魔妖(遊戯王OCG)

登録日:2020/01/26 (日) 01:35:39
更新日:2020/02/09 Sun 11:34:53
所要時間:約 13 分で読めます




嗚呼、忌わしや。我ら幽世の焔が小賢しき灯火を滅する時ぞ…。


「魔妖(まやかし)」とは遊戯王オフィシャルカードゲームに存在するテーマの一つである。
ヒドゥン・サモナーズにて登場・カテゴリ化。

内容はアンデット族のシンクロモンスターを擁するビートダウンで、往年の【シンクロアンデット】を髣髴とさせる連続シンクロ召喚が得意技。
自己再生能力を持ったチューナーとシンクロモンスターを素材に次なるシンクロを呼んで、最後にはリンク召喚する、という流れが基本となる。
チューナーのレベルは2、それ以外のメイン側モンスターは奇数レベルを持つ。

まず、2体のチューナーは以下の共通効果を持つ。

(1):「(同名カード)」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、(特定の発動条件)に発動できる。このカードを特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

これを利用し、次なるシンクロへ繋げていくのが基本。
ただしカテゴリ名縛りの召喚制限が付随するため、他のカテゴリと併用する場合はワンテンポ遅れるのが欠点。

次に、メイン側のモンスターは以下の共通効果を持つ。

このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):(固有効果)
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

共通テキストの方はカテゴリ名縛りの召喚制限となる。

餓者髑髏以外のシンクロモンスターの共通効果は以下の通り。

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「(同名カード)」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、元々のレベルが(自身のレベル+2)の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。(固有効果)

フィールドにいるだけでは単なるバニラであり、連続シンクロで蘇生制限をクリアしながら墓地へ送り、そしてそいつらの破壊をトリガーにレベルの高い順によみがえっていく、という構築になっている。


バックストーリーでは夜の闇に潜むアヤカシの集団であり、日の光のもとでは真の力が発揮できず人の姿になってしまうという。
そのため日光を消し去るべく暗躍していたが、魔妖に対抗するため結成された武術流派の集合体「不知火流」に敗れて力を大きく削られ、長らくまともな活動ができずにいたとのこと。


所属カード

下級モンスター・チューナー


  • 麗の魔妖-妲姫
チューナー・効果モンスター
星2/炎属性/アンデット族/攻1000/守 0
(1):「麗の魔妖-妲姫」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
「魔妖」モンスターがEXデッキから自分フィールドに特殊召喚された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

だっき。魔妖デッキのキーカードにして中核にして必須カードであり、彼女を欠けば魔妖デッキは全く機能しない。
EXデッキからの魔妖の出現をトリガーに自己再生する過労死要員であり、彼女と他の魔妖とのシンクロで次のモンスターを呼ぶのが基本の動き方となる。
ちなみに妲己は殷王朝最後の妃で、一応史実の人物とされるが実在性が疑問視されている。「封神演義」では九尾の狐とされている。イラストはこちらの伝説の方が元ネタ。

  • 毒の魔妖-束脛
チューナー・効果モンスター
星2/地属性/アンデット族/攻 0/守2000
(1):「毒の魔妖-束脛」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、「毒の魔妖-束脛」以外の
自分の「魔妖」モンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

つかはぎ。チューナーその2で、こちらは同名以外の魔妖の破壊をトリガーに自己再生する。
妲姫が自分のターンで動くカードならこちらは相手ターンに動くカードで、魔妖シンクロの破壊による後続の自己再生と合わせてフィールドに出ることになる。
モチーフになったのは「八束脛」。「脛の長さが拳8つ分もある異形の化け物」という意味だが、これは古代日本において大和朝廷に従わず討伐された異民族「土蜘蛛」の異称でもある。
能の演目の一つである「土蜘蛛」では征伐された異民族土蜘蛛の怨念が蜘蛛の怪異と化したという設定で登場しており蜘蛛の妖怪として扱われることも多いが、元は単に「異常に足の長い異形の異民族」という意味でしかない。
そのためか古代日本の地方豪族を彷彿とさせる服装で、手には投げ縄を持っている。投げ縄を持っているのは前述の能「土蜘蛛」で僧に化けて現れ源頼光を投げ縄で捕らえようとした事に由来すると思われる。


下級モンスター


  • 翼の魔妖-波旬
効果モンスター
星1/風属性/アンデット族/攻 600/守 400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「翼の魔妖-波旬」以外の「魔妖」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

はじゅん。妲姫がエンジンならこっちはスターター。
召喚・特殊召喚のどっちにも対応した魔妖のリクルーターであり、妲姫を呼んで来ればそれだけで連続シンクロの準備が整う。
レベル1なのでワン・フォー・ワンにも対応しているのが大きい。
ちなみにコイツとは元ネタを同じくしており、こっちは山伏の姿をしている。

  • 氷の魔妖-雪娘
効果モンスター
星1/水属性/アンデット族/攻 0/守1900
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分フィールドに「氷の魔妖-雪娘」以外の「魔妖」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

ゆきむすめ。「こおり」ではなく「つらら」。
スターターその2で、魔妖の存在を条件とする自己SSと墓地肥やしを同時に行える。
妲姫を通常召喚した場合にはこちらを出せば準備が整う。なお、レベル1なので波旬同様ワン・フォー・ワンに対応している。
ちなみに後述の雪女の仮の姿であり、魔妖全体のリーダー格/黒幕的なポジションの模様。

  • 轍の魔妖-俥夫
効果モンスター
星3/地属性/アンデット族/攻1200/守 400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
「轍の魔妖-俥夫」以外の自分の墓地の「魔妖」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

しゃふ。こちらは蘇生効果がある。
波旬と違って妨害に引っかかりやすいのと下準備が必要な難点はあるものの、優秀なカードである。
注目すべきはシンクロを釣り上げられることだが、守備表示であるため自爆特攻は難しい。なので、波旬の効果で呼んだ時にボードアドを取れるカードである点を生かしたい。
妲姫が墓地にいればそちらを蘇生、このカードと共に氷の方の雪女をリンク召喚すれば妲姫が自己再生し、波旬と共にシンクロ出来るのでシンクロ+雪女の布陣を組める。ただ、読まれやすいので妨害に注意。
文字通り車夫のモンスターで、人力車を引いている。

上級モンスター


  • 骸の魔妖-夜叉
効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の「魔妖」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
やしゃ。筋骨隆々の破戒僧。
手札の魔妖をコストとした自己特殊召喚効果を持ち、腐りにくい。
が、コストを選ばないTHE トリッキーに汎用性で完全に負けており、魔妖デッキであっても採用するのはピン差しが限度。
他の魔妖は単独でシンクロに繋げられるのも苦しいところ。
ちなみに後述の餓者髑髏の変異前と思われるが、名前の元ネタと目される滝夜叉姫に対してこのモンスターは男である。


シンクロモンスター

いずれも縛りはなく、効果はカテゴリと関係ないので、出張も一応可能。

  • 轍の魔妖-朧車
シンクロ・効果モンスター
星3/地属性/アンデット族/攻 800/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「轍の魔妖-朧車」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
元々のレベルが5の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されない。

おぼろぐるま。俥夫の変異体、というかあちらが引いていた車が本性を現した姿。
低レベルシンクロであるため戦闘力は低く、蘇生効果は自軍への戦闘破壊耐性付与。
自分のターンではあんまり意味がないのと、自己再生条件とのかみ合いがよろしくないことを踏まえ、蘇生カードで相手のターンに蘇らせるのが鉄板だろう。
なお、テキストの関係で後から出て来たモンスターも耐性を得られる。

  • 毒の魔妖-土蜘蛛
シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/アンデット族/攻2000/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「毒の魔妖-土蜘蛛」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
元々のレベルが7の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
お互いのデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

つちぐも。束脛の本性で、鎧武者とアラクネーを足して二で割ったようなクモの怪物。
蘇生効果は墓地肥やしで、アンデットを落とせれば魔妖の自己再生コストを稼げる。

  • 翼の魔妖-天狗
シンクロ・効果モンスター
星7/風属性/アンデット族/攻2600/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「翼の魔妖-天狗」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
元々のレベルが9の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。

てんぐ。波旬の本性。
蘇生効果は対象を取らないサイクロンで、フリーチェーンで逃げられる可能性が低いのが強み。
ただし「破壊」なので「やぶ蛇」を出したり、最近見る機会が減ったとはいえアーティファクトを踏みかねないリスクには注意。

  • 麗の魔妖-妖狐
シンクロ・効果モンスター
星9/炎属性/アンデット族/攻2900/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「麗の魔妖-妖狐」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
元々のレベルが11の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。

ようこ。妲姫の本性で、袈裟を着た白い九尾の狐。
蘇生効果は対象を取らない単体除去だが、モンスターの破壊耐性持ちも増えているので通ればラッキーと言ったところか。
ただタイミングを逃さないので、蘇生カードで不意打ちをかけることも可能。また変わったところではレベルを生かしてジェネレイドデッキに出張することも。「死の王 ヘル」との相性が良い。

  • 骸の魔妖-餓者髑髏
シンクロ・効果モンスター
星11/闇属性/アンデット族/攻3300/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「骸の魔妖-餓者髑髏」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分のリンクモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターン、表側表示のこのカードは他のカードの効果を受けない。

がしゃどくろ。夜叉の本性で、鎧を纏ったガイコツのバケモノ。
魔妖デッキ最大のアタッカーにして、OCGでも貴重なレベル11のモンスター。
自己再生の条件がリンクモンスターの破壊になっているのが他との違い。
蘇生効果は完全耐性の獲得だが、これ自体にチェーンされると脆い。耐性がなくなったらウイルスのコストにするといいだろう。
ちなみにこの名前は当て字で、「がしゃどくろ」という怪物には漢字表記はない。


リンクモンスター


  • 氷の魔妖-雪女
リンク・効果モンスター
リンク2/水属性/アンデット族/攻1900
【リンクマーカー:左下/右下】
「魔妖」モンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「氷の魔妖-雪女」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードのリンク先にSモンスターが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在し、自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで半分になる。

ゆきおんな。雪娘の本性で、カラーリングが全然違うが髪飾りが一緒。
基本的には餓者髑髏と自己再生した妲姫でリンク召喚することになるだろう。
効果はシンクロがいる時の雲隠れと、シンクロの破壊をトリガーとする単体弱体化。ただし対象を取る。
なお魔妖の共通デメリットにより同名カードは1体しか立てられないが、コイツはリンクマーカーの向きの関係でEXモンスターゾーンにいないと真価が発揮できないので、実質無意味なテキストと化している。

  • 零氷の魔妖-雪女
リンク・効果モンスター
リンク4/水属性/アンデット族/攻2900
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
アンデット族モンスター2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):「零氷の魔妖-雪女」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
除外されている状態で発動した相手モンスターの効果は無効化される。
(3):墓地からモンスターが特殊召喚された場合、
または墓地のモンスターの効果が発動した場合、
このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。

雪女のパワーアップ形態。
除外ゾーンで発動するモンスター効果を封印するという一風変わった効果があるが、不知火やメタファイズ以外にはあんまり刺さらない。征竜がいたらカモだったのだが。
もう一つの効果は蘇生または墓地発動をトリガーとした単体弱体化。これまた対象を取るが攻撃力を消してしまうため、相手の攻め手を遅らせることはできる。
リンク4だけに重さ相応の性能を持ち、魔妖デッキではメインアタッカーを張れる。


魔法・罠カード


  • 魔妖壊劫
永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、
自分の墓地の「魔妖」モンスターの種類×100ダウンする。
(2):自分フィールドの表側表示の「魔妖」モンスター1体とこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):自分の墓地からこのカードとアンデット族モンスター1体を除外し、
自分の墓地の「魔妖」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

まやかしかいごう。弱体化は係数が低いが墓地を参照するため、置いておくだけでも500くらいの弱体化は可能。
本命は2と3の効果だが、基本的には3の蘇生効果を狙いたい。
イラストは雪女がどこかの神社を凍りつかせている。

  • 逢華妖麗譚-魔妖語
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドのアンデット族Sモンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
対象のモンスターと同じ属性のアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。

おうかようれいたん-まやかしがたり。
アンデットシンクロと同じ属性のモンスターを蘇生・帰還させる速攻魔法。
魔妖カードではあるが、属性がバラバラであるため相性は最悪。むしろ不知火とのシナジーが強い。
イラストは「逢魔ノ刻」の続きで、麗神と戦う妖狐に雪女が加勢に来ている。零氷が持っている凍りついた薙刀は、このシーンで麗神-不知火が持っていたものを凍らせて奪ったものとみられる。

  • 魔妖変生
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):手札を1枚捨て、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
「魔妖」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の効果の対象にならない。

まやかしへんじょう。手札コストを払って魔妖を蘇生・帰還させる。
対象耐性が付与されるため場持ちも若干良くなるのが嬉しいところ。

  • 魔妖回天
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「魔妖廻天」以外の「魔妖」カード1枚を選び、手札に加えるか墓地へ送る。

まやかしかいてん。
魔妖の万能サーチだが、こいつ自体はテキストの都合上カテゴリに入らない。
イラストでは妲姫が「不知火流-輪廻の陣」に見られる社の前で立ち尽くしている。
輪廻の陣のイラストと比べてこちらは草ぼうぼうで荒れ果てているが……。


番外編

  • 麗神-不知火
リンク・効果モンスター
リンク3/炎属性/アンデット族/攻2300
【リンクマーカー:上/左/下】
アンデット族モンスター2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドのSモンスターは効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の炎属性モンスターは戦闘では破壊されない。
(3):相手ターンに、除外されている自分のアンデット族Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。

「不知火の武部」が大成した女戦士。
妲姫=妖狐とはかつて友達だったようだが、今は敵対している模様。

  • 逢華妖麗譚-不知火語
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドにモンスターが存在する場合、
手札からアンデット族モンスター1体を捨てて発動できる。
捨てたモンスターとカード名が異なる「不知火」モンスター1体を
自分のデッキ・墓地から選んで特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。

不知火のサポートカードだが、ここではイラストについて述べる。
場面はどうやら魔妖語の直前らしく、妲姫が武部から髪飾りをもらうシーンのようだ。ボーイならぬゴースト・ミーツ・ガール。
この時は仲良しだった二人だが……。

  • 逢魔ノ刻
通常罠
(1):自分または相手の墓地の通常召喚できないモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

特殊召喚用モンスターの蘇生カード。
イラストでは妖狐と麗神-不知火が対峙している。不知火と魔妖は敵対勢力のようだが、「不知火語」のあとで互いに相手方だったことが発覚したのだろうか。
ちなみに妖狐は武部=麗神-不知火がくれた飾りをまだ身に着けているが、「魔妖回天」での妲姫は持っていない。回天と不知火語、どちらが先かでかなりストーリーが変わって来るが……。


相性の良いカード


  • TG ハイパー・ライブラリアン
ご存じ鬼畜メガネことシンクロのドローエンジン。
魔妖デッキで使いたい場合、先に出してから維持するなり蘇生するなりワンテンポ遅れるが、一度連続シンクロが始まればモノスゲーイ勢いで手札が増えていく。

  • 炎神-不知火
特殊召喚時に墓地のアンデシンクロを回収し、その数だけカードを破壊する。
魔妖は基本の動きの都合で墓地にシンクロがたまりやすいため、上手くいけば相手の場をカラにできる。

  • コモンメンタルワールド
シンクロ召喚するたびに500ダメージ。
このデッキはとにかくシンクロを連発するため、波旬と妲姫で始めて朧車→土蜘蛛→天狗→妖狐→餓者髑髏とつなぐだけで2500ダメージ、2枚張ってあれば5000ダメージとかなりシャレにならない量のライフを削り取れる。

  • ワン・フォー・ワン
波旬のリクルート用。とにかく妲己と波旬を揃えられればこのデッキは動き出すので、そのためだけに入れる価値がある。

  • ギブ&テイク
魔妖の召喚制限デメリットを逆用するために使う。このカードで魔妖を送りつけてやれば相手のEXデッキが機能停止する。
ただし最近は上級モンスターを入れていることもあるため過信は禁物。

  • 精気を吸う骨の塔
アンデットの特殊召喚をトリガーにデッキを破壊する。
連続シンクロとの相性が良く、コイツが1体だけでも10枚削れる。現実的には2体並べるのが限界だろうが、それでも魔妖だけで20枚、素材の特殊召喚や雪女のリンク召喚も合わせれば24~26枚を削り取れる。
真面目にデッキアウトに追い込んで勝つことも視野に入れられる。

バックストーリーでは敵対しているはずだが、かみ合わせはまあまあ。
ただしレベルが合わないのと、魔妖はカテゴリ外への召喚制限を持つため、すっぱり役割を分けるのがベター。
主に魔妖シンクロの自己再生コストとして除外し、トリガーを引くために使うことになる。
ちなみにストーリー上重要人物である麗神-不知火は耐性付与が魔妖シンクロの自己再生を妨げるため相性はいまいち。

《死の王 ヘル》の効果でフリーチェーンで墓地の魔妖を釣り出せるため妖狐と天狗は実質フリーチェーン除去として機能できる他、妖狐経由でランク9エクシーズモンスターも取り込める。
ジェネレイド自体エクストラデッキに依存しない動きをするデッキである上、魔妖自体は最低でもメインデッキに妲姫と波旬がいれば成立するデッキなので、ジェネレイド自体を中軸にデッキを組んでみても良いだろう。

弱点

特殊召喚を連発するため「増殖するG」はもちろんだが、特殊召喚封じを食らうとサレンダールートになる。
また、破壊ではない除去も苦手なので耐性持ちが厄介。

根本的な問題として、EXデッキの1/3近くが魔妖で埋まるため、構築が縛られやすくなる。
除外へのリカバリーとして複数積みにするか、対応力を重視して各1枚ずつにとどめるかが悩ましいところ。


追記・修正は連続シンクロが決まったらお願いします。


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