ミシガン(ACVI)

登録日:2023/12/17 (日曜日) 08:11:10
更新日:2025/04/05 Sat 10:03:03
所要時間:約 19 分で読めます






おまけである貴様には一昨日空きが出たラッキーナンバー コールサインG13を貸与する

G13 復唱!*1



復唱したか!では準備を始めろ。愉快な遠足の始まりだ!


ミシガン(Michigan)とは『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』の登場人物。


プロフィール

所属:ベイラムグループ専属AC部隊「レッドガン
肩書:レッドガン総長・G1(ガンズワン)
搭乗機:AC「ライガーテイル」
アリーナランク:02/S
CV:佐藤せつじ

  • アリーナテキスト
ベイラムグループ専属AC部隊 レッドガンの総長
ファーロン武装船団の指揮官を経てレッドガン総長となった
ミシガンは徹底して容赦のないことで知られ 「歩く地獄」として敵味方両陣営から恐れられている
彼はベイラムのバウンティボードに自らを登録しており
死亡時懸賞金の半額は古巣ファーロンの同僚たちが 受け取る契約になっているのだという

人物

星外企業の一派であるベイラムグループが擁する特殊部隊レッドガンを率いる総長。
かつては木星戦争の英雄として名を馳せ、ベイラムの競合企業であるファーロン・ダイナミクスの武装船団を率いて暴れまわっていた。*2
現在の副官でレッドガンの前身であるベイラム治安維持部隊の軍警だったG2ナイルが唯一検挙できなかったのがミシガンであり、万策尽き果てたナイルは結局「1杯の酒で話をつけた」らしい。

その徹底した容赦の無さから「歩く地獄」とあだ名され、敵味方共に恐れられる存在。
部隊員を「役立たず共」と言い放ち、何かにつけて強い語気で苛烈な罵倒を浴びせる。
その様はまさに典型的な鬼軍曹。映画ファンはハートマン軍曹を連想すれば分かりやすいか。

しかし、そんな隊員達の事はナンバーを持ったACパイロット達のみならず、末端のMT部隊の隊員まで全員の名前を記憶している。
一見乱暴に見える物言いも、V.IIスネイルのようなただ相手を扱き下ろすだけの人格否定ではなくどこか軽妙でウィットに富んだ物。
その中身も実際には個々人に向けた罵倒の皮を被った的確な指摘やアドバイスであり、それらからは「戦って死ぬ」より「生きて帰る」事を優先する姿勢が見て取れる。

現在レッドガンに籍を置くG4ヴォルタ、G5イグアスを引き込んだのも彼であり、過去に彼らから因縁をつけられた際に顔面が変形するほど叩きのめして返り討ちにした後、路地裏の博徒として劣悪な生活を送っていた彼らの境遇に思うところがあったのか「青少年の健全育成」を名目に身柄を引き取り、イグアス曰く「クソみてぇなシゴキ」によって一端のACパイロットへと育て上げた。

総じて厳格ながらも組織の長として立つに相応しい指揮統率力とカリスマを兼ね備えた人格者である。
粗暴な荒くれ者の集うレッドガンにおいても隊員達はミシガンの事を一様に強く慕っており、彼のため死地に赴く事を厭わないなど全体の士気は非常に高い。
対立企業の一つであり、全体を通して合理主義で冷徹な印象を受けるうえに変人が多いアーキバスヴェスパー部隊とは対照的な勇猛さを持つ所以である。

アリーナランクは第2位。3人しか存在しない特例ランカーと呼ばれる1人で、ACパイロットとしても超一流である。


作中での動向

チャプター1

ルビコンへの密航を果たしたウォルターからのコンタクトを受け、彼の猟犬である621をレッドガンの任務に同行させる事に。
ルビコン解放戦線のライフラインであるガリア多重ダムを襲撃するミッションにおいて、空きナンバーである「G13」を貸与。
イグアス・ヴォルタと共に出撃した621は見事発電施設の破壊を完遂し、解放戦線の一員であるインデックス・ダナムを討伐。
ミシガンからも「貴様のナンバーは空けておいてやる」とその手腕を認められた。


その後の壁越えにおいては多重ダム襲撃にてイグアスが漏らした通りアーキバスに先行してベイラムが挑んでいるが失敗。
この際に撃破されたヴォルタのAC残骸から通信ログが入手できるが、この作戦の実施はミシガンの本意ではなく、現場を知らないベイラム上層部の意向に押し切られた形だったようだ*3

チャプター2

出番無し

チャプター3


G13、レッドガンの流儀を教えてやる
「泣きを入れたらもう一発」だ!

ベイラムの同盟企業である大豊からの依頼でエンゲブレト坑道の破壊工作を行った結果、コーラル爆発に飲み込まれかけた621に対して「文字通りケツに火がついたな。その火は次の戦いまで大事に育てておけ」と、G6レッドを介して労いの言葉を送った。
その後、企業間合意によってベイラムが主導権を握ったアイスワーム掃討作戦の総指揮を担当。各勢力からの参加者をまとめ上げ、アイスワーム撃破を見事成功させる。

チャプター4



よく聞け、役立たず共。愉快な遠足の時間は終わった!

直近に自殺の予定がある者だけ付いてこい!



G1 ミシガン AC ライガーテイル 来ます!


プレイヤーが「レッドガン部隊迎撃」のミッションを選択すると、アーキバスからの依頼でミシガン含めたレッドガン部隊との直接対決に望む事になる。

その内容たるや、総勢50機以上のMTを擁するレッドガン部隊とミシガンの駆るAC「ライガーテイル」を621単騎で迎撃するという恐るべき物量戦。
しかも途中補給や友軍といった外部支援は一切無し。本作でも屈指の難易度を誇る、ボス戦なしミッションのひとつである。

プレイヤーからしても関わりが深く、ミッション中の会話でも多くの隊員達に慕われている作中屈指の人格者G1ミシガン。
プレイヤーは単純なミッション難易度のみならず、彼を自らの手で討たなければならないという精神的な重荷まで背負わされる。
ついでにブリーフィングでは621が受けなければ代わりにラスティが出撃すると伝えられるため、ラスティを死地には送り込めないと判断して泣く泣くこのミッションを選んだプレイヤーもいたとか。


そいつは壁越えにワーム殺し...何よりあのG13をつけてまだ生き残っている強運野郎だ

ライガーテイルの準備が整うまでは単独でかかるな!脱出レバーはいつでも引ける状態にしておけ!



イグアスは貴様らの100倍は強い。こいつはその20倍も強かったというだけだ

一体貴様らの何倍になるか...そのスカスカの脳味噌で計算してみろ!


そんなプレイヤーの心境をよそにミシガンは恨み言や罵倒を吐くのではなく、621の力量に最大限の敬意と警戒を払ってこちらを押し潰しにかかってくる。
それらをも跳ね除けた621は迫りくる無数のMTとミシガンを撃破。
これによりミシガンを喪ったレッドガンは事実上壊滅*4
最後の砦が陥落したベイラムにはもはや情勢を巻き返す力は無く、血で血を洗うコーラルの争奪戦はアーキバスの実質的勝利という結果で終息へ向かう事となる。


ミシガンは転んで死んだ...伝記にはそう書いておけ!


先述の通り「ヴェスパー部隊伏撃」あるいは3周目以降解禁の「ヴェスパー3排除」を選択した場合はラスティがこのミッションを請け負う事になるが、彼は見事任務を達成するためミシガンの死亡を回避する事は出来ない。
ただでさえ腰を据えた対物量の迎撃・持久戦に向いてないアセンのスティールヘイズでこの地獄のようなミッションを完遂したラスティの手腕には多くのプレイヤーから驚愕の声が上がった。そして彼に続けと言わんばかりに同じアセンでSランクを取りに行く621も現れた。
ラスティを守るためにレッドガンを迎撃したつもりだったプレイヤーはこの事を知って唖然としたとか
なお、「ヴェスパー部隊伏撃」ではウォルターの口からミシガンの戦死が告げられるのだが、「ヴェスパー3排除」だとここでは一切語られない
確かに3周目まで来るとプレイヤー的にミシガンの未来は聞かなくてもわかるが……


搭乗機体


AC ライガーテイル


画像出典:ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON ゲーム画面 アセンブリ
© フロム・ソフトウェア 2023年8月25日発売

  • 機体構成
部位 パーツ名 製造元
頭部 HD-033M VERRILL ベイラム
コア BD-011 MELANDER
腕部 AR-011 MELANDER
脚部 LG-033M VERRILL
右手武器 DF-GA-08 HU-BEN 大豊核心工業集団
左手武器 DF-ET-09 TAI-YANG-SHOU
右肩武器 BML-G2/P17SPL-16 ファーロン・ダイナミクス
左肩武器 SONGBIRDS メリニット
ブースタ BST-G2/P04 ファーロン・ダイナミクス
FCS FCS-G2/P05
ジェネレータ DF-GN-08 SAN-TAI 大豊核心工業集団
コア拡張 パルスプロテクション

ガトリングガン、軽グレネードランチャー、炸裂弾投射機、分裂ミサイルとレッドガンらしい実弾・爆発兵器を満載にした重四脚型AC。
機体エンブレムはレッドガンのマークを背景に尻尾が剣になったライガー*5が描かれた物。

「歩く地獄」の名は伊達ではなく、四脚型の積載と安定性に物を言わせ、多少の被弾を物ともせずに肉薄して高火力な武装の数々を叩き込む、ミシガンの苛烈さを体現したような超攻撃型の機体。
しかし攻撃一辺倒ではなく、レッドガン唯一の近接武器となる炸裂弾投射機は自衛として機能するし、パルスプロテクションによる咄嗟の広範囲防御にも対応している。
ただの自衛目的なら自機に追従するパルスアーマーの方がより確実なので、プレイヤーからは「ミシガンは味方のMTを庇えるようにあえて設置場所を選択できるPPを装備している」と考察されている。
弱点は四脚特有の足の遅さだが、ミッションでは閉所での戦闘かつ後ろを支えるMTの物量でカバーしてくる。
全体的に硬く姿勢安定性も高いためリペアキットと合わせて速攻撃破が難しく、手間取ればMT部隊からの横槍と合わせて袋叩きにされるため、よほどの自信がなければライガーテイルからひたすら距離を取りつつMTを優先撃破していく地味な戦いをする羽目になる。
そのような地の利の強さを加味すると今作でも1、2を争うほどの強敵であるのは間違いない。

ちなみに機体に採用されているパーツのうちVERRILLについては、
頭部パーツはミシガン総長の意向から『威圧する蜘蛛』がモチーフとなっており、
脚部パーツの方も設計部門が『重火器の積載と機動性の両立』というレッドガン部隊からの恫喝に近い要求に押し切られたという物騒な開発経緯が各パーツの解説文で確認できる。
その他、Ver.1.05にて追加された背部ガトリングキャノンの少微(SHAO-WEI)*6はレッドガンからの「提案」を受けて大豊でも異例となる取り回し重視の装備になった事が説明文から確認できる。
その甲斐あってか名前からは大豊の恨み節が伝わってくる。メリニットシュナイダー「分かる」

関連人物


我らがごすずん。
これまで彼の猟犬達には何度も煮え湯を飲まされたと文句を言いつつも関係は悪くなく、古馴染みである事がうかがえる。
此度のルビコン入りと共に、彼から1人の猟犬を預かる事となるが...

選択ミッションを問わずミシガンが討ち取られた際は心中複雑な思いを抱えている事が声のトーンから察せられる。
「ヴェスパー3排除」でミシガン戦死をスルーした理由は永遠の謎

  • G13 レイヴン / C4-621
ウォルターの猟犬にしてプレイヤーの分身。外部からの刺激を与えるという目的で、ウォルターの采配でレッドガンの任務に赴く事となる。
その際に戦死者が続出している不吉なナンバーである「G13」を貸与。以後621をこのナンバーで呼び、レッドガンの流儀で迎え入れる。
最終的に相対する事になろうとも621を責めたりはせず、むしろその力量を誰よりも認めた上で部隊の総力を挙げてこちらを潰しにかかる。
621からミシガンへの感情は不明だが、ミシガンとレッドガンを討ち取った後にウォルターから「よく耐えた」「…お前は仕事をした。ミシガンもそれは分かっている」と他では見られない明確な労いの言葉を受けているので、
621にとってもミシガンとの決別は思うところあった模様。

路地裏の博徒を生業としていたチンピラ。借金のカタで第4世代強化手術の実験体に供され、その後は相棒のヴォルタと共に喧嘩に明け暮れる荒んだ生活を送っていた。
しかしある時ミシガンに因縁をつけたのが運の尽き、それはもうボコボコにされ身柄をレッドガンに引き取られる事になった。
結果としてG5のナンバーを背負うパイロットに成長したが、現在もミシガンに反発しておりミシガンもイグアスには厳しい態度を取っている。
どうも最近は妙な耳鳴りに悩まされ、出撃中にも苦しめられているらしいが…

本人の前では口にしないが、ミシガンからはその実力に期待を寄せられている事がうかがえる。
最大規模の作戦となるアイスワーム掃討作戦では作戦要員に真っ先に彼を選出。
耳鳴りに苦しみ弱気になれば声をかけて鼓舞し、撤退を余儀なくされてスネイルに「情けない。レッドガンとはこの程度ですか」と貶されれば「ヴェスパーは批評家でも務まるようだな」とイグアスの代わりに返している。
「レッドガン部隊迎撃」で消息を絶ったイグアスを「負けが込んで逃げ出した」と蔑んだ部下に対して「イグアスは貴様らの100倍は強い」と諌めつつフォローするなど、その姿はさながら「手のかかる不良息子と厳しくも優しい頑固親父」である。
惜しむらくは、その親心がイグアスに届くことはついぞなかった事か…

イグアスの相棒であり同様の経緯でレッドガンに入隊。
ミシガンの顔面に一発入れてレッドガンを抜ける事を目標としていたが、7年経ってもそれは達成出来ずにいる。
現在は内心諦めたようで、部隊に馴染もうという彼なりの努力か、除隊後の人生設計なのかは不明だが五花海に商売を教わっているらしい。
「壁越え」では先行してベイラム部隊と突入するも、ジャガーノートと多数のMT部隊に阻まれ戦死。
イグアスに宛てた通信ログでは「ミシガンはクソ親父だが、俺達を捨て駒にするような事はしない」と言う遺言を記している。
ここからは内心でミシガンを信頼していた事に加え、そもそもがミシガンの意向ではなくアーキバスに先を越されまいとしたベイラム本社の意向により無謀な作戦が強行されたらしい事が見て取れる。

レッドガンのNo.2にしてミシガンの副官。元はベイラムの治安維持部隊のトップとして名を馳せたが、唯一検挙できなかったのが当時ファーロンの武装船団を率いていたミシガンだった。
結局、万策尽きた彼は「1杯の酒で話をつけた」らしい。
その後はベイラムに移籍してきたミシガンを総長に据え、自身は副長として彼とレッドガンを支えている。
作中では2周目以降に解禁される序盤の分岐ミッションで早々に戦死してしまうことが判明。
出身的にレッドガンでは唯一ベイラム上層部への橋渡しが出来る人材だったと推測され、彼の死がレッドガンの瓦解を早めた可能性がある。

「風水薬房」なる怪しげな商売を行ってベイラムの経済圏で病理と呼ばれるほどの被害を引き起こした生まれながらの詐欺師。
結果ナイルに目をつけられた末に叩き潰され、その後はどういう成り行きかレッドガンに加わった。
本編終盤、ミシガンの死後にアーキバスへ寝返る。
作中ではテキスト含めてほぼ621と絡みが無く経歴的に部隊愛も薄い印象を受けるものの、実際には仲間たちを無為に使い潰したベイラム上層部に対して堪忍袋の緒が切れたのではとも考察されている。*7

現存するナンバー持ちでは末席の新米隊員。
ベイラム系列企業の窓口を担当し、プレイヤーとの絡みも多い。
幼い頃に見た木星戦争の英雄であるミシガンに憧れてレッドガンを志し、入隊試験では直立不動の挨拶ひとつで合格を勝ち取ったという。
その背景故か彼の口調はミシガンによく似ており、その尊敬ぶりがうかがえる。

ご存知我らが戦友。アイスワーム討伐作戦で共闘した際に狙撃技術や手際の良さを見て「ナンバーが空いていれば勧誘しているところだ」と称賛している。
お世辞だった可能性も低くないが、ラスティ本人は「歩く地獄」直々の勧誘は光栄と言いつつも丁重に断った。
その後の展開次第では621に代わってミシガンを討ち取る事になる。

ご存知企業嫌味な木っ端役人。ラスティと同じくアイスワーム討伐作戦で共闘。
ミシガンが総指揮を取るため、自らは現場監督として前線に赴く。
事前のブリーフィングでもったいぶって作戦概要を説明しようとしてミシガンに割り込まれたり、
損傷により離脱したイグアスを扱き下ろした際に「ヴェスパーは批評家でも務まるようだな」とカウンターを食らったりとプレイヤーの笑いを誘った。
しかし特に文句や不満を言う事はなく、むしろ普段よりも気楽そうにも見える。
さしものスネイルも名目上格上のミシガンに対しての嫌味は控えたか、或いは有能な指揮官の下で戦えるのはスネイルとしても気楽で毒気を抜かれていたのかもしれない。
まぁ、日頃から本来の上司が戦闘以外で働かないしわ寄せを全部喰らっているのがスネイルなので、ミシガンのような有能な上司は一番欲しい人材だろうし……

  • ケネベック
  • オールバニー
  • ポトマック
  • オオサワ

いずれも「レッドガン部隊迎撃」に登場するMT部隊のパイロットや整備兵と思われる隊員。
621やイグアスを軽んじる発言をした彼らを一喝して諌めたり、今後の訓練メニューのアドバイスを送るなど、最後のミッションにしてミシガンの人となりを想像させる会話が数多くある。
また、ミシガンが先に撃破された場合でも戦意も理性も失う事無く「敵も消耗しているはずだ。なんとかするぞ!」と冷静に食い下がる士気の高さを見せる。
ちなみに彼らもレッドガン隊員の命名法則に従い、世界各地の川の名前をモチーフにしている。


あのセリフの真意について


ミシガンの最期のセリフミシガンは転んで死んだ・・・伝記にはそう書いておけ!だが、これについてはファンの間でもいくつか説は挙げられているが

  • 「転んで死んだ」は「戦いや憎しみ合い、互いの殺意によるものではない。不幸な事故による死亡」だという暗示。
  • 621に対しては「お互い仕事を果たしただけだから気にするな」
  • 遺されたレッドガン隊員に対しては「これも軍人として納得尽くの結果。間違っても仇討ちなど考えるな」

という旨の、621と隊員達双方に気遣いを込めた言葉ではないかと考察されている。
加えて「伝記に書いておけ」という部分には「必ず生きて帰れ」というニュアンスを感じられる。プレイヤー間では不思議と「馬鹿正直に伝記を書くのはオオサワ」という集団幻覚が共有されている
そうであるならば、短いながらも彼らしい、粋で秀逸な遺言である。


余談

コーラル中毒者の集団幻覚が激しい本作の二次創作界隈で「&bミシガン総長の耳かきASMR}」なるネタが誕生している。
……それだけならまだしも、なんと日本語版担当声優の佐藤せつじ氏がそのネタを自ら録音、X(旧Twitter)に投稿したことが話題となった。
しかもその翌日にはなぜか『ホグワーツ・レガシー』のミーム「薩摩ホグワーツ」*10とネタが合体し、薩摩藩行きを命じるミシガン総長というカオスが誕生している。なんだかもうよく分かりません

BANDAI SPIRITSの30MMシリーズとのコラボ企画として、スティールヘイズ、ナイトフォールに続いてライガーテイルの立体化が決定。
四脚型の立体化はV.IのクレストCR-C75U2デルタから実に16年ぶりであり、ディテールや可動的に二脚型以外は実現困難と思われていたため、多くのファンが驚きと歓喜を持ってこの発表を迎えた。

「G5、おまけとの追記・修正に余念が無いようだな」

「ついでに仲良く申請でもして、新しい項目を建てておけ!」

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最終更新:2025年04月05日 10:03
添付ファイル

*1 間が用意されており、実際に復唱することが出来る。是非復唱して621の気分を味わおう。

*2 ACシリーズにおける「企業」は事業者というより国家に近い存在である

*3 後に「レッドガン部隊迎撃」のミッションでも「オオサワ!うちの幹部にも算数の授業が必要だったようだな!」と珍しく軽口を叩いている。オオサワに対しては「数学が得意」と言っていたのに「算数」というあたりにも上層部への認識は推して知るべしといったところだろう

*4 この時点ではMT部隊やナンバー持ちにも生存者はいるが、前者は戦闘能力をほぼ喪失し、後者に至っては関係者のセリフを鑑みるに施設深部への進行を最後にベイラム側もその安否を把握していないと思われる。

*5 トラとライオンの交雑種

*6 しし座に属する恒星の一つ。大豊の命名規則に従っているが、「大豊」のそっくり逆の字面である他、「しょうび」と日本語読みすると「小さくかすかなこと」という意味になる。総長にも似合わないワードである。

*7 彼の離脱タイミングはネペンテス攻略直前からレッドガン迎撃直後の間であり、客観的に見ても無謀な事実上の特攻作戦中なので愛想を尽かされても仕方がない。更に621との戦闘中もベイラムを「沈みゆく泥舟」扱いしながらもレッドガン関係者には良くも悪くもほぼ全く言及しない。ついでに先述の通りヴォルタに商売を教えていたりもする。

*8 このルートだとミシガンを撃破したのはラスティであり、脱走したイグアスの生死はレッドの知るところではないと思われる。但しイグアスと裏切った五花海含め、ナンバー持ちの大半が621に引導を渡されている。

*9 壁越えでG4ヴォルタが戦死、自身と共に突入したG3五花海とG5イグアスは作戦中に裏切り・脱走によりロスト、G1ミシガンも戦死

*10 佐藤氏は『ホグワーツ・レガシー』で組分け帽子を演じており、ミシガン総長のASMR同様に「薩摩藩に組分けする」という音声を収録・投稿していた。