ブロッケン(ウルトラ怪獣)

登録日:2012/09/22 Sat 15:50:21
更新日:2021/01/18 Mon 00:38:04
所要時間:約 4 分で読めます






【データ】

別名:変身超獣
身長:65m
体重:8万3千t
出身地:異次元

●目次




【概要】

異次元人ヤプールが造り出した怪獣兵器“超獣”第6号。
超獣製造機の中でワニと宇宙怪獣を合成させて誕生した。
TACが開発中の新型ロケットエンジンを破壊することを使命としている。

着ぐるみはスーツアクターが前後に二人入るドドンゴ方式である。


そして、ブロッケン独自の能力として“変身超獣”というだけあって人間に憑依する能力が……

ん…?


【変身】
  • あるものが別のものに姿を変えること


なるほど。超獣から人間、人間から超獣になるのだから問題は無いな。

その変身(?)の技量の程だが、何故か乗り移った際は髭が伸びた。
だが、偽者や乗り移られた人間にありがちなあからさまな怪しさは無く、劇中では憑依した人物を完璧に演じていた。

しかし憑依した人間の両手に超獣の時と同様に目と口が現れてしまい、手袋で隠さなければならない欠点がある。
が、握手を求められた時は巧みな言動で怪しまれないようにしている。

ちなみに、手の顔は本体が寝ている時は一緒に寝てしまうので手袋を捲られても全く気が着いていなかった。


以上のことから、厳しい警備の中に潜り込む為にヤプールから高い知能が与えられていると考えられる。




【能力】

上記の憑依能力に加え、怪獣兵器たる超獣だけあって全身に武器を備えている。
8万3千tもの重量も大きな武器となるが、それでいてメタリウム光線を回避する素早しこさも持ち併せている。

これらの戦闘能力は非常に高く、一度はウルトラマンエースに瀕死のダメージを負わせた程。
当時の児童誌でも最強の超獣と紹介されていたらしい。

が、ケンタウルス体型に手間が掛かるのかウルトラシリーズを通して復活したことは無く、“知る人ぞ知る超獣”という立場に甘んじている感が拭えない。




◆武器

鼻から出す強力な火炎。
温度は10万℃とベロクロン1億℃(100万℃という説もあり)には遠く及ばないが、それでもかなりの威力がある。


  • 両腕
一つ眼と口が付いていて何でも噛み千切ってしまうが、憑依した人間の手にも眼と口が現れてしまうのが難点。
片腕で100万馬力もの怪力を誇り、爪先からの破壊光線も強力な武器。
人間に乗り移っている時は口から白いガスで北斗の尾行を撒いた。


  • スネーク光線
蛇のような触角から発射する光線。
40万℃の熱線は一発でエースをダウンさせてしまうだけの威力を秘めている。




【劇中での活躍】

ウルトラマンA

第6話「変身超獣の謎を追え!」に登場。
地球に帰還途中だった日本初の有人宇宙船・新星号を襲い、パイロットである小山彰隊員に乗り移って地球に潜り込んだ。

常に手袋をしている点以外はまるで不審な点は無く、小山隊員の息子の敦にさえ違和感を抱かせなかったが、就寝中に手袋を捲られたことで正体が露呈。

翌朝、敦の通報を受けて駆け付けた北斗によってTACにも正体が発覚するが、時既に遅く新型ロケットエンジンは研究室ごと破壊されてしまった。


使命を果たしたブロッケンは大暴れを開始。
TACの攻撃を物ともせず、変身の光で右手を吹き飛ばされてもなおエースを追いつめるが、
兄弟達から「立て!撃て!斬れ!」というウルトラサインを受けて立ち上がったエースのウルトラギロチンで首と両腕、触角を切断され、爆発四散した。

なお、戦いの後に小山隊員は無事帰ってきた。
発見された時は呆然と立っており、何故か影が無かったためにTACに警戒されたが、しばらくすると影が現れて我に返り、敦との再会を喜んだ。



●放映当時の扱い

小学三年生』1972年3月号では、ウルトラの父がウルトラ兄弟を採点するというバカな企画があったが、
ココでの強さの対数としてブロッケンも登場している。
しかも、その強さたるやあのゼットン以上というのだからたまったものではない。
エースは作中で倒したものの、「兄弟の助けがあったから、9点だ」と減点されている。
では他の4人はどうなのかというと


このように突っ込み所満載である。つーか、対ゼットン模擬戦でエースがスペースQ使える前提で話すのは卑怯じゃないか?



その他の活躍

漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』にもちょこっとだけ出番がある。
レイオニクス抹殺に燃えるヤプールが主人公イオを保護したペダン星を攻める為にペダン星と戦争中のナックル星人と同盟を組み、
ペダン星に攻め入ったもののキングジョーブラックの前に窮地に陥ったナックル星人に送った援軍の超獣軍団の一員として登場する。
が、他の超獣がそれなりに目立つ中(他の超獣はモブでも攻撃するシーンなどがあった)でブロッケンは殆ど写らず、
ブラックキング軍団共々キングジョーブラックのペダニウムランチャーで撃破されていた。




余談

敦に正体がバレる直前、タイミング良くヤプールから目覚めるように指示が来ていた。
指令を受けた小山隊員(ブロッケン)はカッと目を見開き、また寝た。
どうやら夜勤はしないタイプの超獣らしい。

まあ、真面目に考えるならそれまでは小山隊員が乗り移られた自覚がないまま行動していて、ヤプールの指令でブロッケンの意志に切り替わったのだろう。







上司に「目覚めろ」と言われてもすぐ熟睡する方は追記・修正をお願いします。

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最終更新:2021年01月18日 00:38