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アシレーヌ

登録日:2016/11/30 Wed 17:40:34
更新日:2026/08/14 Fri 22:32:03
所要時間:約 6 分で読めます


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728 729 730 SM Zワザ ※オスもいます ♂7:♀1 うたかたのアリア みず わだつみのシンフォニア アイドル アシカ アシマリ アシレーヌ アローラ御三家 イア オシャマリ キュアマーメイド ククイ博士 サン・ムーン スイレン ソリスト タマミツネ タロ ハウ ハウのアシマリは♀←USUM限定 フェアリー ポケットモンスター ポケモン ポケモン最終進化形 ポケモン解説項目 人魚 人魚姫 元気玉 初音ミクコラボ 図鑑所有者の手持ちではない御三家 害悪キラー 御三家 性癖クラッシャー 愛河里花子 最強のテラレイドバトル 歌姫 清水理沙 第七世代 第七世代(ポケモン) 萌えポケ 西村ちなみ 誓いパ 鈍足 音技



アシレーヌにとって戦いはステージ。華麗に歌って舞い踊り獲物を仕留める。

アシレーヌとは『ポケットモンスター サン・ムーン』に登場する御三家ポケモンの1体。


■もくじ

■データ


アシレーヌ

アローラ図鑑No.009/メレメレ図鑑No.009/全国図鑑No.730
分類:ソリストポケモン
英語名:Primarina
高さ:1.8m
重さ:44.0kg
タマゴグループ:水中1/陸上
性別比率:♂87.5♀12.5

タイプ:みずフェアリー
特性げきりゅう(HPが1/3以下の時、みずタイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:うるおいボイス(音技を使用する時、みずタイプ扱いになる)

HP:80
攻撃:74
防御:74
特攻:126
特防:116
素早さ:60
合計:530

努力値:特攻+3

進化:アシマリ⇒オシャマリ(Lv.17)⇒アシレーヌ(Lv.34)

オシャマリ

アローラ図鑑No.008/メレメレ図鑑No.008/全国図鑑No.729
分類:アイドルポケモン
英語名:Brionne
高さ:0.6m
重さ:17.5kg

タイプ:みず

アシマリ

アローラ図鑑No.007/メレメレ図鑑No.007/全国図鑑No.728
分類:あしかポケモン
英語名:Popplio
高さ:0.4m
重さ:7.5kg

タイプ:みず


■概要


『サン・ムーン』のみずタイプ御三家である、アシマリの最終進化形態。
アシカ人魚を足して2で割ったような姿をしており、水色の長い髪を泡の髪留めでまとめ、ヒトデのような髪飾りをつけた可憐なルックス。
その風貌から、『Go!プリンセスプリキュア』のキュアマーメイドに似ているともっぱらの評判。アニポケの中の人はこっちのプリキュアだが
同じ鰭脚類モチーフの御三家であり、鎧武者という男らしいデザインとなったダイケンキとは対照的なデザインであると言える。

名前の由来はアシカ+シレーヌ(セイレーン)であろう。
その他にも鰭脚類つながりで、ケルトの民間伝承に登場するアザラシの妖精、セルキーのイメージもあると思われる。
(セルキー伝説については『フィオナの海』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』などの作品が詳しい)
英語名もPrimarinaであり、やはり日本語とほぼ同じニュアンスで海の歌姫のイメージから名付けられている。

モチーフ通り歌を得意としており、「歌姫」「大海原のシンガー」の異名を持つ。
水のバルーンを歌声で操る力を持ち、月明かりを反射してきらめくバルーンは、幻想的なステージのように美しいと評される。
また、その歌やバルーンの動きは様々なバリエーションがあり、群れごとに異なるという。
その戦法は割れないバルーンを使ってジャンプして相手を翻弄し、破裂するバルーンで連鎖爆発を起こして攻撃するというトリッキーなもの。
ゆえに、喉の調子を悪くすることは死活問題であり、乾燥地帯や連戦での酷使は禁物とされるデリケートな一面も。アニポケでも「じごくづき」で喉を潰されて苦しむ様子が描かれている。
サーナイトニンフィアなどの「ハイパーボイス」使いが見たら何を思うであろうか……

色違いは金髪に胴体の色が濃くなる。さらにフリルの色が薄いピンクに。
これもまた美しい。

ポケリフレでの喜びポイントは頭部のフリル。嫌がりポイントは手。
パルレ開始時の左手を添えて微笑みながらお辞儀する姿がかわいらしい。


■ゲームでのアシレーヌ


御三家なので、ゲーム開始時から使用できる。

専用技はみずタイプの一致技「うたかたのアリア」。
威力90・命中100の全体攻撃技で一見「なみのり」と同じような性能だが、こちらの方がPPが少ない上相手のやけどを治してしまうという奇妙なデメリットを持つ。
が、この技は威力倍加の効果こそないものの音技に当たるため、みがわり」を無視できるというメリットがある。
うたかたとは泡のことであり、実際の技エフェクトでも弾ける水泡が美しい音を奏でている。更に専用の攻撃モーションがあり、使用時には後ろ足で立ち上がり、髪がほどける。
ガオガエンの「DDラリアット」と共に、明らかに異彩を放っている技名である。
アシレーヌZ」を持たせると、威力195の単体技「わだつみのシンフォニア」に変化。
使用時は元技と同様に髪がほどけるだけでなく、発動直前に咳払いをしたり、決めた後にはおじぎをするという、かなり凝った仕草を見せてくれる。かわいい。
ただしZ技である都合、音技ではなくなる上に単体攻撃技になってしまう点は注意。みず技であるため、「げきりゅう」発動時の対象技ではある。
なお専用技・専用Zワザ共に同期のジュナイパー、ガオガエンより少し威力が高い。

シナリオ攻略の面ではみずタイプの御三家らしく安定した使いやすさを持つ。
最終進化でみず・フェアリーとなるため、一致技を両方半減する相手は少ない上、弱点3・耐性7という攻守共に優秀なタイプとなる。
ただレベルアップで覚える技が少々貧弱。特にオシャマリLv24で覚える「バブルこうせん」まで、「みずでっぽう」と「チャームボイス」で頑張る必要がある。
優秀なフェアリー技である「ムーンフォース」がアシレーヌLv44まで覚えられないのも少々痛手。
幸いわざマシンでいくらかカバーする事が可能で、SMではLv20前後の頃に「ねっとう」がせせらぎの丘で拾え、かくとうどくに強い「サイコキネシス」エーテルパラダイスで貰える(ただしアシレーヌに進化しないと覚えられない)。
尚USUMでは「ねっとう」の入手が大幅に遅くなったせいでアシレーヌに進化するまで「バブルこうせん」で頑張る必要がある。

ただトレーナー次第ではアシマリでシナリオを攻略する際に最難関となるのは性別厳選だろう。
アシレーヌは見ての通り非常に女性的なルックス。前作、前々作の御三家であるマフォクシージャローダよりも更に女性的である。
なのでメスで欲しくなるが、御三家ポケモンの性別比率はオス:87.5% / メス:12.5%となっている。
そのため、メスが欲しい人は何度もリセマラすることになりかねないのだが、困ったことに『サン・ムーン』ではこのイベント前後の拘束時間が非常に長い。(USUMでは多少短くなった)
性別はもちろん、性格まで厳選したい人はかなりの覚悟が必要である。
(それらを気にしなければ実際の最難関は一致弱点を突いてくるマオマーマネの試練あたりか)

USUMではレベルアップで「こごえるかぜ」を習得するようになった。
こおりタイプは苦手なくさタイプに抜群と相性補完は良く、追加効果の素早さ確定ダウンもぬしポケモンの弱体化させたりと何かと役立つ。
通りが良いかは別として
一方で教え技は有用な技が乏しい。

また同期2匹と同様、ポケモンバンクで隠れ特性持ちが配布された。

ハウのアシレーヌ系

『SM』『USUM』で主人公がモクローを選んだ場合、ハウがパートナーとして選ぶ御三家。性別は『SM』は♂だが、『USUM』は女性的なアシレーヌに配慮して♀に変更された。
尚、現時点では原作ゲーム版で男の子ライバルが♀の御三家を使うのは、ハウがUSUMでアシマリを選んだ場合のみ。ちなみにハウのモクローとニャビーは♂である。

ハウのアシマリは歴代ライバル同様(ホップネモ除く)、御三家が「ハウの最初の手持ち、パートナー、エース」のポジションであり、『SM』では普通の扱いだが、『USUM』では連れ歩きがあるピカブイの販促と、ピカブイではピカチュウとイーブイが主役ポケモンだけど、彼らは一般ポケモンであり本来の主人公は御三家である事を強調する事と、ハウの扱いが強化された為か、ハウの御三家をハウのパートナーとして扱いと関係を強化し、ハウのストーリーに深く関わっている。
ハウは『SM』の時は2回目のバトル時しかアシマリを連れ歩かなかったが、『USUM』ではほぼボールから出して連れ歩いており、3回~5回目のバトルは、アシマリをボールにいれず、直接出している。

彼女とハウが初めて出会った場所は1番道路であり、マイペースでバトルを楽しむ事を重視するハウと異なり、好戦的で「勝ちたい、強くなりたい、進化したい」と愛らしく、進化後は女性的になる外見とは裏腹な戦闘狂な乙女であり、その為勝ちに拘らないハウに反抗した事もあったが、最終的にはすれ違いも解消されて、アニポケのサトシピカチュウのような強くて深い絆で結ばれるようになる。
当初はアシマリだったが、メレメレ島のハラとの大試練後はオシャマリに進化し、エーテルパラダイス内でアシレーヌに進化した。殿堂入り後は、ハウの故郷であるリリィタウンで、ハウと仲良く佇んでいる光景を見る事が出来る。ハウ同様、マラサダが大好き。


ちなみに『SM』に限ったバグだが、エーテルパラダイス内でのハウとのタッグバトルの際、ハウのアシレーヌがプレイヤーのポケモンに「わだつみのシンフォニア」をぶつけてくることがある
おそらく元技の「うたかたのアリア」が全体攻撃技のため味方を標的として発動する→それがZワザになることで単体技になる→Zワザが味方にだけ突き刺さるという処理でこのような事態が起きると思われる。
ハウはモクローに何か恨みでもあるのだろうか。『USUM』ではちゃんと修正された。


剣盾でのアシレーヌ系

途中から参戦し、ディグダ集めの報酬でゲットできる(ただし、メッソンを最初のパートナーに選んだ場合)。その後、SVではジュナイパーに遅れて参戦。そして、フェアリータイプのエキスパートのポケモンの一体となっている。

レンタルポケモン

【USUM】
型1:しんぴのしずく:のうてんきHD:バブルこうせん/エナジーボール/シャドーボール/アクアリング
型2:ノーマルZ:おっとりHBD:チャームボイス/ハイパーボイス/うたう/なきごえ
型3:ビアーのみ:ひかえめHC:ハイドロポンプ/ムーンフォース/サイコキネシス/つぶらなひとみ
型4:ミズZ:ひかえめHC:うたかたのアリア/アクアジェット/マジカルシャイン/ふぶき

型1はフェアリー技こそ持たないが、特殊アタッカー型としてはそこそこ良い線を言っている。一致技の「バブルこうせん」は威力はそれほどでもないがたまに相手の素早さを落とせれる。「エナジーボール」は相手のみずタイプに有効打を与えられる。「アクアリング」による回復も可能。
型2は特性が「うるおいボイス」なら「ハイパーボイス」が一致技になる。また音技で統一されているので相手の「みがわり」の使い手には滅法強い。型3は「ビアーのみ」で相手からのどく技を一度半減させ、そこから「サイコキネシス」で返り討ちに出来る特殊アタッカー型。
型4は「ミズZ」を持ったフルアタ型で、「スーパーアクアトルネード」はやはり強力である。

因みにアローラ御三家の専用Zクリスタルを持った型はどの御三家も一体もいない。アシレーヌの型4なんかはそれこそ「アシレーヌZ」を持たせてもいいのでは…。

■対戦でのアシレーヌ


メガシンカを除けば歴代御三家トップの特攻を誇る特殊アタッカー。
さらにみずタイプ全体で見ても、伝説メガシンカを除けば「むれたすがた」のヨワシに次ぐレベル。
それ以外のステータスは特防が高く一致抜群でもかなり耐えたりするが、物理耐久や素早さはやや低め。
早い話、同じ御三家のエンペルトの物理系ステータスを削って特殊方面に回した配分。
同タイプのマリルリは物理アタッカー、カプ・レヒレは高耐久と、上手いこと住み分けている。

みずタイプとフェアリータイプはそれぞれ単独でも優秀な耐性を持っているが、それらが組み合わさり
弱点3半減6無効1と非常に優秀な耐性を獲得している。

さらにポケモンにおいて自身と同じタイプと一致する技は威力が1.5倍に強化される。
アシレーヌの場合みず+フェアリーだが、この組み合わせは一貫性がかなり高め。

一般的な環境であればみず+フェアリーの両方を半減以下に抑えられるのは、
フシギバナなどの草毒、ナットレイなどの草鋼、ドヒドイデなどの水毒タイプ、エンペルトの水鋼タイプ程度しか存在しない。
特性を含めればドオー ヌケニン なども該当するが、そういった存在は希少。

よって優秀な耐性にメインとなるタイプ一致技の通りの良さから、攻防共に優秀なタイプの組み合わせとなっている。

高い特攻から一貫性の高い一致技を撃てるため「こだわりメガネ」との相性がいい。
肝心の一致技も「うたかたのアリア」「なみのり」「ハイドロポンプ」「ムーンフォース」「マジカルシャイン」「ドレインキッス」などしっかり揃っている。
ちなみに特攻に特化した「ハイドロポンプ」でH252D4のクレセリアやシールドフォルムギルガルドしんかのきせきポリゴン2さえ確2に持ち込める。

最大の特徴は、「うたかたのアリア」がみずタイプの音技であること。
今までの音技はノーマルむし、スキン補正でもこおりひこう、フェアリーと悉くはがねに半減される致命的な問題を抱えていた。*1
(新登場した音技は他にもジャラランガ専用技の「スケイルノイズ」があるが、ドラゴンタイプであるため、やはりはがねに半減される)
この技の登場により、ヒードランクレッフィといったはがねの害悪戦法使いにまともなダメージを入れられるようになったのだ。ナットレイ?知らんな

なお「うたかたのアリア」は相手のやけど状態を回復させる追加効果を持つ。
所持者をやけどにするアイテムの火炎玉+状態異常時に火力を上げる特性の「こんじょう」を持ったガチグマに有利といったメリットはわずかながら存在するが、
基本的にデメリットであるため、パーティに相手をやけど状態にする技を持つポケモンが居る際は注意したい。

サブウェポンにも恵まれ「れいとうビーム」や「サイコキネシス」に「サイコノイズ」、「シャドーボール」に「エナジーボール」と一通り揃っている。
とはいえ入れたい変化技や便利な技も揃っているため、ほぼこだわり系やチョッキ型専用に近いか。

変化技も非常に面白いものが揃っている。

相手に相手が使用した技を強制して連続で使用させて隙を作る「アンコール」
自身の高い特攻と特防を1段階上昇させる積み技の「めいそう」、お互いの能力変化を全てリセットする「くろいきり」
交代すればリセットされてしまうが、使用後にお互いのポケモン3ターン後にひんしになる「ほろびのうた」
相手の攻撃力を2段階下げる事で低い物理耐久を補える「あまえる」、同じく相手の攻撃力を先制で一段階下げる「つぶらなひとみ」

などなかなか良質。

威力は控え目だが先制技の「アクアジェット」で鈍足もある程度カバー可能。
これのおかげで、タスキガブリアスマンムーにもタイマンで勝てる。
ポケモン剣盾ではダメージを与えつつ交代できる「クイックターン」を習得し更に小回りが良くなった。

優秀な耐性・高めの火力・一貫性の高い一致技・優秀な変化技・先制技と交代技を完備と
タイマンでの殴り合いにも交代を繰り返すサイクル戦にも適性が高い絶妙な性能に仕上がっている。

弱点としてはやはり素の物理耐久が微妙な点、相手によっては半減でも上から押し切られかねない。
役割を持ちたい相手の多くが物理型なのを考えると、耐久調整をしておくと使いやすいかもしれない。
実際、物理耐久に厚めに振って「オボンのみ」を持たせ、役割を遂行しやすくした型も存在する。

また、素早さ種族値も同じラインにギルガルドやポリゴン2など、さらにその一つ上にはバンギラステッカグヤと何気に激戦区だったりするので調整必須。
S20振りで4振りバンギやカグヤを抜け、28以上振っておけば同じ程度のSラインの相手をだいたい抜けるくらいになる。
このように、アシレーヌは細かい調整が非常に熱いポケモンでもあるのだ。

他にも、ポイズンヒールとみがまもによるループ戦法で有名なグライオンにも抜群を入れられる。
「アンコール」で変化技を縛れたり、「ほろびのうた」で居座る相手を流せることもあり、アシレーヌは害悪キラーとしての素質を高く備えていることになる
隠れ特性のうるおいボイスなら「サイコノイズ」でグライオンを弱点を突きつつ機能停止させることも可能。
また、味方に「ちょすい」や「よびみず」以外にも「ぼうおん」持ちを据えることで巻き込まなくなるので、「なみのり」よりダブル適正があると言える。

ちなみにZワザ化した「わだつみのシンフォニア」はC特化かつ特性込みだと、前述のギルガルドを確1、ポリゴン2を高乱数1発(75%)で倒す恐るべき火力を発揮する。
特性を発動させやすい絶妙な耐久からの「わだつみのシンフォニア」はシンプルながら非常に強力であり、PGLの持ち物ランキングでも「アシレーヌZ」が一位。
*2

ダブルでは、御三家最高の特攻とその遅さから誓いパのアタッカー役として最有力。
「くさのちかい」と「みずのちかい」を合わせると攻撃は「くさのちかい」として扱われるものの、どのポケモンが攻撃役になろうとタイプ一致として扱われるため、
C特化メガネグラスフィールド込みで、天敵のカプ・ブルルさえ耐久に振ってなければ余裕で落とせてしまう
さらに湿原状態が発動することにより4ターンの間相手の素早さが1/4になるため、鈍足さもカバーできて一石二鳥である。
相方としては、素早さの高いジュカインやジャローダとよく組まされる。
前者はメガシンカ型だと「ひらいしん」ででんきを代わりに受けることができ、後者だと壁張りや蛇睨みのサポートができる。

通常特性はHPが1/3以下の時にみず技の威力が1.5倍となる「げきりゅう」
4倍弱点もなく絶妙に倒しにくいことから活かせる機会は意外と多い。特殊な戦法を用いない限りはこちらを選択するのが無難だろう。
割り切って特攻と素早さに降り「きあいのタスキ」を持たせる型も存在する。

隠れ特性「うるおいボイス」は自身の使う音技を全てみずタイプにするというもので、「ハイパーボイス」や「りんしょう」等を一致みず技として使える唯一の存在となる。
「うたかたのアリア」で相手のやけどが治るデメリットを避けたい場合に「ハイパーボイス」で代用できるようになるが、そのためだけに「げきりゅう」を捨てるかは微妙。

ただし、「ハイパーボイス」はダブルでは味方を巻き込まない相手全体への攻撃となる。
「なみのり」では味方を巻き込んでしまうため、ダブルバトルでの全体攻撃が欲しい場合に「うるおいボイス」を採用することとなる。

また「りんしょう」は単体攻撃なので余計な相手を巻き込む心配がなく、技の仕様上「みずのちかい」と同じく鈍足高火力な種族値を活かすこともできる。
とはいえ「ちょすい」「よびみず」「かんそうはだ」持ちには注意。

また、「ほろびのうた」もみずタイプに変換されるため、隣に「よびみず」持ちを据える事でデメリットを無視しつつ強化できるので、滅びパの新たな戦略の開拓が期待されている。
これらの理由から、この特性は実質ダブル専用と言えるだろう。
実際、USUMダブルバトルでは「うるおいボイス」+「ハイパーボイス」と「マジカルシャイン」を軸としたひかえめ眼鏡アタッカーとして一定数使われ、使用率が40位台のシーズンも少なくなく、一時期は30位台後半まで浮上したシーズンもあった。相方は「いかく」獲得後にダブルの絶対的なサポーターであるガオガエンで、アローラ御三家同士の共演であった。

ただ、環境トップメタのカプ・コケコに圧倒的不利なことを考えると、相性補完にはでんき無効のポケモンが欲しい所。
ガブリアスやマンムー、「ひらいしん」のアローラガラガラなどを据えればでんきの一貫性を切ることができる。
他の補完要員には攻撃面ではメガボーマンダ、苦手タイプを幅広くカバーできるジバコイルナットレイあたりが優れている。
そんな中、最近は「特性と専用Z技のシナジーを警戒して上から一致技で叩く」セオリーを逆手に取ったCS振りタスキ型というのも現れた。
これにより、中速ポケモンにも先手が狙える上、本来苦手なでんきなどへの居座りが可能になり、特性込みアリア+アクアジェットで返り討ちにできるのだ。
さらに性格もあえて「おっとり」にすることで、特性を発動させやすくなる。

なお、発端がアシレーヌの技であるためここに記載するが、YouTubeでは専用技の演出が著作物として見做しており、アップロードされた動画に含まれている場合、著作権侵害として認識され、動画がブロックされて再生できなくなる。
無許可配信であり著作権的に真っ黒だから、という理由ではなく、演出の長さから、公式動画と比較したときに一致する部分が多くなり、自動判定に引っかかるというだけである。
すなわち、公式動画で紹介されている他の専用技の演出も同時にこの判定にひっかかってしまう。
ゲーム配信は法的にグレーであるが、権利者の出している配信ガイドラインを遵守している限りは権利者が削除を要請することはないため、この動画ブロックも意図して行われているものではない。

剣盾では、ポケモンHOMEのリリースと同時に他のアローラ御三家と共にガラル地方に連れていけるようになった。
ランクバトルではシリーズ3から使用可能に。
仕様変更により、最大の強みだった専用Zワザは今作では使えないが、強力な積み技「めいそう」を新たに習得できるようになった。
冠の雪原でカプ・レヒレが登場するまでの間ベスト30に常駐した実力の持ち主。シリーズ6の上位禁止環境では使用率2位を記録したシーズンもあるほど。やはり、みず/フェアリーという複合タイプは侮れない。
カプ・レヒレが解禁されてからも、非力なあちらと異なり特攻の種族値に優れるため独特の需要を保ち続けている。

SVではカプ・レヒレの不在やカイリュー・四災やコライドンに強い(ただ、天候を晴れにされる点には注意)こともあり、フェアリータイプの層がハバタクカミザシアンくらいしかいない中でも活躍している。
特筆すべきは新技「サイコノイズ」を習得したこと。本来この技はエスパータイプだが、特性によってみず技として使用できる個性を持つようになったのである。
このため、あくタイプの耐久型にもこの技を使用できる点は明確な強みと言える。そんなことするなら「ムーンフォース」でやっつけろって話だが、「ムーンフォース」一発で仕留め損ねることがあるのが、ポケモンバトルの醍醐味である。

特にこの技でどくどくゾンビことグライオンを確実に機能停止に追い込めるため、そういった面でも採用の余地はあるだろう*3

初登場のレギュレーションFではウーラオスやハバタクカミに対して受け対応ができたため使用率トップ30を誇っていたが、
禁止伝説まで解禁されたレギュレーションGでは一転ゴリ押しに突破されてしまうため使用率をさげてしまう。
  • 素早さと一定の耐久があり高火力のでんき技を操るバイオレットの看板ミライドン
  • これの対策として注目された、ハドロンエンジン(エレキフィールド)を打ち消すグラスフィールドを張り、おまけにくさ物理先制技を持つゴリランダー
  • アシレーヌが苦手とする晴れで強化される先制でんき技持ちのタケルライコ
と苦手なポケモンが増えてしまったため。
伝説のポケモンが居ないようなデフレ環境では十二分な耐久力であったが、インフレ環境下では流石に厳しいものがある。
フェアリータイプとしてはハバタクカミやザシアンとの競合も見逃せなかった。

裏を返せば、彼女たちが不在のルールでは強いということであり、禁伝が居ないレギュレーションHは予想通り使用率もあげトップ10まで上り詰めている。

Pokémon Championsにも初期から内定している。
全体的にデフレ気味な最初のシーズンであるM-1ではなんとシングル使用率2位を達成している。


■アニメでのアシレーヌ族


アシマリ

スイレンの手持ちとしてサン&ムーン1話から登場している。
CV:愛河里花子
鼻からバルーンを出すのが得意。
後に試練を経てZワザ「スーパーアクアトルネード」を使えるようになった。

オシャマリ

40話で登場した海の民の一人イア(CV.釘宮理恵)の手持ちとして初登場(CV:西村ちなみ)。
ただし、106話での再登場時にはアシレーヌに進化した状態で登場している。
また、スイレンのアシマリも106話でオシャマリ(CV:清水理沙)に進化している。
ちなみに、進化当初スイレンはそのままアシマリと呼んでおり、次話からオシャマリと呼ぶようになった。

アシレーヌ

前述の通り海の民のゲストキャラクター、イアが106話での再登場時に手持ちとして所持。
また、スイレンのオシャマリも120話で進化している(CV:清水理沙)。&123話でZワザ「わだつみのシンフォニア」を成功させたのでいつの間にか「うたかたのアリア」を習得した。130話でアローラリーグ本戦1回戦ではマオとの親友対決となり、アマージョの対策としてこごえるかぜを覚えた。
しかし、2戦目ではグズマのグソクムシャに「じごくづき」で喉を潰され、「どくづき」で毒状態にされ、必殺技の「うたかたのアリア」も「アクアブレイク」で切り裂かれるなど、絵に描いた地獄絵図の末、破れている。
ただし、実は63話のモブこそが初登場。


■余談

このように外見・戦闘の両面でプレイヤーをメロメロにしているアシレーヌだが、同期のアローラ御三家と比べると派生・外部出演にはイマイチ恵まれていない。
ガオガエン大乱闘スマッシュブラザーズに参戦。
ジュナイパー:ヒスイ地方でリージョンフォームを獲得し、最強のテラレイドバトルで大々的にピックアップされつつパルデア地方にリージョン種として先行登場。
こう見ると登場作品が少ないアシレーヌのみ取り残されている感が否めないのが残念なところ。今後、何らかの形でピックアップされることに期待しよう。
もっともジュナイパーは本編での対戦成績で同期に水を開けられ、ガオガエンも公開当時はデザインの否定意見が目立っていた。2種のファンにとっては派生の形で注目が出ることは救いになったであろうことは付記しておく。


追記・修正は、喉のメンテナンスを欠かさないようにしてからお願いします。

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最終更新:2026年08月14日 22:32

*1 例外はあくタイプのバークアウトだが、あちらは実質補助技と言うべき性能である

*2 実際の威力はZワザ化した「ハイドロカノン」に僅差で負けているが、元技の汎用性は言うまでもなく段違いである

*3 ただし、グライオンは「じごくづき」を覚える上に「どくどく」も強いため、返り討ちに遭うことがあるのはご愛嬌。向こうのあくテラスの採用率も微妙なためそこまでする必要があるのかというと……。