登録日:2011/10/13 Thu 17:22:55
更新日:2025/01/27 Mon 11:55:40
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1.プロレス技の名称。サンドイッチラリアットとも。
一人の相手に対して二人で
ラリアットの挟み撃ちを仕掛けるタッグマッチ用の技。
至極シンプルだが、非常に豪快な技である。ビジュアル的にも派手な為リアルの
プロレスで使用されることもある。
一般人が真似すると極めて危険な技の一つなので注意。
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「マグネットパワー!プラス!」
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「マグネットパワー!マイナス!」
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「「クロース!」」
「「ボンバー!!」」
目次
【概要】
「夢の超人タッグ編」にて初登場。
完璧超人タッグ「ヘル・ミッショネルズ」が自身の信条にしているマスク狩りを行う為に用いるツープラトン(タッグ技)。
これをくらった対戦相手はノックアウトのみならず、マスク超人ならばその衝撃でマスクを剥ぎ落とされる。
目的が対戦相手のマスクを剥ぐ為なので通常の出力は50%程度に抑えているが、フルパワーにもなると首を吹き飛ばしてしまう。
「夢の超人タッグ編」での特訓では、一撃でショベルカーをバラバラにするほどの威力があった。
これほどの破壊力を生み出すのは超人だからということもあるが、実際は技者二人の身体を繋ぐエネルギーが存在するからである。
このエネルギー効果によって、技の威力が高められるうえに、相手を捕縛して回避行動を困難にさせる。
現在までに使われたのは磁力と光エネルギーの二種類。
シンプルながらも絶大な破壊力、格好良さなどから「ヘル・ミッショネルズ」以外のタッグチームにも使用されている。
勿論こういったエネルギーが無くても使えるが、その際はごく普通のツープラトンになる。
因みにⅡ世のネプチューンマン曰く、完璧超人界には
「完璧超人にとって左腕はクロス・ボンバーを打つためにある」という妙な格言が残っているらしい。
完璧超人始祖編では既存の超人達が
完璧・無量大数軍や
完璧超人始祖といった完璧超人軍の精鋭と激闘を繰り広げるも残念ながら当のネプチューンマンの試合はなく、他にクロス・ボンバーの使い手も登場しなかった。
代わりにクロス・ボンバーは
サイコマンのマグネティカ・ボンバーを参考にして生み出されたという後付け設定が与えられた。
【バリエーション】
○初代クロス・ボンバー
「ヘル・ミッショネルズ(ネプチューンマン&
ビッグ・ザ・武道)」が使用。
完璧超人の力の源である
マグネット・パワーを用いることで、互いの体を磁力が引きよせ、その勢いで強烈な一撃を放つ。
後に「巌流島コンビ(キン肉マン&ネプチューンマン)」も王位争奪戦で行った。
正義超人が使用する場合、
「友情のマグネット・パワー」というパワーを発して使用する。
「究極の超人タッグ篇」では「ザ・マシンガンズ(
キン肉マン&テリーマン)」が
キン肉万太郎に対し使用。
キン肉マンにアイアン・スウェットをわざと発現させる展開の末に披露された。
このとき、「夢の超人タッグ編」から日が経っていなかったのでキン肉マンの身体には磁気が残っており、アイアン・スウェットの破片を用いて即席で繰り出した。
さらに、先の「夢の超人タッグ編」でキン肉マンの手によってアポロン・ウィンドウを閉鎖されて封じられたマグネットパワーが、
時間超人の能力によって会場周辺の時が戻されたことにより復活。
富士山の噴石を
マンモスマンがウメーウメーと食べることにより即興的にマグネット・パワーを習得、
ネプチューンマンとマンモスマンのマグネット・パワーによる元祖クロス・ボンバーも復活を果たす。
しかし、ネプチューンマンの度重なる醜態を見かねたマンモスマンがまさかの裏切り。
クロス・ボンバーが炸裂する瞬間、わずかに力点をずらすことによりダメージのほとんどをネプチューンマンの左腕に集約させ、左腕をズタズタに破壊させてしまう。
○日英クロス・ボンバー
「ブルー・インパルス(キン肉マン&
ロビンマスク)」の二人が放つクロス・ボンバー。
そもそもの使用者であるヘル・ミッショネルズ自体が日英コンビであることは内緒である。
「王位争奪編」準決勝にて
キン肉マン ゼブラ相手に使用。
即興で使ったので「友情のマグネットパワー」は使用していないが威力は充分であり、一撃でゼブラを戦闘不能寸前にまで追い込んだ。
後に『
キン肉マンⅡ世』でそれぞれの息子、
万太郎と
ケビンが
時間超人サンダーに対して使っている。
○クロス・延髄
クロス・ボンバーの延髄蹴りバージョン。
「友情のマグネットパワー」で繋がり合った「巌流島コンビ(キン肉マン&ネプチューンマン)」が使用し、
通常のクロス・ボンバーが来ると予期して構えていた
オメガマンの意表を突き、大きなダメージを与えた。
○オプティカルファイバー・クロス・ボンバー
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「「オプティカルファイバーパワー!」」
『キン肉マン二世・究極の超人タッグ編』にて登場。
21世紀の新技術オプティカルファイバーの力を使って放つ新たなクロス・ボンバー。
使用タッグは
「へル・イクスパンションズ(ネプチューンマン&
セイウチン)」
「
新星・ヘル・イクスパンションズ(ネプチューンマン&
マンモスマン)」
マグネットパワーを失ったネプが海に潜り海底から光ファイバーケーブルを引きちぎって取り込むというはた迷惑極まりない方法で手に入れ、
更にパートナーに蛍光石をウメーウメー食わせることで発動可能にしたオプティカルファイバーパワー。
この力により、光の管が敵の身体を貫通し互いの体を繋ぎ合わせる。
この光の管がエネルギーを瞬時に伝達するため、以前のクロス・ボンバーよりも威力が向上し、マスクのみならず顔面の生皮も剥がす程になった。
実際、旧作での武道ver.ではショベルカーを浮かせて壊しているが、マンモスマンver.では
0系新幹線を完全に宙に浮かせたうえで真っ二つにしている。
ゆで世界の新幹線は東京から博多まで殴り飛ばされて車止めに叩き付けられても壊れないのを見るに、いかに恐ろしい技かがよくわかる。
新世代超人軍のチェック・メイト、
バリアフリーマン、イリューヒン、
スカーフェイス、そして用済みとなったセイウチンの顔面を剥いだ。
しかし、「軌道が曲がると急激に力を失う」という弱点があり、そこを突かれて
時間超人ライトニングによって破られてしまう。
○マグネティカ・ボンバー
サイコマンの技で、正確にはクロス・ボンバーではないが、その原型となった技。
磁力を付与した
シルバーマンの
盾を相方代わりにして単独でクロス・ボンバーを放つというもの。
シルバーマンの顔はマスクではなく素顔なので剥がされることはなかった。
○掟破りの逆クロス・ボンバー
“燦然の刻“
パピヨンマンがバタフライスケールスアバターと共に仕掛けた。
【実際のプロレスでの主な使用者】
○クラッシュギャルズ(ライオネス飛鳥 & 長与千種)
全日本女子プロレスを代表するタッグチームの一つで、この頃はまだクロスボンバーの名前を使用していなかった。
○龍原砲(天龍源一郎 & 阿修羅・原)
クラッシュギャルズとほぼ同時期に全日本プロレスで活躍。天龍の浴びせ倒すラリアットとスタン・ハンセンのスタイルを盗み習得した原のラリアットの合わせ技は豪快そのもの。
○ヘルレイザーズ(ホーク・ウォリアー & パワー・ウォリアー(佐々木健介))
90年代前半の新日本プロレスを代表するチーム。ダブル・インパクトと並ぶチームの代名詞。
○ノーフィアー(高山善廣 & 大森隆男)
90年代後半に全日本で結成後、旗揚げ初期のプロレスリング・ノアを支えた。高山のラリアットと大森のアックスボンバーの組み合わせ。
○ブルパワーズ(中西学 & 小島聡)
96年に結成され、IWGPタッグ王座を獲得。
追記、修正はタッグでお願いします。
- あれ?日英クロスを使ったのはパルテノンじゃなくてゼブラに対してじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-06-18 21:49:17)
- アニメ制作が東映アニメーション繋がりでディスク・ウォーズ:アベンジャーズでハルクとドラックスが使ったのに吹いたw -- 名無しさん (2014-10-13 21:36:51)
- ワロスボンバー -- 名無しさん (2014-10-28 20:07:02)
- よく考えると日英クロスってただのダブルラリアットなのに威力やべえな -- 名無しさん (2015-08-28 19:36:09)
- おいおい、ウメーウメー言って食ってんのはセイウチンとマンモスマンでネプの場合は左腕に光ファイバーを直接取り込んだのでは? -- 名無しさん (2015-08-28 20:13:31)
- 確かボーボボと首領パッチも使ってたような… -- 名無しさん (2015-09-28 18:55:37)
- 当初は硬度10・ダイヤモンドアームによってものすごく強靭な腕で繰り出すから強い、って理屈だった。磁力うんぬんは後付け。さらに後付けで将軍様のダイヤモンドパワーもネプキンのマグネットパワーも完璧始祖の編み出した技術ということが判明したのでまさに完璧超人界の超絶技巧の粋といえる技だということに。 -- 名無しさん (2015-10-08 13:26:09)
- 肉の技の中でも真似しやすさはトップクラスだよね。つーか小学校で流行りまくって紅白帽が毎日狩られてた -- 名無しさん (2015-10-16 01:19:48)
- マシンガンズが使ったのは友情のマグネットパワーとは違くなかったっけ? -- 名無しさん (2016-02-14 17:28:54)
- 冒頭のAAがパートナーの首を引き寄せてて草 -- 名無しさん (2016-12-03 14:24:22)
- マスクが取れるのはわかるけど顔の皮は -- 名無しさん (2017-06-04 17:09:40)
- シンプルなのに派手だよな -- 名無しさん (2017-09-28 17:13:24)
- 2以降のDOAでティナとバースのアームストング親子は固有タッグ投げで使用してる。プロレス愛が強いあのゲームらしくやたら効いてそうな効果音と受け方がグッド -- 名無しさん (2018-05-19 21:06:23)
- バイクロッサー・ケン&ギンの合体技だな<クロスボンバー -- 名無しさん (2018-08-03 00:23:47)
- ↑7 それ以上に地獄の断頭台の方がやりやすいと思う。自分の通ってた学校ではなかったけどこれをクリーンヒットさせて病院送りにしたやつがいたらしい -- 名無しさん (2018-08-03 15:17:27)
- ヘル・ミッショネルズ自体が日英コンビであることは内緒である。とか頑張って面白く書こうとしてるけど、ネプチューンキングて日本なのか? -- 名無しさん (2019-12-13 10:27:51)
- ビッグザ武道は見た目からして日本要素満載だけど、中身はどうだっけな -- 名無しさん (2019-12-13 10:56:43)
- ↑ビッグ・ザ・武道はストロング・ザ・武道を真似ただけだからな。で、そのストロング・ザ・武道の中身はローマというかギリシャ系だという -- 名無しさん (2019-12-13 11:08:32)
- ニャガ様のぼっちボンバーが大元とのことだが。やっぱり威力でも格段に上なんだろうかな。 -- 名無しさん (2019-12-13 11:22:59)
- 一応複数の本でネプキンの出身は日本だと書かれているよ。最新の学研の図鑑でもそう。 -- 名無しさん (2020-01-02 13:27:32)
- 防御の達人のシルバーマンに大きなダメージを与えたところからも、マグネティカボンバーのほうがクロスボンバーよりも威力で勝ってそうだな -- 名無しさん (2020-09-04 21:42:49)
- ↑そこは単純に使い手の力量差なだけな気がする。仮にサイコマンと彼に並ぶ誰かがクロスボンバー使ったらそっちのが威力高いんじゃないかな -- 名無しさん (2021-12-20 21:21:37)
- 基本五体満足のキン肉マンの身体を唯一欠損させたことがある技なんだから威力はトップクラスだろうな。 (メタ的に見れば左腕をバッファの角を骨にして強化するためだが…ロボアニメで新機体を販促するため旧機体を壊すのと同じように。) -- 名無しさん (2022-09-18 18:31:26)
- ↑破壊力のニュアンスとしてはライダーキックみたいな格闘技系の特撮ヒーローの必殺技に近い。シンプルだが破壊力は抜群で、加減を怠るとKOどころか相手の肉体を確実にぶっ壊す殺人ツープラトン -- 名無しさん (2023-01-07 06:58:26)
- ショベルカーも破壊するほどの威力とか万が一挟み撃ちにしてる相手に逃げられ誤爆したら技の掛け手同士の腕がヤバいことになるな。 -- 名無しさん (2023-10-03 22:51:27)
- ↑多分二世でマンモスマンがやったのはそれと似たような事だと思われ -- 名無しさん (2024-04-28 18:29:20)
- Flash全盛期の頃に、ヤン坊マー坊天気予報と合わせたクロスボンバー天気予報で笑ってた記憶がある -- 名無しさん (2024-09-23 15:57:50)
最終更新:2025年01月27日 11:55