二刀流/両刀(ポケモン)

登録日:2011/09/03(土) 23:04:03
更新日:2020/11/11 Wed 17:09:48
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ポケットモンスター」の対戦において物理技と特殊技を両方覚えさせているポケモンの事。

初代金銀の頃は全ての能力に努力値が全振り出来た仕様上、
このような二刀流型の構成は割とスタンダードであり(「ふぶき」を覚えたケンタロス等)、
このような名称が使われる事はなかった。

しかしRSE以降になると努力値の仕様が振り分け式に変更され、
特殊・物理の両立が難しくなり物理か特殊どちらか一本に特化した型が主流となり始める。

そんな環境の中でもあえて物理・特殊を器用に両立する事の出来るポケモン達をこう呼ぶのである。


名前の由来は「物理」と「特殊」という「二本の刀」を使いこなす事からだと思われる。決してバイとかではない。

二刀流/両刀型の最大の利点は何よりも「受けにくい」事だろう。

例えば物理攻撃に特化したポケモンは物理防御力に特化した、いわゆる「物理受け」に、
特殊攻撃に特化したポケモンは特殊防御力に特化した、いわゆる「特殊受け」に、
対してそれぞれタイプ相性で有利でない限り正攻法では分が悪く簡単に受けられてしまう。

しかし物理攻撃と特殊攻撃を両立する二刀流/両刀のポケモンならば物理受けには「特殊技」で、
特殊受けには「物理技」で弱い部分を突く事によりどちらも容易に突破可能でとても止め辛い。


いわゆる役割理論における「役割破壊」をする事が目的であり、
二刀流/両刀はその中でも特に役割破壊能力が高いポケモンに対する「称号」とも呼べる。

ただし攻撃と特攻を両方使う関係上、
性格が耐久や素早さにマイナス補正をかける事を強いられるため普通のポケモンよりも不安定なところがあったり、
ポケモンによっては攻撃と特攻の努力値調整を求められたりと若干扱いは難しいという欠点もある。
第六世代では特殊技の威力が軒並み低下した事もあって全体的に厳しい状況に立たされている。

※二刀流/両刀型のポケモンの主な条件
  • 攻撃/特攻が両方高い
物理技と特殊技を両方を使い分ける関係上攻撃か特攻のどちらかが極端に低い事は望ましくない。
一応、特攻が低いながらも「だいもんじ」を覚えたガブリアスギャラドス等も分類上は二刀流/両刀だが多くの場合は単に役割破壊と呼ばれる。

  • 攻撃技が豊富
いくら攻撃/特攻が高かろうと役割破壊に向く威力の高い技が無いと意味が無い。
相手や使い手にもよるが、特に役割破壊に有用な高威力の炎技や格闘技は需要が高い。

  • 積み技に恵まれている。
積み技の中には「ふるいたてる」のように攻撃と特攻を同時に強化できる技もある。
「せいちょう」や「からをやぶる」等、積み技に恵まれることで両刀型として使いやすくなることもある。



※二刀流/両方型で有名なポケモン
豊富な技と高い攻撃/特攻/素早さ(104/104/108)を誇り、タイプも役割破壊に有用な炎/格闘複合という二刀流をするために産まれたようなポケモン。
くさむすび」に「とんぼがえり」、さらには「アンコール」とレパートリーが豊富すぎる。
別名「役割破壊の申し子」

第四世代ではゴウカザルの陰に隠れていたが、隠れ特性「かそく」を獲得してから猿に変わって急速にメジャー化したポケモン。
「フレアドライブ」「とびひざげり」を主軸にした物理型が主流だが、接触技かつ反動が痛いフレドラの代わりに「だいもんじ」を採用したり、バシャーモを受けにくるポケモンに刺さりやすい「めざめるパワー(氷)」を採用した両刀型も強力。

伝説の真紅眼の黒竜に次ぐ電気物理火力を誇る。
しかし第四世代では一致物理技が威力75の「かみなりパンチ」止まりだったので同じ努力値振りの場合特殊技の「10まんボルト」「かみなり」の方が決定力が高かった。
「れいとうパンチ」「クロスチョップ」「じしん」「いわなだれ」「かえんほうしゃ」と技が豊富で特殊技をメイン、物理技をサブにする二刀流型が主流だった。
第五世代での威力90の一致物理技「ワイルドボルト」の習得・第六世代の特殊技の威力低下等から現在は物理一本が主流である。

優秀な能力を持つ600族
恵まれたタイプや豊富な技の数々(だいもんじ、ハイドロポンプ、じしんetc.)により、「交代から安全に受けられるポケモンは皆無」とまで言われる。
その受け辛さのおかげで第四世代後半では「最強」と言われていた。
メガシンカ獲得後は「スカイスキン」によって飛行技まで手にし、ますます受けにくくなる。
「ハイパーボイス」と「すてみタックル」を両方を搭載した型も存在する。

我らが霰パの「御大」
能力値こそ微妙だがタイプ一致オート必中「ふぶき」と「ウッドハンマー」の組み合わせはかなり受け辛い。
さらに「いわなだれ」や「じしん」といったサブウェポンも完備。
大抵持ち物はであるため、よく考えないと一匹以上持っていかれる可能性がある。
メガシンカでもAC両方上がり、両刀がしやすい。

大人気波導の勇者
高い攻撃/特攻から繰り出される「インファイト」「はどうだん」「きあいだま」「コメットパンチ」等の技の数々は脅威。
「じしん」「ストーンエッジ」「あくのはどう」、
「サイコキネシス」、先制技の「しんそく」など、バラエティに富んでいる。
メガシンカでは「てきおうりょく」を手にし、命中安定の「インファイト」と
採用価値の上がった「ラスターカノン」、「しんそく」と同威力になった「バレットパンチ」「しんくうは」を同時搭載する事が出来るのが魅力。

基本は物理の方が高いが特攻の数値も中々侮れない正に特攻野郎。
物理は「アクアジェット」「こおりのキバ」「じしん」等から特殊は「なみのり」「ハイドロポンプ」や役割破壊の「れいとうビーム」等。
メガサメハダーも両刀に向いた種族値をしている。

メインの特殊電気技に「かみくだく」「ばかぢから」、三色牙を使った両刀ポケモン。
BWで念願の高威力一致物理技「ワイルドボルト」を手に入れたものの、特性や技、反動の関係で物理受け型の方が使いやすいことも。

殻を破る型両刀アタッカーの代表格。
元々AとCがある程度高い上、「がんじょう」のおかげで安全に積むことができる。
物理では「アクアブレイク」「ストーンエッジ」「じしん」、特殊では「れいとうビーム」「きあいだま」「めざめるパワー」等。
特に高耐久の相手には4倍ダメージでも耐えられることはザラにあるので積んだ状態で撃てるのは嬉しい。

XYまでは特殊メインだったが、ORASでは「ダストシュート」「けたぐり」を習得。
特にダストシュートは天敵のマリルリニンフィアを返り討ちにする事が出来る為採用価値が高い。汚いなさすが忍者きたない
「けたぐり」はAに252振って「いのちのたま」を持てばH4振りメガガルーラを高乱数1発で仕留められる。
これに加え、「あくのはどう」と「れいとうビーム」を加えた型が主流。
ただし、最近では御三家らしく水技を「げきりゅう」やミズZで強化することもあり、型が読めない。

あまり注目されないが、特性「おやこあい」で特攻も侮れない。
故に「れいとうビーム」や「だいもんじ」を搭載し、攻撃範囲を広げたメガガルーラも存在。
攻撃に振らなくても十分にあるため、受けにくさは随一。
ただし第7世代での「おやこあい」下方修正にともない実用性はかなり落ちた。

主に「せいなるつるぎ」+「かげうち」タイプがこれに当たる。
「じゃくてんほけん」でACを高めつつ、「せいなるつるぎ」でメガガルーラを倒したり、一貫性の高い「シャドーボール」、先制技の「かげうち」など、技こそ少ないが等倍範囲が広いお陰で受けにくい。
なお見た目的には進化前のほうが二刀流だが、ニダンギルの能力は残念ながら物理特化なので二刀流はできない。

USMでのテコ入れにより600族屈指の技の宝庫となった鱗竜。
両刀型では「スケイルノイズ」や「インファイト」等使い勝手の良い技を組み合わせて戦うことが可能。
専用Zワザ「ブレイジングソウルビート」で全能力を強化できるのも両刀アタッカーとしては大きな強みである。
というか剣盾まで「はどうだん」を覚えなかったので特殊型だと「きあいだま」に頼らざるを得ないという事情が大きい。

物理なら「とびひざげり」「とんぼがえり」、特殊なら「きあいだま」「むしのさざめき」と、物理特殊どちらでもメインウェポンには困らない。
ただ、きあいだまの命中率の不安さととんぼがえりの有用性から、たいていは物理技+飛行対策の「れいとうビーム」で物理寄り両刀とすることが多い。他のサブウェポンは「どくづき」「ドリルライナー」「じごくづき」「イカサマ(Zワザ用)」「でんげきは」など。
なお、ACSにとことんまで振り切った分耐久は紙なので、第7世代時点でのポケモンでは珍しく耐久を下げる性格にすることが多い。
第8世代では高火力の氷物理技「トリプルアクセル」を習得したため、物理一本型が主流になった。

攻撃特攻共に高く、物理技は「ヘビーボンバー」「じしん」「ニトロチャージ」「いわなだれ」、特殊技は「ラスターカノン」「エアスラッシュ」「かえんほうしゃ」「だいもんじ」「ギガドレイン」と鋼タイプではトップクラスの技レパートリーを誇る。
全ポケモン中トップの重さによりヘビーボンバーを最大威力で出しやすいことや、特殊炎技で役割破壊を狙えることから両刀型での運用が非常に多い。

2014年の映画で主役を張った姫様。
耐久型や「トリックルーム」発動要員タイプの通常ディアンシーとは違い、速攻ニ刀流アタッカーとなっている。一致技の攻撃範囲の広さが魅力。
禁止級環境で要対策のダークライなどを簡単にメタれるだけでなく、通常ディアンシーと戦法がガラリと変わるので読まれにくいのが大きい。
しかしフェアリー物理技の「じゃれつく」がないのが痛い。物理よりのカプ系にも言えることだが。

ウルトラサン・ウルトラムーンのパッケージを飾ったポケモンのフルパワー形態。
種族値自体が十分に両刀向きな上、専用技「フォトンゲイザー」はランク補正込みの攻撃と特攻の実数値を比較し、
攻撃が特攻より高ければ威力100の物理技、特攻が攻撃と同値またはそれより高ければ威力100の特殊技になる。
相手の特性まで無視してしまうので、非常に受けにくい。

みんな大好き鈍足低耐久の唯一王。
高いAを持っているが最も強い一致物理技が反動がある「フレアドライブ」なので、「だいもんじ」などの一致の特殊技を使った方が場持ちがいい。
その上ブイズの宿命として技のレパートリーも少なめ。物理型なので「めざめるパワー」にも頼りにくくメイン特殊サブ物理という妙な構成を強いられる。
Dも高いがHが低すぎて活き難い。不遇な王を輝かせるため、今日もトレーナーたちは頭を悩ませる。

その男らしい見た目からウホッなネタによく使われるが、
その四本の腕を使っておにゃにょこをレイープしてる姿も結構見かける両刀使い(バイセクシャル的な意味で)。
一応「ノーガード」+「だいもんじ」でエアームドを突破したり、ガチでも無理なことはない。

ロリコンで有名なポケモンだが作品によってはショタもいける両刀使い(バイセクシャル的なry)。

♂だろうが♀だろうが平気で犯して孕ませたり孕んだりする両刀使い(バイセクry)。
というか無性別でもいける。
ただし幼児には興味が無いらしい。
その特性上ある意味ガチ対戦でも両刀型。




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最終更新:2020年11月11日 17:09

*1 剣盾で種族値変更