超獣戦隊ライブマン

登録日:2010/01/28 Thu 21:33:53
更新日:2025/04/23 Wed 17:24:26
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友よ!君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか!?



LIVEMAN



超獣戦隊!

!!


画像出典:超獣戦隊ライブマン 30話『今ここに5人の戦士が』より、(1988年9月17日放送)
©テレビ朝日・東映・東映AG


『超獣戦隊ライブマン』とは、1988年2月27日から1989年2月18日まで全49話が放送されたスーパー戦隊シリーズ第12作目。


【概要】

前作の「光戦隊マスクマン」から引き続き、スタイリッシュで洗練されたデザイン&SFXと重厚なストーリーが特徴。
シリアス・ギャグの両面で好評を博したが、いずれもこれまでの戦隊作品に比べてかなり大人びたセンスになっており*1、80年代の戦隊作品の中でも屈指の対象年齢の高さを誇る。

モチーフは動物+科学技術という正統派なものであり、主題歌の一節にもある様に、命のヒーローとして生きとし生けるものを護るという矜持を見せつける展開が多い。
一方で、ストーリーの主軸となるテーマは若さ、青春であり、悪の道へと走った友人や学友達への愛憎入り混じった想いが当時の社会問題であった社会の学歴ヒエラルキー重視と知識量偏重主義への批判等を通じて描かれている。

本作は、放送当時は「スーパー戦隊シリーズ第10作目」と位置づけられており、その為か、昭和ウルトラシリーズにおける『ザ☆ウルトラマン』にも比肩する斬新な試みが随所に採り入れられている。
1号ロボ・ライブロボと2号ロボ・ライブボクサーによるスーパー合体や、中盤からの追加戦士は本作で初めて導入された。
正しく、エポックメイキングな時代の先駆者であったと言えよう。

主人公のキャスティングも当時としては画期的かつ豪華であり、
  • レッドファルコン役は俳優・タレントとして実績があった“銀蠅ファミリー”出身の嶋大輔*2
  • ブルードルフィン役は当時アイドル女優として大映ドラマなどで活躍していた森恵
といった感じで「一般向けドラマやバラエティで見かける俳優が子ども向け番組で主役を務めている」という衝撃は相当なものであった。
イエローライオン役の西村和彦氏は、当時はまだ無名の新人であったが、本作出演後に役者として飛躍した。
また、広瀬匠や伴直弥など、過去の東映ヒーロー作品でお馴染みだった俳優も起用されている。

他にも、今までは暗めの色が多いと賑やかさに欠け、また両者の識別が難しいという制作上の判断から見送られてきたグリーンとブラックの戦士がシリーズで初めて同時に登場している。
本作以降、追加戦士を除いてこの2色が同時にメンバーに入ったのは『炎神戦隊ゴーオンジャー』『獣電戦隊キョウリュウジャー』『宇宙戦隊キュウレンジャー』『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の4作品である。

25・26話は福島県の会津若松市周辺でロケが行われた。
32話はソウルオリンピック中継の為、通常より30分繰り上げて17:30からの放送だったが、途中で昭和天皇容体急変の臨時ニュースが差し込まれ、再開した際には終わりのアイキャッチが出ていたというあまり冴えない結果に。後日ローカル枠で再放送されているが地方の人は見れない人も多かった。
また、44話は1989年1月7日に放送予定だったが、昭和天皇崩御のニュースの為に1989年1月14日に繰り下がって放送されており、昭和64年内にはスーパー戦隊シリーズは1回も放送されずに終わった。

タイトルロゴには3人編成の際は3人のモチーフとなった生物のレリーフが描かれていたが、5人編成になった際にレリーフは消失してしまっている。

劇伴担当はバイオマン・チェンジマンを手掛けた矢野立美氏だが、多忙な為かスーパー戦隊シリーズで初めて主題歌や挿入歌の制作には携わっていない。
主題歌は作詞が大津あきら*3、作曲が小杉保夫*4。オープニングのシャウトは小杉のものである。
エンディング『あしたに生きるぜ!』は主にシンセの打ち込みやサンプリングボイスを使用し、かつブラスサウンドのない当時流行していたユーロビート *5を意識した曲となっている。OP/EDとも歌唱はレッドファルコン/天宮勇介役の嶋大輔氏であり、スーパー戦隊シリーズでは初めてレギュラー出演者が主題歌を担当することになった。

ナレーションは『超人機メタルダー』で凱聖バルスキーなどの声を担当した桑原たけしが担当。

この作品から『激走戦隊カーレンジャー』まで劇中テロップは写研のゴナが使用された。「テレビ朝日」・「東映」の文字ロゴも正式なものではなく、ゴナが使用された。
また、前作までは敵側だけに初登場時に本拠地や名前のテロップが出ていたが、当作品からは同様に味方側のメカや本拠地などの初登場時にもテロップが出る様になった。

提供クレジットの背景は当初はブルーバックだったが*6、メンバーが5人になった番組の後半からは5人が並んだスチール写真が使われる様になった*7*8
最終回ではフラッシュマンから2年ぶりにEDクレジットが本編映像をバックに縦ロールテロップで表示された。この時は「テレビ朝日」のロゴのみ正式なものが使われている。

「47戦隊47都道府県」では茨城県を担当。
作中にも登場した科学アカデミアがつくばエキスポセンターである事が考えられる。


【あらすじ】

アカデミア島に設立された科学者育成学校「科学アカデミア」。
そこに在学していた天宮勇介、大原丈、岬めぐみの3人は星博士に師事して宇宙工学を学んでいたが、彼らの友人である月形剣史、仙田ルイ、尾村豪は傲慢な発言が目立ち、星博士の理想にも反発していた。

ある日の夜、勇介たちが研究仲間の矢野卓二、相川麻理とともに宇宙空間活動用スーツの実験をしていた所、剣史達3人が謎の宇宙船に乗り込もうとしているのを偶然目撃する。
勇介達は早速スーツの力を使って彼らを止めようとするが、剣史のレーザー銃には敵わず、卓二と麻理は3人を助ける為の盾となって命を落とし、そのまま剣史達3人は何処かへと姿を消した。

それから2年後の春、科学アカデミアで宇宙船「スペースアカデミア号」をお披露目する式典が催されていた時、天才だけで人類を支配する事を企む大教授ビアス率いる「武装頭脳軍ボルト」の突然の強襲によって、スペースアカデミア号が破壊される。
更に追い打ちをかけるかの如く科学アカデミアは壊滅、生き残った勇介・丈・めぐみ達の前に現れたのは、ボルトの手によって悪魔と化した、嘗ての学友である剣史達3人。
しかし、勇介たちにも切り札があった。卓二と麻理が遺したスーツに改良を加え、彼らは「超獣戦隊ライブマン」として戦える様になったのだ。

命を尊ぶ心が勝つか、天才の頭脳が勝つか?嘗ての学友同士の戦いの幕が切って落とされた…。


【登場人物】

超獣戦隊ライブマン

科学アカデミア壊滅から生き残った3人の若き科学者たちと、武装頭脳軍ボルトの犠牲になった卓二と麻里の弟2人。

変身時には「ツインブレス」という一対のブレスレットを使用。十字に交差する事でワイヤーフレーム状のライブスーツが電送され、胸部に動物のプリントが施されることで変身完了となる。
因みに試作品には卓二の赤いツバメと麻里の子犬のプリントが施されており、ライブスーツの意匠にも踏襲されている。

演:嶋大輔

ライブマンのリーダー。人類の平和の為に宇宙開発を学ぶ事が目標。
当初は、無神経*9かつめぐみの特訓に対して結構なぼやき癖がある等、頼りない面もあったが徐々に成長し立派なまとめ役となる。

科学アカデミア水準の学生としては劣等生だが、行動派でスポーツは万能。
特に剣術なら誰にも負けない自信を持ち、『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』ではドリーム戦隊・剣の戦士に選ばれ、ガオイエロー/鷲尾岳を指導した程*10

演じた嶋氏はデビュー当初のツッパリ路線から爽やか路線へとシフトチェンジしつつあった時期であり、後にイベリコ兄貴とすら呼ばれるほどのデブキャラ・子煩悩キャラの予兆はまだ微塵も感じられない。前述の通り、昔の経験を活かして主題歌も担当している。

演:西村和彦

勇介と同じく科学アカデミア水準での成績は悪い劣等生だが、勇介以上にスポーツ万能でスケボーが得意な熱血漢。
喜怒哀楽が豊かな性格をしているが、猪突猛進型で後先を考えずに突っ走ってしまう部分がある。
演じた西村和彦氏は後にドラマシリーズ「鑑識班」等で渋くてカッコいいシリアスな演技を見せてくれる事になるが、無論此処ではそんなキャラでは無く、京都弁の恐妻家でもない。

23年後には再建された科学アカデミアで教授になっている事が『海賊戦隊ゴーカイジャー』で判明するが、「あの直情的だった丈がこんな立派になっているなんて」と感慨深くなった当時の視聴者は多かったのではないだろうか?

演:森恵

科学アカデミアでもトップクラスの成績を誇る才色兼備。
冷静かつしっかり者で優しい紅一点で、メンバーのまとめ役となっている。
ただ少々キツイ所があるのが玉にキズ。また、彼女も勇介や丈程ではないが、時折無茶をする事もある。水泳、縄跳びが得意で、自転車のロードレースの選手でもある。

記念すべきスーパー戦隊シリーズ初の、青の女性戦士。
余談だが、後の青の女性戦士達のカラーが水色なのに対し、彼女のスーツのカラーは前例が無かった事もあってか、これまでの戦士と同様に青色である。

  • ブラックバイソン/矢野 鉄也(やの てつや)
演:山口正朗

中盤から加わった戦士。28話から登場*11
勇介達を庇ってボルトに殺された矢野卓二の弟*12で、自ら「バイソンの鉄」と名乗る。
兄の死後、国連のドロテ博士らによって、ライブマンをサポートするべくトレーニングを積んでいた。

一度決めた事は何があっても貫き通す不屈の根性の持ち主。
性格は人情家で陽気かつ、涙もろい熱血漢の努力家で細マッチョなパワーファイター。
第28話の最後で「あの若者の兄とは一体誰なのか」というナレーションがあったが、オープニングで役名付きでクレジットされていた為、視聴者には誰の弟かはバレバレであった。

  • グリーンサイ/相川 純一(あいかわ じゅんいち)
演:河本忍

中盤から加わった戦士。
勇介達を庇ってボルトに殺された相川麻里の弟。兄貴分の鉄也と共に国連によるトレーニングを積んでいた。
性格は無邪気で温厚だが、意地っ張りでお調子者な面もあるムードームーカー。

当時、サイを意味するライノセラスという英語が世間に知られていなかった事もあってか、日本語のコードネームになってしまった事をよくネタにされる。

ライブマンの協力者

  • 星博士
演:伴直弥(現・伴大介)

科学アカデミアの最高責任者。
自分の教え子が級友を殺す事件に心を痛めた彼は、勇介達の為にコロンやグラントータスを密かに建造、3機のマシンにライブロボへの合体機能を組み込む。

科学アカデミアの崩壊に巻き込まれて瀕死の重傷を負い、2話で逃げ遅れた妊婦を助けると息を引き取った。
博士が守り抜いた新しい命を前に、勇介達は地球に生きる全ての命を守るべく戦うと改めて誓い合うのだった。

二代目バトルコサック/神誠に容姿が似ているが、他人の空似である。

声:高坂真琴

星博士が開発した女性型アンドロイド。
中華娘を模した外見であり、ムーンウォークが得意。
実質的な司令官としてグラントータスからライブマンをサポートする一方、有事の際はライブクーガーを駆って自ら戦場に赴く。

ドレス姿で勇介にデートをせがんだりと、結構可愛い所がある。詳しくは当該項目を参照。

武装頭脳軍ボルト

本作の敵組織。
人類の大部分を下等な存在と考え、世界は優秀な天才が支配すべきだと考える一団。
彼らにとって生命は無価値であり、優れた頭脳のみが意義ある物である。
宇宙空間に浮かぶヅノーベースを本拠地としている。

演:中田譲治

天才による世界支配を目的とする、武装頭脳軍ボルトの首領。
月形剣史・仙田ルイ・尾村豪の3名をスカウトし、幹部として迎え入れた。
世界征服作戦を進める一方で幹部達を競わせ、最優秀の頭脳「千点頭脳」を求める事にも執着する。

演:広瀬匠(現・広瀬裕

科学アカデミアで最も優秀な成績を収めた学生で、嘗ての勇介の友人だった。戦隊悪役至上類を見ない程の美形である。
自分の肉体を強化改造しており、戦闘時には美獣ケンプに、後にパワーアップし恐獣ケンプに変身する。

高いプライドとエリート意識を持っている。美意識も強く、美しさと強さの両立を目指していたが、そんな彼が美しさを捨てて醜い恐獣の姿を手に入れるのは、それ程までに己のプライドが敗北を許さなかったのだろう。

演:来栖明子

めぐみの友人でルームメイトだったが、性格は冷酷残忍で「愚かな人間の事など考える必要は無い」と言い切っている。
永遠の命と美しさを求めて体を機械化しており、体中に銃火器を組み込む改造を行いサイボーグと化している。

ケンプと同様プライドは高いが、学生時代に自作した香水を今でも使っていたり、機械化する際に愛する心の遺伝子を抽出して保管している等、人間らしさを捨てられていない。

演:坂井徹

科学アカデミアの学生で、丈の親友だった。
元々は優しい青年だったが、貧弱な肉体にコンプレックスを持ち、ウィルスによる肉体強化を研究。その後ボルトに入り、獣人じみた姿になる。

学力は剣史とルイの2人と比べると、生まれ付きの「天才」というよりは、努力家の「秀才」レベルであり、やがてボルトから見限られていく…。
実は当初の予定では、改心した彼ともう一人の新キャラがライブマンの新メンバーになる予定だった。 

演:岡本美登

暗黒街のトップになる事を目指すマフィアのボス。
知能は平均以下だが、頭脳獣をも屈伏させる実力とバイタリティを買われてボルトに参加。ビアス自らの教育で天才となった。

改造後は2振りの短剣・カットアッシャーとシュラー影分身を駆使してライブマンに襲い掛かる。

声:日下秀昭

大教授ビアスが製作したボディーガード用アンドロイド。
ガッシュガンと長剣を武器とし、ビアスの身辺警護を使命とする。

頭脳獣の製造・巨大化もガッシュの役目。なお、途中で声色が変わる。

声:斉藤茂(現・斉藤茂一)

大教授ビアスの名を聞き、弟子入りする為にやって来たギルド星の天才。
クールな性格で不滅の生命力を持つ。次第にビアスを見下す様になっていくが…?

声:神山卓三

ビアスの名を聞き、弟子入りする為にギターラヅノーを引き連れやって来た。
関西弁で喋る、敵側のマスコット的な存在。当時の流行りからか、ローラースケートを披露する。


【ライブマンの装備・メカ】

ライブロボや専用メカ等は当該項目を参照。

武器

  • ライブラスター
5人の共通武器である光線銃で、剣にも変形する。
2人で撃つ時はダブルライブラスター、3人で撃つ時はトリプルライブラスターとも呼ばれる。
普段は他の多くの戦隊に見られるように腰のホルスターに収められているのだが、
このホルスターの下部が開いているため、時には敵の攻撃で倒れたまま、「抜かずに撃つ」こともあった。

  • ファルコンソード
レッドファルコンが使用する剣。
かなりの切れ味を持ち、必殺技としてファルコンブレイクを放つ事ができる。
23話で破壊されたため、以降はファルコンセイバーを使うようになる。

  • ファルコンセイバー
レッドファルコンが新たに使用する剣。
切れ味はファルコンソードからさらに強化されており、3段階に伸縮する機能も持つ。

  • ライオンパンチ
イエローライオンが使用するガントレット。
パンチ力が増加する上に、必殺技のライオンパンチファイヤーを放つ事ができる。途中からライオンバズーカに変わって全く使われなくなる。

  • ライオンバズーカ
イエローライオンが新たに使用するバズーカ砲。
強力な弾の他に、冷凍弾も発射できる。

  • ドルフィンアロー
ブルードルフィンが使用する弓矢。
複数の矢を放てるのが特徴。前者2人の武器と違って名前こそ変わっていないが、中盤以降は強化されている模様。

  • バイソンロッド
ブラックバイソンが使用するロッド。
両端を光らせて攻撃する。必殺技として、バイソンスパークとバイソンフラッシュを放つ事ができる。

  • サイカッター
グリーンサイが使用するブーメラン。
2本の武器で投げる事はもちろん、短剣のように使う事もできる。

  • トリプルバズーカ
ファルコンセイバーとライオンバズーカとドルフィンアローを合体させたバズーカ。
威力はバイモーションバスターに劣るため、トドメをする事は無かった。

なお、バイソンロッドとサイカッターは合体できないため、この武器の使用中、ブラックバイソンとグリーンサイは横でボーズをするだけになってしまう。

  • バイモーションバスター
ライブマンのマスクの動物の目が光る事で出現するバズーカ。ワイヤーフレーム状態で転送される。砲身の部位がピストンのように稼働するのが特徴。

基本的にトドメはこの武器で行われる。当初は3人で使用していたが、追加戦士加入後は5人で持つようになる。

乗り物

  • モトファルコン/モトドルフィン/モトライオン
ライブマン初期メンバーが乗るバイク

  • ライブクーガー
5話で卓二が残した未来車の設計図を元に、勇介たちが製作した自動車
オフロードタイプで屋根にクーガーバルカンを搭載。6話では網を発射しタイムヅノーを捕えた事もある。


【余談】

1話のサブタイトルはいつもの白文字ではなく、白バックに赤文字というインパクトのある出し方になっている。

追加メンバーの2人の演者達と初期メンバーの演者達の仲は良くなかったと言われており、勇介役の嶋氏はインタビューで「最初から5人でやって欲しかった」とぼやいていたとの事。
しかし、鉄也役の山口氏はインタビューで先輩メンバーにアドバイスを貰いながら演技したとも語っているので、本当に不仲だったのかは疑問が残る。



ゴーカイジャーのエンディングである『スーパー戦隊ヒーローゲッター』では

「友よどうしてライブマン」
と紹介されていた。

確かにOP前のナレーションでも毎回言っているので間違いではないが、主に直撃世代ではない視聴者からは、下のレジェンド回が出るまで意味不明との声もあった様だ。

因みにVシネマ『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』のエンディング「燃えろ!スーパー戦隊魂!!」では「青春パワーのライブマン」だった。

2020年5月より東映特撮YouTube Officialで毎週金曜に初めて配信された。

海賊戦隊ゴーカイジャーの第30話では、『友の魂だけでも』にて大原丈が登場。嘗ての友と同じ過ちを繰り返させない為に、科学者として再建された科学アカデミアに勤めていた。
バリゾーグに改造されたシドがもう救えないと悟ったゴーカイブルー/ジョー・ギブケンに「友の魂だけでも救いたい」という自分の信念を語る。





青春爆発(炸裂)で追記・修正!


11.光戦隊マスクマン←12.超獣戦隊ライブマン→13.高速戦隊ターボレンジャー
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最終更新:2025年04月23日 17:24

*1 特に1〜2話、3話のシビアさはかなりのもの。

*2 氏によると当時のテレビ業界には子供向け番組を"ジャリバン"として見下す風潮があったらしく、「自分が出演する事でその風潮を変えてやる」と意気込んで出演を決めたとの事。

*3 中村雅俊の『心の色』、渡辺徹の『約束』などのヒット曲や、アニメではトランスフォーマーのOP/EDなどの作詞を手掛けた。

*4 大ヒットした『クレヨンしんちゃん』の「オラはにんきもの」等といったアニソンやNHKEテレの『いないいないばぁっ!』などの子供向けの音楽を主に手掛けているが、歌謡曲でも郷ひろみ氏の「お嫁サンバ」などのヒット曲がある。

*5 ちょうど同時期の洋楽ジャンルではユーロビートの曲がヒットチャートに上がっており、特に『ターン・イット・イントゥ・ラヴ』などで知られるカイリー・ミノーグや、『ヴィーナス』のバナナラマ、『トイ・ボーイ』のシニータ、『ギヴ・ユー・アップ』のリック・アストリーなどといったイギリスの音楽プロデューサーチームであるストック・エイトキン・ウォーターマンらが手がけた曲が世界的に人気となっており、彼らがユーロビート人気を牽引していた時期であった。また1980年代後半には「マハラジャ」などといった日本のディスコでそれらの曲が数多くプレイされていた。なお、次作『ターボレンジャー』の挿入歌「DANCEときめく心』もユーロビートを意識したサウンドとなっている。

*6 エンドカードのみスチール写真使用

*7 遅れネットだった関西のABC朝日放送ではスチール写真のバックが使われたが、スポンサーを同じ後楽園グループのホテルに差し替えた為、クレジットをABCから送出し、BGMも歌なしの物に差し替えられた。また、系列外のネット局では引き続きブルーバックが使われた所もある。

*8 メタルヒーローシリーズでは4年前の『宇宙刑事シャイダー』からスチール写真が使用されている。

*9 第9話『バラよ熱く香れ』にて、友人・ユカリと新郎・俊介の結婚式に変装して潜入したマゼンダに香水を吹き付けられ、結婚式を放り出してマゼンダを追ってしまった俊介を見て傷ついたユカリに「彼氏さ、はっきり言ってユカリさんの事をあんまり愛してなかった」等といった酷い発言を、丈と共に度々口にしては、めぐみから制裁を受けていた。

*10 但し、ドリーム戦隊としての客演時に『俺より強い者は大勢いる』と発言している辺り、現役時からの十何年かの間に二代目バルイーグル/飛羽高之(太陽戦隊サンバルカン)らによる何かの洗礼という名のシゴキを受けたと思われる。

*11 ただし、初変身は30話。

*12 ちなみに、5話にてさらに年の離れた弟が登場している。