ナリタタイシン(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/06/10 Thu 02:20:22
更新日:2025/04/13 Sun 08:42:32
所要時間:時間?…大体 38 分ぐらいでしょ


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BNW Narita Taishin Nemesis Nevertheless ちっちゃいおてて アーク溶接 ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー クーデレ ゲーマー スターブロッサム ステイヤー タイシンテスト タイシンテストー! チームN ディファレンス・エンジニア デカ耳 トレセン学園高等部 トレーナー像:ガチムチポエマー ナリタ ナリタタイシン ナリタ軍団 ハダル メカウマ娘シナリオリンク対象 一生って言った 不器用 反骨心 小さき体に 宿る鬼神 小柄 小食 平たい胸族 感情ノ黎明 成田大神 栗東寮 武豊 渡部恵子 聖なる一歩半 花屋 誕生日に建った項目 跳ねっ返り 迷光オーヴァライド 追込バ 逆転のウマ娘 道産子 鬼脚


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第3章「夢を掴む特急券」
© Cygames・JRA



見返してやる……!
アタシだって……勝てるんだ



ナリタタイシン(Narita Taishin)とは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物。
CV:渡部恵子

モチーフ元である競走馬『ナリタタイシン』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:クール&ドライ!小柄な体で勝ちをとる
誕生日:6月10日
身長:145cm
体重:計測拒否
スリーサイズ:B71・W50・H73
靴のサイズ:左右ともに20.5cm
得意なこと:ゲーム、家事
苦手なこと:人ごみ
耳のこと:気になる話題には耳だけ向ける
尻尾のこと:気を許した友人以外が触ると、蹴りが飛ぶ
家族のこと:ママ友BNWが結成秒読みとのウワサ
マイルール:野良猫にあだ名はつけない
スマホ壁紙:デフォルトのまま (花の写真)
出走前は…:隣を見ない

ヒミツ:①音ゲー専用のプレイヤー名がある / ②ソロキャンプの動画に地味にハマっている
自己紹介:ナリタタイシン。以上。アタシはただ勝ちまくって、バカにしたヤツらにわからせたいだけ…ほっといて

キャラクターソング:感情ノ黎明
          涙ひかって明日になれ!(ウイニングチケット、ビワハヤヒデとのトリオ)
担当トレーナーの呼び方:トレーナー、アンタ

「勝利への解法」

変化する状況の中で
次々と迫られる決断
しくじりは決して許されない

どの位置を取るのか
いつまで我慢すべきか
どこを突いて抜け出すか
周囲に目を配れ
知恵を振りしぼれ

最適解を積み重ねた先に
勝利は待っている

2021年URA「名ウマ娘の肖像」ナリタタイシンより

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「Heroes」第5弾「不屈のドラマがそこにある」篇
© Cygames・JRA

小さき体に

宿る鬼神

ウマ娘 プリティーダービー】CM
「Heroes」第5弾「不屈のドラマがそこにある」篇より

その鋭い末脚で1993年の皐月賞を制覇し、ビワハヤヒデウイニングチケットと並んで『BNW』の1角を担った競走馬『ナリタタイシン』がモチーフのウマ娘

なれ合いを嫌う性格で、周りからは近寄りがたい雰囲気を持ち、彼女自身も独りを好む。
そうした雰囲気から問題児として見られることも多々ある。

しかし、そういった言動は自分を馬鹿にする周囲に対する反発心と不信から来たものであり、本当は臆病で不器用で優しい性格
周囲が自分を馬鹿にする要因については誰よりも彼女自身が理解しており、それに傷つく自分を隠すために強気に振る舞い、本心を隠している。
それ故か、本来ウマ娘は人間の何倍もの身体能力を持っているのだが、悪意ある人間から好き放題言われても決して暴力で返したりはせず、
『レースで結果を出し、それを以て見た目で自分を馬鹿にする者たちを見返してやる』という目的に拘り、トレーニングやレースに挑む。

自分に悪意ではなく好意をもって接してくる家族や友人、トレーナーには(強気な言動は変わらないが)本来の性格が垣間見える対応を見せることも。
特に仲の良い友人であるチケゾーことウイニングチケットビワハヤヒデとの付き合いは悪くなく、
彼女らを代表格として周囲に引っ張られたり、振り回されることはあっても、本気で突き放したりすることはほとんどない。
また、自分に好意的な周囲の人に心配をかけることはあっても迷惑をかけるようなトラブルを自ら起こすことはまずなく、
トラブルが起きたとしても、それはタイシンが原因というより、周囲が原因(若しくはそれが火種になった)になることが大半である。
そういった過去の環境からか他人から褒められたりすると少々戸惑った反応を見せたりドライに受け取ったりする。そこがまた可愛い。

さらに、ややアウトローな雰囲気を纏っているが、ルームメイトのスーパークリークやそのクラスメイトのオグリキャップなどといった、
タイシンより先輩にあたるウマ娘や目上にあたる人物には「さん」付けで呼ぶ等、それなりの礼儀は弁えているため、
問題児に見られがちなタイシンだが、悪意をぶつけられない限りは独りを好みがちな普通の女子学生といえる。

遅生まれ*1のせいか、同年代のウマ娘たちと比べてかなり小柄な体格で、食もかなり細い。
一コママンガでハヤヒデにもう少し食べるように忠告されたり、ウマ娘の膂力を考慮してもチケゾーに苦もなく「ヒョーイッ」されるぐらい体重が軽いことが明かされている。
当のタイシンは彼女らのそのような言動には慣れっこらしく、特に気分を害した様子もなくハヤヒデの説教を聞き流し、自分を持ち上げるチケゾーにもされるがままになっている。

トレセン学園に通っているウマ娘はアスリートということもあり、某葦毛の怪物某けっぱり総大将は別格としても一般のウマ娘よりもよく食べる子が多いが、
タイシンに限っては人間基準のラーメン(小)を頑張って完食し、その後に食べ過ぎで気持ち悪くなるという、ある意味見た目相応に小食である描写がなされている。
本人も「食事で体を作らなければならないアスリート」としては致命的なまでに不向きな体質にうんざりしており、不摂生になりがちなのも食欲が湧かないという事情が手伝っている。
「多く食べられないのだから栄養だけでも」という意識からか、サプリメントなどの栄養補助食品をよく口にしているようだが、
ムキになって食べ過ぎて体調を崩したり、禁忌に手を出したりと、食事や栄養摂取、それと身体の発育に関しては悩みが尽きない様子。
同じ身長のライスシャワーや同じ6月生まれのカワセミプリンセスはどうなのかって? 環境の違いなんじゃないかな……。

しかしそれでもウマ娘であることは変わりなく、ハルウララとライスシャワーの3人がかりでトラックを引き上げているなど膂力は高い*2
バストも修正前は71だったが今では69と更に小さくなっており、小ささで言えばニシノフラワーに次ぐ2位である。
但し低身長なのが幸いしてB70のサイレンススズカよりバストカップは大きい。

なお、仲の良い二人、特にチケゾーが騒がしい性格のため、三人でガヤガヤやっているイメージが強いが、
上述の通り独りを好むため、喧騒から離れられる場所を見つけて独り昼寝をすることも多い。
が、何故かチケゾーに場所を知られているため、邪魔されないように毎回場所を移している。
昼寝スポットに行ったら先客の猫がいたため、別の所に行こうとする可愛らしい一面も。
元のナリタタイシンも人の目を気にせずに昼寝しようとしていた一面が見られていた。
チケゾーやハヤヒデはそういった独りを好むタイシンの友人の少なさを心配している様子。

得意なことはゲームと家事。……!?
ゲームはともかくとして、意外にも家事が得意なことに面食らったトレーナーも結構多い。
ゲームに関してはアプリの噂話で音ゲー専用のネームを持っているほか、それ以外にも結構広い数のゲームをプレイしている様子である。
やり込み要素などには深入りしない気ままなプレイスタイルで楽しんでいるようだが、それでもランキング入りするくらいにはどのゲームもやり込んでいる。
ただし、当人は自分の腕が良い、あるいは割とやり込んでいるという自覚・自負はないようで、驚かれても「これくらい普通じゃない?」ときょとんとしている。
どちらかというと硬派な作風が好みなのか、ハマっているFPSゲームが本格志向&殺伐なのはいいものの、そのせいで周りで続けて遊んでくれる相手がいないのをそこそこ気にしている模様。

家事に関しては「実家が自営業で花屋」であり、親に負担をかけないようなるべく自分の事は自分でやるようにした結果、
炊事洗濯などは一通り自分でこなせるくらいには習熟しているという。なんだただの良い子じゃないか
特に料理に関してはかなりアイデアが利き、特大人参ハンバーグを崩してボロネーゼを作ったり、
トレーナーにバレンタインデーのお返しにドライカレーを作って「めちゃくちゃ美味しい!?」と言われたりするほど。
他にも猫や魚など、小さい生き物が好きで年頃の女の子らしく笑顔を見せることも。

2023年のバレンタインイベントのプレゼントでは、他のキャラが何かしらチョコを使ったケーキやタルトといった甘味を渡す中で、
タイシンはチョコを隠し味に使ったビーフシチュー / カレー*3というかなり気合の入った夜食を渡してくれる。
チョコ入りタレのうどんを出してくるゴルシやチョコソースがけハンバーガーを出すタイキシャトルのような例もあるが、
チョコ感を一切表に出さないガチ料理を持ってくるのはタイシンのみで、彼女の料理スキルの高さが窺える。


◆アニメ版での活躍

BNWの誓い

メインキャラクターの1人。
親友であるビワハヤヒデ、ウイニングチケットと共に春のファン感謝祭の目玉として企画された「BNW駅伝」の出走を依頼される。
皐月賞を勝ったウマ娘で構成される「チームN」のリーダー兼アンカーに指名されるが、ハヤヒデやチケットも出走表明してる中、1人だけ出走を拒否。
実は復帰戦で大敗して以来ファンの期待を裏切ることを恐れており、内心では引退も考えていた。
今作では彼女の再起が物語の中心ということもあり、事実上のヒロインと見られることもある。

Season2

2期でも登場はしてるのだが、時期的に唯一の見せ場である皐月賞をすっ飛ばされたのでBNWの中では一番影が薄い。

うまよん

  • 第7話「カブトムシとりだよ!BNW」
夏の合宿中にウイニングチケットの誘いでBNWの三人でカブトムシを取りに出かける。
普段の性格なら面倒とか言ってそうではあるのだが、この時は結構ノリノリで着いていった。
途中、蜂に襲われるトラブルがあった際には後述の追い込み型にもかかわらずなんと先頭で逃げていた。

◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:F マイル:D 中距離:A 長距離:A
脚質 逃げ:G 先行:F 差し:B 追込:A
2021年4月26日に☆3「Nevertheless」で実装。BNWの中で最後に実装された。
なおこの日はセイウンスカイの誕生日だったので「セイちゃんついに実装か!?」と予想し、見事に外れた人大多数。レースに絶対はなかった。
ちなみに当のセイちゃんはタイシンの誕生日である6月10日に実装されました。まるで意味がわからんぞ!
そしてその1年後の6月10日にはイナリワンが実装された。どういうことなの?
2022年8月29日には新衣装の☆3「ディファレンス・エンジニア」が、2024年11月8日には第3衣装として☆3「迷光オーヴァライド」がそれぞれ追加実装されている。

ゴールドシップに次ぐ2人目の追込バで、実装されて約1年後の2022年6月までは実装されている育成ウマ娘の中では数少ない追込適性A*4だが、
ゴルシが「レース中盤から徐々にロングスパートを仕掛けるただのゴルシ他とは違ったタイプなのに対し、
こっちは「レース終盤に一気に速度を上げる」正真正銘の追込タイプであり、マトモな追込バは彼女が初めてとなる。

同じ追込のゴルシのサポートカードは相性が良い……と思いきや習得可能スキルが多すぎて欲しいスキルが貰えないことや、
スタミナSSRのイベントを進めることでもらえる「曲線のソムリエ(「コーナー加速〇」上位スキル)」がタイシンにとっては相性が悪いこともあって何とも言えないところ。

[Nevertheless(ネヴァーザレス)]

カワイさとか求めないでよ?これがアタシのスタイルだし。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Nevertheless]ナリタタイシン」勝負服
© Cygames・JRA

ピンクのフード付きモッズコートにダメージジーンズ、ゴツい蹄鉄型のチョーカーと所謂ストリート系に近い。
パーカーやシャツの山形模様も、同じ「ナリタ」冠名のナリタブライアンの勝負服と比較すると、「紫山形一文字」がかなり分かりやすく見て取れるだろう。
ウオッカメジロパーマーダイタクヘリオス辺りと並べてもあんまり違和感なさそう。
本人曰く「いつも通り、ありのままの自分で勝負する」ということで普段着に近い恰好となっている。
ちなみに、赤と黒のチェックのシャツを腰巻にしているが、アプリ版のチケゾーの私服も似た感じになっている。
チケゾーがタイシンの勝負服をカッコいいと感じて真似したのか、それともタイシンがチケゾーの私服に影響されたのかは不明
なお、勝負服そのものが大幅に変わったチケゾーや、マフラーのようなものがオミットされたハヤヒデと比べると、
原案から微かに変わってはいるが、右足の靴の色やミサンガの素材ぐらいであり、BNWの中では最も原案に近い勝負服となっている。
公式サイトの立ち絵に至ってはポーズまで原案を完全再現している。
胸見た奴はゴルシキックの刑
衣装名の「Nevertheless」とは「それでも」という意味。

成長率はスピード+10%、根性+20%。ちなみに初期値は根性が1番低い。

所持スキル
所持スキルは強力な追込スキルが揃っており、タイシンの性格を示しているかのように自己完結力が高く非常に有効なので積極的に上げていきたい。
追込を得意とする関係上、差しウマよりもバ群に埋もれると大事故に繋がりやすいという不安要素が付きまとう一方、
事故に遭わず、順調にレースが進めば、『最後方から最終コーナーで一気に加速してそのまま1着を勝ち取る』という、まさしく鬼脚の炸裂という形容が相応しい勝ち方を見せる。

また初期から所持している『一匹狼』は「出走するウマ娘の中でこのスキルを持っているのが1人だけ」の時に速度が無条件で上がるスキルであり、
仮に他のウマ娘が持っていたとしてもお互い打ち消せるので覚えておいて損はないのが嬉しい所。
ただしチーム戦に出す場合、同チーム内の味方との被りには注意。

対人環境では、強力スキルである「直線一気」上位の「迫る影」を持っていること自体が最大の強み
このスキルは向正面で発動する菊花賞や春天条件のほか、普通に最終直線で有効発動するマイル以下*5でも非常に強力なスキルとなる。
スキル名的には向正面発動で活躍してる方が変なのだが、かと言って適性外のマイル以下で活躍するのもどうよという困った感じ。何より皐月賞じゃ全然使えないしな!!
特にマイルは継承で容易にAにできる範囲になっており、
さらにマイル用レアスキル「豪脚(「上昇気流」上位スキル)」や「破竹の勢い(「気合十分」上位スキル)」を搭載すれば、
自前の「迫る影」との組み合わせで、マイルであっても最終コーナーにさしかかった辺りで急加速、最後方からごぼう抜きという離れ業も可能。
この時の追い抜く速度は主戦場たる中長距離での追い上げとは比較にならないほどで、ぶっ飛んでいく、という表現が最も適切か。

短距離は魔改造も魔改造だが、一応GではなくFなので頑張れば何とかならなくはない。
後発で新衣装イナリワンやミスターシービーといった高性能な「迫る影」持ちも登場しているのだが、彼女らは固有も含めて完全に中長距離用の調整になっているのに対し、
タイシンは後述する固有が(本来の挙動とは異なるが)マイル以下でも機能する内容になっていることから、長く第一線での需要が続いていた。
実装当時は大外れと言われた根性+20%成長率もアプデが入ると共に評価が上がっていき、色々と下剋上な立場である。
しかし、現在ではマイル以下の追込の立場はデュランダルに一歩譲っている。

通常スキル:
一匹狼、ささやき、後方待機、(覚醒Lv2)直線一気、(覚醒Lv4)追込直線〇

レアスキル:
(覚醒Lv3)眠れる獅子(レース中盤に最後方付近にいると疲れにくくなる/追込)
鬼気森然(レース中盤に追い抜くと速度が上がり持久力をわずかに回復する/追込)

(覚醒Lv5)迫る影(ラストスパートの直線で加速力が上がる/追込)
駆り立てる想い(レース中盤に最後方付近にいると持久力を回復し速度がわずかに上がる/追込)



速く、速く、誰よりも速く!


甘く見て、あとで吠え面かかないでよね!


アタシがマジだってこと、教えてあげる!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Nevertheless]ナリタタイシン」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「Nemesis*6」。最終コーナーの間に集団の後方から前に追いつくと速度が上がるという比較的シンプルな効果。
しかし集団の後方というのは正確には「着順を後ろから数えて4分の1以上半分以下」という条件なので、前すぎてもダメだが逆に後ろすぎてもダメ。
一方で順位さえ満たせば最終コーナーに入った瞬間、あるいは後ろすぎたとしても最終コーナーの間に順位を上げればほぼ発動するため安定性がある。
タイシンは勿論だが、他の差しウマでも発動できる機会があるため継承相手にもそれなりに便利。
但しゴルシの固有スキルは微妙にかみ合わないため、同じ追込ウマだが相性が悪い。
1周年アップデートにて「最終コーナー以降に集団の中団から前に出る」ことが条件となり、コース・位置共に条件が若干緩くなった。

このスキルは前述した「迫る影」の性能とうまいこと噛み合っており、
長距離であれば最終コーナーは加速が十分になってきた段階なので速度上昇の恩恵を受けられる。上がりすぎてて不発ということもあるが
これが最終直線近くで終盤を迎えるマイル以下だと逆に、「中盤の最終コーナー」で追い上げさせることでゴルシ的な中盤速度スキルとして発動してくれることが期待できるのだ。

演出は「木々を駆け抜ける→蒼い炎を両目に宿して亡霊の如く猛進を開始する」というもので、後半の演出はアニメから見た人からすれば何処かで見たような演出ではないだろうか。
どうやらウマ娘の身体というのは鬼を宿らせると目に蒼い炎が灯るらしい

ふんっ、アタシの実力…思い知ったか!

[ディファレンス・エンジニア]

なに? メンテナンスが必要なの?

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ディファレンス・エンジニア]ナリタタイシン」勝負服
© Cygames・JRA

期間限定イベント「鉄翼蒸気奇譚」はスチームパンクの世界観で、機械技師がモチーフの衣装。
上述したようにゲーマーでもあるタイシン曰く「機械いじれるとゲーム的に有利そうだから選んだ」とのこと。

成長率はスタミナと根性に+8%、賢さに+14%。

所持スキル
通常タイシンの強みであった「迫る影」やその下位の「直線一気」すら所持していないため、
当初これらのスキルは白因子継承やサポートカードに頼るしかない状態がしばらく続いていた*7が、
後に追加されたSSRヒシアマゾン【炎々、闘志を抱き】を編成することで、こちらの衣装のタイシンにも迫る影を搭載することが可能となった。

ただ、中距離用のスキルである起死回生とは噛み合いが悪いため、
そもそも迫る影や直線一気の搭載を想定されていないコンセプトとも言えるかもしれないが。

通常スキル:
垂れウマ回避、ワンチャンス、打開策、(覚醒Lv2)追込のコツ〇、(覚醒Lv4)追込直線〇

レアスキル:
(覚醒Lv3)ブレイクスルー(レース中盤に後方にいると速度が上がりコース取りがうまくなる/追込)
見せつけてやる!(レース中盤に後方にいるとしばらくの間速度が上がりコース取りがうまくなる/追込)

(覚醒Lv5)起死回生(レース終盤始めの方で中団以降にいると加速力が上がる/中距離)
起死回生の出力(レース終盤始めの方に中団以降にいるとしばらくの間加速力が上がる/中距離)



アタシには無理…? 諦めろ…?


ナメんなッ!


全員まとめて……振り切ってやる!!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ディファレンス・エンジニア]ナリタタイシン」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「Hephaistos」。
発動条件と効果は「レース終盤で最終直線が迫ったとき、高みを目指して中団から速度を上げる」というもの。
ちなみに名称はヘファイストス、あるいはヘーパイストスとも呼ばれる、ギリシャ神話における火と鍛冶の神の名前でもあり、
通常版に続いて固有スキル名にギリシャ神話の神の名前が使われるかたちとなっている。

固有演出ではエンジニアらしく、ボルトの締め付けや溶接によるチューニングの後、飛行船の出発を感慨深げに眺めるタイシンの姿が描かれる。

どうだ見たか!
アタシのチューニング!!

[迷光(めいこう)オーヴァライド]

ロールアウト後は
性能チェックしないと。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[迷光オーヴァライド]ナリタタイシン」勝負服
© Cygames・JRA

2024年10月29日に始まった新シナリオ『走れ!メカウマ娘─夢繋ぐ発明─』で登場した新衣装。通称「メカタイシン」
同じタイミングで登場と同時に実装されたハヤヒデの新衣装である[Engineered Victory]に続く形で、タイシンも間を置かずに実装となり、
これを以てめでたくBNWの3人全員に3着目の衣装が実装される形となった。

同シナリオのコンセプトに合わせた未来的、サイバーチックなデザインが特徴的。
へそ出しインナーと厚手のコートに、未来的な意匠のメカニックなブーツも目を引く。
全体的なイメージがスプラトゥーンっぽいとか言われたりもしてる。

成長率はパワーに+20%、賢さに+10%。

所持スキル
通常衣装やスチパン衣装から更に尖り、取得スキルの全てが追込用となっている。

こちらの衣装でも通常タイシンの強みであった迫る影や直線一気を自前で取得できないのだが、
後述する固有スキルのことも考えると中距離レースでの採用が前提になっている節があるため、
やはり中距離では基本的に効果の薄い迫る影や直線一気を無理に取る必要もないといったところだろうか。

通常スキル:
推力十分、たぎる血潮、推しみなし、(覚醒Lv2)影踏み、(覚醒Lv4)追込直線〇

レアスキル:
(覚醒Lv3)飛翔脚(レース終盤が迫ったとき中団以降にいると速度が上がる/追込)
ゼロレイテンシ(レース終盤が迫ったとき中団以降にいるとしばらくの間速度が上がる/追込)

(覚醒Lv5)完全燃焼(最終直線で2番手以降で先頭から4バ身以内にいると速度がすごく上がる/追込)
不撓のLimit Breaker(最終直線で2番手以降で先頭から4バ身以内にいると速度がものすごく上がる/追込)



ゲームだろうとなんだろうと


チャンスを掴んで──わからせてやるっ!


…ふんっ…!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[迷光オーヴァライド]ナリタタイシン」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「Overdrive Speed」。
効果は「レース終盤のコーナーで後方にいるときゴールまで遠いと少しの間前に出る、中山レース場の中距離レースなら効果が増えて加速力もちょっと上がる」というもの。
比較的強力な前に出る効果のスキルなのだが効果は弱め。
しかし真価を発揮するのは中山レース場の中距離レース、つまりはナリタタイシンの代表レースたる皐月賞。
元の効果が上乗せされた上で加速効果も追加されるためなかなかに強力になる。
進化スキルのゼロレイテンシや不撓のLimit Breakerと上手く噛み合えば、史実の舞台たる皐月賞で鬼の末脚を再現できるだろう。

発動演出ではタイシンがレースゲームを模したサイバーチックな空間でレーシングカーと競い合っており、
コース途中のアイテムを手にすると同時にフルブーストで見事に勝利。
その喜びに笑顔になっていた所を見られて途端に拗ねたようにそっぽを向いてしまう。かわいい。

結果が全て!
誰にも文句は言わせないっ!

固有二つ名は共通して「逆転のウマ娘」。
取得条件は「作戦「追込」で皐月賞でラストの直線で4人以上を抜いて勝利し、作戦「追込」で天皇賞(春)を勝利し、基礎能力[根性]が1200以上になる」。
根性が軽視されていたこともあり、取得は長らく趣味の領域であったが、
2022年2月24日のアップデートで根性の重要度が跳ね上がると、高い根性への成長補正も相まって実用性も兼ねた固有二つ名となった。
ただし「最終直線で4人以上抜く」条件が相変わらずシビアなので取得難易度は依然高い。

育成シナリオの仕様と育成難易度の変遷

大きな特徴として菊花賞前に体調を大きく崩し、やる気が2段階ダウン+練習ベタ付与(練習上手〇があればそれも消滅)というイベントが発生する*8*9
すぐにお出かけすれば好調までなら確定で取り戻せるし、カラオケやクレーンゲームを引ければそれだけで絶好調まで持ち直せたり、神社で練習ベタを解消する場合もあるが、逆に別のやる気ダウンイベを引いて結局普通まで落とされることも。
こんなイベントがある都合上、菊花賞に関しては出走だけで好走は求められない。
まあ、インフレが進んで以降の環境ではやる気普通程度なら育成次第で普通に勝てる範疇なのだが。

その代わり、3月下旬の日経賞をクリアすれば全能力大幅上昇+スキルポイント獲得+練習ベタ消滅
これ以前に練習ベタを消しておけば更に大きく上昇+練習上手◎を獲得するため、早めに治せば十分なおつりが帰ってくる。
因みに「神社に出かければ心配したチケゾーとハヤヒデと遭遇する」という話もあるが、これは単なる汎用イベントである。
たづなさん不採用ならお出かけするのは当たり前なので、意図してそれっぽいイベントを設定した可能性はあるが。

+ 3年目「グランドマスターズシナリオ・ラークシナリオ」
3年目開始と同時に追加された「グランドマスターズシナリオ」の実装と、SSRグループサポカ「祖にして導く者(通称三女神サポカ)」の登場でこの特殊仕様に対する新たな局面を見せる。

三女神サポカのお出かけのうち、ゴドルフィンバルブのものには、「悪いコンディション回復とやる気+1の効果」がついており、
SSRのたづなさんを採用している時のようなスムーズなリカバリーが可能なうえ、
日経賞勝利後のイベントでの全ステータス上昇は、同シナリオの独自システムである女神の叡智の一つ、
ダーレーアラビアンの叡智が持つ効果の一種「レースクリア後のステータス上昇+35%」の対象になるため、
このタイミングで発動しておくことでステータスを大幅に伸ばせることが判明。
3月後半という時期も絶妙で、クラシック12月後半で叡智発動という鉄板ムーブからここまでに次の叡智を生成するとして丁度いい日程になっている。

結果、菊花賞前のマイナスと日経賞後のプラスによってバランス取りがされていたのが、
多少お出かけと叡智のコントロールを行うことでマイナスをほぼ帳消しにした上でプラス部分を更に伸ばすことができるという、
シナリオとサポカの仕様による大幅な追い風を受けることができるようになったのである。
この仕様のおかげで「三女神の加護を受けたウマ娘」と呼ばれるようになったとか

その後に追加されたメイクラ以来の全ウマ娘共通シナリオとなったプロジェクトL'Arc、通称ラークシナリオではシナリオ上の仕様によりウマ娘固有目標型の特殊イベントが丸々撤廃されるため、日経賞後のステータスアップも発生しないものの、菊花賞前のリスクを何もしないで回避できる方がメリットが大きく、
加えてシナリオ内最終目標となる凱旋門賞=ロンシャン2400mでは迫る影が有効に作用するため、強力なライバルたちを相手にしても力負けしにくいことからタイシンへの追い風が続くことになった。

+ 4年目「UAFシナリオ・大豊シナリオ・メカウマ娘シナリオ」
しかし、更にその後の4年目に追加されたUAFシナリオや大豊シナリオ、メカウマ娘シナリオでは再びウマ娘固有目標型のシナリオになり、
且つグラマスシナリオの三女神サポカのような明確なリカバリーやリターンを伸ばす方法も無かったため、
タイシンのトレーナーは、再び菊花賞前のマイナス要素の対策に頭を悩ませる必要が生じるようになった。

上位級のサポカの中には、SSRサウンズオブアース【大地と我らのアンサンブル】やSSRヴィブロス【アルストロメリアの夢】などを編成すれば、
これらの連続イベント内でポジティブ思考や幸運体質を付与できるため対策となり得る。
ただ、マイル以下の育成の場合はスタミナサポカを切り詰めないといけない=アースを採用できないため、
ポジティブ思考を付与できないことも含めて育成難易度が更に上がってしまうのが悩み所。

+ 5年目「レジェンズシナリオ」
そして迎えた4thアニバ=5年目最初に追加された新シナリオであるレジェンズシナリオにおいては、「育成目標は各ウマ娘固有のものを据え置きだが、全体の流れはシナリオ共通固有」という今までにない仕様となった。

これによってクライマックス、ラークと同様に菊花賞前のマイナスが発生しないフラットな仕様のため、そういう点ではメリットとなる。
また、固有ギミックの仕様上、基本的にレース出走に殆ど旨味が無いと認識されている中、タイシンの育成目標総数は平均よりやや下程度であり、「ファン数集め」や「G1レースを○勝以上」といった目標で野良出走強制による体力低下の心配なども無いため、育成ハードル自体はそこまで高くないと言えよう。

ただし、目標レースでクラシック三冠を必ず通過する関係上、シナリオラストのレースで固有ライバルのアーモンドアイとぶつかるのがほぼ必然であるため、この点だけは注意しないといけない。*10*11*12

サポートカード

汎用RのほかSR【波立つキモチ】が実装されており、2021年11月29日にはSSR【いじっぱりのマルクト】が実装されている。
そして2024年4月30日にはSSR【Take Them Down!】が実装された。

SR【波立つキモチ】

得意練習はスピード。
こちらのスキルヒントも追込向けのものが揃っており、サポート効果も全体的に優秀。
初期はゴルシぐらいしか生かせなかったが、2023年9月現在ではヒシアマゾンアドマイヤベガイナリワンエアシャカールミスターシービーダイイチルビーらに加え、
追込適性を上げれば花嫁マヤノトップガンシンボリルドルフスペシャルウィーク辺りにも無理なく組み込むことができる。
固有ボーナスでしか得意率を持たないのが唯一にして最大の欠点か。ある意味これは冒頭で述べたタイシンの性格が表れているとも言える。

SSR【いじっぱりのマルクト】

得意練習は賢さ。
SSRサポートカードとして史上初*13のレベル35で全てのサポート効果を得ることができる。
練習効果はそこそこだがスピードと賢さの両方にボーナスがかかり、完凸すればレースボーナス10%とファン数ボーナス20%を得られるなど、尖った性能となっている。
イベントを進めると確率で「眠れる獅子」のスキルヒントを入手可能。
いわゆる「あげません族」であるが、イベント発生時点での育成ウマ娘の賢さ実数値に応じて習得できる確率が上がる。
しかし、SRと同じく、固有ボーナスでしか得意率を持たない関係上、同時実装の得意率80を持つスピマヤと比較するとどうしても見劣りしている感は否めない。
そして下記のSSRが登場した以上、お役御免と言っていいだろう。

そして本カードで最も注目すべき点は、カード性能云々ではなくカードエピソードの文章である。
クリスマスで浮かれ煌めく街の喧騒、そこを連れ立って歩くタイシンを
「星降る石畳を踏んで君はゆく」
「甘いホットチョコレートの湯気に、シナモンの香りが乗って夜を温めている」
「聖なる一歩半がぐんと伸びて消えてしまう」
等のやたらポエミックな言い回しを実に24行も使って表現するタイシンのトレーナーのモノローグ。
あまりの気合と情熱っぷりに、『公式怪文書』だの『BUMP OF TAISHIN』だの好き放題あだ名が付けられた。
そのせいでタイシン本人がポエム読んだわけでもないのに、エピソードの一節を使って「一歩半のタイシン」なんて呼ばれている。

SSR【Take Them Down!】

こちらも得意練習は賢さ。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、賢さボーナス」。
3周年で追加された追込用の新スキルの数々のヒントを持っており、グランドライブシナリオなどから因子で強引に確保する事しか出来なかったという状況を遂に打破した一枚と言える。
また、固有ボーナスに加えて友情ボーナス35%、トレーニング効果15%と、単純な練習性能も高く、SSRミホノブルボンに匹敵するほど。
そして快挙とでも言うべきか、遂にデフォルトで得意率を持った。しかも65と高め。
ただし、スピードボーナスを持たないのが数少ない弱点か。

連続イベントを進め、上を選択すると「飛翔脚(「推力十分」上位スキル)」、下を選択すると「迫る影」のヒントを確定で入手可能。
SSRヒシアマゾンに続く、迫る影を得られるサポートカードとなった。
これにより、ヒシアマゾン本人も迫る影を搭載可能となった。影が積めるよ!やったねアマさん!
飛翔脚は追込版「突撃魂」という性能で中盤速度スキル。
SSRヒシアマゾンとの2枚体制により「迫る影」の入手確率を大きく高めつつ、両方が完走した場合もレア速度スキルを確保出来る。
共にレアスキルが選択式である点が最大限に活きた形である。

総合的に見て高い練習性能、豊富な獲得スキルのラインナップ、選択可能なレアスキルといった点から非常に強力であり、
追込育成時には最優先で編成したい1枚として瞬く間にトップクラスの評価を得るに至っている。
それに伴い、この2枚のサポカの立場が完全に奪われてしまったのは最早言うまでもない。

ただそれだけにこの手のカード共通の悩みだが、タイシン自身の育成には使えないのが最大の欠点。
特にタイシンが選出された追込の賢さサポカは他の脚質と比べるとどうしても種類に乏しいのが悩み所。
脚質スキルにこだわらないなら汎用タイプのSSR【雲煙飛動】シンボリルドルフなどが候補に挙がるか。

また、タイプこそ異なるものの2025年3月には強力な追込用のスピードサポカであるSSR【誘うは夢心地】ドリームジャーニーが追加されたため、追込用スキルの確保という点についても改善されている。

個別ストーリー

どれだけバカ面されても笑われてもいい。絶対にレースで勝つ。最後に笑うのはアタシだから。
その瞳に宿っていたのは紛れもなく苛烈にして確固たる、勝利への渇望だった。

周りの環境に恵まれず、誰からも本来の才能を見破ることは出来なかったが、たった1人だけその強さを見出したトレーナーがいた。
ある日の夜にタイシンの言葉と瞳から過去のレースを見て、その脚の強さを注目したトレーナーは次の日タイシンをスカウトに誘うが……彼女は同時に、学園から退学通告も受けていた。
体格が小さいだけでなく、ウェイトもパワーも足りていないタイシンがバ群に突っ込んでいくのはまぎれもない危険な行為
決して反則等ではないが……ウマ娘たちの健やかな未来を思えばこそ、担当でなくともトレーナーや学園がいつか必ず怪我をするやり方を止めようとするのも無理らしからぬこと。
脚質のこともあってタイシンは他の走り方に変える説得にも耳を貸さない。勝つ前に、戦う前に逃げようなやり方をしたのでは自分を示せないから。

そのため査定のようなニュアンスも含めタイシンの実力、ひいては「ナリタタイシンの本当の走り」を見せ出場を納得させようとレースをすることになり、トレーナーはアドバイスを送る。
バ群で勝負できないなら。しなければいい。
自分より大きな相手たちの背中を睨みながら──その“鬼脚”で観客の度肝ごと全員を抜き去ってしまえばいいと。

過去の反動から最初こそタイシンは聞き入れなかったものの、トレーナーの熱心なアドバイスを信じてみることに。

───結果は1着。無事にタイシンの本当の実力を周りに見せることが出来た。

結局この前はいざこざがあって言えなかったものの、レース後に不器用にトレーナーに近づくタイシン。

……だから、今、言ってよ。その……アレ。

───『がんどうじだぁ』?

違う!! バカ、蹴っ飛ばすよ!? そうじゃなくって……!

君をスカウトさせてくれ!

あ……。……ん。……よろしく。

トレーナーからのスカウトを受け、目標に向けての日々が始まった。

このストーリーから「ジュエル貯めるついでにストーリーを見たつもりがそのジュエルごとガチャで消え去った」というポルナレフ状態となったトレーナーもいる。

育成シナリオ

皐月賞では更に大勢の人に自分の実力を見せつけることが出来た。
そこから『二強』の時代は終わりを告げ、新たに『BNW』の時代が始まる。
だが夢に向かって大きく前進するウイニングチケット、着実に確実に強くなっていくビワハヤヒデを見て焦る。
──自分が走る理由は「バカにしてきたヤツらを見返したいから」。不純といえば、不純かもしれない。
少なくとも、友の真摯で輝かしい想いは胸になく。こんな自分が果たしてこれ以上食らいつけるだろうか?
こんな…… 憎しみと怒りで戦っていいのだろうか。

(走れ……走れ、走れ、もっと走り込め!
このままじゃ、ダメだ……!)

(ハヤヒデの走りを見て、勝てるイメージが浮かばなかった!
なのにチケットは、折れてなかった!)

(このままじゃ、アタシが……
アタシ、だけが……!)

自己嫌悪と焦燥感に駆られたタイシンは不調を押して、抱えた迷いを振り払うように走ってしまう。
当然、ただでさえ弱い体が耐えられるはずもなく。
彼女は菊花賞直前に体調を大きく崩してしまい、病院に運び込まれた。

(アタシだけが……置いて、行かれる……)

(また…誰にも認めてもらえない、
バカにされるだけの、アタシに……)

病院で目を覚ましたタイシン。医者からは菊花賞への出走はやめておいた方がいいと告げられる。
しかし……

……走るから。
「菊花賞」、出るから。

でも──!

お願いだからっ!

お願い、だから…
「出るな」なんて、言わないで。

アタシには、レースしかないの。
走って勝つしか、ないの……!

お願い、トレーナー。走れなかったら、アタシ──


……なんにも、なくなっちゃうよ……!


もはや涙を隠さず、懇願する。
トレーナーはタイシンの事が分かっている以上首を横に振れず、そのまま菊花賞に出走。
幸いにもレースは無事に完走出来たがそれ以降は自信すらも失い、トレーニングにも来なくなってしまう。

(俺はここで、君を待ってるぞ)

あえて自らは説得しに行かずに信じて待ち続けるトレーナー。
チケットの言葉に微かに気持ちを取り戻すタイシン。
それでも未だに自分の事が信用できない。歪んだ気持ちで走り続けられるかどうか。
だがトレーナーは信じる。どれだけ時間かけても、タイシンの分まで信じ続ける。

「認めさせてやる」。かつてトレーナーに見出された闘志は、“鬼の脚”は、すでに少なくない人の知るところになった。
それに気付かないタイシンではない。
ある意味で彼女は、もう満たされていたのだ。
だからこそ、分からなくなっていた。自分が走る意味はいったい何なのか。
諦めたいのに、もういいとさえ思っているのに。まだ燻る炎が消えないのは何故なのか。

面倒で、どうしようもなく、ブレブレで。
そんな自分を見捨てず、どこまでも一緒にいてくれる相手。
色々と耐えきれなくなり、思いの丈をヤケでぶつける。

~~~っ、一生でもかよ、バカ!!

一生でも!!!!

トレーナーの本気の言葉に、思わず笑ってしまうタイシン。
一生は流石に言いすぎと言いながらも、どこか肩の荷が下りたような感じを見せる。最早プロポーズである

ホント……アタシのトレーナーは、バカだよ。

「もう少しだけ走り続ける」と決めたタイシン。
目標は皐月賞と同じ中山で開催される『日経賞』*14
そこで走り抜き、感じた歓声。そこでやっと見つけた思い。
レースで勝ちたい。それだけでいい。それこそ立派な意味だった。

気持ちを整理できなかった菊花賞とは違い、新たな思いを胸に『天皇賞(春)』に向けて調整を頼むタイシン。
ずっと信じて支えてくれているトレーナーへ向かって。

育成目標に関しては、クラシック三冠は皐月賞と日本ダービーは5着以内、菊花賞は出走のみでここで行き詰まることはあまりない。
シニア級は必須のレースの4つの内3つが1着を取るというものだが、最初の日経賞はG2なので全体的に周りの能力は抑えめで、
残りの秋天と有馬に関しても、ハヤヒデとチケゾーが出てくるが、タイシンが上述のイベント+そこまで強力な補正がかかっていない*15ので、
シニア期に関しては、目標レースの中では春天を乗り越えられるかがカギとなる。
その春天は、レース展開の都合上固有スキルをほぼ封じられてしまう状態*16で、3着以内を取らなくてはならないため、下手すれば有馬記念よりも難関となる*17
スパートが早いためハヤヒデの固有もほぼ発動しないのが幸いか。
でもタイシン最大のライバルはビワハヤヒデでもウイニングチケットでもなく、常に出てくるモブのバ群な気がする
なお史実では春天以降は様々な故障や不調が起きたためにその約1年2か月後の宝塚記念までレースに出られなかった(もっというと秋天でライバル2人は引退してしまった)ので、
春天以降は「もし史実のナリタタイシンが不調を起こさず、そしてライバル2人と一緒にレースに出れたら」という知る人にとっては感慨深いIF展開となっている。

また、シナリオ内では熱い性格なトレーナーと不器用な性格のタイシンというスポ根を思わせるストーリーが展開される。
あまり掘り下げられなかったタイシンの内面をうかがえる機会であるのだが……可愛いのである
デビュー戦では大声でタイシンを応援していたトレーナーがレース終了後に蹴り飛ばされたりしているが*18
クラシック級の正月には、タイシンがトレーナー室で毛布を被り子猫のように丸くなって寝たり*19
バレンタインではチョコの隠し味が入ったドライカレーを持ってきてくれたり、
感謝祭ではブライアンにトレーナーに懐いていることを指摘されて否定できずにいつになく不機嫌になったり、
クレーンゲームで大成功すれば笑顔を綻ばせるタイシンが見られたりと、とにかく可愛いのである

実のところ、自分を信頼してくれるトレーナーにタイシンの方も信頼を向けており、上記の可愛い一面もその発露なのだが、
不器用故にトレーナーの熱い言動への上手い返し方が分からず、「ニヤニヤするのやめて」とか「蹴り飛ばすよ」などと強く当たってしまいがち。だがそれが良い
一方で、ホーム画面で特に何の脈絡もなく「アンタ(トレーナー)が親になったら子供にウザがられそう」とカップルがしそうな世間話を振ってきたり、
「水族館の魚みたいにずーっと大人しくなってればいいのに」とからかってきたりと普段のクールさとギャップのある言動でトレーナーを困惑させることも。
キャラストーリー6話では、普段とは打って変わって穏やかな彼女が見られたり、
URAファイナルズ後のグッドエンディングや温泉イベではかなり破壊力の高いデレを見せるなど、クールな見た目に反して時々可愛らしい一面を見せている。

今となっては「良い娘」「可愛い」と言った反応や「どけ! 俺はお魚だぞ!!」と宣言するトレーナーも続出するなど、タイシンの虜となるトレーナーは後を絶たない。
お兄(姉)さまやお兄(姉)ちゃんはともかく、モルモットや商店街の次はお魚とトレセン学園のトレーナーは人外になりすぎでは……

特殊実況は皐月賞に設定されているが、最終直線で複数のウマ娘を抜いた上で1着を取る必要があると言われており聴けるかは運次第。
+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
ナリタタイシンがどうやら差し切りました!
ナリタタイシンが凄い脚で皐月賞を制しました!

元ネタ:1993年皐月賞 フジテレビ・堺正幸アナ


◆関連キャラクター

BNWのW。まず間違いなく大声を喰らう。タ゛ァ゛ァ゛イ゛ィ゛シ゛ィ゛ィ゛ン゛ン゛ン゛!!!
流石にこういった大声にはタイシンも思わず眉をひそめて「うるさい」とチケゾーに文句を言ったりしているが、
さりとて善意300%で話しかけてくるチケゾーをタイシンも拒絶はせず、大声についても若干諦めて受け入れており、
同時にこちらを本気で心配し、親しく接してくれる大事な友人として、不器用なりに付き合っている。
ホームの会話ではチケゾーにしりとりに誘われ、一度は却下するも「アタシとゲームどっちが大事なの!?」と言われて仕方なく付き合いつつ、
わざと最後に「ん」を付けてさっさとしりとりを終わらせに掛かったりする微笑ましい日常会話も。
しかしそれでも、「キミだからライバルなんだ!」という言葉の通りお互いライバルであり競い合う友達でもあり、
タイシンも「チケットはバカだけどダービーの想いは本物」とチケゾーの実力を認めている。
あとチケットが揺さぶってきて「タイシンテストー!」なんてされてたりも。
カイチョーが聞いたらエアグルーヴのやる気が下げられそう。

BNWのB。
ウイニングチケット同様に、模擬レースで一緒になり何故かその後交流するようになったという。
一見するとアウトローというか不良っぽいタイシンといかにも優等生なハヤヒデという珍しい取り合わせだが、
タイシンの性格が妹のブライアンに似ているということもあってか、ハヤヒデはタイシンと上手いこと距離を保っており、
タイシンもそうした絶妙な距離感の保ち方と、レース時の実力からハヤヒデを「厄介なヤツ」と思いつつも、
チケゾーという共通の悩み友人もあってか、ハヤヒデとも友好な関係を築いており、生真面目な彼女をたまにからかってもいる。
基本的には無茶をしがちなタイシンを放っておけないお姉ちゃん気質のハヤヒデが世話を焼いていることが多いが、
時にはポンコツ化してしまったハヤヒデを逆にタイシンがフォローしたりすることも。一体どっちが姉なんだ……
実はトレセン学園入学よりはるか前、幼少期にちびっこレースでハヤヒデ&ブライアン姉妹と共に出走している*20のだが、そのことに気付いているのはタイシンのみ。
ちなみにその時の成績はハヤヒデが一着、ブライアン二着。タイシンの成績は明言されていないが、あまり振るわなかったようだ。
また、「自分のトレーナーの諦めない姿勢に思わず『バカ』と呟きつつ信頼を寄せる」、
「トレーナーへの好意を周り(主にブライアン)に指摘されて完全には否定しない」といったストーリー上の共通点も多い。

ルームメイト。
出会った当初、クリークの世話焼き気質等がタイシンのコンプレックスを無意識に刺激して激怒させてしまったというトラブルがあり、
ルームメイトと良好な関係を築いているウマ娘が多い中で、タイシンとクリークはこれが尾を引いてそれからしばらく距離のある関係だった。
しかし、チケゾーやハヤヒデといった友人たちとの交流のおかげで入学当初よりタイシンが少し丸くなり、落ち着いてきたこと、
タイシンもクリークが完全な善意・厚意でそのような接し方をしていることを理解したこともあって、出会った直後よりもある程度関係は近付いており、
帰りが遅いクリークを心配したタイシンが様子を見に行こうとしたり、クリークがタイシンを食事に誘おうとするなど、仲は縮まりつつある。
サポカイベントでは、いつもこちらを気にかけてくれるクリークにプレゼントを贈ろうと四苦八苦するタイシンが見られる。

繋がりとしては武豊氏が主戦を務めたこと、怪我で療養をせざるを得なかったこと、年代は違うが当時の三強の一角を担ったことか。
また同氏は牡馬三冠をそれぞれ3回以上勝利しているが初の皐月賞をタイシン、初の菊花賞をクリークに騎乗して勝利している。

ハヤヒデの妹で後輩。
お互い寡黙で一匹狼という共通点があり、見てるだけで結構ハラハラする組み合わせ。
OVAでは重要な役割としてタイシンと会話し、お出かけイベではハヤヒデの話題で少しだけ会話が盛り上がったこともある。
また、タイシンとトレーナーの関係に口を出すこともあるブライアンだが、
彼女も彼女でかなり早い段階でガッツリ自分のトレーナーに懐いていたりするので、あまり人のことは言えなかったりする。

2人とも「ナリタ」の冠名がついており、実際にそれぞれのモチーフとなった2頭の馬主は故・山路秀則氏ではあるが、
アプリの描写を見る限りでは少なくてもメジロ家のような関係ではなく偶然の一致という関係の様子で、
後に追加されたナリタトップロードも偶然の一致と思われる。

「身長145cmで小柄」、「ネガティブな性格(ライスは恒常的に、タイシンは内面的にという違いはある)」、
「レースではその足から鬼として例えられていて、目に蒼い炎を宿した」と意外と共通点の多い2人。胸の事は言うな
チーム競技場でも専用の掛け合いが用意されている。
お互い別方向に人付き合いは得意ではないが逆にそれがシンパシーとなっているのか意外と相性は良い。
ウジウジ悩むライスはタイシンにとってはあまり他人事ではなく、代わりに目的のものを買ってあげたり、
夏合宿ではハルウララも含めて一緒にトレーニングを打ち込んだりも。
史実でもタイシンはあの宝塚記念で対戦しているが往時の鬼脚は見る影もなく16着と大敗。結果として引退レースとなってしまった。

  • ナリタタイシンの母
母親もまたウマ娘であることが触れられている。終盤で応援に駆けつけ、トレーナーに花束を持って会いに来る。
生まれが遅く、成長しにくい体質に産んだことを強く気に病んでおり、それを謝ったりしたことが原因で反発され余計に彼女が捻くれてしまったとのこと。

トレーナーに、とあるように娘には嫌だろうからと匿名を希望し直接会おうとしなかったが、
花束の包装から一瞬で母からだと見抜いたのとトレーナーがウソつくの下手すぎて、呆れ混じりながらも穏やかに話していたあたり娘当人はそうわだかまりもない様子。
ちなみにBNWの残り二人の母とも知り合いらしく、ママ友BNWが結成されるという噂があるとかないとか。

史実におけるナリタタイシンの母馬はタイシンリリィ。生涯戦績は1勝で、競走面で特筆すべき点はない。
先述の通り、職業は花屋。母を筆頭にナリタタイシンの血統に花由来の名前が多く含まれていることが由来と思われる。

  • 元同級生達
タイシンがトレセン学園に入学する前の学校のクラスメートで、ウマ娘ではない。
一応クラスメートという関係ではあるが、タイシンの体格の小ささを揶揄したり、
タイシンのトレセン学園への入学を聞いた際には「アタシ達ウマ娘じゃないけど、タイシンちゃんには走るの勝てそう」と皮肉ったりと関係は険悪。
育成シナリオ内でもイベントでやる気を下げてくるため*21、担当トレーナー達からは蛇蝎のごとく嫌われている。


◆余談

アプリ内の彼女まわりでは「N」の頭文字が強調されている節がある。BとWにはそういう要素は特にないのだが。
通常衣装名の[Nevertheless]と固有スキル「Nemesis」、グッドエンディングイベントは「No regret」。
ウマ娘ストーリーに至っては、Nから始まる英文でタイトルが統一されている。

タイシンのシナリオに登場するトレーナーは上記の通りだが、他のウマ娘シナリオのトレーナーに比べると妙に暑苦しい言動が目立つため、
たまに「タイシンのトレーナーは松〇修造、あるいはその因子を継承したのでは」なんて言われることも。
ただ、タキオントレーナーがそのシナリオで彼女の走りに『狂った』と称されている他、他のシナリオでもトレーナーが熱い一面を覗かせることは多いため、
タイシントレーナーも、タイシンとの関係が内に秘めた情熱を無駄に刺激させ、発露させているだけかもしれない。
また、SSR【いじっぱりのマルクト】の『公式怪文書』はどう見てもトレーナー視点のため、タイシントレーナーがポエマー扱いされることもしばしば。キャラ渋滞が過ぎる

同じくシナリオに出てくる赤髪の少女だが恐らく元ネタは井上雄彦氏の漫画『SLAM DUNK』とその登場人物をモチーフにしたキャラと思われる。
  • 少女がバスケ選手→スラムダンクはバスケ漫画
  • 赤髪→主人公である桜木花道も赤髪
  • 体格が小柄→宮城リョータもバスケ選手にしては小柄(ただし身長168cmなので平均身長よりちょっと小さいぐらい)
  • 3ポイントシューター→三井寿も3ポイントシュートを得意としている。また出会った直後は少女も彼のように挫折しかけている
こんな感じで共通点が多い。競走馬のウマ娘化だけでなく漫画の擬人化……なのだろうか。
また史実のナリタタイシンも1990年生まれでスラムダンクも1990年に連載開始されていたり、ウマ娘2期の放送時期にスラムダンクの映画化が発表されていたりとそういった意味でも興味深い関係性である。
あとマックイーンやイクノが超人プロレス技かましてたりオグリが超カサマツウマ娘やってたり公式ソングで白い奇蹟の物語と絡めてくるからそういう意味でもジャンプネタは多い

また、スクール水着なSRサポカはともかく勝負服とSSRサポカの服装が何故か某仮面ライダーの登場人物に酷似していたり




まずは追記・修正して、後で絶対蹴っ飛ばす!!

この項目が面白かったなら……\誰よりも速く!/

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最終更新:2025年04月13日 08:42

*1 もっとも遅生まれは競走馬の世界の事情あっての話(実馬のページ参照)であり、人間と同じ社会に暮らしておりレースに年齢縛りもないウマ娘の6月生まれが遅生まれ扱いされる理屈は謎。

*2 その後2人にカッコイイと褒められて照れているタイシンが見られる。

*3 通常版の[Nevertheless]ではビーフシチュー、[ディファレンス・エンジニア]ではカレーが貰える。ちなみにカレーには「鉄翼蒸気奇譚」でタイシンが修復した紫色の飛行機を模したピックが付いているという小ネタがある。

*4 当時はヒシアマゾン、アドマイヤベガ、タマモクロス、メジロブライト、イナリワン。Bでもマヤノトップガンとハルウララしかいなかった。以降は適性Aならスイープトウショウやエアシャカール、ミスターシービーが続いて実装されている。

*5 マイルと言っても直線の長い東京の1600mのみ、短距離は新潟1000m直線及び中京1200mに限定される。

*6 ギリシャ神話における「神の憤りと罰の具現」「義憤」「復讐」の意味合いを持つ女神のこと。

*7 ゴールドシップやヒシアマゾン、ミスターシービーが持っているが、逆に言うとこの3人しか持っていないかなり貴重なスキル

*8 実装当初はやる気が3段階ダウンだったが後のアップデートで緩和された。

*9 史実では運動誘発性肺出血を発症させてトライアルを回避、ぶっつけ本番で菊花賞に挑んだが17着と惨敗。

*10 G1レースを9勝以上orクラシック三冠かトリプルティアラを達成すると、最終レースがマイルか中距離の場合に出現。

*11 このアーモンドアイ、育成に慣れたプレイヤーでも事前にスキルをガチガチに固めないとまず勝てないくらいに強い上、タイシン育成時はほぼ間違いなく、追込に有効加速が少ない中距離レースでぶつかることになる。

*12 勝利メリットが最後に入手するレアスキル「新たな伝説を築く者」のヒントレベルの上下のみであり、敗北で最終ステータスなどに差が出るわけではないのが救いか

*13 厳密に言えば、同時期に追加された配布SSRマーベラスサンデーも含む

*14 史実だと目黒記念だが、現在=ウマ娘作中では開催時期が変わっているので代用されている。

*15 ちなみに何故かナイスネイチャとライスシャワーが同じぐらい補正かかってる疑惑がある。確かに2人とも夏合宿一緒になったが……

*16 ライバル補正かかったハヤヒデがスパートをかけるのが第3コーナー手前で、3000m台の2つのレースでは当然モブは追いつけない上にそのハヤヒデに食らい付けるのも良くて1、2人ぐらいしかいない。

*17 一応菊花賞もこの悪条件となるが、クリア条件が出走のみなので下位に沈んで余計なバステを貰わない限りは気にならないだろう。

*18 相当加減されて蹴られたので大事には至ってない。

*19 外で昼寝しているところをトレーナーが発見し、トレーナー室で昼寝の続きをさせている。

*20 史実のタイシンはハヤヒデ&ブライアンの生地である早田牧場で中間育成を受けており、特にハヤヒデとは共にトレーニングを行ったこともあるらしいので、これが元ネタと思われる。

*21 ランダムイベントのため、タイシンがクラシック期で三冠を獲ろうが、シニア期でG1無双しようが顔を合わせるなり「その制服似合ってないよ」とにべもない上その後の掘り下げもない。