BAWS(ACVI)

登録日:2023/12/11 Mon 01:02:50
更新日:2025/05/04 Sun 15:28:15
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BAWS
BELIUS APPLIED WEAPON SYSTEMS

「BAWS」とは、ゲームARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」に登場する架空の企業である。

◎目次



◎概要

正式名称は「ベリウス・アプライド・ウェポン・システムズ(BELIUS APPLIED WEAPON SYSTEMS)」。日本語に直せば「ベリウス応用兵器システム」だろうか。略称のBAWSは「ボウズ」、「ボース」等と読む。
開発惑星ルビコン3に存在する兵器開発企業で、社名から本拠地はルビコンのベリウス大陸*1に存在すると思われる。
本編ストーリーではべリウス地方でのMT製造の拠点として「BAWS第2工廠」などが登場している。

作中でも数少ないルビコン発祥の企業だが、土着勢力であるルビコン解放戦線以外にも、危険なならず者として知られるRaDやジャンカー・コヨーテスなどのドーザーたち、
果てはルビコニアンと敵対する星外企業であり不法侵入者のはずのアーキバス、ベイラムまで……と出自や立場を問わずルビコン上で活動する組織の多くがBAWS製兵器を運用しており、「BAWSは顧客を選ばない」と明言される経営姿勢で知られている。
解放戦線やドーザーからすれば限られた惑星内において戦力確保に欠かせない貴重な供給元。
他方、星外企業からすれば自社の保有戦力を投入したいところだろうが、惑星封鎖システムがあるため纏まった戦力をルビコンへ持ち込むことが難しく、ある程度は現地調達に頼らざるを得ないといった事情もあると思われる。
顧客を選ばぬ姿勢もこれらの背景によって成立しているものと推察される。

作中の描写から「アイビスの火」以前=50年以上前からルビコンに根を降ろしていた古参企業と見られ、当然ながら社員は上から下までルビコニアンであり、同じくルビコンの土着企業である「エルカノ」とは良好な関係を築いている。
そのエルカノが最新のACパーツをルビコン解放戦線に供給していることや、BAWS自身も解放戦線向けにACパーツを大量供給しているとされるあたりからも相手を選ばないのは建前で、実際は解放戦線のほうに肩入れしている模様。
…というよりは、解放戦線へ提供する資金を稼ぐために相手を選ばず商売しているといったところか。
解放戦線の方も「相手を選ばず兵器を売ってくれるから」と本来ならルビコニアンへの裏切りとも言える行為を支援を行う前置きにして、BAWS第2工廠の異変を察知して調査に乗り出そうとするなどBAWSを丁重に扱っている。
エルカノ共々ルビコニアンの企業という事は「飢えに苦しむルビコニアン」という点で解放戦線と同じなので、これについてはむしろお互い肩入れして当然だし、傀儡にするなんて以ての外だろう。

長らくルビコンが封鎖状態にあったことで星外企業とは大きな技術格差が生じてしまっており、販売されるACパーツも殆どが旧型AC用とされる代物ばかり。
BAWS側もその点は気にしているらしく、パーツの解説文から推察できる限りではどうにか追い付こうと苦心の末に現行型AC対応の新型ジェネレーターを開発したり、他企業との共同開発を進めるなど手を尽くしている。
全体的に技術屋寄りな社風からして過去作で言うところのバレーナやキサラギのポジションと言えるだろうか。企業グループに二股を掛けたりトンチキ兵器を手掛けないだけ大分マシだが


◎製品

▽ACパーツ

旧世代のACパーツと実弾武器を主に開発している。
BAWS製ACパーツの名称は江戸時代の俳人・松尾芭蕉と10人の高弟「蕉門十哲」らの名から取られている模様。

★BASHOシリーズ

「MTから派生した最初期のAC」とされ、作中のミッションでアイビスの火以前の残骸が確認されているため開発から50年以上は経過していると思しき"老兵"である。
とはいえ本フレームに対する「MTと大差ねえ、時代遅れのゴミ」という星外企業側のエースの揶揄をその上官たるトップエースが「星外企業製のACと性能は大差ない(意訳)」と戒めていたり、無骨で堅牢な造りを好むファンも多いという設定の通りアリーナの上位ランカーに愛用者がいるなど、作中の端々で潜在能力の高さは示されている。
ゲーム上の性能としても星外企業製のACパーツ群と遜色ないどころか妙に高性能なうえ、エルカノ製コアパーツひとつの値段で一式揃ってしまうほど安価であるなどやたら優秀。*2
全体にシンプルな造形で、装甲表面にボルトかリベットのような突起が並ぶなどいかにも古めかしい外観が特徴。どのパーツも大きな平面装甲を持つため、デカールを見せるにはうってつけの形状をしている。
総じて低いEN防御が欠点か。
▷AH-J-124 BASHO
頭部パーツ。全頭部中最高のAPと最大の重量、最小に近いEN負荷を持つ。
一方でシステム復元性能が低めであるため状態異常を狙ってくる敵は苦手で、見た目もシンプルすぎてピーキー。
見た目の味わい深さと相まって、BAWSパーツなのだがRaDのチャティの頭として印象に残りやすい。
後にVer1.03.1と1.07それぞれでネックであったシステム復元性能が底上げを受け、加えて1.07では安定性能、スキャン距離、そしてAPと使い易さを向上させる上方修正を受けた。
初期の頃と比べれば状態異常への耐性は段違いで上がっているものの、それでも平均を下回るので電撃や火炎の受け過ぎは禁物。
▷AC-J-120 BASHO
コアパーツ。高めのAPとブースタ効率補正を持ち、QBを多用する機体の防御を固めたいときに便利。
反面ジェネレータ周りの補正は劣悪。特に出力補正に関しては全コア中でも下から数えた方が早いくらいの低い補正なので、どんなジェネを積もうが息苦しくなる。
なるべく地の出力が高いものでカバーしたり武器を実弾で揃える等アセンブリの際は勿論、戦闘の方でもEN管理に注意が必要。
以前は出力補正が下記のジャンク版と並ぶワースト級であったが、1.07からは安定性能と合わせて若干ながら底上げされ、取り敢えず最低からは脱している。
1.07以降では供給補正も改善されており、対人戦においては高出力なVP-20C及び機動力に秀でたナハト脚、アルラブースタと組み合わせることで機動性と硬さを両立した軽量インファイト機、通称新邪神像/ネオ邪神像が流行の兆しを見せている。
▷AA-J-123 BASHO
腕部パーツ。BASHOを語る上でこれだけは外せないと言っていいパーツで、射撃武器適性・反動制御・耐EN防御が非常に低く、更には全腕部中ワーストの腕部積載上限により重い武器を選びにくいが、
代わりに他を突き放しダントツ1位の近接武器適性158を誇り、極めて軽くAPも高め。*3
このため格闘機、特にパイルバンカーやチェーンソー等、一撃が重い近接武器を持つなら半ば必須装備と化しており、呪いの腕とまで言われている。
弱点である射撃関係も近接武器適性が近接武器のダメージに直結する*4のに対し、射撃武器適性は照準精度の補正でありダメージには一切関わらない上にFCSで補強できることも追い風となっており、
補強できない反動制御についても後述のランセツやEN武器のような低反動な武器や、単発リロード故に片側だけなら反動が収まる重ショもあるし、
いっそのこと仕様上連射し続ければいずれ反動でばらけるガトリングガンや火炎放射器でガトガト消毒したり、
そもそも射撃適性も反動制御も完全に踏み倒せるハンドミサイルまで存在するなど、右腕の射撃武器の選択肢が限られているわけではない。もちろんルビコン神拳という手もある
レギュ1.07で多くの腕部の近接武器適性が盛られたため選択肢は増えつつあるものの、次点の近接武器適性が初期Verの117から139になったぐらいであり、BASHO腕自体の重量比APも含めた優位は揺らいでいない。むしろここまでやってようやく他の腕がBASHOと比較できるようになったと言うべきか
▷AL-J-121 BASHO
脚部パーツ。中量二脚に分類されるが若干低いEN防御以外に穴が無く、二脚どころか全脚部中でも上位クラスの耐爆防御と良好な水平跳躍性能を持つ。
「見た目への拘りが無いなら、中量二脚で迷ったらコレ」と多くのプレイヤーから言われるほど。
更にレギュ1.06でこれを含め多くの中量二脚がパーツ重量の減量、レギュ1.07で水平跳躍性能UPと度重なる上方修正を受け、フットワークの良さに磨きが掛かった。見た目と性能のギャップがどんどん大きくなっていく…

★JAILBREAKシリーズ

正確には機種ではなく、廃棄されたBASHOをRaDの技術者が「一応動く」レベルまで修理したもの。
アセンブル画面のメーカー表記ではBAWS製だが、BAWS自身はこのJAILBREAKにはほぼ関わっていない。まず名前からしてBAWSのセンスではない
全体的にBASHOから細部が欠損した外観で重量は軽くなっているが、装甲やAP、安定性能などの劣化が激しい。
諸事情で本来の乗機を奪われたC4-621のためにウォルターが密かに手配していた代替機のパーツとなっており、強制的にJAILBREAK一式を使うミッションをクリア後にそのまま正式入手となる。結構いい武器も持っているがそちらは貰えない
なお、TRPG版ではBASHOより全体的なスペックが上。少なくとも耐久面に関してはほぼBASHOの完全上位互換である*5し、頭部に関してはBASHOが勝っているところが一つもない
さすがに腕部の攻撃性能はお察しではあるが、なぜかターレットやオービット、ドローンの攻撃補正が単独1位。
RaD驚異の魔改造
▷AH-J-124/RC JAILBREAK
頭部パーツ。基本的に重量以外はBASHOシリーズの劣化版であるJAILBREAKシリーズだが、このパーツは何故かスキャン距離の性能が上がっている
「脱出」用に用意された機体であるため、先手取って敵機を発見するためにそこは重点的に調整したのかもしれないが、さすがに持続時間は劣化している
▷AC-J-120/RC JAILBREAK
コアパーツ。幸いというか、ブースター周りは悪化していない。
以前は出力補正でも劣化前と同等のワースト1位タイであったが、1.07であちらが出力補正が少しながら改善された事で遂にワースト1位の座を得てしまった。
▷AA-J-123/RC JAILBREAK
腕部パーツ。重量以外は全体的にスペックが下がっているが、元があのBASHOという事もあって、著しく劣化しているにもかかわらず近接武器適性だけは全体で見ればまだ高め。*6
▷AL-J-121/RC JAILBREAK
脚部パーツ。APや防御力、耐衝撃性能の劣化が著しいが跳躍性能は勿論、積載上限もBASHOと同じなのは幸いと言うべきか。
かつては装甲が欠損してる分かパーツ重量はこちらの方が勝っていたが、レギュ1.06でその差が大きく縮まった事でより選択肢に入れる意味が薄まってしまった。

★内装パーツ

ブースターとジェネレータ。FCS以外はすべてBAWS製で賄うことができる。
▷AB-J-137 KIKAKU
AC用ブースタ。突出した近接攻撃時推力*7に全ブースター中トップのAB消費ENの少なさを併せ持ち、突撃からの近接戦闘に特化した仕様。
軽量機に積むなど工夫をすれば瞬間速度は1000kmを超える数値を叩き出せる。
近接格闘で「踏み込みの速度なら負けん!」とか「ここは、俺の距離だ!」とかやるならこれほど頼りになるブースタもないだろう。
省エネABという特徴も、本作の仕様の一つであるAB中は攻撃で相手に与える衝撃値2割増、受ける衝撃値は2割減という点と噛み合っており、大容量のジェネと組み合わせてAB効果の持続時間を可能な限り長くしその間にショットガン等で一気にスタッガーを狙いに行く戦法もある。
一方で通常の推力周りは初期ブースタ未満というBAWSらしい尖がった性能であり、Ver1.06〜1.07で近接攻撃時推力が次点にまで強化されたFLUEGELなどの方が使いやすさでは上と見る声も出てきている。
▷AG-J-098 JOSO
6代目初期ジェネレータにして、シリーズの復活とともに伝統ある「初期ジェネ=産廃」の法則をもきっちり復活させてしまった期待のルーキー(?)。
全ジェネ中最軽量を誇るが、その分性能は出力・容量・補充性能・EN適性とあらゆる数値が最低レベルでまとまっており、唯一の取り柄である軽さについても誤差レベルでしかない*8、実質的に長所が何一つないと言っても過言ではない正真正銘の産廃
特にまずいのが容量の少なさで、普通に大ジャンプしようとするだけであっという間に息切れするためチュートリアルボスこと「最初のヘリ」との相性がなかなかに悪く、多くの初心者を苦戦させる戦犯パーツとなってしまっている。
と言うか何なら説明文で「作業用MTジェネレーターと性能的には大差ない」とまで言われてしまっている。
今作の初期機体は
「防御面は心許ないが、低負荷を突き詰めた省エネフレーム」
「軽量かつ雑魚を蹴散らすのに最適なライフル・ミサイル」
「初期装備ながら最上大業物級の逸品、パルスブレード」
などと比較的高性能ないし使い道のあるパーツで構成されているのに対し、そんな中で正真正銘の産廃なこのジェネレータは逆に異彩を放っており、
多くのプレイヤーに「なんで一番重要なジェネを妥協すんの?ウォルターアセン下手か?」「パルブレに予算全部持ってかれたの?*9」などの疑問を抱かせたとか抱かせなかったとか。
「星外企業との技術格差」がフレーバーとして言及される本作だがジェネレーターはその格差っぷりをモロに受けてしまっているようだ。

…と思っていたらVer1.03.1のレギュレーション調整にてBAWS製ジェネレータが軒並み強化された。BAWS謎の技術革新
JOSOは強化度合いこそ控えめだが、供給復元性能がだいぶマシになったことで、低いEN容量からちょくちょく発生する使い切り時のリカバリがしやすくなった。
EN出力が据え置きなので相変わらず中盤以降のアセンにはついていけないが、EN負荷の重いパーツがない最序盤の買い替え優先度はだいぶ下がったと言える。*10
▷AG-E-013 YABA
星外企業との技術格差解消を目指して開発された現行AC向けジェネレータ。
外見はJOSOの上に赤い追加パーツを取り付けたようなものとなっており、星外企業製と比べるとどこか垢抜けない。
確かにJOSOに比べるとかなり手堅い性能となっており、それでいて重量も軽めなのがウリなのだが、何分VP-20Cという万能ジェネレータがほぼ上位互換だったせいで肩身が狭く、「技術格差解消を目指した(解消できたとは言っていない)などと微妙な評価がされていた…が、
散々バカにされてBAWSがキレたのかVer1.03.1で技術格差解消を目指した(技術格差を解消できた)と言っても差し支えのない爆裂強化によりEN容量、供給復元性能とEN射撃武器適性が向上。
後のVer1.07のアップデートにおいてはEN容量とEN補充性能がさらに強化され、内燃系ジェネのスタンダードたる立ち位置に収まることができた。
結果、VP-20Cより僅かに軽いうえにEN容量、EN補充・供給復元性能は一回り上回っており、中量級ジェネの中では最もEN管理がし易く、重量を節約しつつ高い機動性能を発揮できる。
EN射撃武器適性も当初と比べれば標準値近くまで改善されているため、EN負荷の軽いEN射撃武器を片手に持っても戦力になる。
復元時補充ENも決して悪くないため、空中戦との相性も良好で、アセン次第では無限滞空も可能。
主に軽量の実弾武器メインでどちらの負荷も控えめなアセン、EN属性が近接武器とミサイル/支援攻撃系の肩武器(EN射撃補正の乗らないもの)しかない武装ではVP-20Cよりも有効だが、EN出力の欠点は実弾・爆発武器でも決して無視はできるものではない。
▷AG-T-005 HOKUSHI
同じルビコン3土着企業であるエルカノとの共同で開発したジェネレータ。外見は相変わらずJOSOをベースに両脇に黒い追加パーツを取り付けたような感じ。
重量級ではあるものの大豊アーキバスの重量級ジェネレーターと比べると7000ちょっとという軽さと、出力の高さだけでなく優秀な補充性能まで兼ね備える、BAWS&エルカノ渾身の一品。
容量もYABAから更に増えており、アセンブリを吟味すれば無限飛行機体も組みやすいが
最大のウィークポイントとして供給復元性能がJOSOにすら劣る為、あまり機体を振り回してENを使い切ってしまうと復帰まで時間を取られてしまう。
初期Verでは同出力帯のVP-20CからEN武器適性を大きく下げながら容量と補充の改善率がそれに見合っていない有り様だったが、Ver1.03.1で容量とEN武器適性が、Ver1.07のアップデートでは容量の更なる増加に加えてEN補充性能、その後のVer1.07.2で復元時補充EN量にも強化が入り、
特にVP-20Cの容量に不満がある人にとっては光明となり得るパーツとなった。
テキストにもある「EN管理に技量を要する」欠点は当初と比べ大きく緩和されているが、それでも容量を空にしてしまう事はなるべく避けるようにしよう。

重量級ジェネレータとしては軽量な部類である事と容量の多さを活かし、我らが戦友V.Ⅳのように敢えて高機動軽量機に積むのもアリ。ナハトライアーコアの欠点であるEN出力補正を補う選択肢となる。



★AC用武器

全体に低反動・低負荷で、自社製フレーム(BASHOシリーズ)での運用に適した仕様となっている。
なお、格闘特化のACフレームとブースターを作っておきながら肝心の格闘武器は一切作っていない。
そのせいかBASHOフレームを使うネームド3人の内2人までもが近接武器を持っていない。特に両腕グレネードというBASHOの欠点だけが目立つアセンを組んだツィイーはよくツッコまれる*11
後述の四脚MTがレーザーブレードを搭載しているので技術がないという事はなさそうなのだが……
▷MA-J-200 RANSETSU-RF
衝撃力と総火力に優れたバーストライフル。バーストライフルという分類名だが、基本は単発のセミオートライフルで、チャージ攻撃で3点バースト射撃が可能というもの。
腕部実弾武器としては重い部類である加えてフルオートじゃない都合上、連射すると指が疲れるものの、その衝撃力でACS負荷を稼ぎやすくBASHOのような反動制御の低い腕でも余裕を持って扱えるほどの低反動であり、対AC戦でのスタッガー奪いにかけては優秀な単独性能を誇る。いくらなんでもレーザーライフルより反動が小さいのはオーパーツじみてる気がするが…
何気に弾速も良く、中距離からでもバシバシ当たる。またライフル全般に共通するが直撃補正が220と高いのでスタッガーからの追撃に使ってもそこそこダメージが出せるのも魅力。そしてこれが最初期から買えるお手軽さも嬉しい。
プレイヤー間の略称は「RANSETSU(ランセツ)」で下記「RANSETSU-AR」と被るが、基本的にはこちらを指していると見て良い。
とまあ、ゲーム本編ではこのような使い勝手の良さなのだが、TRPG版ではなんとライフル系統最弱。冗談抜きでタダで手に入る代わりに最弱である。なんなら、サンプルキャラも装備している初期アサライがほぼ完全上位互換
バランス調整のため、こういう扱いの武器が存在しなければならなかったのだろうが、どうしてこうなった…
▷MA-J-201 RANSETSU-AR
極めて射撃反動の小さいバーストアサルトライフル(常時3点バーストのライフル)であり、もう一つのRANSETSU。攻撃ボタンを押しっぱなしで射撃を続けられ、指が疲れない弾も散らないので扱いやすい。
だが優等生のRFに比べて貧弱なDPS(衝撃力含む)が目立つため、多くのプレイヤーから「弱い方のランセツ」呼ばわりされがち。おまけに、新兵向きの武器という設定があるのに最初から入荷しているRFよりも入荷が遅い。オマちゃん…?
上記の特性自体は評価できる部分であり、使用感・用途が全く異なるため、こっちを好むプレイヤーもいなくはないが、その場合も下記エツジンが競合として立ちはだかる事が多い。
なお、TRPG版だとRFよりはピーキーになっているものの、瞬間火力は上回っているそして相変わらずRFより入荷は遅い
▷MA-E-210 ETSUJIN
間隔を開けて4発ずつ連射するバーストマシンガン。射程はライフルなどに比べれば短いが火力に優れ、マシンガンの中では反動制御が容易。ただし、あくまで「マシンガンの中では」なので過信は禁物。
アップデートで強化を重ねられた結果、低負荷・高火力・高精度・低操作難度の四拍子が揃った優良武器として、対戦でも軽量機乗りに人気の武器の一つへと躍進した。レギュ1.07で若干弱体化を受けたが十分現役。
▷MA-E-211 SAMPU
外観が特徴的な*12バーストハンドガンであり、直撃補正が低く衝撃を与えることを重視した性能。
極めて装備負荷が軽く性能効率は突き抜けているが、ハンドガンカテゴリーの他の武器と比べて反動制御が難しく射程も短いのが難点。
▷MA-T-222 KYORAI
ナパーム弾ランチャー。着弾地点周辺を炎上させ、ダメージゾーンを作り出す。
ランセツ同様チャージにより射撃が変わる武器であり、1トリガーで3発のナパーム弾を、通常射撃では前後方向、チャージ射撃では左右方向に散布するようにして放つ。
閉所でバラ撒かれたりタンク脚のACでは避けにくく、踏み続けると存外ダメージがでかい。
また火炎系の攻撃に共通の特徴として、一時的に受ける衝撃力を1.5倍にし姿勢安定性能が大きく低下する「ACS異常」という状態異常を発生させる効果がある。
▷MA-T-223 KYORIKU
ジャミング弾ランチャー。着弾地点周辺に遠距離からのロックオンを妨害する霧を撒く。チャージ射撃を使うとその場で炸裂させるので空中でも使える。
敵味方を問わず作用し使用者自身も影響を受けるため扱いが難しいものの、遮蔽物のない戦場で遠距離攻撃を阻害できるため戦法によっては有効。対戦でマニュアル射撃等を組み合わせて使いこなすイレギュラーも居る

★主な使用者

武器は兎も角フレームはほぼ解放戦線の面々しか使用者はいない。
サム・ドルマヤン
アリーナランク4/A、ルビコン解放戦線の精神的支柱であり今作の高性能爺ちゃん枠
彼より上は特例上位、つまりは例外というポジションであり一般ランカーでは間違い無く彼がトップと言えるだろう。
その乗機「アストヒク」は、
  • 心臓部たるコーラルジェネレータの高出力でジェネレータ出力補正を補う
  • 射撃武器は低反動かつ単発で、反動制御と射撃武器適性の低さが目立たない構成
  • 最強の近接適性を誇るBASHO腕+最速の近接推力を誇るKIKAKU+近接武器第二位の直撃補正を誇るパルスブレードによる強烈な一撃
…と、BASHOフレームのお手本のような機体構成となっている。
詳細は個別項目へ。

リトル・ツィイー
アリーナランク24/E、ルビコン解放戦線の主要メンバーの一人。
詳しくは個別項目を参照していただきたいが、BASHOフルフレーム+両手に軽グレ&肩にパルスバックラーという、機体の長所を完全に殺してしまっている作中屈指のチグハグアセンブリ。

この酷いアセンブリを考えたのが彼女自身なのか別の誰かなのかは永遠の謎だが、彼女より下のランクであるメーテルリンクがランク詐欺の一角である事から彼女を逆ランク詐欺と皮肉る独立傭兵もそれなりに居るのが現状である。

インデックス・ダナム
アリーナランク28/F、ルビコン解放戦線の主要メンバーの一人。詳細は個別項目へ。
こちらもBASHOフルフレームであり、上のツィイーよりは大分マシではあるものの機体の長所をスポイルしてしまっている残念アセンブリ。
バーストマシンガンとメリニットの軽バズ、右肩の垂直ミサイルと火力はあるが肝心の近接武器は積んでおらず、先述の通りBASHO腕は射撃戦に適していない上、ブースターの通常推力と上昇推力が低い為に追おうとすれば振り切られ、引こうとすれば追い付かれと絶望的に向いていない。
もういっそ片手のどっちかをパージして拳で語りに行ったほうが強いくらいである。

▷トーマス・カーク
元アリーナランク26/E、独立傭兵。
チュートリアルミッションにて621が身分を得る為に漁ることになる残骸の一つの本来の持ち主。
白色のBASHOフルフレームという点から恐らくは六文銭同様、ルビコン解放戦線に手を貸す独立傭兵だったと思われる。


▽MT

いかにも量産兵器といった風情の角ばった外観が特徴。
▷MT-E-104
BAWS製ニ脚MT。頭部は無く、代わりに胸部にセンサーが存在する。背面の大部分は装甲が無く、フレーム等がむき出しになっている。
意外と体格は大きく、身長はACと同程度で前後の厚みも結構ある。
封鎖機構を除くルビコン3上の勢力の多くはこの2脚MTを主兵力にしており、武装のバリエーションもライフル・マシンガン・ショットガン・バズーカといったおなじみのものから、
炸裂弾投射機・実体盾・グレネードキャノン・多連装ミサイルランチャー・索敵用カメラユニットなど実に多彩。
特に印象的なのが実体盾で、正面からの攻撃は近接と爆発以外、APダメージを無効化という凄まじい堅牢ぶりを誇る。
武装のデザインも、全体的に如何にもといった具合の簡素なもので、特にライフルなどは「箱から棒が生えた」と形容できるほど。
防御力と機動性は低く、ACの火力とスピードをもってすればそう手こずる相手ではないものの、装備によっては高い火力を持つため多勢を相手に舐めてかかると危険である。
特にネームドACなどと戦っている時に爆発弾で横槍をいれられるとかなり鬱陶しく、場合によっては不覚を取る事にも繋がりうる。
雑魚だからと無視せず、速やかに掃除しておいた方がいいだろう。

▷MT-J-048
BAWS製四脚MT。二脚ACよりもふた周りほど大きく、高いAPと装甲値を誇り非常に硬い。当然火力にも優れており、武装や取り巻きによっては1弾カス当たりでも即スタッガーのバズーカから即死コンボも発生しうる。
地の機動力は流石にAC程ではないものの、それでも四本脚を巧みに使ってのステップ回避や急ターンを披露したりと意外と身軽な一面があり、また下部に備えられたブースターで巨体に見合わない大ジャンプ等をしてくるので初見では面食らう事必至。多くのミッションでバトルログを抱えているこいつの処理に苦戦した621も多いのではないだろうか。
実際、ミッション「多重ダム襲撃」のALTルートで解放戦線に寝返る選択をするとこのMTも味方化するのだが、その際敵対化するイグアスとヴォルタの内イグアス相手にタイマンを張らせると結構追い詰めたりする辺り、下手なランカーACと張り合えるだけのスペックは持つ。お前に言ってんだぞダナム

作中の描写としても、遭遇した際にウォルターから「無理に相手をする必要はない」と助言されたり*13、ミッション「壁越え」においては街区に鎮座する1体の撃破必須である4脚MTを破壊しただけで「街区における脅威は大きく減少した」と言われる*14など2脚型とは格の違う戦力として扱われ、撃破報酬は24,000Cと2脚MTの10倍にもなる*15*16。価格も概ね比例するとすれば、コストパフォーマンスもかなりのものと言えよう。
こんなものを作るのが技術力では劣るとされるBAWSなのが、この世界におけるACの戦力価値の相対的な低下を端的に表している。まあ旧式ACパーツも妙に高水準なままなのが多いのだが……。

とはいえ確かに強敵ではあるが穴が無い訳でもなく、その巨体故に小回りが効かないのかトップアタックやそのまま飛び越えて背後を取ると結構もたつく上、正面からの攻撃に対しては確かに頑丈だがそれ以外、特に背中側からの攻撃には意外と脆い。
耐性に於いても実弾と耐爆防御力は高めではあるが、その分EN防御力に難を抱えるので背後を取ってブレードの一撃を狙えば初期機体でも割りかし対処は出来る。
但しこっちももたつけばブーストで距離を離し仕切り直しをしようとしてくるので、チャンスは逃さないように。

武装パターンはミッション中に確認できる限り4種類あり、
  • レーザーブレード+ショットガン+スナイパーキャノン
  • ガトリングガン×2+9連バズーカ
  • マシンガン+大型実体盾+3連バズーカ
  • マシンガン+炸裂弾投射機+大型グレネードキャノン
と多彩かつ殺意の高い武装を揃え、いずれのパターンも大半の勢力組織で用いられているため独自改修などではなくほぼ全てBAWSが用意した武装と思われる。「ソレをAC用に売ってくれ」と思う人はたぶん解放戦線に少なくないはず
特に良く見かけるレーザーブレード装備の個体はAC2機分ほど間を開けていても余裕で斬られるくらいの長リーチを誇るブレードを時にディレイを交えた動きで振り回してくるので、正面から挑むのはお勧めしない。
これを踏まえると四脚MTの【レーザーブレード】もBAWS製造のはずなのだが、AC用装備の同カテゴリ武器は基本的にアーキバスとVCPLのものしか売られていない。もしかしたらあのMTのレーザーブレードに見えるモノは『巨大プラズマトーチ』なのかもしれない。

ちなみにテストモードにもテスト用NPCとして登場するが、こちらはジャンプもせずマシンガンを撃ってくるだけという木偶の坊ぶり。
単純にテスト用の巻藁代わりとして見ればこんなものでいいのだろうが、初見プレイでこれで予習した気になって侮っていると、ミッションに登場する個体にボコボコに叩き潰されるという嫌らしい罠にもなっている。

▽汎用兵器・その他

ガードメカやヘリコプター、戦闘車両、砲台など。
▷MT-T-026
小さな胴体から二本の逆関節脚が生えたガードメカ。有人機かは不明。
アーマードコア伝統の逆脚MTの系譜であり、頭頂部のライフルで攻撃してくる。
型番はMTだが作中ではあくまでガードメカと呼ばれ、撃破時のログでも「汎用兵器」扱いで撃破報酬も安い。
他勢力が改造することもあるようで、RaDが改造した個体や封鎖機構の運用する個体は装備が変更されている。
▷CH-T-025
小型の戦闘ヘリ。キャノピー部が装甲で覆われているので有人かどうかは不明瞭。
実弾砲やレーザーで攻撃してくるが火力はお察しレベルで脅威にはならない。しかし放置するとロックオンを吸われたりACS負荷の回復を阻害されるのが鬱陶しく、的が小さいため案外落としにくい。
▷CD-E-086
上述のヘリと一緒に運用されている事の多い小型の武装飛行ドローン。主武装は豆鉄砲のガトリング。
何故かミッション「無人洋上都市調査」でもザイレムの防衛戦力として登場するが、こちらは機体下部に球形の大型爆弾を吊るした特攻仕様。
ドローンらしくゆっくりと執拗な追尾で距離を詰めると警告音の後に、バズーカより少し広い範囲を巻き込むという結構大きな爆発を起こす為、基本仕様と比べれば脅威度は段違い。
▷CD-J-098
こちらは大型の飛行ドローン。クラスターミサイルやレーザーキャノン、パルスプロテクションを展開しつつパルスガンをばら撒いてくる武装型からMTを始めとした各種兵器を運んでくる輸送型、カメラを搭載し空から睨みを利かせる警備型とバリエーション多数。
特にレーザーキャノンは威力が高く、装備している機体を発見したら優先して撃墜すべし。
▷TH-E-012
4つのローターを持つ巨大な輸送ヘリ。型番からおそらくBAWS製と思われる。
複数のバリエーションが存在しており、大型のカーゴポッドを搭載したものや、ポッドが無く輸送物を直に懸架する物などがある。
何気に二脚MTを最大4機搭載可能という凄いやつ。しかもミッションによってはやたら速い事もあり、凡ゆる勢力に使用されるだけのことはある性能をしている。
なお、主人公らがガレージとして使っているのもこの機体だが、よく見かけるものとは違って胴体の前後が延長されている。
基本的に非武装だが、ルビコン解放戦線が捕虜救出に用いたものだけはマシンガンが搭載されていた。
▷CV-T-020
小型の戦闘車両。ハーフトラックのような車両に砲(おそらく対戦車砲)が搭載されている。
登場するミッションも少なく大抵無視されるのでとても影が薄い。
▷移設型砲台
ミッション「移設型砲台破壊」や「壁超え」で登場する、文字通り移設が可能な砲台。無限軌道が装備されているが作中で移動する姿を見ることはない。
共通の基部に複数の砲が用意されているようで、レーザーサイトが印象的なスナイパーキャノン型に始まり、放物線を描くグレネードを投射するもの、凄まじい弾幕を展開する4連ガトリング仕様が存在する。
いずれも火力が高いうえ防盾を装備したものは正面からの攻撃に強いので、遮蔽物を利用したり迂回するよう意識しないと危険。

▽大型兵器

重装機動砲台ジャガーノート
解放戦線の誇る要所『壁』の要である大型兵器。
正式な型番は「HA-T-102 JUGGERNAUT」とBAWS製兵器のものに倣っており、独立傭兵達からは懐事情などから独力での開発が困難であったために発注して制作された代物ではないかと推測されていたが、
オフィシャルビジュアルワークスにてBAWS製品の中にジャガーノートも入っていた事で確定した。
逆にBAWS製品とはとても思えない名前は多分解放戦線側が付けたんだろう

◎作中の活躍



◎余談

  • 星外企業との技術格差があるという設定だが、既に述べた通りプレーヤーが使えるBAWS製品には優秀なものが多く、しばしば「BAWS驚異の技術力」などとイジられている。*18

  • 上述のようにパーツの命名に松尾芭蕉と蕉門十哲の名前を使ったりするなど、やたら俳人に関したネーミングが多いことから元は日系の企業では?とフロム脳を働かせる621も多い。


追記修正は、紛争している勢力すべてに兵器を売り捌いて、ルビコニアンを裏から守りながらお願いします。

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最終更新:2025年05月04日 15:28

*1 作中冒頭で主人公が降下した地域がベリウス大陸の北部にあたる

*2 BASHOより安いのはRaD製の建機向けACであるWRECKERシリーズのみである。そのWRECKERシリーズは隠しパーツとして道中で拾う形での入手になるため、売却しない限りそもそも購入できないので、購入限定品で事実上のACパーツ最安はBASHOと言える。

*3 軽量腕部の中でも軽い部類にもかかわらずAPは重量腕に次いで高く、耐爆防御も中量腕部と並ぶ。これでもアップデートで弱体化を受けており、アプデ前は耐弾防御が中量腕、耐爆防御は重量腕に近い数値だった

*4 通常の158%……ではなく実際には半減して129%。それでも当初は次点の腕と比べて20%以上の差はついていた。

*5 一応BASHO腕はスタッガーまで耐えられるAPがジャンク腕より高いのだが、代わりに1回腕部がスタッガーすると腕が吹き飛んでしまい、リペアキット等を使わないとその部位に装備していた武器がまとめて使えなくなる上に戦闘不能に繋がるコアへの被弾率が上がるのでそういう意味でも耐久力はジャンク腕の方が遥かに上。

*6 112。BASHOからは大きく下がっているが、Ver1.05時点の新パーツの追加や他パーツの近接適性向上で相対的に弱体化してなお全体5位だった。その後Ver1.07の他パーツの近接適性向上で一気に全体9位にまで落ち込んでいる。

*7 その数値これまた脅威の14019。FLUEGEL/21ZがVer1.06時点で12335と接近しているが、それまでは11468だった。

*8 このジェネレータから他の軽量級ジェネレータにしてもブースト速度が全く下がらない。

*9 初期パルスブレードは売却不可かつ左腕限定武器のため、右腕用の追加購入ができないため価格不明。…まあジェネレータが良くてもパルスブレードがないとあのヘリを落とすのは辛いが

*10 同時期に購入可能な対抗馬は大豊製のLING-TAIだが、Ver1.07でEN容量の差が埋まるまでは癖の塊のような品でとてもオススメできたものではなかった

*11 下手に近接武器持たせて突貫させても戦死率が上がるのでこのようなアセンを組ませているのではないか?という推測もある。メタ的には序盤で出てくるBASHOフレームが近接武器持ってたら強すぎるという配慮の可能性も高い。

*12 バナナマガジンがU字状に伸び、アタッチメントで銃身と連なり突起を減らしている。形状としては「P」字型で、RANSETSU2種も近寄った設計

*13 実際「壁越え」以外に四脚MTが撃破必須であるミッションは存在せず、他は無視してミッションクリア可能だったり、投下してくる輸送ヘリを素早く叩き落としたり、選択ミッションのうち一つでの登場など、最悪倒さなくてもゲーム進行可能となっている

*14 ヴォルタが破壊した分も含めた話かもしれないが、他にどれだけ敵が残っていてもこのセリフが出る

*15 「オーネスト・ブルートゥ排除」に登場する個体のみ36,000Cと高額だが、このミッションではどの敵も通常の1.5倍の撃破報酬が出るため例外

*16 惑星封鎖機構のLC機体でさえ狙撃型6,000C、標準型22,000C、盾持ち30,000C、火力型34,000C、高機動型40,000Cであり、それらに匹敵する戦力評価を得ているということになる

*17 惑星封鎖の都合上、自由に物資を持ち込めない星外企業はBAWSの兵器に頼らざるを得ず、兵器工場という施設の性格上厳重に警備されていても不自然ではない。必然的に星外企業がBAWSの工廠を襲撃する可能性は低くなるし、バレたとしても手を出しにくくなる

*18 発売当初ジェネレータだけは微妙と揶揄されてきたが、既に述べた通りアップデートで大幅強化され初期ジェネレータ以外は星外企業製に比肩しうる優秀な性能となっている。まさにBAWS驚異の技術力