登録日:2009/12/21 Mon 23:43:05
更新日:2025/02/14 Fri 08:11:52
所要時間:約 6 分で読めます
漫画『
テニスの王子様』に登場する架空の中学校。
正式には氷帝学園中等部。略称は氷帝(ヒョウテイ)。
跡部様こと跡部景吾を始めとする、やたらと濃ゆいキャラクターが通っている
ホスト集団。
私立校で、所在地は
東京都。前年度都大会覇者で全国大会ベスト16である強豪校。部員数も215名とかなり大所帯で、『正レギュラー』、『準レギュラー』、『その他』という階級分けによる徹底的な実力主義のチーム。
制服は特になく、代わりに基準服と呼ばれる制服のようなものがある。
鞄は自由だとか。
学校推薦の
ブレザーとパンツの色がアニメと原作では茶色、
ゲームではクリーム色とグレー。因みに基準服の色が判明した順番はゲーム→アニメ→原作である。
◆主な生徒
「俺様の美技に酔いな」
- 相手の弱点を見抜く程度の能力
- 氷を相手のコートに降らせる程度の能力
- 周囲に幻聴を聴かせる程度の能力
- 相手の骨まで透けて見える程度の能力
ご存じ氷帝の部長兼絶対的エース。やたらと尊大で嫌味なお坊ちゃんキャラだが、自信に見合うだけの才能に努力も積み重ねている。
後には「氷帝」の名に恥じぬ氷系技を身に着け、王国を生んだ男。でも「スケスケだぜ!」はやっぱりどうかと思う
ギャグ描写も多く、
リョーマに坊主にされてからカツラを着用していたり、
乾汁を飲まされて
座ったまま尚君臨したりしている。
試合中の「氷帝コール」は部員の声ではなく跡部様の能力による幻聴かもしれない。
門矢士の
テニスの世界での姿でもある。
作中のみならずリアルでも様付される数少ないキャラ。
一部
腐女子に対する影響力に関しては作中で5本の指に入るだろう。
テニプリ公式で定期的に行われる
バレンタインチョコランキングでは、第二位にとどまった初回を除いて常に一位。
桁が毎回違い過ぎるのでもう殿堂入りしてランキングから外せばいいと思う。
当初は忍足とは「部長と一部員」という関係でしか無く作者は関係を考えていなかったが、腐女子が作者に「跡部と忍足に接点を付けてくれ」とごねた為作者が根負けして、40・5や新テニのスペイン戦出場決定戦で「太陽と月」と言われるなど、後付け設定で接点が作られた。
忍足侑士(CV.木内秀信)
パワー:3/5 |
スピード:3/5 |
テクニック:5/5 |
スタミナ:3/5 |
メンタル:4/5 |
(合計18) |
「攻めるん遅いわ」
- 羆落としを再現する程度の能力
- 心を閉ざす程度の能力
- 技名を略す程度の能力
通称・氷帝の
天才。羆落としを使ってみせたせいか登場当初は劣化
不二呼ばわりされることもあったが、のちのち明確に差別化されている。というか今となってはナチュラルに羆落としを使用してくるキャラも増えているので、それだけで劣化扱いするのも理屈が通らなくなっているので注意。
「心を閉ざす」ことで相手に自分の思考と動きを読ませない。これにより、相手の心を読む能力を身に着けていた桃城に勝利した。
試合中に自分の心を閉ざして普段と変わらない動きができるというのは、もしかしたら本当の意味での「無我の境地」とも言えるのではなかろうか。
また、なぜか物語の途中から唐突に自分の繰り出す技名を略称で口にするようになっていた(例として、フェイクアンドドロップショット→F&Dなど)。
眼鏡キャラではなく伊達眼鏡キャラ。
自他共に認める足フェチ。
読者アンケートでスーツ・着物・白衣・エプロン・サングラスの似合いそうなキャラランキングで、一人だけ全てで10位以内にランクインするという地味に物凄い快挙を成し遂げている。
パワー:2/5 |
スピード:4/5 |
テクニック:4/5 |
スタミナ:2/5 |
メンタル:2/5 |
(合計14) |
「もっと飛んでみそ」
アクロバットをしながら
テニスができる。やたらと飛んでいる。というか、じっとしていられない。
また、アニメで試合中に見せた連続垂直飛びの高さが明らかにおかしく、自身の身長の何倍もの高さまで軽々とジャンプしている。アクロバティックってレベルじゃねーぞ。
ライバルは
菊丸だが、向こうは
分身するので明らかに分が悪い。反面、ジャンプの高さ、アクションの派手さではこちらの方が有利か。
飛んでみそと言うが、好物は味噌ではなく納豆。
某カエラを彷彿とさせる超お洒落ヘアーが特徴的。
パワー:3/5 |
スピード:3/5 |
テクニック:5/5 |
スタミナ:3/5 |
メンタル:3/5 |
(合計17) |
「すばらC~!」
普段は寝ているが、ワクワクする相手に出会うと途端にハイテンションになる。
それが過剰なときは試合前にズボンを脱いで下着になるのも仕方ないこと。走り回ったりするのに中身が見えないのは
禁則事項なので仕方ないね。
何処かで眠ってしまっても、樺地が跡部の元へ「持って行って」くれるので問題ない。
兎に角手首が柔らかい。
関東大会では不二にフルボッコにされた。試合の出番はこれ以降特になし。
宍戸亮(CV.楠田敏之)
パワー:3/5 |
スピード:4/5 |
テクニック:3/5 |
スタミナ:3/5 |
メンタル:4/5 |
(合計17) |
「激ダサだな」
ロン毛から短髪になり、鳳と絡んだことによって腐女子の餌食になった。
実は、
沖縄勢が出てくるまでに
瞬間移動が出来たのは彼のみ。
早いのがお好きなようで、球も早々返す(この作品では殆どがライジングで返球されているが)。
かなりの努力家で氷帝一の常識人でもある。ボンボン揃いの氷帝の中では親が教師の為か貴重な庶民派。
当初は相手を見下す態度が目についたが、
不動峰戦で橘に惨敗したことで正レギュラーから外れるも、この敗北をきっかけに精神的に成長し、滝に完勝し、レギュラーに復帰。
その後、鳳とダブルスを組み、氷帝で最強のペアになる。
実写映画では水蒸気を纏って走る事から、速度はマッハを超えていると思われる。
鳳長太郎(CV.珍獣nmkw)
パワー:4/5 |
スピード:3/5 |
テクニック:3/5 |
スタミナ:3/5 |
メンタル:2/5 |
(合計15) |
「一球…入魂!」
宍戸と絡んだことで腐女子の餌食に。
「サーブだけ!サーブだけ!」という掛け声で応援されるが、実は弱点がありそのサーブが入らないこともしばしばあった。
ぶっちゃけノーコンだが、速さは作中トップクラス(更に乾に指摘されたことで癖を克服し、ノーコンを改善した)。
絵に描いたような好青年。親も弁護士と跡部ほどではないがボンボン。
後輩にいたらちょっと嬉しいかも。
氷帝のダブルスの名手で、氷帝全公式戦で唯一負けてないキャラである。
氷帝には顧問の考えにより長らく副部長がいなかったが、考えが変わったのか、テニパでは来年は鳳が次期副部長に就任すると発表された。
日吉若(CV.岩崎征実)
パワー:3/5 |
スピード:3/5 |
テクニック:4/5 |
スタミナ:4/5 |
メンタル:3/5 |
(合計17) |
乾「日吉若、2年。アグレッシブベースライナー。
性格は冷静沈着で他人に流されない。
少し神経質な面もあるが、常に前向きで、虎視眈々と正レギュラーを狙っていたようだ。
誕生日は12月5日。
血液型はAB型。
好きな言葉は───
「下剋上だ」
上を狙うことしか考えていない2年生。
上がいなくなった時が見物である。
下剋上が好き過ぎて新しい言葉下剋上等を作る。
因みに下剋上に目覚めたのは3歳の頃。一体何があった。
変則的フォーム(
古武術フォーム)も登場時はちょっと斬新だったが、どんどん濃いキャラが出て来て押され気味。
一応先輩をさん付で呼んで表面上は敬意を払うが、どうしても見下している感が否めない。
だがそれがいい。ダブルスも出来る辺り、こんなでも主人公よりは対人スキルはある模様。
しかし自分より小さくて体重も軽くて跳ぶのが得意な先輩を土台にしてジャンプしたのには驚いた。お前が跳ぶのかよ。
某関西弁丸眼鏡先輩とは違いガチで目が悪い為(あんな前髪してりゃ…)普段はコンタクトを使用し、家では眼鏡。隠れ眼鏡キャラ。しかし本人は眼鏡が嫌いだとか。
UFOネタはミュージカルからの逆輸入。
ゲームではドS………公式もドSか?
新27巻で、氷帝の次期部長に就任する事が判明した。
尚、テニパで「鳳とは幼馴染」という設定が判明したが、実は跡部と忍足の接点、石田鉄の兄の銀(20・5では鉄は兄がいない設定だった)同様、後付け設定である。テニプリは選手同士の人間関係に力を入れている為、本編の氷帝戦では鳳と日吉の接点や絡みが描かれなかったのは作者が二人の関係を考えていなかった為であり、実際に40・5では日吉は「同学年は下克上に関係無いから興味無い」と言い切っており、本編では鳳と日吉の絡みや会話シーンは皆無だった。
恐らく跡部と忍足同様、腐女子が「鳳と日吉に原作でも接点を作って欲しい」とごねた為、作者が根負けして後期ファンブックのテニパで設定を後付けしたと思われる。
樺地崇弘(CV.鶴岡聡)
パワー:5/5 |
スピード:1/5 |
テクニック:3/5 |
スタミナ:3/5 |
メンタル:4/5 |
(合計16) |
「ウス…」
「勝つのは氷帝です‼」
その純粋なプレイスタイルで、相手の技を模倣する。
例え菊丸ビームでもムーンサルトでも無茶振りされてもなんとか出来る。きっと分身も可能。無我の境地涙目。
跡部様の唯一のお友達。どんな無茶振りをされても「ウス…」の一言で必ず実行する仕事人。
その気になれば食欲すらも調整可能。その辺のハイパー
メイドくらいの実力はあるかもしれない。
跡部「食え… 樺地」
「ウス…」
常に三歩下がって付いて行く作中きっての
大和撫子。
クスクス笑ったりはしない。
滝萩之助(CV.喜安浩平)
「やるねー」
- 宍戸に完敗しレギュラーの座を奪われる計測係に転向した人
氷帝の魔術師。時々
モブにいる。
ゲームではチート性能を持つ。
キャラの濃ゆい氷帝の中では余り目立たない上、正レギュラーから外された為、出番は少ない。だが跡部の中の人はもっと彼をフィーチャーしてほしいらしい。
大体
やるねーとあったら彼である。
ヤルネェが流行ったことで彼の出番が増えることを祈ろう。原作よりもアニメの方が出番が多い。
氷帝の計測係。コンマ一秒まで狂わない。OVAでは跡部様の代わりに坊主を申し出たりと、いい人。フシューって言ったりしないし顔面キラーでもない。
◆教師
「行ってよし!」
齢43の音楽教師。
負けたら即レギュラー落ちで挽回の機会も設けようとしない等、現代だったらパワハラ部活も真っ青な指導法を取る。スーツに革靴という出で立ちでコートに入っちゃう辺りは、顧問としてどうだろう。だが彼がテニスウェアを着ている姿を想像できないのもまた事実。
顧問では唯一キャラソンを出したりと異様な人気を誇っている。更に一部ゲームではまさかのプレイヤーとして選択可能だったりする。
本作の某女性向け恋愛ゲームでは何故かこの榊太郎が攻略出来たりもする。
しかも一度ルートに入ったら抜けられない。因みにそのゲームの主人公の設定は中1女子……ロリコンにも程があるだろう。
余談だが、ゲーム(の
攻略本)と原作で誕生日が違う。
彼の考え(20・5巻参照)により、氷帝には跡部の代までは副部長はいなかった。
◆OB
越知月光(CV.川上貴史)
『
新テニスの王子様』で登場した氷帝学園中の元部長で現高校3年生。通称『青メッシュ先輩』身長2m越えの高身長すぎる
イケメン。氷帝を全国区の強豪にのし上げた立役者で、氷帝の土台を作った地味に偉大な人。
詳細は項目参照。
追記・修正、やってよし!
- 跡部様のファンへの影響はキャラ個人としては作中どころかどの国内作品見渡しても間違いなく十位以内に入るレベル -- 名無しさん (2014-07-16 12:53:18)
- 若の部分、上がいなくなったら榊に挑んで名実ともに氷帝テニス部の玉座に君臨するんだろ。 -- 名無しさん (2014-09-21 09:16:45)
- 榊に挑んでどうすんだよww -- 名無しさん (2014-09-21 09:20:58)
- 樺地の模倣能力って相手次第では強力な武器にもなるけど逆に自身の身を危険にさらす典型的な諸刃の剣だと思うわ。 -- 名無しさん (2017-11-27 17:37:12)
- ↑というよりそこんとこ考えずにただただ反射的に撃ってるだけなところがあるね。ああいうところを直して過去に模倣した選手の技を自在に使えるようになったら相当やばくなる気がするんだがそういう進化はしないのかな? -- 名無しさん (2017-11-27 18:00:54)
- 跡部のバレンタインt -- 名無しさん (2018-05-01 23:13:35)
- ↑切れた、チョコランキングが3位に陥落した模様、因みに一位はダビデで二位 -- 名無しさん (2018-05-01 23:20:40)
- 日吉は跡部にも期待される次期部長なのに、勝ち試合が一つもない不遇っぷり。初戦の相手からしてリョーマな上に、原作では6-4をアニメでは6-2って酷いだろ -- 名無しさん (2020-07-08 22:18:41)
- 跡部様以外が弱い。どう考えても四天王寺の方が層が厚い -- 名無しさん (2021-04-02 00:52:30)
- 都大会で不動峰に負け、関東大会は初戦敗退、開催地枠ってことで出場できた全国大会も3回戦(ベスト8)と学校の成績自体は微妙。日本代表入りしたのも跡部1人だし -- 名無しさん (2022-09-04 21:05:48)
- 樺地って手塚を追い詰めてるから代表入りできるくらいには強い気がするが・・・合宿で強制退去させられたのは扱い辛かったから? -- 名無しさん (2023-11-16 16:06:02)
- 新27巻の日吉王国って、トラブルダークネスみたいなハーレム物だったら、色々危なかったよね。 -- 名無しさん (2024-03-10 16:55:47)
- 鳳、誕生日おめでとう!! 来年も新副部長頑張って!! -- 名無しさん (2025-02-14 08:11:52)
最終更新:2025年02月14日 08:11