シンボリクリスエス(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2023/04/08 Sat 23:37:30
更新日:2025/04/07 Mon 07:48:08
所要時間:──about 21 minute. ――それくらいで読める…はずだ。



画像出典:【ウマ娘 プリティーダービー】CM「Become a Legend 祝祭」篇
© Cygames・JRA

──与えられた使命は勝利。
──それを遂行する。

シンボリクリスエス(Symboli Kris S)とは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物である。
CV:春川芽生

モチーフ元である競走馬『シンボリクリスエス』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール


キャッチコピー:海外生まれの、寡黙な任務遂行者
誕生日:1月21日
身長:170cm
体重:圧巻
スリーサイズ:B91・W58・H88
靴のサイズ:左右ともに27.5cm
学年:高等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:プロテインドリンクを作ること
苦手なこと:裸足でいること
耳のこと:自分と似た耳のウマ娘は目で追ってしまう
尻尾のこと:専用シャンプーでゴシゴシ洗っている
家族のこと:朝は家族全員、ブラックコーヒー
マイルール:間違えた漢字は帰ってから書き取り練習
スマホ壁紙:Todoリスト
出走前は…:体を冷やさないよう常温の水だけ口にする

ヒミツ:①写真を撮る時によく半目になってしまう / ②日本語のオノマトペが好き
自己紹介:──シンボリクリスエスだ。シンボリ家には恩がある。その1人として、掲げた目的も与えられたmissionも──遂行するのみ

キャラクターソング:THE SUPER STRONG S

ここへ来た理由

何故ここにいるのかと
問われた若者は
相手に吠えかかろうとする。

練達の師が彼女の肩に手を置く。
止まらなかった身震いが
自然とおさまっていく。

そうだ言葉ではなく
結果で教えてやればいい。
君がここへやってきた
たったひとつの理由を。

2019年URA 名ウマ娘の肖像「シンボリクリスエス」より

◆概要

日本競馬史上2頭目となる3歳での天皇賞(秋)制覇や、GⅠ史上最大着差タイの9馬身差で制した有馬記念などで知られ、さらに史上初となる天皇賞(秋)の連覇や有馬記念連覇を為しGⅠ競走4勝、「漆黒の帝王」の異名を持つ競走馬・シンボリクリスエスがモチーフのウマ娘
2022年5月5日の横浜開催の4thイベントにてタニノギムレットと同時に参戦が発表され、同時に同年秋からのショートアニメ「うまゆる」での主人公ポジションをギムレットと共に務めることも発表された。

「漆黒」の異名通り浅黒い肌に、膝まで伸びる二股に分かれたポニーテールが特徴的。さらに「ボリクリ耳」と呼ばれる特徴的な耳も再現されている。
元々は海外にいたが、日本のレース界を牽引するシンボリ家にその才能を見出され、さらにシンボリルドルフの求めに応じて来日、トレセン学園に入学。
それ以来シンボリ家やクリスエスの才能を見出した"師匠"に恩義を返すべく、また日本のレース界の革命を起こし、結果で示そうとする使命を背負う。
日本語はまだ不慣れなようで会話には時々英語が混ざるが、日常会話は普通にこなせる様子。
また、日本語で文章を書くのはもっと不慣れなようで、ファンレターに対して返事を書いた際には、気持ちを伝えるためにあえて一切の修辞を排して一昔前の翻訳ソフトのようなあるいは幼女が書いたような手紙を書いた。

そして非常に寡黙かつ感情の起伏に乏しい。口下手なだけらしいが、会話にはしょっちゅう間の表現として「──」が某漫画ばりに混ざる。
さらに身長170cmとウマ娘の中ではかなり大柄なのに加えて体重は圧巻、それでいて目力がかなり強いこともあり、トレセン学園の生徒からはかなり恐れられたり、一般人に誤解されたりする。特に頭痛が酷い時は一回り顔つきが厳つくなる。

しかし当の本人は非常に穏やかで純朴な性格で、多少のアクシデントがあったとしても動じない。
また気高く義に篤い人物でもあり、使命を果たすために厳しいトレーニングと徹底的な調整を重ね、結果を淡々と示す強い意志と、頼まれごとや誘いを断ることなく、仕事人らしく為すべきことをきちんと為す面倒見のよさを兼ね備えている。

それらの要素が重なった結果、レースにおいては優れた体格とパワー、そして「冷たさ」とも言える不動の意志で他のウマ娘を圧倒する。

食べかけのにんじんハンバーグを渡されてもはちみーを制服にぶちまけられても自販機のおでんを渡されても「皆…優しいな…」とニッコリするあたり天然のけもあるかもしれない。その笑顔ですらオーラを放っているのだが

ただ、口下手なことやその容姿で皆から怖がられてきたからか、自己肯定感が低く「人は自分と一緒に行動しても楽しくないし行動したがらない」と考えているきらいがあり、
SSRサポカのイベントで休日に一緒にいたファインに対して上述のようなことを溢したり、夏合宿でタイキとロブロイと共にバーベキューの準備を手伝ったあと、一緒に食べずにそのまま立ち去ろうとしたりしたことも*1

また、使命を果たすことを重んじているため、「売れ残り」や「おつとめ品」などに対して「使命を果たさせてやりたい」と感情移入するタチで、使い道が分からない売れ残り商品の使用方法を熟慮したり、売れ残り惣菜を食べすぎてお腹の調子を崩してしまったりするイベントがある。


◆アニメでの活躍

うまゆる

キービジュアルにも登場しており、第1話からタニノギムレットと共に登場。
以降の回でも出番は多い。

◆アプリでの活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:G マイル:E 中距離:A 長距離:A
脚質 逃げ:G 先行:A 差し:A 追込:D
2023年03月20日に☆3「Onyx Soldier」として実装。また、2023年9月29日には新衣装として「Jetblack Automaton」が追加実装されている。
上述したアニメ「うまゆる」の最終回間近でもあり、それに合わせての実装という繋がりか。

距離適性は史実の天皇賞(秋)及び有馬記念のダブル二連覇を反映してか、中距離、長距離が共に最高のAとなっているステイヤー型。
残りのマイル、短距離はそれぞれEとGとなっており、因子を最大まで補正すればマイルはギリギリ最高適性まで引き上げることができる。

脚質適性については先行と差しが最高のA。後述する覚醒スキルのことを考慮するならメインとなるのはやはり差しであろう。

[Onyx(オニキス) Soldier(ソルジャー)]

Specialな1着だ…。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Onyx Soldier]シンボリクリスエス」勝負服
© Cygames・JRA

「シンボリ」冠名を使用するシンボリ牧場の勝負服、「白襷袖赤一本輪」がモチーフ。濃い緑の上着に同色の超短パンというスタイルで、上着の裏地は赤色。よく見ると左側のほうが裾が短くなっている。
クリスエス曰く「この深いグリーンは──シンボリ家のPride」と、その重みを背負い、使命を果たさんとする覚悟を持ってデザインしたようだ。
衣装名にある「onyx(オニキス)」は黒色の瑪瑙(鉱石の一種)を意味し、「漆黒」の異名を持つ彼女には相応しい。
そして、後日参戦したルームメイトの勝負服の名前にも奇しくも同じ単語が使われている。

成長率はスタミナとパワーにそれぞれ+15%。

所持スキル
なんといっても後述する自身のサポカで先んじて登場していた、差し・長距離の加速スキルである無我夢中を自前で取得できるのが大きな強み。
進化スキルの質実剛健や固有スキルの強化条件も加味するなら、有馬記念に特化した性能といえる。

通常スキル:
中山レース場○、がむしゃら、ロックオン、(覚醒Lv2)静かな呼吸、(覚醒Lv4)位置取り押し上げ

レアスキル
(覚醒Lv3)無我夢中(ラストスパートで中団以降にいると持久力を少し使って加速力が上がる/差し・長距離)
質実剛健(ラストスパート中団以降で持久力を少し使って加速力を上げる、中山なレース場なら持久力を使わずにわずかに回復する/差し・長距離)

(覚醒Lv5)一発必中(レース終盤が迫ったとき後方にいると速度が上がる/長距離)
革命をもたらす威容(レース終盤が迫ったとき後方にいると速度が上がり持久力をわずかに回復する/中距離・長距離)



決めてみせる──使命の、ために。


…Target in sight──ふっ──!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Onyx Soldier]シンボリクリスエス 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「Mission: Triumph」。
発動条件と効果は「レース中間付近以降の直線で中団にいると速度を上げる、さらにそこが下り坂なら上げ続ける」というもの。
天皇賞(秋)やジャパンカップなど東京レース場や皐月賞、そして有馬記念の中山レース場であれば最大効果発動を見込めるスキルだが、育成中はステータス差で発動しにくいこともある。
しかし、最大効果でなくとも中盤速度固有スキルという時点で並の終盤速度固有スキルより強力であるため、適切な加速スキルを積めば中・長距離のレースでの活躍は十分に期待できる。

演出はどこからともなく紫に光る弾丸とスナイパーライフルを取り出し、狙いを定めて狙撃するというもの。
ライフルはボルトアクション式であり、その形状からモデルはアメリカ製のM24系列という考察がなされている。
外国産馬は武器を持つのが流行りなのだろうか…
「Triumph」(トライアンフ)とは「勝利」「凱旋」「偉業」などを意味する言葉である。

Mission Accomplished.
今後も、恩義に報いてみせる。

[Jetblack(ジェットブラック) Automaton(オートマトン)]

なんなりと、任務を。
――使命感の――湧いてくる服だな。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Jetblack Automaton]シンボリクリスエス」勝負服
© Cygames・JRA

イベントストーリー「フェアウェルを継ぎ接いで」に合わせて実装された新衣装。
同ストーリーの舞台にてクリスエスが演じた機械人形の怪物がモチーフとなっている。

衣装名を繋げて意訳すると「漆黒の機械人形」といった意味合いになり、モチーフや色合いを総合してピッタリの名称といえる。

此方の成長率はスピードとパワーに+15%ずつの配分。

所持スキル
得意の差しはそのままに、長距離から中距離に特化したスキルラインナップに変更されている。
通常衣装が有馬記念向けだったことを考えると、こちらは天皇賞(秋)を見据えたものだろうか。

また、汎用性の高い緑スキルである自制心を自力取得できるのも嬉しい所。

通常スキル:
差し切り体勢、闘争心、自制心、(覚醒Lv2)ありったけ、(覚醒Lv4)ワンチャンス

レアスキル
(覚醒Lv3)気炎万丈(レース中盤に中団で競り合うと持久力が少し回復しさらに速度が上がる/中距離)
Burn Down(レース中盤に中団で競り合うと持久力が少し回復し、さらに速度がすごく上がり自身を除くチームメンバーの速度がわずかに上がる/中距離)

(覚醒Lv5)乗り換え上手(レース終盤始めの方に中団以降にいると加速力が上がる/差し)
Service: Transit(レース終盤始めの方に中団以降にいるとしばらくの間加速力が上がる/差し)



何人が、立ち入ろうと――


システム制限解除。出力全開――


我が信念、守り通すのみ。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Jetblack Automaton]シンボリクリスエス」固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「Immortal Work」。
効果は「レース中間地点で中団にいると最終直線で速度が上がる、中山レース場の中距離レースならものすごく上がる」というもの。

発動条件自体はレース中間地点で中団にいればその後に発動と緩めだが、真価を発揮するのは中山レース場の中距離レースとかなり限定的。
クリスエスの史実と照らし合わせると、中山開催となった2002年の天皇賞(秋)を意識したものだろうか。

雷鳴轟く古寂びた古城において、迫りくる怪物相手にクリスエスが機械人形としての防衛機能と思われる電撃を放って撃退するなど実にファンタジー全開。

放熱開始――少々――熱くなりすぎたか。

固有二つ名は「漆黒の帝王」。
取得条件は「天皇賞(秋)、有馬記念を二連覇し、うち有馬記念(シニア級)は9バ身差以上で勝利し、基礎能力[パワー]が1200以上になる」。
天皇賞(秋)と有馬記念の連覇、およびシニア級有馬記念を9バ身以上で勝利は史実再現。ただ育成目標ではクラシック・シニアの天皇賞(秋)、シニア級有馬記念は1着が要求されるためそこはさほど問題にはならない。十分にステータスやスキルが揃っていれば9バ身以上離すことも可能。
ただパワー1200が少々曲者で、成長率補正があるとはいえサポートカードや因子でフォローしたい。

サポートカード

2022年10月19日にSSR【A Win Foreshadowed】が、
2023年2月24日には2nd Anniversaryキャンペーンの報酬SSR【Unyielding resolve】が、
2024年8月30日にはストーリーイベント「あなたと仰ぐハーベストムーン」のミッション報酬としてSSR【Rewarding Job】が、
2024年11月8日にはSSR【COOL⇔CRAZY/Buddy】が、2025年3月31日にはストーリーイベント「Phantasmagoria ~幻踏~」のミッション報酬としてSSR【Operation: Escort】がそれぞれ実装されている。

そして2025年3月31日の追加実装を以て、「得意トレーニング全5種類のサポカをコンプリート」を果たした最初のウマ娘となった。

SSR【A Win Foreshadowed】

得意トレーニングはスタミナ。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、根性ボーナス」で、条件を満たした際の効果量は根性+2。
所持スキルは差し向けの汎用的なスキルが揃っている。
トレーニング性能は上限解放を進めてもそこまで上がらないが、逆に言えば低い凸からでも十分採用できる余地があるとも言え、スキルptボーナスの入る1凸からであれば採用も十分可能。
固有ボーナスの影響で目に見えて根性の伸びが大きくなるのが特徴的で、スタミナを十分に稼ぐ見込みがある場合は根性を上積みしやすくなる反面、その見込みがないとスタミナ稼ぎが物足りなく感じると一長一短。
連続イベントでは確定でレアスキル「無我夢中」のヒントを入手可能。長距離・差し専用だが、長距離では痛い持久力消費と引き換えに最低限の位置条件だけで最速加速ができる極めて強力なスキルであるため、このカードの登場まで専ら長距離チャンミと言えば(採用コースの関係で)後方=追込になっていた環境自体を激変させた。
後に登場し自前で所持している育成版の自身や新衣装サトノダイヤモンドを除き、長距離・差し要員としての育成には現状必携と言える存在になっていたが、後に無我夢中を入手できる賢さマンハッタンカフェが実装されたため、若干採用される機会が減ってきている。
とはいえ、あちらは完凸でないと全く使い物にならない*2ため、1凸で十分な性能を発揮できるこちらの方がお手軽。

SSR【Unyielding resolve】

得意トレーニングは根性。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、根性ボーナス」というもので、条件を満たした際の効果は根性+2。
所持スキルが変更されており、汎用的差し向けスキルは変わらずだが中距離向けのスキルが増えている。
トレーニング性能は配布サポートカード故に控えめ。
連続イベントでは確定でレアスキル「気炎万丈(「闘争心」上位スキル)」のヒントを入手可能。

SSR【Rewarding Job】

得意トレーニングは賢さ。
トレーニング効果+10%に賢さボーナス+2、スキルPtボーナス+1なども持ち、得意率も50と最低限は備えているため"配布サポカ"という枠組の中では協力と言えるだけの性能を有している。
ペースキープ、深呼吸、別腹タンクと長距離育成ではありがたい回復スキルを3つも備えている他、連続イベント完走時のレアスキルもこれまた長距離用の内的体験となっている。

SSR【COOL⇔CRAZY/Buddy】

得意トレーニングはパワー。
実装時点基準のインフレを加味した上でか、SSRスピード【アルストロメリアの夢】ヴィブロスに続いて2枚目となる、固有効果抜きの素体性能でトレーニング効果+20%を持っているため、その時点で破格。
これに加えて友情ボーナス、スタミナボーナス+1、スキルPtボーナス+1、固有効果込のパワーボーナス+2が上乗せされた結果、これまでパワーサポカトップの地位を独占していたSSR【朝焼け苺の畑にて】ニシノフラワーと同等クラスの練習性能を持つというとんでもない1枚に仕上がっている。
練習性能以外の面についても、レースボーナス、ファン数ボーナス、ヒント発生率アップ、ヒントレベル3と欲しいものが一通りそろっているし、得意率も80と高水準なためほぼほぼ隙が無い。

取得スキルについても差し向けのものを中心に豊富なラインナップとなっている上に、イベント完走によって入手できるレアスキルもこれまた選択式。
一つは上述のスタミナクリスエスでも入手できた貴重な差し・長距離の加速スキルである「無我夢中」がまさかの続投。
もう一つはこれまた差し用の「レース中盤に中団にいるとしばらくの間速度が少し上がる」効果の「千里の道」が獲得できる。
無我夢中の有用性は言うまでもないし、千里の道についても比較的緩い発動条件で持続時間の長い速度アップというこちらもなかなか強力なスキル。
更に言うと千里の道自体、今まではヒシミラクル、クリスマス衣装ブライト、UAF衣装ウイニングチケットしか取得できなかったため、この3人以外に初めて配られた形にもなっている。

最強クラスの練習性能に選択式の強力なレアスキルが合わさり、瞬く間にトップ級のパワーサポカの1枚として非常に高い評価を得るに至った。
というかスキルラインナップを見るに、これまで練習性能だけならパワーサポカの中でも単独トップ同然だったが、主としているスキルが短距離・マイル及び前方脚質向けだった故に、「中距離以上の差しウマ娘」だとどうしても噛み合わなかったSSR【朝焼け苺の畑にて】ニシノフラワーの隙間を完璧に埋める形となったため、恐らく意図してのものだろう。
中距離以上の追込? アヤベさんかヒシアマ姐さんのパワーサポカで何とか…。
というか一つ前のガチャでスタミナシャカールや賢さダスカのような人権級サポカを出した直後にまたこれとか、サイゲさんもう少し手心が欲しかったんですけど…例によって例の如くトレーニング効果アップの解禁が3凸からだから複数取得が前提になってるし…

その自身のサポカが使えないことが大きなハンデであったニシノフラワーの育成で「スキルの噛み合わなさを敢えて度外視して練習性能をメインにする」「フラワー本体の方を差し向けに改造する」といった形で採用できるのも大きかった。
これについて現在はSSR【深窓の少女へ】メジロアルダンが実装されたため解決済。

そしてこれまた例によってこれだけの強力なサポカを自分自身の育成に使えないシンボリクリスエス本人が今度は割を食う形に。
練習出力だけなら上述のSSRニシノフラワーやSSRメジロアルダンを使えばある程度我慢はできるため、嘗てのフラワーの立場よりは幾分マシではあるが…

SSR【Operation: Escort】

得意トレーニングはスピード。

配布サポカということでやはり性能はガチャ産と比較すると控えめの部類。トレーニング効果+10%こそあるものの、やる気効果はゼロ、スピードボーナス+1以外のボーナスも特になく、ちょっと物足りない感は否めないか。
連続イベントを完走することで長距離用のレアスキル「烈風円刃」を取得できる。

寧ろ注目を浴びたのはイラストの方で、上述したストーリーイベント終盤で公開される全体像で明らかになるのだが、その一部を切り取ったこのサポカイラストの端っこに青い髪がのウマ娘が見切れていたことでプレイヤーたちが大いに湧き立ったりもした。公式がクリ×ザリ最大手すぎる。

個別ストーリー

トレセン学園に所属してから間もないある日、理事長に新入生の学校案内を頼まれることになったトレーナー。
そこにいたのはシンボリルドルフと、彼女がアメリカから招聘したというウマ娘、シンボリクリスエス。

いざ案内するぞ……と思いきや、かなり無口。
慣れない海外の学校故に不安もあるだろうと考え、楽しんでもらえるよう案内しよう!
まずはトレセン学園の誇るトレーニングジム。こだわり抜かれた機材の数々にテンションアップも間違いなし!

──充実、しているな。

続いてみんな大好きカフェテリア。甘いものでも食べて幸せな気持ちになろう!

──No. 間食は──控えている。

大規模なイベントも開催される野外ステージ……!

……。……──広い。

そして、レースが好きなウマ娘であればきっと気に入るだろう、学園が誇るトレーニングコース!

Turf……──芝が、青いな。

…どこを案内しても無表情なクリスエスの姿に、楽しんでもらえているのか不安をおぼえた…その矢先。
クリスエスの姿を見た先輩トレーナー達が集まってきてしまう。
あの生徒会長にして七冠ウマ娘でもあるルドルフが呼び寄せたウマ娘ということでその注目は並々ならぬものだった。
自分は待っているから行ってきてもいいと促すトレーナーだったが、クリスエスは

……──No.案内が──途中だ。

と拒否。
先輩トレーナーたちの視線から逃げるようにその場を離れ、気が付くと2人ともトレーナー室にいた。
ベテラントレーナーたちからのスカウトの可能性を放ってまで案内を続けてよかったのかと問うトレーナーに対し、


──、……。

──助かって、……いる。

……。──とても。──だから、続けてほしい。

クリスエスは長い間を置きながらもそう答えた。
トレーナーはそれがクリスエスが彼女なりに言葉を探した結果であり、そして決して冷たいものではなかったことを悟る。

案内を一通り終えた後、ルドルフからも彼女を気にかけるよう告げられた。
誤解されることも多いだろうが、不器用なだけで優しいウマ娘。
しかし新人である自分には縁がないであろうことを寂しく思いながらその一日は終わった。

それからしばらく経った日、練習中のクリスエスを眺めていた。
鋭くも真っすぐなその視線の先に見据えているもの──『使命』。
それがなんなのか、トレーナーは知りたいと思うようになっていた。
練習を終えたクリスエスのもとに先輩トレーナー達が集うと、
そしてある1人がクリスエスの意向で専属トレーナーを選定する提案を出し、彼女自身もそれを了承。

…しかし、周囲の期待に反しクリスエスのトレーニングはやや精彩を欠いた様子が見られ、それは勉強がてら指導を見ていたトレーナーも同じ印象だった。

その理由を尋ねてみると、彼女の幼少期が関係していたことが明らかとなる。

アメリカにいた頃、少し走ったくらいで苦しくなるほど体が弱く、それ以上に話すのが苦手で故に「休みたい」と上手く伝えることもできなかった。
そんな彼女のもとにシンボリ家から来たという…クリスエスが「師匠」と呼ぶ人物が、身体を壊さないようあらゆる点で管理してくれていたという。
そうしてクリスエスの身体を強くしてくれた師匠が、やがて母国へと変える日が訪れた時。
「行かないで欲しい」と声に出したクリスエスに対してこう言ったのだと。

ごめんね。離れがたいけれど──ここに留まっていては、僕の使命は果たせない。

僕の使命はね、クリスエス。日本のレース界に、革命を起こすことだ。

今はまだ、日本のウマ娘は世界に通用しない。だけど、必ず変えて見せる。まずは凝り固まった常識からだ。

そのために…世界レベルのウマ娘を、世界中から日本へ招いている。今回はその下見だったのさ。

そうだな──最初の予定とは違うけれど、君のことも報告しておこう。

──君のようなウマ娘が、日本のレース界に革命を起こす。そんな日がくると、信じているよ。

師匠の「結果」になりたい。そう思ったクリスエスはレースデビュー前の大事な時だからこそ、身体に負荷をかけすぎないラインのトレーニングメニューを自身で組んでいたのだった。
選定中のトレーニングの様子も、中堅トレーナーから出されたメニューがそのラインを越えていたからであり、決してサボっているわけなどではなかったのだ。
自分の助けになってくれた師匠や、そのつてでクリスエスのことを聞いてトレセン学園へ呼び寄せたルドルフへの恩義のため結果を出そうと…
そして、絵空事のような使命を必ず果たそうと尽力していたクリスエス。
その愚直なまでの真摯さもまた立派な「結果」の1つだった。

そしてついに─選定結果が発表される時が来た。
あくまで傍観していただけの自分に資格はないだろう、それでも──クリスエスと目が合ったその瞬間、つい言葉が漏れると

クリスエス……!

お前だ。

……!

──この場で、1番……私を、知っている。知ろうと──してくれた。
私を。──結果だと、言ってくれた。少しずつでも……成せて、いるのだと。

だから。……お前となら、果たせる。──そう、思っている。

(──なんて、真摯な目だろう)

──どう、だろうか。

……よろしくお願いしますっ!

…その後、申し訳なさそうに候補者たちに頭を下げ詫びの言葉を口にするクリスエスとトレーナーだったが、
クリスエス自身が選んだこと、自分たちの方針が合わなかったのなら仕方のないことだとして彼らを責める者はいなかった。

──それから数日後、トレーニングしている2人のもとへやってきたのはルドルフであり、就任したことに対して祝福の言葉を贈られる。
同時に、彼女はこうも告げた。


向いている、と思っていた。貴方たちは、少し似ているから。

に、似てるかな……?

ああ、きっと。──そろそろ、クリスエスが戻ってくるな。
邪魔をしてはよくない、私はこれで失礼しよう。
……彼女を頼みます、トレーナー。

それから少ししてこのことを話してみると、クリスエスはトレーナーまで誤解されるのは望まないから似ていないほうがいいと語る。
未だに他のウマ娘たちからは恐れられることも少なくないクリスエスだが、今の彼女は──


──お前が、トレーナーが……いる。理解──している。私の、ことを。

──使命を、果たすには……お前がいれば、Sufficient──十分だ。

……使命を果たすのが、君の願いなら

──?

俺の願いも、きっとそれだ

誰かの願いを自分の願いにできること―ルドルフが言っていたのはきっと。


──そこが、似ている?似ている──

……、……。…………そう、だ。

同じだ。

星空のもと、「使命」を果たすという願いを叶えるべく、共に進まんとしている"似たもの同士"の2人がいた。


特殊実況はクラシック級天皇賞(秋)勝利で発生するが、それまでGⅠ未勝利である必要がある。

+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
勝ったのはシンボリクリスエス!
常識破りのシニア級挑戦、GⅠに繋がりました!

元ネタ:2002年天皇賞(秋) 塩原恒夫アナ

◆関連キャラクター

我らがカイチョー。クリスエスを日本に呼んだ本人であり、シナリオ上でも気にかけている。
キャラクターストーリーではトレーナーに対しクリスエスを気にかけるよう頼んでいるほか、シニア級で条件を満たした際には、「君と私がレースで相まみえることがあればどうする?」と問いかけたことも。

「君の遠縁にもあたる」と言っているが、実馬の血統はルドルフの母父父父とクリスエスの父父父父父・母母母父父(インブリード)が同じネアルコ産駒ロイヤルチャージャーな程度。
また、父系はルドルフがパーソロン系*3に対しボリクリはロベルト系*4と異なる。なのでこの辺りはウマ娘としての血族である。

なおカイチョーのJOKEに対して「完璧だ」と評している…が、大抵はカイチョーのダジャレを理解できずに無慈悲なボケ殺しをしてしまう

同期の破壊神。重度の中二病的な言い回しもある程度は理解できるようだ。
育成シナリオでは日本ダービーでのみ対決。鮮烈な"今"を刻もうとする姿はクリスエスにも影響を及ぼすことになる。

史実では同期かつ同じロベルト系で、2002年日本ダービーで対決。ダービートライアルの青葉賞を制して出走したクリスエスが栄冠を掴もうとした矢先、鋭い末脚で1馬身差を付けてそれを奪取したのが、NHKマイルカップ2着から厳しいローテーションで出走してきたギムレットだった。
その後ギムレットは屈腱炎で引退したため、クリスエスとの対決はこれ1回だけとなっている。

+ ぱかチューブでは
公式Youtubeチャンネルのぱかチューブにて、2024年11月に公開された「Keep Talking and Nobody Explodes」の実況動画にてこの2人が出演。
……したのだが、このゲーム「片方は爆弾だけを、もう片方はマニュアルだけを見ながら爆弾を見ているプレイヤーにマニュアルに記されている手順を伝えて爆弾を解体する」という内容であり
かたや「日本語が不得手なキャラ」、かたや「常に難解な語彙で喋るキャラ」の組み合わせという事もあり「この2人で本当に大丈夫なのか」と公開前から誰もが芝を生やす不安視していた。

そして実際にアップされた動画では

  • 普段の英語を時折交える話し方のせいでギムレットに正しく伝えたい事が伝わらずにギムレットを混乱させて松岡美里が顔を覗かせ
  • 「少し英語を使う余裕が出てきたぞ」←普段から英語を使うキャラの発言
  • キーボードに記された記号を「ご機嫌なヘビ」「豆もやし」「天変地異のP」「簡易的なティラノサウルス」など独特すぎる表現をしてギムレットを爆笑ないし困惑させる
  • 「誰か俺に日本語を教えてくれ!」 「日本語が得意な柵太郎が来たよー☆」
  • 「2番のボタンを押してくれ」「わかったぞーい☆」←もう間に合わないので諦めて遊び始める
  • 「もう私は何も覚えていない(威風堂々」
  • 「ねえねえ、まだワイヤーのところ?ギムレットー?」←ギムレットがゲームオーバーになってから

……などなど中の人のおもしろお姉さんぶりが随所で漏れ出した結果、完全にキャラ崩壊を起こして多くのトレーナーの腹筋を崩壊させた。
もうこれただの春川芽生と松岡美里のコント「時限爆弾」だろとか言わない

なお、他のゲーム実況が長くても2~30分程度なのに対し、あまりにも撮れ高が多かったのかこの動画だけは90分という映画並みの長尺の動画となっている。
ゴルシドゥラメンテの羽根つきより長いぞ!

また、同年のクリスマスには恒例の「メリークリスエス」動画として二人がカッコよく爆弾を解体するという明らかにこの回を元ネタにしたCG付き寸劇が公開された。
俺達の知ってるクリギム爆弾解体と違う……



同期のお嬢様。ファインからは「クリス」と呼ばれている(【A Win Foreshadowed】では「クリスエス」で、それ以降より)*5
育成シナリオではクラシック級有馬記念のみの対決となるが、イベントやサポートカードでは「日本文化に慣れ親しむため」と称してタイムセールに突撃したりラーメンを食べに行っている。

史実でも同期且つ2002年の有馬記念で対決している。共に「期待のかかる3歳馬同士」として注目されていた。

金と名誉、そして"ロマン"を追い求める派手好きで豪快な外国生まれのウマ娘。
クラシック級の天皇賞(秋)以降からストーリーに関わってくるようになり、"熱い"ロマンを武器に"冷たい"革命家クリスエスと対決する、対極の存在として描かれる。
シニア級ジャパンカップでは、史実における大圧勝の表現としてかなり強化されたステータスで出走してくる。

英雄に憧れを抱く文豪ウマ娘で、クリスエスの後輩。ロブロイの育成シナリオでも重要なポジションを占めている。
クリスエスの育成シナリオでは育成イベントのほか、シニア級有馬記念でタップダンスシチーとともにライバルとして登場する。
また、固有スキル演出で剣を持つロブロイ、銃(スナイパーライフル)を持つクリスエスで対になっているという声も。

史実では同じ藤沢和雄厩舎所属で、ロブロイがクリスエスの一年後輩にあたる。

シニア級宝塚記念およびジャパンカップのライバルとして登場した、天才肌な不思議系ウマ娘。ちなみにこれが彼女のアプリ版初登場シーンとなる。
シナリオには深く関わってこないものの、クラシック二冠を達成した直後の宝塚記念参戦であるため、実力者としてクリスエスの注意を引いている。
史実ではゼンノロブロイとクラシック戦線で争ったライバルであり、二冠達成後の宝塚記念・ジャパンカップ参戦も史実準拠である。
そして一部では、ネオ・タップダンスシチーと同時に登場決定したのに勝ち鞍なはずの宝塚記念に現れなかったヒシミラクル参戦を願う声があがったとかあがらなかったとか。

ご存知ウマ娘ちゃん大好きなウマ娘。ネオユニヴァース同様、シナリオでライバルとして登場してくる。
うまゆるでは、デジたんが登場した3話の内2回共演した。もっとも、片方の回はVRゲームのキャラクターの一人としてだったのでクリスエス本人ではないのだが

ちなみにアグネスデジタルのSRサポートカード【デジタル充電中+】ではデジタルが「ゆるにゃん」なるウマ娘のライブを応援しているイラストが描かれているが、
イラスト内でうちわに描かれた勝負服の柄やデジタルが身に付けている応援グッズなどから、
この「ゆるにゃん」のモデルがサポカ実装当時まだ『ウマ娘』に未参加だったシンボリクリスエスなのではないかと言われている。
そのおかげでデジたんが自分が惨敗したレースのライブに(バックダンサーではなく)観客として参加している疑惑も持ち上がっているが
上記と関係があるかは不明だが、後に実装されたサポカイベントにてデジタルからWOTAGEIの伝授を受けて後輩の応援を行っている。

史実では、ファイン同様に外国産馬だった事が共通している。
更に、2003年の宝塚記念・天皇賞(秋)・有馬記念でのレースの対戦全てに勝ち越しており、万能の勇者へ引導を渡している。
そして、命日が同じ12月8日でもある*6

夏合宿イベントで登場。

史実では直接の接点はないが、ゼンノロブロイとともに藤沢和雄厩舎に所属していた経歴があり、「うまゆる」20話の麻雀もどき回では大技「名伯楽・東(イーストタイタン)」を構成している3人である。
クリスエスがスナイパーライフルを、タイキがリボルバーを、ロブロイが剣をそれぞれ所持しているため武闘派なんて言われてたり。

まさかのルームメイト。互いに干渉しないスタンスということもあってか居心地は良いらしい。
史実では実馬同士の接点は全くないが、お互い「JRA公式の広告で体毛に由来するキャッチコピー(ラモーヌが『魔性の青鹿毛』・ボリクリが『漆黒の帝王』)が付いた」というギリギリの共通点がある。
また、メジロ牧場とシンボリ牧場はシンボリルドルフの父パーソロンやメジロラモーヌ・シリウスシンボリの父モガミを共同購入した関係でもあるため関わりがあり、そちらからの人選とも考えられる。
あとウマ娘内においてだと「両者とも(実際の性格と無関係に)周囲から畏怖の目を向けられている」という共通点もある。
史実ではラモーヌとの産駒がいるにも関わらず同室じゃなかった*7カイチョーは泣いていい。そしてクリスエスも同室候補だったためますますカイチョーの同室相手が謎となるハメに

クリスエスのシナリオには登場しないが、ターボのファン感謝祭で登場。
レースゲームをすることになるのだが、シンボリ家にはレースゲームの達人がブラジルにおり、さらにその達人からレースを教わっていたことで白熱したバトルになる。
勝利すると、その達人と対決したいとせがむターボにオンラインで会えるかもと言いつつ、「あるいは……この国にやってくるかも。そう──福島あたりに」と言っており、ゲームでもターフでもレース勝負を夢見ることになる。

前述のブラジルの達人は、ブラジル・カーレース・福島で走るという要素からアイルトンシンボリ*8説が有力。
あとやたら描写が花京院vsダービー弟のレース対決っぽい。

育成シナリオのイベントにて共演がある。
カフェテリアの新メニューを宣伝するために食レポを企画したのだが、寡黙なクリスエスと語彙力に若干の難がある(穏当な表現)トップロードは…
「このお料理はですね……その……すごくおいしいんです!」
「味が──比較的──濃い。」
その後、アピールの切り口を変えたことで宣伝は無事成功したのであった。

史実では2002年の秋古馬戦線でしのぎを削り合った関係。

ラインクラフトの育成シナリオでシーザリオがオークスで勝利した際にスペシャルウィークとともにその様子を観戦してたりとちょくちょく絡みがある。
史実では両者の間にエピファネイアとロザリンドの2頭の産駒が誕生しており、エピファネイアはウマ娘化もしたデアリングタクトの父親でもある。
うまゆる2話でスペがクリスにニンジンを渡さなかったのは、シーザリオが「キャロット」ファーム所有ということで「(娘は)あげません!」というネタではないかという説も。

  • クリスエスの師匠
アメリカにいた幼少のクリスエスを見出し、助言を授けた人物。
日本のレース界を世界に通用するものにするために世界中を回っていた人物で、当初はクリスエスを気にかける予定ではなかったもののその才能を見出し、身体の弱かったクリスエスにトレーニング方法を伝える。
クリスエスはそのトレーニング方法を忠実に続け、その後師匠を通じクリスエスの話を聞いていたルドルフに招聘されるという流れになったため、師匠の"結果"になり恩義を返そうとしている。

モチーフはアメリカ流の配合や血統を導入し、シンボリ牧場の立て直しを行った和田孝弘氏か。



◆余談

シンボリクリスエスの産駒であるエピファネイア産駒のデアリングタクトも、2024年2月時点ではまだデザイン、CV以外の詳細が不明ではあるものの実名のウマ娘として参入しており、孫娘との共演が既に確定している。

なお、これまでもメジロマックイーンゴールドシップマルゼンスキースペシャルウィークといった「史実で祖父と孫」という組み合わせは登場しているが、
彼女達はいずれも孫から見れば母父(母方の祖父の事)であり、父父と孫という関係は何気にシリーズ初
これは20世紀以前の日本がまだ配合技術等も発展途上であり、国産の種牡馬が出ても海外から導入される種牡馬に淘汰され、後継が2代以上残る事がほとんど無かった時代であった為*9
21世紀現在でも自身含めて3世代以上JRAGⅠ馬を輩出した種牡馬はほとんど居ない*10為、実は非常に貴重な組み合わせである。

また、史実における交配相手にしてデアリングタクトの父方の祖母であるシーザリオも2024年1月にウマ娘への参入が発表されており、史実の祖父母と孫が揃うこととなった。



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最終更新:2025年04月07日 07:48

*1 もちろんファインはそのことを否定し、タイキとロブロイはクリスエスを引き留めて一緒に食事を楽しんだ。

*2 あちらは初期絆ゲージの解放が3凸以上でないと解放されない。しかも3凸のままだと15。具体的には2凸以下は絆80にせよ100にせよ、完凸よりも6回分(愛嬌○でも4回)のトレーニングが余分で必要になる。3凸でも完凸と比べて3回分(愛嬌○では2回)余計に必要。最大6回分というのは育成期間としては3ヶ月分であり、毎ターンカフェがいる練習をしているわけではないことも考えれば如何に大きく出遅れてるかが解るだろう。

*3 アイルランド生まれで日本に輸入された種牡馬「パーソロン」を祖とする父系。日本で独自に発展した父系で世界的には無名の存在だが、多くの名馬を輩出するなど日本競馬におけるヘロド系の中心を担っていた。ウマ娘のモチーフ馬ではルドルフの他、その子であるトウカイテイオーとツルマルツヨシ、メジロマックイーンが属している。

*4 アイルランド生まれの競走馬で、アメリカで種牡馬として大成した「ロベルト」を祖とする父系。ロベルトは1972年のエプソムダービー優勝馬だが、現役時に1970年代の欧州最強馬の一頭・ブリガディアジェラードを破るなどして悪役のイメージがすっかり定着してしまった不遇の馬だった。種牡馬入り後は多くの名馬を輩出してロベルト系を形成し、日本でも彼の産駒であるリアルシャダイ・ブライアンズタイムが種牡馬として活躍するなど大きな地位を築いた。ウマ娘のモチーフ馬ではライスシャワー(リアルシャダイ産駒)、ナリタブライアン・マヤノトップガン・タニノギムレット(ブライアンズタイム産駒)、そしてシンボリクリスエス(クリスエス産駒)とその直系子孫であるデアリングタクトなどが属する。

*5 クリスエスの英語表記は「Symboli Kris.S」なのでクリスと呼ぶのは自然なことなのかもしれない。

*6 シンボリクリスエスは2020年、アグネスデジタルは2021年の12月8日。

*7 産駒がいる組み合わせのルームメイトとしては、メジロマックイーン×イクノディクタス、マンハッタンカフェ×ユキノビジンの例があるため決して無い組み合わせではなかったのだが…

*8 シナリオでこの後再現されるターボの七夕賞(福島)の2着。馬自身はブラジルとは関係ないが、名前がブラジル出身のF1レーサー、アイルトン・セナから取られている。ここでクリスエスが「直伝」として行うアクセルを細かく連打し高速でコーナリングする「ストンピング・アクセル」も、同様の行為をリアルで行うセナの超絶技巧「セナ足」が元ネタか。

*9 そのため、1990年代までは日本はしばしば「種牡馬の墓場」「父系の墓場」などという不名誉なニックネームを付けられていた。現在は配合技術の向上や日本競馬全体のレベルアップでそうした評価からは脱却しつつある。

*10 2023年4月現在でウマ娘に登場しているキャラ内では彼女の他にシンボリルドルフ(トウカイテイオー→ヤマニンシュクル)、グラスワンダー(スクリーンヒーロー→モーリス、ゴールドアクター、ウインマリリン)とネオユニヴァース(→ヴィクトワールピサ→ジュエラー)のみ。登場していない馬内でもサクラユタカオー(→サクラバクシンオー→ショウナンカンプ、ブランディス、グランプリボス、ビッグアーサー)、ディープインパクト、キングカメハメハ(→ドゥラメンテ→タイトルホルダー等)、ステイゴールド(→ゴールドシップ→ユーバーレーベン等)、ハーツクライしかいない