕ったりしていた。

同学年のクラスメイト。
濃い面子が多い中でクラス委員をしているトップロードを労うイベントがある。
またブライアンが生徒会をサボってる時はハヤヒデがピンチヒッターで手伝うことがある。
ウインディに如雨露の首を蛇に見える絵を描かれ悲鳴を挙げて放り出した。
珍しくイタズラ大成功したウインディだが、この後鬼の形相で迫るエアグルーヴから逃げるためにトレーナーに泣きつく事に。

ちなみに、ウインディはエアグルーヴの同期だが(2024年にバブルガムフェローが登場するまでは唯一の同期組だった)、
そもそも主戦場が異なる(エアグルーヴは芝、ウインディはダート)ためか、現時点ではこれといった絡みはない。一応何度かイタズラのターゲットにされているけど

「最強」であることに拘る、真面目でストイックなウマ娘。
グルーヴの母の教え子でもあり、それもあってプロフィールでは「幼い頃から(グルーヴと)親交がある」とされている。
ドゥラメンテはグルーヴを『グル姉』と呼び慕っており、グルーヴも『ドゥラ』という愛称で呼び、妹のように可愛がっているが、
若干口下手だったり、情緒が(外見年齢より)やや幼いドゥラメンテをグルーヴがフォローすることも多い。安定の保護者ポジ

なお、史実のドゥラメンテ号は、エアグルーヴの孫にあたる
『ウマ娘』においてドゥラメンテとグルーヴの関係が近いのもこの関係性が影響していると思われ、
どちらの勝負服にも羽根の装飾があしらわれている、身長とスリーサイズがほぼ同じ、体重欄の「見事な仕上がり」表記などの共通点がある。


史実における同馬主かつ武豊のお手馬繋がり。


  • 母親
自他共に厳しい娘とは真逆の陽気で人懐っこい性格の女性。
かつては自身も選手としてオークスを制し、引退した現在は子供向けのクラブで指導者として後進育成に励んでいる。
その姿を間近で観てきたエアグルーヴからは、選手としても、母親としても、自身の理想と尊敬されている。

育成シナリオ等で察せる範囲内では、いい意味で娘を振り回す仲良し親子のようで、色んな意味でエアグルーヴも敵わない様子。
一方、生真面目すぎるきらいのある娘を少し心配もしていたようで、そんな娘と上手く付き合えるトレーナーが付いてくれたことを喜んでいる。
ちなみに、「トレーナーが正月におせちを未だ食べていないと知って愕然とする」など、エアグルーヴが季節のイベントや料理に拘っているのも母親の影響で、
幼少期から母親に息抜きと娘と遊びたいという目的を兼ねて色々な行事に連れ出してもらったりした結果であるとのこと。
元競争ウマ娘で、自身もオークスを優勝した経験がある事から、恐らくは史実のエアグルーヴの母馬である「ダイナカール」のウマ娘と思われる。

なお、エアグルーヴの家族関係のセリフは大抵この母親についてだが、その他にもホーム画面のセリフで複数人の妹がいるらしい事に言及している。
曰く私服のお下がりを狙われているとの事で、恐らくは憧れのお姉ちゃんとして相応に慕われているものと思われる。
元ネタは不明だが、史実におけるダイナカールの産駒は牝の割合が多かったので、その辺りを意識したネタだろうか。

なお史実のエアグルーヴの子孫らしきウマ娘達も母親のクラブの教え子のようである。*9

  • 妹たち(次女、三女)
本人の育成ストーリーでは触れられず、ホーム画面のセリフとその後のSSRサポートカード【理想へ向かう青嵐】と【Seaside Bloom】で言及された存在。
前者ではエアグルーヴは妹が2人いる三姉妹の長女だということ、後者ではカードイベントにその2人の妹たちが直接登場した。
次女はおっとりしたマイペースキャラで三女は活発なハイテンションガール。セリフの雰囲気からエアグルーヴとわりと歳が離れているように思える。
両方とも名前こそ出てきていないものの三女に関しては「リンちゃん」と呼ばれており、名前や三姉妹という部分から考えると、
おそらくトニービンとダイナカールの間に生まれた「カーリーパッション」「リングレット」が元ネタの可能性が高い。

◆余談

エアグルーヴのCVを務める青木瑠璃子氏だが、当初は別のウマ娘のCVを担当する予定だった。
しかしそのウマ娘の登場が(少なくとも現状では)ほぼ無くなった*10ためエアグルーヴを担当することになった。

初期設定には「レース中のトラウマから男性が嫌い」というものがあった。
元ネタは多分どう考えてもピルサドスキーのことで間違いないだろうと思われるが、
『ウマ娘』の世界観から考えても疑問が出る設定だったのか、現在はこの設定は削除されており、
実際様々な媒体のエアグルーヴの言動に、特に男性を嫌っているようなものは見られない。*11
でもピルサドスキーへのトラウマは後にファインモーション育成シナリオで完全実装された。

育成シナリオで自身のトレーナーに対する態度が厳しめな、割と珍しいタイプのウマ娘であり、
だらしないところをビシビシ注意したり、仮にも年上であろうトレーナーを「貴様」*12と呼んだり、「たわけ!」と怒声を浴びせたりと、
ブライアンから「将来尻に敷くタイプ」と目されるのも仕方ない、時にどちらが年上か分からないやり取りをしている。
特に「たわけ!」という罵声がプレイヤー間の印象に残ったのか、エアグルーヴのトレーナーの呼称として「たわけ(トレーナー)」が定着している他、
ウマ娘とそのトレーナーをカップリングした二次創作で、エアグルーヴに自身のトレーナーを「たわけ」呼ばわりさせるのが定番になっている。あとドゥラメンテからは「たわ兄」*1呼びされてるネタも。






<……ほう。つまり我がWikiに加わりたいと。

(Wiki……!?)>

<その意気やよし! 貴様はその項目を追記しろ!
<そしてーー会長! あなたはそこの修正です!

お、おお!? 私もか……!!>

この項目が面白かったなら……\たわけ!/

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最終更新:2025年04月23日 00:12

*1 テントウムシだけは平気らしい

*2 恐らく元ネタは史実におけるエアグルーヴ号の秋華賞。当時エアグルーヴ号は1番人気だったのだが、パドックでのカメラのフラッシュ撮影で過剰にイレ込んでしまい、パニック収まらぬまま出走して10着と惨敗。おまけにレース後、右前脚の骨折が判明して長期療養を余儀なくされるという散々な結果に終わってしまった。なお、この出来事の後パドックでのフラッシュ撮影は禁止された。

*3 ☆1のサクラバクシンオー、キングヘイロー、☆3のタイキシャトル、マルゼンスキー(B)。ハルウララも☆1の短距離適性Aだが芝適性が皆無

*4 スタートダッシュガチャで必ず手に入る

*5 前者は「激しく、美しく、燃えさかれ。」、後者は上述の通り「ハートに火をつけて」

*6 花言葉は「尊敬」「気品」「誇り」など。

*7 この話の件で、「選抜レース不出場でも互いの同意があればスカウトが可能」という事実が判明している。作中だと主人公との契約前に選抜レースを介さずスカウトされたのは、判明している範囲だと現状エアグルーヴとアグネスデジタルのみ(但しデジタルはスカウトを全て断っている)。

*8 どうやら作中では入学当初のファインに親切をした結果ガチ貴族のファインの実家から「ベッドが埋まって寝れなくなる程の」量のお礼攻めを喰らったとの事

*9 キタサンブラックのシナリオに登場するブリュスクマンやネオユニヴァースのシナリオに登場する愛弟子がこれに当てはまる

*10 AnimeJapan2016にてイラストとCVが発表され、初期PVにも出ておりディープインパクトと推測されていたウマ娘

*11 そもそもの話、トラウマが原因で男性に苦手意識がある設定は彼女のことを慕う後輩のメジロドーベルとまったく同じなので被りを避ける目的もあったかもしれない

*12 現代ではあまりいい意味合いで使われていないが、「貴」も「様」も相手に呼びかける場合はその相手を敬う意味合いを持つことから分かるように、本来は目上の人に使う敬語である。