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デラツエイガー

登録日:2011/11/09 Wed 16:02:14
更新日:2026/04/19 Sun 15:23:44
所要時間:約 3 分で読めます





ダマラス!貴様がついていながら、いまだに地球如きを征服できんとは情けないぞ!


デラツエイガーは『海賊戦隊ゴーカイジャー』第11・12話に登場した、ザンギャック皇帝直属の皇帝親衛隊隊長。
CV中村悠一
強化改造/超越豪腕筋肉、カスタムソード

【概要】

皇帝アクドス・ギルの最側近。大きな角が特徴の青い宇宙人で、性格は非常に粗暴かつ好戦的。
いきなり何の説明もなく襲撃まがいの登場をし、混乱して引き留めようとするゴーミン達を容赦なく切り捨て、敵と誤認したバリゾーグとまで交戦するとんでもなく傍迷惑なヤツで、既存の幹部や兵士達に対する態度は理不尽なんてレベルではない。
更に、自分達親衛隊を差し置いて宇宙最強と呼ばれるダマラスが気に入らないのか、彼に対しては出会い頭に冒頭の発言を投げかけてマウントを取ったりとかなり険悪で喧嘩腰(地球征服が進まないのは彼のせいではないので、これも非常に理不尽なもの言いだが...…)。
とはいえ「貴様がついていながら~」という言い方からして、流石に彼の実力自体は認めざるを得ないようでもある。

一方で、王族への忠誠心は高く、ワルズ・ギルに対してもしっかりと敬意を持って接している珍しい人物で、それ故にワルズからも信用されている。戦闘も他の親衛隊連中ように余計な遊びや慢心を挟む事なく行っており、あくまで親衛隊の基準でならまともな部類の人物。
ただ、どう考えてもお荷物にしかならないワルズが出撃すると言い出した時に、それをダマラス達と違って止めようともせずヘコヘコ従っており、忠臣と言えば聞こえはいいが要はただの王族の金魚のフンでしかない。その結果、案の定ワルズが負傷して作戦は失敗しているので、ダマラスに偉そうにマウントしていた癖に自分こそ親衛隊長としては論外な失態をしている。
しかもジョーにワルズが「バカ息子」と罵倒された時は、憤慨する彼とは対照的に一言も否定も反論もせず、ワルズが負傷した時も「殿下の身に何かあれば帝国の危機」と彼の身体よりも帝国を案じる発言をしており、やはり彼が本当に忠誠を向けている対象はあくまで帝国とアクドスに過ぎない模様。

種族固有の発達した豪腕を強化改造した超越豪腕筋肉を、更に機械化する事で超怪力を発揮しており、エンジンを搭載したヘビー級カスタムソードを難無く操れる。
戦闘では敵の攻撃を力押しで無理矢理弾き返す戦法を好み、ザンギャック最強の刺客と呼ばれている。実際今までゴーカイジャーが戦った行動隊長とは別格の強さを見せ、それまで苦戦した事がほぼなかったゴーカイジャーが初めて敗退した相手である。

ただ、この時点のゴーカイジャー5人が全員で挑めば普通に勝てる程度なので、ダマラスどころか後で登場した皇帝親衛隊の幹部二人と比べても明確に弱い。まあこの幹部2人よりは彼の方がよっぽどまともに仕事はしたのだが
初戦でゴーカイジャーが負けたのも、ジョーがバリゾーグの正体を知って動揺したことで隙が生じたのも大きく、別に彼の実力だけが敗因だった訳ではない。

このように、良くも悪くも序盤の強敵以上でも以下でもないキャラであり、どちらかと言うと実力よりも、上記した人格面で隊長職に起用されていたのだと思われる。そもそも他の二人が組織人として論外過ぎるので、選択肢が無かったとも言える。
ちなみに他の2人とどんな人間関係だったかは不明だが、その2人は登場後どちらも彼の名前すら言及しなかったので、まあ仲間意識の有無などはお察しだろう。


【活躍】

ゴーカイジャーの邪魔によって地球侵略を達成出来ていないワルズ・ギル部隊の増員として、親衛隊専用艦でギガントホースへ来訪。
そして、父からの援軍に喜ぶワルズ・ギルとバリゾーグと共に地球に出撃し、その際ゴーカイジャーと交戦。
圧倒的な戦闘力でゴーカイジャーを追い詰め、ゴーカイジャーがゴーカイチェンジした『科学戦隊ダイナマン』『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『星獣戦隊ギンガマン』をもフルボッコにした。

しかし、ワルズがマーベラスの銃撃で負傷した事で、やむを得ず退却。もしワルズが出撃していなければ、ゴーカイジャーはここで確実に全滅していただろう。
ただ、ワルズが出撃していなければバリゾーグも出撃したか怪しく、その場合はフルメンバーのゴーカイジャーに最初からボコられていた可能性もあるので、何とも言えないところである。
その後、ワルズの命令で海賊討伐の為に再出撃し、地球への無差別攻撃を宣言してゴーカイジャーを誘い出し、ジョーを除いたゴーカイジャーと再び交戦。
ハリケンレッドアバレイエローグリーンサイタイムピンクを圧倒した。

しかし、シンケンジャーの志葉薫から大いなる力を得たジョーが参戦するや否や形勢逆転。
侍戦隊シンケンジャーにゴーカイチェンジしたゴーカイジャーに圧倒され、何故一人増えただけで自分が逆転されたのか理解できないまま敗北する(マーベラスは「強い絆で結ばれた仲間だから」と言い切っている)。

その後巨大化してガオゴーカイオーと交戦し、ゴーカイアニマルハートを耐え切るが、シンケンジャーの大いなる力によってシンケンゴーカイオーが誕生。
召喚した巨大スゴーミンも一蹴され、シンケンゴーカイオーのゴーカイ侍斬りを受けて、剣ごと真っ二つにされて爆死した。


【余談】

ネーミングは名古屋弁の「でら強ええがー」(とても強いの意味)が由来。メインライターの荒川稔久定番の名古屋ネタである。
モチーフは『地球戦隊ファイブマン』の戦闘員『バツラー兵』と『銀河忍者バツラギン』で、第11・12話は侍戦隊シンケンジャーのレジェンド回なので、侍もモチーフになっている。

声もミスター・ブシドーなのだが、狙ったかは不明。容姿も彼の愛機スサノオにやや似ているが、こちらは同じ侍モチーフだから偶々被っただけだろう。
ちなみに第11話では、ワルズ・ギルがガンダムシリーズの台詞を言い放っているが(「父上にも打たれた事無いのに!」「痛い!痛い!痛い!」)、前者の元ネタの声はアカレッド、後者の元ネタの声はモバイレーツだったりする。

なお、一応高位の幹部であるにも関わらず2話で退場した為なのか、『超全集』などの公式の媒体では行動隊長として紹介されるという、大変不名誉な扱いを受けている。更に本編でも登場時に名乗らなかったせいで、ゴーカイジャーからは皇帝親衛隊の一員だと最後まで認知されていないという何かと不遇なキャラ。

特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』では容姿と声が酷似した隊長格のワレドナイヤーが登場、関西口調の喋り方をする。声は同じく中村悠一が担当。
この映画で中村悠一はゴーバスターズの一員であるスタッグバスター/ビート・J・スタッグも演じており、敵味方両サイドのキャラを両方担当していることになる。



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最終更新:2026年04月19日 15:23