登録日:2025/09/11 (木) 19:29:57
更新日:2025/09/12 Fri 10:49:01NEW!
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古代の王の強大なる権威を象徴する棺。
長い年月を経ても現代に影響を及ぼすほどの力を持っている。
概要
《王の棺》
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに4度まで使用できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「ホルス」モンスターは、自身を対象としないカードの効果では破壊されない。
(2):手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を墓地へ送る。
(3):1ターンに1度、自分の「ホルス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを墓地へ送る。
「ホルス」モンスターのサポートカード。
令和版【ホルス】デッキの簡単な説明
現在の【ホルス】デッキは、かなり強力なデッキ・ギミックとして扱われている。
そのキーカードとなるのが、このカード、《王の棺》。
といってもその文脈において、長年有名であった「ホルスの黒炎竜」が採用されることはない。
AGE OF OVERLORD以降に新登場したホルスの息子達のモンスターとでデッキを組むのが基本である。
(1):自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
という条件で墓地から出てくる「ホルス」モンスター(詳しくは後述)が存在するため、それで戦っていくのが令和の【ホルス】デッキ。
遊戯王で「ホルス」といえば、
第4期とかなり昔から
LVモンスターの「
ホルスの黒炎竜」シリーズが存在していた。
《ホルスの黒炎竜 LV8》が決まれば相手の魔法をいくらでも無効と強烈なものの、
召喚までに手間がかかりすぎて、成立させるのに現代ではハードルが高い、過去のデッキと見なされている。
無論、「ホルスの黒炎竜」や《ホルスのしもべ》もカード名においては「ホルス」モンスターに含まれるため、
【ホルスの黒炎竜】を主体とするデッキに《王の棺》を投入、耐性や墓地蘇生カードを使う布石として活用はできるものの、
ホルスの息子軸の【ホルス】と比較すると、総合的なカードパワーは雲泥の差。19年もの差はさすがに仕方ない。
《王の棺》について
(1)は対象に取らない破壊効果に対しての「ホルス」モンスターへの耐性付与。
サンボルなどで一掃されるのを防げるし、《
激流葬》なら自分が使っても耐えられる。
対象に取って破壊するカード、対象に取る取らない問わず破壊以外の効果はスルーなので、
過信ができるほどの耐性ではないが、あって損のない効果。
(2)は手札1枚のコストを払い、デッキの「ホルス」モンスターを墓地へ送る効果。
このカードのメイン効果。
一見、このカードの発動で1枚、手札コスト1枚で、2枚の手札を費やしてやっと1枚の墓地肥やし…と考えると重く見えるものの、
これで送ったホルスモンスターが墓地から即特殊召喚できるため、十分なリターンを得られる。
手札コストにするカードはなんでもいいので、
当然のことながら、コストに墓地発動効果持ちカードを使えば消費を補うことができ、その時点で使い道がなく腐っているカードもコストにできる。
なおこの効果、近年では大抵のカードに同名ターン1制約がついている中、1ターンに1度…ではなく1ターンに4度までとなっている。
事実上、1ターンに好きなだけ発動できるとほぼ同義である。
ただ何度も使うとその分手札が急速になくなっていくのでガス欠を起こす。
(3)は戦闘時に相手モンスターだけ一方的に墓地送りにする効果。
「ホルス」モンスターは他のカードの除去に反応して効果発動するので、先に除去の的となりやすいが、
これによって戦闘での解決を1回は拒むことができる。
また攻撃される時のみならず、自分から攻撃する時にも発動でき、攻めの際にも役立つ。
ちなみに、LVモンスターの方の《ホルスの黒炎竜 LV4》と《ホルスの黒炎竜 LV6》は、
レベルアップ条件としてモンスターを「戦闘によって破壊」する必要があるため、
《王の棺》のこの効果で戦闘相手を墓地送りにしても、条件を満たさない。
そして、最重要なのは「ホルス」モンスターの蘇生効果が、《王の棺》の存在を要求した条件となっていること。
よって盤面を維持するには《王の棺》を守り続けることが不可欠である。
関連カード
モンスターカード
ホルスの息子達
《王の棺》が存在する時に特殊召喚できるモンスター群。
名前の由来は
ホルス神の4柱の息子達で、ミイラへ加工する際に抜き出した四種の内臓を別個に保存する「カノプスの壷」の守護者とされる。
そのため、カノプスの壷はそれぞれこの4柱を模した形状をしている。
共通してレベル8なのと、以下の共通効果を持つ。
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(n)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
(n):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
(固有効果)
前述の通り、フィールドに《王の棺》があれば、墓地から特殊召喚できる。
この蘇生自体は同名ターン1があるものの、条件さえ満たしていればノーコスト。
その後の除外やデッキ戻しといったデメリットもなしで、
各種素材にしたり除去で墓地に行っても、《王の棺》がある限り毎ターン蘇ってくる。
ちなみに、この特殊召喚は効果の発動を伴わない、召喚ルール効果。
フォートレスや
グラファと同じように、
効果無効や効果発動制限に引っかかることはない。
また、フィールドでは他のカードの除去をトリガーとして発動する効果を持つ。
条件が受動的で、自身を除去された際には発動できないが、
《王の棺》自体の耐性付与と相まって、相手からの盤面解決難易度を上げる。
複数のホルスモンスターを並べることで、単体除去ではどれかの効果は発動するという択を相手に迫ることが可能。
効果モンスター
星8/
闇属性/
魔法使い族/攻3000/守1800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードを含む手札を2枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「王の棺」1枚を手札に加える。
その後、自分は1枚ドローできる。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。
「肝臓」を守護する、人の姿をした南方神。
他の3体と違い、このカードのみ手札発動効果を持っており、
手札のイムセティともう1枚の手札をコストにして、
《王の棺》のサーチと1枚ドローを行う。
この効果の時点で手札2枚消費後に手札2枚補充。
《王の棺》を発動してイムセティを特殊召喚すればそれだけで結果は1枚ドローと《王の棺》と3000打点である。
そう、キーカードの《王の棺》のサーチができるのみならず、
特殊召喚条件を満たした上で、素の攻撃力が3000と青眼並みの高火力。
そのため【ホルス】デッキの最重要カード。
特殊召喚が容易な攻撃力3000の闇属性・魔法使い族と、対応するサポートカードも豊富で、
ウイルスカードや、《魔法族の里》といった強力な制圧カードを使うことも可能。
ただし闇属性のため墓地では「
ビーステッド」の標的にもなる。
フィールド共通効果は、フィールドのカード1枚の墓地送り。
展開しながら除去を試みる相手に対し反撃で除去して消費を強制する。
一番簡単に出てくる筆頭でありながら、抑止力にもなる。
同時にここに
《灰流うらら》を打たれてしまうと
単純に手札二枚を消費してしまうので非常にアド損となってしまう。
そのため誘発を打たれることを前提でイムセティの効果を発動するか、他のカードにうららを打たせるかというプレイングも問われる。
効果モンスター
星8/
水属性/
獣族/攻 0/守 0
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールドの「ホルス」モンスターの数×1200アップする。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
自分のメインモンスターゾーンのモンスターの種類の数だけ、自分はドローする。
「胃」を守護する、狼の姿をした東方神。
攻守が1200単位で変動し、息子達4体が揃った場合4800にまで上がる。
一方で効果無効で0にもなってしまう。
フィールド共通効果はドロー。
《王の棺》を始めとして手札消費の荒いデッキのため、返しのターン用の手札補充ができるし、
手札誘発を引き込んで妨害数が増えることも。
効果モンスター
星8/
風属性/
獣戦士族/攻2400/守1600
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、お互いの墓地・除外状態のカードの中から合計2枚を対象として発動できる。
そのカード2枚を持ち主の手札に加えるかそのカード2枚をデッキに戻す。
「肺」を守護する、猿の姿をした北方神。
【ホルス】にとっては余談ながら、融合・儀式・シンクロ・エクシーズモンスターすらいない「風属性・獣戦士族・★8以上」の初を飾ったモンスター。
(初の★7は
戦華の
関張っぽい獣戦士たちに先んじられている。)
イムセティの攻撃力3000には及ばないものの、それでも上級ラインの攻撃力2400はある。
フィールド共通効果は、墓地・除外状態のカード2枚を、手札かデッキに戻す。
「ホルス」モンスターがいくらぶっ倒されて墓地送りになっても次のターン戻ってくる…
(なら《王の棺》を除去してしまおう!)と考える相手の思惑を潰すことができる。
除去された《王の棺》を即回収できてしまうから。
ただし除去された先がデッキバウンスの場合はその限りではない。
とはいえ、回収するカードはなんでもいいので、手札補充できるのは間違いがない。
大抵は相手ターンなので、展開のためにやむなく捨てた手札誘発とかを取り戻すと有効。
またデッキ戻しにすることもでき、相手の阻害も可。
見えている以上奇襲性はないが、墓地・除外利用する相手からすれば邪魔な存在となる。
効果モンスター
星8/
地属性/
鳥獣族/攻2500/守2000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このターン、相手モンスターは「ホルス」モンスターを攻撃対象にできず、相手はフィールドの「ホルス」モンスターを効果の対象にできない。
「腸」を守護する、隼の姿をした西方神。
フィールド共通効果は、フィールドのホルスモンスターへの攻撃不可とモンスター効果の対象不可。
ただでさえ《王の棺》での耐性に加え、更なる耐性を追加。
相手から通る除去の種類を著しく減らすことになる。
とはいえホルスを守るためだけの効果なので、他のホルスモンスターも立てたままでないと、せいぜい直接攻撃を封じる程度にしかならない。
その他
効果モンスター
星8/
炎属性/
ドラゴン族/攻3000/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ホルス」モンスター及び「王の棺」が存在する場合、手札のこのカードを相手に見せ、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。
(2):「ホルスの黒炎神」以外の自分フィールドの表側表示の、「ホルス」モンスターか「王の棺」が相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、フィールドの他のモンスターを全て墓地へ送る事ができる。
ホルスモンスターや《王の棺》を条件に手札から除去を放つ。
起動効果はフィールドのカード1枚の墓地送りで、対象を取らない。
フィールド共通効果と同じ条件で、手札から他のモンスターを全滅させつつ降臨することが可能。
とまぁ、除去の質自体は強力ではあるものの、
単体で引いて《王の棺》とホルスモンスターを展開できていない場合は事故札にしかならず、
このカードを墓地に送っても何もできないと、ホルスの最大の魅力である展開には全く寄与しないため採用率は低い。
魔法カード
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはフィールドゾーンに存在する限り、カード名を「王の棺」として扱う。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
(3):自分が「ホルスの黒炎神」の効果を発動した場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
《王の棺》扱いになる魔法カード2枚目。
【ホルス】デッキにおいて《王の棺》がなく何もできないことを避けるため4枚目以降として投入枚数を増やせる他、
フィールド魔法なのがミソであり、《救いの架け橋》や《
テラ・フォーミング》でサーチ可能。
ホルスモンスターのサーチが可能。狙い目は当然イムセティ。
ただし手札コストは墓地送りではなくデッキに戻す。
そのためコスト自体の活用は難しいが、一方でデッキに眠っていてほしいカードの素引きをケアできる。
《ホルスの黒炎神》に反応してドローする効果もあるが、前述の理由からほぼおまけ。
(2)で《ホルスの黒炎神》をサーチして即(3)に繋げられるというのは評価点なのだが。というかこの要素がなかったら《ホルスの黒炎神》は本当に厳しい。
罠カード
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が効果を発動した時に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
自分の手札・墓地から「ホルス」モンスター1体を特殊召喚する。
このターン、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターと元々のカード名が同じモンスターを「カノプスの守護者」の効果では特殊召喚できない。
(2):このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
手札・墓地のホルスモンスターを特殊召喚する永続罠。
特殊召喚するモンスターは同名モンスターは同一ターンに1回のみ、発動は同一チェーン上では1度まで。
つまり、別名のモンスターであれば、同じターンに複数回発動できる。
最大の魅力は、自分ターンで素材として使ったホルスモンスターを相手ターンで蘇生できること。
つまり、このカードがあれば「自分ターンで素材に使う」と「相手ターンで除去への圧力をかける」という2つの用途の両立が可能となる。
また、このカード自体は手札・フィールドから墓地へ送られた場合にセットされ再利用できる。
王の棺やイムセティの手札コストとして捨てつつ次のターンに備えられる。
しかし先攻展開には寄与しない(手札コスト機能がある分、黒炎神よりはマシだが)カードのため、採用されないことが多い。
展開目当ての出張なら尚更なので、採用する場合はホルス主体のデッキとしてだろう。
なお、自分ターンでも蘇生はできるため、発動したまま次の自分のターンが回ってきた場合は、自力蘇生とこのカードでの蘇生の二段構えで結構な圧力になる。
蘇生回数を最大4回と勘違いしがちだが、あくまでホルス全体の蘇生効果なので採用していれば《ホルスの黒炎神》とかも蘇生可能。
ホルスの黒炎竜のファンデッキでは《ホルスの黒炎竜 LV6》を蘇生することもできる。
名前の由来はミイラ化の際に内臓を保存する容器「カノプス壺」。
遊戯王原作では記憶編でセトが「カノーポスの壺」と呼んでいたとか。
戦術
1.《王の棺》を用意する
2.《王の棺》の効果や手札コストなどでホルスモンスターを墓地へ送る
3.墓地からホルスモンスターを特殊召喚
基本はこれだけ。
場に出した後はそのまま殴るもよし、素材にしてもよし。
《王の棺》を場か手札に維持しつつ、モンスターが墓地にさえあれば、ターンをまたぐ度に復活できるので、
墓地以外へ送る除去さえ防げば長期戦にはすこぶる強い。
相性の良いカードやデッキ
レベル8モンスターを素材に活用したいデッキ、手札の墓地送りを活用できるデッキであれば、他の様々なデッキと組むことが可能。
【ホルス】側は《王の棺》とイムセティ、少量の他の特殊召喚したいホルスモンスターさえ投入すれば機能するので、
割とコンパクトな枚数で出張セットとして派遣させることもできる。
墓地に落とすことで、デッキからフィールド魔法と
宝玉獣をサーチするカード。
【ホルス】としては《王墓の石壁》をサーチし、ついでに手札に来る宝玉獣はコストとして捨てられる。
またフィールド魔法サーチのためだけに採用している場合、宝玉獣の素引きで腐る恐れがあるのが、
先に《王墓の石壁》を引いていた場合はデッキ戻しで機能停止を避けられる。
その場合、【ホルス】単体では《王墓の石壁》が被ることになるが、
他のデッキとの混合デッキでは、他のフィールド魔法のサーチに切り替えできるのが強み。
60枚デッキを組むことで大量の墓地肥やしを狙えるカード。
【ホルス】単体では60枚まで増やした上で墓地に落としたいカードの比率を上げるのは難しいので、
他の墓地利用カテゴリとの混合デッキ向け。
《王の棺》さえ確保できれば、ホルスモンスターは墓地に落ちただけ特殊召喚ができ、
《救いの架け橋》が落ちれば《王墓の石壁》にアクセス可能。
ただし落ちる内容はあくまで運次第。
ランク8エクシーズモンスター。
デッキのカードを4枚墓地へ送り、その中のモンスターを特殊召喚できる。
墓地のホルスモンスターの種類を、《王の棺》で過剰に手札コストを支払わずとも増やせる可能性がある。
また混合デッキの墓地に落ちてほしいキーカードが落ちる可能性もあり、莫大なアドバンテージとなることも。
ただし落ちる内容はあくまで運次第で、運が悪いと素材2体使って大したものが落ちなかったり、
相手の墓地肥やしを助けてしまう場合も。
妨害効果持ち、除去効果持ちを採用するのは鉄板。
3体素材と重い《ン熱血指導王ジャイアントレーナー》も出すことができ、3枚ドローに挑むのも一興。
レベル8のホルスモンスターと、下級チューナーを並べることでシンクロ召喚できる。
ホルスには召喚権を使う必要が薄いため、余った手札誘発チューナーあたりを召喚する他、
元から高レベルシンクロを狙う【
センチュリオン】【
P.U.N.K.】あたりにも出張できる。
大量の墓地肥やしを得意とするデッキ。
組んだデッキ側のギミックと、ホルス側の《真血公ヴァンパイア》で相互に落とす枚数を加速する。
ただし「ティアラメンツ」カードを手札コストとする場合、
《王の棺》とイムセティでは発動コストであり効果による墓地送りでないため、墓地効果の発動トリガーとならない点に注意。
弱点
主軸がホルスモンスターの墓地からの特殊召喚にある以上、
それを封じられると何もできない。
墓地肥やしに成功しても、「
エクソシスター」なんかが待ち構えていれば変身されてしまう。
《エクソシスター・アソフィール》
や今は亡き《深淵に潜む者》の墓地効果封じなら、
効果発動を介さずに特殊召喚できるのでまだ動きようもあるが、
《エクソシスター・カスピテル》で特殊召喚ごと封じられた場合どうしようもない。
《王の棺》が存在するのが前提のデッキであり、まずこれが引けないと動きようがない。
下手をするとイムセティで手札2枚消費に
うららや
墓穴を食らい、残り手札で《王の棺》にアクセスできず、
何も動けずにターンエンドなんてことも起こりうる。
また《王の棺》自体があっても、《
幽鬼うさぎ》や《
サイクロン》などですぐに除去され、
これまた何もできなくなることも。
展開した後のホルスモンスターは、他のカードが除去されるまでは相手に干渉しない。
追記・修正は王の棺を守りながらお願いします。
- スピリッツ・オブ・ファラオの方かと思った あっちは第一の棺 -- 名無しさん (2025-09-12 09:37:42)
- 黒炎神も書いてあることだけ見れば普通に強いと思ったが採用されない辺り、これもインフレの波ってやつか… -- 名無しさん (2025-09-12 10:49:01)
最終更新:2025年09月12日 10:49