菊丸英二

登録日:2024/02/06 Tue 14:15:00
更新日:2024/04/10 Wed 21:41:32
所要時間:約 8 分で読めます


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U-17W杯日本代表候補 お前のような中学生はいる アクロバティックプレイ インフレの被害者 オーストラリアン・フォーメーション サーブ&ボレーヤー ダブルスプレイヤー テニスの王子様 テニスをテニヌに変えた男 ムードメーカー ムーンボレー 中学3年生 中学生 主人公の先輩 何故かなかなか立たなかった項目 分身 同調 大家族 大石秀一郎 天真爛漫 愛すべきバカ 料理上手 新テニスの王子様 末っ子 残念、無念、また来週~ 気分屋 濃すぎるキャラクター性 絆創膏 菊丸バズーカ 菊丸ビーム 菊丸印の新ステップ 菊丸英二 足立理 陽キャ 陽気 青学(テニプリ) 青春学園 高橋広樹 黄金ペア


残念・無念・また来週~

菊丸(きくまる) 英ニ(えいじ)


漫画『テニスの王子様』及び『新テニスの王子様』の登場人物。

CV:高橋広樹
実写映画:足立理

【プロフィール】

在学校:青春学園中等部
クラス&出席番号:3年6組7番
誕生日:11月28日(射手座)
身長:171cm
体重:52kg
血液型:A型
利き手:右利き
足のサイズ:24.5cm
視力:右0.8 左1.0
座右の銘:『猫にまたたび』
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
家族構成:祖父・祖母・父(新聞記者)・母・兄2人・姉2人
得意科目:日本史
苦手科目:英語
委員会:なし
よく訪れる学校のスポット:体育館

【嗜好・特技】

趣味:ペットショップ巡り・歯磨き
好きな食べ物:ふわふわオムレツ・プリプリ海老フライ・シャリシャリかき氷
好きな色:赤
好きな映画:アニメ・ファンタジー
好きな本:アイドル小説
好きな音楽:Jポップ
好みのタイプ:明るい子・一緒にいて笑いあえる子
行きたいデートスポット:遊園地
日課:兄弟とのチャンネル争い・持久力トレーニング1日4時間
今一番欲しい物:新しいニット帽
おこづかい使用例:レアものスニーカーを買うための資金
苦手な物(事):夜のトイレ
テニス以外の特技:料理・ハエ叩き・昆虫採集

青学テニス部3年の中では一番中学生らしいというか、大家族の末っ子の為、子供っぽい嗜好の持ち主である。その為後輩からも親しまれており、部では桃城リョーマと放課後に買い食いしたり、アニメ版ではプライベートでも遊んだりと言った描写も多かった。現実にいたら青学テニス部の中で女子と会話が一番弾みそうなのは彼な気がする。


【新テニでのパラメータ・スポーツテスト結果】

  • 新テニスの王子様のパラメータ(5段階評価)
パワー:2/5 スピード:4/5 テクニック:4/5
スタミナ:4/5 メンタル:2/5 (合計16)

  • スポーツテスト結果
50m走 6秒62(4/9位)
握力 48.0㎏(7/9位)
シャトルラン 120回(4/9位)
反復横跳び 67回(2/9位)
背筋 129㎏(4/9位)
上体そらし 67.0cm(1/9位)(河村と同率1位)
長座体前屈 52.8cm(1/9位)
立ち幅跳び 246cm(2/9位)
ハンドボール投げ 31.5m(7/9位)(不二と同率7位)
持久走 4分48秒(6/9位) 

(青学レギュラー9人中)

青学レギュラーの中では身体能力は高い方で、パワー系以外の項目以外はトップクラスで、体の柔軟性も高い。
物語当初はスタミナ不足だったが、持久力トレーニングを日々こなす事でスタミナ面も大幅に進化した模様。


【人物】


青学テニス部の3年生。アクロバティックなプレイヤーで、明るく天真爛漫で、部内ではムードメーカー的存在。

試合では副部長の大石秀一郎と主にダブルスを組み、『黄金ペア』と称される程、青学で最強のダブルスペアである。

当初は大石の事を手塚の『金魚のフン』で『地味で大したことない』と快く思っておらず、シングルスの試合を大石に申し込むが幾度も大石に敗北し、それでも大石の事を中々認めずにいたが、ある日、大石が倉庫で陰ながら特訓しているのを見て、大石が真剣に努力している事を知った事で大石を認めるようになり、次第にダブルスを組むまでの関係になり『黄金ペア』が誕生したという経緯がある。

不二周助とは3年6組で同じクラスで、アニメ版では一緒に授業を受けている場面も描かれている。

右頬に絆創膏がトレードマークで、アニメ版ではよく語尾に『にゃ』を付けることが多いが、原作ではそれほど言っていない。

大家族の末っ子で、青学3年レギュラーの中では良くも悪くも一番子供っぽい性格で気分屋な所もあり、その為メンタル面にやや難がある描写が多い。

例えば、原作版では、都大会終了後に校内ランキング戦で手塚とに敗れ桃城がレギュラー落ちして部活をサボっていた際、『せっかく桃が普通のジャージ着てるトコ茶化してやろーと思ったのにん』とデリカシーに欠ける発言をしたり、アニメ版では、関東大会決勝の立海戦では仁王にプレー中の癖を見破られ、動揺していた際、パートナーの大石に当たり散らした事もあった。反面、集中した際のプレーには光る物があり、良くも悪くも浮き沈みが激しいとも言える。

その為か、菊丸とは真逆のタイプである、中学生離れしている部長の手塚国光には苦手意識を持っており、原作、アニメ版で会話したシーンはほぼ存在しなかった。確かにこの2人が部室で2人きりになった場合の姿を想像するとかなり気まずいのが容易に想像できる……。

念の為言うが、菊丸と手塚は『れっきとした同学年なのである』。


【本編での活躍・プレイスタイル】


試合では基本的にダブルスプレイヤーで、大石に次いでダブルス出場が多く、菊丸のシングルス出場は全国大会2回戦シングルス2の比嘉中・甲斐裕次郎戦しかなかった。

柔軟性のある体を生かしたアクロバティックプレイが得意で、動体視力も並外れている為、どんな体制からでもボールを打ち返す事ができ、予測不能なプレイで相手をかき乱すのが得意。

また、彼が試合中に分身した事が、この漫画の路線が『テニス』から『テニヌ』に変わった転換点だったとも言う読者もいる。その為、冗談交じりでこの世界から来たとか、デジキャラット星の住人ではないかとか思われることも。

原作42巻ではかなり活躍していて、彼もテニヌの世界についていけていたのだが、新テニスの王子様に突入すると、彼にも激しいインフレの波が襲いかかり暗雲が漂い始める事になる。

新テニスの王子様では、U-17日本代表候補選抜合宿に参加し、脱落を賭けたタイブレークマッチの潰し合いで相方の大石秀一郎と対戦する事に動揺を隠せず、最初はもうダブルスを組めなくなる事を嫌がった菊丸が手を抜いたりとわざといい加減なプレーをしていた事に大石が一喝し、目を覚ました菊丸も真剣に勝負して大石に勝利する。

その後、6番コートに所属したが、その後の試合描写は特になく、最終的には、U-17中学生日本代表に選ばれる事は叶わなかった。
大石の相方ポジジョンも仁王に奪われてしまった感が否めず、インフレの被害者になってしまったとしか言いようがない。


新テニでは上記のようにぞんざいな扱いを受けている菊丸だが、無印のアニメ版後期では結構優遇されており、関東大会終了後の『関東ジュニア選抜』にムードメーカーぶりを買われ選抜され、氷帝の忍足とダブルス1で出場し、敗れこそしたが見せ場も結構あった。このジュニア選抜は新テニでも活躍している跡部真田、不二といった錚々たる面々も選ばれており、青学で最初選ばれたのは不二と菊丸だけなのである。*1この時はまだインフレについていけていたのだが…どうしてこうなった。

【必殺技】


  • アクロバティック
柔軟な身体と瞬発力を活かし、常人には無理な体勢であろうと打ち返すことが出来る。菊丸の初期の得意技。

  • 菊丸印のステップ
左右に高速で動くことにより残像を生み分身したかのように見せる。作中を『テニスからテニヌの世界に変えた技』とも言えるある意味偉大な技。分身は3人になる事も可能で、比嘉中の甲斐戦ではこれを利用して一人ダブルスを披露した。

  • 菊丸ビーム
打球が速いジャンピングボレー。当然実際にビームは出ない。

  • 菊丸バズーカ
ストロークのパワーショット。当然こちらも実際にバズーカを打つわけではない。

  • ムーンボレー
大石のムーンボレーを模倣した技。

  • オーストラリアン・フォーメーション
サーブと同時に二人左右に動くことによって、相手に揺さぶりをかけ、プレッシャーをかける陣形。関東大会氷帝戦は桃城とも披露した。

  • 同調(シンクロ
ダブルスの奇跡とも評されており、サインやアイコンタクトすら無しにペア同士の連携が可能になる技。
全国大会準々決勝の氷帝戦で初覚醒し、全国大会決勝の立海戦では自在に操れるようになる。
原作42巻でこのシンクロが可能なダブルスペアは大石・菊丸の黄金ペアのみ。

【戦績】


  • シングルス
全国大会2回戦比嘉中
シングルス2:甲斐           7-6で勝ち〇

  • ダブルス
地区予選決勝不動峰中戦         相方は大石
ダブルス1:森&内村           6-2で勝ち〇
都大会準々決勝聖ルドルフ戦       相方は大石
ダブルス1:赤澤&金田          6-7で負け●
都大会決勝山吹中戦            相方は大石
ダブルス1:南&東方           7-5で勝ち〇

関東大会1回戦氷帝学園中戦        相方は桃城
ダブルス2:忍足&向日           6-4で勝ち〇
関東大会準々決勝緑山中戦         相方は桃城
ダブルス1:源&羽生            6-3で勝ち〇
関東大会準決勝六角中戦          相方は不二
ダブルス1:佐伯&樹            6-3で勝ち〇
関東大会決勝立海大附属中戦        相方は大石
ダブルス1:仁王&柳生            4-6で負け●

全国大会準々決勝氷帝学園中戦       相方は大石
ダブルス1:鳳&宍戸            6-7で負け●
全国大会決勝立海大附属中戦        相方は大石
ダブルス1:丸井&ジャッカル        7-5で勝ち〇


(モブキャラは割愛する)


非モブキャラ成績
シングルス:1試合:1勝0敗     勝率100%
ダブルス:9試合:6勝3敗      勝率66、6%
合計:10試合:7勝3敗        勝率70%


原作では、当然彼の主戦場はダブルスで、特に怪我をする事もなく、青学メンバーの中ではモブキャラ戦も含めて出場した公式戦が最も多く、出場がなかったのは全国大会準決勝の四天宝寺中戦のみである。
原作42巻中ではダブルス向きのプレイヤーが少ない青学レギュラーの中で、貴重なダブルスの主力として部を支えた。

基本的には大石と組むが、大石が怪我で離脱していた際は不二や桃城ともダブルスを組み、見事に勝利している。

黄金ペア』と称されているが、強豪校との試合では意外と負けている描写も多いため、メタ的に見れば相手を強者に見せる為に犠牲になっているともとれる。

菊丸にとってはスタミナ切れで敗北した都大会準々決勝の聖ルドルフ戦がターニングポイントでスタミナ不足を痛感した為か、それ以降は猛特訓しスタミナ不足を克服し、バテることもなくなった。

強豪校との試合では犠牲になりがちな『黄金ペア』だったが、全国大会決勝の最後の立海戦では大石との同調を完全に会得し、見事に白星を飾る。
手塚と乾&海堂ペアが敗れ、2連敗で後がなかった青学だったが、前の試合のシングルス2の不二の勝利に続き、ダブルス1で『黄金ペア』が勝利した事でシングルス1のリョーマにバトンを渡すことに成功し、リョーマが日本中学テニス界最強の男である立海大の部長、幸村精市を下したことで青学は日本一を達成するのであった。


【ミュージカル俳優】

1stSeasonでは
一太郎→永山たかし(初代)、足立理(2代目)、瀬戸康史(3代目)、浜尾京介(4代目)、高崎翔太(5代目)
2ndSeasonでは
小関裕太(6代目)、黒羽麻璃央(7代目)
3rdSeason以降は
本田礼生(8代目)、永田聖一朗(9代目)、田口司(10代目)、富本惣昭(11代目)
が演じている。

【余談】

  • 青学レギュラーの中では唯一ズボンの下にスパッツを履いており、アクロバティックプレイによるポロリ防止だと思われる。


追記・修正の無限の可能性見せてやろうぜ‼

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最終更新:2024年04月10日 21:41

*1 リョーマは当初選ばれず、手塚に頼みこんでなんとか最後の一枠に滑り込んだ。