登録日:2023/12/17 (日曜日) 08:11:10
更新日:2025/04/05 Sat 10:03:03
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おまけである貴様には一昨日空きが出たラッキーナンバー コールサインG13を貸与する
復唱したか!では準備を始めろ。愉快な遠足の始まりだ!
プロフィール
所属:
ベイラムグループ専属AC部隊「
レッドガン」
肩書:レッドガン総長・
G1
搭乗機:AC「ライガーテイル」
アリーナランク:02/S
CV:佐藤せつじ
ベイラムグループ専属AC部隊 レッドガンの総長
ファーロン武装船団の指揮官を経てレッドガン総長となった
ミシガンは徹底して容赦のないことで知られ 「歩く地獄」として敵味方両陣営から恐れられている
彼はベイラムのバウンティボードに自らを登録しており
死亡時懸賞金の半額は古巣ファーロンの同僚たちが 受け取る契約になっているのだという
人物
星外企業の一派であるベイラムグループが擁する特殊部隊レッドガンを率いる総長。
かつては木星戦争の英雄として名を馳せ、
ベイラムの競合企業であるファーロン・ダイナミクスの武装船団を率いて暴れまわっていた。
現在の副官でレッドガンの前身であるベイラム治安維持部隊の軍警だったG2ナイルが唯一検挙できなかったのがミシガンであり、万策尽き果てたナイルは結局「1杯の酒で話をつけた」らしい。
その徹底した容赦の無さから「歩く地獄」とあだ名され、敵味方共に恐れられる存在。
部隊員を「役立たず共」と言い放ち、何かにつけて強い語気で苛烈な罵倒を浴びせる。
その様はまさに典型的な鬼軍曹。映画ファンは
ハートマン軍曹を連想すれば分かりやすいか。
しかし、そんな隊員達の事はナンバーを持ったACパイロット達のみならず、末端のMT部隊の隊員まで全員の名前を記憶している。
一見乱暴に見える物言いも、V.IIスネイルのようなただ相手を扱き下ろすだけの人格否定ではなくどこか軽妙でウィットに富んだ物。
その中身も実際には個々人に向けた罵倒の皮を被った的確な指摘やアドバイスであり、それらからは「戦って死ぬ」より「生きて帰る」事を優先する姿勢が見て取れる。
現在レッドガンに籍を置くG4ヴォルタ、G5イグアスを引き込んだのも彼であり、過去に彼らから因縁をつけられた際に顔面が変形するほど叩きのめして返り討ちにした後、路地裏の博徒として劣悪な生活を送っていた彼らの境遇に思うところがあったのか「青少年の健全育成」を名目に身柄を引き取り、イグアス曰く「クソみてぇなシゴキ」によって一端のACパイロットへと育て上げた。
総じて厳格ながらも組織の長として立つに相応しい指揮統率力とカリスマを兼ね備えた人格者である。
粗暴な荒くれ者の集うレッドガンにおいても隊員達はミシガンの事を一様に強く慕っており、彼のため死地に赴く事を厭わないなど全体の士気は非常に高い。
対立企業の一つであり、全体を通して合理主義で冷徹な印象を受ける
うえに変人が多いアーキバスの
ヴェスパー部隊とは対照的な勇猛さを持つ所以である。
アリーナランクは第2位。3人しか存在しない特例ランカーと呼ばれる1人で、ACパイロットとしても超一流である。
作中での動向
チャプター1
ルビコンへの密航を果たしたウォルターからのコンタクトを受け、彼の猟犬である621をレッドガンの任務に同行させる事に。
ルビコン解放戦線のライフラインであるガリア多重ダムを襲撃するミッションにおいて、空きナンバーである「G13」を貸与。
イグアス・ヴォルタと共に出撃した621は見事発電施設の破壊を完遂し、解放戦線の一員であるインデックス・ダナムを討伐。
ミシガンからも「貴様のナンバーは空けておいてやる」とその手腕を認められた。
2周目ではルビコン解放戦線が各地の独立傭兵に粉をかけて回っている事を警戒している。
その懸念通り多重ダム襲撃中の621に対して解放戦線の幹部ミドル・フラットウェルから、僚機のイグアスとヴォルタの排除を依頼されるALTミッションが発生する(なお、排除と言われるもののここで撃破しても2人は生存し撤退する)
条件はベイラムの提示した報酬の倍額。取引に応じた場合IFFが更新され、2人に背後から襲いかかる事となる。
そのまま両名が撃破されると、ウォルターから「修理費は俺に回しておけ」と(若干気まずそうに)提案される。
ミシガンは「ふざけた遠足にしてくれたな」と悪態をつくものの「授業料の分は差し引いておくぞ」と当初提示した報酬を支払わない以外は、この件についてそれ以上咎める事はなかった。
なお、ミシガンから解放戦線の動きを聞かされたウォルターはその誘いに乗る可能性があることを示唆し、これに対してミシガンは冒頭の台詞を返している。つまりこの時点で621が裏切る可能性も2人の間では織り込み済みだった可能性がある。
そしてこの時のミシガンの口調や態度は普段の鬼軍曹キャラとはまるで異なる冷静なもの。おそらくここでの、ウォルターにのみ見せているものが素なのだろう。
ルビコン解放戦線に対しても憐憫も侮蔑もなく、ただ一つの敵勢力として迎え撃つ気概を見せている。スネイルより遥かに大人である
その後の壁越えにおいては多重ダム襲撃にてイグアスが漏らした通りアーキバスに先行してベイラムが挑んでいるが失敗。
この際に撃破されたヴォルタのAC残骸から通信ログが入手できるが、この作戦の実施はミシガンの本意ではなく、現場を知らないベイラム上層部の意向に押し切られた形だったようだ。
チャプター2
出番無し
チャプター3
G13、レッドガンの流儀を教えてやる
「泣きを入れたらもう一発」だ!
ベイラムの同盟企業である大豊からの依頼でエンゲブレト坑道の破壊工作を行った結果、コーラル爆発に飲み込まれかけた621に対して「文字通りケツに火がついたな。その火は次の戦いまで大事に育てておけ」と、G6レッドを介して労いの言葉を送った。
その後、企業間合意によってベイラムが主導権を握ったアイスワーム掃討作戦の総指揮を担当。各勢力からの参加者をまとめ上げ、アイスワーム撃破を見事成功させる。
チャプター4
よく聞け、役立たず共。愉快な遠足の時間は終わった!
プレイヤーが「レッドガン部隊迎撃」のミッションを選択すると、
アーキバスからの依頼でミシガン含めたレッドガン部隊との直接対決に望む事になる。
その内容たるや、総勢50機以上のMTを擁するレッドガン部隊とミシガンの駆るAC「ライガーテイル」を621単騎で迎撃するという恐るべき物量戦。
しかも途中補給や友軍といった外部支援は一切無し。本作でも屈指の難易度を誇る、ボス戦なしミッションのひとつである。
プレイヤーからしても関わりが深く、ミッション中の会話でも多くの隊員達に慕われている作中屈指の人格者G1ミシガン。
プレイヤーは単純なミッション難易度のみならず、彼を自らの手で討たなければならないという精神的な重荷まで背負わされる。
ついでにブリーフィングでは621が受けなければ代わりにラスティが出撃すると伝えられるため、ラスティを死地には送り込めないと判断して泣く泣くこのミッションを選んだプレイヤーもいたとか。
そいつは壁越えにワーム殺し...何よりあのG13をつけてまだ生き残っている強運野郎だ
ライガーテイルの準備が整うまでは単独でかかるな!脱出レバーはいつでも引ける状態にしておけ!
イグアスは貴様らの100倍は強い。こいつはその20倍も強かったというだけだ
一体貴様らの何倍になるか...そのスカスカの脳味噌で計算してみろ!
そんなプレイヤーの心境をよそにミシガンは恨み言や罵倒を吐くのではなく、621の力量に最大限の敬意と警戒を払ってこちらを押し潰しにかかってくる。
それらをも跳ね除けた621は迫りくる無数のMTとミシガンを撃破。
これによりミシガンを喪ったレッドガンは事実上壊滅。
最後の砦が陥落したベイラムにはもはや情勢を巻き返す力は無く、血で血を洗うコーラルの争奪戦はアーキバスの実質的勝利という結果で終息へ向かう事となる。
ミシガンは転んで死んだ...伝記にはそう書いておけ!
先述の通り「ヴェスパー部隊伏撃」あるいは3周目以降解禁の「ヴェスパー3排除」を選択した場合はラスティがこのミッションを請け負う事になるが、彼は見事任務を達成するためミシガンの死亡を回避する事は出来ない。
ただでさえ腰を据えた対物量の迎撃・持久戦に向いてないアセンのスティールヘイズでこの地獄のようなミッションを完遂したラスティの手腕には多くのプレイヤーから驚愕の声が上がった。そして彼に続けと言わんばかりに同じアセンでSランクを取りに行く621も現れた。
ラスティを守るためにレッドガンを迎撃したつもりだったプレイヤーはこの事を知って唖然としたとか
なお、「ヴェスパー部隊伏撃」ではウォルターの口からミシガンの戦死が告げられるのだが、「ヴェスパー3排除」だとここでは一切語られない。
確かに3周目まで来るとプレイヤー的にミシガンの未来は聞かなくてもわかるが……
搭乗機体
AC ライガーテイル
画像出典:ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON ゲーム画面 アセンブリ
© フロム・ソフトウェア 2023年8月25日発売
部位 |
パーツ名 |
製造元 |
頭部 |
HD-033M VERRILL |
ベイラム |
コア |
BD-011 MELANDER |
腕部 |
AR-011 MELANDER |
脚部 |
LG-033M VERRILL |
右手武器 |
DF-GA-08 HU-BEN |
大豊核心工業集団 |
左手武器 |
DF-ET-09 TAI-YANG-SHOU |
右肩武器 |
BML-G2/P17SPL-16 |
ファーロン・ダイナミクス |
左肩武器 |
SONGBIRDS |
メリニット |
ブースタ |
BST-G2/P04 |
ファーロン・ダイナミクス |
FCS |
FCS-G2/P05 |
ジェネレータ |
DF-GN-08 SAN-TAI |
大豊核心工業集団 |
コア拡張 |
パルスプロテクション |
ガトリングガン、軽グレネードランチャー、炸裂弾投射機、分裂
ミサイルとレッドガンらしい実弾・爆発兵器を満載にした重四脚型AC。
機体エンブレムはレッドガンのマークを背景に尻尾が剣になったライガーが描かれた物。
「歩く地獄」の名は伊達ではなく、四脚型の積載と安定性に物を言わせ、多少の被弾を物ともせずに肉薄して高火力な武装の数々を叩き込む、ミシガンの苛烈さを体現したような超攻撃型の機体。
しかし攻撃一辺倒ではなく、レッドガン唯一の近接武器となる炸裂弾投射機は自衛として機能するし、パルスプロテクションによる咄嗟の広範囲防御にも対応している。
ただの自衛目的なら自機に追従するパルスアーマーの方がより確実なので、プレイヤーからは「ミシガンは味方のMTを庇えるようにあえて設置場所を選択できるPPを装備している」と考察されている。
弱点は四脚特有の足の遅さだが、ミッションでは閉所での戦闘かつ後ろを支えるMTの物量でカバーしてくる。
全体的に硬く姿勢安定性も高いためリペアキットと合わせて速攻撃破が難しく、手間取ればMT部隊からの横槍と合わせて袋叩きにされるため、よほどの自信がなければライガーテイルからひたすら距離を取りつつMTを優先撃破していく地味な戦いをする羽目になる。
そのような地の利の強さを加味すると今作でも1、2を争うほどの強敵であるのは間違いない。
ちなみに機体に採用されているパーツのうちVERRILLについては、
頭部パーツは
ミシガン総長の意向から『威圧する蜘蛛』がモチーフとなっており、
脚部パーツの方も設計部門が『重火器の積載と機動性の両立』というレッドガン部隊からの
恫喝に近い要求に押し切られたという物騒な開発経緯が各パーツの解説文で確認できる。
その他、Ver.1.05にて追加された背部ガトリングキャノンの
少微はレッドガンからの
「提案」を受けて大豊でも異例となる取り回し重視の装備になった事が説明文から確認できる。
その甲斐あってか名前からは大豊の恨み節が伝わってくる。メリニット&シュナイダー「分かる」
関連人物
我らがごすずん。
これまで彼の猟犬達には何度も煮え湯を飲まされたと文句を言いつつも関係は悪くなく、古馴染みである事がうかがえる。
此度のルビコン入りと共に、彼から1人の猟犬を預かる事となるが...
選択ミッションを問わずミシガンが討ち取られた際は心中複雑な思いを抱えている事が声のトーンから察せられる。
「ヴェスパー3排除」でミシガン戦死をスルーした理由は永遠の謎
ウォルターの猟犬にしてプレイヤーの分身。外部からの刺激を与えるという目的で、ウォルターの采配でレッドガンの任務に赴く事となる。
その際に戦死者が続出している不吉なナンバーである「G13」を貸与。以後621をこのナンバーで呼び、レッドガンの流儀で迎え入れる。
最終的に相対する事になろうとも621を責めたりはせず、むしろその力量を誰よりも認めた上で部隊の総力を挙げてこちらを潰しにかかる。
621からミシガンへの感情は不明だが、ミシガンとレッドガンを討ち取った後にウォルターから「よく耐えた」「…お前は仕事をした。ミシガンもそれは分かっている」と他では見られない明確な労いの言葉を受けているので、
621にとってもミシガンとの決別は思うところあった模様。
路地裏の博徒を生業としていたチンピラ。借金のカタで第4世代強化手術の実験体に供され、その後は相棒のヴォルタと共に喧嘩に明け暮れる荒んだ生活を送っていた。
しかしある時ミシガンに因縁をつけたのが運の尽き、それはもうボコボコにされ身柄をレッドガンに引き取られる事になった。
結果としてG5のナンバーを背負うパイロットに成長したが、現在もミシガンに反発しておりミシガンもイグアスには厳しい態度を取っている。
どうも最近は妙な耳鳴りに悩まされ、出撃中にも苦しめられているらしいが…
本人の前では口にしないが、ミシガンからはその実力に期待を寄せられている事がうかがえる。
最大規模の作戦となるアイスワーム掃討作戦では作戦要員に真っ先に彼を選出。
耳鳴りに苦しみ弱気になれば声をかけて鼓舞し、撤退を余儀なくされてスネイルに「情けない。レッドガンとはこの程度ですか」と貶されれば「ヴェスパーは批評家でも務まるようだな」とイグアスの代わりに返している。
「レッドガン部隊迎撃」で消息を絶ったイグアスを「負けが込んで逃げ出した」と蔑んだ部下に対して「イグアスは貴様らの100倍は強い」と諌めつつフォローするなど、その姿はさながら「手のかかる不良息子と厳しくも優しい頑固親父」である。
惜しむらくは、その親心がイグアスに届くことはついぞなかった事か…
イグアスの相棒であり同様の経緯でレッドガンに入隊。
ミシガンの顔面に一発入れてレッドガンを抜ける事を目標としていたが、7年経ってもそれは達成出来ずにいる。
現在は内心諦めたようで、部隊に馴染もうという彼なりの努力か、除隊後の人生設計なのかは不明だが五花海に商売を教わっているらしい。
「壁越え」では先行してベイラム部隊と突入するも、ジャガーノートと多数のMT部隊に阻まれ戦死。
イグアスに宛てた通信ログでは「ミシガンはクソ親父だが、俺達を捨て駒にするような事はしない」と言う遺言を記している。
ここからは内心でミシガンを信頼していた事に加え、そもそもがミシガンの意向ではなくアーキバスに先を越されまいとしたベイラム本社の意向により無謀な作戦が強行されたらしい事が見て取れる。
レッドガンのNo.2にしてミシガンの副官。元はベイラムの治安維持部隊のトップとして名を馳せたが、唯一検挙できなかったのが当時ファーロンの武装船団を率いていたミシガンだった。
結局、万策尽きた彼は「1杯の酒で話をつけた」らしい。
その後はベイラムに移籍してきたミシガンを総長に据え、自身は副長として彼とレッドガンを支えている。
作中では2周目以降に解禁される序盤の分岐ミッションで早々に戦死してしまうことが判明。
出身的にレッドガンでは唯一ベイラム上層部への橋渡しが出来る人材だったと推測され、彼の死がレッドガンの瓦解を早めた可能性がある。
「風水薬房」なる怪しげな商売を行ってベイラムの経済圏で病理と呼ばれるほどの被害を引き起こした生まれながらの詐欺師。
結果ナイルに目をつけられた末に叩き潰され、その後はどういう成り行きかレッドガンに加わった。
本編終盤、ミシガンの死後にアーキバスへ寝返る。
作中ではテキスト含めてほぼ621と絡みが無く経歴的に部隊愛も薄い印象を受けるものの、実際には仲間たちを無為に使い潰したベイラム上層部に対して堪忍袋の緒が切れたのではとも考察されている。
現存するナンバー持ちでは末席の新米隊員。
ベイラム系列企業の窓口を担当し、プレイヤーとの絡みも多い。
幼い頃に見た木星戦争の英雄であるミシガンに憧れてレッドガンを志し、入隊試験では直立不動の挨拶ひとつで合格を勝ち取ったという。
その背景故か彼の口調はミシガンによく似ており、その尊敬ぶりがうかがえる。
ご存知我らが戦友。アイスワーム討伐作戦で共闘した際に狙撃技術や手際の良さを見て「ナンバーが空いていれば勧誘しているところだ」と称賛している。
お世辞だった可能性も低くないが、ラスティ本人は「歩く地獄」直々の勧誘は光栄と言いつつも丁重に断った。
その後の展開次第では621に代わってミシガンを討ち取る事になる。
ご存知
企業嫌味な木っ端役人。ラスティと同じくアイスワーム討伐作戦で共闘。
ミシガンが総指揮を取るため、自らは現場監督として前線に赴く。
事前のブリーフィングでもったいぶって作戦概要を説明しようとしてミシガンに割り込まれたり、
損傷により離脱したイグアスを扱き下ろした際に「ヴェスパーは批評家でも務まるようだな」とカウンターを食らったりとプレイヤーの笑いを誘った。
しかし特に文句や不満を言う事はなく、むしろ普段よりも気楽そうにも見える。
さしものスネイルも名目上格上のミシガンに対しての嫌味は控えたか、或いは有能な指揮官の下で戦えるのはスネイルとしても気楽で毒気を抜かれていたのかもしれない。
まぁ、日頃から本来の上司が戦闘以外で働かないしわ寄せを全部喰らっているのがスネイルなので、ミシガンのような有能な上司は一番欲しい人材だろうし……
いずれも「レッドガン部隊迎撃」に登場するMT部隊のパイロットや整備兵と思われる隊員。
621やイグアスを軽んじる発言をした彼らを一喝して諌めたり、今後の訓練メニューのアドバイスを送るなど、最後のミッションにしてミシガンの人となりを想像させる会話が数多くある。
また、ミシガンが先に撃破された場合でも戦意も理性も失う事無く「敵も消耗しているはずだ。なんとかするぞ!」と冷静に食い下がる士気の高さを見せる。
ちなみに彼らもレッドガン隊員の命名法則に従い、世界各地の川の名前をモチーフにしている。
あのセリフの真意について
ミシガンの最期のセリフ「ミシガンは転んで死んだ・・・伝記にはそう書いておけ!」だが、これについてはファンの間でもいくつか説は挙げられているが
- 「転んで死んだ」は「戦いや憎しみ合い、互いの殺意によるものではない。不幸な事故による死亡」だという暗示。
- 621に対しては「お互い仕事を果たしただけだから気にするな」
- 遺されたレッドガン隊員に対しては「これも軍人として納得尽くの結果。間違っても仇討ちなど考えるな」
という旨の、621と隊員達双方に気遣いを込めた言葉ではないかと考察されている。
加えて「伝記に書いておけ」という部分には「必ず生きて帰れ」というニュアンスを感じられる。プレイヤー間では不思議と「馬鹿正直に伝記を書くのはオオサワ」という集団幻覚が共有されている
そうであるならば、短いながらも彼らしい、粋で秀逸な遺言である。
ミシガン総長も…
先輩たちも死んでしまった…
G13! 俺にはお前が
死神に見えてならんのだ!
3周目以降解禁の「賽は投げられた」ルートではあろう事か、ミシガンに誰より憧れていたレッドが心のバランスを壊し、621に仇討ちを挑む形になってしまう。
ミシガンも草葉の陰で嘆いていた事であろう……
ただし上記のセリフから察するに、621に与えられたコールサイン「G13」は壁越えとアイスワーム戦での生存率よりも不吉なものとして周知されている。
その上レッドガンが自分を除いて壊滅し、自分も孤立無援で敵陣中枢に取り残され限界ギリギリの精神状態の中でG13だけは平然と生き延びているのである。
我々にとってはただの称号でしかない「G13」であるが、アーキバスに制圧され、オールマインドの手で大混乱に陥ったウォッチポイントアルファにただ一人取り残されてしまったレッドからすれば、621は最早ジンクスを超えた死神に見えてしまっても仕方がないのかもしれない。
尤も、最大の要因はミシガンの遺言を聞けなかった事なのだろうが……
余談
コーラル中毒者の集団幻覚が激しい本作の二次創作界隈で「&bミシガン総長の耳かきASMR}」なるネタが誕生している。
……それだけならまだしも、なんと
日本語版担当声優の佐藤せつじ氏がそのネタを自ら録音、X(旧Twitter)に投稿したことが話題となった。
しかもその翌日には
なぜか『ホグワーツ・レガシー』のミーム「薩摩ホグワーツ」とネタが合体し、薩摩藩行きを命じるミシガン総長というカオスが誕生している。
なんだかもうよく分かりません
BANDAI SPIRITSの
30MMシリーズとのコラボ企画として、スティールヘイズ、ナイトフォールに続いてライガーテイルの立体化が決定。
四脚型の立体化はV.IのクレストCR-C75U2デルタから実に16年ぶりであり、ディテールや可動的に二脚型以外は実現困難と思われていたため、多くのファンが驚きと歓喜を持ってこの発表を迎えた。
「G5、おまけとの追記・修正に余念が無いようだな」
「ついでに仲良く申請でもして、新しい項目を建てておけ!」
- レッドガンルートが欲しかった、DLCで欲しいと思わせる理由の一人 -- 名無しさん (2023-12-17 08:35:37)
- 「ミシガンは木星戦役の英雄」「ベイラムは木星戦役で接近戦のために『ミサイル』関連性能を妥協したFCSを使ったことで苦杯を舐めさせられた」ってとこから見るに木星戦役時代はファーロン所属だったってことでいいのよね? -- 名無しさん (2023-12-17 10:06:54)
- ベイラムお得意の物量作戦は惑星封鎖の影響でできてないだろうし(621のように迎撃される)、部下を使い潰すような真似を強いるベイラム上層部とは気質的に相いれないだろうし、相当な苦労人っぽい気もする -- 名無しさん (2023-12-17 10:21:41)
- やはり上層部との交渉を担っていたナイルの戦死が痛手だったんだろうな -- 名無しさん (2023-12-17 12:04:15)
- タグにただ一言「うるさい」って書かれてるのあまりにも正鵠を得ていて笑っちゃった -- 名無しさん (2023-12-17 20:42:08)
- 英語版だと、演者がバイオ5のウェスカー役のD.C.ダグラスさんなのは驚いた。どちらかというとスネイルみたいなキャラに合いそうと思ったけど、実際に聞いてみたら思いっきり口やかましいおっさんで、役者の演技の幅に驚かされた。 -- 名無しさん (2023-12-17 21:22:40)
- ↑×5 多分それであってる。木星戦争中から終結後しばらくはファーロン→ナイルが交渉してベイラムに移籍って流れじゃないかと思われ -- 名無しさん (2023-12-18 11:22:27)
- 「愉快な遠足の時間は終りだ」で、ああ、本当に楽しい時間が終わって、エンディングまで突き進んでいくんだな、と切なくなってしまう。 -- 名無しさん (2023-12-18 11:49:53)
- レッドガンルートはレイヴンが肩入れしたとしてもベイラムが泥舟なの変わりそうにないのがね… -- 名無しさん (2023-12-18 14:25:23)
- ↑オールマインドに話を聞いてる感じだとベイラム側が勝つ場合アーキバスを潰しつつそれを裏で支援しているオールマインドもどうにかしないとだもんなぁ -- 名無しさん (2023-12-18 17:36:50)
- 愉快な耳かきの始まりだ! -- 名無しさん (2023-12-18 21:43:07)
- ↑鼓膜こわれる -- 名無しさん (2023-12-19 02:13:05)
- 気付かないうちにミシガン総長に入れ替わるミームすき -- 名無しさん (2023-12-19 02:13:36)
- なんかミッションとアリーナで命中率にやたら差があるような気がする -- 名無しさん (2023-12-19 20:49:01)
- ↑全般的にAC6のアリーナ連中は弱く設定されてると思う。どのキャラも明らかにミッション中と動きが違う。 -- 名無しさん (2023-12-20 23:37:55)
- その点ヴォルタってすげーよな。アリーナでもバカ強いんだから -- 名無しさん (2023-12-21 00:48:08)
- 「あれはいいぞ、投げると遠くまで飛ぶ!」ってセリフ見るに、ベイラム碧色勲章貰った時の戦いでは上層部の無茶な作戦のせいで部下が死にまくったりとかしてたんやろなぁ… -- 名無しさん (2023-12-31 11:36:29)
- 総長の近くの敵を攻撃すると本当にパルスプロテクションを展開するようにAIが組まれている。 -- 名無しさん (2024-01-11 19:34:33)
- レッドはただでさえ味方ほぼ全員死んでるか行方不明なのにアーキバスに見つかったら即刻始末される極限かくれんぼ状態なので錯乱してしまうのも無理はない。仮に生き残ってもベイラムは手を引いてるし彼に帰る場所はもうない… -- 名無しさん (2024-01-18 22:40:22)
- レッド君は解放者ルートのどさくさで、解放戦線に回収・保護・加勢してたら嬉しいな。アーキバスの再教育センターにはレッドガン隊員も囚われてるみたいだし、1人でも戦力の欲しい解放戦線からすれば「四の五の言う前に、まずはクソッタレのアーキバスを潰すぞ!」ぐらいノリで、ベイラム残党を鼓舞・利用しそう -- 名無しさん (2024-01-25 00:54:38)
- ↑レッド君が解放者ルートにいたら「灼けた空の上でレイヴンが戦っている」の檄文見た途端ザイレムまで来て621とラスティの前に立ちはだかるんじゃねえかなぁ… -- 名無しさん (2024-01-25 01:51:57)
- ライガーテイルのキット化おめ!レッドガン一発目はヘッドブリンガーだろうと思ってたからちょっと意外かも -- 名無しさん (2024-05-31 08:31:10)
- 見た目のシルエットが大きく変わるからタンクや四脚の30MM化は期待できると思ってたけど、まさかこんな早くに出てくれるとは思わなかったよね。 -- 名無しさん (2024-06-09 22:25:03)
- エルデンリングが実質もう一本のソフトが追加レベルのDLC来てるから、こっちもレッドガン√や解放戦線√とか色々追加来てもおかしくないとは思ってる。レッドガンの連中とバカやる√はマジで誰しも妄想してるだろうし絶対需要あるからフロムお願いします -- 名無しさん (2024-10-15 18:00:02)
- 討伐ミッションで先に倒した時の隊員たちの反応が「総長がやられた…もうおしまいだ…」と絶望するでもなく「よくも総長をやりやがったな!」と激昂して我を失うでもなく「敵も消耗してるはずだから何とかするぞ!」と飽くまでも冷静に任務遂行を続行しようとする辺りが、ミシガンの指導の賜物だなーって思った。 -- 名無しさん (2024-10-22 21:13:42)
最終更新:2025年04月05日 10:03