○○で真っ先に死ぬタイプの体育教師

登録日:2020/10/24 (土) 12:59:28
更新日:2020/11/25 Wed 17:24:55
所要時間:約 12 分で読めます





『○○で真っ先に死ぬタイプの体育教師』とは、酒井大輔がTwitter上で連載中のWeb漫画である。

タイトル通り、漫画やアニメでありがちな生徒指導の体育教師が日常に忍び寄る、
パニックホラーの怪物やバトル漫画のシリアルキラーな悪役などの脅威性を図れずに
不用意に近づいてしまいその被害に合ってしまう……というあるあるを描いた漫画。
体育教師に限りはしないものの、この手の作品に触れた人なら既視感を覚えた人も多いのではないだろうか。
一瞬の死亡フラグ図鑑とも言え、今日も体育教師のゴリ先生は理不尽な死を迎える日々が繰り返されるのであった。






























   *   *
 *   + 肝心なとこがうそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *





……うん、上記の概説はおおむねは間違っていない。ゴリ先生が死ぬという点を除けば。
ということはお察しのアニヲタ諸氏も多いだろうが、この漫画は体育教師がそうした死亡フラグの数々を粉砕していく物語(?)である。

なお、本作は全ての脅威がゴリ先の周囲で発生しているため、ホラーもの、サスペンスもの、シリアルキラーもの、熱血バトルもの、能力バトルもの、ヤンキーものといったありとあらゆる要素が一つの高校の校区内で起きているというとんでもない世界観になっていたりする。

●目次

登場人(外)物


ゴリラ先生

この漫画の主人公。ステレオタイプな生徒指導の体育教師で、常に筋肉がピッチリ見えるジャージ姿で過ごしている。
ちなみにゴリ先生というのはもちろんあだ名で本人も不本意なようだが本名は不明。
持ち物検査など生徒指導に熱心で厳しいが、決して理不尽で横暴という訳ではなく生徒想いのいい先生である。
生徒思いの時点でステレオタイプとは若干違う気がしないでもないが…
愛車は四人乗りの軽自動車。

そんな彼の一番の特徴は無敵であること。本当に文字通りこの世界において完全無敵の存在なのである。何故か。
刃物で切りつけても刃物の方が折れるなど頑丈を通り越した耐久性の肉体を持ち、死神の鎌すら通用しなかった。
頭を噛み砕かれたり全身を食われたりして血飛沫が出る描写はある……のだが、
その場合はその後あっさり何事もなかったように無傷で登場しており単なる気のせいなのか一応再生してるのかは不明。
異星人が持ってきたスカウター的なものによれば危険レベル5億。
(なお、このレベル5億は全く身構えていない唖然としていた状態のもの。気合いを入れるともっと上がると思われる)

その為か本人は自らに迫る危険に対してほぼ無自覚であり、基本的には特に意識して反撃してる訳ではない。
というか非日常存在を信じてないのか怪物や異能力をまったく認識する様子がない。

牧駒 レイ

「まきこま れい」。多分メインヒロイン。
ゲームが好きで学校に持ち込んでは頻繁に指導を受けており、やりすぎて保体で赤点も取ったりしている。
ゴリ先生に迫る危機に巻き込まれ、毎回目の当たりにしてはそれが粉砕される様に唖然とする役。最近は慣れてきた様子。
次々と脅威がやってくる学校に厭気がさしてるきらいがあるが、なんだかんだで楽しくやってる様子。
名前の由来は「巻き込まれ」

開井 一輪

「かいい いちわ」。記念すべき第一話に登場した怪異の女の子(多分)。
登場時は明らかに怪奇人形か何かといった風貌で、マキコマもその異様性に人間であることを疑っていた。
頭を巨大化させてゴリ先生の首を噛み砕……いたと思ったらそんなことはなく普通にこじあけて脱出される。
制服を着てない事を指導しようとしたついでにまち針舌ピアスについて生徒指導を受けるハメになる。教師に噛み付いた事について指導しろよ

その後何故か生徒として定着。ゴリ先生に恐れをなしたのか指導通りに制服を着て、舌ピアスも耳のピアスも外した。
居着いた後もデスゲームのマスコットを咀嚼したりと怪物性は残っていたが、人間社会に迎合することにしたようで
再登場するごとに普通に可愛く人間っぽい見た目に変わっていった。実はまだ人間の構造がよく分かっていないので成績は良くない。
マキコマとも友人として仲良くなっており、マキコマとゴリ先以外では登場回数も多い。実は怖がりでオバケが苦手。
特にマキコマの事は友人として大事に思っているようで、彼女が他校の不良に突き飛ばされた時は久々に怪異の本性を表す程だった。
どんどん可愛くなるその容姿からか、読者からの人気も非常に高い作中屈指の萌えキャラ。
名前の由来は「1話の怪異」

デスゲームのマスコットっぽい人形

ホラーゲームとかサスペンスゲームかなんかに出てきそうなぬいぐるみ。
突然保体の授業中に教壇に現れ、「ボクたちから10分間逃げるだけ」の「ゲーム」の開催を宣言する。
当然それを叱りつけたゴリ先の頭を拳銃で吹き飛ば……せるはずもなく、クラッカーと思われた挙げ句勢い余って握りつぶされた。
なおゴリ先は誕生日のサプライズと勘違いした模様。

ちなみに「ボクたち」とある通りもう一体いるのだが、いつの間にか一輪に咀嚼されていた。
その後どうにか二体とも修復され、恐れをなしてそのままバースデーソングを歌うマスコットに甘んじる。

只野堂 涼子

「ただのどう りょうこ」。ゴリ先のただの同僚。眼鏡をかけた女性の数学教師。
前述のプレゼントを「先生でもこういうのもらえるんですねぇ」と何気に失礼なことを言っていたが、
ゴリ先の誕生日を気にしている様子もあった。
名前の由来は「ただの同僚」

須磨 歩

「すま あゆむ」。魔滅の喰種・第48話に登場したどっかの組織に所属しているバトル漫画の中盤辺りで出てくる能力者。
地我歯根(ジガバネ)というどっかの大総統の孫みたいな影に目と口が浮かぶ生物を操る。
組織の依頼で「主人 公太郎」という少年を狙い学校に潜入した所をゴリ先生と出くわし、
歩きスマホを指導されて面倒くさがってジガバネに落として食わせる。
案の定欠陥工事で床が抜けたと勘違いしたまま無傷で脱出され、ジガバネも落書きと間違えられたまま粉砕された。

その後どういう訳かそのまま彼女も正式に学校に編入した模様。ジガバネも無事(?)再生したらしい。
異次元から来た怪物から歩を率先して守ったあたりジガバネとは仲が良いらしい。
全教科赤点と不真面目らしいが、指導が効いたようで歩きスマホはやめている。ちなみに赤点は保体だけは逃れた。
名前の由来は「歩きスマホ」

主人 公太郎

「あるじびと こうたろう」。歩の標的になっていた男子生徒。
魔滅の喰種・第48話に登場したどっかの組織からの脱走者で、歩好みの容姿らしい。
いかにも主人公っぽい少年だが、学校に迫る脅威は真っ先にゴリ先に潰されるため、基本的に出番はない。
名前の由来は「主人公」…なのだが現状モブにすらなれていない可哀想な人。
まあ主人公になるとゴリ先の被害者人外勢やかつての仲間達との戦いの日々が始まると思われるため、本人的には現状の方が幸せなのかもしれないが。

異星人

カプセル的ポッドから現れた異星人の戦闘種族。地球を植民地にしようとしており、偶然その場にいたゴリ先と遭遇する。
……が、スカウターっぽいのが危険レベル5億と判定しもう1つの機械は測定不能で自壊したため恐慌状態に陥って即座に逃亡を決意。
残念ながら飛び立とうそしたポッドが片手で止められたため逃げられなかった。ちなみにゴリ先はドローンと思っていた。
そのままおとなしくポッドの着陸で荒れたグラウンドの整備をトンボで手伝わされるハメに。

その後は帰れなくなったようで公園に住み着いている。
歩と同様に異次元からの怪物に襲われたが、戦闘種族らしく軽く蹴散らした上にゴキブリと間違えていた。初戦の相手が悪すぎたのがよく分かる

気持ち悪いナメクジみたいな奴

例のピンを抜いて救出するタイプのアプリ広告にいたそのまんまなクリーチャー。
何故か広告の中にいたゴリ先がピンを抜いて降ってきた溶岩を普通に無傷で吹き飛ばしたため、
そのまま突破されてボコボコにされた可哀想な奴。なお登場した敵キャラ(?)の中で唯一特に何もしてない。

怪人

ホラー映画やホラーゲームに出てきそうな、全身を改造された大柄な怪人
映画の撮影と勘違いし、撮影許可を問いただそうとしたゴリ先を片手のハンマーで叩き潰す。
……が、本人はそれすら認識しておらずやっぱり無傷でハンマーを粉砕した。
おかげで他の生徒にも映画のセットとしか認識されなかったが、生徒がセットを壊したと騒ぎ立てたのでその尻馬に乗っかった。

寄生怪物

体育倉庫のビンの中に何故かいたスライム状の怪物。
天井に潜み、人間の体を欲してゴリ先の口の中に流れ込む。
……やっぱり乗っ取れておらず、トイレの洗面台に吐き出され流された。
ちなみに水で薄まると普通に死ぬ

死神ちゃん

死神の法により死を宣告に来た、テンプレ的な姿をした死神。ドクロの仮面をつけている美女。
窓をすり抜けるところを見たためさすがのゴリ先も死神の存在を信じた。説明に3時間かかったが
が、結局鎌がすり抜けて全然通用しなかったために逆ギレして撤退。ゴリ先には結局ドッキリと思われてしまった。
死神界では最年少で班長になった天才らしい。「魂魄鎌」という鎌を用いる。

後にゴリ先を倒すためあと卍という字を使いたくて最終奥義「残震左卍大太刀鎌」という技を開発し
どこぞの元五番隊長みたいなことを呟いてリベンジに向かった。結果はお察し。

登場キャラの中では特に落ち着いた雰囲気をしていたが、捨て台詞でゴリ先に「バーカ!死ね!」と子供っぽい罵倒をする意外な一面もある。
殺すの無理だった逆ギレで死ねと罵倒するのは矛盾してるとか言ってはいけない

後輩くん

頭頂部の傷跡がシイタケに見えるのでシイタケと呼ばれる。死神ちゃんの部下らしい。
実は死神でスキンヘッドはどこかで見たことがあるので傷と変な輪っかをつけられた。

不野良人

呼んで字の如く不良生徒。
金髪のオールバックで鋭い目つきというテンプレタイプの不良。怒るとまさしく鬼の形相となる。
素行不良でゴリ先から説教をされていたが、逆ギレしてゴリ先に喧嘩を売る命知らずな発言をしていた。
なお、その後返り討ちに遭ったようでコッテリ絞られたらしい。
その後は多少改心したのか、自分に喧嘩を売ろうとマキコマ達に絡んだ他校の不良を返り討ちにしようとした。
……他校の不良が逃げたのはその後ろでキレてた一輪の形相のせいなのだが。
名前の由来は「不良の人」

上沢花 詩月

「うわさわばな しづき」。眼鏡をかけ手首に数珠を撒いた美人の先輩。
開かずの踏切についてのいわくつきの怪談をマキコマと一輪に語る。
その内容は「踏切を潜ろうとした生徒がレールの隙間に足を挟まってしまい、
通りすがりのサラリーマンが間一髪助けたものの、彼は逃げ切れず轢かれてしまった」というもの。
それ以降未練からか時折現れて踏切を渡ろうとする者を掴み引きずり込んでいくそうで、
噂話を再現するようにスマホを拾おうとしたマキコマにホラー漫画のような顔で忠告する。

……なおそのサラリーマンの正体はゴリ先生だったわけだが。
(「轢かれたとは言ったが死んだとは言っていない」「教師だってサラリーマンだろう?」)
引きずりこまれる先というのも生徒指導室であった。ちなみに先輩自信も一度死ぬほど怒られたそう。
ちなみにその時はゴリ先と気づかなかったのかお札で攻撃しようとしていた。要するに本当に噂話が好きでオカルトかぶれなだけの先輩。
名前の由来は「噂話好き」

放課後の幽霊達

ゲームを忘れたマキコマが「課題を忘れた」と嘘ついてゴリ先と一緒に放課後の教室を訪れた際に出会した幽霊達。
マキコマが危ないと忠告したが、冗談と思ったゴリ先は彼らの手により引きずり込まれてしまい、千切れた腕だけが残…

…たと思ったら、千切れたのは幽霊の腕で案の定ゴリ先は無傷。幽霊達を放課後まで残って遊んでた不良生徒と勘違いして激怒した。
幽霊達も「やべーよアイツー!」と本気で脅えて逃げ惑っていた。
実は優しいヤツらなのか、マキコマの忘れたゲーム機を届けてくれたヤツもいた。
しかし、その瞬間を激怒中のゴリ先に見られてしまい…

正田 権五郎

「しょうた ごんごろう」。軍服姿の美少年。見た目に反して名前がゴツすぎるが、よく読むと……
組織の裏切り者である公太郎を始末しに学校に現れやっぱりゴリ先とエンカウント。
すれ違いざまに15回切り刻むという剣技を見せた……はいいが初撃で剣が折れてしまったので意味がなかった。
その後同僚ともどもとっ捕まって指導を受ける。どうやらその後消息不明になった扱いらしく、歩と同じ末路を迎えたと思われる。
ショタでマザコン。

チャラい部下

権五郎と組んでいた和服姿のチャラ男。女子高生をナンパしたがってた。
口調からして目下のようだが軽薄な言動を馬鹿扱いする権五郎に対し「子守は嫌だ」と減らず口を叩く。
権五郎ともどもゴリ先にとっ捕まったため、身だしなみについてみっちり指導を受けたであろう……

小山内なじむ

「おさない なじむ」。公太郎と同じ施設で育った幼馴染で、(おそらく)組織からの脱走者。
名前の由来は「幼馴染」。作者曰く「多分二度と出てこない」
以上

異次元の怪物

濃霧の中から現れる、異次元から来た怪物たち。虫っぽいエイリアンのような異形の姿をしており人間の脳髄を食らう。
最初の一体は「怪物が出た」と聞いて外の様子を見に行くという死亡フラグを立てたゴリ先に食らいつくが、
全く気づかれる事なく業者のハイエースの荷室に入ったと勘違いされていた。
実は喋れるのか同族同士でなら会話出来るのか、元の次元に逃げ帰り仲間に「人間みたいな化物がいた」と慌てて報告する。
何気にゴリ先に襲いかかって無事で済んだ貴重な存在。ただし仲間たちは彼の忠告を信じなかった結果、歩のジガバネと異星人に返り討ちにあった。
この街魔境すぎないか?

谷川

レイ達のクラスメイトのモブ男子。
霧の中の怪物達を見てしまい、慌てて補修中のゴリ先とクラスメイト達に助けを求めてきた。
名前の由来は「ブレザー姿でオールバックの男子生徒は古来より谷の付く苗字だから」
別に忘れ物をしたりはしない…はず。

サンダア

マキコマとゴリ先を捕まえデスゲームを仕掛けた謎の人物
その内容はドリルを使い、磔にされた者の腹を貫いて底のボタンを押せば檻に入れられた者が助かるというもの。
もうここまで来ると察した人も多いだろうが、磔側がゴリ先だったためマキコマがドリルを応援する状況になりドン引きする。勿論ドリルは折れた。
というか枷も粉砕されたので立場が逆でも普通に脱出されたと思われる。

暴虐のアバレー

「ストレイス四天王」とやらの一角。変身ヒロイン系アニメで幹部とかやってるタイプのツノの生えたセクシーな女性。
ストレスを溜めた人間に目をつけ、ストレ水晶なるものを埋め込む事でストレ獣なるものに変身させ暴れさせる……という悪事を働いているらしい。
が、目をつけた人間が案の定ゴミ拾い中のゴリ先生だったためストレ水晶が弾き出され何も起きなかった。
何度か挑戦したがまるで効果がなく、ムキになって大量のストレ水晶を持ち出そうとしたところでゴリ先生に見つかってしまう。
ゴリ先からすればどこからともなく水晶っぽいゴミが大量に捨てられたようにしか見えなかったため、こってり絞られみっちり掃除させられた模様。
その後なぜか学園の清掃員に就職していた。ゴミの分別についてもちゃんと勉強したらしい。ゴリ先に負けて四天王クビになったのだろうか


追記・修正はゴリ先の生徒指導を受けてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2020年11月25日 17:24