シンケンレッド/志葉薫

登録日:2011/12/14(水) 22:01:38
更新日:2024/01/22 Mon 00:11:26
所要時間:約 5 分で読めます





【注意】この項目は「侍戦隊シンケンジャー」終盤のネタバレしかありません。

未視聴の方はお手数ですが、ブラウザバックすることを強くお勧めします。











推奨BGM:「四六時夢中 シンケンジャー(TVサイズ)」



さて次回!

一同「あけましておめでとうございます!」

もし、その時になったら……。


第四十四幕 志葉家十八代目当主


嘘でしょ……?


参る!








「シンケンレッド…志葉薫!」


演:夏居瑠奈


【概要】


侍戦隊シンケンジャー」に登場する女性キャラクター。年齢は夏居氏へのインタビューによると16才。
終始袴姿で、時代がかった尊大な口調で話すが根は優しく、思いやりのある思慮深い性格。
第四十四幕『志葉家十八代目当主』より登場した、スーパー戦隊シリーズ初の女性レッドで、最年少レッドでもある(但しレギュラーキャラではない為、トッキュウ1号ことライトを最年少にカウントする事が多い)。
また、『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンブルー/野乃七海、『特捜戦隊デカレンジャー』のジャスミンことデカイエロー/礼文茉莉花、『魔法戦隊マジレンジャー』のマジピンク/小津芳香(以上全て旧姓)、マジマザー/小津深雪と並ぶ数少ない母親戦士でもある。

当時中学校2年生であり、現役中学生が追加戦士として戦隊に変身するのは『超力戦隊オーレンジャー』のキングレンジャー/リキ以来。
夏居氏が生まれたのもそのオーレンジャーが放映された年(1995年)である。

サブタイトルを見て分かる通り、志葉家の十八代目当主として登場するが、視聴者は「シンケンレッド=志葉丈瑠が十八代目当主」として番組を見ていた為に驚愕した者が多かった。
だが実は丈瑠は真のシンケンレッドである薫を守る為の影武者であり、本当のシンケンレッド=志葉家当主ではない。
(一応、第一幕から見ていくときっちりと伏線が張られている事が分かる)

彼女も侍の一員故か、「影武者の影に隠れて生きるのは卑怯」と独自に修行を重ね、歴代の当主が成し得なかった「封印の文字」を完成させる。
そして四十八幕で外道衆相手に封印の文字を使うが、首領・血祭ドウコクが元人間であった幹部・薄皮太夫の体を取り込んでいた為に不発に終わり、逆にダメージを受けてしまう。

その後は丈瑠を呼び出し、養子に迎えて志葉家を彼に継がせると自らは引退。
外道衆との戦いを丈瑠に任せていたが、最終決戦では再び志葉家のモヂカラディスクを作成、シンケンジャーに託した。

戦いが終わった後は人里離れた生活に戻るも、爺の丹波に見合いの話を持ちかけられている(もっとも、興味が無いのか「まだ早い」と断っている)。


「一筆奏上!」

【姫シンケンレッド】


スーツアクター:蜂須賀祐一

薫がショドウフォンを使い変身した姿。
丈瑠のシンケンレッドと顔のデザインは同じだが、シンケンイエローシンケンピンクと同じようにスカートを履いているのが特徴的。
姫シンケンレッドという名は劇中には出てこず、丈瑠が変身したシンケンレッドと区別するための名称。他にも「女シンケンレッド」「薫シンケンレッド」「十八代目シンケンレッド」という呼ばれ方もある。

実戦経験は少ないながらも高いモヂカラを持ち、池波流ノ介達がダイカイシンケンオーでも敵わなかったヨモツガリを獅子折神一体で倒している。

また、『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』ではシンケンジャーの六人がスーパーシンケンジャー(レッドのみハイパー)の状態でやっと書き上げた封印の文字を、強化形態になることなく一人で書き上げている(流石に苦心していたが)。

反面腕力は高くなく、丈瑠が使いこなした烈火大斬刀は足で蹴り上げてから振り回している。

なお、シンケンジャーのデザインを担当したプレックスのスタッフは丈瑠が影武者であることを前もって聞かされていたが、本物が女性であることまでは知らなかった。そのため正式なデザイン画は存在せず、スカートは現場判断で急遽取り付けて対応した模様。


【その後】


天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー

血祭のブレドランの手により外道と化した丈瑠を救う為に登場。
火の技を持たないゴセイレッド/アラタの天装カードに火のモヂカラを与えた。
尚、この時は志葉家当主の荷が降りてリラックスしたのか柔らかな物腰と口調になっている。


海賊戦隊ゴーカイジャー

シグナルマンデカマスター黒獅子理央メレらと共に番外戦士の一員として参戦。
変身能力と引き替えに宇宙帝国ザンギャックの艦隊を地球から追い出す事に成功した。
劇場版『199ヒーロー大決戦』では変身後のみ登場。声はナビィ役の田村ゆかりが担当している。

その後は第11話『真剣大騒動』と第12話『極付派手侍』に登場。
ゴーカイジャーを「海賊衆」と怪人さながらに呼び捨て、シンケンジャーのレンジャーキー(但し、この時はまだシンケンゴールドと自分のキーはバスコ・タ・ジョロキアが持っていた)を取り戻す為にジョー・ギブケンに一騎討ちを申し込む。
しかしザンギャックの攻撃に逢い決闘は中断。人々の避難を誘導した他、キャプテン・マーベラスが負傷した際には傷薬を分け与えている。

そこでゴーカイガレオンに身を起き、彼等の絆の深さに心を打たれてシンケンジャーの大いなる力・シンケンゴーカイオーになる為に必要な「双ディスク」を与えた。

「侍達に劣らぬ『絆』…五人揃えば勝機は見えている」

尚、この時の口調はシンケンジャー本編の凛とした物に戻っている。


特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE

レジェンド戦隊代表として登場。
江戸時代にタイムスリップした宇佐見ヨーコ伊狩鎧ビート・J・スタッグの居場所を意外な方法で特命部に伝えた。

2年後の30分後の世界の昴星高校の現地妻だったり、サイコパスな教師にムっコロされた女子高生との関係は不明。



【関係の深い人物】

〇侍戦隊シンケンジャー

(シンケンレッド/志葉丈瑠、シンケンピンク/白石茉子、シンケンブルー/池波流ノ介シンケングリーン/谷千明、シンケンイエロー/花織ことは)
影武者であり薫に「影」と呼ばれていた丈瑠と、本来なら彼女に仕える筈だった四人。
薫が登場する迄に五人の絆は固く結ばれており、彼女の元に就く事には程度の差はあれ躊躇の色が隠せなかった。
薫自身もまた、使命を重視し過ぎた自らの行動が五人の関係にヒビを入れた事を強く後悔していたため、「丈瑠を養子にする」という思いきった打開策を考え付く。思いきるにも程がある。

シンケンゴールド/梅盛源太に対しても侍でないにも関わらず協力の申し入れを快諾するなど、関係は良好。

〇丹波歳三(演:松澤一之)

「姫の御前である!頭が高い、控えおろう!」
先代の頃から志葉家に仕え、薫の世話もしている爺や。薫からは「丹波」と呼ばれている。
志葉家への忠誠心が厚すぎる故か、他者を見下した態度を取る事が多く、その度に高圧的な態度を嫌う薫に扇子で叩かれる。
全く、どうしてこんなジジイから姫のような人格者が…

最終決戦の際には仲間を庇い重症を負った薫に対し「部下達等見捨ててさっさと逃げれば良かったのに」と言った所、薫に「志葉家の名前が残っても意味がない」と返され心を入れ替え、丈瑠に「双」のディスクを渡す。
これで改心したかと思いきや、ゴーカイジャーに登場した際には五人が怪我の手当てをしている間にレンジャーキーを奪おうと提案、またまた薫に制裁を加えられている。

一見シンケンジャーの絆に水を差すだけの存在であるが、姫がレッドの役割を横取りする形になっても殆どヘイトが集まらなかったのは、演じる松澤氏が脚本を読んで、自分の役回りを「本来なら姫に向かうであろう”視聴者の怒り”を一手に買う」事にあると察し、必要以上に嫌味なキャラで演じる事でわかりやすい憎まれ役になり、ヘイトの視線を姫から逸らそうと思ったからである……と言われており、姫役の夏居氏もこの点を感謝している。
小林靖子氏によると、「アルプスの少女ハイジ」のロッテンマイヤーをイメージして作ったキャラらしい。

〇志葉雅貴(演:松風雅也)

父であり、先代シンケンレッド。薫が生まれる前に死亡したが彼女からは今でも「父上」と呼ばれ尊敬されている。

〇黒子

身の回りの世話をする小間使い達。丈瑠の黒子と違い、家紋がついている。



「ええい!なんだこの項目は!全くなっておらん!ここは一つこの私めが…(ペシッ)あいたぁ?…」

「構わぬ、好きにさせておけ。wiki籠りの者達よ、追記・修正、頼んだぞ」

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最終更新:2024年01月22日 00:11