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ゲンスルー

登録日:2011/12/07 Wed 17:30:24
更新日:2026/09/13 Sun 12:06:04
所要時間事前に言っておこう 約 10 分で読める項目だ





バカ言うな! そんなことしたら逆効果だ!

調子に乗ってどんどん要求する奴が出てくるぞ


ゲンスルーとは、『HUNTER×HUNTER』の登場人物である。

CV:小山剛志(旧)/吉野裕行(新)

+ 目次

×プロフィール×

年齢 不明
身長 不明
体重 不明
血液型 不明
出身地 不明
念能力 一握りの火薬(リトルフラワー)命の音(カウントダウン)
系統 具現化系


×人物×

グリードアイランドを攻略中の、大量の呪文カードを主軸にした人海戦術グループ、通称「ハメ組」。その初期メンバー。
細身の長身でインテリな雰囲気の優男。眼鏡と長く伸びた顎が印象的。
旧アニメ版では上方向に尖った茶髪であったが、カラー版コミックスでは旧アニメのカラーリングである。
新アニメ版では金髪な上、キャッツアイサングラス、水色のスカーフ、十字模様の白いコート、黒いロングブーツの服装をしている。

5年を費やしてメンバーを集い、着々とゲームクリアに近付いていた。
増えていくメンバーのために取り分が減ることに対し不満が上がることを懸念する一方、「自分たち初期メンバーの報酬を減らすのも考えるべきかもしれない」と安易に述べるニッケスに「調子に乗る連中が増える悪手だからやめろ」と止めていた*1
だが…










ここで皆さんに言っておかねばならないことがある

オレは「爆弾魔(ボマー)」だ


ハメ組初期メンバーというのは表の顔。
その正体は、ゲーム内でも有数のプレイヤーキラー爆弾魔(ボマー)
真に仲間と認めるサブ・バラ以外の者には非常に冷酷かつ残虐非道で、この2人以外については基本「クズ」呼ばわりして憚らない。
裏工作や能力の仕込みのためだけに何人ものプレイヤーを平然と爆殺し続け、5年来の付き合いであるハメ組を騙して皆殺しにすることにも何の躊躇いも見せず、むしろやっと殺せて清々したと言わんばかりに高笑いしてみせた。

一方、自分の命よりも仲間の無事を最優先したり、仲間が危険なリスクを伴う行為をしようとした時は誰に言われずとも進んで付き従うなど、仲間と認めた存在への情は深く結束力も非常に強い。
また、捕らえたプレイヤーを恐怖で縛って人海戦術を行うなど倫理道徳は意に介さないのに、ゲームのルールは自分なりに尊重しながら攻略する*2妙な律儀さもある。

総じて極端な二面性を持ち、味方に取り込むのにも敵に回すのにも色んな意味で厄介な相手と言える。

×念能力×

化けの皮を脱いだゲンスルーは
  • ハメ組内で最も戦闘技術に長けていたジスパの不意打ちを容易く返り討ちにしてしまうほどの体術
  • ゴンのわずかな身のこなしを見ただけでゴンが自身の情報を知っていることを察知する洞察力
を併せ持ち、「念能力」「身体能力」「洞察力」を高い次元で備えたバリバリの武闘派にして戦闘経験豊富な実力者
「体術」「念の基本技」のみでゴンを圧倒する技量と念の練度は相当なレベルにある。
虐殺も平然と行う残虐性と暴力性を有しながら、バトルは最終手段に位置づける冷静さや自分たちの情報秘匿を徹底する慎重さも併せ持つなど、戦術IQも高い。
高名な懸賞金ハンターのツェズゲラも、実際に実力を見たわけではなかったものの、能力・行動と殺人目的で念能力を習得していることが明らか*3なことから、「自分では勝ち目がない」と即座に判断していた。

ちなみに、公式で公開された能力ステータスは合計23P。これは後に登場するモラウと同じである。
また、冨樫展の情報によれば純粋な具現化系とのこと。
この情報が明かされるまでは「命の音(カウントダウン)」の実現に必要な放出・操作・具現化の3系統全てをゲンスルー個人が習得していたものと考察されていたが、実際には仲間と協力した相互協力(ジョイント)型の念により放出系と操作系の出力を補っていたのだと思われる。

一握りの火薬(リトルフラワー)


疑わしき者は(ばっ)する!!

掌中にごく小規模な爆発を発生させ、掴んだ対象物を爆破する能力。
オーラを火薬の性質に変化させて起爆する変化系能力か、火薬や爆発そのものを具現化する具現化系能力と思われる。
ゲンスルー曰く「掴める限界*4バスケットボール程度」で、「威力もさほど無い」。
もっとも、実際にはゴンがAOP*5の半分以上を割いた「凝」で防御しても軽い火傷を負い、「凝」無しでは骨が露出するまで肉が抉り飛ばされるなど、対人での殺傷力は充分高い。

シンプルな殺傷用能力だが、ガチンコの戦闘では意外と使いづらさが目立つ。
まず、この能力による爆発には指向性が無い。つまり、そのまま使用するとゲンスルー自身の手も爆発で吹っ飛んでしまうのである。
その対策として、ゲンスルーは爆発の威力以上のオーラ量による「凝」で掌を覆って自身を守っているのだが、その為に
  • 一握りの火薬(リトルフラワー)を使うか否かが「凝」の有無で判断可能
  • 爆破とその防護で手に多量のオーラを集中させる為、他の部分の防御力が落ちる
といった弱点が存在する。
特に後者の弱点は如何ともしがたく、両手を常に「凝」で覆って前者の弱点を無効化しようとする*6と、多少実力が劣っていてもガンギマリのイカレた覚悟などで反撃の機会を掴める相手には確定クリティカルを許すという更に大きなリスクを抱え込んでしまう。
また、この能力による爆発は普通の火気同様に引火する。よって、例えば自身がガソリンなど可燃性物質に塗れたりすると、能力発動と同時に火達磨になってしまうという弱点も存在する。
また、弱点と言うほどではないが、掌の内で爆破するため単純に殴るよりも僅かながらリーチが短くなる、「掴んで」「起爆する」の2アクションなため同じく僅かながら普通に殴るよりタイムラグが生じる、「掴ませない」だけでも発動は封じられる、等の特徴があり、自分の方が実力で大きく上回る相手以外に使うのはデメリットが勝ると思われる。
作中でも、生き延びたアベンガネによって情報共有された結果、作中上位の念能力者であるビスケは即座に仕組みを看破し、ゴンにも対策を伝授している。

このように、直接戦闘に使うにはデメリットも隙も多い能力であるため、「防御用のオーラを攻撃に回して普通に殴った方が強力で攻防にも隙が無くなるんじゃないか?」という疑問はしばしば呈される。
だが、言い換えると圧倒的格下相手に使う分には、先述した特色のほぼ全てが問題にならなくなる
ゲンスルー自身もこれらの特性は正確に把握しており、作中での運用は殆どが格下のあしらいか捕らえた他プレイヤーを脅迫するための示威行為や拷問、そして処刑*7であった。
本気の戦闘においては鍛え抜かれた基礎戦闘力と後述の命の音(カウントダウン)を頼みにしており、一握りの火薬(リトルフラワー)はさほど当てにしていない。
ゴン戦でもゴンを精神的に屈服させる必要性を感じるまでは積極的に使用せず、使用時の言動もあくまで格下の相手を賺し嬲って心を折るためのものであった。
そのゴン戦でやってみせたように、爆破という普通に殴るよりも凄惨かつ不可逆の損傷で恐怖を煽り、更にその爆破箇所を相手に選択させることで心身を追い詰める効果は非常に高い。ここまで来ると、手以外の防御が薄くなる弱点すら、明白な弱点を前に手も足も出せないことで学習性無力感を植え付ける効果すら期待できてくる。

総じて殺傷用ではあるが戦闘用とは言いがたく、然しながら暴力の恐怖を背景にした脅し・拷問の用途で非常に優れた能力と言える。

命の音(カウントダウン)


さて本題だが

君達全員の体に爆弾を仕掛けた

仲間のサブとバラの力を借りた、放出・操作・具現化の複合能力。後に出てきた相互協力(ジョイント)型」の念に近いタイプと言える。
a.対象者に触れながら爆弾魔(ボマー)と言う
b.対象者にこの能力に関する説明をする
上記の条件を満たすことで、事前にゲンスルーが触れていた対象者の身体の部位に念の時限爆弾を設置することができる。
「a」と「b」は順番通りでなくても良く、先に対象者に能力について話し、体の爆弾を設置したい箇所に触れながら爆弾魔(ボマー)と言っても爆弾は作動した状態で設置される。

爆弾のタイマーはカウント式で、カウントは「6000」からスタートし、カウントが「0」になると起爆する。
カウントは心拍数とリンクしており、平常時なら1時間程度がタイムリミット。もちろん興奮した状態なら格段に早まる。
発動条件を満たす過程で必然的に対象はカウントの意味を理解するため、常人のメンタルでは平静を保ち難いだろう。
ただし、具現化した爆弾にはコルトピの「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」のような円の性質はない。
なので
  • 作動中の『命の音』を宿した標的がどこにいるのか
  • 作動した『命の音』が実際に起爆したか否か
は分からないのが若干のネック*8

この爆弾は、ゲンスルーに触れながら「爆弾魔(ボマー)捕まえた」と宣言すれば解除される。
「死後の念」のような特殊性はないので除念師であれば取り除くこともできるが、かなり強力な念なようで、除念師も相応のリスクを背負い込む可能性が高い。

強い制約と3人分の能力を結集することで、本来両立しにくい
  • 具現化系
    • 爆弾の具現化
  • 操作系
    • カウントと起爆の操作
  • 放出系
    • 遠隔維持
の高水準な複合をこのように実現している。
「解除条件まで含めて自分の能力をバラす*9」というのは極めて高リスクな行為であり、制約としては十分な効果が見込める一方、相手からしても罠の可能性を考慮しても「聴かない」という選択肢がとりにくく、条件を満たすことそのものは比較的容易となっている。

具体的な爆発の威力は一握りの火薬(リトルフラワー)」の10倍で、これは念能力者でも基本的に即死する威力。
単純計算で言えば最低でも中堅プロハンターの5倍以上のAOPが無ければ「凝」の防御で乗り切ることは出来ない。これを60人以上に対して一度に具現化した*10
更に、威力が向上している分だけ爆発範囲も広がっているために、設置個所にもよるが半身~全身をカバーする必要がある。そこまで広範囲を「凝」や「堅」で防御することを考えると中堅プロハンターの25~50倍ぐらいのAOPと強靭な肉体が必要になる可能性すらある。
零乃掌に耐えきったメルエムならまず大丈夫だろうが、ウボォーギンでも無事で済むかは分からない*11

「凝」や「堅」で防御するという選択肢は実質的に無きに等しく、爆弾が起動したら最後
  • タイムリミットとなって爆死する
  • 後述の『解放(リリース)』が実行される前に除念する
  • ゲンスルー達を倒して解除条件を満たす
の3択しかない。
仮にそれを防御できるほどのAOPがあったとしても、発動してからゲンスルーに逃げられると後述の解放(リリース)のせいで起爆タイミングが読めなくなるなど、とにかく防御は困難である。

総じて、脅迫による交渉用としての完成度が非常に高い、まさしく爆弾の脅威を体現した能力と言える。
更に、シンプルさに反して正面戦闘向きでない一握りの火薬(リトルフラワー)とは逆に、能力を説明して"一度でも「爆弾魔(ボマー)」と言われながら触れられたらアウト"というプレッシャーで相手の動きを制限するという使い方も可能。
確かに、この能力単体で「即座に戦闘力を奪うことはできない」が、発動条件である能力説明さえ行ってしまえば、後は「爆弾魔(ボマー)」と言って触れるだけで自動的に爆弾が設置され、相手は文字どおり死への制限時間(カウントダウン)を強いられることになる。
何なら戦闘中は心拍数を抑えることは困難なため、起爆までの時間は通常時よりも遥かに早い*12だろう。
能力の理屈っぽさに反して、リスクもほぼ無く使いやすいデバフ兼時間差即死攻撃として機能できるのである。
ギャグのような使い方だが、能力の説明をエンドレス再生するオーディオ機器を持ちながら「爆弾魔(ボマー)爆弾魔(ボマー)!」と叫びながら殴りかかるだけでも相手は 完全に聴覚を遮断するか一切触れられずに対処しなければハマる という恐ろしさまである。

明確な欠点と言えるのは、後述の「解放(リリース)」を使わない限りターゲットには概ね1時間程度の時間の余裕があるため、ターゲットが冷静であれば仲間・協力者に能力のタネを容易に情報共有されてしまうことか。
例えタネが割れても、それはそれで「警戒させる」形で動きを制限できるため全く無価値にはならないとはいえ、完全な不意打ちによる大量爆殺は基本一発限りの隠し球となる。
ゲンスルー自身、盤外での情報隠蔽を徹底しており、悪辣なプレイヤーキラーとして有名になるほど派手に使っていたにも関わらず能力の詳細な情報を漏らしていなかった。
実際問題として、ゲンスルーが倒されたのは、除念という生存手段を持っていたがゆえに冷静さを保っていたアベンガネがゲンスルーの能力を他の参加者に伝え、それを受けたベテランハンターのビスケと暗殺やその対応に慣れているキルアが"時間をかけてじっくり対処法を考えた"からこそ。
もし完全に初見で襲われていたら彼女達でも不覚を取る可能性はありうる。

ゲンスルー及び仲間には逃走系の念能力はないため、作中でやって見せたような集団相手のネタばらしはその場で袋叩きに合う可能性が高く、これもリスクではある。
ゲンスルーもサブもバラもタイマンなら大抵の能力者に負けない実力の持ち主ではあるが、それでも60人と一気に敵対するという危険な選択肢が取れたのは、グリードアイランドという舞台との相性が良かったということもある。作中では本来ゲンスルー一味には使えない逃走能力を呪文でフォローしている。
また、作中では使用しなかったが交信(コンタクト)*13とのコンボなんていう技もできたかもしれない。

恐らく極めて数は少ないだろうが、「耳が聞こえない相手」には設置条件を満たす手段が現実的にはないと推定される*14
一方、言語については辺境も辺境であるジャポン出身のハンゾーですら普通に会話できている辺り言語が統一されている可能性が高そうなので、「言葉が通じず能力が発動できない」ことはあまりなさそうである。


解放(リリース)


解放してやったぜ…くくくくく

恐怖からな

命の音(カウントダウン)」の隠し効果。
ゲンスルー、サブ、バラの3人が右手の親指を合わせて解放(リリース)と宣言することで、カウントに関係なく、現在起動している全爆弾を一斉に起爆させることができる。
距離等関係なく起動中の全爆弾が同時に起爆されるため、一度発動すれば何処に逃げようとも死が確定する。
一斉起爆の対象からは外れて生存するには、「解放(リリース)」が行われる前に除念でセットされている「命の音(カウントダウン)」を除去する以外に方法はない。

なお、この効果は「命の音(カウントダウン)」の発動条件の「説明」の内容には含まれず、ゲンスルーはこの効果を爆弾解除の行動に偽装して脅迫用のネタに使っていた。
説明して発動してしまえば、それ以降は嘘をついて騙そうが無効になったりしない能力なので問題はない。


×ゲンスルー一味×

ゲンスルーの仲間2人組。
極悪人なのは間違いないが、非常に強固な仲間同士の絆を持ち、3人とも仲が良いなど人情味を感じさせる。
それぞれ操作系・放出系の能力者と思われるが2人とも「命の音(カウントダウン)」発動のための備品になるという選択をしたためか固有の「発」を持っていない模様。
が、それでも念の基礎技・応用技だけでキルアビスケに強者と認識されるほど高い練度を積んだ武闘派である。

リスキーダイスを率先して振ろうとし、命懸けの勝負にはゲンスルーの代わりになろうとする。
日頃から自分たちの命よりもゲンスルーの命の方を優先する様子が伺える。

「特殊な念能力、戦闘に長けた発を持つ≠念使いの強さ」を示す実例の1つ。

以下に述べるように仲間の名はサブとバラ。
某ジャンルの雑誌を思いおこさせる名前な上に、彼らがゲンスルーを呼ぶ時は「 ゲン 」と呼ぶのだがその略称もなんかアレっぽい。

バラ

CV:遊佐浩二(旧)/浜田賢二(新)

黒い長髪の男。身長176cm。短気な性格。
操作系ではないかと予想される。

ビスケに少女姿と真の姿の両方にまともにブン殴られたにもかかわらず生きていたことから、ビスケに二度「強い」と評された実力者。
少女姿での攻撃はまともに喰らってもそれほど効いていなかった。
しかし真の姿の攻撃には耐えきれず、一発喰らって敗れ捕縛された。

サブ

CV:吉野裕行(旧)/横尾博之(新)

短髪の男。
ゲンスルー一味の中では一番影が薄い。
放出系でないかと予想される。

キルアの見立てでは、オーラの量はキルアに遙かに勝るが、体術・筋力では少し劣るらしい。
これだけ戦闘を意識してゴリゴリに鍛え上げられた念能力者を相手にして少年の身でありながら体術と筋力でアドバンテージを持っているキルアさん。

大木をなぎ倒すキルアのヨーヨーを頭部にくらっても意識があるなど非常にタフ。
バラ同様固有の念能力は発動しなかったが、それでも純粋な技術だけでキルアと渡り合った辺り高い練度の持ち主である。

ちなみに旧アニメ版で声を担当した吉野裕行氏は、新アニメ版では上記の通りゲンスルーを演じている。


×作中での動向×

グリードアイランド編

「ハメ組」メンバーとして活動してきた一方、裏ではプレイヤーキラー「爆弾魔(ボマー)」として数多のプレイヤーを爆殺。
この大量殺人の理由は、爆弾魔の危険性を知らしめる事で「命の音(カウントダウン)」の発動条件を「爆弾魔への警告」という自然な形で満たすため。劇中では、仲間を気遣うような振りをして相手の肩に手を置きながら爆弾魔(ボマー)に気をつけろよ」と言う事で密かに仲間に爆弾を設置していた。
カードを奪うなど他の理由もあっただろうが、真の目的の下準備のためだけに多くの人を無差別に殺すあたり、彼らの残虐性がうかがえる。
裏切り後のハメ組との交渉の際にも、ゲーム中で説明されていない「指輪」の仕様を調べるため『実験』をくり返していたことを示唆しており
ハメ組の裏で多くのプレイヤーを脅迫、利用、そして始末してきたことがうかがえる。

呪文カード・指定ポケットカードの大半が揃い、ハメ組が一堂に会したタイミングを狙って、ネタバレ最初の台詞と共にちょっとした秘密を明かす程度のノリ*15で正体を明かす
そしてそのまま自然な流れで能力の説明を行い、発動条件をコンプリート。
ハメ組を脅迫してカードを一通り奪い取った後、爆弾解除の方法と偽った「解放(リリース)」をを堂々と行い全員を爆殺。
ただし除念能力を持つアベンガネのみ、ひっそり逃亡した後に自分の爆弾を解除しており一人生き延びていてそこから「ゲンスルー=爆弾魔」という情報が広まってしまった。

殺人のために念能力を修めていて実力にも自信を持っているが、フィンクスやフェイタンのような明らかにやばい人物とは接触しないなど、己の力量を過信はしていない。
ツェズゲラに対しても交渉時に確実に圧倒できるものとして話を進めているが、「対決は最終手段」と極力交戦は避けようとしており、シングルの称号と能力一切不明という点から最大の警戒対象であった。
一方ハメ組に対しては元々実力不足の者達が集まっていたこと・スペルカードで逃走出来る状況だったこともあり、囲まれている状況で能力説明をしてみせた*16

ツェズゲラ達は説明を聞いていないこともあるが、そもそもゲンスルーが会話の最中に唐突に爆弾魔の話題を振ってきた事に警戒したため免れていたらしい。
また、「ハメ組」が全滅しているのに主要メンバーであったゲンスルーが生きていることから、ゴン達の情報なしで「ゲンスルー=爆弾魔」という推理に行き着いた。

そしてゲンスルーは本来の仲間であるサブ・バラと共に本格的なゲームクリアに乗り出す。
終盤ではゴンとカードを賭けて一騎打ち。
実力では完全に勝っていたが、数週間かけてゲンスルーに特化した対策を取ってきたゴンの前に敗れる。
なお先のハメ組との交渉の際、ゲンスルーらに取り入って仲間になろうとしたプーハットに対し「交渉はいかに冷静でイカレてるか相手に理解させるのがコツ」と語って彼を殺害した。
しかしゴンとの一騎打ちでは、両腕に重症を負いながらも戦意を喪失せず挑んでくるゴンに「こいつ完全にイカれてやがる」と怖れを抱いてしまい、見事に腰が引けてしまった。プーハットに語った話がそのまま自分に返ってきたことになる。

なお、前述の通りアベンガネが除念師で「命の音(カウントダウン)」を除念してゴン達に情報を流して隠れていることは気付いていなかったのだが、そのアベンガネ自身もゴン達がゲンスルー達を倒すのは望み薄と考えていた。
そしてアベンガネは クロロ以外の幻影旅団全員とヒソカ「金ならいくらでも出すからなんとしてもクロロを除念して欲しい」という交渉を受けており、アベンガネの立場上その対価として要求するのはおそらく 解除するためのゲンスルー一味の無力化だろう。
つまり仮にゴン達を倒したとしても ゲンスルーに待っているのはヒソカ+幻影旅団の総攻撃である。

裏切りを皮切りに
  • 爆弾魔としての無差別殺人
  • 「ハメ組」の粛清
  • プレイヤーを奴隷にして使い道が無くなれば即殺害を繰り返す
  • ツェズゲラ以外の上位プレイヤー組を全員殺害
    • ただしゴンらやツェズゲラと組んでいたゴレイヌは対象外
等やってきた所業はまさに外道。マジで外道。
独自の行動理念を持つヒソカ、そもそも人ではないメルエム……と各編のラスボスと比較しても、ゲンスルーの行動だけは完全な私利私欲であり、その為の犠牲も厭わないなど、最も正統派の悪役として名高い。
まあぶっちゃけクロロは俗っぽくないだけで、彼ら以上にドス黒い様を見せつけていたりするのだけど。

しかし他者を徹底的に利用する反面、仲間(=サブとバラ)への思いやりは強く、自分が負傷していてもサブとバラの治療を優先した。
またこの手の悪役にありがちなヘタレさは無く、実力も完全に上手。
仲間二人にのみ危ない橋を渡らせないよう意味無くリスキーダイスを振るなど、度胸も十分。

最後は縛られたままで、その後どうなったかは作中では描かれていない。
ハンターズガイドではこれをネタにした読者イラストが掲載された。


×余談×

ゲンスルーとその仲間2人は、作中でも屈指の謎多き敵キャラクターである。
ほかの悪役には過去や動機、悲しい背景などが描かれることが多いが、ゲンスルーにはそうした描写が一切なく、素性は完全に不明のまま。
「年齢」「出身地」といった基本的なプロフィールも一切語られていない。

念能力「一握りの火薬(リトルフラワー)」は、爆薬を具現化し接触によって起爆させるという特殊なもので、素人が扱えるような代物ではない。
具現化系能力者でありながら体術にも長けており、近接戦闘もこなせることから、かなりの戦闘訓練を受けてきた経歴があると考えられる。
また他プレイヤーに対しては冷酷で容赦ない一方、仲間であるサブとバラには強い信頼を寄せ、思いやりを見せる場面が多々ある。
この点から、ネット上では「少年兵」「元軍人」といった過去を持つのではないかという説が多く見られるが、いずれも考察であるため真相は不明。

「元軍人説」が浮上する要因の一つに、ゲンスルーの服装がある。
サブとバラがTシャツやジーンズなどのラフな格好なのに対し、ゲンスルーは水色のスカーフと白いコートを身につけており、その姿が海軍の制服を連想させる。
これが軍との関わりを示唆しているのではないかと推測されている。

加えて、彼らはグリードアイランドのクリア報酬である、指定ポケットカード3枚に何を選ぶつもりだったのか、また大富豪バッテラが懸けた500億という報酬を求める理由が何だったのかも明かされていない。
「目的」「過去」「素性」すべてが謎に包まれたままという、その徹底した「得体の知れなさ」がゲンスルーというキャラクターの魅力にもなっている。
また逆にそういった人物像に頼らずとも、短い期間*17でグリードアイランド編という章のラスボスとして文句なしの「存在感」「圧倒的実力」を見せつけた冨樫氏の手腕には驚かされるばかりである。

なお、原作登場から20年以上が経った現在に至るまで、彼の背景について公式からの言及は一切なく、考察の域を出ないままである。

+ 主な台詞
  • オレは「爆弾魔(ボマー)」だ
  • それでも交渉のつもりか?本当の駆け引きってやつを見せてやろうか?
    いかに冷静でイカレてるか相手に理解させるのがコツだ
  • えーとお前誰だっけ?
  • 解放してやったぜ…くくくくく 恐怖からな
  • 守るわきゃね――だろてめーらクズどもとの約束なんてよォ
    解放(リリース)」は解除じゃなく起爆の合図さ!! ハハハハハハハハアハアハアハ
  • (これは肉体でなく心を抓む戦い!!)
  • 待て!まいった!まいったァア!


2025年5月にグリードアイランドが舞台化された。
その舞台でゲンスルーを演じる坂東巳之助氏は、舞台挨拶の際に「ゲンスルーが所属しているチームはプレイヤー狩りの凶行にも屈さず平和的な方法でゲームクリアを目指しております」「プレイヤー狩りを許さないチームが最後に笑うのか、それとも爆弾魔(ボマー)をはじめとするプレイヤー狩りの連中が最後に笑うのか、物語の結末をぜひ劇場で確かめていただけたらと思います」と述べている。「それとも」の後に隣にいるビスケ役の高橋愛氏の肩に触れながら





さて本題だが 君達全員のスレッドに爆弾を仕掛けた

俺の能力「スレマゲドン」は 人為的なサイバーテロもしくは冥殿のうっかりミスによって発生する

爆弾を解除する為には項目下部の「項目変更」をクリックし 項目の追記・修正を行わなければならない

ただし俺にはもう一つの能力「一握りのアク禁」がある

これを使い 俺は荒らしを阻止する……!!

十分に気をつけて良項目を目指してくれ

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最終更新:2026年09月13日 12:06
添付ファイル

*1 後々の顛末を考えると、この時2人の喧嘩を仲裁した毬栗頭のメンバーのような強欲な初期メンバーもいたため、本心はともかくこの主張は正論だろう。

*2 「税務長官の籠手」を使った奪取もツェズゲラとの交渉が最初で最後と判断したためであり、そもそもこの呪文やアイテムを利用した「強奪」は基本的な戦術なので卑怯でもなんでもない。

*3 念能力者は基本的に戦闘も視野に入れて技術を磨いているが、「殺人のためだけの能力」というのは念能力者の間でも異常である。これは陰獣の発言からも伺える。

*4 ここでいう「限界」とは握力の限界ではなく、掌の大きさと指の長さの内に納められる範囲の限界のこと。

*5 顕在オーラ量。「体外に出せるオーラの量」の事。この時点でのゴンのAOPは中堅ハンターに比肩する。

*6 これは使用の有無を見切らせないようにする対策として「だけ」なら完璧と言える。彼の身体能力も考慮すると、特に両手でこのフェイントを使い出した場合は余程の手練れでない限り完璧に見切るのは不可能に近い。

*7 この際は、サブとバラが後方でしっかり睨みを利かせているそつの無さである。

*8 作中では『命の音』の除念を行ったアベンガネの位置・行動には気づいていなかった。ブックで生存またはグリードアイランドにいるかどうかを確認することも怠っていた。

*9 ただし、説明する必要があるのは「標的の体に爆弾を取り付ける能力であること」「設置条件」「解除条件」の3つだけで、その他の事項は説明しなくても作動する。これは「標的に設置阻止又は解除の機会と可能性を与える」リスクを負うことを制約としているからと思われる。

*10 対象外だっただけでaだけを満たしているだけの者も他に居るため、人数の上限に関しては極めて緩い。

*11 対戦車スーパーバズーカでは少し痛がっていただけで傷一つつかなかったが、オーラは人間同士の使用が最も効果的であるゆえか、陰獣の病犬や豪猪の念攻撃はウボォーの鋼鉄を誇る肉を裂いている。

*12 現実の一流アスリートの心肺機能だと、最大3倍ほどの早さまで心拍数は上がるという。それで単純計算すると20分強まで短縮可能。

*13 任意の相手と3分間会話できる呪文。通信を切れるのは交信を使用したプレイヤーのみ

*14 書いた文章などでも説明は可能だろうが、素直に読んでもらえる可能性は低いだろう。

*15 2つの台詞の合計で1/4ページくらいしか使っていない。

*16 無論、説明したことは条件に必要なためだが。

*17 自分たちが爆弾魔だと明かしたのはグリードアイランド編の中盤以降である。