カタパルト・タートル(遊戯王OCG)

登録日:2010/08/25(水) 23:38:19
更新日:2025/03/23 Sun 11:34:06
所要時間:約 3 分で読めます





カタパルト・タートル
英名/Catapult Turtle

星5/水属性/水族/攻1000/守2000
自分のフィールド上に存在するモンスター1体をリリースする。
そのモンスターの攻撃力の半分をダメージとして相手プレイヤーに与える。

Vol.7にて初登場した上級モンスター。


自分フィールド上のモンスターと引き換えに、相手ライフにダメージを与える所謂「射出カード」の一枚。

キャノン・ソルジャーは数を、ダーク・ダイブ・ボンバーはレベルを求めるのに対し、このカードは攻撃力を要求する。
同じく攻撃力を必要とするエクトプラズマーとの違いは

  • リリースした時点での攻撃力を参照する
  • 裏側モンスターもリリース可能
  • 起動効果故に発動が任意

等が上げられる。

また似たような効果を持つモンスターとして、「キャッスル・ゲート」がある。
こちらは戦闘で破壊されず、モンスターのATKをそのまま相手ライフに与えられるが、伝説の都アトランティスの効果を受けられないので少々出し辛く、
効果を使うには表側表示である必要があるので出したターン中に射出を行う場合、低い攻撃力を敵に晒しサンドバッグになってしまう。


攻撃力の数値によりダメージが決定される為、強力なモンスターをバンバン出せる展開力が必要になる。
その為、弾はもっぱらパパッと展開出来るエクストラモンスターや通常モンスターの役目。

また、自身も射出可能なので相手LPが微妙に残っても500以下なら自爆でトドメを刺せる。
(キャノン・ソルジャーの自爆はおそらく自分の電源を撃って力尽きるのだろうが、カタパルトの場合はどうやって…?まさかひっくり返って後ろ向きに突っ込むつもりか)
このカード自身の攻撃力は1000と低い為、上級モンスターにしてはデッキからサーチ・リクルートが容易で、
更に「伝説の都 アトランティス」影響下であればレベルが4となり、召喚もしやすくなる。

登場してから暫くは(高攻撃力のカードを容易に展開出来るカードが少なかった事もあり)地味な存在であったが、とあるカードの登場により一気にその存在を知らしめた。


魔導サイエンティスト
星1/闇/魔法使い族/攻 300/守 300
1000ライフポイントを払う事で、エクストラデッキからレベル6以下の融合モンスター1体を特殊召喚する。
この融合モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできず、ターン終了時にエクストラデッキに戻る。

EXデッキから融合モンスターを引っ張って来れる。しかし、レベルは6以下に限定され、EPには戻ってしまう。
……だが、このデメリットはデメリットたりえなかった。

1ターンに何度も効果を発動できる点に目をつけられ、その召喚したモンスターを射出すると言う凶悪なデッキが台頭した。


サイエンカタパ】の誕生である。


その火力は圧倒的であり、大会上位進出者のデッキが全てこれと言うとんでもない事態を引き起こした。
当然こんな事態を573が放っておく訳がなく、05/03/01をもって魔導サイエンティストが禁止行きになった。


そして…

1ターンに1度、自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。

長らく環境からは姿を消していたものの、「決闘王の記憶-決闘者の王国編-」再録された際に急遽エラッタされる。
これは同時期に登場したペンデュラム召喚による大量展開とのコンボを警戒した物と思われる。
兎にも角にもエラッタによって「1ターンに1度」の効果がつき、一時はワンキルの道具から卒業したと見られていた……

しかし第11期に入ると、【ヌメロン】やアーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンのような攻撃力を大幅に上昇させられるカードが続々と登場し、今度は超高打点の脳筋フィニッシャー(攻撃力16000以上)を射出する一撃必殺のカードとしての運用がされることに。
前者の【ヌメロン】においては打点上昇に戦闘が絡む都合上、4枚目以降のリミッター解除という立ち位置に収まったが、後者を採用した【エクシーズ月光】では打点上昇に戦闘を介さないため、2枚初動で往年を彷彿とさせる先攻ワンキルが可能となった。
しかし、2022年のOCG環境を支配した【ティアラメンツ】の登場を境に、墓地メタが急増した影響を漏れなく受ける形となってワンキルの成功率が激減、しばらく雌伏の時を迎えることとなる。



そして時は流れ、第12期を迎えた直後の2023年7月。
このカードの今後を揺るがすテーマが、棺から姿を現したのであった……

王の棺
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに4度まで使用できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「ホルス」モンスターは、自身を対象としないカードの効果では破壊されない。
(2):手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を墓地へ送る。
(3):1ターンに1度、自分の「ホルス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを墓地へ送る。

ホルスの栄光-イムセティ
効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻3000/守1800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードを含む手札を2枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「王の棺」1枚を手札に加える。
その後、自分は1枚ドローできる。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。

【ホルス】は召喚権を使わずに、弾丸となる《No.100 ヌメロン・ドラゴン》の特殊召喚に必要なレベル8を4体も供給でき、万が一ワンキルが不可能な初手であったとしてもランク8による制圧へ切り替えることが可能なため非常に安定力に優れている。
そのため、翌年マスターデュエルに実装された際には【ホルスカタパ】が流行する結果となった。
ここまで来ると、多くの決闘者が規制は秒読みと感じていたことだろう。

それでも肝心のカタパルト・タートルのサーチ・リクルート手段から中々安定しない面もあった。
…のだが、2024年5月…

神影金龍ドラッグルクシオン
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
レベル8モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがEXデッキから特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ギャラクシー」カードか「タキオン」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
ドラゴン族・ランク8・攻撃力3000のXモンスター1体を自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
その後、EXデッキから「ギャラクシー」モンスター1体をそのX素材にできる。

銀河眼の時源竜(ギャラクシーアイズ・タキオン・プライマル)
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、フィールドにドラゴン族Xモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から自分か相手のフィールドに特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動する。
このカードの元々の持ち主は、自身のデッキから「タキオン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):自分か相手のドラゴン族Xモンスターの攻撃宣言時に発動する。
フィールドのこのカードをそのモンスターのX素材とする。

時空の七皇(セブンス・タキオン)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキの「No.101」~「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を相手に見せて発動できる。
種族か属性が見せたモンスターと同じで、そのモンスターのランクと同じ数値のレベルを持つモンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

デュエリストパック 輝光のデュエリスト編にて、アニメZEXALでミザエルの使用した【タキオン】を強化する新カード群が登場したのだが、
神影金龍ドラッグルクシオン→銀河眼の時源竜のサーチ&No.97龍影神ドラッグラビオンをX召喚して弾となる超攻撃力のNo.100ヌメロン・ドラゴンの降臨をサポート
銀河眼の時源竜→時空の七皇のサーチ&ランク8エクシーズの素材となってNo.100ヌメロン・ドラゴンの攻撃力をアップ
時空の七皇→ランク5・水族のCNo.101 S・H・Dark Knightを公開する事でレベル5・水族のカタパルト・タートルをサーチ*1
と、超攻撃力のヌメロン・ドラゴンのエクシーズ召喚とカタパルト・タートルのサーチが安定する様になってしまい、1枚初動によるワンキルルートが確立してしまった。
このことが直接的なトドメとなったか、2024年7月のリミットレギュレーションで制限カードを経ること無く一発で禁止カードとなってしまった。
さらにマスターデュエルでも、先述の【エクシーズ月光】や【ホルス】への規制という形で一発禁止となっている。
弱体化しても禁止カードになったという点では王宮の勅命を彷彿とさせるものの、あちらとは異なり一度も禁止・制限を経験したことがない上、エラッタされたのは禁止より10年前のこと。
「元々の攻撃力」を参照するテキストなら禁止行きにならなかったのかもしれないが、エラッタ当時にここまでのインフレを予想するのは難しい話だろう。
また、初登場から禁止まで24年6ヶ月もかかったことで、これまでの最長記録だった盗人の煙玉の21年7ヶ月を塗り替えることとなった。


【原作・アニメでの活躍】

星4/水属性/水族/攻1000/守2000
味方のモンスターをカタパルトから射出し玉砕!

射出バーン効果を持つOCGのものとは大きく性質が異なり、「相手にダメージを与える」どころかむしろ「自分が大ダメージを被る」ハイリスクなカードになっている。
作中描写を踏まえてOCG風に効果を記述すると恐らく以下のようなものになる。

星4/水属性/水族/攻1000/守2000
(1):このカードが表側攻撃表示で自分フィールド上に存在する時、
自分フィールド上の表側攻撃表示モンスター1体を対象にして発動できる。
以下の効果から一つを選択して適用する。
●そのモンスターは攻撃力が500アップする。
その後、相手フィールド上のモンスター1体を選び、
選択した自分のモンスターと、選んだ相手モンスターで戦闘を行いダメージ計算を行う。
ダメージ計算後、この効果を適用した自分のモンスターを破壊し、
自分はそのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを受ける。
●そのモンスターをリリースし、相手フィールドに表側で存在する魔法・罠カード1枚を破壊する。
その後、自分はリリースしたモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを受ける。

味方モンスターを弾にして射出する点は共通するが、相手プレイヤーへ直接バーンダメージを与えるのではなく、
「攻撃力を500引き上げて対象カードへと自壊射出」するものになっている。
この射出攻撃には「城壁・城塞破壊効果」が備わっており、《闇晦ましの城》の外壁「浮遊リング」や《銀幕の鏡壁》を破壊している。
ただしモンスター・魔法・罠のどれをターゲットに指定しても、自分は犠牲にしたモンスターの基礎攻撃力÷2のダメージを受ける上に、カタパルト・タートルの表示形式も攻撃表示を指定されているため返しのターンは敵モンスターの攻撃に晒されることになる。総じて初期ライフが2000や4000と極端に少ない、原作環境での使用リスクは尋常ではないレベルで重い。
原作の闇遊戯もここらへんを承知しているのか、あるいは犠牲効果をあまり快く思っていないのか、詰めの一手にもかかわらず効果の説明時と玉砕時にも喜色ばむ様子は見せず、かなり硬く渋い表情をしている。*2

初登場は原作・アニメ共に決闘者の王国編の対闇のプレイヤーキラー戦。
特にアニメではプレイヤーキラーは原作とは真逆の言動を行うレベルの改変を行っているにもかかわらず、モンスターに対する敬意なんて微塵も感じさせない程ニヤニヤしながら自分モンスターを射出させた。

この時だけならともかく、後に同じ射出カードを使うプレイヤーに対しては「モンスターとの絆」だの「それを蔑ろにすると負ける」だのと指摘しており、
自分の所業を全く顧みていない様子は度々ネタにされる。
一応、原作効果の《カタパルト・タートル》はプレイヤー側もライフロスのリスクがあるのでそのまま同列に扱うべきではないのだが、これ以外にも王国編の羽蛾戦で攻撃反応罠を処理する為にクリボーを特攻させるなど、その手の描写が初期はわりとある。おのれ、アクナディン…ッ
身も蓋も無い事を言えば長期連載故に設定が途中でブレたか、当時はまだ設定が固まっていなかったのだろう*3

但し、絆を殊更に重要視するようになり、勝利の為の無暗な犠牲に対して度々口に出すようになったのは決闘者の王国終了以降である。*4
「王国編での戦いとその反省を受けて『モンスターとの絆』を重視する様に考えが変わった」とすればそこまでおかしい話ではない。

なお、アニオリでも表遊戯レベッカ戦で使っていることからわかるように、
本来はあくまで「墓地に送ったモンスターへの敬意を忘れてはいけない」という点が重要であり、モンスターの犠牲それ自体が全面否定されているわけではない。
そもそも犠牲を完全否定してしまうとモンスターを生け贄にして行われる上級モンスターや儀式モンスターの展開すら不可能となり、
また生け贄召喚すら糾弾せねばならなくなってしまう。
闇遊戯が否定しているのは、あくまで「勝利の為にモンスターを無碍にすること」である。
原作でも上記の後のバクラ戦では相手の戦術を打ち砕くためにクリボーを犠牲にした際には「許せ…クリボー…」と告げている。

……しかし、原作描写の改変をかなり抜本的に行っていたアニメ版のバトルシティ編バクラ戦ではほくそ笑みながら得意げにクリボーを犠牲にするという描写になっており、再度&余計に視聴者にツッコまれてしまう。


そして、アニオリのドーマ編ラフェール戦では久々にカタパルト・タートルを使用、
勝ちを急ぐあまりに、自らが最も嫌う筈のモンスター射出を次々に行うという作戦に出る。
ブラック・マジシャン・ガールまでもが射出対象に選ばれた時は拒否感を示され*5、遂にはそのしっぺ返しを喰らう形で敗北、
後にその行為を激しく後悔させる事になる。
完全な自業自得である。

ATM「見るな……! そんな目で俺を見るな!!」
エアトスの項目も参照

そして表遊戯の幻影とのデュエルでは、ラフェール戦での醜い様を見せつけるかの様に幻影表遊戯が使用、闇遊戯に強いショックを与える事となった。



【10年目のリメイク】

第11期第一弾を飾るパック「RISE OF THE DUELIST」にて暗黒騎士ガイア、カース・オブ・ドラゴンと共にリメイクされた。
その名を砲撃のカタパルト・タートル

砲撃のカタパルト・タートル
星4/水属性/水族/攻1000/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
手札・デッキから「暗黒騎士ガイア」モンスターまたはドラゴン族・レベル5モンスター1体を特殊召喚する。

今回はレベル4でありリリース無しの召喚が可能となっている。
原作の「城壁破壊能力」やリメイク前の射出とは全く関係無い、ガイアか★5ドラゴン族のリクルート能力が与えられた。
一応原作とは全く掠りもしないという訳ではなく、おそらく原作での初登場時に竜騎士ガイアを射出した事を意識しているのだろう。

運用するのであれば【暗黒騎士ガイア】か、レベル5ドラゴン族を出せる点を活かして【アームド・ドラゴン】【聖刻】で使うのも良いだろう。


【余談】

実はコイツ、今でいう手札誘発系モンスターの先駆けだったりする。
というのは、バンダイ版におけるカタパルト・タートルの能力は「戦闘の時に手札から捨てることで攻撃力1000アップ」だったからである。
バンダイ版のルールではモンスターは1体ずつしか出せないため、原作における射出による強化をどうにか反映しようとして、苦肉の策としてこんな効果になったと思われる。
しかしこれではタートルの方が射出されているようにしか見えないのだが……。

遊戯王ラッシュデュエルではカタパルト・タートル自体は登場していないが《射出のカタパルト・タートル》《カタパルト・ベビータートル》といったカードが登場している。
どちらも竜騎士ガイアに関連する効果を持っている。

真DM2*6では原作で明かされた『壁・砦破壊能力がある』という要素を取り入れ『迷宮壁*7という地形に進行可能かつ、進行した迷宮壁をノーマル地形*8に変更する』という独特な特殊効果を備えている。



竜騎士ガイアの射出後に追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 遊戯王
  • 遊戯王OCG
  • 星5
  • 水属性
  • 水族
  • 伝説の都アトランティス
  • 上級モンスター
  • サイエンカタパ
  • ATM
  • 射出
  • 遊戯デッキ
  • カタパルト・タートル
  • エラッタ
  • 効果ダメージ
  • 原作出身
  • 1キル
  • 禁止カード
最終更新:2025年03月23日 11:34

*1 カタパルト・タートルは水属性でランク5・水属性でも参照できるため、CNo.101 S・H・Dark KnightだけじゃなくCNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティでも可能。

*2 プレイヤーキラーから《メタル・ガーディアン》への射出を勘ぐられた際には、「攻撃対象は《闇晦ましの城》」と薄笑いを浮かべながら訂正している

*3 かつてモクバと対戦したカプセルモンスターチェスでは、手持ちのユニットを自爆させて敵を倒す戦法を取った際に「許してくれ…」と心中で呟いている場面もあったりする。

*4 一つは自分一人の力では敵わなかったペガサスに絆の力で勝利した経験から、もう一つは海馬との戦いで敗北を恐れた結果他人の命の犠牲を覚悟してしまった闇遊戯を涙ながらに止めた表遊戯の行動から来ているものと思われる

*5 ドーマ編のBMGはカードの精霊という形で遊戯らに協力を要請した立場であった。闇遊戯らしからぬ行為に戸惑うのは当然の反応と言える。

*6 この作品は他のゲーム作品とは異なり、『カードをチェスのように進める』という要素がある

*7 プレイヤーの分身である『デッキリーダー』及び殆どのカードが進行不可能な地形

*8 どのカードにも影響を及ばさない特徴皆無の地形