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月の書(遊戯王OCG)

登録日:2025/02/09 Sun 00:12:40
更新日:2026/07/18 Sat 19:35:15
所要時間:約 8 分で読めます





月の書(つきのしょ)とは、『遊戯王OCG』に存在するカード。

《月の書/Book of Moon》

速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。



概要

初出は第2期第9弾「Pharaonic Guardian -王家の守護者-」。パッケージイラストにも描かれている。
2002年に登場した歴史あるカードの1枚である。

「モンスター1体を裏側守備表示にする」という効果のみをもつ、シンプルな速攻魔法。
「フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択し、表側攻撃表示にする」という効果を持つ《太陽の書》と対をなすカードである。

遊戯王OCGでは「裏側守備表示から表側攻撃表示になることはできても、逆はできない」というルールが存在する。
そのため、一度使ったリバースモンスターの効果をもう一度使いたい場合には重宝する。
実際、このカードが登場した「Pharaonic Guardian」は「自力で裏側守備表示に戻れる効果を持つモンスター(サイクルリバースモンスター)」が初登場した弾であり、リバースモンスターも複数収録されている点からして、リバース・反転召喚時効果持ちモンスターの補助というのが、本来想定された使用方法だと思われる。


その驚異的な応用性

ところで、読者諸兄はこのカードの用途をいくつ(・・・)言えるだろうか?

先のカードテキストの通り、このカードが持つ効果はたった1つしかない。
だが、「裏側守備表示のルール上の特性」と「速攻魔法としての特性」を知っていれば、その活用の幅は大きく広がる。
それらは遊戯王というゲームのルールを熟知していないとわからないものも多いので、

「《月の書》の用途をいくつ知っているか」

が、決闘者としての知識・技量を測る指標と言っても過言ではないのだ。

ここからは、その使い方について解説していくこととする。


主な使い方

その1:リバース効果の再利用

冒頭でも書いた、おそらくこのカードがデザインされた理由であろう使用法。
魔装機関車 デコイチ》等のリバースモンスターは一度リバースすると自力で裏側守備表示に戻す手段がないので、リバース効果をもう使えない。
だが、このカードが手札に来ていれば話は別。
もう一度伏せることができれば、後は自分でひっくり返そうと攻撃を受けてリバースしようと効果が起動できる。


その2:「1ターンに1度」の踏み倒し

モンスターの中には、「1ターンに1度、〇〇して発動できる。××する。」といった記述を持つものがある。
パワー・ツール・ドラゴン》などがその例。
「1ターンに1度」なので一度使ったらそのターンは使用できないが、《月の書》で裏側守備表示(=非公開状態)にしてからまた表側表示にすると、もう一度効果を使うことができる。

遊戯王OCGには、

モンスターが非公開情報になった場合、『攻撃力/守備力の変化や無効化状態』『1ターンに1度の効果を使用したかどうか』『どこから特殊召喚された』等といった、カードに書かれていない情報はリセットされる

というルールが存在し、それが適用されることでもう一度使えるようになる、という理屈である。
ただし、召喚または特殊召喚したばかりのモンスターは、同一ターン中の反転召喚はできないので気を付けよう。

また「このカード名の(x)の効果は1ターンに1度しか使用できない」と書かれている効果は、このカードで裏向きにしても再度使えるようにはならない。
これはカードではなくプレイヤーの方にかかる制限なので、モンスターを何度ひっくり返しても意味がない。
そういう使い方をさせないための記述とも言える。


その3:厄介なモンスター効果を封じる

遊戯王OCGにおいて、裏側守備表示のモンスターの効果は基本的に使用できない。発動する効果はその使用を宣言できず、永続効果は適用されなくなる*1
ゆえに、厄介な効果を持つカードに《月の書》を使うことでその効果を無効にすることができる。
第2期第5期辺りでは《人造人間-サイコ・ショッカー》や《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を裏側守備表示にして処理することがしばしば見られた。
特殊召喚を封じる《大天使クリスティア》も同じように対処できる。

ものによっては発動を無効にされるかもしれないが、見方を変えれば「《月の書》を囮に別のカードに使われるはずだった効果を潰した」とも言える。
例えば無効化効果を1度しか使えない《フルール・ド・バロネス》を対象に《月の書》を使った場合、バロネスが《月の書》を無効化したならそこで無効化の権利を失ってしまうし、しなければ《月の書》によって裏側守備表示にされてしまうので以降は無効化効果が使用できなくなる。
つまり、どっちにしろ無効化効果を無力化することができる。
俗に「(効果を)吐かせる」と呼ばれるテクニックだが、それをカード1枚という安い消費でこなせてしまうところが《月の書》の長所である。


その4:永続効果や耐性の無効化

上記「その3」で「裏側守備表示のモンスターの効果は基本的に使用できない」と書いたが、これは耐性系の効果であっても例外ではない
相手の効果では破壊されない」とか「攻撃力3000以下のモンスターが発動した効果を受けない」とか、あと「破壊される場合、代わりにX素材を1つ取り除くことができる」といったものでも、裏側守備表示にされてしまえば意味のないテキストと化す。
なので、《月の書》で裏側にしてやれば、赤子の手をひねるように粉砕することができる。

……念の為注記しておくが、この手段で相手を突破するにはまず《月の書》の効果が通らなければいけないというのは忘れてはならないポイント。

「(魔法カードの)効果を受けない」モンスターには《月の書》を撃っても何も起こらないし、「効果の対象にならない」と記載されたモンスターにはそもそも撃てない。
ルール上決して裏側守備表示になることがないリンクモンスターやトークンも「対象にならない」と同様で、《月の書》の対象とすること自体ができない。

ただし、耐性であっても「戦闘で破壊されない」に限ってはこの法則の例外となるので注意
戦闘の際にはリバースされるので、表側になって耐性が復活するからである。


その5:このターンに出したモンスターの効果を封印する

上記「その3」の応用系。

遊戯王OCGには、

召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスターと攻撃宣言を行なったモンスターは、そのターンの間表示形式を変更できない*2

というルールがある。
このため、出てきたばかりのモンスターを《月の書》で裏側守備表示にしてやると、発動・適用するはずだった効果を使えないままターンを終わるか、そのモンスターを放棄せざるを得なくなるのだ。
2011年には優先権のルールが「召喚後に起動効果を発動する場合、一度優先権を放棄しなければならない」となったことで妨害としてさらに使いやすくなったのも追い風である。

むろん、次のターンに反転召喚すればまた効果を使えるようにはなるのだが、高速化した2025年の遊戯王OCGにおいては「たった1ターン動けない」だけでも致命的なリスク。
その間に制圧や1ターンキルを狙えてしまうデッキも跋扈する環境においては、時間稼ぎにも大きな意味があるのだ。


その6:シンクロ・エクシーズ・リンク召喚に対する妨害

SXL召喚をする際、その素材は「自分フィールドの表側表示モンスター」でなければならない。
つまり、ごく一部の例外*3を除き、裏側守備表示モンスターではダメ。
複数ターンをまたいで存在しているモンスターならともかく、それがこのターンに出したモンスターだった場合は表示形式を変更できないので、そうなれば素材にすること自体を断念せねばならない。

察しのいい人なら勘付くかもしれないが、この「その6」を実行したとき、同時に「その3」と「その4」と「その5」も成立している。
つまり《月の書》は、発動可能な状況なら「このターンに出したモンスターの効果を封じ、攻撃も禁じ、さらにS・X・L召喚の素材にすることもできなくする」効果を持つ超凶悪な妨害カードへと早変わりするのである。

ちなみに、融合素材、およびA召喚と儀式召喚のリリースに使う場合、表示形式の影響を受けない。
とはいえ「裏側守備表示の相手モンスターを融合召喚の素材にすることはできない」というルールは存在するため、《超融合》が怖い……という場合は前もって自分のモンスターを裏側守備表示にしておくのもテクニックとしてはあり。


その7:攻撃阻止

攻撃宣言時、攻撃宣言をしたモンスターに《月の書》を使うことで攻撃をキャンセルできる。

前述の通り、裏側守備表示になったモンスターはそのターン中の反転召喚ができないので、次の自分のターンでの戦闘破壊も狙いやすい。
攻撃力より守備力の方が高いモンスターには一応注意が必要だが、足止めさせるという意味では十分仕事ができている。


その8:装備カードなどとの関係断絶

裏側守備表示モンスターには原則として装備カードを装備できない。
もし装備した後に装備モンスターが裏側守備表示になった場合、装備されていた装備カードは対象不在扱いで破壊される。
このため、装備モンスターを《月の書》で裏側守備表示にする事で、結果的に装備カードを引き剝がす事ができる。
アニメでは『ZEXAL』において天城カイトがこの目的で使用し、装備カードで固めた相手の守りを崩した。
また、1体のモンスターに対して装備カードが複数装備されている場合もそれらが全て除去されるので、場合によっては《サイクロン》以上の除去効率が見込める。

装備カードだけでなく、モンスターに乗ったカウンターも裏側表示にする事で全て引き剝がせる。
魔導戦士 ブレイカー》などカウンターを使って効果を発動するモンスターや【エーリアン】などのこちらのモンスターにカウンターを乗せる戦術のメタとしても使え得る。
カウンターと装備カードの両方を使う《ヴァレルロード・S・ドラゴン》相手に効果が通った場合はその全ての効果を失う事となる。

なお、エクシーズモンスターを裏側守備表示にした場合、エクシーズ召喚は保持される。


その9:各種状態のリセット

たとえば、フィールドに表側表示で居るモンスターに対してなんらかの効果(あるいは制約)がかかっているとする。
フィールドに存在する限り攻撃力が1900になる」とか「効果は無効になる」とか、「別のカードAがフィールドから離れた時に破壊される」とか。

実はそれらの効果…厳密に言えば「カードに記載されていない情報」は、裏側守備表示になるとリセットされてしまうのだ。
理屈としては「1ターンに1度」と同じで、

「裏側守備表示になったそのモンスター、元のモンスターと同じかどうか判別つかないよね?
どれがどれか区別つかないんだから、「このターンに効果を使った」とか「効果が無効になってる」とかいう情報を持つことができないよね?

というロジックである。
無論、《月の書》などで裏側守備表示になったなどで元が何だったか分かっている場合もわかってない(テイ)で扱う、というのがこのルールのポイントである。
これを利用することで、こちらにとって不都合な効果を打ち消したり、逆に相手の有利な効果をなかったことにしたりできる。

特に、「攻撃力?」のモンスターの場合、素材にしたモンスターのステータスや数発動した効果で攻撃力が大きく変動する効果を持つものに《月の書》が直撃すると、そのあと表側表示になっても攻撃力は元に戻らない。
それまで払ってきたライフやコストはオシャカである。悔しいでしょうねぇwww
魔砲戦機ダルマ・カルマ》の項での説明がわかりやすいが、「この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される」カードと組み合わせてコンボすることもできる*4

コントロール奪取した(された)モンスターに対する挙動はカードによって変わる。
後述の「勘違いしやすい裁定」を参照のこと。


その10:表側表示・攻撃表示のモンスターに及ぶ効果の回避


通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手ターンに、相手LPの数値以下の攻撃力を持つ
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを破壊し、
自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。

遊戯王OCGにおける効果テキストは基本、上記のように、発動条件適用される効果が分けて記載されているのが特徴。
だが、例に挙げたこの《破壊輪》というカード、適用される効果の側で「表側表示モンスター」であることを指定している。
つまり、これより後にチェーンして《月の書》を撃って「その表側表示モンスター」が不在となった場合、その後の効果処理はキャンセルされる

「表側表示の」と明記されていなくても、効果処理時に表側でないと分からない情報を参照する効果も同じように回避できる。例えば攻撃力を参照する《爆撃獣ファイヤ・ボンバー》や《黒い旋風》などが該当する。

攻撃表示でもなくなるため、攻撃表示のモンスターに及ぶ相手の効果から自分のモンスター1体を守ることもできる。
単純な除去系カードであれば、《聖なるバリア -ミラーフォース-》・《ライトニング・ストーム》などが主なケース。
奈落の落とし穴》は効果処理時にも破壊するモンスターの攻撃力を参照するテキストのため、こちらも除去から守ることができる。

なお、「発動条件で表側表示を指定しているかどうか」はこの法則に関係ないので注意。
参照するのは、あくまでも「適用される効果側にこの系統の記述があるかどうか」である。


その11:発動した効果の無効化からの防護

「その10」から発展したテクニック。
《月の書》は速攻魔法なので、たとえば表側表示のカードの効果を無効化する《無限泡影》で相手から効果を無効にされそうな場合、それにチェーンして《無限泡影》を受けるモンスターを裏側守備表示にすれば、効果が無効にならずそのまま適用できる
裏側守備表示の時にできないのはあくまで「プレイヤーがそのモンスターの効果を発動させること」。
すでに発動している効果なら、裏側守備表示になろうとフィールドを離れようと無効になどならないのだ。

関連して、表側表示に対する永続効果を回避しつつ効果を通す事にも使える。
有名なのが表側表示のモンスターの効果を無効化してくる《スキルドレイン》対策。
《スキルドレイン》下でも効果の発動自体は可能である」ことを利用して、
自分フィールド上のモンスター効果発動
→効果を発動した自分のモンスターに対して、《月の書》をチェーンして発動
→効果処理時に裏守備となっているため、《スキルドレイン》は適用されない
といった形で、《スキルドレイン》をすり抜けて効果を通すことが出来る。

そして、特筆すべきは、「この発動した《月の書》に更にチェーンされてその発動効果へ効果無効を重ねられても、発動した最初の効果は無効にはならない」ということ。
具体的なところを《スクラップ・コング》と《無限泡影》を使って例えよう。
たとえば、以下のようなチェーンの応酬があったとする。

  1. 《スクラップ・コング》を召喚、召喚時に自己破壊効果が発動
  2. 相手が《スクラップ・コング》に《無限泡影》を発動。1.を無効にしようとする
  3. こちらが《月の書》を発動。《スクラップ・コング》を対象にし、裏側守備表示にしようとする
  4. 相手が《スクラップ・コング》を対象に、2枚目の《無限泡影》を発動する

このチェーンを逆順処理で紐解いていく。

まずこの場合、4.で発動した《無限泡影》により《スクラップ・コング》の効果はしっかり無効になる。
……のだが、続く3.の《月の書》の効果によって《スクラップ・コング》が裏側守備表示になる。このとき「その9」の理屈により、「《スクラップ・コング》の効果が無効になった」という状態がリセットされる
続いて2.の処理に入る。ここで1枚目の《無限泡影》の効果処理が行われるのだが、このとき《スクラップ・コング》はもう既に裏側守備表示になっており、無効化が効かない。
そして最後に1.の処理。《スクラップ・コング》の効果が通常通り処理され、コングは自らの効果によって爆死する。

わざわざ《無限泡影》2枚を使ってまで《スクラップ・コング》ごときを止めようとする奴はいない、というツッコミは無粋である。
早い話が、《月の書》をチェーンのどこかに撃てさえすれば、その発動順がどこであろうと無効化効果を回避できるのだ。
相手側は止めたい効果へ複数回効果無効を重ねるのではなく、止めたい効果と《月の書》をそれぞれ止めなければならない。

その12:効果無効デメリットの踏み倒し

無効化関連の応用技として「既に効果が無効状態になっているモンスターの効果を、後から強引に有効にする」という亜種の使い道も存在する。

《覇王龍の魂 / Soul of the Supreme King》

通常罠
(1):LPを半分払って発動できる。
覇王龍ズァーク」1体をEXデッキから召喚条件を無視し、効果を無効にして特殊召喚する。
そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに持ち主のEXデッキに戻る。
(2):相手が魔法カードの効果を発動した時、
墓地のこのカードと自分フィールドの「覇王龍ズァーク」1体を除外して発動できる。
自分の手札・デッキ・EXデッキ・墓地から、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」
「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターをそれぞれ1体まで選んで特殊召喚する。


融合・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、相手フィールドの融合・S・Xモンスターは効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた時に発動できる。そのカードを破壊する。
【モンスター効果】
ドラゴン族の融合・S・X・Pモンスター1体ずつ合計4体
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードを全て破壊する。

(2):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキ・エクストラデッキから「覇王眷竜」モンスター1体を特殊召喚する。
(4):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。

《ジャンク・シンクロン》や《覇王龍の魂》など、「特殊召喚しつつ、特殊召喚したそのモンスターの効果は無効化される」カードは多数存在する。
この手の効果は「強力なモンスターを出せる代償として効果を使わせなくするので、それを踏み台に別の何かを出せ」というデザイン。
……なのだが、効果が無効化されているモンスターであろうと、効果の発動行為そのものは行える。
そして、その効果にチェーンして《月の書》を使用すれば……何と、効果を通常通り適用できる

これも、「その9」の応用であり、
  • 「裏側表示になれば記載情報以外の情報はリセットされる」
  • 「裏側表示であろうとも効果を発動したという事実は消えない」
という2つのルールを利用した裏技である。
構築段階でコンボを想定していないと遭遇する機会はそうそうない状況だが、覚えておいて損はない小技であるので記憶の片隅ぐらいには入れておこう。

その13:(裏側)守備表示対策カードとの組み合わせによる除去

現代の環境では滅多に見ることはないが、「ミスティック・ソードマン」や《抹殺の使徒》、《シールドクラッシュ》といった(裏側)守備表示の除去カードを攻撃表示モンスターへ適用させることができるようになる。
遊戯王GX』で《岩の精霊 タイタン》が使用した際には、裏側表示モンスターへ攻撃する際に攻撃力が変化する《八つ手サソリ》とのコンボを披露した。


その14:戦闘の補助

単純に、攻撃力より守備力が低い相手モンスターを守備表示にすることで、戦闘破壊しやすくする。
逆に守備力より攻撃力が低い自分モンスターを守備表示にすることで、戦闘破壊されにくくする。

攻撃力も守備力もどちらも高いモンスターというのはそう多くない。
《ヂェミナイ・エルフ》や《デーモンの召喚》など、Vol.シリーズの頃からアタッカーとして活躍しつつも、守備表示ならばリクルータークラスの攻撃力でも戦闘破壊できるモンスターはそれなりに多かった。


その15:戦闘ダメージの軽減

自分の攻撃表示モンスターがより攻撃力の高い相手モンスターに攻撃されたとき、相手モンスターに《月の書》の効果を適用できない場面でも、自分のモンスターを守備表示にすれば(相手モンスターに貫通効果がない限り)戦闘ダメージを0にできる。

ただし、貫通2倍ダメージを与えてくる《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》に対しては悪手となるので注意。


その16:自分ターンならフリーチェーンで手札から発動できる

ここまでの総括と言っていい重要項目。

対象にできるモンスターさえいればダメージステップ以外いつでも発動ができるため、
  • 不意の妨害や除去からの回避
  • 突然特殊召喚されたモンスターへの妨害
  • 表示形式変更による戦闘補助
などを完全なフリーチェーンで行えるのは2025年現在でもかなり貴重な存在である。
自分ターンなら手札からの奇襲として、伏せておけば妨害になるというマルチに使える利便性は他の速攻魔法と比較しても群を抜いて高い。


勘違いしやすい裁定

「罠カードとしても扱う」タイプなら魔法・罠ゾーンにセット、「扱わない」タイプならモンスターゾーンでセットされる。
なお、罠カードはセットされたターンには発動できないため、《月の書》でセットされたターンに再発動することはできない*5
モンスターゾーンにセットされた場合は、そのターンに特殊召喚されていないのであれば、そのターン中に反転召喚が可能。
なお、モンスターゾーンでセットした後リバースしたら、「この効果で特殊召喚したこのカードは」という効果が無効でそれ以外の情報が据え置き。
具体的なところで例を挙げると、バージェストマ罠モンスターの耐性はなくなるが、《幻影騎士団ウロング・マグネリング》の効果は保持される。


  • リンクモンスター・トークンを対象に取れる?
リンクモンスターやトークンはルール上裏側守備表示が存在しないため、いずれも対象に取ることできず発動自体が行えない。


  • 「魔法カードの効果を受けない」モンスターを対象に取れる?
魔法カードの効果を受けない《ホルスの黒炎竜 LV6》などは、あくまでも魔法カードの効果を受けないだけであり、対象に取ることは問題なく行える。

一方で、《オベリスクの巨神兵》など「このカードを効果の対象にできない」という効果を持つモンスターに対しては、リンクモンスター同様に発動自体ができない。

魔法カードをあえて墓地に送りたい時には重要なテクニックとなるので覚えておくと良いだろう。


コントロール奪取をしたという情報に関しては、コントロールできる期限などで挙動が変わる。

《大捕り物》などの「コントロール奪取の期限が設定されていないカード」の場合は効果の関係が切れ、コントロール奪取状態が解除される*6
強奪》などの「装備魔法カード」は裏側守備表示になることで対象不在扱いで破壊され、「コントロールを得る」の効果も解除されて結果的にコントロール奪取は解除される。
上記2つはかつては「関係性は切れるがコントロールは奪えたまま」という裁定だったが、2024年ごろに現在の処理に裁定が変更された。

一方で、《エネミーコントローラー》や《心変わり》などの「コントロール奪取の期限が設定されたカード」の場合は裏側守備表示になった時点では解除されず、設定された期限*7に持ち主のフィールドに戻る。


相性の良いデッキ

1枚でかなり幅広い妨害が行えるので、基本どのデッキにも投入できる。
ただ、1枚あたりのリソース管理に厳しくなっている現環境では、状況に応じて自分にも相手にも使えることが重要視されがち。

よって《月の書》を自分のモンスターに向けて撃ったときでも悪影響の出にくい……すなわち、「S・X・L召喚に頼らずに戦えるデッキ」が2025年現在における《月の書》の主戦場となる。

対象無効に弱く、かつ自分フィールドのモンスターが裏守備になっても展開に問題の出ない融合・儀式・A召喚系のデッキ(例えば【ふわんだりぃず】・【粛声】・【烙印】等)がおもな例だろう。
自己バウンスによる妨害がメインの【メルフィー】でも採用がみられる。


採用率の推移

2026年現在の大会環境における《月の書》の採用率は低い

前述してきた用途は現在でも軒並み有用なものであり、非常に汎用性の高いカードであることは間違いないのだが、いかんせん「モンスター1体に干渉するだけの速攻魔法」という時点で、かなり分が悪い
「伏せたり自分のターンが来たりしないと使えないなら手札誘発で良い」だとか「それ入れるスペース使ってより安定して強固な盤面を作れるようにした方がいい」というのが現実なのである。

また、速攻魔法でかつ「モンスター1体にしか効かない」という問題を乗り越えられる、デメリットは厳しいが踏み倒せなくもなく1枚で全モンスターを裏側守備表示にする《皆既日蝕の書》や、罠カードだが同様の役割に加えて完全耐性持ちモンスターの除去すら可能な《魔砲戦機ダルマ・カルマ》、フリーチェーンではないものの全モンスターを裏側守備表示にしてリバースまで封じる《闇の護封剣》といった対抗馬も存在する。

こう書くと箇条書きマジックで騙したようにも見えるかもしれないが、あくまでインフレに置いていかれ気味なだけであり、
全体除去カードの規制が厳しく、今ほどゲームスピードが速くなかった2005年~2015年の10年間は制限カード準制限カードを何度も行ったり来たりしており、長きにわたってカードプールにおいて一定の存在感を示し続けた
GOLD SERIES』や『THE RARITY COLLECTION』といった「人気の高いカードを収録した再録パック」に複数回収録された経歴もそれを裏付けているだろう。
《魔砲戦機ダルマ・カルマ》は「《サンダー・ボルト》が準制限、《ブラック・ホール》が無制限」「破壊耐性・効果対象指定不可を持つカードが珍しくない」という、《月の書》登場当時からすれば考えられない程のインフレが進んだ21年も後に出現した「令和の環境に対応した新時代の全体除去カード」というべきものであり《月の書》より高性能で当然である。
《皆既日蝕の書》は登場当時(S召喚導入直後)のゲーム速度ではデメリットの踏み倒しが難しく、「ドロー効果を逆手に取ったデッキ破壊」「リバースモンスターと《カオス・インフィニティ》《W星雲隕石》といった全体リバース効果を持つカードを組み合わせてリバース効果を一斉に再起動させる」「守備表示モンスターの除去カードと組み合わせる」などコンボ用カードと見做されており、大方の評価としては《月の書》の上位版という位置付けではなかった。
《闇の護封剣》は自分のターンでしか使えない永続魔法なので役割が異なり唯一性も高かった。
発動条件もデメリットもなく、攻勢でも守勢でも使用可能という多用途性を持つ《月の書》が制限指定されるのも当然というものである。
そもそも、20年以上も前に出たノーマルカードが未だに「一定の存在感を放っている」だけでもかなり凄い部類であるとご理解いただきたいところ。

2025年現在ですら、【スプライト】・【ヤミー】・【センチュリオン】のように、モンスター1体を通常召喚するところからスタートするデッキに対して1枚目を《月の書》で止めれば、それだけで機能停止することさえある。
「使う人が使えば強い」の典型例のようなカードだろう。

N・グラン・モール》よろしく「今や最高峰のカードではなくなった」というだけで弱体化した訳ではないので、これに警戒するのを忘れた相手に突き刺さる場面もあるだろう。


アニメでの活躍

アニメでも度々使用されているが、特に有名なのが上述した『遊戯王ZEXAL II』105話、カイトVSジンロン戦。

ジンロンは先攻1ターン目にして、自分の場に他のドラゴン族モンスターが存在する限り攻撃と効果の対象にならず、
相手のドラゴン族の効果を無効化する《No.46 神影龍ドラッグルーオン》と、自場の装備魔法の破壊を防ぐ《武装神竜プロテクト・ドラゴン》を並べ、
更に《武装神竜プロテクト・ドラゴン》に戦闘・効果破壊耐性を付与する装備魔法《ドラゴン・シールド》を装備させるという鉄壁の布陣を敷く。
「《武装神竜プロテクト・ドラゴン》を退かさなければ《No.46 神影龍ドラッグルーオン》は倒せない」「しかし《武装神竜プロテクト・ドラゴン》と《ドラゴン・シールド》は互いを守り合うため破壊は不可能」「《銀河眼の光子竜》の効果なら突破できるが《No.46 神影龍ドラッグルーオン》に無力化されている」というロックに対し、

「キサマは破壊不能の鉄壁を築いて俺がその前で途方に暮れる姿が見たかったのだろうが……」

「その鉄壁ごと吹き飛ばしてやる!」

ここでカイトが打ち出した対抗策がなんと《月の書》
《武装神竜プロテクト・ドラゴン》が裏守備となったことで《ドラゴン・シールド》は効果対象を失い消滅、耐性も無くした《武装神竜プロテクト・ドラゴン》は銀河眼で粉砕されたのだった。

カイトの使用法は極めて理に適った実戦的なものであり、しかも装備魔法を無理矢理剥がすという応用まで披露しているため彼のデュエリストとしての実力の高さを示す描写には違いないのだが、
105話が放送されていた当時の2013年3月のレギュレーションでは《月の書》は制限カードに指定されていた当時の一級ガチカードであり、そんなものが突然飛び出したことに視聴者からは驚愕の声が多数上がっている。


それ以前では『GX』にてオージーン王子や上述した岩の精霊の方のタイタンが使用。
また直接の使用場面は無いが、《一撃必殺!居合いドロー》を使用する橘一角のデッキに《太陽の書》とセットで投入されていることが確認できる。
居合ドローの補助と思われるデッキトップ操作能力や、失敗時の再挑戦目的と思しき墓地のカードをデッキに戻す効果を持つリバースモンスター《大王目玉》・《デスグレムリン》も投入されているためその補助が目的と推測される。


関連カード

「モンスターを裏側守備表示にする」というカードはそれなりに多い。
全部書くとキリがないので、ここでは似たような効果の「○○の書」のカード名を持つカードや、明らかに《月の書》を意識しているカードを紹介する。


《太陽の書/Book of Taiyou》

通常魔法
(1):フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その裏側表示モンスターを表側攻撃表示にする。
《月の書》の同期。前述した通り、《月の書》とは真逆の効果を持つ。

ただし、こちらは通常魔法であるうえ「裏側守備表示→表側攻撃表示」という動作自体にも《月の書》ほどの汎用性はない(セットしたターンでも使用できる点はコンボ的には活かしやすい)。
リバースモンスターを裏側表示で出した後、すぐに効果を発動させるのが主な使い方。

なお、上記の通り英語名は《Book of Taiyou》。なぜそこだけ日本語……。


《生者の書-禁断の呪術-/Book of Life》

通常魔法
(1):自分の墓地のアンデット族モンスター1体と相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のアンデット族モンスターを特殊召喚する。
その相手のモンスターを除外する。
《太陽の書》と共に、《月の書》の同期。アンデット族のサポートカード。
他の書物カードとは違い、表示形式に関する効果はない名前だけの関連カードだが、イラストは似通っている。

なお、《太陽の書》と《月の書》は初登場時はノーマルだったのに対し、こちらは スーパーレア だった。


月読命(ツクヨミ)/Tsukuyomi》

スピリット・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1400
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・リバースした場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
第3期第5弾パック「闇魔界の脅威」で登場したスピリットモンスター。

《月の書》から約1年後に登場した1枚。月を司る神様が元ネタであり、《月の書》を意識された効果となっている。
タイミングは限定されるが、使いまわせる疑似《月の書》としてスピリットモンスターの中でも特に知名度が高い。

高い汎用性から一時期は禁止カードにまで上り詰めたが、環境の変化によって制限緩和され、2025年現代は無制限カードとなっている。


《皆既日蝕の書/Book of Eclipse》

速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズに、相手フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、
その後、この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ相手はドローする。
第6期第1弾パック「THE DUELIST GENESIS」で登場した速攻魔法。

フィールド全体が対象で、対象を取る効果への耐性持ちにも効くため、《月の書》以上に効果はある。
一方で、自分フィールド上も対象である上、裏から表にした分だけ相手にドローさせるという重すぎるデメリットがある。

登場から長らくは、「そのデメリットをデッキ破壊方面で活かす」などコンボ用として使われることがほとんどであり、独自の強みはあるが扱いにくい玄人向けのカードとして認識されていた。
しかし、エンドフェイズ前に裏側表示のモンスターを処理すれば(もしくはゲームエンドに持ち込めば)デメリットを踏み倒せるため、「自分ターンで相手モンスター全てを無力化した」なら後は基本やりたい放題な現代のゲームスピードにおいて後攻向けの捲り札として再評価されることとなった。
サンダー・ボルト》や《ライトニング・ストーム》などの全体除去カードと比較すると、破壊耐性持ちや墓地効果持ちに対して刺さるのが強みである。


《皆既月蝕の書/Book of Lunar Eclipse》

速攻魔法
(1):手札を1枚捨て、フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
第11期第4弾パック「LIGHTNING OVERDRIVE」で登場した速攻魔法。

対象が2体になった代わりに、手札コストが要求されている点、必ず2体を選ぶ必要がある点がネック。
手札を墓地に送る事に意味があるデッキや、《皆既日蝕の書》のデメリットを嫌う場合、こちらを使うこともある。

なお、日本ではノーマルだが、海外では シークレットレア(プリズマティックシークレット) にまで格上げされた。


《サン・アンド・ムーン/Sol and Luna》

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分及び相手フィールドのモンスターを1体ずつ対象として発動できる。
そのモンスターそれぞれに、その表示形式によって以下の効果を適用する。
●表側表示:裏側守備表示にする。
●裏側表示:表側守備表示にする。
2022年発売の「WORLD PREMIERE PACK 2022」で登場した速攻魔法。

《太陽の書》と《月の書》がセットになった効果を持つ。太陽と月の印字を合わせても爆発したりはしない。
モンスター1体を表側守備表示に、もう1体を裏側守備表示に……する必要はなく、必ずその時と違う表示形式に変更できる。
要は、2体を同時に裏側守備表示にしてもいいし、その逆もいいということ。

ただし、お互いのフィールドから1体ずつ選ばなければいけないという制限があるため、どちらかのフィールドが空だと使えない。
そのため、一概に《太陽の書》と《月の書》の上位互換とは言い切れない面もある。
盤面をあまり動かさずゆっくりじっくり制圧していく【エルドリッチ】や、リバースに意義のある【シャドール】向けのカードだろう。

ポケモンは関係無いはず……だが「サン・アンド・ムーン」で検索するとあちらの方が多く引っかかるので検索する際には「遊戯王」などの単語も併用しよう。


《転輪のスフィンクス/Sphinx of the Cycle》

効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻2500/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):モンスターの表示形式が変更された場合、自分の墓地から魔法カード1枚を除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキ・墓地から「太陽の書」と「月の書」をそれぞれ1枚まで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(3):1ターンに1度、フィールドの他のモンスターの表示形式が変更された場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。
第13期第2弾パック「DOOM OF DIMENSIONS」で登場した効果モンスター。

その正体は《太陽の書》と《月の書》の登場から約23年経って遂に登場した、《太陽の書》と《月の書》を名指しでサポートするカード
モンスターの表示形式が変更された時に墓地の魔法カードを除外して自身を手札から特殊召喚する効果とデッキ・墓地から《太陽の書》《月の書》をセットする効果、自身が場にいる時にモンスターの表示形式が変更されたら場のカード1枚をバウンスする効果を持つ。

要は、
  1. 《太陽の書》《月の書》を使ったら特殊召喚できる
  2. 使ったorデッキに眠っている《太陽の書》《月の書》をセット
  3. 《太陽の書》《月の書》を使ったらバウンス
という、《太陽の書》・《月の書》をトコトン使い回す設計をしている。
「それぞれ1枚まで」という指定なので、セットするのは《太陽の書》か《月の書》のどちらか片方だけでも良かったり、
セットした《月の書》は速攻魔法故に本来ならすぐには使えないがバウンス効果で回収すれば即座に発動できたり、と小回りが効くのもありがたい。

ただし、特殊召喚コストに《太陽の書》か《月の書》を使ってしまうとこのカードでは回収できないため注意が必要。

リバースモンスターを主体としたデッキとの相性がよく、予めセットしたリバースモンスター《太陽の書》をリバースして効果を起動でき、ついでに(3)の効果にも繋がる。


アニメオリジナルカード

  • 《ウラの書》
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するリバース効果モンスター1体を選択し、裏側守備表示にする。
表裏徳之助が使用。
通常魔法かつ対象も指定されていると、《暗黒の侵略者》に引っかからない、それとセットしたターンに使える点以外は《月の書》の完全な下位互換である。

2026年7月現在はOCG化されていない。



余談

マスターデュエル』では、デュエルフィールドの端に配置される「メイト」の1体としても登場しており、ソロモードのクリア報酬として入手できるようになっている。
見た目はただの書籍なので普段は静止しているが、タップ(クリック)すると中のページがパラパラとめくられる。
説明によると「この書を紐解いた者は、魔物を闇に包み込む力を得られるらしい」との事。
また、《月の書》と対をなす《太陽の書》についても、遅れる形で同様にメイト化がなされた。




追記・修正は、反転召喚した《メタモルポット》を《月の書》でセットした後、もう一度反転召喚しようとしてジャッジに注意されてからお願いします。

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最終更新:2026年07月18日 19:35

*1 ただし、極まれに「裏側守備表示のこのカード」という形で使えることが明記されているものもある。2024年時点では《天照大神》や《機怪神エクスクローラー》の2枚。

*2 厳密には「変更する権利がない」。効果で表示形式を変更できるカードがあれば対策は可能。

*3 例:裏側表示の「ゴーストリック」モンスターをL素材にできる《ゴーストリック・フェスティバル》。

*4 これまた面倒なポイントだが、《カッター・シャーク》などに見られる「効果を発動できない」という表記の場合はこの方法を用いても制約を踏み倒せない。「発動できない」はモンスターではなくプレイヤーに対しての効果であるため。

*5 《王家の神殿》などの効果適用中の場合は発動可能。

*6 コントロール奪取時に付与された「攻撃できず、効果を発動できない」等の制約も解除される。

*7 上記の例ではエンドフェイズ。