グランアレグリア(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2025/03/20 Thu 01:08:53
更新日:2025/10/11 Sat 23:06:42
所要時間 1.125 マイル 18 分で読めます!


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Gran Alegria Mile×Rule Star ¡Qué alegría! おはマイル すまいる・まい・うぇい! ぷりてぃ〜ぐれい やべー女 ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー クリストフ・ルメール グランアレグリア グランアレグリアはまだ気づいていない サラダフラグ サンデーレーシング スプリンター スポーツ万能 デカ尻 トレセン学園中等部 マイラー マイル マイルのゲシュタルト崩壊 マイルール マイル界の絶対女王 ヤード・ポンド法 ルームメイト不明 万哩へ響け大歓声 三階級制覇 先行バ 前程万哩 動くと輝く 夏目妃菜 差しウマ 感覚派 推してまいる! 杉原誠人 池添謙一 爆速実装 真のマイル女王 短距離 美浦寮 藤沢和雄 頭マイル


あたし、マイルでは最強なので!
0.75マイルでも、1.25マイルでも!

グラン(Gran)アレグリア(Alegria)とは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物の一人である。
CV:夏目妃菜


+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:可能性は無限大!最強マイルウマ娘
誕生日:1月24日
身長:160cm
体重:10マイルくらい成長中!
スリーサイズ: B84・W55・H85
靴のサイズ:左:24.0cm、右:24.5cm
学年:中等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:運動全般、ソフトクリームを綺麗に巻くこと
苦手なこと:深海魚、静かな場所、かくれんぼ
耳のこと:マッサージされると爆速で眠くなる
尻尾のこと:寝る前は赤いリボンで毛先までまとめる
家族のこと:家族全員が英語で話す『英語の日』がある
ヒミツ:①一番かっこいいと思っている漢字は『哩』*1/②マイルだと思ったら海里だったときちょっとがっかりする
自己紹介:はいっ、グランアレグリアです! 0.75マイルでも1.25マイルでも未来のマイル女王は負けませんっ!

キャラクターソング:Mile × Rule Star


満たす、応える

守るべきものを
大切にしながらも
前例のないことへの
挑戦も続けてきた

そうすることで私は私自身を
認めることができる
その欲求を満たしたくて

凛然とした歩みや勇気を
人々が称えてくれる
その歓声に応えたくて

2025年 URA 名ウマ娘の肖像「グランアレグリア」より

◆概要

史上初となる古馬マイルGⅠ完全制覇*2を果たし、1600m以下のGⅠだけで6勝を積み上げたマイル女王「グランアレグリア」をモチーフとするウマ娘
アプリ版4周年記念となる2025年2月22日にて新規発表された一人。
やや赤みがかかった鹿毛と雲形定規のような形状の流星が特徴的な、天真爛漫快活少女。愛称は「グラン」*3
天性の運動神経を持っており、やったことのないスポーツやアクロバットを一目見ただけで再現できる「感覚派の天才」

アメリカのマイルレースで活躍した母の影響を受け、短距離のスピード、中距離のスタミナを兼ねたマイルこそ最強を決めるにふさわしいレースであり、そのマイルを最も得意とする自身こそが最強と豪語する。そしてそのマイルレースで最強を証明し真のマイル女王になり、ゆくゆくは三階級制覇すら視野に入れている。
マイラーとしての実力も申し分なく、育成ストーリー内でもたびたび自身のことを「最強マイラー」「マイルの天才」と自負する。
そのマイルへの拘りは並ではなく、あらゆる単位や感情をマイルで表現する独特な感性の持ち主。決めポーズも胸の前で腕を「M」の形にするものとやはり独特。同時期にXで流行った「次やったらこれだから」のポーズではない。

具体的にどうマイルに例えるのかというと
  • 花壇の手入れをした際の疲労感→20マイルくらい疲れた
  • もうひと踏ん張りすること→50マイル踏ん張り
  • ファンレターを貰って嬉しい→感激120マイル
などのようなもので、テンションや感情の大きさやその場のノリで数値が決まる。50マイル踏ん張りはひと踏み辺りがデカすぎない?

なお、彼女の育成シナリオ内で登場するマイルの最大単位は無限大大マイル*4、最小は0.000125マイルである。もうわけわからん。

「ロードワークの最後にスタンドでGIRLS' LEGEND Uの決めポーズをする」、「ラジオで国会中継を聴いてリラックス*5」、「嬉しいことがあったときはナツメヤシをひと粒食べる」等々、自身に様々なマイルールを課している。これは一種のルーティンのようなものであり、コンディション維持も兼ねている模様。???「マイルだけに“マイル”ール…フフッ」
明るく社交的で交友関係も広いが、そのマイル主体の独特の言動と感覚派の天才故の言語化の難しさ故、慣れないうちはコミュニケーションはやや難しい。他のウマ娘も似たような特殊な言葉遣いのがいるみたい…

一方で感覚派の天才とは、言い換えれば「自分の感覚に絶対の自信がある」ということに他ならない。
例えば、レース途中でペースを落としたほうが良いとトレーナーが指示しても、走っているときにペースを上げたほうが勝てると感覚で理解すれば全力疾走してしまう。そして勝ってしまう
ゆえに本人の体の状態そっちのけで無茶な走りとなり、無意識に体を追い込んだり最悪の場合は壊してしまう結末にもなりかねない。
なにより感覚で何でもできてしまうから、マイルが余裕で勝てるなら中距離も余裕で勝てるだろうといったポジティブな増長も起きてしまう。
彼女のトレーナーになるということは、必然的に「彼女の天才的感覚の一挙手一投足を理解し、適切な指示とトレーニングを課す」のが最重要なのである。

好きなものはサラダ(on玉ねぎドレッシング)と蕎麦、飛行機。
マイルと付くものは何でも好きらしく、前述した飛行機が好きな理由は「マイルが貯まるから」とのこと。
逆にじっとしていたり静かでいるのは苦手な模様。
イヤホンをして音楽を聴くのも周りの音が聞こえなくなるため好きではないらしい。

◆アプリ版の活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:A マイル:A 中距離:C 長距離:G
脚質 逃げ:E 先行:A 差し:A 追込:B
2025年3月11日、☆3「すまいる・まい・うぇい!」として実装。
4thアニバでの新規発表から僅か18日という、前年のほぼ同じタイミングで実装されたトランセンドと並ぶ爆速実装となった。
ただ、4年目ではそのトランセンドも含めたスピード実装組が多発していたこと、3月下旬にチャンピオンズミーティングMILE、それも勝ち鞍である桜花賞ベースのものが開催されることなどから、「マイルチャンミ特効枠としてグランアレグリアがスピード実装されるのでは?」と予想を立てるプレイヤーも多かった。
育成実装期間の認識までインフレしてきてない?

最も得意と自負するマイルは当然A。短距離も高松宮記念で2着、スプリンターズSで勝利とGⅠで十分すぎる成績を収めており当然のA。
問題の中距離でも2戦とも掲示板入りはしているためかCと中々高め。
ただしCにもかかわらず育成目標に「天皇賞(秋)で1着」があるが、シニア級終盤であることや実装時点での育成環境のインフレなども踏まえると、適性を上げずともステータスで十分ゴリ押し可能なレベルなので、初心者かつURAシナリオといった場合でもなければ気にしなくていいだろう。
長距離適性については望むべくもないのに、2マイルの天皇賞・春を走らせるトレーナーが続出したらしい。実装と同時期の適性因子の仕様変更で、対人用はともかく育成では走らせやすくなったとか。

脚質適性は先行・差し共にAとなっているが、後述するスキル構成から先行はあまり相性が良くない。

[すまいる・まい・うぇい!]

実は手作りなんです!
おはマイルワッペン!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[すまいる・まい・うぇい!]グランアレグリア」勝負服
© Cygames・JRA

スピード +0% スタミナ +0% パワー +10% 根性 +20% 賢さ +0%
「スマイル」は元気印の彼女っぽいフレーズと思わせておいて「スマイル」。スペル表記でもSmileという筋金入り。
お馴染み赤バッテンこと、サンデーレーシングの勝負服「赤十字襷袖黄縦縞」がベース。
左胸にはイニシャルをもじったGAの文字の入ったGAワッペンと、ニッコリマークと共に「OHAMILE」と書かれた可愛らしいおはマイルワッペンが付いている。
GAワッペンには「大観衆の中に常にあたしがいる」、おはマイルワッペンには「あたしがマイルを代表するウマ娘だって宣言」の誓いが込められている。
しかし何より目を引くのはその露出度の高さ
丈の短い上着にショートパンツなので腹と太腿が丸出し。それに加えてパドックや勝利モーションではその衣装*6で宙返りや側転を披露するため、目のやり場に困ること請け合い。
タイキシャトルやシンボリクリスエス、バブルガムフェローなどの所謂「藤沢厩舎組」の殆どが揃ってへそ出し・腹出しスタイルという妙な共通点もあったり。

所持スキル
短距離とマイル限定のスキルを多く修得する。
自前で加速スキルを多数持っていることに加え、勝負服イベントの一つに「切れ者」獲得のチャンスがあるため性能面はかなり優秀。
「中団以降から」が条件のスキルが多いため、作戦は差し、若しくは適性を上げて追込がパフォーマンスを発揮しやすい。

特に覚醒スキルはこれまでSSRパワー【朝焼け苺の畑にて】ニシノフラワーでのみ取得できた、短距離・マイルでの前に出る効果のスキル「トキメキハート」に、後方脚質版ハイボルテージとでも言うべき新規の加速スキルである「天真爛漫」とどちらも非常に強力。
因みに天真爛漫の進化スキルである「万哩へ響け大歓声」では距離制限が失われる代わりに芝限定になるという特殊な仕様が設けられているが、バ場制限が無いと魔改造された上でダートでも暴れてしまうことを懸念しての事だろうか?

通常スキル:
マイル直線〇、胸の高鳴り、足任せ、(覚醒Lv2)一足飛び、(覚醒Lv4)ステップアップ

レアスキル:
(覚醒Lv3)トキメキハート(レース終盤始めの方に前に出る/短距離・マイル)
推してまいる!(レース終盤初めの方にしばらくの間前に出る、マイルレースだとしばらくの間すごく前に出る/短距離・マイル)

(覚醒Lv5)天真爛漫(レース終盤始めの方で中団以降にいると加速力が上がる/マイル)
万哩へ響け大歓声(終盤始めの方で中団以降にいると持久力を少し使って加速力が上がる、マイルレースだと終盤始めの方早めに持久力を少し使って加速力がすごく上がる/芝)



マイルこそあたしの舞台!


強い子も、速い子も、ライバルも、みんな抜き去って──


なるよ、マイルの女王に!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[すまいる・まい・うぇい!]グランアレグリア」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「¡Qué alegría!*7
効果は「レース中間地点で中団以降にいると短い間前に出る、短距離かマイルレースならその後のラストスパートで短い間すごく前に出る」となっている。
継承した場合は後半の効果も「すごく」→「少し」となって残るため変わらず優秀。
マイルの女王になると言っているが、スキルの発動自体はどの距離でも可能だし短距離でも追加効果は発動する。やっぱり気付いていないのでは?

強化されたすごく前に出るという優秀な固有スキルに、上述したこちらも強力な覚醒&進化スキル2種の合わせ技により、正にマイルの女王と呼ぶに相応しい実力を秘めていることから、実装当初からマイル枠の新たなトップ級ウマ娘として高い評価を得ている。

演出ではグランアレグリアがポップなアスレチック空間で見事なパルクールを披露する。でもやっぱりその衣装で大開脚されると目のやり場に困る。

証明できたかな?
負けないよ、マイルなら!

固有二つ名は「マイル界の絶対女王」。
取得条件は「桜花賞、安田記念、マイルCS含むマイルのG1を5勝以上し、パワーが1200以上になる」こと。
目標レースでマイルG1はこの3レースを含めた計5回走る上、パワーも補正で上げやすいので取得難易度は低く、意識せずとも達成できる。

サポートカード

2025年2月24日、新規登場と同時のタイミングで汎用のRと共に4thアニバーサリー記念報酬としてSSR【NEW TALES AWAIT】が実装されている。

SSR【NEW TALES AWAIT】

得意トレーニングはパワー。
配布報酬サポカのためやはりガチャ産と比べると性能は控えめではあるものの、
固有ボーナス含めてパワーボーナス+2が付くため、パワーを伸ばす能力はそれなりといえる。

グランアレグリアらしく、気合十分や上昇気流といったマイル(特に後方)向けのスキルを多く備えている他、
連続イベント完走後のレアスキルもやはりマイル用の「豪風一閃」を取得可能。

因みに採用イラストは4thアニバ以降のメインビジュアルのため、例によってセンターを飾っているのはグランではなくアーモンドアイだったりするのだが、
そのすぐ隣にいるのがグランという構図のため、友情トレーニング発生時に画質がガビガビになったりはしない。

個別ストーリー

とある日、一人の新人トレーナーが仕事の合間に喫茶店に入る。
おしぼりを店頭に飾られていた蹄鉄の形に畳み、メニュー表に指を走らせ、小腹が空いたので軽くサラダを注文する。
……ふと顔を上げると、こちらを覗き込む一人のウマ娘がいた。

……蹄鉄型に畳まれたタオル。マイルを測るかのように動かされた指……。
スタートの合図をするように、トントン!!
そしてサラダ!!

先のトレーナーの何気ない行動を一つ一つ値踏みするように反芻するウマ娘。そして、

……っ。やっと見つけました! あたしの、トレーナーになってください!

突然、ワケも判らないままトレーナー仮契約をしたのだった。

そのウマ娘の名はグランアレグリア。
マイルレースに並々ならぬ愛情を持ち、やがては三階級制覇を目標に掲げるウマ娘。
本来なら元マイル王と呼ばれたウマ娘を輩出したベテラントレーナーが取材で語った「三階級制覇をしたウマ娘こそが真のマイル王」という言葉に感銘を受け契約を持ちかけていたのだが、彼は既に他のウマ娘とチームを組んでおり、過去にリーチをかけたウマ娘もたった一人しかいない三階級制覇という難しい夢を掲げるグランアレグリア一人を見ることはできないという理由で断られたことで別のトレーナーを探していたとのこと。
一応他のトレーナーからスカウトはされていたが、自分のマイルールに合う人物とトレーナー契約を結びたく探していたところ、そこで喫茶店に居合わせた新人トレーナーのやった行動が偶然彼女のマイルールと同じものだったためお眼鏡にかなった……ということらしい。

だが突然そんなことを言われても、そんな理由でトレーナーを決めていいのか。
ベテラントレーナーですら簡単に頷けない難題に、軽々しく「同じ夢を追いかけよう」と言っていいのか。
彼女の夢を壊すわけではなく、純粋な疑問として彼女に投げかける。
しかし、「なーんだ、そんなこと!」と、トレーナーの疑問を彼女はあっけらかんと笑い飛ばす。
そして三階級制覇のイメージが湧かないならば、現実になる夢を見せると豪語した。


後日、グランアレグリアにトレーニング場へと呼び出されたトレーナー。
そこには短距離・マイルで多大な成績を残した最強マイラーと名高いタイキシャトルがグランアレグリアと一緒にいた。
驚く間もなく走り出す二人。デビュー前でありながらタイキシャトルに食らいつく彼女の走りに、トレーナーも束の間の夢を見た。
レース後、感想を聞きに来たグランアレグリアに興奮の冷めやらないトレーナーは感情をそのまま伝える。
そして幻視する、共に三階級制覇を果たし、喝采を浴びる光景を。
その時、グランアレグリアに新たなマイルールが生まれた。
グランアレグリアが勝利したら、『グランアレグリアなら、当然だ!』と言ってもらうこと。
三階級制覇を達成したら、『辿り着いたぞ、一緒に!』と言ってもらうこと。

改めてトレーナー契約を交わし、こうしてグランアレグリアの──否、二人のマイルールを守るため、決して楽ではない挑戦が始まった。
……そして、そんな二人を遠くで見守る影が一つ。

……三階級制覇、真のマイル女王。素敵な夢ね、グランちゃん。
──だけど。

……先に伝説を築くのは、わたし。

育成シナリオ

感覚派の天才マイラー・グランアレグリアとトレーナー契約をし、暫くは彼女の得意なマイル中心のトレーニングを課していくが、
デビュー前から圧倒的な彼女の天才的な才能に加え、コンディションを伺ってもマイル単位で表す独特な感覚に付いていけず悪戦苦闘する日々。
特に、身体能力に絶対の自信を持っているが故に、成長途中の自身の限界を甘く見て無理なトレーニングや走りをして故障してしまうことを危惧し、
元マイル王トレーナーを師匠とし、彼の師事を受けつつ何とかトレーニングと出走プランを立てていくことになる。
目指すはマイル最強女王、そして三階級制覇。更には現役最強・アーモンドアイへの挑戦……。

育成途中では、NHKマイルC後からクラシック級12月末まで専用バッドコンディション「前程万哩」が発生。
中距離レースの適性が2ランクダウンという重いペナルティを課せられる。
クラシック級で距離適性Eはゴリ押すにも厳しいため、適性を上げていないならこの間は中距離レースへの出走は控えるべき。
幸いにもオークスや秋華賞に出走しても特別なイベントは発生しない。グランの同期達「!?」

なお、前述のとおり史実で古馬芝マイルGⅠを完全制覇したことからか、芝のマイルG1を全て勝利*8すると隠しイベントが発生し、「気合十分」「滾る思い」「自信家」の三つのスキルが獲得できるので、狙ってみるのも一考。

◆関連キャラクター

同期のライバルたち。ウマ娘化の発表もグランと同時であり、グランのシナリオが育成シナリオ初顔見せとなった。
彼女達はデビュー後中々思うように結果を残せず思い悩んでいたが、同期のグランアレグリアが現役最強のアーモンドアイに挑む姿を見て再起。
育成終盤に三者とシニア級天皇賞(秋)で激突することになる。
ちなみに史実ではクロノジェネシス(2019年桜花賞)・カレンブーケドール(2021年天皇賞(秋))とは対戦していたが、ラヴズオンリーユーとは路線やローテーションのズレから対戦する事は無かった。またラヴズ・ブーケとは同じディープインパクトを父に持つ仲間でもあった。

  • アーモンドアイ
一つ上の世代の先輩にして、トリプルティアラを達成した現役最強と名高いウマ娘。
両者早い段階でマークしており、シニア級安田記念で直接対決を挑む。

史実ではどちらも主戦がルメールだが、こちらの前走高松宮記念時に、アイやルメールがドバイに行った為、こちらが池添に乗り替わった後そのまま安田記念で対戦している。*9
グランの育成実装直前に実装されたシナリオ「The Twincle Legends」では安田記念後も再戦可能。

マイル最強と謳われたウマ娘。
スプリンターズステークスとマイルチャンピオンシップを制したあとに海外へ挑戦したとのことなので、
おそらく本人の育成ストーリー終了後……と思われる。*10
グランアレグリアのトレーニング相手としてデビュー前から関わっており、自身は挑戦できずに心残りであった三階級制覇の夢を彼女に託す。

史実では同厩舎であり、そして共に日本歴代最強マイラー候補。藤沢和雄調教師はグランアレグリアをタイキシャトルと重ね、「タイキシャトルで挑戦できなかった三階級制覇を果たしたい」ととれる発言も残している。

主に中距離を得意とするウマ娘たち。三階級制覇を目指すグランアレグリアのための協力者として集められた。
なおグランアレグリアのマイルールの一つに「ゼンノロブロイの後ろを歩く」というものがあってロブロイを困惑させている。

このメンツなのは、史実同厩舎の面々であることから。

こういう形で繋いでいくこともできるんだって……わかったから
……わたしの、身勝手な感謝。それでも……言いたかったの

ありがとう

桜花賞とNHKマイルCの変則二冠を達成し、ティアラウマ娘の新たな可能性を切り拓いた「開拓者」。
NHKマイルCの後に「ありがとう」と声をかけてくる。
育成ストーリーにおける彼女の出番はこれだけだが、史実のラインクラフト号について知っているとラインクラフトの記憶を繋ぐことがとてつもない重い意味を持つ。

  • 元マイル王トレーナー
タイキシャトルの元トレーナーでベテラントレーナー。
グランアレグリアが感覚派の天才肌ということで指導方針に悩んでいたトレーナーが彼を頼り、一緒にグランの育成に携わることになる。
育成シナリオではグランがシニア級を迎える年に定年退職することを表明している。
元ネタは藤沢和雄調教師*11

  • 両親
共働きで仕事で多忙、家にいない。入学前はカギっ子だった…その両親の職業は…

  • トレーナー
たまたま入った喫茶店でグランアレグリアのマイルールに合った行動を取ったことからトレーナー契約を結ぶことになってしまった。
元マイル王トレーナーと対面することになった時は顔が真っ青になり、感覚派のグランアレグリアに合わせたトレーニングを組むのに苦労して頻繁に考え込んで、そのことを心配されたり、グランアレグリアの感覚を理解しようと「GIRLS' LEGEND U」を踊っている所をたづなさんに見られて驚かれたりと、近年の覚悟ガンギマリトレーナー達と比べると新人らしい描写が目立つ。
ストーリー中では元マイル王トレーナーの最後の弟子とも表現されており。
元ネタとしては主戦だったルメール騎手や代打で騎乗した池添騎手よりも、当時藤沢和雄厩舎の所属騎手で調教で騎乗していた杉原誠人の要素が強い。
そのためアーモンドアイにトレーナーを取られたりはしない
よく考え込むのは引退を控えた藤沢和雄調教師に密着したNHKのドキュメンタリー番組で、杉原騎手がグランアレグリアのラストランであるマイルCSの最終追い切りを任せられた際に頭を抱えてしゃがんでいる様子が映されたことからだろう。

  • ウマ娘A
育成のやる気ダウンイベント「またね、マイラー仲間」に登場する名無しのウマ娘。
マイル戦では結果が出ず、グランアレグリアには無縁の長距離路線にやや極端な転向をすることになり結果的にグランアレグリアのやる気を下げてしまう。
言ってしまえばタダのモブなのだが、グランアレグリアと同じ2016年生/19世代の同期、マイル(1600m)でデビューしたが惨敗して距離延長を行ったら成績が良くなり最終的には長距離路線に完全に転向、同期の他3人と同じティアラ路線(牝馬)という情報を合わせると、JRAの超長距離(2800m以上のレース)の重賞競争全てに出走し、JRA最小体重優勝記録を持っているオルフェーヴル産駒のアイドルホースが浮かび上がってくるが果たして…?

余談

21年の大阪杯(2000m)に挑む前の藤沢調教師の口から出た迷言。
4歳まで1600m以下のみを走っていたグランアレグリアにとって初めての距離延長、三階級制覇への挑戦となったこのレースだが、
その際に「まだ(距離が伸びたことに)気づいていないので頑張ってくれると思う」とコメントした。
このコメントは競馬ファンの間でも大いにネタにされることになり、
「自身の走るレースの距離が全てマイルだと思い込んでいるor思い込まされているグランアレグリア」
というのはグランアレグリアの鉄板ネタとして扱われるようになった。

このネタはもちろんと言うべきか、ウマ娘のグランアレグリアのキャラ付けにも明らかに影響していると思われ、
何ならまだ正式に実装が決まる前から「グランアレグリアが実装されるなら持ちネタにされるだろう」と予想・想像していたファンも多かっただろう。
ちなみに、この元ネタとなったコメントの方も、育成シナリオにてシチュエーションは異なるが酷似した言い回しがシニア期終盤で出てくる。

  • 中の人
声を担当している夏目妃菜氏はその後アニメ版ウマ娘 シンデレラグレイにてルナスワローとサウスヒロインの声を担当したが、本人曰くシンデレラグレイのオーディションを受けたのはグランアレグリアの収録より前だったそうである。

またYoutubeの「そこそこぱかライブTV Vol.43」で語った裏話によれば、ドゥラメンテノースフライトラインクラフトエスポワールシチーフサイチパンドラ、アーモンドアイのオーディションを受けたが全て落ち、苦難の末に掴んだのがグランアレグリアだった。ラインクラフトの記憶を引き継ぐ事件が目的ならなおさら…




追記・修正もしっかり100マイルでお願いします!

この項目が面白かったなら……\マイラー!!/

最終更新:2025年10月11日 23:06

*1 「理」や「里」ではなく、そのものズバリ「マイル」を表す漢字。

*2 定義上ヴィクトリアマイルが含まれるため、現実では牝馬のみが達成可能という特殊性のある記録。

*3 同じグランと付く名前のウマ娘はシュヴァルグランがいるが、あちらの愛称はシュヴァルなので被っていない。

*4 無限大をさらに上回るという意味

*5 史実ネタ。馬房の外にラジオが置いてあり、特にNHK AMラジオ第一放送(R1)の国会中継に耳を傾けていたそう。因みにスポーツ中継は嫌いなのか、特に大相撲中継や高校野球の時はラジオから離れたとのこと。尚、NHKの国会中継は国会召集時の所信表明演説・これに対する各党代表質問・首相を含む全閣僚が出席する予算委員会質疑などに限られているが、2010年に参入したニコニコニュース(ニコニコ生放送・YouTube Live)は厚生労働委員会など全ての常任委員会を完全配信しており、タイムシフトも残している。

*6 G2以下ではブルマになるが、そちらも結局下半身の露出度はあまり変わらない上に寧ろ際どさが増す始末。

*7 スペイン語由来。「なんて嬉しいんだ!」的な意味合いだが、alegría=歓声として名付けられているので「なんて歓声だ!」という感じかもしれない。Quéはエルの鳴き声でお馴染みの「ケ!?」である。

*8 該当レースは育成目標含め朝日杯FS・桜花賞・NHKマイルカップ・安田記念&マイルCS連覇・ヴィクトリアマイルの8レース。

*9 勝ったのは池添騎乗のグランアレグリア。3コーナーで前の馬が蹴り上げた芝の塊が池添の顔に当たり脳震盪を起こしかけ流血をするハプニングがあった。勝利ジョッキーインタビューではインタビュアーからも心配される程痛々しく右目が腫れ上がっておりインタビュー中に心配したルメールが氷袋を持参する程だった。

*10 タイキの育成ストーリーは最初期というのもあって海外レースに一切言及が無く、年度代表ウマ娘になることが最終目標だった

*11 史実でもグランアレグリアの引退となる歳に調教師を退職することになる。このため、ラストランになった21年マイルチャンピオンシップにおいて、圧倒的な強さで撫で切って勝利した姿に、両者の「終わりの美学」と形容され話題になった

*12 馬主は同じサンデーレーシング。1億5000万円での募集