アドマイヤベガ(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2022/04/10 Sun 20:10:54
更新日:2025/08/27 Wed 23:54:01
所要時間:約 39 分で読めるわ。


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Admire Vega Crystal Mist Glacialis Vega Like a Shooting Star ROAD TO THE TOP Starry Nocturne UMA STARS ××××××× ※高校生です おもしれー女 お姉ちゃん ふわふわ また星は巡る アドマイヤベガ アヤベさん アヤベと雪の女王 アル・ワーキを追いかけて ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー クラシックディスタンス ゲーム コスモピュエラ サバイバーズ・ギルト サンドイッチ シリアスとギャグを反復横跳びする女 ダウナー チームW ディオスクロイの流星 デカ耳 トレセン学園高等部 ネオ・アドマイヤベガ 一匹狼 一匹狼な方のアドマイヤ←どっちもだろ? 主人公に勝ったキャラ 九九の名を持つ星々たち 個別シナリオ激重勢 双子 史実クラシック期リタイア勢 咲々木瞳 天然クール 尊厳破壊滑り台被害者の会 己身焦がすほうき星 布団乾燥機 影の主人公 意外とナイスバディ 日本ダービー 栗東寮 欠けたジェミニ 武豊 氷の王 氷星融解 煌めく一等星 物静か 総務委員 覇王世代 追込バ 静かな誓い 高校生



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第3章「夢を掴む特急券」
© Cygames・JRA

あの輝く星に……私は誓ったの。
たとえ1人でも勝ってみせるって


アドマイヤベガ(Admire Vega)とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
CV:咲々木瞳

モチーフ元である競走馬『アドマイヤベガ』は当該項目を参照。


+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:覚悟を背負って。孤高貫く一等星
誕生日:3月12日
身長:157cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B85・W57・H82
靴のサイズ:左右ともに23.0cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:朗読、寒さ
苦手なこと:賑やかな場所
耳のこと:お姉ちゃんという声に、ついピクっと動く
尻尾のこと:寝ている時、無意識に握りしめる癖がある
家族のこと:誕生日ケーキは毎年2つ用意する
ヒミツ:①ファースリッパのふわふわ度を内心レビューする癖がある / ②パンの種類によってどこのパン屋で買うかこだわりがある
自己紹介:アドマイヤベガよ。……もう行っていい?もっとトレーニングして、レースに勝って、私は一等星にならないといけないから

キャラクターソング:Like a Shooting Star

それは不思議な時間だった。
3つの体が重なってゴールを目指した時、時間が止まってしまえばいい、お互いがそう思った。

名前に刻まれた1等星の運命が導くように、青い勝負服が最初にゴール板を横切った時、
その時間は終わりを告げた。

その星の名は、アドマイヤベガ

ゴールというエンディングに向かって走っているのに、どうしてだろう。
いつまでも、いつまでも、この時間を一緒に走っていたかった。

メインストーリー第3章「夢を掴む特急券」第7話より*1

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第6弾「勇者ひしめく時代」篇
© Cygames・JRA

その光芒を捧ぐ

孤高の星

ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第6弾「勇者ひしめく時代」篇より

テイエムオペラオーの活躍に沸く覇王世代こと99世代において、
僅かな時間ながらもその鮮烈なレース人生を流星の如く駆け抜けた競走馬、『アドマイヤベガ』がモチーフのウマ娘

ダークブラウンのロングヘアーで、尻尾と同じくらいの長さでポニーテールに纏めている他、右耳の星マーク付きの青い耳カバーも特徴。

どこか影を背負っているかのようで、性格もダウナーで物静か。人付き合いもいいとは言えない方で、基本的には孤独を好み1人でいたがることが多い。
レースに対する姿勢はとてもストイックで、毎日のように夜遅くまで時間外トレーニングに励む姿を目撃されることが多々。
が、単純に勝利への執着というよりは、まるで何かに追い込まれるように走っている危うさも感じられる。

そういう性格・姿勢故に関わりの薄いの人間及びウマ娘からは非常に近寄り難い印象を抱いてしまうのだが、
レースに対するストイックさと本気さは相当なもので、それ故に危うさも抱えている彼女のことを放っておけないと思われることも多いらしく、
本人が好む好まない関わらずに何かと彼女と接しようとする者も後を絶たなかったりする。
特にテイエムオペラオーメイショウドトウナリタトップロードといった同世代組らとは一緒にいる時間が多め。

それ以外にも総務委員に所属しており、そこでは仕事人と呼ばれる程の切れ味鋭い業務をこなしていたり、
図書委員の仕事の手伝いを親身になってやってあげたり、トレーニング中に迷子の子供を発見した際には一緒に親を探してあげたりと、
一見するとクールで近寄りがたい雰囲気と言動が目立つ彼女だが、その内側には他者を思いやり、時に手助けすることも厭わない優しさも確かに秘められている。
そういった彼女の本質的な優しさを知る友人やルームメイトたちからは、「アヤベさん」と呼ばれ慕われている。
なお、実馬の方は主に2ch競馬板などのネットコミュニティでは「アドベ」呼びが多く、
カワイくないし実馬との区別も兼ねて、トレーナー達の間でもウマ娘・アドマイヤベガの愛称として「アヤベさん」が定着している。
ちなみに、クリスマス衣装のホーム台詞の一つに「アヤベ(さん)」というあだ名に本人が言及するものがあるが、
そこで「最初はトップロードくらいしか呼んでいなかった」と語られているため、名付け親はナリタトップロードである可能性が浮上した。

天体観測を趣味としており、時折決まった夜の日に外に出ては学校の屋上や山の頂上といった高い所で星を眺めている。
星座の知識についても詳しく、その手の話題になると他のウマ娘に対し星の話を得々と語るといったことも。

そして彼女を語る上でもう一つ外せないのが、無類のふわふわ好きという点。
育成実装後、ホーム画面の会話の一つ(冬季限定)に「どんなに寒くとも、布団乾燥機を持つ私に死角はないわ」と大真面目に語る姿(通称「布団乾燥機マウント」)が目撃されており、
更に布団乾燥機自体が珍しい機種らしく、あるキャラのサポカイベントにおいて、探しても中々見つからなかった交換フィルターをこっそり差し入れてきた人物を見つけ、
あなた以外に……交換フィルターの差し入れができる人なんていないわよ。」と断言する程。
また、お気に入りのふわふわタオルの洗濯の際に柔軟剤を入れ忘れただけでやる気が下がったり、ファースリッパのふわふわ度を内心レビューするのが趣味だったり、
保健室イベントでは夢の中でふわふわ幼稚園なる不思議空間で羊やポメラニアンなどのふわふわアニマルたちと幸せいっぱいに戯れるなど、
とにかくそのふわふわへの執着には底が無く、それを表に出しているアヤベさんは物凄く天然可愛いのである。
…悪くなかったわ(キリッ)


◆欠けたジェミニ

幼少期のアドマイヤベガは物心つく前から時折誰かが傍にいるような不思議な感覚を抱いており、
夜空に輝く赤い星の下、その誰かと語らうといったことをしていた。

ある日、母がレースで活躍したウマ娘という繋がりから誘われた「ポニーカップ」に出場。
実の母親ですら驚く程、無口な彼女が別人のようにレースに出たいと熱意を燃やし、そして見事に勝利を掴む。

しかしレース後、アヤベは嬉しいはずなのに突如として泣き出してしまう。
今までずっと共にいた不思議な感覚──走るのは凄い楽しい筈、まるで自分が自分じゃないような感覚。
そして……今はとても悲しく、どうしてか涙があふれて止まらないのだと。

そんなアヤベの姿を見た母親から後日、アヤベには本当は双子の妹がいたということ。
そしてその妹は生まれてくることなくその命を落としたという真実を告げられる。


あなただったの……?

走りたかったのも。勝ちたかったのも。たのしかったのも。……さびしいのも。

あなた、だったの? ねえ──


それを聞いたアヤベは、物心つく前から傍にいた誰か、そして自身がポニーカップで駆け抜けた時に、
まるで自分じゃないようにレースを楽しんでいたのが生まれてくるはずだった双子の妹だったと思うようになり、同時に、
「自分の身代わりに亡くなった妹のためにレースで走り続けなくてはいけない、勝利の栄光を捧げ続けなければならない」という感情に縛られるように。
決められた時間に星空を見上げに行くのも、断絶されながらも隣にいる存在──自分の中にいる亡くなった妹と語らうことができるからであり、
過去の決意以来、アヤベは妹との語らいを一日たりとも欠かしたことは無いらしい。

ストイックに自身を追い込み続けるようにレースに打ち込むのも、全ては妹への贖罪のためという決意から来るものであり、
アドマイヤベガにとって「妹」という存在は、自分がレースで走る最大の理由にして最大の地雷でもあるという歪な象徴と化している。

◆アニメでの活躍

Season1

1期OVA「BNWの誓い」にて登場。
ウイニングチケット率いるチームW*2の一員としてBNW駅伝に出走する。
アプリ版で顕著な1人を好むような様子はとくに見られず、普通にメンバーと会話している。
また、彼女自身は出ていないがSeason2最終話の93年有馬にあたるレースにおいて、史実で出走していた母ベガ(後述)のポジションと思しきウマ娘「ペラ」が登場している。

ROAD TO THE TOP

テイエムオペラオー、ナリタトップロードとともに主役の1人として登場。
アプリ版と同じく、生まれてくることができなかった妹のために勝利を捧げるというスタンスは変わらないが、アプリ版よりも自罰的な傾向が顕著。
特に3話ではダービーを勝利したにもかかわらず、自分のために走ってしまったという思いを持ってしまい、さらに現れた右脚の痛みを自分への罰と思い込んでしまう。

ふふ…ははっ…あはははは…!
…なぁんだ、ちゃんと罰があったのね…。

いいよ、壊して。
菊花賞が最後だというのなら、それでいい…勝利も、歓声も、全てあなたのもの。

あなたのために、勝つから。全部あげるから…。

夜空を見上げるその瞳からは光が消え去っており、アヤベは妹への罪悪感にとらわれてしまう。
そして菊花賞、かつての鬼が宿ったライスシャワーのごとく青い炎を灯すようになるなど、鬼気迫る雰囲気でトップロード達の前に立ちはだかる。
...ぶっちゃけると、大筋は後述するアヤベの育成シナリオのクラシック期をなぞっている…
のだが、担当トレーナーの存在が描写されていない分堕ちっぷりが強化されており、ハイライトオフの瞳で自戒するアヤベの姿には多くのトレーナーが戦慄した。
特にアヤベさん未入手のトレーナーからは「救いはないんですか!?」という声が多数上がったという。
その後どういうわけか中の人に布団乾燥機がメーカー直々に贈られたりした*3

果たして、自責の念に縛られたアヤベは菊花賞でどのような答えにたどり着くのか?
それは各々、最終話を視聴して確かめていただきたい。

新時代の扉

本作はジャングルポケットを主役とし、彼女の同期であるアグネスタキオンやマンハッタンカフェ、ダンツフレームをメインとした劇場作品であるが、
時間軸的には『RTTT』のすぐ後の時代ということもあって世界観は共通となっており、事実上の続編とも言える作品でもある。
そのため、オペラオーやトプロが引き続き出演することは早期から発表されていたが、 アヤベのみ公式サイトのキャラクター紹介に名前が無かった。
史実におけるアドマイヤベガは結果的に菊花賞が最後のレースになってしまったのも相俟って、ファンからは心配の声が上がっていたが…
+ 以下映画のネタバレ
良く天日干しされているわ。この手の宿にしては中々のふわふわね。でも柔軟剤の使い方は…

もう寝ましょうアヤベさん

まさかのギャグキャラ化
どうも菊花賞で「妹」に運命を持って行ってもらった後は完全に吹っ切れたらしく、
シリアスを一手に引き受けていた『RTTT』時代から一変し、本作においてはふわふわジャンキーっぷりが全開になっており、
  • 就寝時に唐突に夏合宿の布団の感想を長々とレビューする(そしてどうやら同室らしいカレンチャンにやんわりと制止される)。
  • 夏祭りの夜店ではやたらと綿飴を激推しして買いに行こうとする。
と、ふわふわへの飽くなきこだわりから暴走する姿(声)とそれに付き合わされるカレンチャンが描かれた。

この『RTTT』時代との凄まじいギャップは多くの視聴者を驚かせ、また笑わせることとなったが、
これは『RTTT』から本作まででアドマイヤベガのメンタルが完全に立ち直ったことを示唆する描写でもあり、
『RTTT』後のアヤベさんを心配していたファンからは「アヤベが無事で良かった」と安堵する声も聞こえている。
夏祭りで夜店を回るシーンでは、後ろ姿のみではあるがナリタトップロード、カレンチャンの二人と共に行動しており、
自ら孤独を選び、自罰的な態度を見せていた『RTTT』時代と比べると、彼女たちへの態度も大きく軟化していることが窺える。
アヤベさんが些か吹っ切れ過ぎたことで若干カレンチャンが苦労人ポジションになっている気がするが気にしてはいけない

ぱかチューブの映画公開記念による「PICOPARK」のゲーム実況では本人の出演はなかったのだが
ステージの道中に出現するふわふわした見た目のキャラクターに対して、出演した4名が、
「アヤベさんの仲間かな?」「踏む?踏む?」「アヤベさん…あんなところに閉じ込められて」といじり倒し、
その際にアドマイヤベガの立ち絵が吹き出しに浮かんできたり画面端からひょっこりと顔を出したりと、既にギャグキャラ化の片鱗は見えていたりする。

外伝小説『また星は巡る AFTER "ROAD TO THE TOP"』では菊花賞後のストーリーが書かれており、
アヤベは運命を「妹」が持っていってくれたことで骨折を免れたが、
流石にダメージは大きかったらしく、長い休養を取って黙々とリハビリに励んでいることが判明した。
ずっと自分を心配してくれていたカレンチャンとの関係も改善されたらしい他、
現在ではいずれ出会うことになるであろう「妹」に対し、自らの毎日を報告するかのように日記に書き綴る穏やかな生活を送っているらしい。

そして小説版『新時代の扉』では、とあるレースにてトップロード、オペラオー、ドトウらと共に、
ポッケ達後輩ウマ娘を迎え撃つ先輩として立ち塞がるアヤベの姿があったことから、再びレースの世界へと復帰できたことが示唆されている。



◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:F マイル:C 中距離:A 長距離:C
脚質 逃げ:G 先行:G 差し:B 追込:A
2022年02月16日に☆3「Starry Nocturne」として実装。
アプリリリース直後からホープフルSや日本ダービーなどで姿を見せており、
しかも勝負服モデルでの登場ということで早期に実装されるのではないかと思われていたが、アニバーサリー直前まで引き延ばされる形になっている。
時期的に1stアニバーサリー前最後のピックアップとなるガチャにおいて、
まさかの覇王世代の一角であるアドマイヤベガの育成実装に、トレーナー間からはまたしても衝撃と歓喜が沸き起こった。
ウマ娘の1年は覇王世代に始まり覇王世代で締められたのである。
もちろん、アニバに向けてジュエルを貯めたいトレーナーから容赦なく搾り取ろうとする公式に「人の心とかないんか?」という嘆きがぶつけられたのは言うまでもない。
後の2024年11月28日には新衣装の☆3「Glacialis Vega」が実装されている。

距離適性については最も高い中距離のAを除くと、他はマイルと長距離がCとかなり偏りがある。
補正はそこまで難しくないとはいえ、かといって無補正だと中距離以外をまともに走らせるのはかなり厳しく、
ある意味で同室のカレンチャンと同じような悩みを抱えているといえる。
こんなピーキーな所で似なくても良かったのに…(あっちは短距離特化型だけど)

そして脚質適性もこれまたかなり極端。得意とする追込A以外は差しがB、残りの逃げと先行は最低のGとなっている追込特化型。
最低限の補正で追込と同じく最高適性にできる差しはともかく、逃げ・先行は諦める他無いため、レース中の事故が怖い所である。
追込特化型としてはゴールドシップナリタタイシンヒシアマゾンに続き4人目である。
(アヤベさんの少し前に実装されたタマモクロスも追込Aを持つが先行と差しも同様にAのため、追込特化というわけではない)

キャラクター固有目標は幸いなことにほぼ全てが中距離レースであり、唯一長距離の菊花賞も出走と着順は問われない目標となっているため、クリアするだけなら無補正でも問題は無い。

[Starry(スターリー) Nocturne(ノクターン)]

…星を纏いたいなんて、横暴な願いよね。でも…。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Starry Nocturne]アドマイヤベガ」勝負服
© Cygames・JRA

黒のブラウスに金装飾が施された青系統のコルセットにスカートで青い星マークを象った白のネクタイを着用。全体的に露出も少なく落ち着いたカラーリング。
青と金という配色から、彼女が好きな星空をイメージさせるものとなっている。
またスカートに入っている青系統色とギザギザ模様は「アドマイヤ」冠名で知られる近藤利一氏の勝負服、「水色白袖青鋸歯型」から来ている。
原案だとスカートは白で金装飾や腕輪、グローブが無く、より落ち着きを感じさせるデザインだった。あと脚がむちむちだった

衣装名のStarry Nocturne(スターリー・ノクターン)を繋げて意訳すると「星空の夜想曲」といった意味合いになり、正にアドマイヤベガというウマ娘を指すのにピッタリの幻想的なワードとなっている。

成長率はスピードに+10%、パワーに+20%となっており優秀。

所持スキル
レアスキルのラインナップから考えても、やはり初期から適性の高い追込ウマ娘として育成するのがベストであろう。

通常スキル:
垂れウマ回避、束縛、冷静、(覚醒Lv2)仕掛け抜群、(覚醒Lv4)先行けん制

レアスキル:
(覚醒Lv3)冷静沈着(前のウマ娘のすぐ後ろに付けると落ち着いて持久力を回復する/追込)
静かな誓い(前のウマ娘のすぐ後ろに付けると持久力が回復し速度がわずかに上がる/追込)

(覚醒Lv5)疾風怒濤(レース終盤に後方にいるとラストスパートの最中に速度を上げる/追込)
己身焦がすほうき星(レース終盤に後方にいるとラストスパートの最中に速度がすごく上がる/追込)



流星群。私が捧げる願いは、たった1つ。


この走りを


祈りに変えて…っ!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Starry Nocturne]アドマイヤベガ」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「ディオスクロイの流星」。
効果は「最終直線で先頭から離されていると星に導かれるように速度が上がる。最後方付近にいる場合はすごく上がる」というもの。
ここで言う離されているというのは正確には「2バ身以上」で、効果がすごくになる条件は「最後方」となる。
アヤベの得意とする追込でなら発動は容易だろうが、最大限効果を発揮するために最終直線時点で最後方にいるというのがなかなか厳しく、
例え追込型で速度を凄く上げても先頭まで抜かし切れずにレースが終了するということも珍しくないため、狙って効果を最大限発揮するのは難しいスキルといえる。
また育成が進むにつれて全体的なステータスが上がってくると、レースの終盤に入る前から位置を上げていくため固有スキルを発動させにくくなるのもネック。

発動演出は夜空の彼方から一筋の白い小さな星と共にアヤベが流星の如く急降下。
その道中、左腕に宿った白い小さな星を感慨深げに眺めつつ草原へと降り立ち、上空に煌めく一筋の星を見上げるというもの。
レース中いきなり夜空から流星の様に降ってくるとか、相変わらずウマ娘の固有演出はぶっ飛びまくりである。
その飛び方に、ベガ繋がりで某シャドルー総帥の技サイヤ人の飛び方某ロボットアニメ彗星の古龍種等の既視感を覚えるトレーナーが続出。
それらの名前や技も星・宇宙に関連が強いため、余計にツッコみづらいという状況になっている。
ちなみに「ディオスクロイ」とは、ギリシャ神話に登場する双子・カストルとポルックスのことを指す。
またローマ神話ではジェミニ(ラテン語:Gemini、「双子」の意)と呼ばれ、冬の星座であるふたご座の語源にもなっている。
さらに余談だがカストルとポルックスはふたご座を構成する主要な恒星でもあるが、兄・カストル(2等星)よりも弟・ポルックス(1等星)の方が明るい。
カストルとポルックスの神話を調べると、より深くシナリオを味わうことができる。

一等星の輝きを……ここに。

[Glacialis(グラキアリス) Vega(ベガ)]

繊細で、綺麗で…
私には、眩しいくらい。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Glacialis Vega]アドマイヤベガ」勝負服
© Cygames・JRA

ストーリーイベント「つどい歌えよ、星々よ!」に合わせて実装されたクリスマス衣装。
同ストーリー内の演劇においてアドマイヤベガが演じた「氷の王」をモチーフとした煌びやかな白銀のドレスとなっている。
ちなみに、元々はテーマパークの貸し出し衣装であり、演劇で使用した衣装は裏方で協力していたアグネスデジタルが用意した模造品である。
腰に付けられている花飾りはナリタトップロードの別衣装とお揃いになっている。
もちろん、アヤベさんの好みに合わせてふわふわの装飾もバッチリ付けられている。

こちらの成長率も通常衣装と同様にスピードに+10%、パワーに+20%となっている。

所持スキル
やはりアドマイヤベガの得意分野である追込・中距離に特化したスキルが揃っている。
中でも追跡者は実装時点ではこの別衣装アヤベのみが取得できるスキルであり、緩い条件で強めの速度上昇が期待できる扱いやすいスキルといえる。

通常スキル:
渾身の足取り、切り替え上手、這い寄る足音、(覚醒Lv2)中距離コーナー〇、(覚醒Lv4)むきだしの情熱

レアスキル:
(覚醒Lv3)追跡者(レース中盤に中団以降にいると速度が上がる/追込・中距離)
アル・ワーキを追いかけて(レース中盤に中団以降にいると速度がすごく上がる、さらに2400mのレースならしばらくの間速度がすごく上がる/追込・中距離)

(覚醒Lv5)一張一弛(レース中盤が迫ったとき速度をわずかに落とす、その後レース終盤始めの方にすごく前に出る/中距離)
氷星融解(レース終盤始めの方にすごく前に出る、さらに2400mのレースならしばらくの間すごく前に出る/中距離)



さあ、行きましょう。


長い夜が明け、待ち望んでいた…朝焼け。


…冷たくて…温かい。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Glacialis Vega]アドマイヤベガ」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「Crystal Mist」。
効果は作戦・追込の際に「最終コーナー以降で中団以降にいると加速力が上がる、さらに2400mのレースならすごく上がる」というもの。
事前発表のぱかライブ内でもピックアップされていたが、脚質条件が指定された初の固有スキルとなっている。
尤も、アヤベは基本的に追込で走るため、気にする必要は殆どないだろうけど。

効果内容は緩い条件に反して終盤における加速力アップという非常に強力なものとなっている上、進化スキルと同様に2400mのレースではそれが更に強化される。
固有スキルと進化スキル2種の合わせ技で、日本ダービーを始めとした2400mの中距離レースでは展開が上手く噛み合えば凄まじい追い上げを見せてくれることだろう。
この点からほぼ単独独占状態だったドゥラメンテに並ぶ、新たな追込・中距離の注目株として高い評価を得ている。

そしてそれ以上に注目されているのが他の追込ウマ娘全体の強化に繋がるという点。
2400mレース限定の強化が撤廃され、継承スキルの常として効果自体も大幅に落ち込むものの、
それでも追込には不足していた有効距離を問わないレース後半の汎用加速スキルということで基本誰に付けても強力であり、
自身の性能のみならず、他の追込ウマ娘を育成する際の継承候補としてもトップクラスの評を得ていると言える。

発動演出で吹雪の中を白鳥と共に飛び回り、朝焼け空の下に降り立つアヤベの姿が非常に幻想的。誰が言ったかアヤと雪の女王

なれたかな、ちゃんと。聖夜の星に…。

固有二つ名は共通して「煌めく一等星」。
取得条件は「1番人気で皐月賞、日本ダービー、宝塚記念を勝利し、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、メイショウドトウにそれぞれ3回以上勝利する」。
URA、アオハル杯、グランドライブのシナリオにおいて、前半条件の3つのG1レースは全て育成目標として走ることになるため、取りこぼしの心配は無い。
ただ、1番人気での出走が求められるため、勝利も見据えた上でクラシック期の時点でしっかりとステータス上げをしておくことが重要となる。

後半条件はライバルである同じ覇王世代のウマ娘たちそれぞれに3回以上勝利するというもの。
この内、オペラオーとトプロについてはクラシック級以降の目標レースにはライバルとして登場するため、
前半条件を満たすために勝利を重ねていけば自然と勝利を重ねていくことができるだろう。
残るメイショウドトウについては、確実にライバルとして登場するのがシニア級以降の目標レースのみとなり、
1着を求められない宝塚記念や天皇賞(秋)を取りこぼしてしまうとかなり厳しくなるため、シニア級以降も油断なくレースに臨むこと。

ただ、アヤベに限ったことではないのだが、このライバル出走の法則性が無くなるクライマックスシナリオにおいては、途端に取得条件が跳ね上がってしまう。

サポートカード

アプリリリースから長らく登場しなったが、2021年12月31日に汎用のRとともにSSR【夜に暁、空に瑞星】が実装され、2022年2月24日にはSR【一等星を目指して】が実装。
また、2023年8月24日の2.5th Anniversaryに合わせてSSR【Precious☆Moments】が配布された。
なおRサポートカードの背景は現状唯一の夜の校舎屋上。

SSR【夜に暁、空に瑞星】

得意練習はパワー。
高いトレーニング効果アップを売りにしており、完凸すれば固有ボーナスと合わせて20%もの効果を得られる他、
レースボーナス10%やファン数ボーナス15%、パワーボーナスも備えているなど、総合的な性能はなかなかに強力。
得意率は35と低いが、出張性能の高さに目を張ればそこまで気にならないだろう。
イベントを進めていけば、3段階目の選択肢次第でレアスキル「強攻策(「早仕掛け」上位スキル)」のヒントを入手できる。
中盤で後方にいると速度が上がる追込用のレアスキルで、発動時間が長いため中盤から位置を押し上げられる「まくり」に近いスタイルとなり、
ゴールドシップやタマモクロスとの相性が特に良いほか、中盤速度アップが評価される環境においては非常に強力なスキルになる。
また上述したように高いトレーニング効果もあり、追込育成以外でも採用の余地はある。
と言うより、その高いトレーニング効果でパワー以外に来ても仕事が出来る、実質万能タイプのサポートカードという独自の立場のお陰で、
現在進行形でカテゴリ全体で評価が下がり続けていたパワータイプのサポートカードの中でも例外的に高い評価を保っていたサポカだったりする。
この辺りは1周年の調整前の根性ハルウララと同じ理由である。
パワーの価値が上がったU.A.Fシナリオにおいては、「迫る影」を持つSSRヒシアマゾンと競合するのが懸念点。
そのため、現環境でこれを採用できるのはナリタタイシン等の自前で「迫る影」を持ったウマ娘に限られてくるか。

SR【一等星を目指して】

得意練習は根性。
こちらは完凸時に固有効果と合わせてレースボーナスが15%も付き、
さらに完凸時と固有ボーナスと合わせてスピードとパワーの両方にボーナス+1を持つのも特徴。
他のレースボーナス持ちサポートと組み合わせることでより強力になり、SRで完凸も比較的容易ということから、
クライマックスシナリオにおいて重視される根性育成の編成サポート候補として評価が高い。

SSR【Precious☆Moments】

得意練習はスタミナ。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、スタミナボーナス」で発動時のスタミナボーナスは+2。
友情ボーナス30%にヒント発生率40%という配布にとしてはかなり強力な性能を持っており、ガチャ産のSSRを持っていなければ大いに活躍してくれるサポカである。
連続イベントを進めるとレアスキル「冷静沈着(「冷静」上位スキル)」のヒントを入手できる。

個別ストーリー

走ることは祈りだった──。
亡き妹への贖罪のため、ひたすらに自身を追い込みながら走り続けるウマ娘、アドマイヤベガ。
キレのある末脚や仕掛け所を見逃さない高い判断力などを持ち周囲から注目を集めていたが、
まるで何かに追い立てられるように毎日のように夜遅くまでトレーニングに没頭する彼女の姿に、
新人であるトレーナーは目が離せなくなるのと当時に不安も感じていた。

そして数日後、いよいよアドマイヤベガはデビューにおいて避けては通れない選抜レースを迎える。
中堅からベテラン含めた多くの他トレーナーたちも彼女の走りに注目していたのだが、やはり彼女がどこか危うく見えてならなかった。

……その不安が的中したかのような出来事。
最終直線で囲まれたアヤベは、勝利を焦るあまりに無理な進路変更を行った結果、最終直線で斜行を行ったと判断され4着に降着*4
それを聞いた瞬間、周囲の誰とも話すことなく逃げるように駆け出して行ってしまう。

悲痛な感情すら漂う彼女のことを、これ以上放っておけないと決意するトレーナー。
同期であるメイショウドトウやテイエムオペラオーから情報を聞き出した上で、山中トレーニングに励むアドマイヤベガの姿を発見するのだが、
追いかけてきたトレーナーに対し全く興味を示すことなく1人山奥へと駆けて行ってしまう。

しかし、既に覚悟を決めていたトレーナーは圧倒的な身体能力の差も、ウマ娘のフィジカルでも険しい山道もお構いなしに必死にアヤベに食らいつこうと追いかけ続ける。
それでも地力の差はやはりどうにならず、彼女の姿を見失った挙句、暗くなった山道に足を取られてトレーナーは崖下に転落してしまう。


次に気づいた時に広がっていた光景は満天の星空と、そして側で自分を心配するアヤベの姿。
流石に放っておくわけにもいかず、トレーナーを救助したアヤベは、どうしてここまで自分にこだわるのか尋ねる。

わからない。でも──

君を独りのままにしたくなかった

自分でも確固たる理由があるわけではなかった。
ただそれでも、何かに追い立てられるように走り続け、危うい姿を晒していたアヤベの事を放っておけなかったのだと。

それを聞いてアヤベは、自分は妹のために独りで背負わなくてはならないと、ほんの少しの本音をこぼしてその場から立ち去ってしまう。
それでも尚、トレーナーは彼女のことを見捨てずに付いていき、独りで行きたいならそれでもいい、自分が勝手について行って勝手に支えると宣言。
彼女の担当トレーナーになりたいと申し出る。

あまりに意外なその言葉に明確な動揺を浮かべつつも、その日は明確な回答をすることなくアヤベは部屋に戻り、幸せそうに眠りに落ちる。

夢を、見た。久しぶりに……息苦しくない、夢を。
顔も知らない、かわいいあの子と……ただ無我夢中で、星の海を駆ける……夢だった。

翌日、アドマイヤベガはトレーナーの下を訪ねる。
トゥインクル・シリーズのレースに出場するには担当トレーナーは不可欠。選ばなくてはいけないのならあなたにしておくと。
どこか遠慮しがちに静かに話すアヤベの申し出をトレーナーはもちろん了承。そうして彼女とのレースが幕を開けることになる。

育成シナリオ

育成シナリオにおいても、やはり自身の走る最大の理由である妹の存在が重要なファクターとなる。
より熱く、より大きな熱狂に包まれるトゥインクル・シリーズ、その中でも最高峰たるG1レース。
自分の中の妹のため、一等の栄誉と輝きを手にするためにアヤベは駆け抜け続け、トレーナーもそんな彼女を傍らで支え続ける。

当初はただひたすら妹のためにという姿勢を崩すことなく、周囲の誰の目も気にすることなく一人で走り続けていたのだが、
その姿勢に惹かれた多くの観客たち、テイエムオペラオー、メイショウドトウ、そしてナリタトップロードといった共にターフを駆ける同期にも恵まれ、
いつしかアヤベはライバルと共に切磋琢磨し、ただ勝利の栄光を勝ち取るだけでなく敗北の悔しさも正面から受け止めるなど、レースそのものを楽しめるようになってきていた。


……しかし、そんな中で大きな転換点となったのが、クラシック期の夏合宿最終日の夜。
偶然にも夜空の下、アヤベの同期たちが一同に会したのだが、その際にオペラオーが発したふとした言葉で、アヤベは鈍器で頭を叩かれたかのように衝撃を受ける。

その日は「新月」──それは彼女が決して欠かすことなかった、一分一秒たりとも忘れたことなどなかった、夜空に煌めく「妹」との大事な約束の日。
自身の走る最大の理由でもあった「妹」の存在を、自分はその瞬間まで忘却していたのだという受け入れ難い事実。

…………いつから、だろう?
…………いつから、私は。
いつから、私は。……使命を忘れて。罪過を忘れて。
自分が、なぜ生かされているのかさえも、忘れて。

満足のために。我欲のために。愉楽のために。──そんなもののために!


『私自身』なんかのために!


生きてしまって、いたの……?


妹のため、それはいつしか自分自身のためという理由に変わっていたレースへの想い。
亡き妹への贖罪こそが走る理由の全てであったアヤベにとって、その変化は受け入れ難いものでしかなかった。
そして……自分の中にいた妹の存在は、いつしかアヤベ自身の身を滅ぼしかねない巨大な悪意の影へと変貌する。

出会う以前以上に自身を必要以上に追い込んでいくアヤベ、そんな彼女を見守ることしかできないライバルたち、
そして彼女を止めようとするトレーナーと、忘れてはいけなかった筈の妹の存在。
妹の影を振り切り、その真実を見つめ直し、抜け殻となってしまった自分の中に新たな走る理由を注ぎ込み、再起を果たす。
そんな妹との関係と決別、アヤベ自身の成長を描いたシナリオとなっている。


特殊実況は日本ダービーでの勝利が条件となっており、史実再現を求められる形となっている。

+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
日本ダービーを制した輝く一等星アドマイヤベガ!
やはりこの大一番アドマイヤベガです!

元ネタ:1999年日本ダービー フジテレビ・三宅正治アナ

育成シナリオ中の隠しイベントとしてはシニア級4月後半の天皇賞(春)への出走があり、テイエムオペラオー+ナリタトップロードとの対決になるが、
素の長距離適性がCと走れなくはないが勝ちにくいこと、さらにこの2名だがスタミナが高く、その上で回復レアスキルを搭載しているため、勝つのはかなり難しい。
さらにシニア級12月前半にはステイヤーズSへの出走があり、ナリタトップロードとの対決になる。
ストーリー中でトップロードがジャパンCに出走できないことが明かされているため、史実を知っていると見つけやすかったかも。
史実でも獲得賞金額の関係で2000年ジャパンカップに出走できず、ステイヤーズステークスに出走したことを反映したものと考えられている。

またシニア級12月後半に「九九の名を持つ星々たち」が発生。
同期組であるオペラオー、ドトウ、トップロードとのレース勝敗によって得られる特典が変化し、
特に一番高いものだとスピード、パワー、スキルPtが各20アップの他、「追込直線〇」と「追込コーナー〇」のヒントまで取得できるというかなりお得なイベントとなっている。

育成シナリオイベントの一部には実在の天体ネタが組み込まれているが、それにもちゃんと意味があるので調べてみるのもいいだろう。


◆関連キャラクター

繰り返し記載してきた、アドマイヤベガにとって決して欠かすことのできない存在にして、彼女の走る最大の理由。
史実において産後の危険回避のために胎児の段階で命を散らすことになった双子を基にしている。
名づけられる前に亡くなったせいか、名前が出る場面では「×××××××」と表記されるため少々ホラーテイスト。
ちなみに、そもそも生まれることが出来なかったのでどのような容姿だったのかは不明なのだが、
双子であったためか、イベントではアヤベと瓜二つの姿で現れることが多く、二次創作でもそれに倣うのが基本となっている。

育成シナリオ内においても度々、アヤベの心の中に語り掛ける不可思議な存在として描写されており、
トゥインクル・シリーズという大舞台で駆け抜け続ける姉と共に、レースを楽しんでいた。

しかし、上述したように夏合宿最終日にアヤベが受けた衝撃と共に、その存在は変貌。
アヤベ自身がそう思ったように、自分のレースを楽しむアヤベを責め立てるかのような暗い影のような存在へと変貌するのだが……

+ 運命のジェミニ ※シナリオ中盤ネタバレ
……本当に、楽しかったんだよ、お姉ちゃん。

菊花賞後のイベントにおいて、アヤベが妹と思っていた暗い影は砕け散り、
その影と入れ替わりに現れた本物の妹の魂の欠片が、これまでの真実をアヤベに語り始めた。

幼少期のポニーカップ。アヤベの運命を決定づけることになったあの日の涙の理由──。
それは、自分がアヤベの中でレースの熱を感じるとともに、走れるのはこれが最後かもと思ってしまったが故。

しかしそんな自分の不安を振り払うかのように、アヤベは妹…自分のためにレースを走り続けてくれた。それが何よりも嬉しかった。
さらには、ただのレースではなく、「トゥインクル・シリーズ」という大舞台、それもG1という最高のレースを、
姉であるアヤベを通じて走ることが出来たことが、本当に嬉しいし、楽しかった。

先ほどの“影”のような悪意はない、心からの笑顔で、「妹」は「姉」に語り続ける。
だから、感謝こそすれども、お姉ちゃんが自分に謝る必要など何一つないのだと。
お姉ちゃんが「自分自身の楽しみのために」走り始めたことは、自分にとって何よりも嬉しい事なのだと。

呆然としたままのアヤベに、さらに「妹」は笑顔のまま続ける。
お姉ちゃんに罪なんて最初から無い。自分の中にあるのは、最初からお姉ちゃんへの感謝だけ。
だから、そのお礼として、自分たちを縛り付ける『運命』は、自分が空へと持っていく…と。

今までずっと、ずっとずっと、ありがとう!

……アヤベを蝕んでいた暗い影と共に、彼女の走る最大の理由たる妹はそうして消えた。
その後、影を振り切るも妹を失い抜け殻となってしまった彼女が再起に至るにはもう一押しが必要となる。

ROAD TO THE TOPでも第2話から登場し、アヤベの夢の中や回想で現れている。
ちなみにCVは姉と同じく咲々木瞳氏が担当。

余談だが、史実のアドマイヤベガ号には生まれる前に死んだ半身の他、無事に生まれ育った弟3頭・妹1頭がいる*5のだが、
ウマ娘世界における彼らと思しき「弟たち」の存在は正月限定ボイスで初めて言及された。
これにより、この「妹」の存在を抜きにしても、アヤベは「お姉ちゃん」であったことが判明している。

99世代の同期の1人。アドマイヤベガの育成実装の少し前に新規ウマ娘の一人として告知され、このシナリオで初登場を果たした*6
しかし勝負服は汎用のもので、実況の音声もモブウマ娘と同じく番号で呼ばれるのみ。後に名前で呼ばれるようになったが、勝負服はヒシミラクル実装まで汎用衣装のままであった。
アヤベの育成シナリオ内においてもオペラオーやドトウと同格、もしかするとそれ以上に頭一つ抜けたキーパーソンとして活躍。

物静かで孤独を愛するアヤベさんとは正反対ともいえる、真面目で明るく真っ直ぐな姿勢でレースに取り組む学級委員長。
アヤベさんとは同じクラスだが、クラスメイトはビワハヤヒデナリタタイシンウイニングチケットらBNWと、
エアグルーヴに加えてまさかの悪戯大好き問題児シンコウウインディである。
そもそも12月末までサポートカードが存在しなかった関係でトレーナーノートから学年を確認できず*7
それに加えて学年が特定できるような情報もなかったため、中等部かと思われていたが、まさかの高等部であることが判明。
それと同時に、オペラオーがそこそこ離れた先輩相手に覇王ムーヴをかましていたことも明らかとなった。オペラオーワールドの前じゃ先輩も後輩も無いけど

アヤベのデビュー当初からそのポテンシャルに注目し、同期のオペラオーやドトウと同じライバルとして闘志を燃え上がらせている。
そんな彼女の真っ直ぐな姿勢にいつしかアヤベも惹かれるようになり、自分自身がレースを楽しむということを覚えていくことに。

その後、アヤベが妹の影に縛られ以前以上に己を省みなくなった際には放っておけずに、彼女に手を差し伸べようとするも、アヤベはその手を振り払ってしまう。
闇に身を沈めなければ妹の小さな輝きを感じられない当時のアヤベにとって、本心から自分を心配してくれるトプロの姿は眩しすぎたのだと…

ゼロになって、それで。今、あなた自身は、どうですか?

アヤベさん自身は、今、どう思ってますか。

……そして更に後、アヤベの再起に必要な最後の一押しを担ったのは、間違いなく彼女だったと言える。

99世代の同期の1人にしてその代表格。演劇の合間に人生やってるかの如しな超絶ナルシストの世紀末覇王。
ウマ娘におけるアドマイヤベガの愛称であるアヤベさん呼びは、彼女が発端になっている印象がある。

孤独を愛し、ストイックにレースに挑むアヤベにとっては、常に高笑いを振りまいて周囲の注目を集め、
レースにおいても圧倒的な実力を示しながらもノリはあまり変わらないオペラオーはまさしく対極に位置するウマ娘であり、
故にアヤベ側はあまりオペラオーと話したがらないのだが、何故かオペラオーの方から寄ってくる上に、
あれよあれよという間に彼女のペースに巻き込まれ、あるいは振り回されてしまう、ある意味アヤベの天敵である。
レースの実力についてはライバルとして純粋に認めているが、普段のノリについては純粋にダメとオペラオーシナリオでは明言しており、
オペラオーに水を向けられても、バッサリと切り捨てるような返答をするのが基本である。
基本的には相手のどんな反応もポジティブに捉えるオペラオーも、
アヤベさんのストレートな酷評には思わず素に戻ってキョトンとしてしまうことも。

アヤベの個別ストーリーや育成シナリオにおいても多くの場面で登場しており、
アヤベを追いかけるトレーナーに彼女の居所を伝えたり、アヤベのデビューからライバルとして幾度となく激闘を繰り広げる。
また、レース外でも妹の影に蝕まれている彼女を一目見て「グリム・リーパー*8の影を自ら生み出している」とその本質を見抜き、
更にはトプロによるアヤベ再起の場を設けるきっかけを作るなど、要所要所で活躍。
キングヘイローと同様に「他人のシナリオで株を上げる」という特性をここでも如何なく発揮している。
ただ、同期イベントではアヤベの快気祝いとして、アヤベ、ドトウ、トプロを徹夜の天体観測に誘っておいて真っ先に寝オチするという大ボケをかまし、
メイショウドトウに「規則正しい生活派のオペラオーさんがおねむですぅ…!」とフォロー(?)される一幕も。

99世代の同期の1人。ドジで気弱で、でも諦めは悪くへこたれないたわわな怒涛少女。
史実では外国産馬&遅咲きのドトウと早期引退したアドマイヤベガで、ちょうどすれ違う形で接点は無かったが、
ウマ娘ではオペラオーと同様にデビュー当初からアヤベのことを共に見守り、そしてライバルの1人として戦うことになる。
オペラオーと同様にストイックにレースに打ち込むアヤベの存在をカッコいいと思っており、同時に危うさも付き纏う彼女のことを心配することも多い。

アヤベの方もオペラオーとは違い、ドジで泣き虫ながらも諦めることなくひたむきに努力するドトウのことは好意的に思っており、
個別ストーリー序盤から併走に付き合ってあげているなど親身に接している。

舞台は違えど同じ99世代において名を馳せた、みんなの愛されウマ娘。
ウマ娘においては上記4人に加えて彼女も覇王世代の一員としてカウントされることも。

アヤベとはファン感謝祭のほか正月のストーリーイベント「瑞花繚乱!新春かるた合戦」や、SSRサポートカードのイベント上で登場。
かるた大会での活躍をきっかけに、とある旅館が申し込んできたポスター制作のモデルを一緒に引き受けたりした。

カワイイカワイイカレンチャン。寮におけるルームメイト。
常に周囲への気配りを怠らないカレンチャンにとって、ルームメイトという身近な存在であるアヤベももちろん例外ではなく、
寧ろそのストイックさから放っておけない存在として積極的に関わりを持とうとしている。

一方、孤独でいることを好むアヤベは、カレンチャンの積極的なアタックには基本的に辟易としつつも、
純粋に自分を気遣ってのこととも理解しているため、5回に1回くらいの頻度で付き合うらしい。
そんな無邪気なカレンに対し「妹が生きていたら、あんな風に甘えてくれたのだろうか」と思うこともあるらしく、
一見するとカレンの一方通行に見えて、アヤベにとってカレンはかなり大きな存在になっているとも言える。
育成シナリオ中では街で偶然会った際に、アヤベに評判のパンケーキのお店を紹介したりもしていた。

史実においてはカレンチャン号は兄に先立たれた馬であり、きょうだい馬を喪失した者同士という共通点がある。

先頭の景色を追い求める先頭民族。
物静かで他者とはあまり積極的に関わらない者同士シンパシーを感じているらしく、
時折屋上から二人で星を眺めていたり、併走したりしている。

史実では同じサンデーサイレンス産駒であるほか、
主戦騎手が武豊だった*9ことや、橋田満調教師の厩舎に所属していたこと、
その上スズカを喪った翌週がアドマイヤベガのデビュー戦だったので確実に同じ時・場所にいたなど、繋がりは意外と多い。

屋上の常連たち。
根っからの自由人なシービーを除いた3人に共通するのは「他者との積極的な関わりをあまり好まない一匹狼」であることだろうか。
シービーがファミリーパックのハンバーガーを持ち込み、その場にいた3人と分け合っているようだ。

う。お腹、いっぱいになってきたかも……。

もう……タイシンさん、半分もらうわ。

私の野菜もくれてやろう。

それは自分で食べて。

ふふふっ、こういう偶然も面白くていいねー!

万物全てがマーベラスな不思議ちゃんウマ娘。
育成イベント「ダンスレッスン」で絡みがあり、影を落とすアヤベさんを明るいマベがマーベラスに励ます役回り。
そもそも当初はたまたま一緒になっただけで別に同じダンスを練習してたわけじゃ無かったらしいのだが、トレーナーの進言で合同練習を始めた所、困惑気味ながらもダンスの腕は確かに上達していたらしい。

ステップいいね、マーベラス☆

あーもう……もう勘弁してよ……!

史実で対戦経験は皆無だが、サンデーサイレンス産駒で武豊が一貫して騎乗している共通点がある。

底抜けに明るい妹キャラウマ娘で、カレンチャンがライバル視する。
ヴィブロスの育成イベント「ファン感謝祭」で、一定条件を達成しているとアヤベさんが乱入し、ルームメイトのカレンチャンを制止しに心配する。
エイプリルフール企画「UMA STARS」でも共演*10アドベとヴィブロスの父親同士がウマ娘の父としての師弟関係なのがうかがえる。
また、(アヤベさんとはサンデーサイレンス産駒で主戦武豊の繋がりがある)エアメサイアが、ヴィブロスの同室という遠回しな繋がりがある。


◆余談

初期設定

アプリリリース後とそれ以前とでキャラ設定の違いが少なくない本コンテンツだが、
アヤベさんには「トレーナーだけではない、トゥインクル・シリーズ関係者すべてに対して敵意を持っているようなその言動」という一文があった。
また、掲載されていた台詞も「…何か用ですか?今は"妹"と話してるんです。邪魔しないでください」と、現在とは異なり敬語口調だったり、
「"妹"と話してる」などオカルティックな要素も垣間見られるものとなっている。

追いかけてきた現実

アヤベさん育成実装後の2022年5月、インターネットである動画が突然大バズりする。
その動画とは、Yogiboヴェルサイユリゾートファームに繋養されている同父同馬主の馬・アドマイヤジャパン*11がYogiboの通称「人をダメにするソファー」で寝ている姿を映したもの。
「アドマイヤ冠がふわふわしたものに浸る」という余りにもどこかで見た光景、ネタが現実に逆輸入されたとトレーナー間で話題になった。
その後このネタが再輸入され、(二次創作で)アヤベさんがクッションで溶けるようになるまでそう時間はかからなかった。

ただあくまでアドマイヤジャパンのネタであることや公式ではまだヨギボーで寝てない(ゴルシはアニメで寝ていた)のでTPOを弁え
あまり関係ないところで使わないように注意。

並列する「ベガ」

史実における母ベガは今のところ実名でのウマ娘化はされていないが、モチーフにしたと思しき存在としては、
先述のアニメ版におけるペラ、アプリ版では史実で対決したことのあるユキノビジン及びノースフライトの育成シナリオで「ハープアルファ」が登場している。
さらに、アプリ版におけるアヤベの母も「ティアラ路線で二冠を獲った」という史実のベガと同じ経歴が明かされているのだが、彼女もベガに相当するウマ娘だったのだろうか。
この場合ベガに相当する存在が3つに分かれていることになる。



追記・修正……慣れていそうだから、あなたに任せるわ。


この項目が面白かったなら……\ふわふわ/

キャラクターや作品等に対しての誹謗中傷・罵倒・批判的な書き込み等を行った場合、IPの規制等の措置をとらせて頂きますのでご了承下さい。

最終更新:2025年08月27日 23:54

*1 元ネタ:1999年6月6日 第66回 日本ダービー

*2 ちなみに、元ネタがダービーを制覇したウマ娘でメンバーが構成されている。

*3 第2話においてアヤベの寮の自室に置かれていた布団乾燥機のモデルが、有志によって実在する生活用品メーカー「アイリスオーヤマ」製のものと特定され、アイリスオーヤマの公式Twitterも「アヤベさんに布団乾燥機送りたい」とツイートするなど話題になっていた。

*4 史実のアドマイヤベガ号もデビュー戦において降着処分を受けているのが元ネタ。

*5 特にその内の1頭、アドマイヤドンは普通に実装されても一切おかしくない程の優駿と言える成績を残している。

*6 キングヘイローの登場を進言した伊藤隼之介Pの言葉を真似るなら「オペラオー、ドトウ、そしてアヤベと覇王世代が揃っているのにトプロだけいないとか本気ですか!?」という認識と、同じ冠名を持つナリタブライアンやナリタタイシンが既に登場していて権利的には問題なさそうという理由から、割と早くからトプロの参戦は熱望されていた。

*7 サポートカードの実装や育成実装がされていないウマ娘はトレーナーノートに記載されない。

*8 英語:Grim Reaper。「死神」の意

*9 ただし、アドマイヤベガはデビューから引退まで一貫して武豊が鞍上を務めたが、サイレンススズカとは1997年末の香港国際カップからのコンビ。

*10 「UMA STARS」の宇宙走娘(コスモピュエラ)のメンバー全員はアヤベと何らかの共通点を持ち、アグネスタキオンやネオユニヴァースがサンデーサイレンス産駒繋がりで、ミホノブルボンやネオユニヴァースがダービーウマ娘。

*11 2024年6月にウマ娘化が決まったブエナビスタ号の半兄。