登録日:2025/10/18 Sat 02:26:00
更新日:2025/10/23 Thu 14:21:48
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この美貌もナイス・バディも!知恵も勇気も!
もちろん料理の腕前も!!全てをマックス・パワーで使うてこそ「本物の勝負」やろ
そんなんやからいつも秋山になめられてんやで
秋山醤こそ我らが敵!ヤツを倒して極東中華厨房を有名にするんや
まあパパは安心して見とってくださーーーーい
キャハハーーン
概要
『神の舌』
大谷日堂が顧問を務める
中華料理店『
極東中華厨房』に所属する女料理人。
弱冠16歳ながら本作の女子の例に漏れず
スイカ並のサイズの
爆乳を誇るナイスバディ。ピンク色のショートカットヘアが特徴。
「大谷」の姓で初登場時からピンと来た読者も多かったと思われるが、
その正体は大谷日堂の(義理の)娘である。
13歳の時両親が事故死し、挙句父親が背負っていた
借金まで押し付けられ親類縁者から悉く見放されていた所、遠縁だった大谷に料理人としての才能を見込まれて養女となり、借金も完済してもらって現在に至るという中々にハードな人生の持ち主。
なお、大谷とは血縁上は遠縁の親戚ではあるが、
水月の容姿は若い頃の美少年だった時の大谷に結構似ており、実の娘だとしても違和感はなかっただろう。(だが何故か観客には最後まで正体はバレなかった)
大谷日堂が開いたビック大谷日堂杯における唯一の大谷配下の料理人であり、若くしてファイナリスト迄上り詰めたが、最後は
秋山醤の料理に敗退した。
しかしながら打倒秋山醤は果たせなかったものの、
「極東中華厨房を有名にする」という当初の目的は十分に達成できた。
そもそもジャンが『ビッグ大谷杯』に参戦し、対戦する事になったのは
全くの偶然。
更には水月の参戦は大会の
マッチポンプという訳でもなく、
純粋に実家の店を有名にする為の腕試しである。
ブルーと並んで実質準優勝で賞金もがっぽり貰えたし、これから
極東中華厨房は安泰だろう。
続編の『鉄鍋のジャン!!2nd』では直接の登場はないが、渡米しており、現在妊娠中である事が示唆されている。ちなみに年齢は31歳。
百合疑惑もある彼女だが、子供は欲しいというタイプだったのかもしれない。
人物
一人称は
「ウチ」。
こてこての
関西弁に加えて結構物事をあけすけに言う明るい性格。
コスプレを好むコスプレイヤーとしての顔も持ち、露出高めのミニスカメイド服、ピッチリとしたミニスカナース服、スク水、ビキニなど兎に角毎回コスプレする上に肌の露出にも恥じらいが無い肝っ玉の持ち主。
しかし根は割と短気で目には目を歯には歯をといった具合に、敵意・悪意に対してはストレートに報復で返す超負けず嫌い。
自分を見下すかのような態度には特に容赦がなく、
- 初対面の癖に自分を見下すような態度で自分の手を強く握ってきた大谷に対して「(なんや!?貴様)」とマジギレしながら馬鹿力で握り返す
- 試合中軽く挨拶した時ジャンに子ども扱いされそっけない態度を取られた際は意趣返しに容赦なく腹に膝蹴りをかます
- 笑顔で握手を求めてきた対戦相手だったソフィに対して「うわっメチャキショ!!」「あんた気持ち悪いヤツやなあ。言っててトリハダ立たん?それともバカ?」などとボロカスにけなして全力で喧嘩を売る
などかなり直情的。
なお腹蹴りされたジャンは、事故で負った傷が開いて危うく気絶した挙句即病院送りになる寸前(そしてあわや死亡寸前)まで追い込まれた。本人は意図していないが地味に殺人未遂である
加えて本作の女性キャラクターには珍しく自らをスタイル抜群の美少女だと自認した上で、男性審査員に色仕掛けを仕掛けることに全く躊躇が無いという案外居そうでいなかったキャラクター。
色仕掛けさえも勝ち筋の1つと看做す邪道極まりない姿勢には大谷も「料理人やったら料理で勝負せんかい。我が娘とあろう者がホンマ情けないわ」と苦言を呈しているが、本人は「料理で勝負!?甘っちょろい事言うとるなぁ~~~」と聞く耳は全く持っていない。
ただし露骨な色仕掛けを多用していたが本人の趣味趣向は
女の子好きのファザコンというちょっとめんどくさい系女子。
料理人だった亡き実父を尊敬し、養父の大谷のことを
「一流の優しくて美しいウチのパパ」「メッチャいい男」とべた褒めする一方で父親以外の男は内心毛嫌いしており、
「臭いし油ぎってるし女の子のほうがずっとええ!」とまで吐き捨てている。
逆に女子に関しては非常に馴れ馴れしく、特に
霧子と
セレーヌ楊の大ファン。
自らを妹扱いするよう圧をかける辺りとんでもなく押しが強い。曰く
「「ちゃん」付けのうえ悪手したらダチも同然!!」
この為、
実は同性愛者疑惑も持たれている。
だがあまりに押しが強すぎるせいか、2人からは結構困惑されており、楊からは
「て…手ェ放さんか怪力女!」とまで呼ばれてしまった。
しかしながらソフィや女性審査員へのリアクションを見る限り、女性へのストライクゾーンは結構狭いらしい。
料理人として
流儀は
「料理はパワー」。
16歳ながら
「力ならもはや誰にも負けん」と豪語するレベルで
成人男性以上の怪力を獲得。
力持ちだった実父譲りの
天性の剛力の持ち主で、たった3年で
伊勢海老ごと菜墩子を中華包丁で容易く真っ二つに叩き斬る腕力を的確に使い熟して料理を作り上げることで、ビッグ大谷杯のファイナリスト迄上り詰めた才能と実力は疑いようのない本物。
大谷が送り込んできた幾人かの刺客の中でも、間違いなくトップクラスの実力を有している天才料理少女である。
「イロで釣り料理で仕留める」をモットーに評点を有利にするためなら色仕掛けさえも戦術の1つとして用いる姿勢で悪目立ちしていたが料理人としてのプライドは一人前で、本気になった際に着るのは背中にデカデカと「神の腕力」と書かれた純白のコックコート。
コックコートを着た際は色仕掛けは一切用いない辺り何だかんだきっちりしている。
加えてジャンが重傷を負いながら自分と渡り合っていたことを知った際は「おもろないで。完治したところで再戦したろか」と不満げに毒づいていた。
とはいえ16歳故の経験不足は覆しがたいものがあり、ファイナリスト3人の中では最も弱い。
ジャンやブルー・メナールとの決勝戦で3人共同点になったことによるサドンデスにもつれ込みかけた際は、大谷自身も先ず真っ先に負けるのは水月だと確信していた。
創作料理
予選「麵料理」で披露した料理。
実在する料理の1つで、黒酢とグラニュー糖で食べる香港の伝統的な
焼きそば。
なお
皿が調理台から落ちそうになったのをミニスカメイド服の尻で弾いて、黒のレースのパンツと生尻を見せつけながら皿を戻すという曲芸紛いの色仕掛けパフォーマンスで、司会も含めた男性観客から圧倒的支持を集めた。
- 鳥魚鴯鶓蛋麺(カラスミとダチョウの卵麺の合えそば)
第1試合「卵料理」という課題で作成。
ダチョウの卵で作った太い卵麺にサルディニア産の最高級ボッタルガトンノを和えた麺料理。
麺にまとわりついたウニのようにまったりとした非常に濃厚なコクのボッタルガトンノの味わいと、それに負けない太麺のコシの強さが売りで、トッピングの中国セロリが卵麺とカラスミが持つしつこさを緩和。
更に喉越しをよくするためにダチョウの首つるから取った
スープを少量加えている。
審査員に配膳する際男性審査員全員の顔面や頭に爆乳を露骨に押し付けるというおっぱぶ紛いの色仕掛けを駆使しており女性受けは最悪だったが、それでも味は本物だったこともあり87点の高得点を叩き出している。
男性陣からは9~10点の評価だったが色仕掛けのせいで女性審査員2人からはそれぞれ5点しかもらっていないので、仮に色仕掛けに手を染めなかった場合はもっと高得点だったと思われる。
ぶっちゃけ女性審査員にも色仕掛けしてれば良かったんじゃねとも。好みのタイプじゃなかったんだろうか?
- 秘製龍髭球(イセエビのカダイフ巻きピンチョス仕立て秘宝チリソース添え)
第2試合「エビ料理」の課題で作成。
下味をつけた伊勢海老の切り身を丸く整え、カダイフの衣で覆った丸い団子風の
エビチリ。
名前の通りプラスチック製の短い串に刺して食べる。
最大の特徴は持ち前の怪力で作った伊勢海老ベースの中華風ソース・アメリケーヌで、伊勢海老の殻の破片が木べらに深々と食い込むまで叩き濾した点が強烈。
中華風の味付けにするためソースに用いた食材は魚湯で煮込まれ、更に微量のカレー粉を加えることで一切雑味の無い濃厚な味わいを持つ濃密な旨味のソースを実現させた。
このソースの圧倒的な旨味と個性が評価点となり、10対0という圧倒的な大差で『
十三龍』のソフィ・ローテンベルグを下し決勝に駒を進めた。
- 鍋杷澳牛肉粒(おこげとオージービーフのピリ辛炒め四重奏仕立て)
決勝戦「オージービーフを使った牛肉料理」の課題で作成。
小さな角切りにしたグレインフェッドの最高級ロング肉と
牛タン、オーブンで焼いておこげにしてから細かく叩き砕いた白米・赤米・黒米、肉同様細かい角切りにしたパプリカや
ピーマンを醤油ベースのピリ辛味に炒めた料理。
スプーンを使ったそのまま、レタスを器に見立てたレタス巻き、コロネ状の
餅を器に見立てたコロネ巻きの3パターンで食べることができる。
3色のおこげや野菜類、牛肉のコントラストが色の鮮やかさを演出している。
最大の特徴は
「空気も食材の1つ」と捉えたこと。
細かく崩れたおこげが
ポップコーンのような役割を果たしているため食べても見かけ以上に腹が膨らまず、牛肉料理なのにとんでもなく軽く食べやすくなっているのがポイント。
そしておこげの心地よいクリスピーな食感と野菜の食感を楽しんだ後、最後は牛肉と牛タンの存在感と食感で締める。
3種類の米を使ったこともおこげの味と食感の変化を生んでおり、レタス巻きで食べればサッパリとした味わいに、コロネ巻きで食べるとサンドイッチ感覚で食べれるためお腹にガッツリ溜まり胃の満足感を高めてくれる。
「肉料理=胃に重い」「おこげと言えばあんかけを用いる料理」といった固定観念を覆した発想から、審査員から
「空気を食べさせる驚異の食感料理」「楽しいおもちゃ箱のような一皿」「食感の玉手箱」などと絶賛された若者の現代感覚満載のライトな品。
大谷の策謀も込みであるにせよブルー・メナールの皿に続いて100点を叩き出すが、ストレートにオージービーフの旨味を極限まで引き出し味合わせるジャンの皿が続けて100点を計上。
その後大会運営の
佐藤田に
「ただの牛肉料理として見れば互角だが、ジャンの皿の方がオージービーフの特性を理解して真の旨みを極限まで引き出している(要約)」と判断され、ブルー共々敗北を喫した。
Wiki篭りやったら追記・修正で勝負せんかい!
我が娘とあろう者がホンマ情けないわ!
- 2ndでの結婚の件。ビック大谷日堂杯決勝で接点あるし、漢女wのブルー・メナール(十三龍)となら結婚できそう。とかちょっと考えてたw -- 名無しさん (2025-10-18 16:06:42)
- 大谷日堂だって水月の父親の葬式に来たり、借金を肩代わりしたりと良いとこが全く無いわけじゃないけど…「一流の優しくて美しいウチのパパ」「メッチャいい男」と言われるレベルで良い父親やってる光景が正直想像できねぇ!! -- 名無しさん (2025-10-19 01:37:19)
- ↑2 同性愛者でも子供が欲しくて異性と結婚する人はいるからな。「女の子が好き」発言はブルーに対する当てつけだと思うけど、もしかしたらバイに近いのかもしれない。 -- 名無しさん (2025-10-19 12:53:03)
- かませばっかりの大谷一族(『2nd』)と比べると相当強い気がする -- 名無しさん (2025-10-21 21:27:15)
- 流石に基礎的なレベルが違いすぎるんだろうけど、食感を食わせるという意味では黄蘭青を思い出す何だかんだレベル高い料理人 -- 名無しさん (2025-10-22 00:09:05)
最終更新:2025年10月23日 14:21