マシュマロン(遊戯王)

登録日:2023/03/28 Tue 18:09:00
更新日:2024/07/14 Sun 12:45:01
所要時間:約 4 分で読めます




マシュマロンは漫画遊戯王』及び『遊戯王オフィシャルカードゲーム』のモンスターである。

効果モンスター
星3/光属性/天使族
攻 300/守 500
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):裏側表示のこのカードへの攻撃が行われたダメージ計算後に発動する。
攻撃したプレイヤーに1000ダメージを与える。

【概要】

その名の通りマシュマロのようにモチモチしていて可愛いモンスター。
が、実は目の上にある曲線は口であり、攻撃時にはクリオネのように口を大きく開いて鋭い牙で噛みつく。ただ可愛いだけのモンスターではないようだ。

持っている効果は至ってシンプルな戦闘破壊耐性。
OCG初の通常召喚が可能かつデメリット無しの戦闘破壊耐性を持つ下級モンスターである。このようなモンスターは、10年後に《超重武者ワカ-O2》が出るまではマシュマロンだけだった。
(2)の効果ダメージも当時では中々高い1000ポイント。
「セットモンスターを攻撃→マシュマロンだったので1000ダメージを受ける」は、昔のデュエルにありがちな光景だった。
戦闘破壊耐性を持つ他の下級モンスターだと、《魂を削る死霊》が有名だが、あちらは効果の対象にされると自壊してしまうので壁モンスターとしてはマシュマロンに軍配が上がる。
直接攻撃をトリガーにハンデスできる《魂を削る死霊》とは異なり攻撃向きの効果は持ち合わせていないが、素材にしてしまえば済む話である。

弱点は(2)のバーン効果は強制効果であること。その為、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》や《天罰》にチェーンされて破壊される恐れがある。
また、低ステータス+耐性という特性を逆手に取られ、貫通効果を持つモンスターのサンドバッグにもされやすい。
攻撃表示に変えられた場合は貫通なしでも多大なダメージを負うため、表示形式の変更にも弱い。
同じ戦闘破壊耐性を持つ《魂を削る死霊》も同様の欠点を持つが、対象効果で自壊した場合はサンドバッグにする前にいなくなるため相互互換と言える。

【環境での活躍】

2004年発売のPREMIUM PACK 6で初登場。
すぐに戦闘破壊耐性とバーン効果に目を付けられ、【ロックバーン】を筆頭に多くのデッキで採用される。
その結果、翌年5月に早くも制限カードに指定された。そして、約1年半後にこんなカードが登場する。

ジェルエンデュオ
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1700/守 0
(1):天使族・光属性モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは2体分のリリースにできる。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。
(3):自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動する。フィールドの表側表示のこのカードを破壊する。

マシュマロンと全く同じ属性・種族を持った壁モンスター。こちらはダメージを受けると自壊するデメリット持ちだが、攻撃力が1700もあるためアタッカーに転向できる。
何より、天使族・光属性モンスター専用のダブルコストモンスターであり、リリース要員としてはマシュマロンより優秀。

そして、シンクロ召喚エクシーズ召喚の登場にあたって効果による除去が増え、戦闘にのみ強い壁モンスター達に逆風が吹き始める。
マシュマロンの1000バーンは決して弱くなかったものの、攻撃に向いていなかったことが災いして採用率はあまり伸びず、《魂を削る死霊》の方が活躍していた時期さえあった。
こうして2012年3月に準制限カードに緩和され、半年後に制限解除となった。

現在は戦闘を介さない除去手段が大幅に増えたこともあって、(2)のバーンは全盛期のように頻繁に発動することは望めず、発動できたとしても長くフィールドには残れないだろう。
むしろ、種族・属性を活かしてシンクロやリンクの素材にする方が良い。

【原作・アニメでの活躍】

原作及びアニメ『遊戯王DM』では武藤遊戯が使用。
原作では「魔法・特殊能力以外の攻撃を受け付けない」という効果だった。

闇バクラ戦では《マシュマロンのメガネ》とのコンボで攻撃を凌いだ後、《破壊竜ガンドラ》の生け贄になった。
アテム戦でも登場したが、原作では《ブラック・マジシャン》の魔法攻撃で破壊された。
アニメではバーンを発動させるために裏側守備表示でセットしたものの、《千本ナイフ》で破壊され失敗に終わった。

遊戯王GX』ではプロデュエリストのゲルゴと購買部のトメさんが使用したが、何故か2人共表側表示で召喚している
素人のトメさんはまだしもプロデュエリストェ…。
まあ、アニメでセット概念が雑に扱われるのは通例なのだが、それでも『GX』はリバース効果モンスターはちゃんとセットしていたのに……
しかもトメさんに至っては「戦闘破壊されない」を「戦闘ダメージを受けない」と勘違いして攻撃表示で出してしまい、返しの十代のターンでサンドバッグにされて負けてしまった。
笑い話になりがちだが意外と初心者がやりがちなプレイでもある為、気づいた時は優しく指摘してあげよう。

【関連カード】

マシュマロンのメガネ
永続魔法
自分のモンスターカードゾーン上に「マシュマロン」が存在する限り、
相手は「マシュマロン」以外を攻撃対象に選択できない。
マシュマロンのサポートカード。レンズの柄がマシュマロンになっている。
攻撃対象をマシュマロンに限定することで他のモンスターの戦闘破壊を防げるが、ぶっちゃけどのモンスターにも使える上《アームズ・ホール》でサーチできる装備魔法《レアゴールド・アーマー》でOK。
マシュマロンのリバース効果とも嚙み合っていないのも難点である。

原作では「装備モンスターは《マシュマロン》以外何も見えなくなる」という装備魔法のような効果で、対象となった《死霊騎士デスカリバー・ナイト》はマシュマロンのメガネを装着された。この姿がまあまあ腹筋に悪い。

マシュマカロン
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 200/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地からこのカード以外の「マシュマカロン」を2体まで選んで特殊召喚する。
映画DSODで登場。
マカロンになったマシュマロン。効果は破壊時に同名カードをリクルートするというシンプルなもの。
素早いモモンガと似ているが、リクルート範囲に墓地が含まれているため1体でも残れば次のターンも効果が使える可能性がある。
また、破壊される場所は問わないので《炎王の孤島》等で手札のこのカードを破壊しても効果を使える。

マシマシュマロン
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻 300/守 500
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手ターンに、自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在する限り、
このカードは戦闘では破壊されず、相手モンスターは他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(3):このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを除く、自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「マシマシュマロン」1体を特殊召喚し、
相手に1000ダメージを与える。
LEGACY OF DESTRUCTIONで登場した眼鏡をかけたマシュマロン。
《光の黄金櫃》があれば相手ターンに特殊召喚可能で、《光の黄金櫃》があれば戦闘破壊耐性と攻撃誘導効果を得て、効果破壊されたら後続を呼んで1000バーン、とマシュマロンに上記2つの関連カードを組み合わせたかの様な効果を持つ。
バトルフェイズに特殊召喚して味方への攻撃や直接攻撃を凌ぎ、返しのターンで《破壊竜ガンドラG》の破壊に巻き込んでバーンダメージを与えて一斉攻撃をアシストという運用が基本となるか。

【余談】

遊戯王アーク・ファイブOCG カリスマ研究生がゆく!では白咲るりのフェイバリットカードとして登場。デッキ名は「マシュマロンタルトデッキ」。

2021年1月には「在宅デュエリストをダメにするマシュマロンクッション」という名称で商品化している。





追記・修正はマシュマロンをセットしてからお願いします。

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最終更新:2024年07月14日 12:45