タイキシャトル(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/10/26 Thu 02:50:00
更新日:2021/11/24 Wed 17:33:25
所要時間:約 16 分で読めます






BANG☆ 明るく楽しく狙い撃ちデース!



タイキシャトルとは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターである。
CV:大坪由佳

短距離やマイルを中心に国内外でG1を5勝し、短距離路線で活躍、外国産馬としても史上初の年間代表馬に選出された競走馬「タイキシャトル」がモチーフ。

+目次

◆プロフィール

誕生日:3月23日
身長:172cm
体重:微増(「でもノープロブレム!」)
スリーサイズ:B94・W59・H90
学年:高等部

98年 安田記念
大雨のなかの無敵、タイキシャトル。
可能性は人を熱くする。

2011年 URA安田記念CMより

◆概要

ブロンドの髪と尻尾*1を持つ、アメリカ生まれの留学生のウマ娘。
留学生ということもあるのか、「デースマース」なエセ日本語や、日本語と英語が混ざった忍殺語めいた日本語で話すが、
こちらはエルコンドルパサーとは異なり、キャラ作りではないと思われる。

一際目を引くのはその長身。ウマ娘の中では180cmのヒシアケボノに次ぐ2番目に大きい(3番目には171cmのビワハヤヒデ、その下に170cmのゴールドシップ)。
この高身長に加え、B94H90という抜群のスタイル。

とても人懐っこい性格で、素直な感情表現とノリの良さを持ち、所謂「陽気なアメリカン」を地で行っている。
スキンシップも好み、人・動物問わずすぐにハグをしたがるが、当の本人が上述のダイナマイトボディの持ち主のためか、
サイレンススズカからは「あなたのは勢いがちょっと…」とやや避けられている。決してスタイルの違いのせいではないハズ
しかし、これらの言動はとても寂しがり屋であることの裏返しでもあり、一人でいることを避けるために、度々パーティーを開いている。
さらに、気が散りやすく集中力が持続しないという欠点も持つ。ホーム画面でも「集中しようと思えばできる」と言った傍からこちらをチラチラと見てくる会話があるほど。
これは史実のタイキシャトル号が非常に繊細な性格であり、外れ馬券の紙吹雪に気を取られることがあったところからと思われる。
トレーナーからは「(人懐っこい)大型犬みたいな性格」の評価が専ら。

実家は牧場を経営しており、乳牛や肉牛を扱っているらしい。
そのためか、トレーナーとの契約を祝うときには、家族のルールとしてミルクと特大のステーキを振る舞っている。
タイキ自身もカウガールとして牧場を手伝うこともあったらしく、オフに牧場に行ってその頃を思い出すイベント*2もある。

勝負服は「タイキ」の名を冠する一族特有の地に白い星があしらわれた、スカートと水着に近い露出多めのデザイン。
革のブーツに手袋、テンガロンハットに加えて、ベルトにはホルスターに収まったリボルバーというウエスタンスタイル。
そのリボルバーもよく見るとシリンダーには金色の弾頭らしきものが見えるため、一部のトレーナーからは実弾が入っているとも言われているが……。

◆アニメ版での活躍

Season1

トレセン学園最強とも言われるチーム「リギル」のメンバー。
第4話では日本ダービーを控えたスペシャルウィークにピッチ走法を叩き込むべく模擬レースが行なわれ、接戦を演じたスペちゃんを称えている。
この時マイルCSとスプリンターズSを制していることが明かされる。

EXTRA Rで開催されたウインタードリームトロフィーには距離適性もあり不参加だった。

うまよん

第5話「大激戦!?ラーメン杯(G2)」に登場。
スペシャルウィークやオグリキャップら名うての大食ウマ娘と共に、
ラーメン完食競走「ラーメン杯(二郎系ラーメン店「ラーメン三ハロン」/G2/メガ増しニンニクカラメ1杯)」に出走(実況:トウカイテイオー、解説:ファインモーション)。
麺も具も山盛りのラーメンに正攻法で挑んでしまい、スープを吸って重バ場になった麺の前に敗北*3
しかし店を出た時の三人は心も体も満たされたのか満足げな表情を浮かべていた。

◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:B
距離 短距離:A マイル:A 中距離:E 長距離:G
脚質 逃げ:C 先行:A 差し:E 追込:G
レアリティ☆3『ワイルド・フロンティア』としてサービス開始当初から育成枠に実装されているウマ娘の一人。
短距離・マイルを得意とする先行ウマ娘。成長率はスピードに+20%、賢さに+10%。
芝のみならずダートも走ることができるため、頭数の少ないダートでの活躍が多い。
史実では一度も走っていないはずの中距離もEと、距離因子があれば補えなくはない範囲。チームレースでは無理に採用されることはほぼ無いが、後述する固有スキルとの相性から中距離のチャンピオンズミーティングでも時折見かけることだろう。

アーユーレディ…?
ここからホントの、真剣勝負デース!

固有スキルは「ヴィクトリーショット!」。効果は「最終コーナーで好位置にいると弾みを付けて加速力が上がる」スキル。
ハマれば猛烈な勢いで急加速できるのだが、芝マイルのG1が開催されるレース場との相性が微妙に悪いため、チャンピオンズミーティングではマイルですらほぼ見かけない。最強マイラーとはいったい…
それに「加速力が上がる」スキルの常として速度には影響を及ぼさないという性質があるため、レース場を選ばないと固有スキルが活かしにくいという弱点もある。
スキル発動時にはコイントス後にリボルバーを抜き発砲する。それも3発。
……薙刀振るうグラスワンダーといい、フライングボディプレスかますエルコンドルパサーといい、後に追加されたエイシンフラッシュもレイピアを振るったりと、海外から来たウマ娘たちは少々アグレッシブすぎるのでは?

覚醒スキルはレベル3で「ギアチェンジ(「ギアシフト」上位スキル)」を、レベル5で「マイルの支配者(「積極策」上位スキル)」を習得できるのだが、
「マイルの支配者」は事実上逃げのスキルであり、逃げ適性は素でCあるので因子などで逃げ運用にシフトすれば発動しやすくなるものの、
そうすると今度はタイキ自身の固有スキルが噛み合わなくなってしまうという絶妙に使いづらいスキルとなっている。
チャンピオンズミーティングでは中距離向けとされる固有だが、重賞はもちろんプレオープン(=条件戦)の条件でも走ることが多いチーム競技場では芝マイルレースでも固有スキルが有効に働く場合が多い。
チャンピオンズミーティング重視だと固有を捨てるかマイルスキルを捨てるかしないと活躍させづらいのもあり、貴重な短距離・ダート適正もあってチーム競技場向けと言える。そもそもチャンミではより条件が緩いマルゼンスキーの壁が厚すぎるし…

競技場でより固有や自前スキルを活かすなら芝よりダートの方がより活かしやすい。活きにくいのが東京1600(フェブラリーステークス)くらいでそれ以外ならガッツリ活かせるのである。

ともあれ育成難易度は非常に低い。
スプリンターズS以外の目標レースは全てマイル戦であるため、多少スタミナに気を付ければバクシン育成も可能。
貴重なダート適性持ちということもあってマルゼンスキーやオグリキャップと並んで☆3ウマ娘引換券の交換候補の一角を占める。

固有二つ名は『最強マイラー』。
取得条件は「ユニコーンS、安田記念を含むマイルの重賞で5勝以上し、うち1勝以上は天候(雨)で勝利かつ、マイルCSを5バ身差以上で勝利する」。
史実再現を求められる二つ名となっている。
天候(雨)が条件に入っているが、目標レースであるシニア級安田記念は天候が雨で固定(後述)、かつ1着指定のため、マイルCSの5バ身差以上が最大の壁か。
しかしステータスやスキルが揃っていればあっさりと取れてしまうことも。
目標レースのみで達成が可能なため、固有二つ名の中では難易度は低い方。

サポートカードは2021年10月現在Rのみ実装。得意練習はスピード。
特筆すべきところは特にない。

また第二の育成シナリオ「アオハル杯」では主要キャラクターに抜擢。
シナリオ内では年長者として個性豊かな主人公チームの面々を纏める一面を目にすることができる。
短距離やマイルを得意とするが、ダート適性はCに下げられているためダート運用は考えにくいか。
タイキを育成、あるいはサポートカードにタイキシャトルを編成していると、チーム名を<HOP CHEERS>に設定可能。
チーム名を<HOP CHEERS>に設定し、アオハル杯決勝でチーム<ファースト>に勝利すると、URAファイナルズ後に「マイルの支配者」のヒントを入手できるが、
上述の通りこのスキルはタイキにとっては微妙に扱いづらい上に、ならばといって相性の良いマルゼンスキーやサイレンススズカに覚えさせようとすると、
タイキのサポートカードはアオハル杯実装時点では最低レアのRしかなく、強く育成したいならサポートに編成しづらいという壁がある。

育成シナリオ

半ば強引に押される形でタイキとの専属契約を結ぶことになったトレーナー。
メイクデビューを目前に控えたある日、タイキはトレーナーやエアグルーヴとともに"年度代表ウマ娘"の資料を運ぶことになった。
エアグルーヴ曰く、年度代表ウマ娘とは「皆の心に熱狂の炎を灯す存在」であり、
「資料が残され、語り継がれていくが故に、皆はターフの上に惹きつけられてやまない夢を見る」のだという。
資料をまとめ終え、トレーニングに向かう途中。すれ違ったウマ娘の目は年度代表ウマ娘の話題で輝いていた。

レースの中に、ドリームを見つけられる——
それはウマ娘にとっても、ファンにとっても、イチバン・ハッピーなことなのデスネ。

そしてタイキは高らかに宣言する。

なりマス! "年度代表ウマ娘"にっ!!

あまりの唐突な発言。トレーナーも一瞬、普段通りの突飛な発言かと思ったのだが、その瞳の輝きは真剣そのものだった。

ファンタスティックなレース! グレイトなラン!
ワタシ、それをみんなに見せて——

ウマ娘もファンも、ファミリーもフレンズも!
これからワタシを知る人たちも!
みんなみーんな、イチバン・ハッピーにしてみせマーーース!

しかし、短距離やマイルを中心に走るウマ娘が"年度代表ウマ娘"に選出された例は一度もない。
さらに、どうしても注目は八大競走や天皇賞といった、タイキにとっては距離が長いレースに集まってしまう。
しかし、タイキの持つ素質は極めて高い。
ならば、とトレーナーは案じた。

短距離やマイルを極めよう!

短距離やマイル? 1600mくらいのレースということデスカ?

君のパワーとスピードを見せつけよう!

タイキの武器を活かし、"年度代表ウマ娘"のタイトルを狙う。
それがたとえ、奇跡的な確率であったとしても。
そんなトレーナーとタイキの二人三脚の日々が始まるのだった。


育成中の隠しイベントはないが、目標レース中のシニア級安田記念は天候は雨、不良バ場固定という演出が入り、勝利すると確定で「雨の日〇」のヒントレベル+1を入手可能。

特殊実況はシニア級のスプリンターズSに設定されている。
ゴール手前である程度の差をつけた状態で発生するが、最終直線のゴール手前から実況が発生することに注意。
+特殊実況 ※ネタバレ注意
タイキシャトル強い! タイキシャトル文句なし!
圧勝ーッ!

(元ネタ:1997年スプリンターズステークス フジテレビ・アオシマバクシンオー青嶋達也アナ)


余談になるが、育成中のイベントでは「前傾姿勢で腕組みをしながら難しい顔をする」というモーションを取る場面がいくつかある。*4
このポーズがネットでネタにされやすいデビルマンのED出だしのワンシーン*5にそっくりだと話題になり、「タイキマン」などと呼ばれた。
また機を伺うような表情とポーズから、名前に引っ掛けて「待機シャトル」なんてネタも生まれたとか。
そしてタイキの中の人までこのポーズをしてしまった。

◆関連キャラクター

サイレンススズカ

友人であり同期。
シニア級のマイルCSでは覚醒を遂げたスズカとの対決になる。
また、マニーのデイリーレースでタイキ、もしくはスズカを出走させる場合、相手が強力なライバルとなる。

大人しいスズカと押しの強いタイキという対照的な性格であるが、互いに相手を好ましい友人として見ており、
タイキはよくスズカにもハグを仕掛けるが、勢いが強いのでスズカは若干タイキのハグを苦手としている。
ちなみにスズカはタイキに短距離レースのコツを聞いたこともあるが、「エンジョイスピリッツデース☆」とだけ返されて何の参考にもならなかったらしい。

史実でも同期であり、何度か対戦経験もあったが本格化前だったため勝負にならなかったのだが、本格化した後に対戦することはついになかった。
育成シナリオでは、もしもスズカが第4コーナーの向こう側から無事に戻ってきたならあり得たかもしれない展開も描かれている。

また、ローディング画面の1コマでは何とは言わないがその格差をネタにされている。
「スズカの方がゲート広いデース!!」ガシャガシャ
「タイキ…広さはみんな同じよ…」すらぁ…


マチカネフクキタル

同じく同期。
距離適性が異なるため同じレースは走っていないが、スズカと共に会話の輪に加わっている他、
フクキタルのシナリオでは追加練習イベントに誘ってくるのがタイキとなっていたり、
とあるイベントで(心霊的な意味で)危機一髪となったフクキタルとトレーナーを救ったのがタイキ(?)の電話だったりと、
ちょくちょくレースでぶつかるスズカばりにタイキが登場する。

シーキングザパール

アメリカン仲間。
ホーム画面では流暢な英語を話すタイキと若干怪しい英語を話すパールの会話が見られる。

史実では同期。
同じ時期に海外に渡り、共に海外G1を制覇している。

メイショウドトウ

自主トレーニング仲間……ではなくオーバーワーク気味のドトウをとっ捕まえる役割。
オフでも仲が良いのか、「太り気味」となる危険がある食べ過ぎイベントではタイキが大量のハンバーガーを御馳走してくれる*6

史実では引退後の相棒で、現在は北海道新冠町のノーザンレイク牧場で共に余生を過ごしている。
ノーザンレイク公式Twitterにはタイキとドトウの仲良しなツーショット動画が投稿されているため、そちらを確認してみるのもいいだろう。
ヴェルサイユリゾートファーム在籍時はタイキが羊の王、ドトウが山羊の王と呼ばれていたとかなんとか……。

ニシノフラワー

イベントで時々登場するほか、主戦場が被っていることもありモブ枠に参戦していたりする。

史実では活躍時期が違ったため対戦経験はないが、2頭の間に仔がいる(ニシノハーロック)。

エルコンドルパサー

タイキと同じような(といってもこちらはスペイン語混じりだが)「デースマース」口調のウマ娘。タイキから見ると後輩にあたる。
似たような性格故か仲が良いらしく、タイキ主催のバーベキューパーティーが楽しく美味いとエルが絶賛するホーム台詞がある。

グラスワンダー

タイキと同じくアメリカ生まれのウマ娘で、美浦寮の後輩でもある。
互いにBBQや野点といった日米の文化を嗜むくらいに仲が良く、グラスのシナリオでは度々タイキが登場する。

◆余談・タイキシャトルの生涯

1994年生まれの牡馬。父はDevil's Bag、母ウェルシュマフィン。
アメリカ生まれだが1995年はアイルランド、1996年7月からは日本で調教を受けている。
主戦騎手は岡部幸雄氏。アメリカでは母にも騎乗経験があったという。

ゲート試験に何度も落ちており、合格したころには新馬戦も終わっていたため、3歳4月のダート未勝利戦でデビュー。
そこからダートと芝マイル戦で連勝を重ねるが、4戦目でタイム差なしの2着。
秋のG3、ユニコーンステークスとG2のスワンステークスを連勝し、マイルチャンピオンシップでは2馬身差の勝利。
続くスプリンターズステークスも連勝し、史上初のマイルCSとの同一年制覇を成し遂げる。

4歳春は放牧先の寒さもあり、蹄にヒビが入るアクシデントもあったが無事回復し、京王杯スプリングカップから始動。
流しでレコード勝ちをおさめると、海外挑戦を見据え、壮行レースに安田記念を選択。
しかし安田記念の当日は大雨。不良馬場という言葉では生温い、超不良馬場とでも言うべきほどに状態は悪かった。
シニア級安田記念の条件はここが元ネタである。

さらにタイキシャトル初の不良馬場ということもあり、単勝1.3倍の圧倒的1番人気でありながら不安視する声もあった。
しかしレースが始まると道悪もなんのその、好位につけて最終直線を迎えるとそこから一気に伸び、
香港から参戦したオリエンタルエクスプレスに外から並ぶ…かに見えたが並ぶことなく一瞬で突き放し、2馬身半もの差をつけて勝利。
「夢は世界に飛び立つか!」という実況通り、海外遠征は決定的となった。

そしてフランス。選ばれたのはフランスマイルG1の最高峰、ジャック・ル・マロワ賞(ドーヴィル競馬場、芝直線1600m)。
レース1ヵ月前の渡仏だったが、「日本で競馬を使うときと同じにしたい」という藤沢和雄調教師の判断であった。
また受け入れ先となった厩舎も偉業達成のために協力を惜しまなかったこともあり、タイキシャトルは終始リラックスしている様子だったという。

さあ日本馬初の海外G1制覇に向けて視界良好、と思われた矢先。
なんと同じく海外遠征を決行したシーキングザパールがタイキシャトルより一足先に、フランスのG1短距離レース最高峰の一角、モーリス・ド・ギース賞(ドーヴィル競馬場、芝1300m)を制覇したのである(鞍上:武豊)。
当初パール陣営はジャック・ル・マロワ賞への出走も予定していたらしいが、「1600mではタイキシャトル相手に勝てない」と判断し、こちらへの出走を決めた経緯がある。

史上初の快挙を目前で奪われ、しかもパールを安田記念では10着に負かしていたばかりに陣営には衝撃が走ったが、こうなっては意地でも負けられない。
迎えた当日は1.3倍の圧倒的1番人気に推される。
この時、パールの調教師が「タイキシャトルはもっと強い」と発言したことや、最大の強敵とされたIntikhab(インティカブ)の不在もあったと言われている。

しかしレースが始まるとタイキシャトルはなんと上の空
普段は非常に落ち着いた性格であり、飼葉も残さず食べたり、馬運車や飛行機の中でさえすやすやと寝ているほどの強心臓ぶりを考えれば、出走取り消しすら選択肢に上がるほどに不安視されていた。
集中力を欠き、物見をしながら走っている始末だったが2番手につけてレースを進める。
日本にはない1600mの直線だけのレース。仕掛けどころの難しい中、最後の100mでスパートをかけ先頭を奪うと、追い込んでくる後続を半馬身差抑えて勝利。
2週連続の海外G1制覇に日本の競馬ファンは大いに沸き立った。
また調教師の藤沢師にとっても、鞍上の岡部騎手にしても悲願であり、岡部騎手に至っては涙を流すほどであったという。

その後日本に帰国し、マイルCSを選択。
レースでは終始好位を追走し、直線に入ると後続を千切り5馬身差の圧勝劇を演じてみせた。
本来であればこのレースがラストランになるはずだったのだが、JRAの要望により1ヶ月後のスプリンターズステークスを引退レースにすることに。
単勝1.1倍という圧倒的人気を誇ったが、ハイペースでの消耗や馬体重の増加もあり、勝者マイネルラヴとシーキングザパールにタイム差なし、アタマ+クビ差の3着に敗れた。
タイキシャトルが連対を外したのはこの1度だけである。

この敗戦について、藤沢師は「走ることを嫌がっており、走ることに気が向いていなかった」と述べている。
JRAは直後に行なわれたタイキシャトルの引退式の際、戦績が映し出されたターフビジョンにスプリンターズステークスの成績を1着と表示するほど、タイキシャトルの勝利を疑っていなかったらしいが……。
通算戦績は13戦11勝。97年ユニコーンSから98年マイルCSまでの重賞8連勝はかの世紀末覇王テイエムオペラオーと並ぶ記録。

ともあれ日仏のG1を3勝したことを踏まえ、最優秀短距離馬および最優秀5歳以上牡馬、そして史上初の年度代表馬に選出。またフランスでも年度代表馬顕彰に選出されるなどの偉業を達成。
さらに翌年にはこれまた短距離馬としては史上初のJRA顕彰馬入りを果たし、歴史的名馬の地位を得たのであった。

種牡馬としてはウインクリューガーとメイショウボーラーの2頭が中央G1を勝利。地方重賞の勝ち馬も多く輩出している。
2017年に種牡馬も引退。19年には悪質なファンによってたてがみを切り取られるなどの憂き目にも遭ったが*7、2021年10月現在も存命。上述のノーザンレイク牧場で余生を過ごしている。


BANG!!
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最終更新:2021年11月24日 17:33

*1 尾花栗毛という毛色がモチーフ。ウマ娘だと他にゴールドシチーしかいない

*2 全てのステータスが+されてやる気も上がり、スキルptももらえるボーナスイベント

*3 スペは麺と具の位置を入れ替える奇策「天地返し」で攻略、オグリは正面突破し難なく攻略。結果はオグリ1着、スペがスープ差の2着

*4 ヒシアマゾンなども同様のポーズを取る。

*5 鉄骨の上に腕を組んだデビルマンが腰掛け、街を見下ろすカット

*6 ちなみにアグネスタキオンの食べ過ぎイベントも同様にタイキが大量のハンバーガーを持ち込んでくるが、こちらは間違って頼み過ぎたところにタキオンが出くわしたという経緯。

*7 ノーマナー行為以前に「器物損壊罪」というれっきとした犯罪行為である。この時同じ牧場にいたローズキングダムも同様の被害に遭っている