ダイワスカーレット(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/04/07 Wed 23:46:00
更新日:2024/03/21 Thu 00:05:49
所要時間:約 25 分で読めるんだから!


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00年代後半のギャルゲヒロイン Daiwa Scarlet Queen's Lumination Rising Girl ※中学生です 「いちばんまえをはしればいいのね!」 「ばかねウオッカ さいしょからずっといちばんならいっちゃくなのよ!」 うまゆる おたんこにんじん このおっぱいで中等部は無理でしょ ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー コメント欄ログ化項目 スピカ ダイワスカーレット ダスカ チュートリアル ツインテール ツンデレ ティアラ ティアラ路線 トップ・オブ・ブルー トレセン学園中等部 ヌオダス ブリリアント・レッドエース ブルマ マイラー ミスパーフェクト ムチムチ ユメヲカケル! ルート分岐あり レッドエース ロリ巨乳 優等生 先行バ 八重歯 初心者ホイホイ 初期実装組 去年までランドセル 大接戦ドゴーン! 太いね♡ 安藤勝己 巨乳 明日も、緋色の風が吹く。 木村千咲 栗東寮 確定入手組 緋色のニュイ・エトワレ 緋色の女王 讃弟夷 走れウマ娘 逃げウマ



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー CM「Rivals ダイワスカーレット」編
© Cygames・JRA

目指すのは、いつだって1番!それ以外ありえないわっ!



ダイワスカーレット(Daiwa Scarlet)とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターである。
CV:木村千咲

モチーフ元である競走馬『ダイワスカーレット』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:唯我独尊!負けん気満点のツンツンガール
誕生日:5月13日
身長:163cm
体重:不明(計測拒否)
スリーサイズ:B90・W56・H82
靴のサイズ:左右ともに24.5cm
学年:中等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:勉強、家事全般
苦手なこと:妥協すること
耳のこと:隠している本音が無意識に漏れ出てしまう
尻尾のこと:毎朝、癖を伸ばすため櫛で格闘している
家族のこと:仕事熱心な母親に憧れと恋しい思いがある
ヒミツ:①定規を使わなくても真っ直ぐ線が引ける/②好きな漫画の作者にまめにファンレターを送っている
自己紹介:こんにちは、ダイワスカーレットです!精一杯頑張り…って、アンタか。ふんっ!目指すは1番よ。それ以外はないんだから!

キャラクターソング:Rising Girl

明日も、緋色の風が吹く。

URA ヒーロー列伝No.67より

春に桜、秋に大輪の華を咲かせ、さらに女王としての戴冠劇。
速く、強く、鮮やかに。
世代を越え、路線の壁も越えた最強ウマ娘へ。
ターフには、明日もスカーレットの風が吹き抜けていく。

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第4弾「たおやかなる時代」篇
© Cygames・JRA

『1』への意志

緋色の女王

【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第4弾「たおやかなる時代」篇より


ウオッカ最大のライバルにして、安藤勝己騎手と共に37年ぶりの牝馬による有馬記念制覇を達成した女傑『ダイワスカーレット』がモチーフのウマ娘

成績優秀で物腰柔らか、誰にでも分け隔てなく優しいクラスの人気者だが、実は勝気で強気で生意気な闘志苛烈な性格。
特に「1番」には並々ならぬ執着を持っており、レースでも(ある意味当然だが)「1着」になることに拘る。どこぞの王子と同じである
終生のライバルかつ同室のウオッカ、信頼を寄せるトレーナー以外には極力負けん気の強い表情を見せない、いわゆる仮面優等生。
専属トレーナー契約においてはその性格から敬遠され、気性難とすら称されることもある。

一方で言動・性格ともに疑いようのない模範生であることも間違いなく、
本来ならやる義理のない手伝いをしてお礼をされては、「ありがとうだって、別に当然のことなのに」と自然に言ってのけるあたり、
勝気がそれ以上に突き抜けているだけで優等生が虚飾というわけではまるでない。
むしろ積極的に助力を申し出て相談を拒まず、必要以上に過密なスケジュールになってなおやる気を募らせるあたり、根っからのお人好し。
トレーナーに対してはツンデレ気味なものの指示にはすぐ納得し了承するので、比較してもかなり素直な部類である。
またお出かけイベントではトレーナーとの外出の帰りが遅くなる事で2人の仲を噂され優等生として問題が生ずると危惧するかかり気味な一面も。
その割にはその後夕方にもかかわらずデートの延長を懇願したりしばしば夜中まで2人で出歩いたりなどしているが…

勉学についてもレースだけじゃないばかりに全力で取り組み、時には屈指の天才アグネスタキオンに負けじと本を山積みにするほど。

モチーフがウオッカ…というか牡馬に負けず劣らず筋肉ムチムチの恵体馬だったためか、ボインボイン担当。このおっぱいで中等部は無理でしょ……
その上これでもプロフィール訂正で当初よりちょっと小さくなっている*1
太腿とヒップがぱんぱんなのは、史実のダイワスカーレット号のトモ*2がボディビルダー並みにガッチムチだったことの表現だと思われる。
巨乳、ツインテール、リボン、ティアラ、八重歯、ツンデレ、懐かしのインテーク髪とこれでもかと属性が備わっているため、
誰が言ったか「00年代後半のギャルゲヒロイン」。確かにその辺の年代の馬だけどさあ…。むしろドラまた辺りに遡るまである。
ちなみにティアラは忙しい母親から入学祝いに贈られた大切な物。スカーレットからの呼び方は「ママ」。
無闇に栗毛の馬であることを強調するような髪の色をしているが、これは元ネタがいわゆる「栗毛の法則*3」をもって生まれた馬であることが影響していると思われる。

◆アニメ版での活躍

Season1&Season2

ウオッカもそうだが、学年が上のスペシャルウィークサイレンススズカに対して「先輩」と呼んで慕う体育会系。
1期1話でゴールドシップとウオッカと共同でスペシャルウィークをスピカの部室に拉致した。

掃除当番をサボってトレーニングに行こうとしてウオッカに「サボるのはダメだってー」と諫められたり、
スズカの復帰戦でまあ完走できれば御の字的な発言をした観戦客に「スズカ先輩は勝つに決まってるわ!!」と噛みついて「おい落ち着けって」と窘められた。一体どっちが優等生なんだ……。
というか、アニメではあんまり猫を被っておらず、アプリ版での素に近い「勝気な突貫娘」キャラが先行していて、ウオッカ、ゴルシと並んで「愉快な仲間達」ポジ。
そもそも加入時点ではあらゆる取り繕いがほぼ無に帰すであろうゴルシが古参かつ唯一のメンバーであり、
トレーナートウカイテイオーメジロマックイーンさえ制裁を加える破天荒な人物である。
優等生らしく振舞うだけ無駄な環境というのが正確なところかもしれない。


BNWの誓い

練習中に目をケガしてしまったため*4、「スピカ」では唯一駅伝に出走していない。
シンボリルドルフから実行委員を任されて各チームを視察に出かけるが、実はナリタタイシンが出走拒否して行方知れずになっているとゴルシに聞いて顔が青ざめる。
駅伝を無事成功させるため、スカーレットはタイシンの捜索へと駆け出した!
結局スカーレットのいないところで問題は解決したが、全てが片付いた頃、彼女は遠く離れた函館で眩い夜景を見下ろしていたのだった。
なんで……?*5

うまよん

  • 第10話「ビビったら負け!肝試し対決!」
肝試し回だったのだが、ウオッカと互いにどっちがビビっていたかで喧嘩し合う。
マチカネフクキタルから「喧嘩する2人に災いあり」と警告されるも、結局肝試し中も喧嘩してしまう。
すると一本道のはずが、なぜか分かれ道となっている。フクキタルから「コッチニ イキマセンカ」と右を示されるが、下見に行っていたようで左に向かった。
しかしその後も分かれ道が出来てしまい、フクキタルから「コッチニ イキマセンカ」とまた右を示される。
その直後ハルウララが脅かしたことでそのままの勢いでマンハッタンカフェ、ゴールドシップから追われる羽目に。
フクキタルも後から来て、途中から置いていったことを謝るも、最初からフクキタルは同行していなかったと言われ、道も一本道だと告げられる。
つまり、途中までいたフクキタルは…と想像しウオッカと共に気絶。ビビり勝負は引き分けとなった。
余談だか気絶時の寝姿はウオッカと同じく仰向けだが、ウオッカと違い手は真っ直ぐで左足だけ膝を立てていた。

うまゆる

メインキャラクターに抜擢され、キービジュアルやEDテーマソングを担当。
なおキービジュアルでは史実での親子であるタニノギムレット・ウオッカの対としてシンボリクリスエスとともに描かれていたが、こちらは一切無関係。
本来の対であるアグネスタキオンは結構出番があったけどね。
  • 第1話「嵐を呼ぶウマ娘(たち)」
ウオッカと練習を組まされることに文句を言っていたが、完全に拒絶していないあたりに絶妙な関係性を窺わせる。
ツッコミ・ブレーキ役のポジションにいるのはアニメ版と似ている。
  • 第6話「謎解きは朝食の前に」
被害者役。
ティアラが紛失してしまったため、捜査を依頼。
探偵たちの迷探偵っぷりに毎回ツッコミを入れている。
ちなみにティアラは脱衣所に忘れていただけだった。
  • 第9話「ヤマヲカケル」
夜の峠を走るウマ娘の1人として参戦。ゼッケンは12でパロディ元となっている「頭文字(「イニ」シャル)D」からと推測されている。
ツインターボ、エアシャカールと共に3人同時慣性ドリフトなどでマルゼンスキーを驚愕させた。
  • 第12話「鎖威拒宇血夷武!波羅離螺!」
暴走族系ノリなウオッカ達の「無頼暗(ブライアン)」・トーセンジョーダン達の「東京徒弐偉(とうきょうトニイ)」に対して、白い特攻服を纏いチーム「讃弟夷(サンデー)」で対抗。
マーベラスサンデーやアグネスタキオン等数多いるサンデー一族の中からスペシャルウィークとサイレンススズカを戦力として招いていた。

◆漫画版での活躍

STARTING GATE!

メインキャラの一人であり、第二章ではウオッカと共に主役を務めるなど、出番自体はスペやスズカに次ぐ勢いで多い。
他の媒体のスカーレットと比較するとアニメ版に準拠した性格となっており、スズカをニンジンで誘き出して監禁しようとするという二期のスペみたいなことをしでかす。
スペやスズカを心配してボロ泣きしたりする描写があるほか、テイオーには「案外優しい」、ウオッカには「本当は寂しがり屋」、スズカには「辛いときも笑顔で頑張ってしまう子」と指摘されており、若干メンタル面が不安定な面もあるが、競争者としての実力は本物。

しかし、劇中ではレース選考会や選抜会を落選するなど、実力とやる気に相反して中々結果がついてこないことも多く、選考会を突破したウオッカと大喧嘩してしまう。

◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:F マイル:A(B*6) 中距離:A 長距離:B(A*7)
脚質 逃げ:A 先行:A 差し:E 追込:G
レアリティ☆2『トップ・オブ・ブルー』として初期から実装されている他、2022年11月28日には新衣装の☆3『緋色のニュイ・エトワレ』が実装されている。
マイル・中距離を得意としている他、長距離もBと高めのため。初期因子で補ってやれば短距離以外はどこでも走れるという距離適性の広さを持つ。
脚質適性については逃げと先行が共に「A」。差しや追込と比較すれば事故の心配も少なく、トレーナー各々でどちらでも好きな方で育成することが可能。

[トップ・オブ・ブルー]

誰にも負ける気がしないわ!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[トップ・オブ・ブルー]ダイワスカーレット」勝負服
© Cygames・JRA

勝負服は初期状態では汎用の「スターティングフューチャー」、☆3に才能開花することで青と白を基調としたミニスカ軍服風の固有衣装を取得できる。
カラーリングは「ダイワ」冠名で知られる大城敬三氏の勝負服「白一本輪白袖」を元にしたもの。
モチーフ元のダイワスカーレット号はさらに青いメンコをしていたのだがキングヘイローのような耳カバーはしていない。なのでスカーレット(紅)要素が髪飾りくらいなのは気にしないでおこう
露出は少なめだが、これでもかとばかりにムチムチボディが強調されており、
絶対領域から覗くこれまたムチムチの太ももとガーターベルトもあって、目のやり所に何とも困る服装となっている。
特に白一本輪を忠実に再現した結果B90がこれでもかと強調される形になっている。
原案イラストとの違いとしてあちらだと水色の長いファーのようなものを肩にかけていたが、アニメ1期以降では描かれることはない。
作画や走る際の物理演算の処理の都合だろうか。

ステータス成長率はスピード+10%、根性+20%で、初期ステータスも根性が高いが、
主戦場となるマイル〜中距離のレースでは根性の重要性が低めなのでここは正直あまり噛み合っていない。
覚醒スキルでは「キラーチューン(「テンポアップ」上位スキル)」と「レースプランナー(「好位追走」上位スキル)」を習得可能。
習得できるスキルは先行のものが多いが、テンポアップとキラーチューンは先頭でも発動するため他の覚醒スキルが使い物にならなくなる事に目をつぶれば逃げでも戦うことができる。
進化スキルはキラーチューンが回復効果を追加した「パーフェクトチューン」に、レースプランナーが逆に速度上昇効果を追加した「アタシが勝つんだから!」に進化する。




優雅に…勝たせてもらうわ!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[トップ・オブ・ブルー]ダイワスカーレット 固有スキル発動」
© Cygames・JRA


固有スキル「レッドエース(☆2)」→「ブリリアント・レッドエース(☆3以降)」は
「レース後半で 1番 をキープする力が上がる(調整前)」→「レース後半に前の方で1番になる力を発揮する」というもの。
2022年2月24日のバランス調整により上方修正されたスキルの一つで、発動条件が1位限定ではなくなったためさらに発動しやすくなっている。

ふふっ♪やっぱりアタシが…1番なんだから!

[緋色のニュイ・エトワレ]

アタシらしい、上品なサンタでしょ?

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[緋色のニュイ・エトワレ]ダイワスカーレット」勝負服
© Cygames・JRA

ライバルのウオッカと共に実装された待望の☆3新衣装。ギャルゲヒロインから同年代のラノベヒロインに転職。
赤色基調のクリスマスイメージのドレス衣装といったところ。こちらの方が通常衣装の青と比較して、スカーレット=赤色をわかりやすく体現していたり。
太もものムチムチ具合は健在な他、胸元や脇も開放されているなどなかなかにセクシー。
また、頭のティアラの宝石も青から赤に変わり、白のふわふわ装飾が施されているなど細かなアクセントも注目ポイント。
そして通常衣装のツインテールの髪型がストレートロングになっているのも特徴的。

こちらの成長補正はスピード+20%、賢さ+10%となっている。
そしてそれ以上のポイントとしては、別衣装ハルウララと同様に距離適性に変更が加えられているということ。
ダイワスカーレットの場合は通常衣装と比較してマイルがA→B、長距離がB→Aとシャッフルされており、中長距離向けのステイヤーとしての運用を見据えた距離適性となっている。
無論、通常衣装と同様に因子1以上でマイル適性も容易くAに戻せることに変わりはない。

初期スキルとして「勢い任せ」「影打」「粘り腰」を取得可能。
覚醒レベルを上げると「長距離直線○」「長距離コーナー○」などに加え、
作戦・逃げの際に上り坂で疲れにくくなるレアスキル「じゃじゃウマ娘(「勢い任せ」上位スキル)」や、
同じく作戦・逃げの際に最終直線で先頭のとき後ろ1バ身以内にウマ娘がいると速度がすごく上がる「踏ませぬ影(「粘り腰」上位スキル)」を取得可能となる。
こちらの進化スキルはじゃじゃウマ娘と踏ませぬ影、それぞれの回復効果や速度上昇効果が上昇した「おてんば女王」「開かれる夢の扉」に進化。
複合スキル特化だった通常衣装とは真逆の純粋に元スキルの強みを強化する形になっている。



凍てつく闇には…


アタシがとびきりの光を、プレゼントしてあげる!


あったかいわね。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[緋色のニュイ・エトワレ]ダイワスカーレット 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「Queen's Lumination」。
効果は「レース後半の直線で前の方にいると速度を少し上げ続ける、さらに先頭で後ろのウマ娘と近い場合効果が増える」というもの。

固有スキルの追加効果、覚醒スキル諸々を統合して、先行向けのスキルが揃っていた通常衣装とは別に、長距離及び逃げに特化した性能と言える。
特に固有スキルと覚醒スキルの踏ませぬ影が同時に発動すれば、後ろから迫っていたライバルを一気に突き放す爆走を展開できること請け合い。
ただ、長距離レースの逃げウマが最終直線で後続に迫られている、というシチュエーションに持っていくこと自体がなかなかリスクが高いことでもあるが。

発動演出では闇に染まる雪景色の中に立つダイワスカーレットが、クリスマス飾りを模した錫杖を一振りすることで、
周囲が瞬く間に金色のイルミネーションでライトアップされるという、実に幻想的なものとなっている。

アタシの願いは、いつだって1番!!

固有二つ名は「ミスパーフェクト」。
取得条件は「育成で皐月賞を勝利したウマ娘から想いを継承し、全レースで2着以内で、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を含む重賞を10勝する」。
前者は史実での父・アグネスタキオンの戦績を反映したものと思われ、後者は史実での勝ち鞍と全レース連対の再現を求められる。
1度たりとも3着以下を取ってはならないという緊張感はあるが、ステータスや人気、着差を気にする必要がないため、勝ち続けさえすれば取得は比較的容易な部類に入る。

ライバルのウオッカ共々チュートリアルガチャで確定で入手出来るうえ、チュートリアル育成でも担当する事になる「最初の女」。
リセマラ中はずっと顔を合わせることになるため印象に残りやすい。
しかし育成難易度は確定入手の5人組の中では高い方。短距離が主戦場のサクラバクシンオーハルウララに比べてスタミナにも気を向ける必要があり、
クラシック序盤のスケジュールがかなり過密、かつG1での連戦を強いられるので、ジュニアの間に計画的にステータスを伸ばしておかないと詰んでしまう。
また、最後の最後に少し適性の落ちる長距離の有馬記念1着を要求されるという落とし穴も待っている。
もともと有馬記念自体が難易度の高いレースということも手伝い、継承で適性をフォローしておかないとどうしても苦戦しがち。
全体として初見殺し要素の多いシナリオとなっており、チュートリアルの続き的な感覚で手を出し、夢を叶えてあげられずに終わり苦い思いをするトレーナーも数多い。

ただし、彼女のシナリオの難所はいずれも「初心者が犯しがちなミス」を突いてくるようなもので、
育成スケジュールの管理や継承による適性の補強、中〜長距離向けのステータス配分など、システムの基本的な部分を理解できればさほど無理なく突破できるようになっている。
最後の最後に継承以外ではどうしようもない適性の問題を突きつけてくるのはちょっと意地悪な気もするが。
目標レースもマイルから中距離へ、最後に長距離と段階的にステップアップしていくので育成方針にはあまり迷わなくて済むし、
脚質的にも事故率の低い逃げと先行が得意なので必要なステータスさえ満たしていれば安定して勝ちやすい。
育成の落とし穴を身を以って学ばせるという意味では、確かに最初のうちに触れておくべきウマだと言える。
ちなみに作戦はデフォルトだと先行になっているが、慣れないうちは逃げにしたほうがやや安定しやすい。

ちなみにオークスへの出走直前にはシナリオ分岐があり、そのままティアラ路線を貫くか、日本ダービーに出てウオッカに直接対決を挑むかを選ぶことができる。
ウオッカにかなり強めのライバル補正がかかるため、(特に1着狙いの場合)難易度は日本ダービーの方が上。

サポートカード

ガチャで入手できる汎用R及びSR【努力は裏切らない!】のほか、
期間限定イベント「ウマ娘夏物語 あの娘が水着に着替えたら」の報酬SSR【トライフル☆バケーション】、2022年4月11日にはSSR【Outfit as No.1】、2023年5月29日にはSSR【Something Blue】が追加。

SR【努力は裏切らない!】

得意練習は賢さ。
トレーニング効果こそないものの、高いやる気効果と初期絆もあり、早い段階から友情トレーニングを発生させられる点は優秀。
所持スキルも「抜け出し準備」や「好位追走」といったマイルや中距離の逃げ・先行向けのスキルが揃っている。

SSR【トライフル☆バケーション】

得意練習はパワー。
性能こそガチャ産と比較すると控えめ、固有ボーナスもレベル40からと配布SSRのいつも通りの仕様だが、
完凸すると固有ボーナスと合わせて初期パワー+50の状態で育成を始めることができる。
さらにイベントを完走すると、確率でレアスキル「レースプランナー」のヒントをレベル3で入手可能。
いわゆる「あげません族」ではあるが、「好位追走」のスキルも所持しているため、かなり安く習得できるのも優秀と言えるだろう。
しかしレースボーナス・ファン数ボーナスともに0、そして配布にしては金スキルが強力な代償か練習性能が低いのが惜しいところ。
…とまぁ、あげません族ではあるもののレースプランナーの技マシンとして何とか存在価値を保っていたダイワスカーレットだが、後に配布されたSSRメジロアルダンがレースプランナー確定、
しかも貴重なスピードサポカであるため、いよいよダイワスカーレットの立つ瀬が無くなりつつある…。
一応、ヒント性能の高さからヒント屋として活用したり、初期パワー+50で全冠チャレンジといったニッチな需要があるのは救いか。
余談だが、配信初期から他スピカの面々はSSRカードが存在していたが何故かダスカだけSRだった。今回のイベントでチームスピカ全員のSSRカードが実装されるように。

SSR【Outfit as No.1】

得意練習はパワー。
所持スキルが変更され「テンポアップ」が削除、「ギアシフト」「前途洋々」の代わりに「直滑降」「先行コーナー〇」が追加されている。
固有ボーナスが変則的で、「絆ゲージが80以上の時、パワーボーナス」となっており、条件を満たした際のボーナスは+2。
イベントを進めると確定でレアスキル「鍔迫り合い(「真っ向勝負」上位スキル)」のヒントを入手可能。
スタミナボーナスに加え、レースボーナス10%にファン数ボーナス20%というSSR最高峰の出力を得られる一方で、
得意率アップ0トレーニング効果0%やる気効果0%と、練習相手としては少々物足りない部分がある。
このスペックにトレーニング効果アップがあったら壊れサポカになってた
ともあれ先行ウマ娘の育成ではレアスキルを含め非常に有用なスキルを入手できるため、役割としては先行育成でのわざマシン的ポジションといったところか。

SSR【Something Blue】

得意練習は根性。
所持スキルが大幅に変更されこれまでの先行に使えるスキルから、「先頭プライド」「危機回避」等の逃げに使えるスキルが多くなっている。
固有ボーナスは「トレーニングLvの合計値が高いほどトレーニング効果上昇」というもの。SSRスピードマルゼンスキーの固有ボーナスに似ているが、あちらは「参加したトレーニングのレベルが高いほどトレーニング効果が上がる」のに対して、こちらは「全てのトレーニングレベルの合計が高いほどトレーニング効果が上がる」仕様のため、全てのトレーニングのレベルを上げないと最大限の効果が発揮出来ない。
アオハル杯やグランドマスターズシナリオシナリオなど、ステータスを上げれば勝手にトレーニングレベルが上がるシナリオに打ってつけである。
イベントを進めると確定でレアスキル「踏ませぬ影(「粘り腰」上位スキル)」のヒントを入手可能。



育成シナリオ

ウオッカとのライバル関係を通して自分の求める「1番」とは何なのかを考えていく姿が描かれる。
ティアラ路線で争っていたのが一転、ダービーへと舵を切った彼女を見て、スカーレットもまた悩むことになる。
勝てるレースに出て勝ち続ければ1番か?ウオッカと同じレースで勝てば1番か?
天皇賞(秋)、ウオッカと走る5度目のレースでようやく出した答えは──


みんなの記憶に残り続けるウマ娘になりたい

『天皇賞(秋)』って聞いたら、アタシが競り合ったこのレースをみんな思い出せるような……

ウマ娘って聞いたら、『ダイワスカーレット』って1番に名前が出る存在になりたかったんだって。

小さい頃、大好きなママに「頑張ったね」って言われて嬉しかった。「1番」になってもっと褒められたかった。
それがアタシの原点だったから。

2022年2月24日のアップデートで隠しイベントが追加。
ジュニア級の阪神JF、クラシック級の桜花賞・日本ダービー・宝塚記念・秋華賞・エリザベス女王杯・ジャパンC、シニア級の大阪杯・天皇賞(秋)・ジャパンCに勝利すると、全ステータス大幅アップにスキルpt、「真っ向勝負」「負けん気」のスキルヒントを入手できる。
対象となるレースにはほとんどウオッカが出走しているが、「ウオッカより先着」ではなく「全て1着」が要求され、かつ目標外レースへの出走も多いため、余裕があれば狙う程度の感覚でいいだろう。

◆関連キャラクター

友達以上、仲間でライバル。
寮のルームメイトでアニメでは同じチームスピカ所属。
一緒にいると口喧嘩ばかりなのに傍にいないと気になって仕方ない奴。喧嘩するほどなんとやら。
スカーレット育成シナリオでの「無軌道に見えて深い考えがある行動なんだろうな」感は必見。
転じてウオッカの育成シナリオでは彼女の男子中学生じみた素の性格がクローズアップされるため、
それに掛け合うスカーレットも年相応の少女らしいやや幼気な反応を見せる。
優等生と不良の関係であるはずだが、特にアニメだと暴走しがちなのは実はスカーレットの方だったりする。
実はウオッカとの育成シナリオとは対の関係であるが、細部が異なるなど完全に対になっているわけではない。
開発元のCygamesが公開した技術カンファレンスの動画*8では、ウマ娘の関係性を線の太さで示しているという情報が公開されたが、
ウオッカとスカーレットの線がかなり太く、なんと各メディアで強い信頼関係が描かれるスぺちゃんとスズカのそれよりも太かったりする。

モチーフ馬が親子ということもあってお互いに特別な縁を感じている関係。
美味しい茶葉を分けてもらったり、研究の副産物として生まれた日用品を提供してもらったり、折に触れて気に掛けられたりと、
タキオンからは妙に親身に接されている。当人曰く、「君の元気がないと、どういうわけか、落ち着かなくてね」とのこと。
茶葉はともかく、提供する日用品に関しては新薬の実験という意図もあるが、実験も兼ねていることはスカーレットも了承済みな上、
摂取したら身体が発光するような薬も開発するタキオンだが、スカーレットに渡すのは安全かつ生活にも支障を来たさないものばかりなため、
スカーレットは「親切な先輩」として純粋にタキオンを慕っており、彼女に付き纏う数々の悪評を事実無根として義憤を燃やしている。
一方のタキオンは、一部事実に基づくものがあることや、特段悪評を気にしていないこともあって彼女の義憤に関しては持て余し気味である。
ちなみに、そこまで気に掛けながらもタキオンの接し方自体は飄々としたいつも通りの態度なのだが、
スカーレットの善意120%の攻勢には弱いらしく、しばしばペースを乱されて彼女の勢いに呑まれる、珍しい光景も見られる。
余談として、両者共にストーリー等で見られる私服がかなり大人っぽいという共通点があり、そこに運命的なものを感じるトレーナーがいるとかいないとか。

クライマックスシナリオのシナリオイベント「同じ傘の下で」で登場。
2人の親しくしている後輩の選抜レースの観戦に、雨の中を相合傘で向かうというイベントである。
一見普通のイベントに思えるが実はこれも史実ネタで、「父エイシンフラッシュ×母ダイワスカーレット」の競走馬が実在する。
その名も「アンブレラデート」(現在は現役を引退し繁殖入り)。

カワイイカレンチャン。
上述の通り、ファン感謝祭でスカーレットのトレーナーがカレンチャンに誘惑されるシーンがあるくらいで、これといった関わりはない。
しかし史実の方はというとそうでもなく、現在は2頭とも社台ファームで繁殖入りしている。
一緒に放牧に出された時には現役時もかくやの勢いで併走している様子*9

モチーフ馬では同期の間柄であり、やたらめったら映り込みたがるアストンマーチャンをウオッカと共に抑えたり回収したりするような関係。
マーチャン回収する際のウオッカとのコンビネーションが完全にウオッカお父さんとスカーレットお母さん状態とは言ってはいけない。
また、スカーレット本人のシナリオで自撮りする際にやたら後ろを気にする描写があるが、「これマーチャンいないか警戒してるんじゃね?」と捉えるトレーナーがいたり。
もっとも、そのマーチャンのホーム画面台詞に「自撮りに"辻写り"しようとしたマーチャンを発見したスカーレットが『一緒に撮ろう』と誘ってくれた」旨を語る物があるため、仮にマーチャンを意識していたのだとしても邪魔に思っていたという事は無さそうである。

国民的人気を誇るモンスター育成RPGポケットモンスター』に登場するキャラクター。
両者には一見どころか実際何の関係もないにも関わらず、ネット上には彼とダイワスカーレットのカップリングイラストが散見されている。
事の発端は2022年5月、とあるゲームブロガーが「自分宛のクソリプ(意訳)ランキング」を紹介したのだが、その中に「ヌオーよりダイワスカーレットの方が好き」というものがあった*10
これをきっかけとなり、本来接点が全くないはずのこの二者を描いた二次創作イラスト諸々が投下されるなどした。
この「ヌオダス」は、『ピクシブ大百科×ニコニコ大百科の2022年のネット流行語大賞100』の第74位に入るほどの流行を見せた。
ダイワスカーレットのスリーサイズを種族値に置き換えてザシアン受けできるなんて珍説も出ていたり
そしてあろうことか中の人までこのカップリングを認知しヌオーのイラストを投稿する始末。バタフライエフェクトにもほどがある

◆余談

最初の発表時から中の人が変更されたウマ娘の1人であり、当初は上坂すみれが担当する事になっていた。
その後、上坂氏は何の因果かアグネスタキオン役でウマ娘に出演する事になる。

『ウマ娘』のCMソングである『走れウマ娘』の歌唱には参加していないが、実況部分によれば出走していることが判る。
サイレンススズカをマルゼンスキーとともに4バ身差で追い掛けているようだ。
が、その後スぺちゃんが猛烈な勢いで走りこんできて……!?

ヒミツの「定規を使わなくても真っ直ぐ線が引ける」だが、一部では「定規(メジャー)」→「史実での半兄であるG1五勝馬ダイワメジャー号」を元にしたネタでは?なんて説も存在。
そのダイワメジャー号とダイワスカーレット号は2007年有馬記念にて一回だけ対戦しているのだが、勝利こそマツリダゴッホ号が頂いたもののスカーレット2着・メジャー3着と言う結果だった。
今の所ウマ娘のダイワスカーレットにダイワメジャー号にあたる家族がいるかは不明だが、あるいは…?

また、ゲーム内でそのタキオンがモルモットという名の夢女子(或いは男子)を量産した結果、
史実での関係に準えて「ダイワスカーレット 産みたい」というとんでもないサジェストがTwitterで生み出されることとなった。
スカーレットブーケ大量発生



追記・修正で1番の項目にしてよね!!

この項目が面白かったなら……\アタシが一番!/

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最終更新:2024年03月21日 00:05

*1 93→90に訂正されている

*2 腰・お尻・後ろ脚の筋肉

*3 「両親がどちらも栗毛の馬は、自身の毛色も必ず栗毛になる」という法則のこと。他に同じ法則が当てはまるウマ娘にはユキノビジンなどがいる。

*4 元ネタはおそらくフェブラリーステークス前の事故。ダスカは練習中に目に木片が突き刺さり、そのケガが原因でドバイ遠征を断念している。

*5 おそらくナリタタイシン(馬)の出身が北海道新冠町だったことにちなんだネタだと思われる。スカーレットの台詞から察するにウマ娘のナリタタイシンも北海道出身らしい。

*6 ☆3「緋色のニュイ・エトワレ」限定。

*7 ☆3「緋色のニュイ・エトワレ」限定。

*8 「ウマ娘 プリティーダービー 3DCG キャラクター事例~基本設計とウマ娘ならではの表現について~」という動画。Cygames公式YouTubeチャンネルが投稿している

*9 YouTube「ジャンポケ斉藤、ジャングルポケット産駒を買う」チャンネルの動画「【社台ファーム】ダイワスカーレットにデインドリーム、スターズオンアースの母まで!名馬たちに会ってきました!」の3分30秒あたりで語られる

*10 当該ブロガーの記事ではヌオーへの言及こそあるがダイワスカーレットは話題にすらあがっておらず、純度100%のクソリプといえる