ガーリィレコード

登録日:2024/09/23 (月曜日) 23:33:00
更新日:2025/04/30 Wed 22:25:28
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ガーリィレコードは、高井佳佑とフェニックスによるお笑いコンビである。
所属事務所は吉本興業で、東京NSCの17期生にあたる。

概要

結成はフェニックスと高井が世紀末リーダー伝たけし!が大好きという共通点から意気投合したのがきっかけ。
当時高井は幼馴染と3人で上京しトリオを結成していたのだが自分だけ追放されたため、この誘いに乗っている。
当時はツッコミだったのだが本人は内心嫌々でやっていたようで、コンビ結成後はボケに回っている。

2024年現在では二人を中心にしたYoutubeチャンネルのメンバーと共に活動する事も多く、定期的に開催されている主催ライブではそのメンバーやゲストと共に運営している。


メンバー

高井佳佑

1992年8月18日生まれ。ボケとモノマネを担当する。
北海道上川郡剣淵町生まれで、同地の観光大使を務めている。
2020年末に一般人女性との婚約を発表し、翌2021年に入籍。更に2023年11月には長女が誕生した。
結婚前は雨ノ宮と同居していたが結婚したため解消している。

漫才の他にモノマネでのお笑いを得意としており、そのレパートリーは2024年時点でもどんどん増えている。
特に藤原竜也の物真似は紆余曲折ありながらも本人から公認⇒黙認されており、伊藤開司の物真似をやりすぎたせいか賭博黙示録カイジ関連の映画やイベントでは公式から声がかかっている。
アニオタ的な物真似のレパートリーは非常に多く、キャンチョメ空条承太郎永沢君男シャンクス赤犬海馬瀬人範馬勇次郎全身緑色の化け物レックスリヴァイ兵長武田鉄矢アーニャ・ジャイアンのママ・太郎・トッポなど枚挙に暇が無い。
共通してほぼ全ての物真似はしっかり外見も似せてきているのだが、全身緑色の化け物レックスだけはどうしようも無かったのか、同じトイストーリー物真似をしていたお笑い芸人のラパルフェから動画内で「細かすぎてのオーディションに出すにはリスクが高すぎる」という理由で参加を拒否された。

昔は100キロ級の体重を維持していたが、結婚を期に減量化が進んでいる。
また運動神経は相応以上に良く、舞台やライブなどでは遺憾無く身体能力の高さを発揮。
歌唱力も非常に高く、Mr.Childrenや米津玄師などの歌真似を熟している。
一方で発覚しているアレルギーの数が多く、蕎麦・クルミ・アーモンド・ピーナッツ・メロンが確認されている。

フェニックス

1992年8月3日生まれ。ツッコミとネタ作りを担当する。
東京都大田区蒲田出身で、元々は本名の阿部光で活動をしていた。
3歳の頃に両親の離婚を経験し長らく父子家庭で育ったため、暫くの間自分が中国系イギリス人のハーフとは知らなかった*1
2024年現在では後述の太郎やなかじま徒歩圏内とシェアハウスで同居している。自室はアニメや漫画のグッズでいっぱいで、収納しきれないほどのフィギュアなどで埋め尽くされている。
辛い物が苦手でコンソメスープでえづくほど。

高井の影に隠れがちだが彼もモノマネのレパートリーは豊富で、高井の相方的立場のキャラクターを模倣するケースが多い。
紫に塗ったウママスクに耳付けてディスポって言い張るのはどうなんだ。
あるある系やお題によるモノマネでは厨二病的なキャラクターを演じる。

実はお笑い芸人を目指したのはなろうと思っていた自動車整備士が儲からないと聞いたから。

Youtube

Youtubeでは2017年より活動を開始。
ガーリィレコードチャンネルという名前だが後述のガーリィレコードとは無関係な人が出ているのが特徴。
しかもメンバーの片方はカメラ担当なので映らないという…。
ガーリィレコードはぽっちゃりとガリのコンビです。
元々はTwitterでファンが投稿した『対マスターハンド戦にて全く意味のないフォックス 下スマッシュ』という大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのモノマネ動画がバズった影響から、転載防止のため動画配信を始めた*2

元々は舞台裏でのちょっとした動画やモノマネを披露していたが、2018年夏以降からは同じ東京NSC17期の雨野宮将明と太郎を加えた4人組でほぼ毎日動画投稿をしている。
撮影担当は主にフェニックスが担当している都合上、画面に映るのは3人のデブでやたら圧迫感が凄い。企画やコラボ系では別の人物がカメラを持つ場面もあるが、どこぞのヒゲのような立ち位置と言えばわかりやすいか。
撮影場所はシェアハウスがメインで、この一軒家は取り壊しが決定しているため何をしても基本的に問題は無い。なので住んでいるメンバーによって好き放題にされており、おおよそ一般家屋とは思えないほど過剰な行為を日々行っている。また吉本興業本社で撮影する日も稀にある他、メンバーの営業に便乗しての遠征や旅行で遠出する時もある。

タレントやコンテンツとのコラボを頻繁に行っている。
芸人では水溜りボンド、なだぎ武、R藤本、キングコング梶原、終わった人、鬼ぷりん大石、ラパルフェなどと共演。
それ以外では、ガチャピンちびまる子ちゃん、SUSURU、高橋一生などがコラボしている。

本チャンネル動画で有名になったコンテンツとして『気配斬り』というものがある。
これは目隠しをしてお互い離れた場所に立ち、音や気配を頼りに相手をウレタン製の棒でシバくというゲームだが、一時期話題となりバラエティ番組の『嵐にしやがれ』でもコーナーとして行われた事がある。

動画メンバー

雨野宮将明

かつて「ハンプティ・ダンプティ」というコンビで活動していたが解散。現在はピン芸人としての活動の傍ら、俳優業も行っている。
その活動のおかげか須賀健太や加藤諒といった著名俳優との交友もある。
元々は高井とルームシェアをしていたが、高井の結婚を期に一人暮らしになった。

実はガーリィレコードがYoutube動画を投稿するきっかけを作った人物で、初期は撮影担当を雨ノ宮が行っていた。
だがすぐに自身も動画出演するようになり、特徴的な笑いや稀に見せるアクロバティックな動きでファンを魅了している。
動画内ではゲラ役を務める一方で企画の被害者になる事も多く、新居に突入されたり、高井扮する武田鉄矢から謎の寵愛を受けたり、茫然自失した太郎からの質問攻めにあったりと苦労も経験している。

2023年から2024年にかけておよそ一年間活動を休止していたが、タイ旅行の動画でしれっと復活し、以後は多少弄られつつも普通に復帰している。

太郎

本名は秋山太郎。
かつては「パンプアップ」というコンビで活動していたが解散している*3
フェニックスと同じシェアハウスに住んでおり、その関係からガーリィレコードの動画に参加するようになった。その動画の中で度々活躍する事からファンからの知名度を上げ、芸人としてはYoutubeでの人気を他メディアよりも先駆けて挙げた人物でもある。
2023年11月に一般人女性と結婚した事を報告。と、同時に結婚指輪を沖縄の海で無くした事を公表し、現地で撮影した動画を元に高井が捜索に向かった*4

持ちネタに『参っちゃいますよね』というものがあり、ライブではそのワードを元にした『太郎の参っちゃいますよねNIGHT!』が開催された事もある。
動画ではリアクション芸に定評がある他、虚空を見つめ同じ単語を繰り返し喋る不気味な太郎と化す姿や、長州力などのモノマネなどが有名。
更にベイブレードX発売時に登場した初期ベイ男なるキャラでは、旧式ベイブレードとベイブレードのパチモンを使用する少年姿のおじさんを披露。なんと公式及びベイブレードの漫画作者に認知され、作者からは記念にイラストを贈られている。

本Youtubeチャンネル最大の被害者でもあり、大体の場合で動画撮影が行われるのは太郎の自室である。
この自室ではこち亀の派出所並の活動が行われており、『壁の破壊と再生』『床一面水浸し』『本格中華料理製作』『100キロ越えのデブによる激しいダンス』『部屋主以外の嗜好によるDIY』『歌の収録』『キャンプ』『サッカー』『焼き魚調理』『燻製』『LEDライト増設』『部屋主以外による不法占拠』『サウナ体験』などなど、およそ犯罪以外の全てを経験している。
あまりに太郎が看過できない動画撮影が行われた場合、翌日の動画は大体太郎による報復が行われる。

なかじま徒歩圏内

元々「さわやかだいちゅき」というコンビで活動していたが、現在はピン芸人で活動している。
太郎・フェニックスとシェアハウスで暮らしており、太郎の隣の部屋に暮らしている。その立地から極稀に撮影に参加する事や、遠征の際には撮影担当を代理で行う時もある。
フェニックスに似ている様相から「ダークフェニックス」の異名を持ち、ファンからの認知度はかなり高い。
ジャニーズのファンであり、部屋の壁には大量のアルバムが懸架されている。

大嶺ケイシロウ

ガーリィレコードらの1期後輩にあたる人物で、2023年3月に芸人を引退している。
それまで動画出演や撮影担当を行った事もあり、沖縄旅行では出身者という理由から案内役のため駆り出されていた。
またガーリィレコードのライブではコーナーの司会やMCを担当した経験もある。



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最終更新:2025年04月30日 22:25

*1 母親とはその後テレビ東京の番組『母ちゃんに逢いたい!』にて22年ぶりの再会を果たしている

*2 なお2017年時点で股関節に限界を感じたのか、バズった時点でこの物真似に制限をかけている

*3 だが別段不仲になった訳ではなく、交友は続いている。

*4 当たり前だが見つからなかった