デント/ポッド/コーン(ポケモン)

登録日:2011/02/27 Sun 12:25:33
更新日:2025/08/24 Sun 23:59:09
所要時間:約 7 分で読めます





ポケモン勝負の 基本は
タイプ相性! これ 大事!


ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
初登場は『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』。




◆概要


イッシュ地方・サンヨウシティのジムリーダーを務める三つ子。
副業はレストランのウェイター。なお、サンヨウジムはレストランも兼ねている。

シリーズ初にして唯一の、3人で1つのジムを担当するジムリーダーで兄弟のうち1人が代表して挑戦者の相手をする。
またの名をトライアル トライアングル

兄弟それぞれで得意とするタイプが異なり、
ポッドはほのおタイプ、コーンはみずタイプ、デントはくさタイプのポケモンを使用する。



◆ゲームでの彼ら


【ブラック・ホワイト】

ゲームでは1番目、つまり最初に戦うジムリーダーとなる。

プレイヤーが対戦することになる相手は、最初に選んだポケモンによって決まり、


ツタージャポッド
 ポカブ コーン
ミジュマルデント
のようになる。

上記のシステムにより、最初に選んだポケモンで進もうとすると必ず相性的に苦戦することになる。

ただし、近くのダンジョン「夢の跡地」にいけば、相手になるジムリーダーに相性的に有利になる三猿の内の1体が手に入るため、そちらを使えばある程度楽になる。


使用ポケモン

  • ヨーテリー ♂ Lv.12 かみつく/かぎわける/てだすけ/ふるいたてる
  • (デント)
    ヤナップ  ♂ Lv.14 つるのムチ/みだれひっかき/にらみつける/ふるいたてる
    (ポッド)
    バオップ  ♂ Lv.14 やきつくす/みだれひっかき/にらみつける/ふるいたてる
    (コーン)
    ヒヤップ  ♂ Lv.14 みずでっぽう/みだれひっかき/にらみつける/ふるいたてる

手持ちは3人とも共通して『ヨーテリー + 三猿の1匹』の構成。2匹とも物理・特殊両方の攻撃力を高める「ふるいたてる」を覚えている。

最初のジムだけあってレベルもそんなに高くない。育った御三家や跡地で貰った猿を使ってサクッと勝利しよう。ただし、バオップの場合「やきつくす」が第五世代当時は威力が30しかなく、貰ったばかりで育てずにデントに挑むとヤナップに割とゴリ押しられやすい。逆にこちらがヒヤップを貰ってポッドに挑んだ際は他と比べて楽に攻略しやすい。

勝利すると、トライバッジと共にわざマシン83「ふるいたてる」が貰える。
積み技の中では地味な性能で基本的にストーリー攻略用と言えるが、対戦でも両刀アタッカーには採用の余地があるかもしれない。
ちなみに今作からはわざマシンが何度でも使えるようになっている。



ブラック2・ホワイト2

あの日が あるから ぼくたちは 上を めざせるんです

今はもう 手に入らない トライバッジ……
いや! また いつか トライバッジを 輝かせる!

忘れたい 過去…… いいえ 忘れては いけないのです

3人揃ってジムリーダーをやめ、ショーレストランの経営とポケモンの鍛練に専念している。建物の名称も「サンヨウジム」ではなく「サンヨウレストラン」となっている。

前作から今作までの間にダークトリニティと対決するが完敗してしまい、3人で一人前という現実を改めて痛感してしまった為。
それぞれが一人前になるまではジムを畳むことにした。

とは言え、殿堂入り後に行けるサンヨウシティにて、ショーの一環として1日1回彼ら3人とのバトルをすることができる。
最初に3人のうち相方にする1人を選び、残りの2人とマルチバトルで対戦する。


使用ポケモン

デント
  • マラカッチ ♂ Lv.65 はなびらのまい/どくづき/ふいうち/コットンガード
    (ちからのハチマキ)
  • ナットレイ ♂ Lv.65 パワーウィップ/ジャイロボール/のろい/やどりぎのタネ
    (たべのこし)
  • ヤナッキー ♂ Lv.67 エナジーボール/いわなだれ/かみくだく/ふるいたてる
    (いのちのたま)
ポッド
コーン
  • バスラオ  ♂ Lv.65 アクアテール/すてみタックル/れいとうビーム/いばる
    (ちからのハチマキ)
  • ヤドキング ♂ Lv.65 ねっとう/サイコキネシス/かえんほうしゃ/めいそう
    (たべのこし)
  • ヒヤッキー ♂ Lv.67 ねっとう/れいとうビーム/かみくだく/ふるいたてる
    (いのちのたま)

※チャレンジモード時は全員のレベルが5上昇する。ただし、相方の場合はレベルは据え置き。


また、ジムリーダーを辞任したとはいえ、ポケモンワールドトーナメントには3人そろって出場する。

+ ポケモンワールドトーナメント
【PWT(イッシュリーダーズ)】

デント
  • ヤナッキー Lv.50(くさのジュエル)
  • ワタッコ  Lv.50(ヤチェのみ)
  • エルフーン Lv.50(オッカのみ)
  • ドレディア Lv.50(ヤタピのみ)
  • マラカッチ Lv.50(ラムのみ)
  • ナットレイ Lv.50(ズアのみ)
ポッド
  • バオッキー Lv.50(ほのおのジュエル)
  • ウインディ Lv.50(ドライブジュエル)
  • バクーダ  Lv.50(イトケのみ)
  • ブーバーン Lv.50(ヤタピのみ)
  • ヒヒダルマ Lv.50(かくとうジュエル)
  • クイタラン Lv.50(カムラのみ)
コーン
  • ヒヤッキー Lv.50(みずのジュエル)
  • ゴルダック Lv.50(ヤタピのみ)
  • マリルリ  Lv.50(オボンのみ)
  • ヤドキング Lv.50(ラムのみ)
  • フローゼル Lv.50(チイラのみ)
  • バスラオ  Lv.50(カムラのみ)

【PWT(ワールドリーダーズ・タイプエキスパート)】

デント
ポッド
  • バオッキー Lv.50(ほのおのジュエル)
  • ウインディ Lv.50(パワフルハーブ)
  • バクーダ  Lv.50(シュカのみ)
  • ヒヒダルマ Lv.50(いのちのたま)
  • クイタラン Lv.50(きあいのタスキ
  • エンブオー Lv.50(たつじんのおび)
コーン



◆アニメでの彼ら


デント


ゲームではミジュマルを選んだ際に戦う。
アニメでは5話から登場。「ポケモンソムリエ」としての顔もある。
また、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』の新同行人であり、愛すべきバカ。
詳しくは項目を参照。

名前の由来はトウモロコシの品種の一種「デントコーン」。


ポッド


ゲームではツタージャを選んだ際に戦う。
熱血でやや自信過剰な性格。

とにかく技で攻める攻撃的なバトルスタイルをとる。サトシとのジム戦では先鋒を務める。
さり気に加齢臭発言のカベルネにも負けている(まあ彼女はフタチマルを使うため相性は不利である)。
更にシューティーにも敗れていたことが発覚した(彼の手持ちはジャノビーだったため相性上有利だったにもかかわらず敗北)。

外見は赤い髪を炎のように立てている。

アニメでは勝率0パーセント

これに関して、本人もかなり気にしていたようである。

だが、初登場から一年以上経って再登場した際に、かつて自分を倒したサトシに勝利。やっと初勝利を納めることに成功した。
夢はイッシュ地方初のほのおタイプのジムを開くこと。

名前の由来はトウモロコシの品種の一種「ポッドコーン」。

■手持ちポケモン

  • バオップ
技(第5話):ほのおのパンチかえんほうしゃあなをほる
   ↓
 (第58話):ほのおのパンチかえんほうしゃニトロチャージだいもんじ

アニメではポカブとのほのおタイプ同士の戦いで、レベル差で有利にバトルをすすめるも敗れる。

コーン曰くポッドの敗因は「防御せず、イケイケの攻撃一辺倒」であることらしく、
第58話でデントと再会した時の技構成を見るとほのおタイプの攻撃技のみでバランスが悪い。
しかしその後はポッドとバオップ自身の成長により基礎体力を高め「ソーラービーム」を修得しミジュマルに初勝利をおさめる。

デント「バランスが大事だよ」


コーン

CV:石井真

ゲームではポカブを選んだ際に戦える。
クールでキザな性格。一人称は「コーン」
外見は水をイメージしたような青い前髪で右目が隠れている。また二人に比べてズボンの丈が短い。

話し方は丁寧で相手の裏をかくトリッキーなバトルスタイルをとる。サトシとのジム戦では次蜂を務める。
アニメの影響で三兄弟で一番強い印象がある。

名前の由来はトウモロコシの英訳「コーン」。

■手持ちポケモン

  • ヒヤップ
技:かげぶんしん、ひっかく、みずでっぽう、どろあそび

アニメでは相性的に不利なピカチュウと対戦するも、「かげぶんしん」や「みずでっぽう」ピカチュウを翻弄し、「ボルテッカー」も「どろあそび」で不発にさせ、最後は「みずでっぽう」で倒し完全勝利する

忘れがちだが、これは(某黒竜のせいで本調子ではなかったとはいえ)シンオウリーグ優勝者ラティオスに善戦した直後の話である。
こんなヒヤップがいてたまるか



◆余談


三つ子なのにあまり似ていないことから、アニメではその事について触れられている。
コーン曰く「17人兄弟だったとしてもそれぞれ別のタイプを選んでいるだろう」とのこと。

『ブラック・ホワイト』での最終決戦に現れなかったことから「ダークトリニティの正体なのでは?」と推察されていた時期もあったが、『ブラック2・ホワイト2』でそれは否定された。思い出リンクで「間に合わなかった」と語っている。


ゲーム中の彼らが経営するレストランのティーは…
  • デントが最高の茶葉を選ぶ
  • コーンが最高のを用意
  • ポッドが最高の火加減でお湯を注ぐ
というそれぞれの役目を果たすコンビネーションによって最高のティーが完成する。

しかし、アニメ版では一番大事な役目のデントが抜けたために最高のお湯しか出来ないため店の売れ行きが懸念される。
更に、自分の不甲斐なさに激怒したポッドが家出していたことが明らかになったため、出せるのは最高の水だけ……

大丈夫かこの店!?




追記・修正は最高の水を飲みながらお願いします

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最終更新:2025年08月24日 23:59