ゴッドマンに登場した怪獣

登録日:2012/10/19 Fri 18:47:38
更新日:2025/04/16 Wed 16:48:25
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本項目では『行け!ゴッドマン』に登場する怪獣について紹介する。
東宝怪獣映画から着ぐるみを流用しているほか、ゴッドマンオリジナルの怪獣は初代ゴジラの雛型や帰ってきたウルトラマンの怪獣サータンの造形で有名な利光貞三がデザイン。
ただし、シラージ、ヤスゴン、ツノジラス等は東京12チャンネル(現在のテレビ東京)で放送されたバラエティ番組『ちびっ子スペシャル』にてデザインが公募されて登場した怪獣とする資料もある。この番組については残っている資料が少なく、詳細は不明。*1

どいつもこいつも無駄に目力が強いオッサン顔ばかりなのが特徴で、間違いなくゴッドマンが怪作・珍作と呼ばれる要因の一つであろう。
なお、ゴッドマン怪獣の何体かは次回作『行け!グリーンマン』にも登場し、特に代わり映えのない活躍をする。

【一覧】

CS「ファミリー劇場」での放送順に準ずる。単巻DVDの収録順とは全く違うので注意。

◆キンガー
ファミ劇版では記念すべき1話目を飾った怪獣。
小学生の工作を彷彿させるチープな造形だが、それでデフォルトなのがゴッドマン怪獣である。
謎の空間移動(?)らしき能力があるが、意味はない。

◆ガバラ
ご存知東宝怪獣界一のいじめっ子怪獣。こいつの回は毎回頭にカエルが被爆するカットが入る。
ゴッドマンがフラフラ飛んできたのを引っつかんで落とした
また、口から吐く毒ガスが明後日の方向に向かう。

◆ゴーストン
松井秀喜に似てなくもないオッサン系怪獣。
ゴッドマンから鈍器を奪い取って善戦するが、最期はゴッド尿シャワーで溶かされた。

◆ヤスゴン
ゴッドマンとツノケラーに暴行を受けたが、単に子供と遊びたかったことが判明する。

◆ツノケラー
ヤスゴンに暴行を働くいじめっ子怪獣。
ゴッドマン怪獣にしてはマシなデザインだが、ツノという名前に反してツノはない。中の人がしばらくいなかった。

◆ツノシルバー
終始舌を出しっ放しのラテン系オッサン顔怪獣。ツノはある。

ゴロザウルス
以前キングコングに殺害されたアイツ。
スーツの傷みか、終始顎がぐらついていた。

◆マダラン
アルシンドみたいな頭の怪獣。ゴッドスパークで倒された数少ない一体。

◆ギャットラー
卑猥系怪獣その1。女性器にしか見えない。
何故かその辺に突き刺さっていたフニャフニャの棍棒で戦っていたが、角に鈍器が引っかかった。
一応植物怪獣である。

◆モモングラー
目玉だらけで口はない怪獣。

◆カメーバ
『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』より着ぐるみを流用。なので東宝レジェンド怪獣枠。
下顎が外れており、非常に痛々しい。
動きづらい着ぐるみのせいで一方的にやられた。
特に悪いことはしていないためか、海に逃亡して生存。
『おはよう!こどもショー』の5分特撮枠に出た時は無事だったがゴジラに出た時ナレ死同然の扱いでいきなり死体で出演、という経歴の怪獣はすごく珍しいだろう。

◆フォルゴン
かなりのコワモテ。首をへし折られるという無惨な最期を迎える。

◆ボルペス
卑猥系怪獣その2。男性器にしか見えないが松ぼっくりがモチーフらしい。
謎の煙を起こしてゴッドマンをたじろがせた。

◆イモゴラス
ジャガイモが怪獣化。
全身を覆うなイボ(イモ)が特徴。

◆ブルマン
つぶらなおメメが可愛い牛さん。
その1ではゴッドマンとひたすら睨み合うだけで、取っ組み合うことすらなかった。
途中、鈍器を奪い取って善戦したが、最期は無慈悲に撲殺された。

◆ドンゴラー
肥満児を思わせる風体。
最期は足を滑らせゴッドヶ池に落ちて唐突に爆死した。

◆スケルトマンNo.1、No.2
最初は一人だけだったが、途中から突然一人増えた。
中の人の肌が見えたり、仲間割れしてる間に殴られたり、金的を食らったりした。
片方は普通に爆死したが、もう片方は何故か爆発後に頭はそのままで身体だけ超小さくなる怪現象が起こった。
ちなみにこの回は巨大化しない。

◆サンダ
傷みが激しい。
元善玉怪獣で、本作でも実は子供と遊びたかっただけの善良な怪獣だが、ヤスゴンやカメーバと異なり、そんなの関係ねぇとばかりにゴッドマンに虐殺される。

◆ガイラ
やはりボロボロなサンダの弟。登場時は草っ原から顔だけ出して子供を見つめていたロリコン怪獣。
体当たりをかわされて斜面からずり落ちたり、ゴッドストマックに頭突きを食らわせた。
後にDVDの新作で復活する。

◆トランカー
宇宙の彼方ズルーム星から来たらしい人面怪獣。一度見たらなかなか忘れられない顔。

◆ホッター
ネズミだかコウモリみたいな怪人。ゴッドマンと最初で最後の夜間戦闘を展開した。
終始画面が暗く、何がなんだかよく分からないまま倒される。

◆グリーンマスク
子供をさらうロリコン怪人。ゴッドスパンキングや白旗を降ってからの不意打ちで知名度は高い。
最期は反省して子供を返した。

◆フントラー
ゴッド怪獣にしては地味で特徴のない怪獣。
子供に虐められていた犬が怪獣化したもので、ある意味因果応報。
ちなみにフントとはドイツ語で犬。

◆バットマン
ゴッサムシティの闇の騎士ではなく、緯度0大作戦に出てきた蝙蝠人間が名前を変えたもの。おっぱいがある。

◆カッパルゲ
クワガタが怪獣化したら何故かカッパの怪人だった。着ぐるみ越しに頭を掻いてしまったうっかりさん。
倒された後は真っ二つに割れたクワガタの死骸が残る……。

◆ティボラス星人
全力で子供たちを追いかけるロリコン宇宙人

◆オストタム
ギョロ目にヒレのある顔が印象的な怪獣。背中におっぱいがある。
相撲勝負を挑んだのにゴッドマンはガン無視で鈍器を使った。

◆ツノジラス
アレな連中ばかりのゴッド怪獣において、ひときわ素晴らしい輝きを放つ奇跡の一体。ゴジラの着ぐるみ改造説が根強い。
能力面でもゴッドスパークをものともしないなど、強敵の貫禄十分。
DVDの新作では品田冬樹の造形でリファインされ、「漆黒角竜」という肩書きがついた。

◆エレファンダー
某金属生命体ではなく、名前通り象の怪獣だが、顔中に鼻がある異様なその姿は象というか蛸。見た目のインパクトだけは強い。
珍しく光線を出す。

◆トットザウルス
長ーーーい嘴とオシャレなカラフルアフロが特徴の怪獣。

◆シラージ
頭は角つきドクロ、体はゴリラというZ級映画にいそうな怪獣。OPにずっと出てきている分、目には残る。
こちらもDVDの新作で復活、「狂猿怪獣」という肩書きがついた。
おっぱいがある。

◆ウルフラー
これも地味系怪獣。
ゲジルバにを引っこ抜かれ、赤いをこいて絶命するという哀れな最期を迎えた。

◆ゲジルバ
イっちゃってる目と垂れているお茶の水博士鼻が特徴の怪獣。
当初は横になって寝ていたが、ウルフラーとゴッドマンの取っ組み合いに巻き込まれる形で起こされた。

◆トリローン
どう見ても金玉が顔に付いてるとしか思えない怪獣。やる夫に見えなくもない。
珍しく合成カットがあるが、だからどうしたという話でもない。

◆イボギラー
なイボだらけのブツブツ。日野日出志の漫画に居そうな風体。
最終回でもないのに、ゴッドマンのあらゆる攻撃が効かず、逃走を決意させ、命乞いまでやらせるほど強い。ウルトラマンで言えば、ゼットン並に強い。
ただし夢オチ。

◆ステゴジラス&アクモン
魔王に謎の祈祷をして、幼女をさらったロリコン怪人2人組。
移動手段は自動車、攻撃手段は拳銃で、見た目以外に怪人らしい能力はない。
戦闘力も貧弱で、車のドアに挟まれた挙げ句、銃弾はゴッ神木に防がれた。最期は超音波で生首だけになって爆発。


ゴッドマ~ン、追記・修~正!

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最終更新:2025年04月16日 16:48

*1 関東のみでの放送だったため、見ることができない地方の子供に配慮して児童誌などでは取り上げなかったとされている