ハラ(ポケモン)

登録日:2020/01/22 (水) 06:05:17
更新日:2023/10/03 Tue 12:02:36
所要時間:約 6 分で読めます





ハラハラ させますぞ!

ハラとは『ポケットモンスター サン・ムーン』(以下SM)及び『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』(以下USUM)の登場人物である。


概要

アローラ地方メレメレじまのしまキングでハウの祖父。
リリィタウンに住んでおり、しまめぐりに挑む子供たちにパートナーとなるアローラ御三家ポケモンを渡している。
ちなみに彼の息子(ハウの父親)も実力者らしいが、現在は別地方に渡っているらしい。
名前のイントネーションは、アニメ版によると日本人の読み「原」と同じようである。

白髪頭で褐色肌、恰幅の良い糸目の老人。
髪を一部ちょんまげのように結っており、恰幅の良さも相まって相撲取りのようにも見える。
また、着ているアロハには相撲で使う軍配のような模様がプリントされている。

しまめぐり関係者きっての人格者で、「人やポケモンとの出会いがトレーナーの成長を促す」と考えている。
「~ですなwww」「~ですぞwww」といったロジカル語法口調で話し、子供である主人公にも丁寧な口調で接する。
陽気な性格であり、時々「しまキングはやるキング」といった自作の歌を口ずさんでいる。
だが大試練は常に全力で取り組んでおり、そのスタイルから「鬼のハラ」という異名を持っている。
本気の形相はかなり怖いらしく、幼い頃のハウは彼の本気の形相を見て大泣きしたという。
その時にハウが泣き止まなかったことが原因で、現在はハウにかなり甘く接しているらしい。

かくとうタイプの使い手でアローラでもトップクラスの実力者。
しまキングとしてのキャリアはかなり長く、かつてはククイ博士も彼に挑んだことがある。

アローラ相撲が趣味で、バトルをする前には気合を入れるために四股を踏む。
自宅には相撲の弟子が何人か同居しており、しまめぐりをする子供がいない年はカプ・コケコに奉納するためのアローラ相撲を行っている。

スカル団ボスのグズマは、以前はハラに師事していた。
しかし当時のグズマはとにかく相手を倒して屈服させることしか考えていなかったので、そのことに度々苦言を呈していた。
だがグズマには聞き入れてもらえず、ほどなくして自分の下を離れていってしまったという。


活躍

メレメレじまに引っ越してきた主人公にアローラ御三家ポケモン1匹を渡す。
主人公がハウと対戦した後で彼(彼女)が「かがやくいし」を持っていることに気づくと、それを1日預からせてほしいと頼む。
そして主人公のトレーナーとしての才能を認め、翌日開かれるゼンリョク祭りへの参加を薦めた。
翌日。主人公とハウが対戦した後で「かがやくいし」を加工した「Zリング」を主人公に渡し、しまめぐりに送り出した。

主人公がイリマの試練を終えると、リリィタウンで大試練を開始。主人公が勝利するとカクトウZと試練達成の証を授ける。
他にもライドギアもプレゼントし、自分のケンタロスに主人公がいつでも乗れるようにケンタロスを登録した。

ウルトラビーストが各地で出現した時には、カプ・コケコと共にウルトラビーストと戦う。
騒動が終結した後は新設されたポケモンリーグの四天王となり、挑戦者である主人公の壁として立ちはだかった。
主人公が殿堂入りした後はグズマを再度弟子に迎え入れており、彼とスカル団の面々を再起させることを誓っていた。

USUMでは彼の代わりにマーレインが四天王に就任。
ネクロズマ騒動の後でリリィタウンに行けば1回だけ本気の彼と戦うことができ、勝利すると持っていない御三家用Zクリスタル2個を貰える。


使用ポケモン



大試練っ! 始めい!!

●サン・ムーン

◇大試練
  • マンキー  ♂ Lv.14
  • マクノシタ ♂ Lv.14
  • マケンカニ ♂ Lv.15

◇ポケモンリーグ

◇ポケモンリーグ(殿堂入り後)
  • ハリテヤマ ♂ Lv.63
  • オコリザル ♂ Lv.63
  • キテルグマ ♂ Lv.63
  • ニョロボン ♂ Lv.63
  • ケケンカニ ♂ Lv.63

●ウルトラサン・ウルトラムーン

◇大試練
  • ワンリキー ♂ Lv.15
  • マクノシタ ♂ Lv.15
  • マケンカニ ♂ Lv.16

◇強化
  • ハリテヤマ ♂ Lv.63
  • カイリキー ♂ Lv.63
  • キテルグマ ♂ Lv.63
  • ニョロボン ♂ Lv.63
  • ケケンカニ ♂ Lv.63


かくとうタイプのポケモンを使うので、ひこうタイプエスパータイプフェアリータイプのわざが有効。
しかし、弱点を突いても一撃で倒せないこともあるので反撃に注意。
わざで攻撃力を上げてきたり急所を狙ってきたりするので、相性的に有利でも油断は禁物。
マケンカニが使うZワザ「全力無双激烈拳」は威力が高く危険。その後は「グロウパンチ」で攻撃力上昇を狙ってくる。
USUMの大試練で使用してくるワンリキーは「リベンジ」を覚えており、高火力でリベンジが飛んでくる可能性があるため要注意。
だがゴースを使えばこれらのわざを受けずに戦える。

四天王戦でもひこうタイプ・エスパータイプ・フェアリータイプのポケモンを使えばいいが、強化後は「ストーンエッジ」「しっぺがえし」「どくづき」など弱点対策はしっかり取っているうえにどのわざも攻撃力が高いので、思わぬ反撃で手痛いダメージを受けることもある。


他作品での活躍


第14章に登場。
原作同様豪快かつ礼儀正しい性格で、島民からも慕われている。
グズマのことは彼が幼い頃から知っており、彼に経験を積ませるために別地方の練習試合に参加させたことがある。

カプたちが何かに怒っている事に気づき、ライチクチナシを招集。
そこでの議論により、しまめぐり*1になぞらえた、顔見知りでない者によってカプにきのみを捧げる旅を実施することになった。
ハラはその挑戦者を決めるべく、ゼンリョク祭りでゼンリョクバトルトーナメントを開催。
祭りでは司会進行と審判を担当。優勝したサンにしまめぐりのあかしを渡してアーカラじまへと送り込んだ。
なお伝統を重んじている反面、無償奉仕を嫌がったサンに対して報酬(しかもかなりの額のもの)を約束しており、体型の通り太っ腹でもあるようだ。

この後、ハプウをしまクイーンに推薦した直後にウルトラビーストの奇襲に遭う。
その際には自分の島を守るために囮役を買って出ていた。

事態が急転し、ポニ島がUBに占拠された際には他のしまキング・クイーンと共にキャプテンに特訓を行った。しかし、孫であるハウには特訓への参加を認めなかった。
だがキャプテンへの特訓が終わったあと、ハウがZリングを持っていることを知ると、彼に特訓を行うべくエンドケイブへと向かう。
特訓の後はハウの口からグズマの「オレさまはおまえの失敗作じゃねえ!」という言葉の真意を知り、アローラの風習に凝り固まっていた自分よりも、ハウやグズマのような人間がしまキングにふさわしいのかもしれないと呟いた。
その後は他のしまめぐり関係者が向かったラナキラマウンテンに行こうとしたが、その途中でカプ・レヒレマッシブーンが現れたため、ハウと共にカプ・レヒレの援護を行った。

  • アニメ


サン&ムーン編に登場。
原作と変わったところは特にないが、ゼンリョクポーズをする際などには目を見開く。
ククイ博士のことは「クー坊」と呼んでいる。
肉体派であることが強調されており、アクシデントによりケンタロスが丸太を道路にばらまいてしまった際には、カイリキーたちが到着するまでの間ハリテヤマと一緒に丸太を片付けている。しかも全然疲れを見せていなかった。
だが寒さには弱く、薄着で雪山に行った結果、ククイやカキと一緒に風邪をひいてしまっていた。

サトシがしまめぐりに挑戦しようとすると、ラッタたちの食い荒らしをバトル以外の方法で解決せよという課題を与える。
その後は原作のイリマの試練に相当するノーマルタイプの試練を与えていた。

カプ・コケコがサトシにZリングを与えたことや、ぬしポケモンのデカグースが進んで彼にノーマルZを渡したことで、サトシに素質があることを見抜き興味を示す。
その後はサトシと大試練を行うが、試練を終えてサトシにカクトウZを渡そうとした時にカプ・コケコがデンキZとすり替えてしまったので、そのままサトシにデンキZを渡した。


余談

名前の由来は亜熱帯の植物「タコノキ」のハワイ名「Hala」。
花言葉は「強がり」「集い」。






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最終更新:2023年10月03日 12:02

*1 ポケスペではかなり長い間挑戦者がおらず、廃れかけた風習となっていた