登録日:2024/10/2 Wed 17:08:05
更新日:2025/03/19 Wed 11:35:58
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ダチョウ(学名: Struthio camelus)はダチョウ目ダチョウ科ダチョウ属に属する鳥。
漢字で書くと『駝鳥』、英名はOstrich。
飛べない鳥で、現存する鳥類の中では最大の鳥として知られる。
なお、以降基本的にカタカナ表記で統一するが、作品タイトルなどは原表記ママとする。
特徴
成鳥の全長はだいたい200~230cm前後で体重は100kg前後。メスよりオスのほうが大きい。
世界最大の鳥の名に相応しくやたらデカい。
八尺様よりちょっと小さいぐらい。
産む
卵のサイズもかなり大きく、
体積は一般的な鶏卵の約20倍と言われる。当然こちらも卵としては世界最大。殻の厚さは2mmほどもあり、大人が乗っても割れないほどに頑丈なため、食べる際には金槌で割らないといけない。
なお、現在ではアフリカ大陸のサハラ砂漠以南にしか生息していないが、かつてはアラビア半島や黒海沿岸、古くには中国の一部にも生息していたと言われている。
鳥なのでもちろん羽根はあるものの、胸筋が大して強くないので飛行はできない。
しかしその代わりに足が発達しており、時速70~80kmという超スピードで疾走する。鳥とは……?
ちなみにこの数値、二足歩行する動物としては最速クラス。鳥とは……?
持久力もかなりのもので、その気になれば二時間ぐらいはぶっ続けで走ることができる。
その発達しまくった足を武器として使えば、恵まれた巨体と相まって最大で4トン以上の威力の
キックを放つことができる。
下手な仮面ライダーよりスペックが高い。
更に鳥らしく視力も優れ、5~6km先のモノも見えるとか。そのため基本的には視野が確保できる開けた場所を好む。
ついでに暑さにも強く、50℃程度の気温ならストレスすら感じないほど。
しかし、それほどにまで強靭に発達し過ぎた代償で、足の指はたったの2本しかない。そのため他の鳥のように器用に足を使ってものを掴む、というようなことはできない。
このように様々な特徴を持つダチョウだが、その中でも彼らを語るうえで外せない、もっとも重要な特徴がある。
それは!
それは……
……それは………………
…………………えっと……………………………
…………………………………………………………………うーん……………
何だったっけ……?
ああ、思い出した。
ダチョウのバカさについて
一般的に、道具を使えることで知られる
カラスや言葉を覚える
オウムなど、鳥はそれなりに頭がいいイメージがあると思う。
「三歩歩けば全て忘れる」などと揶揄されがちな
ニワトリですら、実際は記憶力に優れる事で知られる(ただしあまりに何でも記憶してしまうせいで、些細な景色の変化にも混乱してしまうのがこの俗説の理由らしい)。
しかしダチョウはその例外で、本職のダチョウ学者すら「ホンマにアホ」と呆れるほどに知能が低い。
あまりにもそんなエピソードが多すぎて書き並べるとキリがないので、ごく一部を列挙すると……
- 自分の子供が別のダチョウと入れ替わっていても気付かない
- というか、減っても増えても気付かry
- さらにはつがいが変わっていようが気ry
- なので、群れ同士の喧嘩が起こるとその度に群れのメンバーがシャッフルされる。当然本鳥たちはry
- けがをして身体から血が出ようがry
- 下手すりゃその血に他の鳥が集まって肉を食われてもry
- 群れの中で1羽が走り出すと釣られて全員走り出す。勿論走る理由は誰にも分からないし、何なら最初に走り始めた本鳥も忘れている
- 何年も自分を飼育している飼育員の顔を覚えられず、一晩たてば忘れてしまう。毎日が初対面。記憶喪失とかいうレベルじゃない
- 背中に人が乗っかっても少しすれば忘れて走り回る
- 人間を追いかけていたはずなのに目的を忘れて人間を追い越し走り去る
- 頭が柵に引っかかり、無理矢理抜けようとして頭が取れる
とまあ、こんな感じ。
これほどまでにバカな理由の根拠としてよく挙げられるのが「
脳の小ささ」。何故なら驚くほど小さく、重量にして約40gと脳よりも本人の眼球のほうが重いくらい。しかも皺もほとんど無くツルッツルだとか。
ただし、近年の研究においては「脳の大きさは必ずしも知能と比例しない」という考えが主流なので、あくまで俗説の一つとして考えておこう。
あと、子供が入れ替わっても気付かないことについて一応フォローしておくと、普段どれだけアホでも子供が外敵に襲われた際は本能的に守ろうと動くことはでき、そしてその範囲は他の個体の子供にも及ぶ。
ついでに、入れ替わった別の異性とそうとは気付かないまま生殖を行ったり、シャッフルによって本来その地域に居なかった個体が住み着いたりする結果、生物の強靭さに直結する「遺伝的多様性」が高く保たれる利点もあるので、自分の子供や仲間を判別できないことは一概に種の欠点とは言い切れない。
脅威の生命力
そんなおバカなダチョウだが、前述の通り身体能力はかなり優れている。
その中でも昨今のダチョウを巡る研究で特に注目されているのが、驚異的な免疫力について。
そもそも、ダチョウは骨が露出するほどの大怪我を負っても大した治療もせずに治癒させるほどの治癒力を持つ。前述のように傷に無頓着なのも、あまりの治癒力の高さに多少の傷は気にするだけ無駄だからかもしれない。
その治癒力の源は、異常なほどの
免疫生成の速さ。
普通、身体に傷ができるとそこからウイルスや細菌が入り込む。生物の体はそれに対し免疫を作り、迎撃しながら傷を治すが、ダチョウはそうするスピードが段違いに速く、
異物を素早く排除できるがゆえに傷の治りも早いのだ。
それに目を付けた研究者たちは、ダチョウの卵を利用することで大量の抗体を、安価で、しかも短期間に精製する方法を確立。精製した抗体を利用してマスクなどの抗菌アイテムを作るだけでなく、
アメリカ合衆国では新型コロナウイルスの抗体を治療薬として使用された例もある(承認はされていないが)。
ダチョウと人間の関係
旧約聖書の『レビ記』11章では何故か
カラス、カモメなどとともに名指しで食べてはならない鳥とされているが、実際は食べられないどころか普通に美味しく、特に健康に害があるわけではない。脂身が少なく、あっさりとした味をしている。
低脂肪高タンパクであることからアスリートには重宝されており、鶏のように食用としてダチョウを育てる「ダチョウ牧場」も存在しているし、2024年夏には吉野家からダチョウの肉を使った「
オーストリッチ丼」が販売された。他の家畜と比べると少ない飼料でも十分に大きく育つことや卵を産むことから、サステナブルな家畜としても注目されている。
更に肉だけでなく羽毛と革(オーストリッチ)も衣服や装飾品、生活用具に使用される。例えば、羽毛は
宝塚歌劇団のトップスターがレビューで背負うあの豪奢な羽飾りの材料に採用されている。
食べて美味、使って便利。ダチョウに捨てるところは無いのだ。
ダチョウと縁のある作品
文学
小野木学による絵本。小学生時代に読んだ方もいるのではないだろうか。
「かたあしだ 蝶のエルフ」と勘違いした経験のある人もいるのではないだろうか
大きな体と勇猛さと優しさを持つ人気者の雄ダチョウのエルフ。しかし、
ライオンから子供ダチョウを守ろうとした末に片足を失ってしまい……。
高村光太郎の詩。檻の中のダチョウは何を思う……。
ケニアの昔話。題名通りダチョウの長い首の由来話。
むかしむかしダチョウの首は短く、水を飲むにも一苦労する不便な生活をしていた。
ある日虫歯のワニを助けようとしてワニの口の中に頭を突っ込み……。
筒井康隆の掌編小説。砂漠旅で心の余裕が無い旅人と、骸骨になっても尚旅人に尽くすダチョウが、契約履行の大切さを教えてくれる話。
飲み込んでしまった
時計の代わりに体の肉を食べさせる約束でしょう?……やっぱり時計返せ?じゃあ俺の体も返せや(バクッバクッ)→時計を掴んだ白骨死体背負って街に到着
……わけがわからないって?うん、実際に読んで確かめてくれ。高校国語の教材にもなってるから。
- ダチョウ獣人のはちゃめちゃ無双 ~アホかわいい最強種族のリーダーになりました~
小説家になろう、
ハーメルンなどで連載されている作品。書籍化もされている。
擬人化したうえで、ダチョウのアホさと強靭さをこれ以上なく強調されて描かれている。
どのぐらいかって?世界を滅ぼしかねないぐらいだよ。
ダチョウ関連を中心にコミカルな描写は多いが、根本的なストーリーはシリアスかつなかなかにハードなファンタジー戦記である。
ダチョウに関する豆知識なんかも色々解説しているので、読んでいるうちにダチョウに詳しくなれるかも。
漫画
『大都会の脱走者!?の巻』とアニメ『ダチョウさん、いらっしゃい!?』にて、突如街中にダチョウが出没。
人間離れした身体能力を誇る
両さんですら捕獲に手こずり、悪口を言うと強烈な蹴りをお見舞いしてくるし、更には舌を出して
挑発するなど知能はかなり高い。
アニメスペシャル『世界ナンバーワンポリス決定戦!』では、ケニアのサバンナ刑事(デカ)が障害物レース対決にてパトカーを相手にダチョウに乗って挑む。
こちらも人馬一体ならぬ人鳥一体で障害物を躱す姿から知能は高いと言える。
最終章の「第二回全国若手中華料理人選手権」の決勝戦の課題として登場。
「21世紀の料理」「ダチョウ肉料理」のダブル課題。
この漫画では
ストレスに非常に弱いという食肉用動物として最大の欠点があるのが問題とされている。
捌く際にストレスを掛けたり走らせて逃がしたりしようものなら、
全身の毛細血管が破裂して肉全体に行き渡って、硬く血生臭く鉄の味がするだけのマズい肉になってしまう。
その為、捌く時はストレスを掛けないようにする細心の注意が必要。でないと文字通り煮ても焼いても食えないダメな肉と化してしまう。
この欠点から主人公の
ジャンと
キリコは四苦八苦する事に……。
特にジャンは存在自体がダチョウにストレスを与えるというとんでもないハンデを持ってこの課題に取り掛かるハメとなった。
ちなみに、ヒロインのキリコは当初贔屓にしている食肉業者に頼んでダチョウ肉を仕入れたが、その業者は捌くのを失敗したクソまずい肉を「最高のダチョウ肉」と称して送り付けてきた。
営業停止モノの詐欺である。
なお、作中に登場した「ダチョウの郷」のモデルは、茨城県に存在する「ダチョウ王国」であると思われる。
多種多様な変た……吸血鬼がクリーチャー・人間態、さまざま登場する新横浜。
に、生息する野生のダチョウたち。それがニホンオッサンアシダチョウである。その名の通りオッサンのような、スネ毛ボーボーの人間に似た足が特徴。
吸血鬼ハンターが日々精力的にクリーチャー系の吸血生物を駆除して回る程度には人外がありふれた世界ではあるが、それとは特に関係ない原生生物。
ダチョウだけあって日本の街中で爆走するには明らかにオーバーな体長であり、特に意味もなく人に向かってくるわりとだいぶかなり危険な野生動物である。勢いだけかつ基本群れで行動するため、だいぶ弱体化しているとはいえ都市伝説になるぐらいには強い高等吸血鬼も遭遇したら情けない悲鳴を上げながら圧倒されるぐらいには災害。こいつらのほうがよっぽど人類の敵している気がしてくる。
たびたび特に理由もなく唐突に現れては新横の人々や新横に慣れてない闖入者を襲ってはかき乱して去っていく本作屈指のトリックスター(?)。
それなりの実力者であれば半ば率いるような形で利用したり、とりわけ巨大なボス個体も討ち取ったりと対処自体は可能。だからって現代日本で過ごしていて窓から巨大なダチョウが群れで突入してきたらたまってものではないのは間違いない。
総じて、上述されているダチョウの予想のつかなさや強靭さ、運動能力をよく表していると言えよう。いやそのまま真実ではないけどウソではないギリギリを攻めた書き方というか
ゲーム
アニマルフレンズの一体として、ダチョウの「エクスプレッソ」が登場。
オシャレなスニーカーを履いており、コングたちを背中に乗せて走ることはもちろん、上昇はできないが羽ばたきで滑空もできる。
ただし攻撃能力は持っておらず、敵を踏みつけることすらできない。
一応脚には当たり判定がないので、クラップトラップのような背の低い相手なら歩いて素通りが可能。
4-3で泣かされたプレイヤー多数。
本作の舞台であるブギウギ商店街のマスコットキャラクター。
ストーリーの途中で町興しのために牧場から複数体のダチョウを借りるも、
何者かの手によって脱走してしまう。
主人公は一匹だけ残っていたダチョウに乗って、散らばったダチョウを捕獲することになる。
ダチョウでだだだダンダンダン!
敵の一種に「ダチョウ同好会」がいる。足の剃ったばかりのすねが生々しい。
それなりの移動速度から繰り出す短い攻撃間隔の攻撃(+たまにクリティカル)のせいで多くのプレイヤーから嫌われている。
生命力の高さも再現してしまっているのか無駄に硬い。
幸いにも射程は短いほうにいるので、長射程キャラでちまちま削るか対無属性ユニットでさっさと倒すかしたい。
一部ステージでは複数登場し前線を崩壊させてくる。冠3とかもはや目も当てられない性能に……!
降臨ステージである「地獄門」では、ボス以上の強さと突破力のせいで真のボス認定され、「ダチョウ門」とか言われている。
亜種も複数おり、
- 射程が伸びている上に呪い・ふっとばし・鈍足をばらまく古代種「
オードリーオールドリー」
- メタルになった「純金倶楽部」
コイツは弱い
- 単純に高ステータスな上に超賢者による妨害軽減・無限蘇生・毒撃を持つゾンビ「ダ・チョー老」
などの害じy……個性豊かなダチョウがいる。
ちなみに ダチョウ同 までが名字で、好会 が名前である。
複数のメディアで展開されているコンテンツだが、主な登場はアプリゲーム版。なお漫画版には1話のみのゲスト出演で、
テレビアニメ版、配信アニメ版、舞台版には未登場。
サンドスターと呼ばれる物質の影響を受けた動物が、元動物の強みや特徴を保持したまま人間の肉体を得た
フレンズと呼ばれる存在の一体。
そのため人間と同じ脳を得た本作のダチョウは
普通に賢い。
それに加え動物だった頃の脚力も健在で、『けものフレンズ3』における敵対的存在・
セルリアンとの戦闘では
ライダーキックをぶちかまして粉砕していく。
他パーティキャラのサポート等をふんだんに使えば1000万超えのダメージを叩き出す事も可能。まさに鬼神!
見た目も美人だし一見すると完璧な存在……だが、このダチョウ、
恐ろしくキャラが濃い。
ダメージを受ける度に「ギャアア!」と派手なリアクションを取り、喋るセリフに高確率で「ッ」や「ン」が付き、極めつけに
掛け声が「ダチョダチョダチョダチョ!」……このようになんというかとにかく喋り方のことごとくがクドい。
お蔭でプレイヤーからは「残念な美人」「芸人」
「ダチョウというよりダチョウ倶楽部のフレンズ」と呼ばれ、海外のファンからも「Crazy」と言われる有様。
担当声優が変更された『けものフレンズ3』からこのような感じになってしまったが、そのCVは
柚木涼香女史……この名前を見て納得した人も多い事だろう。
流石にやり過ぎと判断されたのか追加収録分では多少大人し目になっているが、それはそれで物足りないとも言われている。
初代からドードーとその進化系の
ドードリオが存在するが、あちらは
ドードーの要素も混じっている他、
頭が2つ~3つという奇抜な特徴を持っている。
他には分類で「だちょうポケモン」と明記されている
クエスパトラがおり、四半世紀後の第9世代にして純粋なダチョウモチーフがようやく出ることに。
任天堂が発売した、
ファミコン用格闘ゲーム。
ステージ1のボスとして、ダチョウ型ロボット「
ダチョーン」が登場。
(ダチョーンを除き)味方機との戦い故初回プレイでしか縁のないステージ1のボスということもあり影が薄い上、ボスとしてもそこまで強くないが、ダチョウのキャラが戦う格闘ゲームという点で世にも珍しい作品である。
任天堂って格ゲーとRPGになると途端にキワモノばかり作るのな
SNK製作のアクション・シューティングゲームにて、
自機が搭乗できるスラッグ(乗り物)の一種“
オストリッチスラッグ”として登場。
スラッグ基本兵装のバルカンを備えている他、ダチョウらしくその健脚を活かしたハイジャンプが得意。
このハイジャンプがないとクリアできないステージに登場するため、穴に落としてしまっても他のスラッグと異なり
天から無限に供給される。
「
親方!空からダチョウが!」
もちろん本来は一発限りの自爆特攻技メタスラアタックも打ち放題。
ちなみに正式な初出は『3』だが、実は前作『X』にてすでに登場が検討されていた。
その際のデバッグステージの名称は「
ダチョウだいちょうやく」。ダジャレかよ。
『
X2』にて、8ボスの一人としてダチョウ型レプリロイドの
『砂原の韋駄天』ソニック・オストリーグが登場。
『
X』に登場した
ストーム・イーグリードの元同僚で、事故で飛行能力を喪失して引退していたが
Σによってその実力を評価され、彼の計画に加担する。
戦闘ではダチョウらしくダッシュやステップでエックスを撥ね飛ばしてくる。
また、カートリッジに搭載されたFXチップを最大限に活かし、画面奥から大きくジャンプしてこちらを踏みつぶそうとしてきたり、回避が難しいチャージ版ソニックスライサーを放ってきたりと、慣れないうちは苦戦しがち。
漫画版でも登場し、こちらではΣに唆されエックスと対決。その狂気じみた復讐心と圧倒的な戦闘能力でエックスを圧倒するが……。
名前をもじった「ダウチョ」というキャラが登場。
普段はヘイホーを乗せて走っているが、ヘイホーをどかして乗ると、そのまま乗り物として使用できる。
特撮
メンバーの一人・ガブラが「魔法力・変わるんだら~」で巨大なダチョウの
ガブラッチョに変身。
謎の
BGMと共に兵士アグマーを踊らせたり、トリッキーな高速攻撃を繰り出したりする。
その他
ウメッシュを持ってノリノリで歩いていた鈴木蘭々の目の前にダチョウが現れ……。
謎の大笑いと『サンバ・デ・チョコボ』を背景に砂浜を走り去る。
あるいはアップでリアクションしたり、画面下から生えてきたり。チョコボの代役なのだろうけれど、シュール。
出題者の一人(一羽?)としてダチョウが登場。
動物の出題者は時代劇風で統一されているなかで、何故かポルトガルの貿易商という一風変わったキャラクターで、カタコトの関西弁を話す女性。
ダチョウの他にもペンギン以外の鳥類と
コウモリにまつわるクイズを出す。
1940年に公開された、クラッシック音楽が主役のディズニー長編映画。
ポンキエッリ作曲のバレエ音楽『ラ・ジョコンダ』より「時の踊り」のパートにダチョウのバレリーナ、ミラ・ユパノーバが登場している。
余談
ダチョウが見られる施設は、日本では
北海道のノースサファリサッポロ、
東京都の上野動物園、
茨城県のダチョウ王国石岡ファーム、
大阪府の天王寺動物園、
福岡県の久留米市鳥類センターなど。他にも多くの施設で見ることができるので、お近くの動物園にいるか調べてみるといいかもしれない。
ケニア共和国及び同国のシンボルであるケニア山の由来は、一説によると雪が積もった山頂がダチョウの頭に見えるので、現地語で「ダチョウの山」を意味する「ケーニャ」からきているといわれる。
かつてはアラビアにも生息していたが、20世紀中盤までにこの亜種(アラビアダチョウ)は絶滅した。『
20世紀・生きもの黙示録』でもアラビアダチョウを取り上げた回がある。
意外に思うかもしれないが、特定動物には指定されておらず、国内で繁殖が確立しているので、一般家庭でもペットとして飼育することが可能。実際一部のダチョウ牧場が一般向けにも雛鳥を販売しており、一羽数万円~と結構安い。
もちろん広い場所が必要だし育てば餌代もバカにならないし、なによりバカなので、飼育は計画的に。
英語圏には
ostrich policy(和訳:ダチョウの平和)という、「事なかれ主義」「現実逃避者」を意味する慣用句がある。これは「ダチョウは危機が迫った時、頭のみを砂の中に隠して安全な場所に避難したつもりになる」習性からとられている……とされるが、実際の彼らには
そんな習性は無い。
確かに地面に首を近づける様子自体は確認されているが、これは「周囲の状況を物音から探ろうとしている」という説が有力。
同義語は「
ダチョウ症候群(オストリッチ・コンプレックス)」。いずれにせよダチョウにとってはとんだ風評被害である。
詳細は
動物に関する都市伝説も参照されたし。
追記・修正は……
…………
……………………
どうやるんだっけ………………………………?
…………………………ああ!!
ダチョウについて書けば良かったんだ!
……………………
何書くんだっけ………………………………?
- 『かたあしだちょうのエルフ』はあんなにかっこいいのに…… -- 名無しさん (2024-10-02 17:12:58)
- スペックを見るとおバカっていうよりかは「賢くなる必要性があまりなかった」ようにも見えるなぁ。天敵もライオン、ジャッカル、人間ぐらいだし -- 名無しさん (2024-10-02 17:32:37)
- バカは風邪をひかn...ゲフンゲフン -- 名無しさん (2024-10-02 17:48:40)
- 初代で三つ首のドードー鳥なんてとんでもないもんを出したせいでダチョウモチーフのポケモンはクエスパトラまでいなかったんだよな。ガラルサンダーがダチョウっぽくはあるが -- 名無しさん (2024-10-02 18:05:37)
- 生きてて楽しそうな生き物に見える -- 名無しさん (2024-10-02 18:07:48)
- 鉄鍋のジャンのダチョウ肉料理の回はよく覚えている。一度食べてみたい -- 名無しさん (2024-10-02 18:33:37)
- 駝鳥夫人といえば祝融。しかしいくら創作とはいえ、その時代の中国で駝鳥って知られてたんか・・・? -- 名無しさん (2024-10-02 18:33:46)
- バチクソ強くてバチクソアホ、これぞ脳筋 -- 名無しさん (2024-10-02 18:37:39)
- 某戦争ゲームに出るダチョウは初心者から上級者にまでかなり煙たがられてるぐらい強い -- 名無しさん (2024-10-02 18:44:10)
- なおダチョウ肉は焼きすぎるとパサパサしすぎて不味い為、レアかミディアムで焼くのがおすすめです -- 名無しさん (2024-10-02 18:46:17)
- 幼体の頃まで含めれば、いつライオン等の捕食者に襲われるかわからん場所に生息してるし、それなら逃げるなり、群れの中で移動するなりの行動を思考するよりも本能的に行えるようにする方が合理的ともいえる。 -- 名無しさん (2024-10-02 18:54:50)
- 絵に描いたような脳筋スペックすぎる生物 -- 名無しさん (2024-10-02 18:55:30)
- 鉄鍋のジャンでは悪辣な手法で仲間の命を奪ったジャンを恐怖と怒りで攻撃→暴走してるので見分けがつかないから他にも攻撃って大暴れしたけど、ここまで知能が低いと最初の恐怖を抱く段階すら怪しいな -- 名無しさん (2024-10-02 18:58:39)
- 厳密にはバカなんじゃなくて記憶力が激烈に悪いだけ(処理能力自体はむしろそこそこ高い)と聞いた -- 名無しさん (2024-10-02 19:17:32)
- 俗説シリーズ筆頭は『駝鳥の平和(Ostrich policy)』じゃないかな -- 名無しさん (2024-10-02 19:27:03)
- ガブラッチョ忘れんといてや~ -- 名無しさん (2024-10-02 20:02:21)
- 上のコメントにレアかミディアムがオススメってあるけどしっかり火を通さなくても大丈夫なの…? -- 名無しさん (2024-10-02 20:21:52)
- ↑鮮度や部位次第だとタタキにして食べれるほどだから問題はない、寧ろウェルダンや焼きすぎると肉質や部位にもよるけど上に書いてあるとおりパサパサになってしまい不味い。ちなみに肉の見た目は常に運動してるから赤身肉で塊なんてまるで牛肉です -- 名無しさん (2024-10-02 20:47:25)
- 戦闘能力だけを考えたらヒクイドリより凄い鳥だと聞いたことがある。あんなに獰猛じゃないし、そもそも人間の生活域と生息地が被ってないから実際の危険度は低いらしいけど -- 名無しさん (2024-10-03 00:31:50)
- ダチョウの卵って料理に使えるのかな。フィクションでは見る気がするけど現実じゃわからない。 -- 名無しさん (2024-10-03 02:50:47)
- ↑目玉焼きを食べたことある。でかくてボリュームあるけど水っぽかった。 -- 名無しさん (2024-10-03 06:16:47)
- 群れ同士の喧嘩の後メンバー入れ替わるのは草。狙ってやってればある意味美談なんだが -- 名無しさん (2024-10-03 08:17:28)
- 実は鳥類でもかなり社会性が高い部類で捕食者に群れの位置がバレそうになると傷を負ったフリをしつつ群れから離れる囮戦術を使うし地理や位置情報の記憶に関してはむしろ優れているのでバカではあるけど不要な部分を限界まで削った結果のバカ -- 名無しさん (2024-10-03 09:03:35)
- 動物のお医者さんで作者がダチョウの文字を「ダチュウ」と書き間違いしてた事を指摘された話を描いてたな -- 名無しさん (2024-10-03 11:28:57)
- 確か走力やキック力がブレイドとほぼ同じなんだよね -- 名無しさん (2024-10-03 12:16:24)
- ダチョウの卵って水っぽいとこ多いんだよね。だから目玉焼きやゆで卵なら良いけど卵かけご飯にするとクソ不味い -- 名無しさん (2024-10-03 15:04:16)
- 混群については書かれてないね。 -- 名無しさん (2024-10-03 15:34:11)
- ジャパリパークでは理知的でカリスマあふれる占い師、ただし戦闘シーンではっちゃける -- 名無しさん (2024-10-03 19:46:16)
- ポケモンは後の世代でより元ネタの生物に近いのを出してくるパターン多いよね -- 名無しさん (2024-10-03 22:01:13)
- ダチョウといえば個人的にはジャンププラスの読み切り「ダダダダチョウ大脱走」。勢いあって好き -- 名無しさん (2024-10-04 18:12:22)
- ストレスに弱い云々ジャンの受け売り?現実のエビデンスが無ければジャンの説明のところに移します。 -- 名無しさん (2024-10-06 12:13:31)
- 昔どっかの4コマ誌で突然庭にダチョウが生える話が連載されてたの思い出したけど、だれか覚えてる?草むらみたいなのがあるから近づいたら頭が出てきて立ち上がって歩き出したり、頻繁に頭が行方不明になるの -- 名無しさん (2024-10-06 18:10:03)
- 生命力については知らなかったな。 -- 名無しさん (2024-10-06 18:13:39)
- ガラルサンダーはダチョウというよりはモアやヒクイドリとか混ざってるからダチョウモチーフなのかどうか -- 名無しさん (2024-10-06 20:13:20)
- ↑5 あのジャンプラの読み切りとテイコウペンギンでダチョウの特徴を知った( 蹴りの強さがライオンの頭蓋骨すらもへし折る位のモノだということも...怖いぞ。 )...後、ダチョウに乗るのに挑戦したという番組もあったような...。 -- 名無しさん (2024-10-06 21:23:20)
- 爆笑問題のやってみた系のバラエティ番組でダチョウの卵を孵化させてみた企画があったのを思い出したわ -- 名無しさん (2024-10-06 22:51:33)
- 人間に後ろから飛び乗られて走り出したのにすぐにリラックスして歩きだす動画に笑い、首がもげた動画で恐ろしくなってしまった思い出。頭が引っかかってパニックになったのは理解るけど、メチャメチャぐいぐい引っ張って痛くないのか?と思ってたらちぎれるんだもん……あれは恐怖動画だよ -- 名無しさん (2024-10-07 04:32:29)
- 美味しんぼではダチョウのステーキを究極も至高も出したことがある(テーマは「オーストラリア・クィーンズランド州」で、特別ダチョウやステーキはテーマではない)。 -- 名無しさん (2024-10-07 11:00:45)
- オールマイティーラボ四天王の座は当分揺らがないと思わされる数々の逸話が好き -- 名無しさん (2025-03-19 10:58:24)
最終更新:2025年03月19日 11:35