P.U.N.K.(遊戯王OCG)

登録日:2021/09/25 Sat 09:08:00
更新日:2023/05/28 Sun 13:34:30
所要時間:約 12 分で読めます




ド派手に行くゼ!己が(ソウル)を響かせろ!


P.U.N.K.(パンク)とはカードゲーム「遊戯王OCG」に登場するカテゴリである。



【概要】

「デッキビルドパック グランド・クリエイターズ」で初登場したカード群。

「パンク」とは若者文化の総称のような言葉であり、その名に相応しいような派手な色彩のモンスターが多い。
しかしそれと同時に日本に古くから伝わる伝統芸能もモチーフとしている、古今の文化が混ざったテーマである。
モチーフが同じカード同士はシナジーするようになっている。

下級モンスターのサーチ効果を使ってアドバンテージを稼ぎ、状況に応じて罠で妨害したりEXデッキのモンスターを特殊召喚するのが主な戦術となる。
メインはシンクロ召喚となるが、融合モンスターも存在。
レベルがある程度揃っているためエクシーズ召喚も多少は可能で、シンクロ召喚をトリガーとする効果が多いわけではないためリンク召喚も組み込める。
また「P.U.N.K.」や特定種族・属性以外のモンスターの召喚・特殊召喚を縛るような効果も持っていないため、他テーマとの混合構築も行いやすい。

【下級モンスター】

全てのモンスターが、地属性・レベル3・守備力600のサイキック族チューナー。
LPを600払って効果を発動できる効果を持ち、伝統芸能モチーフらしくサイキック族の原点に回帰したようになっている。

Uk(ウキヨエ)P.U.N.K.(パンク)娑楽斎(しゃらくさい)
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/サイキック族/攻1200/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):600LPを払って発動できる。
自分の手札・フィールドから、「P.U.N.K.」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):相手ターンに、600LPを払って発動できる。
自分フィールドのモンスターをS素材として「P.U.N.K.」Sモンスター1体をS召喚する。
メカニカルな筆を持った黒服でグラサンの男。EXのモンスター担当。
自分ターンに融合召喚を行う効果と、相手ターンにシンクロ召喚を行う効果を持つ。

ターンの状況に応じて2種の召喚法を使い分けることができる。
特に後述の《Uk-P.U.N.K.カープ・ライジング》は現状テーマ内だとこいつでしか出せないので、使う場合は重要になってくる。
相手ターンに《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》をシンクロ召喚して相手の素材モンスターを除去しつつ、《P.U.N.K.JAMエクストリーム・セッション》のドローも狙える。

モチーフは江戸時代から存在する絵画「浮世絵(うきよえ)」と当時の有名な浮世絵師である「東洲斎(とうしゅうさい) 写楽(しゃらく)」+生意気な様子を表す言葉「しゃらくさい」。
ちなみに「UKパンク」は実際に存在するイギリス中心の音楽ジャンルの一つでもある。


Ga(ガガク)P.U.N.K.(パンク)ワゴン
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/サイキック族/攻 900/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):600LPを払って発動できる。
デッキから「P.U.N.K.」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「P.U.N.K.」モンスターが相手の効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象に選択された時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
羽根の生えた衣装をを身に纏ったミュージシャン。魔法担当。
「P.U.N.K.」魔法カードをサーチする効果と、「P.U.N.K.」モンスターが攻撃か効果の対象になった時にドローする効果を持つ。

(1)は言うまでもなく便利なサーチ効果。
ただサーチ先の魔法がどれも受け身気味…だったのだが後述の《P.U.N.K.JAMエクストリーム・セッション》の登場で展開にも寄与できるようになった。

(2)は相手依存だが条件の緩いドロー効果であり、手札を補充できる。
近年でも《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》などは対象を取るので、先に立てておくとカバーできる。


モチーフは日本の伝統的な舞踊と音楽による芸術である「雅楽(ががく)」と日本古来の弦楽器「和琴(わごん)」。


Jo(ジョウルリ)P.U.N.K.(パンク)Mme.(マダム)スパイダー
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/サイキック族/攻 900/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):600LPを払って発動できる。
デッキから「P.U.N.K.」罠カード1枚を手札に加える。
(2):相手フィールドのカードを対象とする自分の「P.U.N.K.」カードの効果が発動した時、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで半分になる。
女性の等身大人形と黒子らしき人物のコンビ。罠担当。
「P.U.N.K.」罠カードをサーチする効果と、「P.U.N.K.」カードの対象取りに反応して相手モンスターを弱体化する効果を持つ。

(1)はワゴンの罠版であるサーチ効果。
サーチ先はどちらも妨害効果持ちなので非常に優秀。《増殖するG》を通してしまった場合、最悪ここのサーチで止めるのも良い。

(2)は(1)の効果でサーチした罠カードを使って発動させることができる。ただそれ以外では条件を満たしにくいのがネック。
罠が自分ターンまで残った場合に使うくらいの心持ちでいよう。


モチーフは伝統的な人形劇「人形浄瑠璃」。
「スパイダー」は演目の1つ「蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)」からだと思われる。


No(ノウ)P.U.N.K.(パンク)セアミン
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/サイキック族/攻 600/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):600LPを払って発動できる。
デッキから「No-P.U.N.K.セアミン」以外の「P.U.N.K.」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分フィールドの「P.U.N.K.」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は600アップする。
派手な和服を身に纏った少女、だと思われるが……(後述)。メインの上級モンスター担当。
自身以外の「P.U.N.K.」モンスターをサーチする効果と、墓地に送られた時に「P.U.N.K.」モンスターを強化する効果を持つ。

(1)はモンスターのサーチであり非常に便利。
サーチした「P.U.N.K.」最上級モンスターの特殊召喚コストにこのカードを使う事が基本的な流れとなる。
あるいはそのまま手札から墓地に送って発動する効果の補助にもなる。
【P.U.N.K.】以外でも《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》《緊急テレポート》とともに出張していることも多い。詳細はそちらを参照。

(2)は条件も緩く、強化値もそこそこ。
このカードをコストに特殊召喚した高レベル「P.U.N.K.」モンスターを強化することができる。

モチーフは日本の伝統芸能である「(のう)」とその開祖「世阿弥(ぜあみ)」。

公式Twitterで設定画が公開されているのだが、実はこれは再投稿されたもの。
というのも、再投稿前のツイートの紹介文ではhisが使われていたのである。
基本的にKONAMIは書籍以外でモンスターの性別を明かさないため、そこに引っかかったものと思われる。
この一件は一部で大いにネタにされ、セアミンの性別については紳士達の間で日夜熱い議論が交わされているとか。


【上級モンスター】

No(ノウ)P.U.N.K.(パンク)ディア・ノート
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2100/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の手札の「P.U.N.K.」モンスター1体を相手に見せて発動できる。
手札のこのカードと見せたモンスターの内、1体を特殊召喚し、もう1体を墓地へ送る。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
レベル5モンスター以外の自分の墓地の「P.U.N.K.」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このターン、自分は「No-P.U.N.K.ディア・ノート」を特殊召喚できない。
「DIMENSION FORCE」で登場した新顔。一本角の面を従えた少女。

(1)は自身と手札の「P.U.N.K.」モンスターを公開して一方を特殊召喚、もう一方を墓地へ送る効果。
自分で好きな方を選べるため、状況に応じて出す方は使い分けよう。
セアミンを手軽に展開できるため、後述のフォクシー・チューン共々出張で使われることも。
ただし、墓地効果でアドを取るテーマではないので手札消費は大きい。

(2)はフィールドから墓地に送られた際に、墓地の「P.U.N.K.」モンスターを蘇生する効果。
シンプルに使いやすい効果であり、(1)の効果で捨てた「P.U.N.K.」モンスターをそのまま釣り上げる形も可能。
自身とレベル3「P.U.N.K.」チューナーでレベル8シンクロ→チューナーを蘇生してそのままレベル11シンクロという流れが鉄板。
娑楽斎を釣り上げれば相手ターンのシンクロ召喚にも備えられる。

また「P.U.N.K.」唯一のレベル5モンスター……というかメインデッキに入る中でのレベル3・8以外のモンスターであるため、「カープ・ライジング」で特殊召喚してそのままシンクロに繋げるには必須。
緊急テレポートに増殖するGを当てられ、ケア出来なかった場合にはこのカードをアドバンス召喚して最低限の壁とする(除去されても後続を蘇生できる)という手もある。

イラストの少女は「No」担当のセアミンに見えるが、微妙に背が高かったり耳飾りのデザインが異なっていたりなど、よく見ると差異が多々ある。
少女の正体とモチーフは恐らく世阿弥の父親である「観阿弥(かんあみ)」。世阿弥と共に能の大成に貢献した人物である。

【最上級モンスター】

No(ノウ)P.U.N.K.(パンク)オーガ・ナンバー
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「P.U.N.K.」モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキからレベル8以外の「P.U.N.K.」モンスター1体を手札に加える。
(3):1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、その相手のモンスターの元々の攻撃力分アップする。
巨大な鬼の面を従えた鬼面の少女。
「P.U.N.K.」モンスターをリリースして特殊召喚する効果と、自身をコストに自身と同レベルを除く「P.U.N.K.」モンスターをサーチする効果、
相手モンスターの効果発動をトリガーに自身を強化する効果を持つ。

(1)は上述の通りセアミンからこのカードをサーチ、そのままセアミンをリリースして特殊召喚できる。
(2)の効果が強力なためあまり使う機会は無いが、EXデッキを封じられた状態では最大火力となるため覚えておくと良い。

(2)は非常に便利な効果で、最上級ながら手札で腐る心配はほぼ皆無。2枚あっても1枚目でサーチしたモンスターをコストに2枚目を出せばよい。
他の下級モンスターもサーチ効果を持つので、間接的に様々な「P.U.N.K.」カードをサーチできる。

(3)は相手依存な上に無効にするわけでもないため重要性は低い。
消耗した局面とかではこれで相手の前に立ち塞がることもあるかもしれない。


モチーフは能で使われる「般若面」だと思われる。


No(ノウ)P.U.N.K.(パンク)フォクシー・チューン
効果モンスター
星8/光属性/獣族/攻2300/守2600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「P.U.N.K.」モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の手札を1枚選んで墓地へ送り、
デッキからレベル8以外の「P.U.N.K.」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
巨大な狐面を従えた少女。オーガ・ナンバー共々衣装や髪型がセアミンに似ている。
どちらもセアミンの効果でサーチ可能なため、セアミンが演目に合わせ面を変えているものと思われる。
「P.U.N.K.」モンスターをリリースして特殊召喚する効果と、自身をコストに自身と同レベルを除く「P.U.N.K.」モンスターをリクルートする効果、
戦闘破壊時にLPを回復する効果を持つ。

(1)はオーガと同条件の特殊召喚効果。
セアミンからサーチしてそちらをリリースすれば攻撃力2900となるので(3)の効果も使いやすくなる。

(2)はリクルート効果。手札消費はかさむが好きなモンスターを「P.U.N.K.」持ってこれる。
セアミンでサーチしてから使えば「P.U.N.K.」モンスターが2体並ぶので、色々なEX召喚手段の補助になる。
セアミンが《緊急テレポート》にも対応していることもあり、合わせて出張要員として使われることも多い。
召喚権を使わずに《彼岸の黒天使 ケルビーニ》《水晶機巧-ハリファイバー》を立てられるのは非常に強力。

(3)はライフコストのかかるこのデッキではありがたい回復効果。
光属性なので《オネスト》により戦闘破壊もしやすい。
ただし《サイコ・エンド・パニッシャー》のためにわざとライフを減らしたい場合には注意が必要。

モチーフは能楽の演目の一つ「釣狐」。イタズラの為に人間に嘘を教えた化け狐が、結果としてその身を助けられるというもの。


【融合モンスター】

Uk(ウキヨエ)P.U.N.K.(パンク)カープ・ライジング
融合・効果モンスター
星8/水属性/魚族/攻1000/守2600
「P.U.N.K.」モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合召喚したこのカードをリリースして発動できる。
手札・デッキからレベル8以外の「P.U.N.K.」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
(2):このカードをS素材としてS召喚に成功した場合、
自分フィールドの「P.U.N.K.」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
娑楽斎の描いた鯉。
自身をリリースして同レベル以外の「P.U.N.K.」モンスターを2体リクルートする効果と、
S素材になった時に「P.U.N.K.」モンスター1体に2回攻撃を付与する効果を持つ。
他の融合ギミックを本格的に組み込む理由は現状乏しく、基本的には娑楽斎の効果による融合召喚で出す事になるだろう。

(1)の効果で一気に2体を展開でき、シンクロ・エクシーズ・リンク召喚に繋げられる。出せるレベルは8以外なので3か5を並べる事になる。
単純に融合素材分のカードを再展開でき、娑楽斎以外のレベル3を持ってくればそれらの効果で手札も稼げる。

(2)の効果は基本的に後述の《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》に2回攻撃を付与するために使うことになるだろう。
ただ(1)の効果がメインなので使えたらヨシくらいでいると良い。


名前の由来はそのまま「鯉の滝登り」からだと思われる。
ちなみに魚族の融合モンスターは22年ぶりの登場であり、初の効果モンスターでもある。


【シンクロモンスター】

Uk(ウキヨエ)P.U.N.K.(パンク)アメイジング・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星11/風属性/海竜族/攻3000/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合、
自分のフィールド・墓地のサイキック族・レベル3モンスターの種類の数まで
相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):「Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン」以外の
自分の墓地の「P.U.N.K.」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
娑楽斎の描きあげた巨大な龍。
S召喚成功時にバウンスする効果と、「P.U.N.K.」モンスターを蘇生させる効果を持つ。

(1)の効果により相手のカードを複数バウンスでき、攻めに向いている。
「P.U.N.K.」のチューナーだけでも十分だがレベル3サイキック族は優秀なものが多く、それらを組み込めば大量バウンスも容易に狙える。
娑楽斎とレベル8を立てておけば相手ターンでもシンクロ召喚できるので、妨害役も務めることができる。

(2)はコストなしの蘇生効果。素材やアタッカーとして自由に運用できる。

ただし効果は1ターンに1度どちらかしか使えない。
相手ターンに娑楽斎でS召喚してバウンス、返しの自分ターンで蘇生効果を使うのが理想的。


恐らく《Uk-P.U.N.K.カープ・ライジング》から進化したと思われる龍。
「鯉の滝登り」にて滝を登りきった鯉は龍に転生し空を飛ぶとされるため、それを意識したものだろうか。
ちなみに海竜族モンスターの最高レベルを更新した。


P.U.N.K.(パンク)JAM(ジャム)ドラゴン・ドライブ
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/サイキック族/攻2700/守2400
サイキック族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚または「P.U.N.K.」カードの効果で特殊召喚に成功した場合、
600LPを払って発動できる。
デッキからサイキック族・レベル3モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分の「P.U.N.K.」カードの効果の発動にチェーンして相手がカードの効果を発動した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
「POWER OF THE ELEMENTS」で登場した新顔。竜の衣装を纏ったセアミンとディア・ノート、それを彩る娑楽斎の共演。

(1)は場に出た時に600LPと引き換えにレベル3のサイキック族をサーチor墓地送りする効果。
「P.U.N.K.」のチューナー達はもちろんの事、それらに限定されず《緊急テレポート》と同範囲のモンスターをサポートできる汎用性の高さが売り。

(2)の効果は相手が「P.U.N.K.」カードの効果にチェーンしてきた場合に自己蘇生する効果。
能動的に生かせる効果ではないが、特殊召喚できれば(1)の効果に繋げられるため安定してアドを取れる。
しかも除外デメリット等はないので、デュエルが長引くと何度でも蘇ってくる。
相手としてはアドを与えることを覚悟でチェーンしなければならなくなる。
《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》の素材としてもピッタリ。墓地に置いておくだけで良い牽制になるだろう。

(1)は汎用的に使用でき、素材指定もチューナーにサイキック族のみなので、【P.U.N.K.】に限らずサイキック族デッキ全般で活用できるだろう。

なお特定の演目というわけではないからか、このモンスターはサイキック族。
《センサー万別》などを相手にする際は注意が必要。

【魔法・罠カード】

Ga(ガガク)P.U.N.K.(パンク)クラッシュ・ビート
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「P.U.N.K.」モンスターを対象とする効果を相手が発動した場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分フィールドの全ての「P.U.N.K.」モンスターはこのターン、
相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
太鼓で大音量を叩き出すワゴン。
「P.U.N.K.」モンスターが効果の対象になると相手のカードを破壊する効果と、破壊されたターン中「P.U.N.K.」モンスターに対象耐性と破壊耐性を与える効果を持つ永続魔法。

どちらも効果は受動的であり、基本的には牽制向きのカードである。


Ga(ガガク)P.U.N.K.(パンク)ワイルド・ピッキング
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「P.U.N.K.」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
(2):魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分フィールドの全ての「P.U.N.K.」モンスターは、このターン戦闘では破壊されない。
琴をかき鳴らすワゴン。
「P.U.N.K.」モンスターの戦闘時に相手モンスターを破壊する効果と、破壊されたターン中「P.U.N.K.」モンスターに戦闘耐性を与える効果を持つ。

こちらも効果は受け身気味。
ワゴンでサーチし、厄介なモンスターを(1)で破壊するのにも使える。


Jo(ジョウルリ)P.U.N.K.(パンク)デンジャラス・ガブ
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
自分フィールドに「P.U.N.K.」モンスターが存在する場合、
さらに対象のモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
恐ろしい怪物顔をしたスパイダー。
相手の効果モンスターの効果を無効にし、「P.U.N.K.」モンスターがいればライフを回復する効果を持つ。

モンスター限定だが無効化効果は単純にして強力。ライフ回復も消費の激しいこのデッキにはありがたい。
「P.U.N.K.」モンスターが居なくいても無効化は機能するのもポイント。
スパイダーでサーチすることで、安定した妨害に使うことができる。


「ガブ」とは人形浄瑠璃における人形の仕掛けの1つ。美女の顔を恐ろしい顔に変形させるもの。


Jo(ジョウルリ)P.U.N.K.(パンク)ナシワリ・サプライズ
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
自分フィールドに「P.U.N.K.」モンスターが存在する場合、
代わりに相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象とする事もできる。
割れた顔からコミカルな表情を出すスパイダー。
相手のカードを破壊する効果を持つ。「P.U.N.K.」モンスターが居れば何でも破壊できるが、居ない場合セットカードしか破壊できない。

対象こそ取るが、カードの種類を問わない破壊効果は優秀。
こちらもスパイダーからサーチしてそのまま妨害として使うことができる。
ただしこちらは「P.U.N.K.」モンスターが居ないと破壊範囲が一気に減るのが少しネック。


梨子割(なしわり)」も人形浄瑠璃における人形の仕掛けの1つ。人形が真っ二つになるもののこと。


P.U.N.K.(パンク)JAM(ジャム)エクストリーム・セッション
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):1ターンに1度、自分の墓地から「P.U.N.K.」カード1枚を除外して発動できる。
手札から「P.U.N.K.」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分フィールドのサイキック族モンスターが効果を発動するためにLPを払った場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
「POWER OF THE ELEMENTS」で登場したフィールド魔法。ワゴンの音楽とスパイダーの演劇の共演。黒子さんのオタ芸と人形の電飾が激しい
墓地の「P.U.N.K.」カードをコストにした手札の「P.U.N.K.」モンスターの展開効果と、サイキック族のライフ支払いに反応したドロー効果を持つ。

(1)は嬉しい追加の展開効果。
地味にこちらは名称によるターン制限がないので、ワゴンでサーチしたり(2)で引き込んだりすればその分展開できる。
コストもカード指定なので、張り替えたこのカード自身をコストにできる。

(2)は1ターンに2枚までドローできる効果。勿論強力。
条件も「サイキック族モンスターの効果発動のためにライフを支払うこと」と【P.U.N.K.】にとっては朝飯前。
「P.U.N.K.」モンスターに限られていないので、ライフを支払うサイキック族デッキなら他のデッキでも使える。



【相性のいいカード】


下級「P.U.N.K.」モンスターとサポートを共有でき、墓地に置いておけば《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》の除去枚数を広げることができる。
娘々や《サイコ・トラッカー》《サイコ・ウィールダー》は各々他のレベル3モンスターをトリガーに展開でき、動きやすさを改善してくれる。

  • マックス・テレポーター
レベル3サイキック族を2体リクルートできる、特殊召喚できない上級モンスター。
下級「P.U.N.K.」を一気に展開できるが、ライフコストが高くレベルも合わないため、その後の展開は独自に考える必要がある。

地属性チューナー(パルキオンは非チューナーも地属性)を指定する強力なレベル6シンクロモンスター。
レベル3の非チューナーを採用すれば下級「P.U.N.K.」と合わせて容易にシンクロ召喚できる。

パルキオン同様の地属性チューナー+地属性非チューナーを条件とするレベル5シンクロモンスター。
相手の魔法の使用を強烈に妨害できる。
下級「P.U.N.K.」と地属性レベル2非チューナー……具体的にはみんなおなじみ増殖するGでシンクロ召喚が可能。
緊急テレポートなどの他、ランク3の《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》で使い終わったGを蘇生するなどで展開が狙える。

  • 水晶機巧-ハリファイバー
お馴染みシンクロ召喚御用達のリンクモンスター。
禁止以前は多彩なシンクロ召喚へ繋げることができた。

  • 緊急テレポート
お馴染みサイキック族リクルートカード。
レベル3サイキック族を大量に採用する本デッキに入れない理由は当然皆無。

  • ダーク・オカルティズム
悪魔族である《No-P.U.N.K.オーガ・ナンバー》をサーチ・サルベージできるので、そのまま様々な「P.U.N.K.」カードをサーチできる。

制限カードである手札誘発
相手ターンに使うのももちろん強力だが、発動時点ではフィールドにモンスターが存在しないフォクシー・チューンやオーガ・ナンバー、コストでリリースするためフィールドを空けやすいカープ・ライジングを守るのに使える。
自分ターンに特殊召喚できたならばそのままレベル8シンクロの主力の展開も可能。

デッキ回転に貢献するレベル8シンクロモンスター。展開力の高い本デッキであればシンクロ召喚は容易。
またその展開力を生かして《No-P.U.N.K. セアミン》から始動することで、手札消費1枚のみで《混沌魔龍 カオス・ルーラー》のシンクロ召喚が実現する。
そのためレベル8シンクロ用の出張ギミックとして、他所のデッキに出張させることも可能。
レベル3チューナー+ディア・ノートでルーラーをシンクロ召喚、ディア・ノートで墓地のフォクシー・チューンかオーガ・ナンバーを蘇生してランク8の《真血公ヴァンパイア》をエクシーズ召喚すると、更に4枚の墓地肥やしも狙える。
なお現状の「P.U.N.K.」自体はランダム墓地肥やしの恩恵は薄いデッキなため、「P.U.N.K.」主軸デッキであればさほど使用したいギミックでもない。

  • 簡易融合、インスタント・コンタクト
前者は言わずもがなの制限カード。後者は本来はE・HERO ネオスとコンタクト融合のサポートだが、効果を目的としないならばレベル7以下のモンスターを調達する手段として使える。
例えばレベル5の《E・HERO スチーム・ヒーラー》を特殊召喚すればレベル3チューナーと合わせてレベル8のシンクロ召喚が可能。
レベル8かつ妨害効果のために墓地に水属性モンスターを要求する《魔救の奇跡-ドラガイト》の採用も見込めるようになる。
レベル7の《E・HERO アクア・ネオス》ならばレベル10の《フルール・ド・バロネス》を狙える。
また簡易融合で《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を特殊召喚すれば相手の手札誘発モンスターを妨害しつつ、用が済んだら《虹光の宣告者》をシンクロ召喚して追加で妨害を用意できる。

サイキック族レベル11シンクロモンスター。レベルはアメイジング・ドラゴンと共通のため出しやすい。
ライフが相手より低い限り発動した効果を受けない耐性、ライフ1000を払ってお互いのカードを1枚ずつ除外する除去、そしてただでさえ攻撃力3500と高いのに、お互いのライフの差分だけ攻撃力が上昇し続けるとどの効果も優秀。
P.U.N.K.とは別の収録だが、ディア・ノートと同期収録なのである程度意識したものかもしれない。

  • ランク8エクシーズモンスター
レベル8モンスターを並べやすいため相性はいい。
例えば《宵星の機神ディンギルス》はこのデッキでは突破しづらい《双穹の騎士アストラム》を処理できる。

  • ランク3エクシーズモンスター
レベル3を並べやすい構築のためこちらも使える。
なお、P.U.N.K.のレベル3はすべてチューナーなため、サイコトラッカーなどの非チューナーのレベル3を用意しない限りはレベル6シンクロ召喚は狙いづらい。

追記・修正はP.U.N.K.に決めてからお願いします。

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最終更新:2023年05月28日 13:34