FINAL FANTASY TACTICS

登録日:2011/05/14 Sat 20:48:46
更新日:2025/10/27 Mon 11:02:08
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1997年 BGMききたい FF FFT FINAL FANTASY TACTICS PS PSP SRPG ある意味鬼畜 さあ、来るだ! イヴァリース クロニクルズ ギスギスシーン多し ゲーム ジョブ スクウェア スクウェア・エニックス タクティクス ファイナルファンタジー メリーバッドエンド ラスボス弱い ラムザ リオフォネス城の悪夢 人間のエゴ 兄さんだって知っているでしょ?私があいつに何されたか…。知っているクセにっ‼ 吉田明彦 家畜に神はいないッ! 恐怖の赤チョコボ 松野泰己 森のクマさん 源氏シリーズ 濃すぎるキャラクター達 獅子戦争 白刃取り最強説 神ゲー 雷神シド 鬱展開の嵐 黄道十二星座 黒いスクウェア・エニックス 黒本



スクウェア発売のPS用ゲームソフト。FFシリーズの外伝作品であるシミュレーションRPG。
また、後に発売された『ベイグラントストーリー』、『FINAL FANTASY ⅩⅡ』を含む異世界イヴァリースを舞台にしたイヴァリース・アライアンスシリーズの記念すべき第一作。

◆あらすじ

かつてイヴァリースで起きた後継者争いの内乱「獅子戦争」と、それを終結させた若き英雄ディリータの物語。

イヴァリースで暮らす者なら誰もが知る英雄譚だが、後年になって歴史学者アラズラムが発見した「デュライ白書」によると、真の英雄は他にいるという。
表の歴史には記録も残っていない名も無き英雄。しかし教会によれば、その若者こそが神を冒涜し秩序を乱した元凶なのだという。

果たして“真実”はどちらなのか、真実を探求する旅が今はじまる…



イヴァリースと隣国オルダリーアとの「五十年戦争」は講和に終わったが、その実イヴァリースの敗戦に等しかった。
戦地より帰還した騎士や義勇兵の多くは職を失い、盗賊や貴族への反乱に身をやつしていった。

名門ベオルブ家の三男ラムザと、その親友ディリータ・ハイラルが身を置く王立士官アカデミー。
その所在地ガリランドもまた、元義勇兵の反乱集団「骸旅団」の襲撃を受けようとしていた。

その頃、国王オムドリアⅢ世は病に伏せ、その逝去と後継者を巡る争い、後に「獅子戦争」と呼ばれる戦いの幕開けが迫っていた……

◆概要

シナリオはディレクターの松野泰己が担当。
身分や貧富の差、権力闘争の内戦に謀略とそれを利用する黒幕といったようにかなりドロドロで血生臭く、雰囲気は『タクティクスオウガ』っぽい。

キャラの育成とカスタマイズは『FFⅤ』のジョブチェンジ、戦闘はマップ制のSRPGにした『FFⅩ』のCTB(こちらの方が先だが)といった感じのイメージ。
話術士や算術士といった変わり種のジョブがあったり、モンスターを仲間にすることも出来る。
モンスターを養殖して密猟? ソンナヒドイコトデキルハズナイジャナイデスカ。

ややFFっぽくないもののシナリオ、特にセリフ回しの評価は概ね高く、音楽も良質。育成もジョブチェンジを使っているだけあり自由度が高く(いくつかのバランスブレイカーを使わなければ)、ゲームバランスも悪く無い。
ただし、ドーターのスラム街やリオファネス城三連戦など難所も多く、FFシリーズの中では難易度は高い部類に入る。
今なお根強い人気を誇る名作であり、『シアトリズム』や『ディシディア』などお祭りゲーにも登場している。


ゲームアーカイブスでも配信中。またPSPでリメイク移植された『FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争』もあり、iOSAndroidスマートフォンやタブレット向けに配信されているのもこちらが準拠である。

2025年6月5日にリマスター版『Final Fantasy Tactics - The Ivalice Chronicles -』が発表。 2025年9月30日発売で対応機種は『PS5・PS4・Switch2・Switch・Xbox Series X|S・PC』となっている。グラフィックスの向上やフルボイス対応の『エンハンスドバージョン』と現代のコンソールに向けに調整しつつオリジナル版を忠実に再現した『クラシックバージョン』を搭載しているとのこと。
なお、オリジナル版のリメイクなので『獅子戦争』の追加要素は軒並み削除されている。剛剣の仕様やクラウドの加入時期等の調整要素は残るほか、ムービーはブレイブストーリーとして視聴可能。
公式サイトのキャラ紹介で数多のキャラを差し置いてなぜかいる教皇フューネラルに往年のファン達は噴いた。しかも一人だけサンプルボイスがないし。*1

◆登場人物


主要人物


ラムザ・ベオルブ

主人公。代々優秀な騎士を輩出してきた名門貴族ベオルブ家の三男。
北天騎士団の士官候補生だったが、「圧政に反旗を翻した民兵たちの言葉」「尊敬していた兄達が見せた黒い一面」から、自らの生き方を見失ってしまう。
ベオルブの名を継ぐ者として“正義”を模索しつつ、弱者を犠牲にする陰謀を食い止めるべく奔走する。彼と各ボス(+α)が繰り広げる熱い議論戦闘はこの作品の醍醐味。
ちなみに素顔は割とお茶目な性格で、冗談で仲間を殺しかけた事がある。
固有ジョブは見習い戦士→見習い天騎士*2。汎用の見習い戦士とは若干性能が異なり、終盤では騎士剣や重装備が出来たり、アルテマをラーニング出来たりする。

ディリータ・ハイラル

もう一人の主人公。あらすじで述べた通り、後のイヴァリース国王。
ラムザの親友でベオルブ家の使用人。平民だが、ラムザの父バルバネスの計らいでラムザと同じ士官学校に通う。
妹ティータの死をきっかけにラムザと袂を分かち、己の野心のため暗躍する。
固有ジョブは見習い戦士→ホーリーナイト。2章に入って劇的に強くなった彼の活躍に驚いたプレイヤーは少なくないだろう。

○アルマ・ベオルブ

ラムザの妹。快活で心優しい普通の少女だったが、人質になったことをきっかけに物語の中心になっていく。
固有ジョブはクレリック。戦闘に参加する機会はごく僅かだが、サポートアビリティが非常に強力。

○オヴェリア・アトカーシャ

先王と側室の娘で現王の養子のイヴァリース王女。
ゴルターナ公に祭り上げられ権力争いの道具となってしまった身の上を嘆きつつも、自らを助けてくれたディリータに信頼を寄せていくが……。
固有ジョブはプリンセス。クレリックからおまじないとアルテマを抜いただけなのでサポートアビリティがやはり非常に効力だが、1度しか戦闘参加しない上に護衛対象なので頼りにくい。


パーティメンバーに加わるキャラクター


メリアドールまではストーリーの進行上必ず仲間になり、ベイオウーフ以降はサブイペントで仲間になるキャラクター。クラウド、バルフレア、ルッソの3人は他作品からのゲスト*3

ムスタディオ・ブナンザ

機工都市ゴーグの機工士。聖石タウロスを巡って捕らわれた父を助ける為ラムザの仲間になる。
サブイベントの多さから「ラムザの真の親友」と評される事も多い。そのラムザに殺されかけた事があるけど。
ちなみにラムザ、アルマ、ムスタディオの戦闘中の会話によると、アルマにはラムザの友人とラムザからの手紙で紹介されていた模様。アルマ「貴方の事はムスタと呼ぶわ!」
固有ジョブは機工士。銃+ドンアク、ドンムブが便利。

アグリアス・オークス

オヴェリアの護衛の女騎士。限りなくヒロインに近い何か。
ラムザと互いに信頼し合う熱い会話から「ラムザの嫁」と評される事も多い。
セイバーのパクリとか言った奴屋上。
言うまでもなく先に登場したのはこちらである
固有ジョブはホーリーナイト。聖剣技が非常に強力だが、アグリアスが女性*4という事自体がホーリーナイトと微妙に噛み合っていないため、それを意識して育てないと息切れしてくる。


○ラファ・ガルテナーハ

フォバハム領主・バリンテン大公配下の暗殺者。大公を裏切りラムザに助けを求める。
初登場時のとある発言はプレイヤーの波紋を呼んだ。バリンテンちょっと表出ろや。
固有ジョブは天道士。正直使い辛い性能だが、リメイク以降は強化され、決まればトンデモ火力を叩き出す。

○マラーク・ガルテナーハ

ラファの兄の暗殺者。大公の忠実な部下だったが真実を知りラファと和解、ラムザの仲間になる。
固有ジョブは天冥士。ラファと似てるが裏真言は威力計算が特殊で更に使い辛く、リメイク以降は裏真言自体は強化されているがマラークが男性ユニット*5というも足を引っ張ってくる。

シドルファス・オルランドゥ

“雷神シド”の二つ名を持つ今作のシド。オーランの養父。南天騎士団の団長だったが、嵌められてなんやかんやでラムザの仲間になる。
固有ジョブは剣聖。補正率と初期装備のエクスカリバーの強さに加え、聖剣技、剛剣、暗黒剣の全てを使えるバケモノ。
「シリーズ最強のシド」の名を欲しいのままにするチートキャラの代表格である。

○メリアドール・ティンジェル

教会の神殿騎士で、新生ゾディアックブレイブの一員。
弟イズルードの仇と勘違いしラムザを付け狙うが、弟の死の真相と父ヴォルマルフの正体を知りラムザに協力する。
こちらも凄いヒロイン的な境遇なのだが、登場が遅いせいか不遇。その分リマスター版では会話追加により終盤の神殿騎士団戦では毎回会話に参加する。
固有ジョブはディバインナイト。剛剣が微妙な性能でおまけに剛剣『も』使えるシドが先に仲間になっているという不遇キャラだったが、リメイクで色々と修正を受け地位向上。リマスターでモンスター戦での火力が下がってしまった
余談だが、アグリアスとは狙ったかのように星座の相性が最悪である(この作品、そんなキャラは多いが)。

○ベイオウーフ・カドモス

モンスター専門のハンター。ホーリードラゴンを追う過程でラムザらと協力関係になる。
仲間になる経緯からストーリーにほぼ絡まないが、教会側の人間ながら濡れ衣で異端認定されていることもあってか教会には全く拘っておらず、更に異端者であるラムザ(素性をあらかた知っていた)とすんなり手を組むほど情報通。
モンスターハンターは仮の姿で、本当の肩書は元ライオネル聖印騎士団団長*6
固有ジョブはテンプルナイト。無詠唱且つ異常な高命中率の状態異常をばらまく魔法剣と素の腕力で暴れ回る。男性ユニットながら魔法系としても運用できるくらいには使いやすい。

○レーゼ・デューラー

ベイオウーフが追いかけているホーリードラゴン。だが、呪いが解けた真の姿は金髪美女にしてベイオウーフの婚約者。
地味にリマスターで大きく設定が変わった人でもある。
固有ジョブはドラグナー。少々特殊だが竜の名に恥じない成長率を誇り、女性ユニットながら物理系としても運用できるくらい強くなる。

労働八号

シリーズお馴染みの(?)鉄巨人。魔法を無効化する。
なぜかラムザを強烈にキャラ崩壊させる。「ムスタディオをやっつけろ☆」
ちなみに七号改も登場するが、こっちもこっちでとんでもないイカレロボットである。

クラウド・ストライフ

FFⅦ』からのゲストのチョコボ頭。一般兵だけど固有ジョブはソルジャー。女性専用のリボン装備可。
終盤参戦でレベル1、アビリティもクセがあるなどと相当に自重しているが、リミットの使い方を理解し、極めれば強力。
何故かリミットが魔法系扱いなので、男性である事に足を引っ張られている上に、装備可能防具もリボン以外が微妙だったためにリミットを活かせて盾もローブも持てて魔法攻撃力の補正もある風水士が本職扱いされている節も。
『獅子戦争』以降の作品では参戦が早くなったお蔭でセフィロ……じゃなかった、エルムドアとも対面出来る(が、イベントはない)。
ちなみに発言を見る限り、FFⅦで言うところのライフストリームに飲みこまれた辺りの時系列から来ている。
本編では絶賛精神崩壊中のためか、またところどころ記憶を失っている。
そんな中でもエアリスの事は覚えている辺り、彼女の死はクラウドにとって相当のトラウマになっている事が伺える。
しかしリマスター版で明かされた真実は……

○ルッソ・クレメンズ

獅子戦争で登場する『TA2』からのゲスト。ちなみに『TA2』はこの時まだ未発売。
固有ジョブはモブハンター。見習い戦士+密猟。アルテマもラーニング可。
ラムザが見習い戦士最終形態になっていない内から参戦すると考えると凶悪な気もしなくはないが、元が見習い戦士なのと、バルフレアが酷過ぎてあまり気にされない。

○バルフレア

同じく獅子戦争限定。ヴァンを差し置き『FFⅫ』からのゲスト出演。
ちなみに実家の家名「ブナンザ」はムスタディオと同じである。
固有ジョブは空賊。やたらと強力で、機工士のほぼ上位互換なためムスタディオ涙目。クラウドはあれだけ自重してるってのに……。


主な敵キャラクター



アルガス・サダルファス

没落貴族出身で、エルムドア侯爵配下の見習い騎士。
良くも悪くもこの世界における普通の貴族を象徴する存在。「家畜に神はいないッ!!」で有名。
物語序盤はラムザとディリータに助けられ行動を共にするが、やがて考え方の違いから決裂し敵対することになる。
固有ジョブは専用の見習い戦士→デスナイト*7
詳細は項目参照。

ウィーグラフ・フォルズ

反貴族主義を掲げる骸旅団の団長。
骸旅団壊滅後は理想より力を求めて教会直属の神殿騎士として暗躍し、ラムザとは何度も対決することになる中盤までのライバルキャラ。
固有ジョブはホワイトナイト。強力な聖剣技を使いこなし、幾多のプレイヤーを打ち砕き、作中最強の敵キャラと言っても過言ではない。特にリオファネス城での一騎打ちは皆のトラウマ。
詳細は項目参照。

ガフ・ガフガリオン

家を出たラムザが所属した傭兵団のリーダー。悪役、それもただの中ボスだが、松野節全開のセリフは印象深い。
実はダイスダーグの部下で、家から出奔したラムザを監視、保護していたようなもので、ニ章前半までラムザの師と言える人物。二章前半から袂を分かち、二章後半に敵として立ちふさがる。最初の戦闘で全裸アイテム士はお約束。
固有ジョブはダークナイト。専用アビリティの暗黒剣がやたら強力。クリスタルで継承しようとした人は手を挙げなさい。
詳細は項目参照。

ザルモゥ・ルスナーダ

グレバトス教会の異端審問官の男性で、固有ジョブは『ハイプリースト』で白魔導士の強化版のようなジョブ。
物語中盤で、ドラクロワ枢機卿殺害の容疑者としてラムザの前に現れ、ラムザを確保しようと目論み敵として立ちふさがる。
詳細は項目参照。

セリア&レディ

3章最終盤にてエルムドア侯爵と共に現れた謎の美女二人組。固有ジョブは『アサシン』で
作中の敵人間ユニットでも有数の強敵。果たしてその正体は…?
詳細は項目参照。


ベオルブ家


○ダイスダーグ・ベオルブ

現ベオルブ家当主。ラムザの兄で、ベオルブ三兄弟の長兄。
五十年戦争後で混乱するイヴァリースの中で、謀略を張り巡らせ貴族、ひいてはベオルブ家の立身を企てている。
表向きは厳格ながらも末弟のラムザやその友であるディリータにも親しく接する好人物を装っている。
謀略の多い人物だが実戦が苦手なわけではなく、剣も魔法も凄まじい腕前だったりする。
が、完全に想定外とはいえ不意打ちで重傷負ったり、とある人物を暗殺した際に、その人物が苦しんでた毒に自分も一緒に苦しんでたりと妙に間が抜けている。
固有ジョブはルーンナイト。

○ザルバッグ・ベオルブ

北天騎士団団長。ラムザの兄。ベオルブ三兄弟の次兄。
長兄ダイスダーグがベオルブの貴族としての地位の象徴なら、こちらは武の象徴。
騎士らしく高潔で敬虔な性格で、兄弟からの信頼も厚い。
ただしこの世界の貴族らしく長年妹分としていた娘でも容易く見捨てるくらいには冷徹だが、その場面はテロリストの人質&暴力的な要求に屈しないという場面なのでおかしくはない。
そのためその場面を見ている&後に酷い怒られ方をしても*8ラムザは引き続きザルバッグの正義感を信じている。
BGMききたいでは通称「サル袋」。「ザ」ルバッグなのに。あとザルバッ「ク」とも間違われやすい。
固有ジョブはアークナイト。


◆その他の人物


○オーラン・デュライ

南天騎士団所属の軍師。教会の不正を追う中ラムザと出会う。後に「デュライ白書」の著者になる人。
固有ジョブは占星術士。敵全体を無力化するチート技を持つ。が、スポット参戦のみ。
ある意味ではシドを超えている強さなので、本作の構造上オーラン自演乙と言われたりもする。


◆主な雑魚敵

○チョコボ

FFの代名詞チョコボは今作品でも出演。
バトル中では騎乗可。
ちなみにクエストの中でチョコボの手羽先屋が出てくる。
キャラとしては
チョコボ黒チョコボ赤チョコボ
の順で強くなる。
恐らく雑魚敵の中では優秀な移動性能+優秀な回復・攻撃技をもつので一番厄介、というかトップクラスに強い。
ラスボス前の鍛え上げられた雷神シド含む固定キャラでも、とあるマップに出没するチョコボ系では非常に苦しい戦い……てか余裕で全滅する。
雑魚敵といえども侮る無かれ。セーブはこまめにしよう。
赤以外は味方で使うと余り強くないんだけどね!!

モルボル

最上位種にモルボルグレートがいる。
まじゅう使いというアビリティを持っているキャラの隣にモルボルグレートを配置するとモルボル菌が使える。
試しに味方の汎用キャラに使用すると……!?

○うりぼう

可愛らしい二足歩行の豚さん。
一部のイベントバトルと隠しダンジョンでしか出現しないレアモンスター。うりぼう→ポーキー→ワイルドボーとランクアップする。
HPこそ低いが能力は非常に高く、可愛らしい見た目と裏腹な剛腕の持ち主。
それ以上にポーキーとワイルドボーの密猟品がリレイズ+リジェネ効果の香水シャンタージュとリボン
このためもっぱら戦力やマスコットとしてではなく密猟のために養殖される。その様はまさに豚牧場。
リマスター版では男性も香水・リボンを装備出来るようになったため余計に狩られる上、アイテムに変換しない場合高額なギルに変換出来るようになったので余計に需要が増してしまった。

○ヒュドラ

ラストダンジョンや隠しダンジョン、スペシャルバトルなど一部でしか登場しないレアモンスターにして、赤チョコボを凌駕する最強のモンスター系列
ヒュドラ→ハイドラ→ティアマットとランクアップする。
恐ろしい攻撃力に加えてモンスターの弱点の移動力の悪さも解消されており、近づいたら終盤でもワンパンされかねない。
勧誘すると味方サイドでも強力だが、それ以上に密猟品が最強クラスの武器防具なのでそっちの需要も高い

◆ジョブ

個別項目のジョブ(FFT)を参照。

◆用語


  • イヴァリース

本作の舞台となる大陸。
ゲーム内では畏国と呼ばれるが、リマスター版では畏国と書いてイヴァリースと発音している。
主にガリオンヌ・ゼルテニア・フォボハム・ミュロンド・ライオネル・ランベリー・ルザリアの7つの地域から構成されている。

  • 北天騎士団

ガリオンヌの領主であるラーグ公が保持する騎士団。兵力数は約15万人で本拠地をイグーロス城に置いている。南天騎士団と二分するイヴァリース最強の騎士団の一つ。現在の団長はラムザの次兄ザルバックで、第1章のラムザとディリータはこの騎士団の騎士見習いであった。2章の主要人物ガフ・ガフガリオンはここに雇われている傭兵である。

  • 南天騎士団

ゼルテニアの領主であるゴルターナ公が保持する騎士団。兵力は北天騎士団に匹敵し、この両者が王位継承を巡って争った内戦が獅子戦争である。団長は雷神シドことシドルファス・オルランドゥ。後にディリータもこの騎士団に所属することになるが……。

  • グレバドス教会

イヴァリースの国教たるグレバドス教を教え広める教団。本部は聖地ミュロンドにあり、正式名称は「ミュロンド・グレバドス教会」
その権力・勢力は大貴族に勝るとも劣らないが、五十年戦争の敗戦は教会の権威にも影を落としており、回復のため獅子戦争の利用を目論む。


グレパドス教会傘下の武装組織で、教皇フューネラル直属の騎士団。本部は同じく聖地ミュロンド。団長はヴォルマルフ・ティンジェル。主人公ラムザが物語中盤以降敵対する組織。北天騎士団や南天騎士団に遜色ない戦力を保持している。
詳細は項目参照。

グレバドス教の開祖たる聖者として語られる人物。
しかしその実態は……。

グレバドス教会に語り継がれる悪魔。
聖アジョラにより異次元に封印されたとされているが……。

  • 守護星座

全てのユニットは生まれた日により、
1、白羊 2、金牛 3、双子 4、巨蟹 
5、獅子 6、処女 7、天秤 8、天蝎 
9、人馬 10、磨羯 11、宝瓶 12、双魚
の上記12星座のいずれかに該当することなる。
それぞれの星座には相性が存在しており、相性の良し悪しにより敵からの被ダメージや敵への与ダメージ、一部のアビリティの成功率に影響するため、決して軽視できるものでもない。基本的に自分の星座と4つ離れているものが相性が良く、3つ離れているものが相性が悪い。また6つ離れた星座は自分と同性なら相性最悪。自分と異性なら相性最良と言える。
分かりにくかったら星座を円に並べてみよう。

  • 毛皮骨肉店

第3章以降に各地の貿易都市にて利用可能になる特殊な店。
利用条件はパーティーメンバーの誰かがシーフで習得可能なアビリティ『密漁』をセットする必要がある*9
シーフの『密漁』をセットした状態でモンスターのユニットを戦闘不能にすると、クリスタルor宝箱化しなくてもそのユニットは消滅し、貿易都市にてアイテムを通常の店売りの半額という安価で購入可能。入手できるアイテムはモンスターによって千差万別で、基本的にレアで強いモンスター程得られるアイテムが貴重なことが多い。尚、味方のモンスターに密漁でダメージを与えて戦闘不能に追い込んでも効力はしっかり発揮されるので、貴重なアイテムを生み出すモンスターをあえて出撃させ密漁させるテクニックもある。俗にこのテクニックを『養殖』ともいう。



本来ラムザに代わりこの物語の主人公になるはずだったクマ。
FFTは本来は心優しい彼が繰り広げる心暖まるファミリーアドベンチャーになるはずだったのだが……。
当然主人公になるはずだったのは嘘。ラムザの名前を「BGMききたい」にすると行けるサウンドテストのヘルプメッセージに登場するクマ。
なお、リマスター版ではリストラされてしまった。クマさんの復讐本能に火がついた!



ゴシュジンサマ、ゴメイレイヲドウゾ!

じゃ、じゃあ…
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最終更新:2025年10月27日 11:02

*1 ぶっちゃけフューネラルは台詞の全てが色んな意味でネタバレなので残当ではある。

*2 見習い天騎士はリマスター版チャプター4のみ。特にリマスター前と性能は変わらない。

*3 ルッソのみストーリーの進行上必ず仲間になり、バルフレアとルッソはPSP版『獅子戦争』限定で仲間になるキャラクター。

*4 女性ユニットは物理攻撃力が低い。

*5 男性ユニットは魔法攻撃力が低い。

*6 つまり本来ラムザは主君の仇。しかしラムザを憎んでいる様子が一切ないのでドラクロワの本性も認識していたのかもしれない。

*7 デスナイトは『獅子戦争』のみ。

*8 ただしこの時ラムザも真実を述べていたが、貴族としての責務を放棄していた上に証拠が全くないのにダイスダーグ達が危険だと伝えたところで信じられるわけもなく、ザルバッグの言ったことも正論でしかない。またこの時の反応でラムザはザルバッグは陰謀に加担していなさそうと判断出来た。

*9 誰も装備していない状態だと店主のおっちゃんから『あんたらに売るもんはないぜ』みたいなことを言われ門前払いになる。PSP版限定でルッソをモブハンターにしている場合は無条件で入店可能。