登録日:2022/03/25 Fri 19:59:38
更新日:2024/07/13 Sat 11:41:17
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ボーボボよ、次期皇帝を狙ってこの大会に来たのだろうが目障りだ…。ここで消えてもらう
概要
ツル・ツルリーナ4世率いる
マルハーゲ帝国の最高幹部。
和装に身を包み、タコの触手のようにうねった白い長髪の中年男性で、モノクロだとケツ顎にも見える形で顎に映えた髭が特徴的。
OVERを老けさせて落ち着きを与えたみたいな感じ。
見た目的に、
軍艦や
OVER、
ハレクラニ、
ギガ、
ねんちゃくといったそれまでの大幹部キャラより一回り老けてると思われる。
プルプー?あいつ見た目で年齢分かんねえし、そもそもまともな戦闘描写がないし
彼との戦闘後、本格的に
裏マルハーゲ帝国との戦いに突入し、
毛の王国編では毛の王国の幹部たち、さらには真説では
ツル・ツルリーナ3世が興したネオマルハーゲ帝国が敵組織となるため、
四世世代のマルハーゲ帝国としては最後にボーボボが戦ったキャラクターとなった。
性格
落ち着き払った態度で、寡黙。
当初は部下としてカツを従えていたが、これはカツが一方的に付き従っていたという方が正しく、攻撃の余波に巻き込んだりはしていないものの彼が倒れた後は「あんな雑魚など元より不要」と言うなど部下思いな性格ではない。
皇帝決定戦に出ている=次代皇帝の座を狙っているということになるため、ツルリーナ4世への忠誠心が高いわけではないだろうが、一方で「マルハーゲ帝国」への誇りと忠誠心はかなり強い。
この部分は後述するようにキャラクターが大幅に変わる真の姿となってからも変化はなかった。
また、淡々としていながらもボーボボのボケ攻撃にもクールにコメントを残したり、自分のパロディ技をうたれ、同系統だと思ったので警戒したら全くの嘘にひっかかったり、ボーボボが用意した不自然な看板に気を取られるなどと妙に真面目な部分がある。
酒を飲むときの行儀はあまりよろしくない。
戦闘能力
戦闘力は皇帝決定戦で金バッジを与えられたとあってかなりのもの。
もっとも、くわしくは
ねんちゃくの項目に譲るが、金バッジ=銀バッジの過去の強キャラより絶対に強いとはいいきれない。
しかし、戦闘前から殺気だけでボーボボに強さを悟らせたり、表マルハーゲ帝国をナメていたハロンオニがその戦闘を観戦しつつ「結構強い人」と認めるなど闇夜叉の実力もOVERや
ハレクラニ、ギガらに引けを取らない。
加えて、元々の状態でもこれだけの力を持ちつつも
奥義の効果で自分の力を20倍にまでパワーアップさせることができる。
比率で言えば
レムが自らも眠りつつも相手も眠りの世界にいざなった後でなれる「バーサーカーver.」のパワーアップ率と同じで、
レムより物理攻撃力に優れる闇夜叉が起きている状態で出せるということになるため、単純なパワーならレム・スリープワールド時のレムの上位互換
弱点はこのパワーアップは条件さえ満たせば相手も20倍にパワーアップしてしまうと言う事。
最後の手段として、後述の真の姿への変身を残している。
ドクロ真拳
骸骨をモチーフにした真拳。
骸骨でできた剣「ドクロ刀」を使ったり、ドクロ型のエネルギー弾を出すなどして戦う。
人の骸骨で構成された禍々しい刀「ドクロ刀」で相手にかみつき攻撃する。
ドクロ刀はやせ細った骸骨であることに誇りがあるのか、肉を食わされて太らせようとしても骨格を変えてまでやせ細った顔をキープした。
瞳にドクロを移し、それを見たものに巨大な骸骨の死神を召喚しそれに攻撃させる。
「ドクロ酒」を呑むことで夜叉に変化する。
ジャングルの王者やまんばではない
これにより
基礎戦闘力を20倍に上昇させることができ、どうやら飲むことでさらにパワーアップを重ねることができる模様。
弱点は
ドクロ酒は誰が飲んでも夜叉に変化することができるという点。
本編ではドクロ酒を奪われ3バカにそれぞれ
大地の果実、
自然の恵み、
ピザ屋の夜叉三人衆に変身され、彼らの大自然の力を得た協力奥義
猛る大自然の息吹で反撃されることになった。
ちなみにドクロ酒を飲んでいない
田楽マンもなぜか普通の夜叉化をした。
ドクロ型のエネルギー弾を飛ばして攻撃する。
掌底をした相手に「ドクロ紋」を浮かび上がらせる。
この「ドクロ紋」は
浮かんだものの骨がすべて抜き取られる効果を持つ、普通のバトル漫画においてはかなり危険な即死技。
しかし、相手がボーボボたちハジケリストであったため、
首領パッチは
魚の骨が出てくる、骨のない
天の助は
「全て」を持っていかれる、唯一人型のボーボボからも
骨という名のロボットが出てきて、さらに「バスタービーム」という名称でコブラツイストを仕掛けるなど不発に終わった。
ハンペンの「
ハンペン承」同様、本来は「掌」の字の方が正しいが誤字されている。
自らを変身させ、真の姿にもどる。
そしてその真の姿が………
サンバマン
闇夜叉の真の姿。
サンバっぽい髪飾りや装飾をつけ、サングラスをつけた顔面からそのまま手足が生えている謎の生物。
変身前後でキャラや戦い方が大幅に変わるのは
魚雷ガールと同じパターンといえる。
サンバをこよなく愛するお祭り男だが、「マンボ」、「アロハ」、「ルンバ」、「リンボ」など実際はサンバとは全く異なる文化も口にしている。
カンフー映画パロなのに田ボが韓国語喋ったり、宇治金TOKIO戦の「超常現象7トラベラー」の想像100%のモロッコなどと同様、この漫画の地理関係の大雑把さがよくわかる。
一人称は「ミー」で関西弁がたまに出る。
落ち着いた闇夜叉とは違い、「盛り上げ名人」を自称する陽気な性格で、かなりハイテンションでうざい。
登場直後、ボーボボはそのウザさに殴りかかり、さらには全員白けた態度になってしまっていた。
ナレーションにすら「アホ」と言われてしまうまでの陽気さはある意味見習いたいレベル。
ボーボボとの戦闘後、何故かしてもいない約束通りボーボボの仲間になることを宣言したが、その後ロケットで宇宙に吹っ飛ばされたため仲間にはならなかった。
一方で闇夜叉同様マルハーゲ帝国への誇りは強く、「ミーが負けたらマルハーゲ帝国全てが敗北したと同じ」と自分を奮い立たせる場面もある。
なお、後に読者投稿のはがきで宇宙まで飛んで行っているのに原作者は「サンバマンはどこまで飛ぶのか」とコメントしており、どうやら現在は宇宙にいる模様。
もしかしたら、宇宙エネルギーをためた4世や宇宙にピーマン帝国を建設したピーマン、宇宙で過ごしているバーババなどとともに、エピローグ後のボーボボたちとまた戦っているのかもしれない。
戦闘能力(サンバマン)
ミーがこの姿になった以上サンバのリズムで全員サンバ漬けにしてやるぜー♪
シリアスに戦う闇夜叉とは異なり、「サンバ」にかけた
ギャグ補正を活かした戦い方を得意としており、ボーボボのボケにもボケで反撃する等なかなか珍しいタイプの強敵である。
サンバを流すのだが、携帯電話からイヤホンをつなげて自分だけ聞いているものだから、周りの人間には音が小さすぎて聞こえない。
しかし、ボーボボたちハジケリストはそのボケにつられてしまい自分から聞きに行ってしまった。
このサンバを聴いたものは体が勝手にサンバを踊りだしてしまうのだが、ボーボボたちはサンマになったうえでサンマ帝国を建設して回避……したかに見えたが鳥風の姿になったサンバマンの襲撃に遭いサンマ帝国は滅亡させられてしまった。
サンバを踊り大きく地面を揺らす。
しかし、不安定な足場で使ったため自分が落っこちてしまった。
サンバ☆ステップで落ちたのち、待ち構えていた
ゴブリンにFAX転送させられて、天の助と
首領パッチに洗濯されたときに出したもの。
服をすべてアロハにしてしまい、二人を冬までアロハにさせたことでダメージを与えた。
サンバを聴いたものに
真の人類進化論の中にあるサンバの血を覚醒させるという技。
それすなわち、人類は猿からの進化の中にサンバマンの姿を取っていたことがあるということである。
ビュティ「ウソつけーーー!!」
燃えるバトンを回しながら突進する、サンバマンとしては真面目な技。
ボケ攻撃が得意なサンバマンにまじめな攻撃は不得手だったのか、一発で敗れてしまった。
余談
ゲーム版について
こちらでは闇夜叉は「ゴザル」口調で、サンバマンへの変身の呪文は
ジョビジョバ~であった。
また、サンバマンが仲間になり、その後すぐ仲間から離れるイベントは
ゲームも同様であり、原作側が
ゲームの再現をしたといえる。
怪情報
本家Wikipediaなどで「闇夜叉は以前暗殺部隊の隊長であった」と書かれているが、原作にはその記載はなく、
情報ソースがないため真偽は不明。
Ⅴジャンプで掲載されてた澤井氏への質問コーナー「レぺゼンメケメケ」や
ゲームの
攻略本などによるのかもしれないが2022年現在、関連書籍も絶版となり入手が難しくなっているため作成者は一次資料を確認できていない。
もし一次資料があれば、是非とも追記・修正をお願いしたい。
- 闇夜叉…からーの…白夜叉……失礼しやした…! -- 名無しさん (2022-03-25 23:09:10)
- 怪情報!?天下のウィキペディアが何書いてるの!? -- 名無しさん (2022-03-26 20:26:06)
- 「なにもないわボケーッ!!ひっかかったなタコがーっ!」 -- 名無しさん (2022-03-26 20:56:13)
- ハジケが出来るってだけでかなりの強敵なんだが3対1は流石にキツかったな -- 名無しさん (2022-03-27 00:56:51)
- 闇夜叉って誰だっけ?からのサンバマンであああいつかとなる。 -- 名無しさん (2022-03-27 01:10:10)
- >この漫画の地理関係の大雑把さ 青森のみかんも作者の勘違いから生まれたって聞いたことあるな… -- 名無しさん (2022-03-27 13:33:53)
- ちなみに闇夜叉を演じているのはキバハゲ、コンバット・ブルースも演じていた竹本英史さん。サンバマンの演技も含め完璧な配役といえます。 -- 名無しさん (2022-03-27 13:58:59)
- ↑田ボがヌンチャク使った後に韓国語喋ったりもしてたな。本当に間違えてるのかギャグなのか判断に困るけど -- 名無しさん (2022-03-27 16:39:56)
最終更新:2024年07月13日 11:41