プルプー

登録日:2021/02/14 (日曜日) 15:53:06
更新日:2024/02/15 Thu 18:43:00
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お前、死刑。



プルプーとは、『ボボボーボ・ボーボボ』の登場人物。
この項目では、彼の部下であるラムネと禁煙についても解説する。

CV:高戸靖広


概要


マルハーゲ四天王の一人。角とちょんまげが生えた猫かクマみたいな外見をしており、四天王では唯一最初から人外の姿をしている。耳は人間と同じ位置にある。
「死刑」アニメでは「消えろ」が口癖。
宇宙の帝王が持っているイスのような乗り物に乗っている。
初登場時は何か目的があって行動していたのか、部下にドラゴンボールを四つ運ばせたり、人探しをしたりしていた。

そして、四天王最不遇の男である。


性格


かわいらしい見た目とは裏腹に冷酷な性格の持ち主で、作中では人違いという失態を理由にモブの毛狩り隊員に淡々と死刑宣告を行い、ラムネに処分させている。
ただし、基本的にはわりと冷静。ボーボボたちを前にしても、首領パッチに部下二人が瞬殺されても余裕な態度を崩さず、人違いで巻き添えにしてしまったスパークマンを放置したり、自分にボールを当ててしまったテニスプレーヤー二人組には苛立ちをあらわにしつつも説教だけですませたりと、妙なところで分別を持ち合わせる。
ボーボボたちの小ボケに対して台詞を中断して間を作る、マルハーゲ同窓会に出席する、という律儀な面も。


戦闘能力


同じくマルハーゲ四天王に数えられている軍艦よりも強く、すれ違っただけでヘッポコ丸を疲弊させ、首領パッチに「レベルが違う」と言わしめ、破天荒が露骨に焦るほど。


以上。


マジでこれしか情報が無い。
なぜならこのプルプー、部下同様首領パッチに瞬殺されてしまい、まともな戦闘シーンがひとつも無いのだ。
ちなみにこの時首領パッチが無双したのは完全にその場のノリと勢い
この頃、マルハーゲ帝国皇帝であるツル・ツルリーナ四世はマコちゃんとの結婚にうかれていたためかプルプーの敗北には無反応。ボーボボたちの活躍にキレたのはZブロック基地が壊滅した後であった*1。仮にも天の助(Aブロック隊長)や田楽マン(Zブロック隊長)より格上のマルハーゲ四天王の一人なのにこの扱いである。

しかもこの後、同じく四天王のOVERから軍艦ともども制裁をくらっており、その際彼から軍艦とひとくくりにされていたことから、軍艦より強いが、そこまで差は無い模様。
おまけに軍艦の部下には首領パッチを瞬殺した強そうな人がいるため、真面目に考察するなら総合戦力では軍艦にも劣ることになる。何なんだコイツ…。
他の作品で例えるなら騙し討ちの人ノコギリザメみたいな感じだろうか?

闇皇帝編ではハイドレート復活のための12人の生け贄候補にボーボボや破天荒にギガ、他のマルハーゲ四天王らとともにリストアップされていたため一応設定上は彼らに並ぶ実力はあるようである。
そして皇帝決定戦では部下の禁煙ともども決勝まで勝ち上がる。
しかし戦闘描写もなくまとめて裏マルハーゲ四天王のクリムゾンとLOVEに敗れてしまった。プルプーは6番目、禁煙は10番目の生け贄。部下より先にやられてんじゃねぇか!

まともに敵として活躍するプルプーが見られるのはゲーム『9極戦士ギャグ融合』のみ。『爆闘ハジケ大戦』に至っては、マルハーゲ四天王で唯一プレイヤーキャラに選ばれなかった。
その活躍の無さは一発ネタのモブ以下であり、『ボーボボ』のファンからネタではなくガチで忘れ去られるレベルである。レベルが違うってそういう意味?
その存在感の薄さから、ファンの中には彼ではなくギガライスをマルハーゲ四天王と勘違いしている者もいるとか。


二人の部下


おそらく元ネタは宇宙の帝王の側近二人組。プルプーへの忠誠心は強いようで、ずっと側にいた。
一応、この二人も軍艦より強いらしい。

  • ラムネ
CV:塩山由佳
緑髪ロング*2の女性。美人だが、プルプーから死刑宣告を受けた毛狩り隊員を、素手で胸部を貫いて処分するという残酷さを見せた*3
面食いのようで、ボーボボ、首領パッチから渡されたラブレターは読むことなくその場で破り捨てたが、破天荒から手紙を渡された際は明らかに嬉しそうだった。
だが、手紙の内容はラブレターでもなんでもなく、おまけにまったく身に覚えのないものであったため無言で泣き崩れた。
因みにボーボボの女性キャラでは極めて珍しく、原作でパンチラシーンがある。
他の2人と違い新帝王決定戦に参加した描写がない。
留守番していたのか、描写がないだけで参加していたのだろうか···。

  • 禁煙
手足の生えたタバコの箱。台詞は無くナレーションが代弁している。
単純なジェスチャーだけでプルプー、ラムネと意思疎通が可能。
中身のタバコも一本一本が独自の意思を持っている。
学生時代、首領パッチによって学校で喫煙していたことがバレてしまったという過去を持つ。
「お前しかいねーだろ!」
アニメでは「学校で喫煙」がまずかったのかチョコレートに変更。名前も「チョコチョコっと」に改名。中身はスティックタイプのチョコレートになった。


余談


マイケル・ジャクソンのモノマネが微妙らしい。彼のファンなのだろうか…。

実は原作とアニメ版とでは大幅にカラーリングが違う
アニメでは白い体表にプロテクターはピンク系の色だったが、原作のカラーイラストでは体は濃い紫でプロテクターは黒色である。
ソフトンの頭が茶色からピンクに変更された理由は察せられるが、こちらの変更理由は不明。

他の四天王3人が、我流鼻毛真拳、極悪斬血真拳、ゴージャス真拳という各々の真拳の使い手なのに対し、プルプーのみは真拳使いではない。
隊長格の天の助ですら真拳使いなのに四天王が真拳使いではないとはこれ如何に…
もっともボーボボの相棒である首領パッチや旧毛狩り隊の隊長で最も強いハンペンも真拳を使わないためそこはなんとも言えない。

ツル・ツルリーナ3世との戦いの際、OVERとの三つ巴を避けるためにボーボボたちが四天王の他の三人に扮装するシーンがあるのだが、その時の配役が、

ハレクラニ→ボーボボ
軍艦→天の助
プルプー→田楽マン

だった。首領パッチが三世によって消されて不在という状況で、他に適任がいなかったとは言え、何か作為的なものを感じる配役である。



全員追記・修正。

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最終更新:2024年02月15日 18:43

*1 ストーリーの流れはプルプー→邪血館→ロボブロック→Zブロック基地。

*2 GBA版「9極戦士」では水色

*3 アニメではエネルギー弾で空の彼方に吹き飛ばした。