登録日:2021/10/26 Thu 02:50:00
更新日:2025/03/22 Sat 20:46:05
所要時間:約 20 分で読めマース!
◆プロフィール
キャッチコピー:アメリカ生まれのフレンドリーガール
誕生日:3月23日
身長:172cm
体重:微増 (「でもノープロブレム!」)
スリーサイズ:B94・W59・H90
靴のサイズ:左右ともに25.0cm(特注)
学年:高等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:ポジティブシンキング
苦手なこと:一人でいること
耳のこと:パーティーと聞けばどこへでも駆けつける
尻尾のこと:整尾スプレーは仕送りしてもらっている
家族のこと:実家にはウェルカム花火が常備されている
マイルール:焼き菓子はママ直伝のレシピで作る
スマホ壁紙:故郷の家族と牧羊犬たちで撮った写真
出走前は…:パパ&ママ&シスターズの写真にキッス!
ヒミツ:①ファストドローの大会で優勝したことがある / ②バーベキューのシメはハンバーガー派
自己紹介:ハウディ!タイキシャトルです!ワタシのパワフルな走りでみんなをハッピーにしちゃいマスよー!
キャラクターソング:直感ノープレブレム!
「高く飛べ」
瞳にうつるのは
ただこの一戦の勝利ではなく
ゴールの先に広がる未来。
湿った芝を滑走路にして
今大器は羽ばたく。
風に乗って往け。
誰よりも高く飛べ。
荒天なれど視界は良好。
勲章を手にして帰還することが
君に課されたミッションだ。
2017年URA「名ウマ娘の肖像」タイキシャトルより
◆概要
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第8弾「速さを研ぎ澄ました時代」篇
【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第8弾「速さを研ぎ澄ました時代」篇より
短距離やマイルを中心に国内外でGⅠを5勝し、
短距離馬としても外国産馬としても史上初のJRA賞年間代表馬に選出された競走馬「タイキシャトル」がモチーフの
ウマ娘。
ブロンドの髪と尻尾を持つ、アメリカ生まれの留学生。
留学生ということもあるのか、
「デースマース」なエセ日本語や、日本語と英語が混ざった忍殺語めいた日本語で話すが、
こちらは
エルコンドルパサーとは異なり、キャラ作りではないと思われる。
一際目を引くのはその長身。ウマ娘の中では180cmの
ヒシアケボノ、174cmのブラストワンピースに次ぐ3番目に大きい(4番目には171cmの
ビワハヤヒデ、その下に170cmの
ゴルシ、
タップ、
クリスエス)。
この高身長に加え、
B94、
H90という抜群のスタイル。
とても人懐っこい性格で、素直な感情表現とノリの良さを持ち、所謂「陽気なアメリカン」を地で行っている。
スキンシップも好み、人・動物問わずすぐにハグをしたがるが、当の本人が上述のダイナマイトボディの持ち主のためか、
サイレンススズカからは
「あなたのは勢いがちょっと…」とやや避けられている。
決してスタイルの違いのせいではないハズ
しかし、これらの言動はとても寂しがり屋であることの裏返しでもあり、一人でいることを避けるために、度々パーティーを開いている。
さらに、気が散りやすく集中力が持続しないという欠点も持つ。ホーム画面でも「集中しようと思えばできる」と言った傍からこちらをチラチラと見てくる会話があるほど。
これは史実のタイキシャトル号が非常に繊細な性格であり、外れ馬券の紙吹雪に気を取られることがあったところからと思われる。
トレーナーからは「(人懐っこい)大型犬みたいな性格」の評価が専ら。
実家は牧場を経営しており、乳牛や肉牛を扱っているらしい。
そのためか、トレーナーとの契約を祝うときには、家族のルールとしてミルクと特大のステーキを振る舞っている。
タイキ自身もカウガールとして牧場を手伝うこともあったらしく、オフに牧場に行ってその頃を思い出すイベントもある。
◆アニメ版での活躍
Season1
トレセン学園でも最強と謳われる名門チーム「リギル」のメンバーの一人。
第4話では日本ダービーを控えた
スペシャルウィークにピッチ走法を叩き込むべく模擬レースが行なわれ、接戦を演じたスペちゃんを称えている。
この時マイルCSとスプリンターズSを制していることが明かされ、史実同様短距離の実績、強さは学園中が認める存在。
EXTRA Rで開催されたウインタードリームトロフィーには距離適性もあり不参加だった。
うまよん
第5話「大激戦!?ラーメン杯(G2)」に登場。
スペシャルウィークや
オグリキャップら名うての大食ウマ娘と共に、
ラーメン完食競走「ラーメン杯(二郎系ラーメン店「ラーメン三ハロン」/G2/メガ増しニンニクカラメ1杯)」に出走。
(※実況:
トウカイテイオー、解説:
ファインモーション)
麺も具も山盛りのラーメンに正攻法で挑んでしまい、スープを吸って重バ場になった麺の前に敗北。
しかし店を出た時の三人は心も体も満たされたのか満足げな表情を浮かべていた。
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 |
芝:A |
ダート:B |
距離 |
短距離:A |
マイル:A |
中距離:E |
長距離:G |
脚質 |
逃げ:C |
先行:A |
差し:E |
追込:G |
レアリティ☆3「ワイルド・フロンティア」としてサービス開始当初から育成枠に実装されているウマ娘の一人で、2022年6月30日に新衣装の☆3「Bubblegum☆Memories」が追加された。
短距離・マイルを得意とする先行ウマ娘。
芝のみならずダートも走ることができるため、頭数の少ないダートでの活躍が多い。
史実では一度も走っていないはずの中距離もEと、距離因子があれば補えなくはない範囲。チームレースでは無理に採用されることはほぼ無い。
一時は固有スキルとの相性から中距離のチャンピオンズミーティングで走る姿もあった。
育成難易度は非常に低い。
スプリンターズS以外の目標レースは全てマイル戦であるため、多少スタミナに気を付ければ
バクシン育成も可能。
貴重なダート適性持ちということもあって
マルゼンスキーや
オグリキャップと並んで☆3ウマ娘引換券の交換候補の一角を占める。
[ワイルド・フロンティア]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ワイルド・フロンティア]タイキシャトル」勝負服
「タイキ」冠名で知られる大樹ファームの勝負服「緑、白星散、袖白縦縞」がモチーフ。
スカートと水着に近い露出多めのデザイン。
革のブーツに手袋、テンガロンハットに加えて、ベルトにはホルスターに収まったリボルバーというウエスタンスタイル。
そのリボルバーもよく見るとシリンダーには金色の銃弾らしきものが見えるため、一部のトレーナーからは実弾が入っているとも言われているが……。
成長率はスピードに+20%、賢さに+10%。
所持スキル
史実におけるマイル戦線での無類の強さを反映してか、やはりマイル向けのスキルが多く揃っている。
アプリ稼働当初は肝心要の「マイルの支配者」が、タイキの得意とする先行ではほぼ発動せず、事実上逃げ向けのスキルだったため、ちぐはぐだったものの、
後のアニバーサリーにおける大型アップデートで発動条件が修正されたことにより、先行で問題なく発動するようになり、
元ネタ通り芝マイルや東京2000mで鬼のような強さを発揮できるようになった。
しかし、そのせいでダートでは東京1600mと京都1800mくらいしかまともに活かせなくなり、逆に適性が下がった。
ダート要員自体貴重でチームレースでは有効でなくても発動させること自体に意味があり引き続きダート要員として使えるのだが、
発動順位も3~上位50%から3~上位40%、競技場の12人立てでもチャンミの9人立てでも1位分条件が厳しくなったのもあり、ダート要員が充実しているなら是非とも芝マイルに配置してあげたいところ。
終盤のコーナーで3~5位だったら壊れもいいところだから仕方ないね
通常スキル:
直線巧者、ギアシフト、先行のコツ〇、(覚醒Lv2)積極策、(覚醒Lv4)マイル直線〇
レアスキル:
(覚醒Lv3)ギアチェンジ(レース中盤に前の方にいると速度が上がる/マイル)
┗狙い撃ちデス!(レース中盤に前の方にいると速度がすごく上がる/マイル)
(覚醒Lv5)マイルの支配者(レース中盤が迫ったとき前方にいると速度が上がる/マイル)
┗Frontier Spirit(レース中盤が迫ったとき前方にいると速度がすごく上がる/マイル)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ワイルド・フロンティア]タイキシャトル」固有スキル発動
固有スキルは「ヴィクトリーショット!」。
効果は「最終コーナーで好位置にいると弾みを付けて加速力が上がる(調整前)」→「最終直線が迫ったとき好位置にいると弾みを付けて加速力が上がる(調整後)」
アプリのレースでは、ウマ娘たちは基本的に終盤にラストスパートをかけ、加速していく。
そのため、最終コーナーに入った瞬間から終盤に入るようなコースでこのスキルが発動すると猛烈な勢いで急加速できるのだが、
芝マイルのG1が開催されるレース場は終盤に入るのが軒並み最終コーナー以降であるため相性が悪かった。
おまけに、「加速力が上がる」スキルの常として
速度には影響を及ぼさないという性質があるため、レース場を選ばないと固有スキルが活かしにくいという弱点を更に助長させてしまった。
しかも
マルゼンスキーの固有と効果も発動タイミングもダダ被りで発動条件も圧倒的に向こうのほうが緩い(あちらが破格すぎとも)という有様だった。
そのため、チャンピオンズミーティングではマイルですらほぼ見かけない。最強マイラーとはいったい…
逆に中距離では有効にはたらくことが多く、継承でも十分だった阪神2000mはともかく、自前が必要な東京2000mでは2000m走っていることに気づかなかったのか環境の一角を占めていた。
これを受けてなのか、2022年の2月24日の調整で、スキルの発動タイミングが「最終コーナーに入った瞬間」から「最終直線に入る前(≒最終コーナーの後半)」にまで遅くなった。
これまでの発動タイミングが早すぎたことを考えると、有効活用できるコースが増えてくれることが期待できそうである。
スキル発動時にはコイントス後にリボルバーを抜き
発砲する。それも3発。
……薙刀振るう
グラスワンダーといい、フライングボディプレスかますエルコンドルパサーといい、
後に追加された
エイシンフラッシュもレイピアを振るったりと、海外から来たウマ娘たちは少々アグレッシブすぎるのでは?
[Bubblegum☆Memories]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Bubblegum☆Memories]タイキシャトル」勝負服
ストーリーイベント「シーク・ソルヴ・サマーウォーク!」に合わせて実装された新衣装。
ピンクのシャツに派手な柄の白短パンという出で立ち。なおシャツの首元がかなり大きく露出しているため、B94の破壊力は通常衣装以上に高い。
他に特徴としてストーリーイベントでも使用していた牛のマスコットを付けたカメラをストラップで下げている。
なお「Bubblegum」の名称からかバブルガムフェローを連想するトレーナーもいたとか……
と、実装当時言われていたが、後の2024年8月に本当にバブルガムフェローが新たなウマ娘として追加発表されることになった。
こちらの成長率はパワー+30%のパワー極振り。
所持スキル
通常衣装からマイルの支配者が続投しているが、もう一つの覚醒スキルは先行向けの後半加速スキルである鍔迫り合いにチェンジ。
マイル向けの傾向があるのに変わりはないものの、先行向けの貴重な加速スキルを自前で持っているのは大きな強みとなる。
通常スキル:
道悪〇、積極策、真っ向勝負、(覚醒Lv2)マイルコーナー〇、(覚醒Lv4)先行コーナー〇
レアスキル:
(覚醒Lv3)マイルの支配者(レース中盤が迫ったとき前方にいると速度が上がる/マイル)
┗アドベンチャーの先導者(レース中盤が迫ったとき前方にいると速度がすごく上がる/マイル)
(覚醒Lv5)鍔迫り合い(レース終盤初めの方で前方にいると加速力が上がる/先行)
┗真剣勝負デス!(レース終盤始めの方に前方にいると加速力が上がり、さらに視野がわずかに広くなる/先行)
Yee-haw! Treasure is here☆
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Bubblegum☆Memories]タイキシャトル」固有スキル発動
固有スキルは「
Joyful Voyage!」。
発動条件と効果は「残り200m地点で前の方にいると速度を上げる、さらに先頭のウマ娘と近い場合パワフルな走りでわずかに前に出る」というもの。
定期的に実装される
オグリキャップの
下位互換とも言える固有。
通常版が採用されないコースに置いては此方を採用することになるだろう。
一方で現状マイルで先行を採用する理由は
ニシノフラワーやそれこそ通常版タイキシャトルの継承固有に依存している部分が多く、わざわざ採用するメリットがあるかと言われると怪しい部分がある。
因みに固有の後ろ半分の「わずかに前に出る」の部分は発動条件こそ緩いものの、そこまで大きな効果がある訳ではない。
総じて通常版がマイルの先行の根幹を成してる煽りを受けているとも言えるのが現状だろう。
発動演出は太陽煌めく草原の下、タイキがバカンスを全力で楽しむという、見ているこっちが笑顔になれる爽やかなもの。
固有二つ名は共通して「最強マイラー」。
取得条件は「ユニコーンS、安田記念を含むマイルの重賞で5勝以上し、うち1勝以上は天候(雨)で勝利かつ、マイルCSを5バ身差以上で勝利する」。
史実再現を求められる二つ名となっている。
天候(雨)が条件に入っているが、目標レースであるシニア級安田記念は天候が雨で固定(後述)、かつ1着指定のため、マイルCSの5バ身差以上が最大の壁か。
しかしステータスやスキルが揃っていればあっさりと取れてしまうことも。
目標レースのみで達成が可能なため、固有二つ名の中では難易度は低い方。
また第二の育成シナリオ「
アオハル杯」では主要キャラクターに抜擢。
シナリオ内では年長者として個性豊かな主人公チームの面々を纏める一面を目にすることができる。
短距離やマイルを得意とするが、ダート適性はCに下げられているためダート運用は考えにくいか。
タイキを育成、あるいはサポートカードにタイキシャトルを編成していると、チーム名を<HOP CHEERS>に設定可能。
チーム名を<HOP CHEERS>に設定し、アオハル杯決勝でチーム<ファースト>に勝利すると、URAファイナルズ後に「マイルの支配者」のヒントを入手できるが、
上述の通りこのスキルはタイキにとっては微妙に扱いづらい上に、ならばといって相性の良いマルゼンスキーやサイレンススズカに覚えさせようとすると、
タイキのサポートカードはSSR実装まででは最低レアのRしかなく、強く育成したいならサポートに編成しづらいという壁があった。
サポートカード
長らくRのみ実装だったが、2022年6月20日に待望のSSR【Hands up,crook!】が実装。
2023年9月20日にはSR【あまえんぼNight】、2024年8月30日にはストーリーイベント「あなたと仰ぐハーベストムーン」との連動でSSR【月下のSunshine】が実装されている。
Rのほうは特筆すべきところは特にない。
SSR【Hands up,crook!】
得意練習はスピード。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、スピードボーナスとスキルPtボーナス」で、
レベルを上げるとスピード、1凸すればパワーにもボーナスが入るため、最終的に「スピード+2、パワー+1、スキルpt+1」とかなり多めのボーナスが入る。
スキルでは、汎用の「道悪〇」や「マイル直線〇」「ギアシフト」といったマイル専用スキルを所持。
しかも完凸するとヒントレベル+4、つまりヒントを最大まで割引した状態で入手できるのは非常に大きい。
しかしトレーニング効果アップが3凸時点とやや遅めで、レースボーナスも5%と最低限所持しているとはいえ、レースボーナス重視の環境では少々手痛い。
連続イベントを進めると確定でレアスキル「マイルの支配者」のヒントを入手可能だが、
連続イベント2回目で上を選択すると、成功すれば「マイルコーナー〇」のヒント+2を入手できるが、失敗してしまうと連続イベントが打ち切られてしまう点には注意。
とはいえ上述のアオハル杯ならイベントでも「マイルの支配者」を貰えるので、失敗してもそこまで痛手ではないが。どんだけマイルを支配したいんだ
SR【あまえんぼNight】
得意練習は賢さ。
固有ボーナスも含めてトレーニング効果15%アップや友情ボーナス20%、スピードボーナス+1や55と比較的高い得意率と総合的な練習性能は高め。
連続イベントを進めると脚質不問のマイルの加速スキル「心弾んで」を入手できるのも強み。
SSR【月下のSunshine】
こちらも得意練習は賢さ。
友情ボーナス、やる気効果アップ、トレーニング効果アップに加えて、
賢さボーナス+2にスキルPtボーナス+1も備えているため、練習性能は実装当時の賢さサポカの中でも十分に一線級。
得意率も65とそれなりに高く、レースボーナスとファン数ボーナスも備えているため総合的に見ればかなり強力と言える。
更に特筆すべきは「絆ゲージが80以上の時、スピードボーナス」の固有効果であり、これによりスピードボーナス+2も追加されるため、
素の練習性能と合わせると他の賢さサポカと比較してスピードを伸ばす性能が頭一つ抜けていると言える。
取得スキルのラインナップはタイキシャトルらしく、「負けん気」や「向こう見ず」「風切り」といったマイルに特化したものとなっている他、
連続イベントを完走することで、これまたマイルレース限定で「レース中盤に前方にいると持久力を少し使って速度をすごく上げる」効果のレアスキル「豪胆無比」を取得できる。
個別ストーリー
半ば強引に押される形でタイキとの専属契約を結ぶことになったトレーナー。
メイクデビューを目前に控えたある日、タイキはトレーナーや
エアグルーヴとともに"年度代表ウマ娘"の資料を運ぶことになった。
エアグルーヴ曰く、年度代表ウマ娘とは
「皆の心に熱狂の炎を灯す存在」であり、
「資料が残され、語り継がれていくが故に、皆はターフの上に惹きつけられてやまない夢を見る」のだという。
資料をまとめ終え、トレーニングに向かう途中。すれ違ったウマ娘の目は年度代表ウマ娘の話題で輝いていた。
それはウマ娘にとっても、ファンにとっても、イチバン・ハッピーなことなのデスネ。
そしてタイキは高らかに宣言する。
あまりの唐突な発言。トレーナーも一瞬、普段通りの突飛な発言かと思ったのだが、その瞳の輝きは真剣そのものだった。
みんなみーんな、イチバン・ハッピーにしてみせマーーース!
しかし、短距離やマイルを中心に走るウマ娘が"年度代表ウマ娘"に選出された例は一度もない。
さらに、どうしても注目は八大競走や天皇賞といった、タイキにとっては距離が長いレースに集まってしまう。
しかし、タイキの持つ素質は極めて高い。
ならば、とトレーナーは案じた。
短距離やマイル? 1600mくらいのレースということデスカ?
タイキの武器を活かし、"年度代表ウマ娘"のタイトルを狙う。
それがたとえ、奇跡的な確率であったとしても。
そんなトレーナーとタイキの二人三脚の日々が始まるのだった。
育成シナリオ
育成中の隠しイベントは「マイルの先にあるもの」。
サイレンススズカの出走するクラシック級「マイルCS」とシニア級「金鯱賞」「宝塚記念」「毎日王冠」「天皇賞(秋)」に勝利した上で全育成目標を達成すると発生する。
「マイルの先」と言うだけあって適性外の中距離レースへの出走が求められるため、挑むのであれば相応の因子積みが必須となる、やや難易度の高いイベントである。
その分と言うべきか多めのステータスとポイント、及び「ありったけ」「真っ向勝負」のヒントレベル+2が入手できるため、中距離・先行タイキを育成するなら是非挑みたい。
なおシニア級の当該レース開催ターンにレース出走をしないと「サイレンススズカ、覚醒」という①〜④のナンバリング付きイベントが発生する。
こちらは特にボーナスはなく、「違う路線でめきめき頭角を表すスズカをタイキ陣営目線で追う」というフレーバー的なイベント。
通常のマイラー・スプリンター路線育成ではこちらの方がお目にかかる機会が多いだろう。
また、目標レース中のシニア級安田記念は天候は雨、不良バ場固定という演出が入り、勝利すると確定で「雨の日〇」のヒントレベル+1を入手可能。
特殊実況はシニア級のスプリンターズSに設定されている。
ゴール手前である程度の差をつけた状態で発生するが、最終直線のゴール手前から実況が発生することに注意。
+
|
特殊実況 ※ネタバレ注意 |
タイキシャトル強い! タイキシャトル文句なし!
圧勝ーッ!
元ネタ:1997年スプリンターズステークス フジテレビ・アオシマバクシンオー青嶋達也アナ
|
余談になるが、育成中のイベントでは
「前傾姿勢で腕組みをしながら難しい顔をする」というモーションを取る場面がいくつかある。
このポーズが
ネットでネタにされやすいデビルマンのED出だしのワンシーンにそっくりだと話題になり、
「タイキマン」などと呼ばれた。
また機をうかがうような表情とポーズから、名前に引っ掛けて
「待機シャトル」なんてネタも生まれたとか。
そしてタイキの中の人までこのポーズをしてしまった。
実写版タイキマン
◆関連キャラクター
友人であり同期。
シニア級のマイルCSでは覚醒を遂げたスズカとの対決になる。
また、マニーのデイリーレースでタイキ、もしくはスズカを出走させる場合、相手が強力なライバルとなる。
大人しいスズカと押しの強いタイキという対照的な性格であるが、互いに相手を好ましい友人として見ており、
タイキはよくスズカにもハグを仕掛けるが、勢いが強いのでスズカは若干タイキのハグを苦手としている。
ちなみにスズカはタイキに短距離レースのコツを聞いたこともあるが、「エンジョイスピリッツデース☆」とだけ返されて何の参考にもならなかったらしい。
史実でも同期であり、何度か対戦経験もあったが本格化前だったため勝負にならなかったのだが、本格化した後に対戦することはついになかった。
育成シナリオでは、もしもスズカが第4コーナーの向こう側から無事に戻ってきたならあり得たかもしれない展開も描かれている。
また、ローディング画面の1コマでは何とは言わないがその格差をネタにされている。
「スズカの方がゲート広いデース!!」ガシャガシャ
「タイキ…広さはみんな同じよ…」すらぁ…
同じく同期。
距離適性が異なるため同じレースは走っていないが、スズカと共に会話の輪に加わっている他、
フクキタルのシナリオでは追加練習イベントに誘ってくるのがタイキとなっていたり、
とあるイベントで(心霊的な意味で)危機一髪となったフクキタルとトレーナーを救ったのがタイキ(?)の電話だったりと、
ちょくちょくレースでぶつかるスズカばりにタイキが登場する。
美浦寮のルームメイト。
しっかりした性格のドーベルに、タイキは宿題などで度々助けてもらっているらしい他、
タイキが実は寂しがり屋な性格であることも、ルームメイト故にドーベルには知られており、
「朝、自分が部屋にいないとタイキが寂しがる」という理由で、ドーベルはあまりに早い時間からの早朝トレーニングには消極的だったりする。
そのドーベルの育成シナリオでは、頑張りすぎで体調を崩し、寝込んだドーベルの所に彼女のトレーナー(プレイヤー)を拉致し、
普段素直になれないドーベルがトレーナーに甘えられる状況を作ると共に、自らは寮長の
ヒシアマ姐さんの注意を引く囮になるという、
色んな意味で空気が読める立ち居振る舞いを見せている。
史実では同期だが対戦経験はなし。
また、ウマ娘にも登場している多くの牡馬との間に仔を設けているメジロドーベルだがタイキシャトルとの仔はいない。
アメリカン仲間で同期の後輩。
ホーム画面では流暢な英語を話すタイキと若干怪しい英語を話すパールの会話が見られる。
そのシーキングザパールの育成シナリオでは最大のライバルとして全編に渡って存在感を発揮しており、
史実ではタッチの差で「日本初」の欧州G1勝利という栄冠を戴いたパールの「運命」にも大きく絡んでくる。
史実では同期。
同じ時期に海外に渡り、共に海外GⅠを制覇している。
史実では担当のスタッフさんが「パールだけで日本競馬に驚かないでください。タイキシャトル号は正直言ってもっと強いです」と発言した、なんて話も…
自主トレーニング仲間……ではなくオーバーワーク気味のドトウをとっ捕まえる役割。
オフでも仲が良いのか、「太り気味」となる危険がある食べ過ぎイベントではタイキが大量のハンバーガーを御馳走してくれる。
史実では引退後の相棒で、タイキが亡くなった2022年8月まで北海道新冠町のノーザンレイク牧場で共に余生を過ごしていた。
どれくらい仲がいいかというと、引っ越しの都合でドトウが一時いなくなったら「ウマ娘版が悲鳴を上げている」みたいな顔をしたくらい。
ノーザンレイク公式Twitterには生前のタイキとドトウの仲良しなツーショット動画が投稿されているため、そちらを確認してみるのもいいだろう。
ちなみにノーザンレイクの前にいたヴェルサイユリゾートファームでも一緒で、在籍時はタイキが羊の王、ドトウが山羊の王と呼ばれていたとかなんとか……。
イベントで時々登場するほか、主戦場が被っていることもありモブ枠に参戦していたりする。
史実では活躍時期が違ったため対戦経験はないが、2頭の間に仔がいる(ニシノハーロック)。
…とだけ言うと数多いフラワーのお相手の一人だが、タイキはフラワーの母であるデュプリシトとの間にも仔がいるし、フラワーと
セイウンスカイの仔であるニシノミライとの間にも仔がいるし、
さらに
アグネスタキオンとニシノミライの仔であるニシノヒナギクとの間にも仔がいるというカオスな関係だったりする。
セイちゃん横になりますね…
タイキと同じような(といってもこちらはスペイン語混じりだが)「デースマース」口調のウマ娘。タイキから見ると後輩にあたる。
似たような性格故か仲が良いらしく、タイキ主催のバーベキューパーティーが楽しく美味いとエルが絶賛するホーム台詞がある。
タイキと同じくアメリカ生まれのウマ娘で、美浦寮の後輩でもある。
互いにBBQや野点といった日米の文化を嗜むくらいに仲が良く、グラスのシナリオでは度々タイキが登場する。
史実における同厩舎の後輩マイラー。マル外故、出走可能レースに制限のかかっていたタイキのリベンジと言わんばかりに2021年の大阪杯と天皇賞(秋)に挑んだ。
ウマ娘においては勝負服デザインの方向性が似通っている。
上記のグランアレグリア同様、史実における同厩舎。バブルは一つ上世代の先輩かつ史実で主戦騎手が同じ岡部幸雄、ロブロイとクリスエスは後輩、特にクリスエスは主戦騎手及び海外出身という共通点も。
◆余談
本作では「タイキ」と呼ばれる事の多いタイキシャトルだが、モチーフ馬の「タイキ」はタイキシャトル号を所有する牧場「大樹ファーム」の冠名なので、
タイキシャトル号の方は他の「タイキ」冠馬と区別する意味も込めて「シャトル」と呼ばれる事が殆どだったりする。
現在大樹ファームの馬はシャトルしか参戦していないため問題はない反面、
一時は「大樹ファームから2頭目が出たらどうするのか」「まさかシャトルしか来ないんじゃなかろうか…」と不安がられていた。
のちに
マチカネフクキタルが
マチカネタンホイザを「おマチさん」と呼んでいる描写が登場、とにかく識別できていれば「オーナーさんの中から1名だけ」冠名由来の呼び方がなされることはありうることが示された。
BANG!!
さあWikiに追記・修正しまショウ!
- なまじ短距離やダート適正があるもんだから本来の主戦場であろうマイルで走らせてもらえない子。せめてデイリーレースで頑張って... -- 名無しさん (2021-10-26 04:35:33)
- どことは言わないけど肌が露出してる分ウィニングランでクリークママより揺れるよね -- 名無しさん (2021-10-26 05:02:29)
- 登録日が3年前になってる…… -- 名無しさん (2021-10-26 08:44:19)
- これで初期組で記事がないのは後マヤノだけか... -- 名無しさん (2021-10-26 09:32:12)
- コッテコテのキャラ付け故に別の所で見たことあるようなキャラ -- 名無しさん (2021-10-26 09:37:32)
- ↑↑りゃいあn…もといライアンもまだ -- 名無しさん (2021-10-26 09:39:52)
- 中の人が好きという理由だけで引換券使ってお迎えしたけど、可愛くて育てやすくて大好きになった子です トレーナーが遅刻したときに寂しくて一人で泣いてたの可愛すぎる -- 名無しさん (2021-10-26 09:51:51)
- 鬣切られた馬ってタイキのことだったんか...何のつもりでそんな事をやったんだか -- 名無しさん (2021-10-26 10:00:26)
- レオ杯では中距離魔改造した結果A決勝1位をもぎとってくれました、マイルでも活躍させてあげたいんだけどなぁ -- 名無しさん (2021-10-26 10:34:33)
- 調べたら中の人もタイキと同じくらいスタイルいいのな -- 名無しさん (2021-10-27 15:50:32)
- 実写タイキマンには流石に中山芝2000 -- 名無しさん (2021-10-27 19:14:40)
- ホーム画面の「チラッ、チラチラァ~」が可愛すぎるのでみんなも見よう -- 名無しさん (2021-11-01 11:36:28)
- 文字数千文字超えてるし異論がなければ余談の内容を個別項目化したいのだが反対の人いる? -- 名無しさん (2021-11-22 06:49:32)
- ↑いいよ -- 名無しさん (2021-11-24 17:33:25)
- 反対意見もなかったのでこの項目からタイキシャトル(競走馬)の項目を分離しました -- 名無しさん (2021-12-05 04:23:30)
- ルームメイトはメジロドーベル。 -- 名無しさん (2021-12-05 19:40:58)
- バランス調整の結果、固有・覚醒スキル共々相性が良くなり今後は短距離マイルの先行要員としての活躍が期待される。 -- 名無しさん (2022-03-13 05:24:11)
- 初期勢で現状唯一新衣装もSR以上のサポカもないんだよねこの子… -- 名無しさん (2022-05-31 22:52:03)
- ↑長かった...本ッッッ当に長かった!今日ようやくSSRサポカ来たよ! -- 名無しさん (2022-06-20 14:57:43)
- ↑そして10日も経たずに別衣装実装が発表だなんて... -- 名無しさん (2022-06-29 22:15:12)
- 別衣装版のスキル台詞追加したよ。ただし、色はアイネスと被りそうだったもんで悩んだけどこの配色に。 -- 名無しさん (2022-07-12 23:05:32)
- あ、でも通常版で被らなきゃいいか。白に戻そう。 -- 名無しさん (2022-07-12 23:11:09)
- アナザータイキはダート向き...なんかな? -- 名無しさん (2022-07-13 02:29:45)
- 序盤でちょろっとファン稼げば育成に専念できるのと上げるステータスが絞れてるおかげで始めたばかりでも苦労なく全勝トロフィー取れた -- 名無しさん (2022-12-18 10:09:42)
- クリスエスという重火器持ち込み仲間が増えた模様 -- 名無しさん (2023-03-28 11:02:43)
- タイキシャトル見てて思ったんだけど「タイキブリザード」モチーフの「スノウインハザード」も緑ベースの勝負服を着るってコト⁉ -- 名無しさん (2024-07-05 13:05:55)
- グランシナリオでのタイキはマジで最強マイラーの王者としての風格に溢れてたイメージ。普段の人懐っこい大型犬なノリで忘れそうになるけどこの子も大概、史実では超上澄みの強者だからな… -- 名無しさん (2025-03-21 07:50:11)
最終更新:2025年03月22日 20:46