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ブエナビスタ(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2025/12/29 Mon 12:02:17
更新日:2026/06/02 Tue 11:51:29
所要時間約 31 分で、一緒に絶景に…!


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3月14日生まれ 3月生まれ Buena Vista Heroína Inocente To Our Vista なんか、ちょっと見ん間に雰囲気変わったんちゃうか? ふたりの約束、とどく時 ぶぅちゃん ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー クラシックディスタンス サンデーレーシング セミロング ティアラ路線 トレウマ強者 トレセン学園中等部 トレーナースパダリ勢 ブエナビスタ ブエナ・フェスタ←ではない ブエ馴染 マイラー 両親紹介RTAレギュ違反 優しい 優等生 全てが好印象 印象操作 和泉風花 安藤勝己 岩田康誠 幼馴染 幼馴染or隣人と結婚できる確率1%←……だから、なんだよ? 弓道 意外とナイスバディ 意外と面倒見がいい人 感受性豊か 所要時間30分以上の項目 料理上手 栗東寮 真名解禁組 約束 約束の絶景 純真 絶景 誠心たる心燿 追込バ




見たい景色があるの
絶対、この脚で辿り着いてみせるよ!



ブエナビスタ(Buena Vista)とは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
CV:和泉風花

+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:いつか"絶景へ"。ひたむき愛されウマ娘
誕生日:3月14日
身長:159cm
体重:微減(レース前で調整中)
スリーサイズ:B81・W56・H81
靴のサイズ:左右ともに23.0cm
学年:中等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:お弁当作り、弓道
苦手なこと:渋滞、サスペンス映画
耳のこと:ファンの声を聴き分ける精度はかなりのもの
尻尾のこと:一緒に歩く人の方に、少しだけ傾く
家族のこと:なんでも母親の真似をしていた時期がある
ヒミツ:①自家製ドレッシングを研究中 / ②デーツがちょっぴり苦手
自己紹介:ブエナビスタですっ。私の夢は、約束を果たすこと。──絶景に、辿り着くこと。よろしく、トレーナーさん!…ふふっ

キャラクターソング:パラ・シエンプレ

「その姿こそ絶景」

誇れるものがいくつもある。
強敵を蹴散らした自信と
世界と戦った経験と
最強女王のプライドと。

そのすべてを守りたいから
とどけ! とどけ! とどけ!

熱い想いを強烈な末脚にかえて
駆ける、追う、弾ける。
その懸命な姿こそが
絶景と呼ぶにふさわしい。

2017年 URA「名ウマ娘の肖像」ブエナビスタより

◆概要

シーザリオと並ぶスペシャルウィーク産駒の牝馬として代表的な存在であり、桜花賞とオークスの牝馬三冠の内二冠を制覇、その後の古馬戦線でも数多くの勝利を挙げ、最終的にGⅠ6勝を達成。
一方で秋華賞やジャパンカップにおける2回にも渡る降着騒動やグランプリにはとことん縁がないことなど、色んな意味で話題に事欠かなかった愛され強豪牝馬「ブエナビスタ」号をモチーフとしたウマ娘
2024年6月24日のぱかライブにおいて発表された5人のウマ娘の内の1人。

史実競走馬の黒鹿毛を反映したダークブラウンのセミロングヘアに黒と黄色の二色カラーのカチューシャを装着。
両耳には黄色のイヤーカバーも付けており、左耳に史実牝馬であると記す意味でサンデーレーシングお馴染みの赤バッテン模様を刻んでいる。
赤紫の丸っこい瞳はどことなく史実では父馬に当たるスペシャルウィークのそれと似通ったイメージも抱かせる。

公式サイトのプロフィールでも触れられているように、その優し気な表情に違わない純真無垢な優等生ウマ娘。
とにかく明るく素直で人懐っこい性格から、誰とでも分け隔てなく優しく接することのできる人気者として注目を集めることが多々。
対面相手がよほど悪意的でもない限り、一般的に気難しいとされる対象だろうが普段のペースを崩すことなくにっこり笑顔で対応できるため、そんな光景を目にした周囲からは一種の尊敬やらカリスマめいた感情やらを抱かれることも。

また、非常に感受性が強いのも特徴で、ふとしたきっかけですぐに涙ぐんでしまうような一面も併せ持つ。
とある場面では授業中に「走れメロス」の音読をしているだけで感情移入しすぎてしまいボロボロ泣き出してしまうくらいだったり。
一方で周囲の影響を受けやすいが故に、日常・レースの双方問わずに心を乱されて自身のペースを崩してしまいやすいという弱点にも繋がっている。

過去にあるレースで『絶景』を目にして以来、自分もいつか同じ場所に辿り着きたいという思いの下でレースに挑んでおり、
上述した気質も加えてその実力と一生懸命さからファンからも絶大な人気を誇っているとか何とか。
それに加えて過去に結んだある大切な“約束”を果たすため、という目的もあると語られていたのだが……(詳細は後述)

◆アプリでの活躍

性能

バ場 芝:A ダート:F
距離 短距離:G マイル:A 中距離:A 長距離:C
脚質 逃げ:G 先行:B 差し:A 追込:A
2025年11月19日に☆3「Heroína Inocente」として実装。
発表から約1年5ヶ月後、史実を代表するレースの一つであるジャパンカップに因んで11月に育成実装を果たした。
何故こうなるのよ!?
距離適性は桜花賞やオークス、ジャパンカップなどの史実勝利レースを反映して、マイルと中距離が最高適性のAとなっている。
一方で勝利こそできなかったものの、有馬記念で2着入線を2回果たしているからか、長距離の適性もCと比較的高め。
唯一全く縁が無かった短距離は最低のGのため、ここは素直に諦めよう。

脚質適性は差しと追込が共にAの後方特化型。
後述する保有スキルのラインナップから追込での運用がベストとなる。

[Heroína(エロイーナ) Inocente(イノセンテ)]

この勝負服で、
二人の夢を叶えるから!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Heroína Inocente]ブエナビスタ」勝負服
© Cygames・JRA

スピード +10% スタミナ +0% パワー +10% 根性 +0% 賢さ +10%

お馴染みサンデーレーシングの勝負服「赤十字襷袖黄縦縞」がベース。
髪色と同じダークブラウン系主体のジャケット&スカートスタイルで、スカートの柄やネクタイなどにも赤バッテンの意匠が見られる。
左胸のクローバーの金装飾はこれまたスペシャルウィークやシーザリオと共通のデザイン。
因みに両腰に備えられた黄色のベルトは、緊張するとついつい握りしめてしまうとか。

衣装名はスペイン語で「純真なヒロイン」といった意味合いになり、ウマ娘ブエナビスタのキャラにぴったりのネーミングといえる。

所持スキル
ブエナの得意とする追込や中距離で効力を発揮できるスキルが多く揃っている。
特に一部の中距離コースでは必須級の加速スキルである君臨を自前で所持しているのが大きい上、
これが進化スキルの「誠心たる心燿」になると芝限定の縛りが付くものの、順位条件が撤廃されマイルレースでも活用可能となる上に前に出る効果も追加されるなど非常に強力。
もう片方の勇気凛々も進化スキルの「ふたりの約束、とどく時」になると発動範囲が1600m~2500mまで広がるため、
総じて中距離のみならず、マイルや有馬記念など幅広いレースで活躍が期待できる。
ただし非根幹距離の宝塚記念(ついでにエリザベス女王杯)と、加えて長距離の有馬記念ではスキルの条件を満たせず、グランプリとは相性が悪い(全力を出せない)という点まできっちり再現されてしまっている。

覚醒レベル スキル名 効果
初期スキル 凛然と 最終コーナー前の第3コーナーで中団以降にいるとわずかに前に出る<追込・中距離>
渾身の足取り 終盤の最終コーナーで中団以降にいると加速力がわずかに上がる<追込・中距離>
追込コーナー〇 コーナーで速度がわずかに上がる<作戦・追込>
Lv2 登竜門 上り坂で速度がわずかに上がる<作戦・追込>
Lv3 勇気凛々 最終コーナー前の第3コーナーで中団以降にいると前に出る<追込・中距離>
┗進化スキル ふたりの約束、とどく時 1600m~2500mのレースなら最終コーナー前の第3コーナーで前に出る
根幹距離のレースならしばらくの間すごく前に出る<作戦・追込>
Lv4 好戦的 最終コーナー前の第3コーナーで中団以降にいるとわずかに前に出る<マイル/中距離>
Lv5 君臨 終盤の最終コーナーで中団以降にいると加速力が上がる<追込・中距離>
┗進化スキル 誠心たる心燿 マイルレースの終盤始めの方または
中距離レースの終盤の最終コーナーで加速力が上がり少し前に出る<追込・芝>



あの約束は、今もこの胸に──


貴方と一緒に、


辿り着くんだ…!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Heroína Inocente]ブエナビスタ」固有スキル発動
© Cygames・JRA

固有スキルは「To Our Vista」。
効果は「レース中間地点で中団以降にいると少し前に出る。マイルか中距離レースならすごく前に出る」というもの。
発動条件の緩さに対して前に出る効果というだけでもなかなかの性能だが、これがマイルor中距離の場合は効果量がすごくにまで強化されるため更に強力になるため、固有スキルの括りとしては扱いやすいスキルといえる。

固有スキルで中盤力を稼ぎつつ、進化スキル2種で後半から終盤にかけて一気にスパートをかけることができるなど、
実装時点環境で見てもマイルと一部中距離のレースにおいては追込バとしてトップクラスに強力な存在といっても過言ではない。
全体的には同じトップ級追込バであるオルフェーヴルの長距離性能を削ってマイル側に傾けた感じ、といった評価も見られる。

発動演出は多くの観衆からの歓声を浴びつつ、一筋の光明を追い続けた先で絶景に辿り着くというブエナの心象をわかりやすくイメージしたものとなっている。

貴方にも“絶景”、見えたよね…!
…ぐすっ…。

固有二つ名は「約束の絶景」。
取得条件は「桜花賞、オークス、秋華賞、天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念を勝利し、全てのレースを1番人気で出走して育成を完了する」。
史実勝利レースのみならず、秋華賞や有馬記念など史実を覆しての多彩なレースでの勝利を求められる。
因子補正抜きだと長距離適性Cで挑むことになる有馬記念が不安材料ではあるものの、
実装時点における育成環境で考えれば適性Cもあれば十分に勝利が可能な上、桁外れの性能を持った強豪ライバルなども登場しないため、そこまで難しいという程でもないか。
第2条件の1番人気についても同様であり、キャラ固有目標型の育成シナリオなら目標レース全てで勝利していけば自然と取得できることも多い。

サポートカード

育成実装に先駆けて、2024年8月24日に3.5thハーフアニバーサリーのミッション報酬としてSSR【我が学び舎へ、愛をこめて】が、2025年4月30日にストーリーイベント『宙照らす、ドリーミーナイトパレード』に連動してSSR【Luz de ensueño】が、それぞれ実装されている。

SSR【我が学び舎へ、愛をこめて】

得意トレーニングは根性。
配布報酬サポカらしく、全体的な性能はやはり控えめなため特筆すべき点は無いといった感じ。
連続イベントを完走することで金スキル「曲線のソムリエ」が取得できる。

因みにこの手の周年記念サポカにお約束なのだが、イラストのセンターを飾ってるのはブエナではなくジェンティルドンナである。

SSR【Luz de ensueño】

得意トレーニングはパワー。
「編成しているサポートカードのタイプが4種類以上ならトレーニング効果アップ」の固有効果も合わせ、
完凸時のトレーニング効果アップは+20%にもなるためこの時点で強力。
これに加えて友情ボーナス+30%、やる気効果アップ+20%、パワーボーナス+2、スタミナボーナスとスキルPtボーナスも+1ずつ付くため、
最終的な総合練習性能は実装時点の環境基準で見てもパワーサポカの中ではトップ級に高いといってもいい。
もちろんレースボーナスやファン数ボーナス、ヒントレベルなどその他必要なものも完備している。

取得スキルのラインナップはブエナの得意とするマイル・中距離・追込向けのものが数多く揃っている他、
イベント完走時には選択式で金スキル「君臨」か「高揚感」のどちらかを取得可能。
特に君臨の方はそれまでドゥラメンテとオルフェーヴルのみが保有していた追込・中距離用の加速スキルだったため、
ようやく他の追込ウマ娘にも外付け可能になったことに多大な注目が集まることとなった。

これらの点から追込、特に君臨が有効に働く一部中距離向けの育成においてはぜひとも採用したい1枚として高評価を得ていた…のだが、
約2ヵ月後にはこちらと同等レベルの練習性能に加えて、金スキルも後方脚質及び中距離・長距離向けで複数同時取得可能なSSR【白き稲妻の如く】タマモクロスが実装されたため、以降はあちらを優先されがちでもある。
とはいえ、「君臨」を取得できるという唯一無二のアピールポイントから完全に埋もれたわけではないが。

ブエナの育成にこのサポカが使えないことについても、ブエナが君臨を自前で持っている上にそれこそSSRタマモクロスでカバーできるため、そこまで問題にはなっていない。

個別ストーリー

ありがとう。ずっと、待ってたよ。──『トレーナーさん』!

……ああ!

顔つきは、あの頃よりずっと大人びた、けれど、きらりと胸を打つ、
どこまでも澄んだ眩さは、昔からずっと変わらない。
そんな彼女──ブエナビスタと出会ったのは。
自分も、そして彼女も、まだうんと幼い時のことだった。

個別ストーリー第1話冒頭からお出しされた展開に衝撃を受けたプレイヤーが大多数だったことだろう
これまで数々の、様々な形で描写されてきたトレーナーと担当ウマ娘の関係であるが、
ブエナビスタと彼女のトレーナーはトレセン学園で正式契約を結ぶ前の、ずっと過去からの幼馴染という関係だったのである。

直後に語られる2人の過去とこれまでの話。
幼き日のブエナが住んでいたお隣に引っ越してきたトレーナーとの出会い。
おずおずとブエナから差し出された手を握ったその日から2人の関係は始まった。

今と同じで感受性豊かで、それでいて今以上に泣き虫だったブエナビスタ。
トレーナーのことを大好きななお兄ちゃん/お姉ちゃんと慕ってくれて、
体調を崩した時なんかぽろぽろと泣きじゃくりながらも自分はウマ娘だからと、その小さな背で一生懸命に自分を運んでくれて、
そんな純真無垢でどこまでも優しいブエナという幼馴染にトレーナーも深く深く惹かれていく。

一つの転機となったのがあるレースクラブに通い学んでいた頃に見せたブエナの走りを目にしたあの日。
初めて目の当たりにしたブエナの本気の走りがあまりにも強く胸を打つものだったこと。
あの光景に心奪われてからずっと、「いつか中央トレセン学園のトレーナーとなりブエナビスタの担当になりたい」という目標のために努力を重ね続けていた。

そんな2人のそれぞれの目標が、2人一緒の明確な目標へと変わった更なるきっかけ。
無事トレセン学園生となったブエナと共に、トレーナー試験合格のために勉学に励む中で観戦しに行ったある一つのレース。

日本総大将、スペシャルウィークが!! 凱旋門賞ウマ娘をも破り、
堂々と! 堂々と、『ジャパンカップ』を勝利ですっ!!

なんて……光景──

なんて、絶景……!!

……ね。いつか絶対、私たちも──!

ああ。俺たちも……!!

『いつか必ず、こんな絶景に辿り着こう』
そう誓い合ったあの日から更に年月が経ち、そして現在において2人は再会を果たす。

上述した公式サイトで触れられていた“約束”の全貌がこれであり、
幼馴染の担当トレーナーというかなり踏み込んだ設定となっている。

それじゃあ、改めて。……聞かせてもらっても、いい?

ああ。ブエナ、俺と──

……はいっ。

『仮契約』、してくれるか?

は、……──
…………えっ?

…と思いきや、ブエナだけでなくプレイヤーも思わずズッコケそうになっただろう噴水前での一幕。
先ほどまでのロマンチックな空気は一瞬にして雲散霧消。

とはいえトレーナーは何の考えもなしにこのような提案──まずは「仮契約」からと申し出たわけではない。

ブエナが一足早くトレセン学園に入学して以降も、ひたすら猛勉強を重ねるばかり。
養成学校での日々は想像よりもずっと辛く、厳しく、本当にトレーナーになれる日なんて遠く感じていた中、
ふとしたきっかけで目にしたブエナビスタの走りは、過去の思い出の中にあるそれとは比較にならない程に洗練されていた。
いつか一緒に──そんな風に思うことすら烏滸がましくなるくらいにブエナビスタという存在は高嶺の花となっていたのである。

同時に、それだけの才覚を発揮しデビュー前から注目の的となっていたブエナは、
自分との約束のためだけに多くのトレーナーからのスカウトの申し出を断り続けていたということも知っていた。
となれば、ぽっと出の新人である自分がただ幼馴染というだけで彼女の契約を受けてしまうのは、
周囲の視線ということ以上に、何よりも自分自身にとって許せないことだとトレーナーは感じていた。
ブエナビスタという幼馴染に、才能ある素晴らしいウマ娘の横に並び立つ存在として相応しくありたいという決意の下に。

大事な幼馴染の、トレーナーの真剣そのものな思いをもちろんブエナが無碍にする筈もなく。
そのための目標として決めたのが次に開催される種目別競技大会での優勝。
ダイワスカーレットやウオッカといった、名だたる実力者たちも参加するそこで、
デビュー前の身であるブエナビスタを自分が勝たせることで、本契約に値するかを見定めてほしいということになった。

それから始まる2人の日々、トレーニングにミーティングと決して幼馴染だからと甘えたりはせず、
それぞれトレーナーと担当ウマ娘という立場の下に両者は全力で取り組んでいく。
ブエナにとってはそれまでずっと「優しい幼馴染」というイメージだった中、
自分の指導に全力な姿を前に「中央のトレーナー」になってくれたんだという思いでつい顔が綻んでしまうこともあった。

君の目指す、絶景についてだけど──

『どんな絶景を目指したいか』、かぁ……。

そんな日々を過ごす中、夜のトレーナー室において話題に挙がったのが、2人の目標である『絶景』について。
あの日共に目にして心から感動した、日本総大将スペシャルウィークが凱旋門賞ウマ娘を堂々と破ったジャパンカップ。
あの時のような『絶景』を共に目指したいという目標は、もちろん今も2人の中では変わらないものだったが、
トレーナーはふと、それがどういったものなのかをブエナに尋ねていた。

一考の後、ブエナはまだ具体的に形があるわけではないけどと前置きした上で、
『みんなに届く絶景』を目指したいと真っ直ぐに語る。
できるたけたくさんの人の思いや夢をその背に、ひとりでも多くの人と一緒に辿り着くそんな絶景を目指したいと。

みんなの胸を打つような走りがしたい。
ひと目で夢中になって、ずっと応援したくなっちゃうような。
そんな……みんなの心に、強い強い期待を灯せるウマ娘に。私は、なりたい。

静かに、瞳を閉じながら語る様子は真剣そのもの。
直後にデビュー前のウマ娘が語る目標としては大げさかな? と、はにかむ様に笑いを見せながら、
それでもこの思いを疑ったことは一度も無いと、一切の躊躇なくブエナは言葉を続けていた。

そんな一幕も経ながら時間は流れ、やってくる種目別競技大会当日。
観客たちの注目がやはりダイワスカーレットやウオッカといった強豪ウマ娘たちに注がれる中、
デビュー前の身であるブエナビスタも既に多くの歓声を浴びるほどであった。

直後、パドックから地下バ道へと移ったブエナは、トレーナーと2人きりの中で一度深呼吸。
自分でも気づかない内に緊張で体が硬くなってしまっていたのはブエナの感受性の高さからくるもの。
長い時間共にいたからこそ、その変化を見逃さなかったトレーナーの慧眼に感謝しつつ、ブエナはレース場へと向かう。

迎える一戦、ダイワスカーレットが先頭を維持して好位置をキープする中、
共に後方に位置しながらも一足先にウオッカが自慢の末脚を爆発させて前を行くダスカを猛追。
一方で目まぐるしく変わっていく展開を前にしても、ブエナは焦ることなく脚を溜め続ける。
「自分のペースを保てれば決して負けない」、トレーナーの言葉を信じながらジッと好機を待ち、迎えるその一瞬。

(苦しい、っ……でも、譲りたくない! 勝ちたい、勝ちたい!!)
(ここは……ここだけは、っ──!)

大歓声に包まれる中でラストスパートをかけるブエナ。
その猛追は見事なものではあったが、前を行く2人には惜しくも届かずハナ差の3着という結果に終わる。
時代を代表する才女たちに迫ることはできたものの、勝利という結果を掴み取ることは叶わなかった。

再び地下バ道で2人きりになるブエナとトレーナー。
トレーナーはただ黙って、自分の考えが甘かったと悔しさと申し訳なさでいっぱいになっていた。

……っ、悔しい。悔しいなぁ、本当に……!!
どうしても! 今日は、今日だけは……どうしても、勝ちたかった。
それで……貴方に、示したかったのに。

が、敗北という結果に悔しさをにじませていたのはブエナも同じこと。
トレーナーの方が思わず困惑を浮かべるほどに、ブエナは普段以上に大粒の涙を止めどなく溢れさせていた。
そしてひたすらに泣き続けた先、いったん心を落ち着かせたブエナは改めて語りだす。

以前、トレーナー室で語り明かした自分が目指したい『絶景』について。
自分の中にある思いを一度も疑ったことはない、いつか必ず辿り着けるとずっと思い続けていた。
では何故、疑うことなくずっとその思いを抱き続けることができたのか、それは──

──貴方がずっと、いてくれたからだよ!

ずっとずっと、私の走りに夢中になってくれて。
ずっとずっと、めいっぱい応援してくれた貴方がいたから!
大きくなっても、離れ離れになっても──
ずっとずうっと、私の心の中に、いてくれたから。

……だから、なんだよ?

涙の跡が残る瞳で真っ直ぐ見据えながら、一切の曇りなくトレーナーに告げてくるその言葉の数々。
幼い頃に目にしたその走りに魅了されたからというトレーナーと同様に、
ブエナもまた、幼馴染たるトレーナーが自分の走りに魅せられて、心から応援し続けてくれていたことを知っていたからこそ、
自分の走りでいつかともに並んでくれるトレーナーと共に『絶景』に辿り着くという目標に何の疑いもなかったのだということ。

やっと隣に並び立てると思っていた幼馴染は自分が思っていたよりもずっと前にいたんだなと、
これまた自分の認識が甘かったと苦笑するしかなかったトレーナー。
ブエナの心からの気持ちを真正面から受け止めた上で、改めて決意する。
当初の目標こそ叶わなかったものの、ここまで言われて今更彼女の気持ちを無碍にする選択など取れる筈もない。

後日、再会したあの日と同じ学園の噴水前。
「やり直すなら最初からがいい──」という、ブエナの提案を受けた上で2人は向かい合う。

お待たせ、ブエナ。……俺と──

……はいっ。

担当契約、してくれるか?

──はいっ、ぜひ。私のトレーナーさん!

トレーナーの新たな誓いに、今度は迷うことなくブエナが笑顔で答えて見せる。
あの日夢見た『絶景』に辿り着く、2人の目標に向かっての新たなスタートが切られた瞬間であった。

育成シナリオ

…とまあ、イレギュラー全開な関係性を叩きつけられ、最初から糖度MAXな両者の関係をこれでもかと見せつけられた上で始まる育成シナリオ。
メイクデビューの後、阪神JF、桜花賞、オークス、秋華賞といった具合にトリプルティアラ路線の王道を進み、
やがては有馬記念やヴィクトリアマイル、宝塚記念に秋シニア三冠といった数多くのレースに果敢に挑みながら、彼女が夢見る『絶景』を目指していく。

史実を知るプレイヤーたちが特に注目していた降着問題についてだが、ゲームシステム的にも無理があるためか目標レース内で取り入れられるようなことはなく、普通にトリプルティアラは達成できるためそこは安心。
ただ問題そのものが消滅したわけではなく、育成シナリオ内で変則的な形で取り入れられた上で、ブエナとトレーナーの更なる転機のきっかけとなるイベントに昇華されている。

特殊実況はやはり彼女の代名詞たるシニア級のジャパンカップで勝利すると発生。

+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
勝ったのはブエナビスタ!
女王は俺だけ! ブエナビスタ!
見事にこの大舞台で最高の眺めを手にしました!

元ネタ:2011年ジャパンカップ フジテレビ・塩原恒夫アナ
言い回し自体はよくあるものだが、事もあろうに「女王」と言っておいて一人称を「俺」にしてしまった迷実況として知られる。
性別の区別がなくも少なくないウマ娘の世界では現実よりかは違和感が薄れる感もあるが、それにしたって勝手に俺っ娘にされてしまうブエナビスタであった。

◆関連キャラクター

  • ユニカリゼ、アットザクレスト、サンシャサンギョウ、シンドウルンルン
4人全員、「今年の注目ウマ娘特集」という雑誌内で、ブエナビスタと共に取り上げられていた期待の新星たち。
メイクデビュー戦で実際に名有りの固有モブとして戦うことになる。
勝負後にはブエナも含めたそれぞれの実力を称え合った上で、それぞれの道で名を上げていこうといいライバル関係を築いていた。
一部の非目標レースに出走すると誰かしらが出走していたり、ストーリー内ではうち3名とクラシック級の有馬記念にて再戦する機会があったりもする。
ファン感謝祭ではブエナ共々チームを組んだりと交友関係も続いている。

ステータス的には突出したものは特にないものの、
ユニカリゼには「曲線のソムリエ」、アットザクレストには「アガッてきた!」「ノンストップガール」
サンシャサンギョウには「ショーダウン」のレアスキルがそれぞれ積まれていることがあるなど、
デビュー戦で戦うモブウマ娘としては異常というほかないレベルの豪華仕様になってたりする。

元ネタはそれぞれ
ユニカリゼが2009年皐月賞馬のネオユニヴァース産駒アンライバルド*1
アットザクレストが2009年日本ダービーにおいて2着を記録した同父のリーチザクラウン*2
サンシャサンギョウが2009年菊花賞を制したスリーロールス*3
シンドウルンルンがダートの交流重賞サマーチャンピオン(JpnⅢ)を勝利したエーシンビートロン
と、思われる。

ブエナビスタも含めたこれらスターホースが一堂に会した*4ことから、史実においての一戦は伝説の新馬戦と呼ばれるほどに有名。これについてはクロノジェネシスが自身の育成シナリオで言及している。
またシナリオ中でも描写があったが、ダート路線に進んだエーシンビートロンを除くこの新馬戦の4頭は翌年2009年の有馬記念で集結し再戦している。(ブエナビスタ2着、リーチザクラウン13着、アンライバルド15着、スリーロールス競走中止*5

  • レディペティヤン
シナリオ内では目標外であるクラシック級のエリザベス女王杯に出走するとライバルとして登場する固有モブウマ娘
シニア級の上の世代との戦いを経験するために出走した同レースにおいて、
「素質も才能も将来性もあなたの方が断然上」とブエナの秘めた実力を認めつつも、不敵な笑みを携えながら全力でぶつかってくる。

ゲーム内では他のライバルたちよりも頭一つは抜けたステータスに加え、
「ネバーギブアップ」「王道一途」の金スキル2つ…そしてライバルウマ娘としては(おそらく)史上初めて「大逃げ」のスキルを積んでいる。

レース後は大逃げ戦略を取ったこともあって疲労困憊といった様相であったが、
真正面からぶつかった上でブエナのことを自身の同期のスターであるダイワスカーレットウオッカと同じような、上へ上へと駆け上がっていく実力者であると認めた上で、
例え日が当たらなくとも誰もが常に勝利を目指していることも忘れないでほしいと伝えていた。

元ネタはあのエリ女を制したジャングルポケット産駒のクィーンスプマンテと思われる*6
残念ながら(?)たづなさん*7との絡みはない。

  • レッドディザイア
独特の雰囲気を醸し出している聖女(自称)なウマ娘。
史実ブエナビスタのライバルの1頭として参戦を熱望されていた中、ブエナ育成実装の約1ヵ月前、その期待に応えるかのようにウマ娘化が発表された。

ブエナの種目別競技大会での鮮烈な走りを目にして「神のお導き」を感じて注目を向けるものの、それでも自分の物語は止まらないとマイペースを貫いていた。
育成シナリオ内においては主にトリプルティアラのレースにおいてライバルとして幾度となく登場。
その上でブエナに何度敗れようとも「きっとこれは自分が真の聖女に至るための試練なのだ」とすぐさま気持ちを切り替えるという、ある種のメンタルの強さを見せつけていた。
ブエナもブエナでディザイアの独自の世界観を受け止めた上で、彼女もまた己の成すべき目的のために一生懸命なのだと前向きに受け止めており、友人兼ライバルとして良好な関係を築けているといえる。

史実ではウマ娘と同じく09世代で牝馬三冠を争ったライバルであり、最後の秋華賞でブエナの猛追を受けてほぼ同時にゴールするも、写真判定のうえ7cm制して勝利する。一方で2着に泣いたブエナの方は3位入線のブロードストリートの進路を妨害したとして3着降着となってしまっている。

おバカながらもレースへの情熱は真剣そのものなギャルウマ娘に、ギリギリの勝負を好むデンジャラスなギャンブラーウマ娘。
共にブエナビスタの同期ということでデビュー前から度々併走に付き合っていたりした他、彼女の幼馴染についても聞き及んでいたようで、こちらの2人とも友人兼ライバルとして良好な関係を築いている。
またブエナの泣き癖についても熟知しているようで、半泣きのブエナを元気づけようと気を回すなどしている。

史実ではウマ娘と同じく09世代の同期で、古馬期において宝塚記念や天皇賞(秋)、ジャパンカップなどで争っている。

アプリ初期に登場したナカヤマフェスタのサポートカードSSR【43、8、1】はこの宝塚記念をモチーフにしているため、イラストには脚光を浴びるブエナビスタにあたるモブウマ娘の後ろ姿が(正式登場よりずっと前に)描かれていた。

ゾクゾクする何かを求めてトゥインクルシリーズを駆ける情報通のダートウマ娘。

デビュー後しばらくしてから突如として姿を現し、ブエナの「普段の学園生活について」「最近ハマっているもの」「トランセンドから見えたブエナ」といった選択肢形式でブエナの色々な情報を提供してくれるという妙な流れに。
その上で最終的に「結局どれだけ頑張れたかが大事だから、地道に基礎を固めておくのがオススメ」とアドバイス。

そのアドバイスを受けてトレーナーがブエナと更に絆を深めた場面で再登場し、
2人のいい空気を感じ取った上で「友だちENDで慰めるとか悲しいからウチはお役御免」と残しながら退散していった。

…登場当初からギャルゲの友人キャラみたいと言われることもあったトランだが、
本当にそのまんまなムーブをかましてくるという何ともコメディチックな展開に苦笑するプレイヤーが続出したとか。

史実ではジョーダンやナカヤマと同じ09世代の同期であるが、
もう一人の同期であるワンダーアキュートと共に主戦場がダートであるため、対戦経験は2011年3月26日ドバイWC*8での1戦のみ。

ウマ娘という枠組みの中においてさえ、規格外のパワーを発揮する貴婦人。
寮におけるブエナのルームメイトでもある。

その圧倒的なフィジカルと「自身こそが絶対の最強」という気高さと威圧感から恐れを抱いてしまうウマ娘が数多い中、
ブエナの優しさと真っ直ぐさはジェンティル相手にも変わることなく発揮されており、
自身に物怖じすることなく接してくるブエナのことをジェンティルもまた「強き者」と好意的に見ている。

学年としては高等部のジェンティルの方が先輩だが、レース界へのデビューはブエナの方が先であり、
自身も見据えるトリプルティアラ路線の第一戦である桜花賞に挑む直前には、
「ティアラ路線の先輩として素晴らしい背中を示してくださる?」と、激励とも取れる言葉を贈っていた。

史実では世代こそ違えど共にサンデーレーシングに所属する強豪牝馬で、岩田康誠騎手を背にジャパンカップを制した共通点もある。
またジェンティルドンナ号の現役時代の評価としてブエナビスタ号が引用されるなど深い関わりも存在する。

その小柄な体躯の内に侮れない才能を秘めた「夢の旅路へと往く者」

クラシック級の有馬記念においてライバルとして登場。
周囲の多大な期待を背負いながら決してぶれることない軸を持っているブエナの姿に、
どこか一種の青臭さを感じながらも興味を抱き全力でぶつかってくる。

レース後は勝敗に拘わらずいつも通りの態度を全く崩さないブエナの姿に好意的な態度を示しつつも、
「足元のぬかるみには、お気をつけて」と意味深な言葉を残して退散している。

史実では2009年の有馬記念においてブエナビスタと対決しており、全盛期の爆発的な末脚によってブエナを2着に下して見事勝利している。

数あるウマ娘の中でも屈指の才能と王としての資質を備えた「黄金の暴君」

3年目シニア期の夏合宿の頃、クラシック三冠間違いなしな新たなスターとして頭角を現してきており、
既に当代最強クラスのウマ娘としての地位を盤石なものにしていたブエナに対しても、
「貴様の時代はもうすぐ終わる」と真っ向宣言するなど、相変わらずの暴君っぷりを見せつけてくる。

その後、紆余曲折を経た上で両者は遂に育成目標ラストの有馬記念で激突。
前時代の女王を引き摺り下ろすとバチバチに敵意を向けてくるオルフェに対し、
ブエナもまた「まだ譲るわけにはいかない、あの瞳を満たすのはいつだって私の輝きがいい!」と、
これまで以上の熱意を真正面からオルフェにぶつけていた。

史実ではブエナの引退レースとなった2011年有馬記念を制している。

尚、史実のブエナビスタは2010年の宝塚記念でも同期のナカヤマフェスタに敗れており、
「グランプリにおいてステイゴールド産駒の強豪に敗れ続けている」ということでも有名。

ご存じ、ウマ娘全体の顔としても有名な黄金世代の筆頭である「日本総大将」

ブエナは幼馴染であるトレーナーと共にスぺが凱旋門賞ウマ娘を打ち破ったジャパンカップを目の当たりにしており、
その時の眩いばかりの『絶景』が、2人で共に目指したい大きな目標となったのである。

遠い憧れの存在というだけに留まらず、育成シナリオ内でもデビュー前から積極的に登場。
自分に憧れてくれるブエナとトレーナーの熱烈な態度に照れ臭そうにしながらも、
スぺもまた新たなスターとなり得るブエナとそのトレーナーに対して物凄く親しげ。

シナリオ後半における転機においてブエナが落ち込んでしまった時や、そこから再起を果たした際にも登場し、
「時には周囲の期待を抜きに、自分の想いのために走るのもいいんじゃないかと思う」といった言葉を授けるなど、
終盤におけるブエナの走りと思いに強く影響を与えるなど、キーパーソンとして活躍している。

史実では上述したようにブエナビスタの父馬に当たる存在。
余談だが、ブエナビスタがウマ娘化する前、エイシンフラッシュトーセンジョーダンのシナリオで代役(通称:スペナビスタ)として登場したことがある。
後述する没デザイン時代から二次創作ではスぺに競馬代3000円をたかられるネタが存在したが、いざ実装されるとシーザリオともどもスぺを甘やかすキャラだったため「餌箱に餌を溢れるほど入れられて狼狽する猫状態のスぺ」という真逆のネタまで派生した。

未来への礎となることを目標としているオンオフが激しいウマ娘。

育成シナリオやブエナ実装後のホーム画面トークなどでスペシャルウィークと共にトリオで度々共演。
ブエナとスぺが共に純真無垢なためどこか抜けてる面もあることから、
そんな2人のことをしっかり者のザリオがフォローする、なんて流れが多いようである。
ちなみにスぺ、ザリオともブエナの感受性が豊かな面は互いに似ていると感じている。

史実ではご存じの通り、共にスペシャルウィークを父馬に持つ産駒繋がり。

繰り返し述べてきたように、幼少期の頃からブエナと幼馴染の関係にあったイレギュラー中のイレギュラー
「過去に出会っている」という設定自体はカレンチャンという前例が大分前にあるのだが、カレンの場合「トレーナー側はそのことを忘れている」設定のため、実質的にはそこまで通常のトレーナーと違いはなかった。

小さい頃のブエナの走りを目にした頃から脳を丸焼きにされており、いつか彼女の走りを側で支えるためにトレーナーになることを志している程。
その上で、幼馴染という関係に甘えてただ一緒にいられればと思っているだけでなく、
才能溢れるブエナに並び立つのに相応しい存在でありたいと誓っているなど物凄く生真面目で勤勉家。

それだけに留まらず、幼少期からの積み重ねも合わせてブエナに対するコミュニケーションはほぼパーフェクトであり、
小さい頃に一緒にかくれんぼをした時は、泣き虫なブエナを悲しませないように見つけやすいよう同じところに隠れるだとか、
少女期にブエナが欲しがっていたものの高価格で手が届かなかったスペシャルウィークを模したグッズを、
喜んでくれる顔を見たいというだけで、わざわざ早朝バイトでお金を貯めてプレゼントするなど枚挙に暇がない。

そんなムーブを間近で何年も浴び続けたのもあってブエナからの想いもとても強く、ストーリーが始まる前からまさしく相思相愛の仲である。
ついでに言うと育成ストーリー中に半ばプロポーズもしてる女性トレーナーの場合もあるのでこの世界ではおそらく同性婚が可能なのだろう

ちなみにシンデレラグレイでは最終話にてチームアンカツ北原のチームに所属するウマ娘としてダスカシオンビリーヴらと共にカメオ出演しているため、「お兄ちゃんが試験に合格するまで(かつてオグリを預かっていたろっぺいさんのように)キタハラが預かっているのでは?」などと一部で言われていたりする。
実際ブエナビスタ自身も史実ではクラシックの有馬以降主戦騎手がアンカツ氏から変わっているためそこまで違和感がない説だったりする。

◆余談

元没ウマ娘?

ブエナビスタの正式登場より遥か昔、それこそウマ娘のアプリが正式リリースされるよりも更に過去に当たる初期PV映像の中に、とある1人のウマ娘が存在していた*9のだが、
「黄色と黒を基調に赤バッテンを思わせる装飾付きの勝負服」「スカート脇の頭絡の意匠」「どことなくスペシャルウィークに似通った丸っこい瞳と顔つき」といった要素から、当時はこのウマ娘がブエナビスタなのではないか? という予想の声が数多く見られていた。

また、それを裏付けるように上述のSSRナカヤマフェスタ【43、8、1】ではパドックで衆人から注目を浴びる彼女の姿が描かれている。

しかし、このウマ娘は他の何人かのウマ娘と共にアプリ開始時点では姿を消しており、それから月日が流れた2024年6月にウマ娘のブエナビスタが正式に発表されるに至る。

謎のマスクド三冠馬とオルフェーヴルの例に見られるように「諸事情で没案となったブエナビスタの初期案」という声が未だに根強いものの、こちらもこちらで公式側の発表は一切ないため、話題にする場合は時と場合を慎重に吟味されたし。

史実のきょうだい馬について

ブエナビスタのモデルである競走馬ブエナビスタ号には父サンデーサイレンスである半兄のyogiboの枕営業で有名な重賞馬アドマイヤジャパン号が存在する。
アドマイヤ冠は既にアドマイヤベガアドマイヤグルーヴと二人のウマ娘を実装しており、かの衝撃の英雄と同期で菊花賞では2着に付けたアドマイヤジャパンのウマ娘化もファンの間で期待されていた。
ところがブエナが育成実装された際に彼女は一人っ子と明言されたため状況は一変。
サラブレッドは母馬が同じであれば兄弟姉妹として扱うというルールがあり、ウマ娘でも原則このルールに則って原作のきょうだい馬は姉妹として設定されている*10*11ということ、削られること*12はあっても血縁のない他人に設定された例がないことから「ブエナが一人っ子の場合、姉にあたるはずのアドマイヤジャパンのウマ娘は存在しないのではないか?」という予想が立てられた*13
またブエナビスタには他に、
  • ドリームジャーニーと同期で彼やウオッカとクラシック戦線、ダイワスカーレットと2歳・3歳戦で対戦した半兄(父アグネスタキオン)アドマイヤオーラ号
  • オルフェーヴルと同期で彼と日本ダービーで対戦した半弟(父ディープインパクト)トーセンレーヴ号
  • ジェンティルドンナと同期同父(父ディープインパクト)同馬主で彼女と桜花賞で対戦した阪神JF馬半妹ジョワドヴィーヴル号
  • 5歳下で同馬主の半妹(父ゼンノロブロイ)サングレアル号
とアドマイヤジャパンと合わせ馬主の許可を楽に取れそうで既存ウマ娘組との縁もある重賞馬きょうだいが合計5頭もいる事、そして母もまた阪神3歳牝馬ステークス馬ビワハイジなGⅠ馬カップルの娘なのでも知られており、
2025年には半妹(父アグネスタキオン)アーデルハイト号の孫エンプロイダリー号が牝馬二冠を達成しビワハイジの血族への注目がまた高まっていたのも合わさり、「ブエナビスタの親族ネタ全般が出来なくなるのでは?」という不安の声が挙がっている。
とはいえ、飽くまでも「プレイヤー間で語られていた」前例と異なるというだけでしかないので、決めつけて断定的なことを言うべきではないだろう。
実際のところウマ娘では史実で著名な兄弟姉妹がいても触れられていない例は他にも多数あり、例えばオグリキャップは史実で自身が出走できなかったクラシック競走を勝利した半妹オグリローマンを含め、14頭のきょうだい馬は皆勝ち上がっているのにシンデレラグレイでは一貫して母子家庭の一人っ子のように描かれている*14など。

ウマ娘の中で史実で一人っ子と言えるようなケースは、母シービークインが本当に1頭しか産まなかったミスターシービーと、両親と弟が早逝し天涯孤独となったグランアレグリアぐらいなわけで、なぜブエナに一人っ子属性が付与されたのかは謎。

そして、前述のアドマイヤグルーヴも両親の顔も知らない施設育ち設定=血縁関係のある姉妹のウマ娘が存在していないという中、2026年2月に史実の半弟に当たるルーラーシップがウマ娘化。
更に後の2026年4月に実装されたアルヴ自身の育成シナリオ内で両者が共演した上で、ウマ娘内での2人には明確な血縁関係は存在していないと描写された。
このため、これまた前述のアドマイヤジャパンもブエナビスタとは姉妹ではないという形でウマ娘として登場する可能性も十分にあり得ると言える。

光の恋愛強者

一部ファンの間で『あるウマ娘』との対比からブエナビスタに贈られた称号。
そのウマ娘とは、ブエナと同じく2025年のトレウマ界隈に時速75kmオーバーで衝撃を叩きつけたスティルインラブのこと。
どちらも推定中等部2年生で強火のトレラブ勢であるという点は共通しているが、
  • 幼馴染という長年の付き合いに培われた絆を持つブエナと、伝奇小説のごとき運命の出逢いで互いに惚れ込んだスティル
  • オフの日は別々に行動して互いにあった出来事を語りたいブエナと、休日も共に行動し楽しみを分かち合いたいスティル
など、トレラブ要素は悉く対極に位置している。
そのためスティルペアに脳を焼き尽くされた後ということもあって王道で爽やかなブエナを『光の恋愛強者』、耽美で人によって受け取り方が異なるスティルを『闇の恋愛強者』と呼ばれることがある。
スティルとブエナたまに間にチョクシンを交互に育成して「脳がととのう」なんて呼ぶ人も。

「……だから、なんだよ?」

ウマ娘ストーリー内でのブエナビスタの発言。
前後のシチュエーションについては上で触れているため適宜そちらも確認していただきたいが、
改めて説明すると、「『だから』=『私が自分を信じていられるのは、貴方という存在が心の中にいてくれたから』なんだよ」という意味で発された、トレーナーへの殺し文句である。ボイスも当然あるので必聴。

……なのだが、言葉を区切り、システム的に言うとこの1行だけを表示する台詞なのが運の尽き。
この台詞を言っている場面を画像として切り取ると、「だから、何が言いたいんだよ」「それがどうした」と相手の言い分を乱暴に否定したり問い質すために発した台詞のように見えるというネタが流行。
「幼馴染・隣人と結婚する確率1%」とまるで低確率の代表のように使われる*15など、幼馴染・トレーナーとの関係を否定する事柄への返しなどにしばしば使われたりする。





みんなの追記・修正の想いも背負って、いつか絶景に――

この項目が面白かったなら……\ぶぅちゃん/

最終更新:2026年06月02日 11:51

*1 英語のUnrivaled=唯一無二をイタリア語=unico e soloで表現して崩した名称と思われる

*2 英語でReach the Crown=頂点に至るを別の表現=at the crestに置き換えたもの

*3 元は3番仔と有名車ブランドのロールス・ロイスとの掛け合わせでThree Rollsという名称で、馬主の永井商事が自動車産業を営んでいたことも合わせてサンシャサンギョウ=三車産業といったところか?

*4 なお、史実での着順はアンライバルド→リーチザクラウン→ブエナビスタ→スリーロールス→エーシンビートロンである。

*5 レース中に発生した左脚の浅屈腱不全断裂によるもの。負傷後レース復帰は叶わず、結果的にこの有馬記念をラストランとして競走馬を引退することになった。

*6 Queenは女王、Spumanteはイタリア語で「発泡性の」といった意味になり、それぞれ似通った意味の単語であるLady=淑女と、Petillant=フランス語の「微発砲」に置き換えての名称だろうか

*7 クィーンスプマンテの馬主・グリーンファームの勝負服「緑、黒三本輪」はトキノミノルの馬主だった永田雅一氏の勝負服を遺族の了承を得て譲り受けたものである。

*8 東北で発生した大震災で落ち込む日本に、ドバイの地で日本馬が1、2着のワンツーフィニッシュを決めて勇気を与えた。ちなみに1着は当時まだウマ娘化していなかったヴィクトワールピサ。

*9 PV内で付けていたゼッケンの番号から「ゼッケン2番のウマ娘」と呼称されることも。

*10 母パシフィカスのビワハヤヒデ・ナリタブライアン、母メジロヒリュウのメジロラモーヌ・メジロアルダン、母ハルーワスウィートのヴィルシーナ・シュヴァルグラン・ヴィブロス、母オリエンタルアートのドリームジャーニー・オルフェーヴル。他に実名での実装はされていないがアイネスフウジンの半弟の双子リアルカストールとリアルポルクス、グラスワンダーの全妹ワンダーアゲイン、アストンマーチャンの全妹ジャジャマーチャン、ジェンティルドンナの全姉ドナウブルーと思しきウマ娘や、そもそも生まれることが出来なかったアドマイヤベガやメジロアルダンの双子の片割れなど。

*11 また半兄スプリングソングをモチーフとしたと思しき『春の歌』が好きだったカレンチャンの実兄など、ウマ娘ではなく人間の兄弟として描写される場合もある。

*12 例としてヴ姉妹のモデルの母ハルーワスウィートはファルスターからエヴァンスウィートまで計8頭の産駒が存在するが、ヴ姉妹はそのうち2022年までにGⅠを勝利した3頭がモデルの3人と明言されている。他にはスペシャルウィークにはオースミキャンディという生産牧場の火事で喪った半姉が存在したがこれも火事ともどもなかったことになっている、など。

*13 なお他に実装済みウマ娘のきょうだいで実装が期待されているものとして、ダイワスカーレットの半兄ダイワメジャーやメジロマックイーンの半兄メジロデュレン、ラヴズオンリーユーの全兄リアルスティールなどがいるが、ウマ娘としての彼女らは一人っ子と明言されていない。どころかラヴズに関しては姉の存在が示唆されている。

*14 とはいえオグリが一人っ子と明言されたこともないので、妹が突然生えてくる可能性は否定できない。

*15 2026年日本ダービーのターフビジョンで流れた煽りVTR(ナレ:津田健次郎)。「2023年に生まれた馬がダービーに勝利する確率は0.013%」とダービーの価値を表現するための前フリとして出てきた確率の1つなのだが、何とも言えないチョイスでウマ娘民以外も含めて笑いを呼んだ。