セイウンスカイ(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/10/02 (Sat) 02:10:15
更新日:2022/12/25 Sun 16:22:55
所要時間:約 19 分で読めます





画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第6章・前編「夢の原石」
© Cygames・JRA

まあまあ、焦らずのんびりと。
その方がうまくいきますって~


セイウンスカイとは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物の一人。
CV:鬼頭明里
モチーフ元である競走馬『セイウンスカイ』は当該項目を参照。


◆プロフィール

キャッチコピー:マイペース、マイライフ。漂う雲のように…
誕生日:4月26日
身長:155cm
体重:申告漏れ
スリーサイズ:B77・W55・H80
靴のサイズ:左右ともに22.5cm
学年:中等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:昼寝、釣り
苦手なこと:狭くて窮屈な場所(ゲートだよ、ゲート!)
耳のこと:時折、意味深にピンと立っている
尻尾のこと:手入れしなくても自然とまとまる
家族のこと:帰省時は、釣り仲間の祖父と船釣りをする
ヒミツ:①びっくりするほど猫舌 / ②首がきゅっとなる服はニガテ
自己紹介:やっほー、セイウンスカイだよー。適度にテキトーにのーんびりしてこー。…大物を狙うなら、待つ時間も大事でしょ?

キャラクターソング:気まぐれTuning Heart

痛快!白き逃亡者 成し遂げた志

週刊100名バNo.90「セイウンスカイ」表紙より

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第7弾「黄金色に輝いた時代」篇
© Cygames・JRA

飄々と伏雲の如く

【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第7弾「黄金色に輝いた時代」篇より

キングヘイロースペシャルウィークと共に98年のクラシック戦線を沸かせた二冠馬『セイウンスカイ』がモチーフのウマ娘。
相手からは「スカイ」と呼ばれ、仲の良い同期組等からは「セイちゃん」と呼ばれてる。
その他プレイヤーからは名前の中間をとって「ウンス」と呼ばれることも多い。これは某掲示板などでの実馬の呼び方をそのまま借用したもの*1
作中でもウマ王ゴルシのサポカイベントで一度だけウンス呼びがあったが後にアプデで修正された。
モチーフ馬が芦毛のため銀髪だが、彼女のは少し緑がかっている。

のらりくらりと自由気ままで、一見レースに関心なさそうなサボり魔。暇さえあればすぐお昼寝したり釣りに行っちゃうような、雲のように掴みどころのない性格。
隙さえあればサボろうとしたがるその姿勢はある意味呆れを通り越して感心さえある。
そのたびにキングヘイローが指摘してきたりしてくるが、キングは案外騙されやすいタイプなのでうまく言いくるめられることも結構多い。
スペシャルウィークも素直なので騙されることも多いが、逆にグラスワンダーやトレーナーにはあんまり効かず、自爆することもしばしば。
そんな彼女なので練習にもあんまり顔出さず、周りからも大して(特に同期の存在が大きいので)脅威に見なされないことが多い。

嫌いなところは狭い所。ゲートも嫌い*2。ゲームでは流石に普通に入ってくれるが、時間の無駄とも思っており嫌がっている。
何やらゴルシスイープが同類を見るような目で見てますね……。
また勉強もサボり気味だが頭の方は寧ろ良い方らしく、スペシャルウィークやエルコンドルパサーは補習しているような描写はあるがスカイにはそういったところは見られない。まさか睡眠学習……?

結構趣味に没頭するようなタイプらしく、釣りに関しては「しっかり状況等を見て、仕込みも万全に整える」と意外と本気なところが見える。
後述する固有スキルでは釣りを始める。
ここまで釣り好きなのは策士=太公望という連想……というのもあるかもしれないが、史実のセイウンスカイの馬主が釣り好きなのが元と言われている。
作中ではスカイのじいちゃんが釣り好きで、その影響が大きい。

また、他のウマ娘もそうだがセイちゃんはそれを上回るレベルで大のネコ好きなところが見える。
アプリで見られる私服をよく見るとネコがプリントされてるTシャツを着ていたり、ネコの撫で方をよく知っていたり、ネコのストラップが貰えることに興味を示していたり。
またたまに語尾を猫っぽくしてみたりすることも。あざとい
その結果、とあるイベントでは本気を出し過ぎてネコと化したウマ娘かと思ったらネコ娘だった。この状況を本人は覚えてないようだった。

そんなぐーたらな彼女だが、内に秘めた闘争心は非常に熱く、わざとサボり魔のように見せてレース前から相手の情報をしっかり集め、優れた観察力でレースで本気出す。
それはともかくとして普通にサボり魔になるときもあるけど。
こうした普段の態度を含めた策略家のイメージは菊花賞トライアルの京都新聞杯・そして本番菊花賞のレースの立ち回りからだろう。
また、レースは勿論だがそれ以外でもとんでもないほどの負けず嫌い。
あるときは一応トレーニングの一環としてリズムゲームをやっていたのだが、高スコアを叩きだしてなお最大記録にもとどかず、「もしかして本気でやってる?」と指摘された後はその日は帰ったのだが後日ゲームセンターにいるスカイが見られたそう。
史実のセイウンスカイは諦め癖のあった競走馬だったのは内緒。

勝負服は白のブラウスに緑のショートパンツと、これといった特徴がない大人しめの服装。逆に言えばそれが目立つという意味にもなる。
気楽にゆるっとやる(ように見せている)彼女らしいといえばらしい……が、靴に関しては雲を象ったブーツのようなもので何か凄く走りにくそう。


◆アニメでの活躍

Season1

1話から出ている。スペシャルウィークにとってのいわば中ボス。
スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダーとはクラスメイトで、ハルウララは同学年だが別クラス。
こっちではからかい好きというよりちょっと悪戯好きっぽく、真剣にリハビリ本を読んでいたスペの頭に本を何冊か乗せたり練習もサボりがち。
ゲート入りを嫌がる癖があり、キングヘイローに窘められたり誘導員に無理やり押し込められたりしている。
史実でもこのようなゲート難を抱えていたのだが、人間で再現されるといささかシュール。

史実通り弥生賞でスペシャルウィークに敗北を喫するが、続く皐月賞では見事にリベンジを果たした。
日本ダービーでは三番人気に押され、影で自主練に取り組むなど練習嫌いの彼女にしては珍しくやる気を見せるも、スペシャルウィークとエルコンドルパサーの競り合いについていけず4着に終わった。
なお尺の関係か残念ながら彼女の最大の見せ場ともいえる菊花賞に関してはほとんどすっ飛ばされた。

BNWの誓い

トレセン学園の春のファン感謝祭では目玉企画である『BNW駅伝』に皐月賞ウマ娘が集められたチームNの一員として出場。
アニメBlu-ray BOX第1コーナーの封入特典「ウマ本」には、彼女が主役の小説「ウマ話 〜セイウンスカイ編〜」が収録されている。

うまよん

  • 第8話「ヒーロー劇場・ウマソルジャーV!!」
正義のヒーロー「ウマソルジャーV」の一人でブルースカイと名乗っている。ピンクが被ってるのにグリーンまで被ったら収集つかなくなるしね。
トレセン商店街で破壊活動を行う「黒の科学者Dr.マッドタキオン」と「怪ウマ娘ダークマンハッタンC」を止めるべく出動するも、相変わらずマイペースで途中で寝てグリーンスズカにツッコミを入れられる。
必殺技の『ウマソルジャーバズーカ!』を使用の際はピンクウララと共に台座扱いされた。

◆アプリでの活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:G マイル:C 中距離:A 長距離:A
脚質 逃げ:A 先行:B 差し:D 追込:E

配信直後は98世代組の中で唯一育成未実装で、サポートカードと他キャラ育成中のレースで出てくるぐらいだったが、2021年6月10日に☆3『あおぐもサミング』が育成実装。これで初期からいる98世代組が全員揃うことになった。
なおこの日はナリタタイシンの誕生日だったのだが、そのタイシンの実装日は4月26日。つまりセイウンスカイの誕生日。……偶然だろうか。
また2022年3月29日には新衣装の☆3『ソワレ・ド・シャトン』が実装された。
脚質の補正が逃げ向けのウマ娘にしては珍しく、先行B、差しD。史実ではそれぞれの作戦で走ったことがあるからなのだろうが、どちらの衣装でも後述の固有スキルの都合でほぼフレーバーに近い。
なおマイルCだが、史実でマイルを走ったのは新馬戦だけ
同適性の中長距離型はスペ、ゴルシ、ネイチャ、ルドルフなど初期からいっぱいいるので違和感ないかもしれないが、該当者の多くは1600~1800で重賞勝ち、最低でも条件戦くらいは勝っている。新馬戦・未勝利程度の場合はせいぜいE(テイオーなど)、あるいはF(チケゾーなど)で、これは異様に高いのだ。
もしもマイルFに設定されていたら、対人環境でのスカイの評価はだいぶ違ったかもしれない。重賞勝ってるのにFのフラッシュが泣いてる

育成では最初の目標が「ファン3000人集める」というなんか嫌な予感がする目標になっているが、期限がクラシック級1月上旬までなので例えホープフルで事故ったとしても京成杯などでリカバリー可能。
素でマイル適性CなのでB以上にして走れるようにしてしまえば事故の危険性はさらに少なくなる。マックイーンは犠牲になったのだ……
それ以降はクラシック三冠に有馬記念、シニア級は天皇賞(春)から宝塚記念、天皇賞(秋)から有馬記念という王道路線を歩むことになる。
ただ基本的に先頭争いしつつ走るのでバ群の心配は少なく、固有スキルが強力なおかげでしっかりお膳立てしてあげれば目標未達成になる心配は少ないため、中長距離の逃げ型の中では比較的達成させやすい方。
ちなみにエルは序盤でちょろっと出てくるぐらいでそれ以降はライバルとしても出ないままいなくなる。まあ史実通りなのでしょうがないのだが……

シナリオの特徴として、シニア級10月後半に『それまでにトレーニングレベルが1番高い練習に応じて得られるスキルが変わる(複数の場合はランダム)』というイベントがある。
通常はレベル=回数なのである程度狙ってレベルを上げやすいが、複数同時にトレーニングレベルが上がることが多いアオハル杯では思うようにとれないことも結構多い。

『あおぐもサミング』

成長率はスタミナ+10%、賢さ+20%。このうち賢さに20%振られていることに一時期Twitterで話題になっていた。ハヤヒデも賢さ20%だったのに、この差は一体?

所持スキルを見てみると、スタミナ回復系スキルを素で持っていないので、スタミナのフォローをどうするかがポイントとなる。
逆に言うと素スタミナで走りきれるマイル~中距離帯の場合、フォローにスキル枠がなく他スキルに注力できるという意味でもあり、実際にこの距離帯でトップメタにいたことも。
また、実装当時はプレイヤーのシステム研究が進んでいなかったため「賢さに大きく補正がかかるのに『逃げのコツ〇』を覚えているのは過剰なのでは?」などと言われていたりもした。
しかしながら後の研究の結果、賢さは道中立ち回りに作用し、終盤までほぼ常に先頭をキープするのが勝ち筋であると理解されてからはそのような声も消えていった。
あとこれが話題になってた時、「皆さん! 学級委員長である私、サクラバクシンオーの賢さ成長率は10%アップですよ!」的なツイートをバクシンオーの中の人の三澤氏がしてた




Zzz…すやすや……




…ッ! 大物、いただきぃ!!




にゃはっ☆ハマったね♪


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[あおぐもサミング]セイウンスカイ 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは『アングリング×スキーミング』、通称アンスキ。効果は『レース終盤にコーナーで先頭にいるとこれ幸いと加速力が上昇する』。

文面通りレース終盤のコーナーで先頭にいないと効果が発揮されないが、逆に言えば「終盤コーナーが始まった瞬間1位なら出る」という条件の緩さであるため発動条件はとてもわかりやすい。
そして「加速力」はシステムに少々慣れないと分かりづらいが、終盤スパート開始から最高速度に乗るまでの時間を短くしてくれる効果を持っている。
結果、有効発動すると瞬く間に最高速に到達して、もの凄い勢いで後続を一気に引きはがし、差が広がっていく様子が確認できる。
そのため「終盤がコーナーから始まる」コースでは無類の強さを誇るスキルであり、本人以外の逃げでも「積むのが前提」レベルの扱いを受けている。この固有の登場で逃げという脚質そのもの強さが底上げされたと評価しているプレイヤーもいるほど。
育成シナリオにあるまじき高ステータスとガチ構成スキルを有するビターグラッセ・リトルココン組にすら大差勝ちを狙える。
なお、「終盤がコーナーから始まる」コースというのは大半のコースであるよりによって菊花賞が例外の一つなのは内緒。

注意点としては育成シナリオなら普通に育てていれば発動しやすいが、戦力が拮抗する対人戦では当然対策されている。
特に現状の環境では他の逃げもアンスキを継承している率が高いため、序盤に強い芝のサイレンススズカスマートファルコン、中盤の制圧力が高い水着マルゼンスキーやバレンタインミホノブルボン、大逃げサイレンススズカやメジロパーマーなど、終盤コーナーまでの先頭争いが苛烈。
しっかり中盤で増速して他の逃げウマたちより前に出なければアンスキ発動勝負に勝つことはできない。
「ちゃんと考えて仕込まないと勝利を釣り上げられない」という意味ではとても彼女らしいスキルである。

固有演出は『突然晴天の穏やかな海で、いかだに乗ってのんびり海釣りを始める』という面白演出が多い固有の中でも面白度が高いもの。
先頭で走ってたのに何故突然海釣り始めたのかとか、水泳(スタミナ)トレーニングでビート盤を使うので泳げない疑惑があるのに大丈夫なのかとかツッコミどころ多数。
いきなり紅茶飲み始めるマックイーンと並び、トレーナーたちの間で色んな意味でやけに印象に残るスキル演出となっている。
その後面白演出の数々も増えてきたので実装当初ほどのインパクトはなくなりつつあるが、それでも面白演出という話題になると名前が上がりやすいものとなっている。

なんと晴れやかな結果に…おおっと!? ふふっ。

『ソワレ・ド・シャトン』

こちらの成長率補正はスピードとスタミナに+8%、根性に+14%と根性育成と相性が良い。
覚醒スキルでは引き続き「脱出術」と新スキル「トップランナー(「先頭プライド」上位スキル)」のレアスキルを習得可能。
昔であれば「先頭プライド」自体が使い道のないスキルだったが、アップデートによる調整で実用的なスキルになっている。




だるだる~…なーんてっ




イッツ、ショーターイム♪




おどろいた?


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ソワレ・ド・シャトン]セイウンスカイ 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「Do Ya Breakin!」。
発動条件と効果は「終盤の直線で前の方にいると意気揚々と速度を上げる、そこが向正面の場合さらに加速力をちょっと上げる」というもの。
長距離、特に菊花賞や有馬記念といった、向正面の直線からスパートに入るレースでは加速力も上がるため有用なスキルなのだが、スタミナの成長率補正が0なのでスタミナのカバー問題は元の衣装よりさらに重要度が上がっている。
また、あくまで速度がメインでありアンスキほど加速してくれるわけではないため、向正面ならただ強いわけでもない。

演出ではイベントシナリオ中にも見せた派手なブレイクダンスを披露してくれるので必見。
なお「首がキュッとなる服は苦手」とのことだが、この衣装は襟元までピッチリ。

この勝利を、キミに。…ウソじゃないよ?

固有要素

固有二つ名は共通して『トリックスター』。
取得条件は『皐月賞、菊花賞、有馬記念(クラシック級)、天皇賞(春)を作戦「逃げ」で勝利し、うち菊花賞はスタート200m地点からゴールまで1番手のままで勝利する』。
指定レースは育成目標に全て入っているので取り逃がすことはなく、作戦指定はされてるが基本的に逃げ運用なのでこの辺りは大丈夫だろう。
レースはどれも難易度が高いが、特に高いのは菊花賞。序盤200mを過ぎた後一瞬でも抜かされたらその時点で取得できなくなる。
スタミナは勿論だが、その他にもパワーと賢さを上げる必要性もあるものの、きっちり準備しても逃げが多かったり、掛かった相手に無理やり抜かされて……ということもありリアルラックも試されるところ。
逆に万全に整えていたのに菊花賞では逃げがスカイ以外いなかったのであっさりクリアしてしまった、なんてパターンも。
そして菊を取っても安心するのはまだ早い。この後は「1着目標じゃない有馬と春天」が控えており、有馬でライバル補正かかったグラスが飛んできたり、春天はスタミナ不足でスペは勿論、クリークやライス、ルドルフ辺りに差し切られることもあって気が抜けない。

隠しイベントは一つが「クラシック三冠奪取」で、達成すればスピード・パワー・やる気上昇に『急ぎ足』のヒントレベル獲得と非常に旨味が強いので是非狙いたい。
しかしながら旨味に見合う難易度で、天敵は強いライバル補正のかかったダービースペ。多少育成が上手く行った程度だと容赦なく後ろから全身全霊で差してくる。

もう一つが「クラシック級10月の毎日王冠or京都大賞典に出走」によって特殊な会話イベントが発生。報酬は特にないのでスルーしても育成的な問題はない。
なぜ旨味もないこんなイベントがあるのかというと、これは史実1998年の出来事に由来するもので、毎日王冠と京都大賞典は「完全同日開催のメインレースである」というのが肝。
1998年10月11日、この日府中でサイレンススズカが現3歳の雄エルコンドルパサーとグラスワンダーに影をも踏ませぬ大逃げが炸裂、『伝説の毎日王冠』『史上最高のGII』と呼ばれる伝説を作り上げた。
その興奮冷めやらぬ直後に、淀で現3歳の皐月賞馬・セイウンスカイが天皇賞馬・メジロブライトや有馬記念馬・シルクジャスティス、阿寒湖総大将ステイゴールドら古馬を手玉に取っての幻惑逃げが炸裂。
結果、東西のメインレースでタイプの違う逃げが炸裂したこの日は「東西逃げ馬祭り」とも言える日になったのである。
その東西逃げ祭りを再現するのが京都大賞典の出走イベント。そして、毎日王冠に参戦することで史実で叶わなかった「サイレンススズカvsセイウンスカイ」という幻の逃げ決戦が行われるのである。

特殊実況は菊花賞に設定。天候が「晴れ」で菊花賞を逃げ切り勝利することが条件と言われている。


サポートカード

サポートカードは共通のRの他、SSR【待望の大謀】、2021年6月29日のシナリオイベント「幻想世界ウマネスト」開催の際(=育成実装約2週間後)に実装されたSSR【明日は全国的に赤でしょう♪】、2022年8月19日からはSR【ゆるっと、まにまに】の3種が実装されている。
SSRは3種ともガチャ産で「SSRが2種以上でどっちもガチャ産」はスカイが初のケースだった。

SSR【待望の大謀】

初期から実装で得意練習はスタミナ。名前に何かを感じる
スキルはデバフが多く、やや使いにくいのもあるが脚質や距離指定のスキルがないという珍しい点も。
無凸の時点で得意練習の配属率UPが大きく、中長距離型に必要なスタミナを上げられることから逃げ型でもなくても採用の価値がある点は優秀。
カードイベントでは最後まで進めればレアスキル『脱出術(「急ぎ足」上位スキル)』を習得可能だが確定ではない点には気を付けたいところ。

2021年11月に同レアスキルを持ってくるSSR【おどれ・さわげ・フェスれ!】ダイタクヘリオスが実装されたことで唯一という点は無くなってしまったが、こちらはマイル向けのパワーサポートカード。
しかも同じく確率での習得なのは変わらないため、2枚で用途の差別化はできている。セイちゃんの主戦場はマイルだろは禁句

このカードイベントの最初で下の選択肢を選べば『二の矢』を獲得可能だが、レース中盤に後方にいるときに加速力が上がる逃げ専用スキルであの『鋼の意志』以上にぶっちぎりで使えないスキル。
普通逃げといえば先頭で争うのでよほどスタートダッシュが酷かった場合とか逃げが非常に多い場合でない限りそんな状況にならないし、そもそもそんな状況になってしまったらほぼ沈むだけなので保険にすらならない。
また選択肢下はそこでイベントが終了するので、カードとして組み込んだ場合はよほどの理由がない限りは上の選択肢を選んだ方がいい。
あんまりにも使い道がなさ過ぎたためか、ウマ娘1周年記念のアップデートで『先頭ではないとき』に調整されたのだが、それでも使い道は……。

SSR【明日は全国的に赤でしょう♪】

得意練習は賢さ。
カード絵はウマネストで登場したゴルシ製NPC「ブラッディスカイ」のもの。イベント内容はウマネストに関係なく同期組で唐突にマーダーミステリーが始まる

カードイベントの最後にはレアスキル『先陣の心得(「リードキープ」上位スキル)』を習得可能になる。
こっちは一応確定入手だが最後のイベントで下の選択肢を選んでしまうと入手できなくなる。だがこのスキル自体微妙に扱いにくいので何とも言えないところ。

このカードのウリは「1凸時にスピードボーナスを入手可能」な点。
それだけ? と思うかもしれないがLv30時の固有ボーナスにもスピードボーナスが付いており、合計で+2上がる。
得意練習でステータスが+2上がるカードはこのカード実装時点でSSRオグリキャップがいたが、得意練習ではないステータスが+2上がるのはこのカードがが初めてのケースだった。
特に素のトレーニングの上昇値が低めのアオハル杯・クライマックスシナリオでは+2は大きく、賢さ多めの編成でもスピード1200を狙うことができるようになる利点となった。
難点としては1枚だけではカードの強みを他のカード以上に実感しにくく、初期絆ケージ上昇が3凸しないとつかないため始動が遅い点。
何よりリアルラックにもよるが、財布へのダイレクトダメージが大きい点は無視できないだろう。明日以降はトレーナーさんの財布の中身が赤でしょう♪

SR【ゆるっと、まにまに】

得意練習は賢さ。
スキルが変更されており、「地固め」「逃げのコツ〇」など、逃げのスキルが追加されている。
そこそこ高めの得意率にやる気効果、完凸時には固有ボーナスと合わせて10%のトレーニング効果を得られる一方で、レースボーナスが5%、ファン数ボーナスが0なのがネック。
連続イベントでは2回目の選択肢を上にすると合計25のスタミナを盛れる(下はやる気UP+二の矢のヒントレベルUP+絆ゲージ大幅アップ)ので、逃げ以外でもそれ目的で積むのもありだったり。

イラストは寝起きのスカイがペットボトルから水を直飲みする様子が描かれているが、よく見るとペットボトルには「セイウンスカイ用 飲んだら…罰金☆」と書かれているほか、
冷蔵庫の中には「グラスワンダー」とラベルが貼られたサラダや「京都土産 1人1つずつ シンボリルドルフ」とラベルの貼られた箱、「夕飯逃したやつらへ」と書かれたおにぎり*4があるなど、美浦寮の1コマが描かれている。



育成シナリオ

トレーナーとして就任してはや数日。トレーナー室を与えられて資料に目を通していたところ、お昼寝しようとやってきたスカイが入ってくる。
元々空き部屋だったのをいいことに鍵とか大丈夫なの?多分サボりスポットとして使われており、トレーナーの反応を待たずにソファーで寝始める。
流石に風邪を引いたらアレだったので毛布をかけて起きるまで暫くそのままにしておくことに。

それから数日してスカイが大慌てでやってくる。「呼吸するための器官と言えば?」と言われ「はい」と流されるままにトレーナーは答えるが―――。

―――ということで先生、この人がさっきお話した担当トレーナーさんです!

結果。やってきた先生に流れのまま答えたせいで専属トレーナーと勘違いされ、スカイの専属トレーナーとなったのだった。たった1話で*5

早い段階でトレーナーになったのは良いが、あの手この手でスカイにサボられて振り回されていく。
こうも何度もサボられると、本当に彼女にやる気はあるのだろうか? そんな風に思ったトレーナーはある日模擬レースを見に行くことにした。
そこには敢えて先頭を渡すことでキングのスタミナ切れを狙い、終盤先頭に立つスカイの姿だった。
このまま勝てる……そう思ったときだ。後ろから猛然と差しにかかるスペに差し切られて2着。
十分凄い走りだった、そう言ったトレーナーだったがスカイは「策は万全だった、けれども1着ではない」事実に悔しそうに顔を浮かべていた。

それからまた時間が経って。気分転換にスカイと共に釣りに向かうトレーナー。そこでスカイの本心を聞く。
G1ウマ娘の子供ではなく、優れた血統でもない。それでも考え考えて考え抜いて成果を得られたその日が忘れられないこと。
それを釣りに例えて隠しつつも、トレーナーに「大物を釣り上げに行こう」と同調される。そんな熱心なトレーナーに揺られ、大きな目標に向かう日々が始まる。

デビュー戦、クラシックと順調に戦績を重ねていく。
だがスペやグラスといった同期のライバルが際限なしに強くなっていく―――。
どれだけ考え抜いても埋まるどころか広がっていく格差。あまりにも大きな壁を前にして思わず「つまんない」と言ってしまう。

後日、彼女の呟きを間近で聞いたキングに「勝ちたくないのか」と怒られる。
彼女は一度「レースに飽きた」とはぐらかすが、翌日トレーナーに「レースに飽きたのは嘘」「本当は勝ちたい」と本音を明かす。
でもこれ以上はどれだけやっても絶対に勝つことはできない、壁を乗り越えることも出来ない。ここまで頑張ったんだからもう十分だろうと。そんな自分に「つまんない」とこぼして。
だが同時に、期待を大幅にひっくり返した大舞台で感じたあの声をもう一度聞きたいのも事実。
スカイがやれることが全部やってきた。だから今度はトレーナーが彼女の背中を押す番だった。
まだ壁を壊すことは試していない。今のスカイならぶつかっても壁を壊して先へ進めると信じて。

秋の天皇賞。会場にやってきたスカイはトレーナーに作戦を伝える。
その顔はいつも通り、レースに勝ちたい意志がある、青空のような顔だった。

まあ……期待して見守っててよ。
壁、壊して。勝ってくるから!


トレーナーに対しては妙にあざとい仕草を見せるスカイだが、実は意外と懐いてる。もしかして最初から好感度高いんじゃ……?
が、本人が気まぐれ屋なことが災いして直球で返すと割と自爆することが結構多い。以下そんな彼女の可愛い一例。
  • キャラスト3話でからかったつもりがそのまま「可愛い」と返されて自爆
  • フクキタルから逃げようとしてトレーナーを呼び出してRPGの勇者に例える。スカイはお姫様。
  • わざと負けて情報を得る作戦だったが、トレーナーが批判された後の併走で勝負服まで着て本気で勝ちに行く
  • バレンタインデーのイベントでトレーナーにからかわれ、ドキドキさせにかかろうとしたら逆に自分が恥ずかしくなって逃走
  • ダンス衣装で見られるイベントでスペとトレーナーに衣装を褒められてタンマかけて話題転換
等々。それらもあって育成シナリオは「スポ根というよりギャルゲーシナリオ」とか言われてるとか。
そのおかげ(?)で「恋愛下手なウマ娘と言えば?」と言われたらまず挙がるであろう1人。だがそれが良い。恋愛下手ウマステークス最有力候補


◆関連キャラクター

95年組の親友の一人兼ライバル。
「高飛車でプライドが高く、注目株の血統」のキングと、「のんびり屋で気まぐれ、血統も地味」なスカイと対極な存在だが、なんやかんやで仲が良い……はず。
割と騙されやすいキングなのでスカイからはよくからかわれがちだが、むしろそんな彼女を強く見ていることも。
スカイの育成シナリオではもう一人の主人公ともいえる活躍で、互いに比喩されたり叱咤されたりと互いに切磋琢磨していく様子が見られる。
ここから他のウマ娘育成シナリオに登場した際のキングの株価急騰が始まったと言っても過言ではない。

史実でも、「地味な血統ながらも二冠を達成したが、その後はぱっとしなかった」セイウンスカイ、「特別視される血統ながらも何度も敗北し、それでも諦めずに1勝を掴み取った」キングヘイローと対極な存在。
あと妹の交配相手でもあったりする(半妹ニシノチャペル(父サッカーボーイ)産駒、ニシノドコマデモが父キングヘイロー)。

史実では同じ牧場の偉大な先輩で、お墓も隣同士。そして交配相手。セイちゃんが逆らえない相手その1。
普段のらりくらりとしているセイちゃんだが、いつもの態度を崩さずにフラワーを助けたりと大事に思っている存在なのは間違いない。
フラワーも「のんびり屋なだけで悪い子じゃないんです」と彼女をフォローしている。
そんな2人の関係にトレーナーは「何でスカイがフラワーに対しては素直なのか」と思っていたり、その2人の出会いを聞こうとしたが何故かスカイは逃げた。逃げてないもーん。
ちなみに、他の娘からの呼ばれ方からフラワーがスカイより年下だと分かるのだが、史実では逆にニシノフラワーのほうが年上。史実フラワーの同期はブルボン・ライス・バクシンオー・マチタンである。

フラワーのSRカード【あなたにささげる】では、花の冠をセイウンスカイにあげているイラストが描かれており、カードイベントでも2人のやり取りがメインとなっている。アグネスデジタル大量発生
このカードはうまよん漫画版61話「デイジーの咲く公園で」と同ネタの非常に濃厚な史実ネタカード。
花冠(リース)はデイジーの花で作られており、史実における孫のニシノヒナギク、ひ孫のニシノヒナギク産駒ニシノデイジー・ニシノリース兄妹を示している。
この孫に至るまでにはまず2頭の間にニシノミライが生まれ、そこからニシノヒナギクが生まれたのだが、ところでそのニシノヒナギクの父はアグネスタキオンである。
また、史実ではそのニシノデイジーが中山大障害(JG1)を制し、スカイとフラワー双方共に子孫唯一のG1勝ち馬となっている。

……そうなるとこのカードイベントの最初で「タキオンがフラワーを誘おうとしたが、スカイが嘘の連絡をタキオンのスマホに送って引き剥がす」というのが意味深に見えてくるのではないだろうか。
なお、史実ではフラワーとタキオンの間にも2頭の仔がいる

その他2022年3月に開催されたイベントではスカイの回想でセリフこそないがフラワーが登場していたり、『ソワレ・ド・シャトン』の育成イベントでも言及されたりする。
そしてフラワーが2022年4月に育成実装されると、そのシナリオでも当然スカイが積極的に関わっていた。公式が最大手がこのことか。

同期の友達兼ライバル。
よくからかって遊んでいるが、レースの潜在能力の高さから脅威とみなしている。
彼女の大食いっぷりにはスカイとしても不思議に思っている様子。

現役時代は同期の中でも直接のライバルだったわけだが、スペシャルウィークの仔であるリーチザクラウンは現役途中にセイウンスカイの馬主である西山氏に引き取られ、その尽力+まさかの成功により貴重なスペシャルウィーク直系の種牡馬が残るという奇縁を辿っている。

同期の友達兼ライバル。セイちゃんが逆らえない相手その2。
根は似た者同士、なのだが基本的にグラスのほうが一枚上手で、珍しく彼女に遊ばれるスカイなんて関係が都度見られる。
ホーム画面でスカイを設定すると「グラスちゃんを怒らせてはいけない」とトレーナーに2度も言ってくる。
グラスの方が実装が先だったのでトレーナー達にとっては周知の事実なのだが、彼女は一体何を見たのだろうか……。

余談だが史実のグラスワンダーの仔には西山牧場出身の牝馬「セイウンクノイチ」との間に産まれた「セイウンワンダー」なるG1馬がいるのだが、馬主は西山氏ではない
セイウンワンダーが勝利した際勘違いして西山牧場にお祝いをしてくるファンがいたそうな。

  • サクラローレル
ルームメイト。スポーツ雑誌「Number」とのコラボ誌内のキャラクター相関図にて判明。
現時点でゲーム内での交流は見られないが、今後展開されると予想される。
史実での対戦経験はない(ローレル引退の翌年にデビュー)ものの、共に横山典弘騎手が
騎乗していたことがモチーフとされる。

  • セイウンスカイの祖父
育成シナリオでちょこちょこ話題に出てくるセイちゃんのじいちゃん。セイちゃんの釣り好きなのは祖父の影響が結構大きい。
かなり豪快な性格らしく、ちょくちょくセイちゃんと連絡を取り合っていたり久々に出会った時にはわしゃわしゃしたりちょっと手荒い節が見える。
それをセイちゃんは「デリカシーがない」と言いつつも、その時には尻尾が嬉しそうに揺れるほどだったぐらい大好きな存在。
またスペシャルウィークが主役のメインストーリー第6章前編では、セイちゃんの回想シーンにノースリーブの白シャツに麦わら帽子の出で立ちで登場。
幼き日のセイちゃんに釣りの極意とレースへの向き合い方を示し、クラシックレースで走ってくれたら、と期待を寄せている。

恐らく元となったのは史実のセイウンスカイの初代馬主西山正行氏(正行氏の死後は息子茂行氏が継いだ西山牧場名義)。
釣りバカ日誌の作者、やまさき十三氏とも交流があったらしく、釣り好き設定はこの辺から来ている模様。


◆余談

当然と言えば当然だが、実際に京都大賞典や菊花賞で策を張り巡らせたのはセイウンスカイではなくその騎手の横山典弘氏。
そのため「これはセイウンスカイの美少女化ではなくノリさんの美少女化では?」なんて斜め上な考えも。
ただ5歳時の札幌記念では『セイウンスカイに任せて走らせた』ら1着を取れたこともあり、理由は一つに留まらないだろう。
ちなみにノリさんが車の免許を所持してない時のプロフィールの愛車の欄にセイウンスカイと書いたという逸話がある。
そして時は経って2021年の菊花賞では活躍当時の菊花賞も話題となっていた。詳しくはリンク参照。

あんまり気づきにくいが、スカイの父と母の話はほとんどと言っていいほど出てこないためどんな人なのかすらも不明。
ウマ娘の中には親の話をしないという子も少なからずいるが、どちらか一方は会話に出てきたりトレーナーノートなどである程度想像できる一方、スカイに関してはほとんど祖父との話ばかり。
一応実家が牧場らしいのでどちらかが経営しているかもしれないが、祖父が経営している可能性もあるので……。

G1勝利時に蝶が飛んでくるのだが、この蝶、例え秋だろうと冬だろうと雨の日だろうと雪の日だろうと飛んでくるので「何なんだあの蝶」と思うトレーナーもいる。
そういえば蝶と言えば「魂を乗せてやってくる」という逸話がある。もしもそういう意味合いが含まれているなら史実の父の話も絡んでくるのだろうか。


アプリのグッドエンディングではオペラオーの伝説が語られているが、実際セイウンスカイとテイエムオペラオーは2001年の第123回天皇賞(春)で一応対決している。
だがセイウンスカイは1年半の長期怪我明けで、スタート直後は果敢に飛び出すも最終的には前の馬と12.9秒差のぶっちぎり最下位となり、そのまま引退。スカイの言う「全盛期を過ぎかけた」というのも恐らくこれを指していると思われる。
ただウマ娘界では(作劇上の都合)明らかに馬より現役が長くなっているような描写も多いので、あの後オペラオーと張り合うスカイというIFもありえなくはないだろう。
……実際のプレイ上はレース条件や展開の差で絶対の優劣があるとは言えないものの、オペとスカイのどちらが脅威な場面が多いかというとスカイの方が多かったというプレイヤーも多いのではないだろうか。




例えば、凄い追記・修正でアニヲタwikiに波乱を起こしちゃうとか。……なーんてね!

この項目が面白かったなら……\にゃはは☆/

最終更新:2022年12月25日 16:22

*1 セイウンは西山牧場の冠名の一つで山のように同名がおり、スカイも変則二冠馬ディープスカイを筆頭に頻出単語で、同期の98年クラシック組にすら該当馬が複数存在していた。このような馬名の場合、某掲示板ではよくこの冠と冠以外から両方持ってくる手法が取られていた。同様の呼び名に『ススズ(サイレンススズカ)』『アドベ(アドマイヤベガ)』等。

*2 史実でも非常にゲートを嫌っていた

*3 関西テレビは97年に60歳定年退職、98年のこの実況時にはフリー。

*4 名前は書かれていないが、出てきたウマ娘は美浦寮の生徒のためヒシアマゾンが用意したものと推測される

*5 ウオッカやカレンチャンも1話で専属トレーナーになった

*6 キャンサー杯の舞台となる東京レース場は、最終コーナーギリギリで終盤に入るためこれ以上にないぐらい固有スキルとかみ合っている

*7 2022年にはセイウンハーデスがプリンシパルSを勝利、ニシノラブウインクがフラワーCを好走しそれぞれダービー・オークスの出走権を得るなど活躍を見せている