アットウィキロゴ

超化獣(デュエル・マスターズ)

登録日:2026/03/27 Fri 00:00:00
更新日:2026/04/24 Fri 20:47:29
所要時間:約 10 分で読めます







超化獣は感情が高ぶると周りの生物の力を吸収して


強大な力を発揮するのだ!





超化獣とは、TCGデュエル・マスターズ」に登場する種族の一つ。


概要


王道篇から新たに登場した特殊種族
五文明に跨って存在しており、闇文明なら主にアビスロイヤルが複合し、その他の四文明でも《光器ペトローバ》や《弾丸透魂スケルハンター》といった懐かしのクリーチャー達が超化獣としてリメイクされている。

能力面では、後述するハイパーモードを備えているのが特徴。
これは特定の条件を満たす事によってクリーチャーがパワーアップするという、サイキック・クリーチャーのような性質である。
超化獣の場合はカードフレームの中央下辺りに「ハイパーモード」と書かれた青色の稲妻エフェクトが挟まり、その下にモードチェンジ後の能力が記載されるというツインパクトに似た分割デザインとなっている。

イラストでもこうしたモードの解放による姿の変化が反映されており、超化獣のイラストは通常版とシークレット版の二種類でそれぞれハイパーモードの解放前後が描かれている。*1
通常の超化獣であれば身体の何処かにプルタブが付いており、ハイパーモードを解放する事によって姿形も大きく変わる。
例外的にアビスの場合は通常イラストだとデフォルメ調の姿、シークレット版では本来のおどろおどろしい姿となっている。

命名法則はアビス複合が「霊淵」、レアリティがスーパーレアの場合は「超霊淵」。
その他の四文明は背景ストーリーで「月」が深く関わっている事に因み、火文明が「揚紅月」、水文明が「文藍月」、自然文明が「森翠月」、光文明が「獲銀月」の肩書きを備えている。
ただし、多色やオーバーレアといった一部の超化獣たちはこの命名法則から外れた名前を持つ。


アビス・レボリューションメクレイドと同様にシリーズの前半期を担うギミックであり、王道篇の第1弾&2弾と特別拡張パックDM24-EX1の半年間に渡って展開された。
後半期にあたる第3弾からは新たな要素として、超化獣と同じく味方クリーチャーをタップして効果を発動するギミックのハイパーエナジーが登場し、超化獣及びハイパーモードに代わってプッシュされている。

その後はメクレイドのような特別拡張パックでの再登場もなく、新規展開が一年以上も途絶えるという寂しい状況が続いていた。
ところが王道篇の次々シリーズにあたる逆札篇では、なんと超化獣とハイパーモードの通常エキスパンションにおける再登板が決定。
ハイパーモードを解放するための新しい能力も登場予定であり、今後の超化獣の強化が期待される。


ハイパーモード



特定の効果を発動する事により、超化獣それぞれに搭載されているハイパーモードが解放。
カードの下面に記載されている能力が有効化し、基礎パワーの向上や新たな能力の追加によってパワーアップできる。
超化秘伝サイクルのテキストを参照するに、ハイパーモードを解放したクリーチャーはハイパーモード状態として扱われる模様。

ハイパーモードの解放によって変化する能力の内、基礎パワーは上書き、効果は追加という形で処理される。
ややこしいのがブレイカー能力の効果処理で、例えばW・ブレイカーを持っているクリーチャーにハイパーモード解放でT・ブレイカーが追加された場合、二種類のブレイカー能力から選んで発動できる。
一方でブレイカー能力を持たないクリーチャーが新たにブレイカー能力を得た場合、ハイパーモード状態では一種類のブレイカー能力のみを持っていると見做され、シールドを1枚だけ割る選択肢は取れないので注意。

解放するための方法は、超化獣が自前で持つキーワード能力によるものが三種類存在し、特殊な例としてカード効果による外部からの解放もある。
いずれの方法で解放しても、ハイパーモード状態は次の自分のターンのはじめまで持続する。

ハイパー化

自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
自分の他のクリーチャー1体をタップする事によってハイパーモードを解放する能力。

ハイパーモードの能力は強力なものが多い反面、他のクリーチャーを展開した上でタップしなければ発揮できない点が良くも悪くも評価を難しくしている。
メリットとして、低パワーながらも自身のタップを条件に強力な効果が発動できる《お騒がせチューザ》のようなクリーチャーとのコンボが挙げられる。
それらのクリーチャーの召喚酔いが解けるのを待ってから無理に攻撃させる事もなく、ハイパー化による能動的なタップで効果を発揮させつつ、超化獣のハイパーモード解放も同時にこなせる。
公式もこれをデザイナーズコンボとして意識しており、王道篇では上述した《チューザ》の再録や、タップによって効果を発動する新規クリーチャーの収録が行われている。
一方で、場に他のクリーチャーを用意しなければ解放できず、超化獣単体では真価を発揮しきれない点は注意。
他にもハイパーモードは召喚酔いを無視できないため、解放によってブレイカー能力や強力なアタックトリガーが追加されても即攻撃できず、速攻には向かない一面も。

OVERハイパー化

自分の他のクリーチャーを2体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
ハイパー化の派生能力。
通常は1体だけのところを、2体タップする事でハイパーモードが解放される。

通常のハイパー化よりも条件が重い分、解放されるハイパーモードの効果もより強力な傾向にある。
王道篇の時点では、オーバーレアの《邪魂の王道 ジャシン帝》と《終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン》のみが有している。

Zラッシュ

シールドが離れたら、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーのハイパーモードを解放する
逆札篇から登場したハイパーモードの新たな解放能力。
このタイプの超化獣はハイパーモードのカラーリングがハイパー化から変更されており、紫色の稲妻エフェクトに水色の文字で書かれている。加えて、発動条件を表現してかシールドがブレイクされているかのような破片のエフェクトも追加されている。

味方クリーチャーのタップが条件だったハイパー化から打って変わり、シールドが場から離れる事で解放されるようになった。
単にシールドが離れる事が条件なので、通常のシールドブレイクは勿論、ボルメテウスに代表されるシールド焼却に対しても起動する。
更には相手のみならず自分のシールドにも適用されるため、シールド回収や暴発とのコンボでZラッシュによるハイパーモードの解放に繋げられる。
また、解放があくまで任意だったハイパー化と異なり、こちらはシールドが離れた時点で強制的に解放されるため、使い勝手はハイパー化と大きく異なる。シールドが離れた瞬間、場に存在するZラッシュ持ちが一斉にハイパーモードを解放するため、状況によっては相手の超化獣の存在によってこちらの超化獣が十全に機能しなくなることもあるのでZラッシュ持ち同士の対戦では注意したいところ。

闘魂編ターボラッシュを思わせる能力で、実際にカードデザインの元となった事が公式から語られている。

カード効果による解放

特殊な解放パターン。
この効果を使えばハイパー化・Zラッシュ問わず、いずれの超化獣でもハイパーモードを解放できる。

主にS・トリガー付きの呪文が有しており、相手ターンにハイパーモードを解放できる貴重な手段となっている。
主なカードは
  • 相手クリーチャーとの強制バトルが付いてくるものの、コスト2で解放できる《ハイパー・キャストオフ
  • 相手に自らのアンタップしているクリーチャーを選ばせて破壊した後に解放する《超侵入
  • コスト7以下の超化獣を手札から踏み倒し、ブロッカーの付与とハイパーモードの解放を行える《ハイパー・エントリー
等々。

一部のクリーチャーも所持しており、《コッコ・格・ルピア》はスピードアタッカーかつアタックトリガーで味方のハイパーモードを解放できる。
また、自身も超化獣である《森翠月 ゴルファンタジスタ》がハイパーモードを解放すると、アタックトリガーで味方の超化獣全員のハイパーモードを解放という超豪快な効果を発揮する。


主な超化獣


揚紅月 フレイムバーン UC 火文明 (3)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/超化獣 5000
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
ハイパーモード 8000
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)

フレイムバーン・ドラゴン》の超化獣。
ハイパーモードによる追加能力は打点が伸びるのみだが、パワーの上昇によってアタックトリガーのバトル効果が活かしやすくなるシンプルながらも強力な1枚。

獲銀月 ペトローバ SR 光文明 (3)
クリーチャー:メカ・デル・ソル/超化獣 3500
ブロッカー
このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。
ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。
ハイパーモード 7500
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚をシールド化してもよい。その後、自分のシールドの数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。

光器ペトローバ》の超化獣。
場に出てから1ターン限りの除去耐性を発揮するので場持ちが良く、ブロッカーとしてもほぼ確実に仕事してくれる。
ハイパーモードでは、アタックトリガーで山札の上から1枚のシールド化しつつ、シールドの総数以下のコストを持つクリーチャー1体を踏み倒せる。
除去耐性で耐え凌ぎつつ返しのターンでハイパー化し、召喚酔いが解けた状態でハイパーモードのアタックトリガーを起動できるという手堅い性能となっている。

霊淵 アガルーム=プルーフ UC 闇文明 (1)
クリーチャー:アビスロイヤル/超化獣 1000
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
自分の墓地にカードが5枚以上なければ、このクリーチャーは攻撃できない。
ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
ハイパーモード 4000
自分のターンの終わりに、自分のタップしているクリーチャー1体につき1枚、自分の山札の上から墓地に置いてもよい。

ブルーム=プルーフ》の超化獣。
コスト1の軽量級クリーチャーで、条件を満たさなければ攻撃できない代わりにブロッカーとして機能する。
ハイパーモードでは、ターン終わりにタップしている味方クリーチャーの数だけ任意で山札の上から墓地に送り、墓地肥やしを行いつつ自身の攻撃制限の解除に近付けられる。

逆札神ヘヴィ・メタル R 闇/火文明 (3)
クリーチャー:ゴッド/超化獣 4000
このクリーチャーが出た時、相手の、クリーチャーではないエレメントを1つ選び、破壊する。
Zラッシュ(シールドが離れたら、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーのハイパーモードを解放する)
ハイパーモード 8000
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)

ヘヴィ・メタルの超化獣。
cipでクリーチャー以外のエレメントを破壊できる。コストの指定は無いので中々に強力。
ハイパーモードは初となるZラッシュによる解放で、SAと2打点が追加される。
他の味方クリーチャーがシールドを攻撃すればそれに誘発して解放されるため、出したターンでも打点に加わる事が可能。


背景ストーリー


王道篇

DARK MATERIAL COMPLEX》の撃破直後、突如として天より飛来した《暗黒剣 フラヴナグニル》が率いし月の軍勢の主要勢力。
闇を除く四つの文明にそれぞれ「獲銀月」「揚紅月」「森翠月」「文藍月」の超化獣がおり、闇ならざる4体のデーモン・コマンド夜の四天王」が眷属として従えている。

超化獣は感情の高ぶりに呼応し、ハイパー化によって周りの生物の力を吸収、ハイパーモードとう強大な力を解放できる。
また、超化獣との戦いを経験したクリーチャーもまた超化獣に覚醒し得る、というエイリアンに対するハンターのような性質もある。
暗黒剣によってバラバラに切り刻まれた《アビスベル=ジャシン帝》もまた超化獣となっており、ハイパーモードの力を手中に収めた上で、配下のアビスロイヤルも超化獣とした。

月から現れた超化獣達は夜の四天王による統率の下、超獣世界の各文明と激闘を繰り広げた。
最終的には敵も味方も皆等しく超化獣に変化し、ハイパーモードを操れるようになっていった。

そして戦いが新たな局面を迎えた頃、暗黒剣の介入によって新たな力「ハイパーエナジー」が登場し、ハイパーモードから置き換わっていった。
この影響で超化獣達は超化獣で無くなり、種族として自然消滅していく事に…。



追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年04月24日 20:47

*1 全ての超化獣に二種類のイラストが用意されている訳ではなく、DM24-EX1収録の5種族サイクルといった例外もある。