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カタパルト・タートル(遊戯王OCG)

登録日:2010/08/25 Wed 23:38:19
更新日:2026/09/25 Fri 19:22:51
所要時間:約 15 分で読めます





《カタパルト・タートル》とは、『遊戯王OCG』に存在するカード。

《カタパルト・タートル/Catapult Turtle》(エラッタ前)

効果モンスター(禁止カード)
星5/水属性/水族/攻1000/守2000
自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。
リリースしたモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。



概要

「Vol.7」にて初登場した上級モンスター。

自分フィールド上のモンスターと引き換えに相手ライフにダメージを与える、所謂「射出カード」の1枚。
類似カードである《キャノン・ソルジャー》は「数」を、《ダーク・ダイブ・ボンバー》は「レベル」を求めるのに対し、このカードは「攻撃力」を要求する。

同じく攻撃力を参照する射出カードとしては、《キャッスル・ゲート》や《エクトプラズマー》など。

《キャッスル・ゲート/Castle Gate》

効果モンスター
星6/地属性/岩石族/攻 0/守2400
①:このカードは戦闘では破壊されない。
②:1ターンに1度、このカードがフィールドに攻撃表示で存在する場合、
自分フィールドのレベル5以下のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

《エクトプラズマー/Ectoplasmer》

永続魔法
お互いのプレイヤーは、それぞれ自分のエンドフェイズ時に1度だけ、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選び、そのモンスターをリリースし、
リリースしたそのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。

これらと比較すると、《カタパルト・タートル》は
  • 射出するモンスターのレベルが限定されていない
  • レベル5の水属性なので、《伝説の都アトランティス》下であればリリース無しで召喚可能
  • 攻撃表示でなくても射出効果を使えるので、サンドバッグになりにくい
  • 「元々の攻撃力」でなく「リリースした時点での攻撃力」を参照するので、パンプアップも可能
  • 裏側守備表示モンスターもリリース可能
  • 起動効果故に発動が任意
などといった持ち味がある。


活用法

攻撃力の数値によりダメージが決定される為、このカードの効果を最大限発揮するには、強力なモンスターをバンバン出せる展開力が必要になる。
その為、弾はもっぱらパパッと展開出来るEXデッキのモンスターや通常モンスターの役目。

また、自身も射出可能なので相手LPが500以下なら自爆でトドメを刺せる。
《キャノン・ソルジャー》の自爆はおそらく自分の電源を撃って力尽きるのだろうが、カタパルトの場合はどうやって…?
まさかひっくり返って後ろ向きに突っ込むつもりなのだろうか。

このカード自身の攻撃力は1000と低い為、上級モンスターにしてはデッキからサーチ・リクルートが容易。
更に《伝説の都アトランティス》影響下であればレベルが4となり、召喚もしやすくなる。


環境での活躍・制限動向

登場してから暫くは(高攻撃力のカードを容易に展開出来るカードが少なかった事もあり)地味な存在であったが、とあるカードの登場により一気にその存在を知らしめた。


星1/闇属性/魔法使い族/攻 300/守 300
1000ライフポイントを払う事で、融合デッキからレベル6以下の融合モンスター1体を特殊召喚する。
この融合モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできず、ターン終了時に融合デッキに戻る。

※「融合デッキ」=「EXデッキ」

この《魔導サイエンティスト》というモンスター、EXデッキから融合モンスターを引っ張って来れる効果を持つのだが、レベルは6以下に限定され、エンドフェイズにはEXデッキに戻ってしまう。
……だが、このデメリットはデメリットたりえなかった。

“1ターンに何度も効果を発動できる点”に目をつけられ、その召喚したモンスターを射出するという凶悪なデッキが台頭する事に。

それが、【サイエンカタパ】である。

その火力は圧倒的であり、“大会上位進出者のデッキが全てこれ”というとんでもない事態を引き起こした。
当然こんな事態をコナミが放っておく訳がなく、2005年3月をもって《魔導サイエンティスト》が禁止カードに指定された。

そして《カタパルト・タートル》も環境から姿を消す事になったのだが……。


1ターンに1度、自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。

長らく時が経った第8期、「決闘王の記憶-決闘者の王国編-」(2014年3月発売)で再録された際に急遽エラッタされる事に。
これは同時期に登場したP召喚による大量展開とのコンボを警戒した物と思われる。
兎にも角にもエラッタによって「1ターンに1度」の効果がつき、一時はワンキルの道具から卒業したと見られていた。


しかし第11期に入ると、【ヌメロン】や《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》のような攻撃力を大幅に上昇させられるカードが続々と登場し、今度は超高打点の脳筋フィニッシャー(攻撃力16000(=射出ダメージ8000)以上)を射出する一撃必殺のカードとしての運用がなされることに。
前者の【ヌメロン】においては打点上昇に戦闘が絡む都合上、4枚目以降の《リミッター解除》という立ち位置に収まったが、後者を採用した【エクシーズ月光】では打点上昇に戦闘を介さないため、2枚初動で往年を彷彿とさせる先攻1キルが可能となった。
しかし、2022年のOCG環境を支配した【ティアラメンツ】の登場を境に、墓地メタが急増した影響を漏れなく受ける形となって1キルの成功率が激減、しばらく雌伏の時を迎えることとなる。


そして時は流れ、第12期を迎えた直後の2023年7月。
このカードの今後を揺るがすテーマが、棺から姿を現したのであった……。

《ホルスの栄光-イムセティ/Imsety, Glory of Horus》

効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻3000/守1800
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
②:手札からこのカードを含むカードを2枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「王の棺」1枚を手札に加える。
その後、自分は1枚ドローできる。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。

《王の棺/King's Sarcophagus》

永続魔法
このカード名の②の効果は1ターンに4度まで使用できる。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「ホルス」モンスターは、自身を対象としないカードの効果では破壊されない。
②:手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を墓地へ送る。
③:1ターンに1度、自分の「ホルス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを墓地へ送る。

【ホルス】は召喚権を使わずに、弾丸となる《No.100 ヌメロン・ドラゴン》の特殊召喚に必要なレベル8を4体も供給でき、万が一1キルが不可能な初手であったとしてもランク8による制圧へ切り替えることが可能なため非常に安定力に優れている。
そのため、翌年『マスターデュエル』に実装された際には【ホルスカタパ】が流行する結果となった。

ここまで来ると、多くの決闘者が「規制は秒読み」と感じていたことだろう。
それでも肝心の《カタパルト・タートル》のサーチ・リクルート手段から中々安定しない面もあった。


……のだが、2024年5月。

《神影金龍(しんえいきんりゅう)ドラッグルクシオン/Divine Golden Shadow Dragon Dragluxion》

エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
レベル8モンスター×2
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがEXデッキから特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ギャラクシー」カードか「タキオン」カード1枚を手札に加える。
②:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
攻撃力3000でドラゴン族・ランク8のXモンスター1体を
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
その後、EXデッキから「ギャラクシー」モンスター1体をそのX素材にできる。

《銀河眼の時源竜(ギャラクシーアイズ・タキオン・プライマル)/Galaxy-Eyes Tachyon Primal》

効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手ターンに、フィールドにドラゴン族Xモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から自分か相手のフィールドに特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動する。
このカードの元々の持ち主は、自身のデッキから「タキオン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
③:自分か相手のドラゴン族Xモンスターの攻撃宣言時に発動する。
フィールドのこのカードをそのモンスターのX素材とする。

《時空の七皇(セブンス・タキオン)/Seventh Tachyon》

通常魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:EXデッキの「No.101」~「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を相手に見せて発動できる。
種族か属性が見せたモンスターと同じで、
そのモンスターのランクと同じ数値のレベルを持つモンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

「デュエリストパック 輝光のデュエリスト編」にて、アニメ『ZEXAL』でミザエルの使用した【タキオン】を強化する新カード群が登場したのだが、
  • 《神影金龍ドラッグルクシオン》:《銀河眼の時源竜》のサーチ&《No.97 龍影神ドラッグラビオン》をX召喚して弾となる超攻撃力の《No.100ヌメロン・ドラゴン》の降臨をサポート
  • 《銀河眼の時源竜》:《時空の七皇》のサーチ&ランク8エクシーズの素材となって《No.100ヌメロン・ドラゴン》の攻撃力をアップ
  • 《時空の七皇》:ランク5・水族の《CNo.101 S・H・Dark Knight》を公開する事でレベル5・水族の《カタパルト・タートル》をサーチ*1
と、超攻撃力の《No.100 ヌメロン・ドラゴン》のX召喚と《カタパルト・タートル》のサーチが安定する様になってしまい、1枚初動による1キルルートが確立してしまった。

このことが直接的なトドメとなったか、環境を荒らした訳でないものの、2024年7月のリミットレギュレーションで制限カードを経ること無く一発で禁止カードとなってしまった*2。

弱体化しても禁止カードになったという点では《王宮の勅命》を彷彿とさせるものの、あちらとは異なり一度も禁止・制限を経験したことがない上、エラッタされたのは禁止より10年前のこと。
「元々の攻撃力」を参照するテキストなら禁止行きにならなかったのかもしれないが、エラッタ当時にここまでのインフレを予想するのは難しい話だろう。
ちなみに、初登場から禁止まで24年6ヶ月もかかったことで、これまでの最長記録だった《盗人の煙玉》の21年7ヶ月を塗り替えることとなった。


さらに『マスターデュエル』でも、先述の【エクシーズ月光】や【ホルス】への規制という形で、2024年7月11日を以て一発禁止。
『デュエルリンクス』においても《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》と組み合わせた1キルが横行した結果、2024年8月5日にあちらと合わせてLIMIT1指定。
12月5日に《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》が禁止化された後もしばらく生き長らえていたが、先攻1キルの要因を無くす思惑もあって2025年6月25日に禁止カードとなった。


原作・アニメでの活躍

星4/水属性/水族/攻1000/守2000
味方のモンスターをカタパルトから射出し玉砕!

射出バーン効果を持つOCGのものとは大きく性質が異なり、「相手にダメージを与える」どころかむしろ「自分が大ダメージを被る」ハイリスクなカードになっている。
作中描写を踏まえてOCG風に効果を記述すると恐らく以下のようなものになる。

星4/水属性/水族/攻1000/守2000
①:このカードが自分フィールド上に攻撃表示で存在する場合、
自分フィールド上の攻撃表示モンスター1体を対象に発動できる。
以下の効果から1つを選択して適用する。
●そのモンスターは攻撃力が500アップする。
その後、相手フィールド上のモンスター1体を選び、
選択した自分のモンスターと、選んだ相手モンスターで戦闘を行いダメージ計算を行う。
ダメージ計算後、この効果を適用した自分のモンスターを破壊し、
自分はそのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを受ける。
●そのモンスターをリリースし、相手フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を破壊する。
その後、自分はリリースしたモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを受ける。

味方モンスターを弾にして射出する点は共通するが、相手プレイヤーへ直接バーンダメージを与えるのではなく、「攻撃力を500引き上げて対象カードへと自壊射出」するものになっている。

この射出攻撃には「城壁・城塞破壊効果」が備わっており、《闇晦ましの城》の外壁「浮遊リング」や《銀幕の鏡壁》を破壊している。
ただしモンスター・魔法・罠のどれをターゲットに指定しても、自分は犠牲にしたモンスターの基礎攻撃力÷2のダメージを受ける上に、《カタパルト・タートル》の表示形式も攻撃表示を指定されているため返しのターンは敵モンスターの攻撃に晒されることになる。

総じて初期ライフが2000や4000と極端に少ない、原作環境での使用リスクは尋常ではないレベルで重い。
原作の闇遊戯もここらへんを承知しているのか、あるいは犠牲効果をあまり快く思っていないのか、詰めの一手にもかかわらず効果の説明時と玉砕時にも喜色ばむ様子は見せず、かなり硬く渋い表情をしている*3。

初登場は原作・アニメ共に「決闘者の王国編」のvs闇のプレイヤーキラー戦。
《竜騎士ガイア》を射出し、《闇晦ましの城》の浮遊リングを破壊する為の一手として活躍。
vs舞戦でも、攻撃の妨げになる《銀幕のミラーウォール》とエースである《ハーピィズペット竜》の除去を両方を行えるカードとして活躍。
他にもこのカードの存在がブラフになったりと、出番の割には印象に残るシーンが多い。


このように活躍しているカードだが、後に同じ射出カードを使うプレイヤーに対しては「モンスターとの絆」だの「それを蔑ろにすると負ける」だのと指摘しており、OCGにおける射出系代表と呼べるこのカードを使用していることにツッコまれることが多い。

一応、原作効果の《カタパルト・タートル》はプレイヤー側もライフロスのリスクがあるのでそのまま同列に扱うべきではないのだが、これ以外にも王国編の羽蛾戦で攻撃反応罠を処理する為に《クリボー》を特攻させるなど、その手の描写が初期はわりとある。おのれ、アクナディン…ッ
かつてモクバと対戦したカプセルモンスターチェスでは、手持ちのユニットを自爆させて敵を倒す戦法を取った際に「許してくれ…」と心中で呟いている場面もあったりするが、初期の闇遊戯は割と容赦がない性格だった。

但し、絆を殊更に重要視するようになり、勝利の為の無暗な犠牲に対して度々口に出すようになったのは「決闘者の王国編」終了以降である。
1つは自分1人の力では敵わなかったペガサスに絆の力で勝利した経験から、
もう1つは海馬との戦いで敗北を恐れた結果他人の命の犠牲を覚悟してしまった闇遊戯を涙ながらに止めた表遊戯の行動から来ているものと思われる。
「王国編での戦いとその反省を受けて『モンスターとの絆』を重視する様に考えが変わった」とすればそこまでおかしい話ではない。
実際、後の闇遊戯は「優しさという強さを表遊戯から学んだ」と述懐している。

また「バトルシティ編」においてパンドラは「勝利のためならカードに細工したり自分だけ処刑ギミックから逃げる用意をしたりしている」という正々堂々の欠片もない人物であることは一貫して書かれており、《エクトプラズマー》を使用した経緯も「(遊戯のプレイスタイルを馬鹿にしながら)勝利のためにモンスターが命を投げ出すのは当たり前、勝利のためならモンスターの命など軽い」となっているため、遊戯じゃなかろうがキレるのは当然である。
何より原作において《カタパルト・タートル》を使用したのは「難局に対する突破手段」であり、「いなければ負けていた」という状況ばかりである。
長期連載故に設定が途中でブレたか、当時はまだ設定が固まっていなかったと言われることが多いが、そもそもシチュエーション自体が違うのである。

なお、アニオリでも表遊戯がvsレベッカ戦で使っていることからわかるように、本来はあくまで「墓地に送ったモンスターへの敬意を忘れてはいけない」という点が重要であり、モンスターの犠牲それ自体が全面否定されているわけではない。
そもそも犠牲を完全否定してしまうとモンスターを生け贄にして行われる上級モンスターや儀式モンスターの展開すら不可能となり、また生け贄召喚すら糾弾せねばならなくなってしまう。
闇遊戯が否定しているのは、あくまで「勝利の為にモンスターを無碍にすること」である。
原作でも上記の後のバクラ戦では相手の戦術を打ち砕くために《クリボー》を犠牲にした際には「許せ…クリボー…」と告げている。


……しかし、原作描写の改変をかなり抜本的に行っていたアニメ版のバトルシティ編バクラ戦ではほくそ笑みながら得意げに《クリボー》を犠牲にするという描写になっており、再度&余計に視聴者にツッコまれてしまう。
プレイヤーキラー戦でも射出シーンはかなり勇ましく宣言している為、脚本などが違うためブレがあることも否めない。


そして、アニオリの「ドーマ編」、vsラフェール戦では久々に《カタパルト・タートル》を使用。
勝ちを急ぐあまりに、自らが最も嫌う筈のモンスター射出を次々に行うという作戦に出る。
《ブラック・マジシャン・ガール》までもが射出対象に選ばれた時は拒否感を示され*4、遂にはそのしっぺ返しを喰らう形で敗北、後にその行為を激しく後悔させる事になる。
ただし、これらは闇遊戯が闇の心を増幅させる《オレイカルコスの結界》の影響を受けた結果であり*5、ラフェールも強敵であった事からの焦りである。

闇遊戯「見るな……! そんな目で俺を見るな!!」
※エアトスの項目も参照

そして表遊戯の幻影とのデュエルでは、ラフェール戦での醜い様を見せつけるかの様に幻影表遊戯が使用、闇遊戯に強いショックを与える事となった。

遊戯以外の使用者としては、BIG2が「遊戯&城之内vsBIG5全員」の際に使用。
前のターンにBIG1が使用した《伝説の都 アトランティス》の効果を利用して生け贄無しで召喚し、壁&ダメージソースとして使用していた。
これで愛するペンギンモンスターを射出していたらネタになったのだがデュエルの構成上そうはならず、射出したのはBIG3の《ヒステリック天使》のみである。
最終的に城之内の《ロケット戦士》に倒されるまで壁として残り続ける活躍を見せていた。


10年目のリメイク

第11期第1弾を飾るパック「RISE OF THE DUELIST」にて《暗黒騎士ガイア》・《カース・オブ・ドラゴン》と共にリメイクされた。

《砲撃のカタパルト・タートル/Artillery Catapult Turtle》

星4/水属性/水族/攻1000/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
手札・デッキから「暗黒騎士ガイア」モンスターまたはドラゴン族・レベル5モンスター1体を特殊召喚する。

こちらはレベル4であり、《伝説の都 アトランティス》が無くともリリース無しの召喚が可能となっている。
原作の「城壁破壊能力」やリメイク前の射出とは全く関係無い、ガイアかレベル5ドラゴン族のリクルート能力が与えられた。
一応原作とは全く掠りもしないという訳ではなく、おそらく原作での初登場時に《竜騎士ガイア》を射出した事を意識しているのだろう。

運用するのであれば【暗黒騎士ガイア】か、レベル5ドラゴン族を出せる点を活かして【アームド・ドラゴン】・【聖刻】で使うのも良いだろう。


余談

実はコイツ、今でいう手札誘発系モンスターの先駆けだったりする。
というのも、バンダイ版における《カタパルト・タートル》は、

《カタパルト・タートル》

【獣族(じゅうぞく)】背中のカタパルトは強力無比!
星6/攻1600/守2200
~特別ルール~
このカードを手札から捨てることで、モンスター1体の攻撃力をプラス1000できる。

このように「戦闘の時に手札から捨てることで攻撃力1000アップ」という効果持ちだったからである。
バンダイ版のルールではモンスターは1体ずつしか出せないため、原作における射出による強化をどうにか反映しようとして、苦肉の策としてこんな効果になったと思われる。
しかしこれではタートルの方が射出されているようにしか見えないのだが……。


ラッシュデュエルでは《カタパルト・タートル》自体は登場していないが、《射出のカタパルト・タートル》・《カタパルト・ベビータートル》といったカードが登場している。
どちらも《竜騎士ガイア》に関連する効果を持っている。


『真DM2』*6では原作で明かされた「壁・砦破壊能力がある」という要素を取り入れ、「迷宮壁*7という地形に進行可能かつ、進行した迷宮壁をノーマル地形*8に変更する」という独特な特殊効果を備えている。




《竜騎士ガイア》の射出後に追記・修正お願いします。

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最終更新:2026年09月25日 19:22

*1 カタパルト・タートルは水属性でランク5・水属性でも参照できるため、他に《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》でも可能。

*2 現在のコナミは、先攻1キルに対して極めて厳しい態度で臨んでおり、環境での結果とは関係なく規制を行う傾向にある。

*3 プレイヤーキラーから《メタル・ガーディアン》への射出を勘ぐられた際には、「攻撃対象は《闇晦ましの城》」と薄笑いを浮かべながら訂正している。

*4 「ドーマ編の《ブラック・マジシャン・ガール》はカードの精霊という形で遊戯らに協力を要請した立場であった。闇遊戯らしからぬ行為に戸惑うのは当然の反応と言える。

*5 《オレイカルコスの結界》が遊戯達の手に渡ったのもラフェールの作戦ではある

*6 この作品は他のゲーム作品とは異なり、『カードをチェスのように進める』という要素がある。

*7 プレイヤーの分身である「デッキリーダー」及び殆どのカードが進行不可能な地形。

*8 どのカードにも影響を及ばさない特徴皆無の地形。