登録日:2024/06/21 Fri 05:39:47
更新日:2025/05/08 Thu 01:27:51
所要時間:オラッ! 約 20 分で読めちまうぜ!!
◆プロフィール
キャッチコピー:最強目指し、レース街道突っ走る!天衣無縫のカリスマヤンキー
誕生日:5月7日
身長:158cm
体重:
知らねぇ
スリーサイズ:B77・W56・H80
靴のサイズ:右23.0cm 左24.0cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:円陣・木登り・カラオケ1曲目!
苦手なこと:湿っぽい話・
ミント飴
耳のこと:なぜか時々、小鳥にとまられる
尻尾のこと:フジキセキの前ではブンブン揺れがち
家族のこと:兄が意外とモテるのに納得がいかない
ヒミツ:①気分がアガってくると唇を舐める癖がある / ②仲間たちが寄せ書きをしてくれた旗が宝物
自己紹介:ジャングルポケットだ。走りてーなら相手になってやるよ。ま、“最強”の座は譲らねーけどな
キャラクターソング:最強ROARING
密林から飛び出せ
姿はウマ娘。
だが体内に流れる血は
野獣たちのハイブリッド。
オオカミの鋭さ
ピューマの俊敏さ
ハイイログマの剛力で
獲物を狩っていく。
密林では狭すぎる。
この広大な荒れ野でこそ
彼女の天性は生きる。
2018年 URA「名ウマ娘の肖像」ジャングルポケットより
◆概要
フジキセキが果たせなかった「クラシック出走・制覇」の夢を同馬主・同厩舎・同騎手で果たした2001年のダービー馬にして同年の年度代表馬にも選ばれた競走馬『
ジャングルポケット』がモチーフの
ウマ娘。
2023年2月の『ぱかライブVol.26 2周年記念ウマ娘冬の陣!』にて、2周年ガチャのSRサポートカードとして不意打ち気味に発表され、同時にCVと
プロフィールが公開された。
ここで発表された藤本氏はポッケ登場前に『メジロ讃歌』のバックコーラスにも参加しており、変則的ながらモブからの昇格者とも言える。
キービジュアルにも
ナリタトップロードと
シンボリクリスエスの間に勝負服姿で登場していたほか、2023年1月の『ぱかライブTV』の際には新シナリオ予告の際の映像に登場していた。
その後、劇場版『新時代の扉』の主人公に抜擢されることも発表された。
モチーフ馬は二度
馬主が変わっており、勝負服も2002年11月に代表馬主が変わった際に変更されている。
ウマ娘としての勝負服は初代の馬主である齊藤四方司名義の「緑、黄縦縞、黒袖黄一本輪」をモデルとしている。
キャラクター像
愛称は「ポッケ」。
タキオンからは「君」、カフェからは「さん」、ダンツフレームからは「ちゃん」を付けてそれぞれ呼ばれる。
フジキセキやトレーナーからは「ポッケ」とそのまま。
一人称は「俺」。
性格は豪快で、頭で考えるより先に足で行動するタイプ。
トレセンに入学する前と後で性格はだいぶ変わっているようで、入学前は今よりドライだったようだ。
仲間思いで情にあついが、短気なのが短所。
好物のさくらんぼを食べられただけで本気で怒りだす。
気分の浮き沈みも激しく、タキオンからは「
君の情緒はどうかと思う」と言われたり、威圧感にはカフェも驚いたりするほど。
一方で怖い話やお化けが苦手ながら、カフェと同様霊感が強い体質である事が育成などで示唆されている。
また実は所謂
元ヤンで、かつてはとある地域のフリースタイル・レースのチーム「
L/Roars」(ロアーズ)の創設者にして総長だった。
トレセン学園で開催されるトゥインクル・シリーズに関しては格式張っているのもあってか「お嬢さん連中」と軽く見ていたが、
フジキセキのレースを見たことで認識を改めると同時に同校への入学を決意、総長の立場からは降りた。
なお、フリースタイル・レースからは離れたが今もかつての仲間たちとの交流は続いており慕われている。
フジキセキへの尊敬の念は強く、彼女の仲裁が入るとすぐに怒りの感情がフジキセキに会えたことへの嬉しさに上書きされるほど。
総長時代は「闘叫の鬼」と言われ各地域を倒し恐れられたようで今でも舎弟になりたがる者がいる程。
ただ「闘志や目標がない者」は受け入れておらず、これは「どんな格下でも闘志や目標が強い者」を受け入れると考えることもできる。
上記したようにカリスマ性もあるため誰かの相談を受けることも少なくなく、それゆえ「人たらし」と言われる時もある。
この持ち前のカリスマ性と人たらしぶり、霊感体質が噛み合った結果不良の幽霊からも慕われるという非常にトンチキな事態にもたびたび遭遇。
育成イベント中でも
- お気に入りの溜まり場に幽霊たちが待機し挨拶する
- 校門の前で舎弟入りを希望する幽霊たちが出待ち
- 旧理科室の幽霊たちがポッケの走りを見てみたいとカフェに陳情
などエピソードに事欠かない。
ちなみに、頭に血が上っているあいだは怖さが二の次になるらしく、下記のSRサポカのイベントでは「シマを荒らしまわるウマ娘を走りでノした後、相手が幽霊だと冷静になってから気づき怖がる」という描写がある。
甘い物……特に
パフェには目がなく、ダンスも好き。
ダンスが好きなのは母親がダンサーだからというのが理由のようで、それ以外の家族構成は兄と妹がいる。
着るものも可愛い系が多く、「カワイイ」と言われると上機嫌になる。文化祭で出店した服やズボンは、モデルとしての顔も持ちファッションに詳しい
ゴールドシチーからも「超ブランド品」と称されるほどの物だが、ポッケ自身は
適当に買ったとのこと。
実装される前からサポカや映画で水着姿と浴衣姿が登場しており、それ以外にもコラボでさまざまな服装を見せている。
右前髪に黒く若干ギザギザした
ヘアピンを交差させるように2つ、こめかみに1つつけている。前髪の右側から斜めに入っている白いものは艶ではなく実馬由来の流星。
その他、135dbというとんでもないボリュームの大声を出す事ができ、計測したタキオンをドン引きさせていたり、シャンパンタワーを声だけで破壊したりしたこともある。
◆アニメ・漫画などでの活躍
新時代の扉
走りてぇ……誰よりも早く。
だからこそ、勝ちてぇ……!
なってやる。“最強”に!!
主人公として登場。
トゥインクル・シリーズへの憧れから入学、学園生活やレースをポッケを中心に進行する流れである。
弥生賞におけるフジキセキの走りに心奪われ、様々な
ライバルとのレースを重ねながら世紀末覇王ことテイエムオペラオーが待つジャパンカップへと挑んでいく。
プリズムのペンダントを常に持ち歩いており、それが良くも悪くも物語のキーアイテムにもなっている。
音響監督曰く「ゲームの喋り方よりも下町で親しまれた無遠慮さを残した江戸弁の方が合う可能性がある」という理由から、江戸っ子口調な面がある事が映画の特徴。
ウマ娘 ピスピス☆スピスピゴルシちゃん
新時代の扉とのコラボ・PRを兼ねた第23話にて登場。
もちろん小さくなっており
ゴルシのいる
幼稚園へ行く予定だったのだが……
うまむすめし
第43話が登場回、先読み更新日が5月29日とこちらも新時代の扉に合わせた回である。
友人が来ず、そこへ偶然居合わせたフジキセキと一緒に映画鑑賞をするところから始まる。
ぱかチューブ
公式Youtubeチャンネル・ぱかチューブでは、映画公開直前ということでほぼ中の人になるゲーム実況企画に登場。
主役のテイエムオペラオー・ナリタトップロード・ダンツフレームと4人で出演し協力型のアクションゲーム「PICO PARK」をプレイ。
- 率先して攻略法を考えて他のメンバーに提示するもことごとく無視されて半ギレ
- 「おーるふぉーわん…って、なんだ?」「ポッケちゃん(呆)」
- ステージ途中に現れたアヤベさんの仲間(?)に対して「踏む?踏む?」と好戦的になる
- 後半はステージの難しさと長時間収録の疲労からか完全にキャラが崩壊し「ひゃあっ!」「いやあぁぁ!」とポッケにあるまじき甲高い悲鳴を連発
「ちょうてーん!」で場を盛り上げて終始、他のメンバーを引っ張ったオペラオーと共に多くの珍場面を提供し、視聴者の腹筋を破壊していった。
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 |
芝:A |
ダート:G |
距離 |
短距離:G |
マイル:C |
中距離:A |
長距離:B |
脚質 |
逃げ:G |
先行:D |
差し:A |
追込:B |
2024年6月13日に☆3「王者の喊声」として実装。
劇場版ウマ娘公開記念として、リリース以降初となる☆3出現率1.5倍キャンペーンも開催された。
上がっているのは「☆3の排出率」であって「ジャングルポケットの排出率」ではないため、肝心のポッケ以外の☆3ばかりすり抜けるなんて報告がSNS上で見られたりもした。
ただし実装以降に入手可能な☆3引換券では入手できないことが告知されており、初の例外仕様を持った準限定ウマ娘と表現しても差し支えない。
実際にその後の2024年8月24日の3.5周年ハーフアニバーサリーで配布された☆3交換券のラインナップにも含まれないことが事前に告知された。
もちろん恒常ガチャの排出対象としては常に入っているので、PU外での出現はあり得る他、登録直後のみ購入できる新人トレーナー応援☆3引換券では交換可能になっている。
[王者の喊声]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[王者の喊声]ジャングルポケット」勝負服
実馬のジャングルポケットの最初の馬主、齊藤四方司氏の勝負服「緑、黄縦縞、黒袖一本輪」をモチーフに、黄色がベースのジャケット、黒いアウターブラの上に黄色いリボンを置き黄色と薄い青色のサスペンダーでスカートとつなげている。下半身は黒いスカートにベルトを巻き付けているが左側には豹柄の布が付けられ、靴下は緑となっている。
補正はスピード・スタミナ・パワーにそれぞれ+10%。
レースにおいて必要な主要素に補正がしっかり入っており、全種類バランスよく配置したサポカ編成でも十分に強くなるだろう。
所持スキル
得意とする差し・中距離をメインにしたスキルが揃っている。
また、実装時点で覚醒スキルのうち一つが最初から分岐進化可能な初例にもなった。
昂る衝動から長距離指定が消え中距離一本化になるものの、どちらも順位条件がなくなるので発動自体はしやすくなる。
闘叫の鬼の発動条件や左回り○の存在から、やはり真価を発揮するのは日本ダービーとジャパンカップをベースにしたレースだろう。
通常スキル:
左回り○、進出開始、込み上げる熱、(覚醒Lv2)差し直線○、(覚醒Lv4)イグニッション
レアスキル:
(覚醒Lv3)突撃魂(レース終盤が迫ったとき中団以降にいると速度が上がる/差し)
┗猛襲の牙(レース終盤が迫ったとき中団以降にいるとしばらくの間速度が上がる。パワーが十二分に高いと効果が増える/差し・中距離)
(覚醒Lv5)昂る衝動(レース終盤始めの方に中団にいると前に出る/中距離・長距離)
┗闘叫の鬼(東京レース場ならレース終盤始めの方にしばらくの間前に出て、加速力がちょっと上がる/中距離)
┗天上天下唯我爆走(レース終盤始めの方にすごく前に出る/中距離)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[王者の喊声]ジャングルポケット」固有スキル発動
固有スキルは『Faith in the Feral』
効果は「レース中間地点で中団にいると速度が上がる。中距離レースならすごく上がる」というもの
ポッケの脚質は差しであるため余程脚質が偏っていない限りは大抵は発動できる。そして発動条件が緩いにも拘らず、中距離レースでならすごく固有となっており、中盤の位置取り争いに非常に有効な固有となっている。
固有二つ名「
最強咆哮娘」。
取得条件は「日本ダービーを勝利した後にジャパンカップを2回勝利する。
また、アグネスタキオン・マンハッタンカフェ・ダンツフレーム・ナリタトップロードに各2回以上勝利する」というもの。
目標レースを全勝すれば達成可能なため取得難易度は低い……と思いきや強力な固有
ライバルの存在が達成を阻んでいる。
特にホープフルS、皐月賞で対峙するアグネスタキオンは優秀なステータスに加えスキルも豊富、金スキルも「アンストッパブル」「弧線のプロフェッサー」の二つを所持と非常に強力。生半可なステータスではタキオンの後塵を拝すこととなるためスキル所持等で補いたい。
また、菊花賞で対峙するマンハッタンカフェもステータスが高い上に、差し長距離で有効発動する「無我夢中」や場合によってはこちらのスタミナを奪ってくる「スタミナグリード」を所持している強敵。ジャングルポケットの長距離適性はBなので夏合宿の間にしっかりとスピードとスタミナを上げておきたいところ。
特殊実況は日本ダービー勝利で発生。
+
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特殊実況 ※ネタバレ注意 |
勝ったのはジャングルポケット!
勝ったのはジャングルポケット!
新時代の扉をこじ開けたのはジャングルポケット!
元ネタ:2001年日本ダービー 三宅正治アナ
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サポートカード
2023年2月24日にサポートカードとして共通のRとSR【デッド・エンド【通せん坊】】が実装され、2023年5月19日にはSSR【The frontier】が、2023年7月31日にはSSR【トばすぜホットサマー!】が実装。
2024年5月24日には映画「新時代の扉」の前売り引換券特典としてSSR【新時代を開く者】が実装。
2025年2月19日には同じく映画「新時代の扉」のブルーレイディスク購入特典としてSSR【最強は俺だ!!】が実装された。
SR【デッド・エンド【通せん坊】】
得意トレーニングはスピード。
初期絆が30と高く早めに友情トレーニングを発生できるのに加え、固有ボーナスも含めてパワーボーナスとスキルPtボーナスを所持しておりSRとしては非常に優秀。
所持しているスキルは差し・追込で使えるものが揃っているため、ガチャ産のSSRを持っていない初心者には打ってつけである。
連続イベントを進めると、選択肢次第で「直線一気」を確定で入手できるのも強み。これにより賢さエアシャカールの存在意義が完全に失われたのは言うまでもない。
SSR【The frontier】
得意トレーニングはスピード。
固有ボーナスは「絆ゲージが100以上の時、スピードボーナス」で発動したときのボーナスは+3。
トレーニング効果10%や友情ボーナス30%、65という当時としては高めの得意率に加え、レースボーナスも10%揃えており、どんなシナリオにおいても編成に入る最強のサポートカードとして一定の評価を得ていた。
しかし最近では
SSRスピードエルコンドルパサーや
SSRスピードドゥラメンテ、
SSRスピードヴィブロスといった法外なボーナスや得意率を持った化け物が登場してきたうえ、中距離・後方向きのスキル構成も総じて被り気味なため、環境最前線では厳しい立場になっている。
それでもこのポッケ自体が何か使いづらくなったわけではないため、これらを揃えていないトレーナーならまだまだ使っていけるだろう。
連続スキルを進めると確定で「昂る鼓動(「込み上げる熱」上位スキル)」を入手可能。
全てのイベントに成功判定があり、一回目では成功すると絆が+15上がり、二回目では成功時には絆+10、失敗時には体力-10&「昂る鼓動」をヒントレベル1で入手、三回目では「昂る鼓動」をヒントレベル2or3で入手となっている。
全てのイベントでの成功を狙っていきたいが、イベントの進捗によっては二回目のイベントでの失敗のほうがありがたい場合もある。
SSR【トばすぜホットサマー!】
得意トレーニングは根性。
固有ボーナスは「絆ゲージが100以上の時、友情ボーナス」というもの。
トレーニング面ではトレーニング効果を所持していなかったり、初期絆が15と低かったりと、実装時点の基準でも若干物足りない感は否めない。
一方でスキル面では差しスキルの充実度合いが高く、差し因子のヒント目的の根性枠としては有力候補。
この点において「トレーニング性能のスピード、因子性能の根性」と役割分担がなされている、と言える。
連続スキルを進めると確定で「突撃魂(「進出開始」上位スキル)」を入手可能。
こちらもスピードSSRと同様にイベント内で成功判定があり、成功すると大幅な絆上昇が見込めたり、失敗するとイベントの打ち切りが発生する。
SSR【新時代を開く者】
得意トレーニングはパワー。購入特典なので性能はガチャ産も控えめだが、最初から完凸の状態で入手できる。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、パワーボーナス」で発動したときのボーナスは+2。購入特典でありながら並の配布サポカよりも性能は高めなため、ガチャ産のパワーSSRを持っていないときの候補にはなる。
イベントを完走すると「高揚感(「前のめり」上位スキル)」のヒントを入手可能。
SSR【最強は俺だ!!】
得意トレーニングはスタミナ。こちらも最初から完凸で入手できるがやはり購入特典SSRのため性能は控えめ。
連続イベントの完走で差し向けの速度スキル「迅速果断」のヒントを入手できる。
◆関連キャラクター
マッドサイエンティストと評されるほどに実験と研究が好きなウマ娘。史実ではマンハッタンカフェ・ダンツフレーム共々同期の対戦相手だった。
面識はホープフルSまでなかったが、その才能の高さを見抜いた上でポッケの方から対抗心を燃やしている。
タキオンはそんなポッケに対していい実験台という評価をしつつ、彼女への興味が強まっているようだ。
どこか気の抜けたレース姿勢や実験癖は理解し難いものだが、カフェよりはノリが良く楽しめるならなんでもいいとも感じている様子。しかもそのノリの良さはタキオンでさえ引くほど。
同期組その2。意外とフランクに互いが接している。カフェ曰くポッケは「凄みがある」とのこと。
霊感が強いポッケはたまにカフェに助けを求めている姿も見られる。
また誕生日を祝ったりバーベキューを一緒にしたりと、学園生活でも関わりがある。
同期組その3。とても仲の良い友人同士で一緒に並走したりお出かけをしている。
レースの場では、意外と闘争心の強いダンツを受けて立つライバル関係。
劇場版ではダービーでの対決がフィーチャーされ、育成シナリオでもポッケと並ぶ世代の生き残りとして描かれ印象は小さくない。
史実ではジャパンカップで撃破した相手で、『ウマ娘』世界では時代を席巻する覇王として一方的に
ライバル視している。
オペラオーの方はポッケについて新たな時代の代表としながらも、どこか物足りなさを感じている場面がある。
ポッケ育成の際には敢えて彼女達の世代を焚き付け次世代のウマ娘である彼女を奮起させようとすることも。
ポッケがトゥインクル・シリーズに踏み込むきっかけになったウマ娘。とても尊敬していて、タキオンへの怒りもフジが出てくると途端におとなしくなるほど。
ポッケはフジからの期待を常に原動力にしており、その頼みならどんな事でも頑張ろうとする。
そのため誤解されやすいが、史実では双方に血統的な繋がりはない。では、なぜこんな設定になったのかというと、馬主が齊藤四方司、調教師が渡辺栄、そして騎手が角田晃一という、フジキセキがクラシックに挑むはずだったであろう組み合わせによって、実馬のジャングルポケットが日本ダービーを制したことが大きい。即ち、フジキセキに関わった人たちの無念を晴らした馬こそが、このジャングルポケットだったのである。
同室。史実では2歳違いだが対戦経験はあった。夜型のポッケと昼型のトプロでは生活リズムが正反対で、朝起こすのはトプロの役目となっている。
ポッケ曰く、トップロードは「走りは手堅いが良くも悪くも怖さはない」、ただ「その地道な姿勢は自分やオペラオーにもない」と評価している。
史実だと産駒。
よくナンパされるというジョーダンを心配しており、実際にナンパされた際に助けたこともある模様。
史実だと交配して産駒(2010年生まれの牝馬「エアマスカット」)が出来た関係。
『ウマ娘』世界では一見ヤンキーのポッケと眼鏡少女のメサイアでは接点がなさそうだが、意外にプライベートでもよく絡みがあり、一緒に遊ぶこともある。
また、アプリの育成シナリオではクラシック期の夏合宿にて幽霊に体を乗っ取られてラッパー口調になってしまうが、これは史実において3歳時の札幌記念でジャングルポケットを下した同期で同じエア冠の「エアエミネム」が元ネタと思われる。
時期も符合しており、札幌記念は目標レースに設定していないし合宿中だからわざわざ走らせることもまずないので代わりにネタとして拾ったのだろう。
オペラオー・トップロードと同期のダービーウマ娘。
史実ではジャングルポケットの父がアドマイヤベガの母の父と同じ「トニービン」であるという以外特に縁が無いが、劇場版の特典小説にて関わりがある(一方的だが)。
アドマイヤベガのダービーを実際に見たようで、出会った際は興奮気味に話しかけていた。
『夏の陽は、青く凪ぐ』にて同じ班だったウマ娘。特にエアグルーヴとは史実で同じ「トニービン」を父に持つ共通点がある。
スズカに他への関わりを大切にする思いを付けたいと考えたエアグルーヴに同調して
水鉄砲合戦を行った。
アプリ版のトレーナー。
フジキセキの医療面を担当していた兄を持ち、兄の無念のために一流になるために奮闘している。という、来歴の個性が強いトレーナー。
下記のタナベTとは異なる形でフジキセキとの関係性を意識したものか。
映画版のトレーナー。元々はフジキセキのトレーナーでもあった。だいぶ歳をとっているようで、白髪に白髭のお爺ちゃん。
トレーナー業から離れていたが、ポッケにトレーナーの紹介を頼まれたフジが「タナベトレーナーしか信頼する人がいなかった」と紹介したことで復帰して指導にあたる事になる。
理事長代理からも一目置かれている様子が映画内でも見受けられ、本人の家(?)には多くの
トロフィーが飾られている。
声がウイニングチケット似の血統とフジキセキ似のライバルを持つ馬の牧場主兼馬主と同じだが、関係性は不明。
モチーフは恐らく史実のジャングルポケット号の調教師だった渡辺栄氏。
映画で登場した面々でフリースタイルレース時代からの旧友。常にポッケの勝利のみを信じているほどに信頼している。
元ネタはそれぞれジャングルポケット産駒であるオウケンブルースリ・オマタセシマシタ(詳細は後述)・トールポピー(とジャガーメイル)と思われる。
アプリの育成シナリオで登場する
オリジナルのウマ娘。
クールでプライドが高く親は実業家という、ポッケとは正反対の人物。
当然ながら当初は不仲だったがいつの間にか「喧嘩するほど仲が良い」間柄に進展し、デビュー戦の対決後には共に打倒タキオンを誓い合うが、朝日杯FSで完治困難な骨折を患い、命に関わるダメージは免れたものの引退を余儀なくされる。
ツヅキのあまりにも早すぎる引退はポッケに大きな衝撃を与え、その事に暫く苦しみつつも打倒タキオンの夢に向けて走り続ける事となる。
元ネタはジャングルポケットの同期である
タガノテイオー(父サンデーサイレンス)。
ツヅキレイニングの名前は、馬主の八木良司の冠名「タガノ」の由来と同じ、本業である八木良建設の所在地「京都府
綴喜郡井手町大字
多賀」にある「ツヅキ」と、テイオーの名に引っ掛けての「君臨する」を意味する英単語"Reigning"だろう。
東京2歳ステークスを制したその走りからクラシックでの活躍を期待されており、鞍上の藤田伸二は騎手引退後に「俺が乗った馬の中では今でも最強馬だったと思ってる」と数々の優駿を差し置いて評価していた。
しかしながら朝日杯FSでレース中に重篤な骨折を発症。藤田は「この怪我ではもう止めても助からない」と直感してレースを継続し2着入線(ちなみに史実での勝者は
メジロブライト号の半弟メジロベイリー号)。
そして藤田の予感通り予後不良となった悲劇の馬である。
こうして物語からフェードアウトするツヅキだったが、
シニア級後半、史実通りカフェまでも致命的な故障を起こし、ポッケ自身すらもその強すぎる力に体が耐えきれず、このままでは遠からず限界を迎えると確信できる状態にあった。
トレーナーがこれまでにない新たなアプローチを探し続け、見つけたのは……
「ツヅキ・リスタート支援センター」
そこには、実家の事業展開に乗っかり、自分のようなウマ娘を減らすべく、トレセン学園すら凌ぐほどのトレーニング設備を完成させたツヅキが居た。
快適なトレーニングによってコンディションを取り戻すポッケ。
さらにはポッケがツヅキへの「礼」と称して彼女のもとに送りつけたタキオンとカフェも再びターフに戻れるまでに回復させてみせるという大殊勲を成し、史上稀に見るドリームマッチの有馬記念へと繋がることになる。
これについても史実に元ネタとなっているエピソードがあり、馬主の八木はタガノテイオーの夭逝以来競走馬の生産・育成により強く興味を示すようになり、生産牧場の新冠タガノファームと育成牧場の宇治田原優駿ステーブルを開業するに至る。
そして、この宇治田原優駿ステーブルはタガノファーム生産馬の育成だけではなく、トレセンから放牧に出された現役馬が休養・療養を行う先、いわゆる「外厩」の一つとしても利用されている。
ちなみに、この利用馬の中にはコパノリッキー・キタサンブラックがいる。
なお、劇場版ではジュニア級の話は最低限程度なのでタガノテイオーの要素は全く無く、育成シナリオと劇場版の大きな差別化ポイントと言える。
ちなみに史実の朝日杯FSには劇場版・ジャングルポケット実装後に登場が決定した
カルストンライトオも参戦していたが(10着)、カルストンライトオの育成シナリオの朝日杯FSでは断片的な匂わせのみでツヅキレイニング自体は登場しなかった。
「L/Roars」所属時に出会い、ジャングルポケットへトレセン学園入学の手続きを指導した人物。もう一人のL/Roarsのオーナーといった立場でもある。
「東京と札幌にそれぞれいるL/Roarsオーナー」という点から、元ネタは途中からジャングルポケット号のオーナーになった吉田勝己・吉田照哉の兄弟であろう。
齊藤四方司の本業が東京都中央区に存在したジーク証券株式会社(現リーディング証券株式会社)、吉田兄弟は言うまでもなく
北海道を拠点とする社台グループが本業と、東京・
北海道にいるオーナーという点が反映されている。
自らが最強を称する寡黙なアスリート系ウマ娘で、ポッケとはどちらが最強でもめ始めるが、両者と関連があるエアグルーヴに制止される。
史実ではドゥラメンテも日本ダービーを制している他、エアグルーヴの孫であるドゥラも当然ながらトニービンの血を持っている血統繋がり。
◆余談
実装までの道のり
アプリ2周年の直前である2023年1月28日の『ぱかライブTV』にて、新シナリオ『
グランドマスターズ -継ぐ者達へ-』の情報が解禁された。
それと同時に実装される新曲『Everlasting BEATS』のPVも公開されたのだが、「
映像内のダンサーの中に見慣れないウマ娘がいる」と話題になる。
どうやらその存在自体がフライングの
ネタバレだったようで、PVは程なくして当該のウマ娘がエアグルーヴと差し替えられたバージョンに変更されたのだが、これがきっかけとなり「このウマ娘の正体はいったい誰なのか?」という予想合戦が過熱。
- このPV内において隣同士に配置されたウマ娘は史実で親子である
- 差し替え前の映像で当該ウマ娘の隣にいたのがトーセンジョーダンだった
- 差し替え後「代役」となったのが同父のエアグルーヴだった
といった要素から、あっという間に「このウマ娘の正体はジャングルポケットなのでは?」と予測する声が大多数を占めるようになった。
考察班怖い
というか、すぐに差し替えておきながらこんな完璧な匂わせになってるあたり、何もかも計算尽くなんじゃあ……
モチーフのジャングルポケット号の馬主の事情もあり実装は難しいとも言われていたが、懸念を乗り越え2月22日の『ぱかライブTV』で実装が正式発表された。
なお、同時に最初から社台ファームが馬主の
ネオユニヴァースも発表されている。
咆哮の元ネタ
SSRサポカの絵柄・映画『新世代の扉』における描写や、大声が特徴という設定にみられるようにポッケのトレードマークの一つとして咆哮があるが、これはモチーフ馬がダービーで勝利した後ウィニングランにおいて印象的な嘶きを見せた事が由来と思われる。
ポッケの愛称
実馬の愛称は「ジャンポケ」で、角田騎手がよく使っていたフレーズでもありファンからも親しまれていた。
(ウマ娘ではこの手の前後縮めた愛称はあまり採用されない傾向があるため、採用されなかったこと自体は不思議な話ではないが)
一方BSS(ブリーダーズ・スタリオン・ステーション)で面倒を見ていた佐々木氏は「ポッケ」と呼んでいたようだ。
ちなみに、名前の元ネタの童謡『ジャングルポケット』は
NHKの子供向け番組「おかあさんといっしょ」で1980年頃から歌われている楽曲なのだが、歌詞の中に「ジャングルポッケ」というフレーズは20回以上出てくるのに対して、「ジャングルポケット」というフレーズは
一切出てこない。
フジキセキ産駒?
上記の通りフジキセキとは厩舎・騎手・調教師・馬主・厩務員が全員一緒であり、ゲーム内でもフジキセキとの絡みが多くなっているが、一部トレーナーはこれらをうんと拡大解釈し「ジャングルポケットはフジキセキ産駒」と(わざと)誤った扱いをすることがある。
なお、実際のジャングルポケット号の父はトニービンだが、「父ジャンポケ・母父フジキセキ」の産駒は数頭いる。
修正・追記は頂点目指せるような良いものを頼むぜ!
- ポッケさん、このwikiでは珍しく原作の項目が先にあったんだね。やっぱ名前の知名度が結構高いし -- 名無しさん (2024-06-21 11:09:23)
- これから追記するのか?他の記事に比べて情報量が少なすぎる -- 名無しさん (2024-06-21 11:29:27)
- ☆3交換チケット対象外で騒がれてるけど、今までも直近ガチャのキャラは対象外だったからいつものように来年の周年には対象になるだろと。 そもそも、ピックアップ期間過ぎたら恒常になってくれるだけ他のスマホゲーのガチャよりマシだし。 -- 名無しさん (2024-06-21 14:40:12)
- クイーンモネラ -- 名無しさん (2024-06-21 14:49:09)
- チケットの対象云々は『交換できると思って引かなかったのに!』『交換出来ないと思って引きに行ったのに!』というクレームがあったため明記したものと思われる。実際今年の周年チケットに割と近日実装の正月ネイチャ入ってたのは予想外だった。 -- 名無しさん (2024-06-21 17:59:57)
- 初期段階でいいねが8もついてる辺り、どっか別の項目を引っ張って下敷きにしたと思われるが、その辺はちゃんと調整しないと。 -- 名無しさん (2024-06-21 18:16:35)
- クレーム対策か…確かにな -- 名無しさん (2024-06-21 19:45:47)
- 映画公開+ガチャ確率UP+ダービー最強+交換不可の4重の煽りがあるからか、最新キャラの割にチャンミでの遭遇率がかなり高い -- 名無しさん (2024-06-22 02:15:39)
- このページだけウマ娘とプリティーダービーの間のハイフンがないのですが... -- 名無しさん (2024-06-22 02:18:14)
- ↑の意見からタイトル名を他と同じハイフン付きに改題しようと思います。24時間以内に反論等なければ改題を実行します。 -- 名無しさん (2024-06-22 09:29:17)
- 今まで直近のキャラまでチケ交換できてたのがなかなか異質だったしある程度期間置くだけでしょ、それにすり抜けでは出るだろうし -- 名無しさん (2024-06-22 09:29:34)
- ↑2ハイフンじゃなくて半角スペースのこと? -- 名無しさん (2024-06-22 09:43:06)
- ↑×5戦績的に府中専用機になるかと思ったら中距離大体こなせる強キャラだから持っといて損がないって評価なのもデカいと思われ -- 名無しさん (2024-06-22 10:21:09)
- ↑2その通りです。誤表記失礼しました… -- 名無しさん (2024-06-22 10:33:49)
- ↑10 正月ネイチャって言うほど直近じゃないけどな。 この前のアニバ対象外は2月実装の☆3で1月実装までが範囲やったし。 どちらかというとドゥラとオルフェガチャ回させる方がデカい。 -- 名無しさん (2024-06-22 11:08:06)
- サイゲームスはトニービン産駒を優遇するのかー! -- 名無しさん (2024-06-22 19:22:08)
- ↑5 上でタイトルの指摘をした者ですが。半角スペースが正しかったですね。すいません。 -- 名無しさん (2024-06-22 22:20:30)
- ぱかチューブ後半で中の人の疲れか完全にキャラ崩壊して甲高い悲鳴をあげてたのはクソ笑った -- 名無しさん (2024-06-23 02:51:37)
- 反対意見等も見られなかったため、記事名の改題を行いました。 -- 名無しさん (2024-06-23 17:35:18)
- 映画が良かったから引いたけどなんか…なんかちがう…イキりが強すぎてちょっと…ってなってる気がする…。トップロードが何も変わらなかった分ちょっと困惑している -- 名無しさん (2024-06-23 23:48:54)
- ↑ アプリとアニメはパラレルワールドってほどに性格変わってるからその辺はしゃあない。 -- 名無しさん (2024-06-24 10:51:40)
- 持ってる人がいるなら画像やスキル、個別ストーリーの追記してほしい。私は運に見放されたのでな…。 -- 名無しさん (2024-06-29 23:10:13)
- 固有画像追加してみました。画像編集初めてなので間違い等あったら修正お願いします -- 名無しさん (2024-06-30 00:53:09)
- 画像助かる。後は他に合わせられるならスキル時のセリフとG1勝利時のセリフを追記してくれるとさらに助かる -- 名無しさん (2024-06-30 02:07:03)
- ポッケナイナイ民、超助かった。さすがに進化スキルとかは公開されてるから、そこはせめて私がやろう -- 名無しさん (2024-06-30 21:30:35)
- Xでボテ腹組ということ言われてる… -- 名無しさん (2024-06-30 22:44:36)
- 画像サイズの調整と勝負服立ち絵の出店が抜けていたので追加しました。 -- 名無しさん (2024-07-01 07:12:04)
- ↑完全に忘れていた、ありがとう -- 名無しさん (2024-07-01 07:16:03)
- ちょっとヤンキー過ぎるのがなぁ…… -- 名無しさん (2024-10-15 01:05:48)
- 1日遅れたけどポッケ誕生日おめでとう!! -- 名無しさん (2025-05-08 01:27:51)
最終更新:2025年05月08日 01:27